JP3675593B2 - バイアス回路、固体撮像素子およびカメラシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バイアス発生回路によって発生されたバイアスにおける、外部印加パルスに起因する変動を抑制する機能を有するバイアス回路およびこのようなバイアス回路を備えた固体撮像素子、ならびにこのような固体撮像素子を備えたカメラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
CCD等を用いた固体撮像素子には、固体撮像素子内で使用する種々のバイアスを発生させるためのバイアス回路が内蔵されている。
【0003】
一方、固体撮像素子を含むシステムでは電子シャッタ機能を有するものがある。電子シャッタ機能は、1フィールドの期間の途中で、画素に蓄積された信号電荷を基板に掃き捨てて、所望の時間だけ露光(電荷の蓄積)を行うことのできる機能である。縦型オーバーフロードレイン構造をとる固体撮像素子の場合には、電子シャッタ動作時に、基板にシャッタパルスを印加して信号電荷を基板に掃き捨てるようになっている。
【0004】
ここで、縦型オーバーフロードレイン構造をとる固体撮像素子に内蔵され、基板バイアスを発生させるためのバイアス回路の構成の一例を図6に示す。このバイアス回路は、所定のバイアス電圧を発生するバイアス発生回路101と、このバイアス発生回路101の最終段に設けられたソースフォロワ102と、このソースフォロワ102に接続されたエミッタフォロワ103とを備えている。なお、図6において破線の枠100は固体撮像素子内を表している。
【0005】
ソースフォロワ102は、MOS(金属酸化膜半導体)トランジスタ111と、一端がMOSトランジスタ111のソースに接続され、他端が接地された抵抗112とを有し、MOSトランジスタ111のゲートはバイアス発生回路101の出力端に接続され、ドレインには電源電圧VDDが印加されるようになっている。
【0006】
エミッタフォロワ103は、npnトランジスタ113を有し、このnpnトランジスタ113のベースはMOSトランジスタ111のソースに接続され、エミッタは固体撮像素子外部よりシャッタパルスが印加されるシャッタパルス入力端子115に接続され、コレクタには電源電圧VDDが印加されるようになっている。このエミッタフォロワ103は、固体撮像素子の基板に発生する電流の影響によるバイアスの変動を低減させるためと、シャッタパルスを、バイアス回路で発生されるバイアス電圧値にクランプするために設けられている。なお、シャッタパルス入力端子115は、エミッタフォロワ103のエミッタ部分を通じて固体撮像素子の基板に接続されている。
【0007】
図6に示したバイアス回路では、ソースフォロワ102とエミッタフォロワ103の間から、所望のバイアス電圧値Vbiasを得るようになっている。シャッタパルス入力端子115にシャッタパルスが印加されると、このシャッタパルスがエミッタフォロワ103を介してバイアス電圧値Vbiasにクランプされて、エミッタフォロワ103のエミッタ部分を通じて固体撮像素子の基板に印加される。つまり、エミッタフォロワ103のエミッタ部分に、最終的な基板バイアスが発生するようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図6に示したバイアス回路では、ソースフォロワ102を構成するMOSトランジスタ111が、固体撮像素子の画素部を構成するオーバフローバリアであるPウェルを共有しているとすると、シャッタパルス印加時に、いわゆるバックゲート効果(チャネルの下側のポテンシャルの変化によりゲート電圧の変化と同等の効果が生じること。)によるMOSトランジスタ111のしきい値の変動と、エミッタフォロワ103を構成するnpnトランジスタ113のベース−エミッタ間の接合容量117を介して重畳される電圧変動とにより、外部より印加されるシャッタパルスに同期してバイアス電圧値Vbiasが変動するという問題点がある。
【0009】
上記バックゲート効果は、図6において符号120で示した等価回路によって説明することができる。この等価回路120は、MOSトランジスタ111のチャネルにアノードが接続されたダイオード121と、一端がダイオード121のカソードに接続され、他端が接地された抵抗122と、一端がダイオード121のカソードに接続され、他端が基板に接続されたコンデンサ123とを有している。ここで基板の電圧が変動すると等価回路120を介してチャネルの下側のポテンシャルが変化する。
【0010】
ここまでは、バイアス回路が基板バイアスを発生させるもので、外部より固体撮像素子に印加されるパルスがシャッタパルスである例を挙げて説明したが、他のバイアスを発生させる回路および他の外部印加パルスの場合にも同様に、外部印加パルスがエミッタフォロワ103を介してバイアスに重畳(カップリング)し、バイアスが変動するという問題点がある。そして、シャッタパルス等の外部より印加されるパルスによって、基板バイアス等のバイアスが変動すると、固体撮像素子のセンサに蓄積された信号量を変動させたり、npnトランジスタ113のベース−コレクタ間に順方向バイアスがかかって大電流が流れたりするといった問題が発生する。
【0011】
上述のようなバイアスの変動を抑制する手段として、図6に示したように、ソースフォロワ102の直後に、デカップリング用のコンデンサ131を追加するという方法が考えられる。しかし、このコンデンサ131を固体撮像素子に内蔵するためには、比較的広い面積が必要となり、昨今の素子の小型化の要請に対して非常に不利である。このため、デカップリング用のコンデンサ131を外部部品として追加することになるわけであるが、その場合、外部部品点数が増加するという問題点に加え、新たに端子132を追加する必要が生じ、固体撮像素子の端子数が増加し、チップ面積が大きくなるという問題点がある。
【0012】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、装置の外部部品点数および端子数の増加や、装置の大型化を招くことなく、外部印加パルスに起因する発生バイアスの変動を抑制することができるようにしたバイアス回路、撮像素子およびカメラシステムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明のバイアス回路は、所定のバイアスを発生させるバイアス発生回路と、pn接合を有し、装置の外部より印加される外部印加パルスをバイアス発生回路によって発生されたバイアスにクランプするクランプ素子と、外部印加パルスに起因して生ずるクランプ素子のpn接合容量によるバイアスの変動に対して打ち消すように作用することによって、そのバイアスの変動を抑制するバイアス調整回路とを備えたものである。
【0014】
本発明の固体撮像素子は、バイアス回路を含み、このバイアス回路は、固体撮像素子の基板に対する基板バイアスを発生させるバイアス発生回路と、固体撮像素子の外部より印加されるシャッタパルスを上記バイアス発生回路によって発生された基板バイアスにクランプするエミッタフォロワと、上記シャッタパルスに起因して生ずるエミッタフォロワのpn接合容量による上記基板バイアスの変動に対して打ち消すように作用することによって、その基板バイアスの変動を抑制するバイアス調整回路とを有するものである。
本発明のカメラシステムは、バイアス回路を含む固体撮像素子を備え、このバイアス回路は、固体撮像素子の基板に対する基板バイアスを発生させるバイアス発生回路と、固体撮像素子の外部より印加されるシャッタパルスを上記バイアス発生回路によって発生された基板バイアスにクランプするエミッタフォロワと、上記シャッタパルスに起因して生ずるエミッタフォロワのpn接合容量による上記基板バイアスの変動に対して打ち消すように作用することによって、その基板バイアスの変動を抑制するバイアス調整回路とを有するものである。
【0015】
本発明のバイアス回路では、バイアス発生回路によって所定のバイアスが発生され、クランプ素子によって外部印加パルスがこのバイアスにクランプされ、バイアス調整回路によって、この外部印加パルスに起因して生ずるバイアスの変動が、その変動に対して打ち消すように作用されることにより抑制される。
【0016】
本発明の固体撮像素子またはカメラシステムでは、バイアス回路において、バイアス発生回路によって基板バイアスが発生され、エミッタフォロワによってシャッタパルスが基板バイアスにクランプされ、バイアス調整回路によって、シャッタパルスに起因して生ずる基板バイアスの変動が、その変動に対して打ち消すように作用されることにより抑制される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
始めに、図3を参照して、本発明が適用されるシステムの一例としてのCCD固体撮像素子カメラシステムの要部の構成について説明する。このシステムは、CCDを用いた固体撮像素子1と、垂直同期信号VDおよび水平同期信号HD等の同期信号を発生する同期信号発生器11と、この同期信号発生器11から出力される垂直同期信号VDおよび水平同期信号HD等を入力し、固体撮像素子1の駆動用の各種のタイミング信号を発生するタイミング発生器12と、このタイミング発生器12から出力されるタイミング信号を入力し、垂直転送クロック,水平転送クロックおよび信号電荷の掃き捨てのために固体撮像素子1の基板に印加されるシャッタパルス等を与えて固体撮像素子1を駆動するドライバ13とを備えている。なお、タイミング発生器12は、必要に応じて、リセットゲートパルス等のタイミングパルスを、直接、固体撮像素子1に与えるようになっている。また、図3では、固体撮像素子1の出力信号の信号処理系については省略している。
【0019】
図4は図3における固体撮像素子1の構成の一例を示す説明図である。この例における固体撮像素子1は、行列状に配列された複数の受光部2と、それぞれ1列分の受光部2に対して読み出しゲート6を介して接続された複数の垂直シフトレジスタ3と、この垂直シフトレジスタ3の下端に接続された水平シフトレジスタ4と、この水平シフトレジスタ4の一端に接続された出力部5とを備えている。
【0020】
図示しないが、この固体撮像素子1は、縦型オーバーフロードレイン構造をとり、例えば、N型半導体基板に、Pウェルからなるオーバーフローバリアが形成され、このオーバーフローバリア上に、受光部2を構成するN+ 層からなる電荷蓄積部と、垂直シフトレジスタ3を構成するN+ 層からなる転送チャネルとが形成されている。電荷蓄積部と転送チャネルとの間には、読み出しゲート6が形成されている。隣接する画素間には、P+ 層からなるチャネルストップが形成されている。更に、電荷蓄積部上には、P+ 層からなるバーチャルゲートが形成されている。この固体撮像素子1では、基板に対して、シャッタパルスを印加することで、電荷蓄積部に蓄積された信号電荷が基板に掃き捨てられ、電子シャッタ機能が実現されるようになっている。
【0021】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るバイアス回路の構成を示す回路図である。ここでは、固体撮像素子1の基板バイアスを発生させるためのバイアス回路の例を挙げている。このバイアス回路は、所定のバイアス電圧を発生するバイアス発生回路21と、このバイアス発生回路21の最終段に設けられたソースフォロワ22と、このソースフォロワ22に接続されたエミッタフォロワ23と、バイアス発生回路21により発生したバイアス電圧の変動を抑制するバイアス変動抑制回路40とを備えている。なお、図6において破線の枠20は固体撮像素子1内を表している。
【0022】
ソースフォロワ22は、MOSトランジスタ31と、一端がMOSトランジスタ31のソースに接続され、他端が接地された抵抗32とを有し、MOSトランジスタ31のゲートはバイアス発生回路21の出力端に接続され、ドレインには電源電圧VDDが印加されるようになっている。
【0023】
エミッタフォロワ23は、pn接合を含むnpnトランジスタ33を有し、このnpnトランジスタ33のベースはMOSトランジスタ31のソースに接続され、エミッタは固体撮像素子1の外部よりシャッタパルスが印加されるシャッタパルス入力端子35に接続され、コレクタには電源電圧VDDが印加されるようになっている。このエミッタフォロワ23は、固体撮像素子1の基板に発生する電流の影響によるバイアスの変動を低減させるため、およびシャッタパルスを、バイアス回路で発生されるバイアス電圧値にクランプするために設けられている。なお、シャッタパルス入力端子35は、エミッタフォロワ23のエミッタ部分を通じて固体撮像素子1の基板に接続されている。
【0024】
なお、バイアス発生回路21に関しては、MOSトランジスタを有する回路や多結晶シリコンを用いた抵抗分割回路等、様々な回路構成が存在する。
【0025】
バイアス変動抑制回路40は、一端がシャッタパルス入力端子35に接続された抵抗41と、一端が抵抗41の他端に接続され他端が接地された抵抗42と、ゲートが抵抗41,42の接続点に接続され、ソースが接地または抵抗を介して接地されたMOSトランジスタ43と、一端がMOSトランジスタ43のドレインに接続され、他端がソースフォロワ22とエミッタフォロワ23の間に接続された抵抗44とを備えている。なお、抵抗41,42の接続点とMOSトランジスタ43のゲートの間に、直流成分を除去するためのコンデンサ45を設けても良い。
【0026】
次に、図1に示した本実施の形態に係るバイアス回路およびこのバイアス回路が備えるバイアス変動抑制回路40の作用について説明する。図1に示したバイアス回路では、ソースフォロワ22とエミッタフォロワ23の間から、所望のバイアス電圧値Vbiasを得るようになっている。シャッタパルス入力端子35にシャッタパルスが印加されると、このシャッタパルスがエミッタフォロワ23を介してバイアス電圧値Vbiasにクランプされて、エミッタフォロワ23のエミッタ部分を通じて固体撮像素子1の基板に印加される。つまり、エミッタフォロワ23のエミッタ部分に、最終的な基板バイアスが発生するようになっている。
【0027】
ここで、ソースフォロワ22を構成するMOSトランジスタ31が、固体撮像素子1の画素部を構成するオーバフローバリアであるPウェルを共有しているとすると、本実施の形態に係るバイアス回路が備えるバイアス変動抑制回路40がない場合には、図2(a)に示したようなシャッタパルスの印加時に、ソースフォロワ22を構成するMOSトランジスタ31に対するバックゲート効果と、エミッタフォロワ103を構成するnpnトランジスタ33のベース−エミッタ間のpn接合容量を介して重畳される電圧変動とにより、シャッタパルスに同期してバイアス電圧値Vbiasが変動する。なお、図2(b)には、MOSトランジスタ31のソースと抵抗32の接続点Aにおける電圧の変化を示す。
【0028】
本実施の形態に係るバイアス回路が備えるバイアス変動抑制回路40では、シャッタパルス入力端子35に印加されるシャッタパルスは、抵抗41,42からなる分割抵抗によって所定の比率で振幅が小さくされて、MOSトランジスタ43のゲートに直接、またはコンデンサ45によって直流成分が除去されて入力される。このとき、MOSトランジスタ43のドレイン側であるB点には、図2(c)に示したように、入力されるシャッタパルスとは逆相の出力が発生する。従って、ソースフォロワ22の出力にも、シャッタパルスによる出力変動に対して逆相となるパルスが印加されることになる。シャッタパルスによるソースフォロワ22の出力の変動も、バイアス変動抑制回路40による逆相の出力も、共に同じ入力パルス(シャッタパルス)に基づいて同時に発生しているので、結果として、シャッタパルスによるソースフォロワ22の出力の変動が、バイアス変動抑制回路40による逆相の出力によって抑制、更には完全に除去されることになる。従って、バイアス電圧値Vbiasは、図2(d)に示したように、シャッタパルスによる変動が抑制、更には完全に除去されたものとなる。
【0029】
本実施の形態に係るバイアス回路が備えるバイアス変動抑制回路40は、MOSトランジスタ31に対するバックゲート効果と、npnトランジスタ33のベース−エミッタ間のpn接合容量を介して重畳される電圧変動の両方に対して効果がある。バイアス変動抑制回路40を構成するMOSトランジスタ43のしきい値や、抵抗41,42,44の抵抗値は、バイアスの変動の大きさに合わせて最適な値に設定する。
【0030】
このように本実施の形態に係るバイアス回路、固体撮像素子、およびカメラシステムによれば、外部より印加されるシャッタパルスを、振幅を調整し、反転させ、ソースフォロワ22より出力されるバイアスに対してこの反転パルスを重畳させるようにしたので、シャッタパルスに起因するバイアスの変動を抑制することができる。
【0031】
また、本実施の形態に係るバイアス回路、固体撮像素子、およびカメラシステムによれば、図6に示したようなデカップリング用のコンデンサが不要であるので、固体撮像素子1の外部部品点数および端子数の増加や、固体撮像素子1の大型化(チップ面積の大型化)を招くことなく、バイアスの変動を抑制することができる。
【0032】
また、固体撮像素子1に内蔵されるバイアス変動抑制回路40は、既存の製造プロセスを用いて形成することができるものであるため、バイアスの変動抑制のために特別な構造をとる必要はなく、従来と略同様の製造プロセスで形成でき、大幅な工程増加とはならない。
【0033】
図5は、本発明の第2の実施の形態に係るバイアス回路の構成を示す回路図である。本実施の形態では、バイアス変動抑制回路40の代わりに、ソースフォロワ22とエミッタフォロワ23の間に、回路の出力がシャッタパルスに起因するバイアスの変動分に対して逆方向に変化するプッシュプル型のバイアス変動抑制回路50を設けている。このバイアス変動抑制回路50は、nチャネルのMOSトランジスタ51と、pチャネルのMOSトランジスタ52とを有し、MOSトランジスタ51,52のゲートは、ソースフォロワ22を構成するMOSトランジスタ31のソースに接続され、MOSトランジスタ51,52のソースは、エミッタフォロワ23を構成するnpnトランジスタ33のベースに接続されている。MOSトランジスタ51のドレインには電源電圧VDDが印加され、MOSトランジスタ52のドレインは接地されるようになっている。
【0034】
図5に示したバイアス回路では、バイアス変動抑制回路50とエミッタフォロワ23の間から、所望のバイアス電圧値Vbiasを得ることにより、第1の実施の形態と同様、エミッタフォロワ23のエミッタ部分に、最終的な基板バイアスが発生するようになっている。本実施の形態に係るバイアス変動抑制回路50では、npnトランジスタ33のベース−エミッタ間のpn接合容量によって、シャッタパルスの印加時にエミッタフォロワ23の入力レベルが変動すると、nチャネルのMOSトランジスタ51を流れる電流が減少し、pチャネルのMOSトランジスタ52を流れる電流が増加して、バイアスが調整され、その結果、バイアスの変動分が抑制される。
【0035】
なお、バイアス変動抑制回路50では、消費電流の面から以下の3種類の構成が考えられる。
▲1▼MOSトランジスタ51,52を共にデプレション型として、バイアス変動抑制回路50に定常的に電流を流しておき、A級動作をさせる。
▲2▼MOSトランジスタ51,52のソースを接地抵抗53を介して接地し、常に出力(ソース)電圧が一定になるように、接地抵抗53を介して微小電流を流しておき、B級動作をさせる。なお、この場合、MOSトランジスタ51,52は、デプレション型でも良いし、エンハンスメント型でも良い。
▲3▼MOSトランジスタ51,52のソースを接地抵抗53を介して接地し、MOSトランジスタ51をエンハンスメント型とし、MOSトランジスタ52もエンハンスメント型寄りにしきい値を調整して、MOSトランジスタ52が、通常はオフ状態だが、シャッタパルスによってバイアス電圧値Vbiasが変動してときにはオンとなるようにして、C級動作をさせる。
【0036】
本実施の形態におけるその他の構成、作用および効果は第1の実施の形態と同様である。
【0037】
なお、本発明は上記各実施の形態に限定されず、例えば、上記各実施の形態では、バイアス回路が基板バイアスを発生させるもので、外部より固体撮像素子1に印加されるパルスがシャッタパルスである例を挙げて説明したが、本発明は、他のバイアスを発生させる回路および他の外部印加パルスの場合にも同様に適用することができる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のバイアス回路、固体撮像素子、およびカメラシステムによれば、バイアス回路が備えるバイアス調整回路によって、外部印加パルスに起因して生ずるクランプ素子のpn接合容量によるバイアスの変動を、その変動に対して打ち消すように作用することによって抑制するようにしたので、装置の外部部品点数および端子数の増加や、装置の大型化を招くことなく、外部印加パルスに起因する発生バイアスの変動を抑制することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るバイアス回路の構成を示す回路図である。
【図2】図1におけるバイアス変動抑制回路の動作を説明するための説明図である。
【図3】本発明が適用されるシステムの一例としてのCCD固体撮像素子カメラシステムの要部の構成を示すブロック図である。
【図4】図3における固体撮像素子の構成の一例を示す説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るバイアス回路の構成を示す回路図である。
【図6】固体撮像素子に内蔵されたバイアス回路の構成の一例を示す回路図である。
Claims (5)
- 装置に内蔵されたバイアス回路であって、
所定のバイアスを発生させるバイアス発生回路と、
pn接合を有し、前記装置の外部より印加される外部印加パルスを前記バイアス発生回路によって発生されたバイアスにクランプするクランプ素子と、
前記外部印加パルスに起因して生ずる前記クランプ素子のpn接合容量による前記バイアスの変動に対して打ち消すように作用することによって、前記バイアスの変動を抑制するバイアス調整回路と
を備えたことを特徴とするバイアス回路。 - 前記バイアス調整回路は、前記外部印加パルスの反転パルスを前記バイアスに重畳させることにより前記バイアスの変動を抑制する回路である
ことを特徴とする請求項1記載のバイアス回路。 - 前記バイアス調整回路は、前記バイアス発生回路の後段に設けられ、回路の出力が前記バイアスの変動分に対して逆方向に変化するプッシュプル型の回路である
ことを特徴とする請求項1記載のバイアス回路。 - バイアス回路を含む固体撮像素子であって、
前記バイアス回路は、
前記固体撮像素子の基板に対する基板バイアスを発生させるバイアス発生回路と、
前記固体撮像素子の外部より印加されるシャッタパルスを前記バイアス発生回路によって発生された基板バイアスにクランプするエミッタフォロワと、
前記シャッタパルスに起因して生ずる前記エミッタフォロワのpn接合容量による前記基板バイアスの変動に対して打ち消すように作用することによって、前記基板バイアスの変動を抑制するバイアス調整回路とを有する
ことを特徴とする固体撮像素子。 - バイアス回路を含む固体撮像素子と、前記固体撮像素子を駆動するドライバと、前記ドライバまたは前記固体撮像素子に入力する駆動用のタイミング信号を発生するタイミング発生器と、前記タイミング発生器に入力する同期信号を発生する同期信号発生器とを備えたカメラシステムであって、
前記バイアス回路は、
前記固体撮像素子の基板に対する基板バイアスを発生させるバイアス発生回路と、
前記固体撮像素子の外部より印加されるシャッタパルスを前記バイアス発生回路によって発生された基板バイアスにクランプするエミッタフォロワと、
前記シャッタパルスに起因して生ずる前記エミッタフォロワのpn接合容量による前記基板バイアスの変動に対して打ち消すように作用することによって、前記基板バイアスの変動を抑制するバイアス調整回路とを有する
ことを特徴とするカメラシステム。
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