JP3676114B2 - 光偏向器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、レーザプリンタ、複写装置、バーコードリーダなどの装置において使用する光偏向器の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
レーザプリンタ、複写装置などの画像形成装置や、バーコードリーダなどの読取装置では、レーザやLEDなどの光源から発した光を反射し、反射光を走査する手段として、ポリゴンミラー(多面鏡)を使用した光偏向器が用いられている。走査装置としてポリゴンミラーを用いると画像形成やデータ読取の際、高速で連続的な走査が可能となる。
【0003】
例えば、レーザビーム複写装置などの画像形成装置では、原稿の画像をスキャナ部で読み取り、画像データに基づく画像光によって、単一極性に帯電した感光体の表面を露光して静電潜像を形成し、この静電潜像を顕像化したトナー像を所定の転写用紙に印字・定着させ、印刷した用紙を排紙する。この様な画像形成装置において、光偏向器は、静電潜像を形成するための画像光を感光体の表面に照射する際に使用される。
【0004】
図9は、従来の光偏向器の構造を示す断面略図である。光偏向器は、ポリゴンミラー70とロータ部51とステータ部52と軸受け部53とによって構成されている。また、ロータ部51とステータ部52と軸受け部53とによりモータが構成されており、従来からDCブラシレスモータなどが適用されている。
【0005】
ロータ部51は、ロータ73a、ロータ73aの内側に設けられたマグネット74、ロータ部51を支持する回転軸71、回転軸に支持されたポリゴンミラー70を含む構成である。
【0006】
ステータ部52は、軸受けユニット72の周囲に設けられたコイル75、軸受けユニット72を保持するフレーム78などを含む構成である。
軸受け部53は、ロータの回転軸71を保持し、ベアリングを内蔵した軸受けユニット72を備え、回転を円滑に行うために軸受けユニット72には潤滑剤が塗布されている。
【0007】
コイル75に図外の制御回路により励磁電流が流れると磁界が発生し、マグネット74との間に吸引力や反発力が発生してロータ部51が回転する。
【0008】
図10および図11は、上記の画像形成装置に使用する光偏向器を用いたレーザ書込ユニット(LSU)の構成例を示す上面図および側面図である。
【0009】
LSUは、レーザ照射部60、ポリゴンミラー61を有する光偏向器69、ポリゴンミラー61で反射したレーザ光の光路を変更する第1ミラー63、第2ミラー64、ポリゴンミラー61で反射したレーザ光に対してf−θ補正を行う第1f−θレンズ62、第2f−θレンズ65で構成されている。
【0010】
レーザ照射部60から発せられた光は、図10の矢印方向(主走査方向)に回転するポリゴンミラー61で反射される。反射光は、第1f−θレンズ62を介して第1ミラー63、第2ミラー64で反射されて光路を変更し、第2f−θレンズ65を介して感光体ドラム28に導かれる。
【0011】
最近のレーザビーム複写装置やレーザプリンタなどの画像形成装置の印刷解像度は、飛躍的に向上しており、それに対応して光偏向器のモータは、更に高速で回転することが要求される。例えば、解像度600dpiで印刷する場合、1ライン(1ドット)あたりの画像書込幅Hは、1inch=25.4mmであるので、
H=25.4(mm)/600(dpi)=42.3(μm/line)
となる。また、この場合、副走査方向の画像形成速度を180mm/秒だとすれば、1秒間に感光体ドラム28に書き込まれるライン数Nは、
N=180(mm/秒)/42.3(μm/line)=4.2×103 (line/秒)
となる。したがって、6つの反射面を有するポリゴンミラーを備えた光偏向器のモータにおける1分間当たりの回転数Mは、
M=4.2×103 (line/秒)/6(面)=42000(RPM)
である。
【0012】
このように、高解像度の画像形成装置における光偏向器のモータは高速で回転しており、図9において、回転軸71と軸受けユニット72内のベアリングとの摩擦熱により、軸受けユニット72内の潤滑剤の流動性が増し、軸受けユニット72の上部に設けられた図外のシール材の隙間から潤滑剤が漏れだす。そして、ロータ部51の回転によって生じる空気流により図9に矢印Bで示すように、軸受けユニット72の上部から外部に向けて飛散する。また、漏れだしてロータ73aに付着した潤滑剤は、ロータ73aが回転したときの遠心力により、外部に向けて飛散する。飛散した潤滑剤は、ポリゴンミラー70の表面や光路中のレンズおよびミラーに付着して、表面を汚損してしまう。そのため、従来の光偏向器を内蔵した画像処理装置では、画像が劣化するという問題が生じていた。
【0013】
この問題を解決するための構成として、特開昭62−94814号公報には、ポリゴンミラーを駆動するモータにオイル飛散防止機能を設け、画質低下を防止する構成が開示されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような高速回転を行う画像処理装置などに使用する場合、特開昭62−94814号公報に開示された装置の構成では、ラビリンス機構になっているが、隙間のある構造であるため、隙間から潤滑剤が漏れ出してしまうことがある。特に、高速回転時に摩擦熱の発生量が多く、摩擦熱により潤滑剤が流動化しやすいため、隙間から潤滑剤が漏れ出しやすい。
【0015】
この発明は、高速回転駆動する場合においても潤滑剤の漏れを確実に防ぐことができる構造の光偏向器を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決するための手段として、以下の構成を備えている。
【0017】
(1) 平板状のフレームと、
該フレーム上に立設され、回転軸を支持する軸受け部と、該軸受け部の周囲に設けられたステータ部と、前記回転軸に支持され、開口面が前記フレームに対向した凹形状を呈するロータであって、前記軸受け部及び前記ステータ部の外周に沿って形成されたロータと、を有するモータと、
前記ロータの外周部を囲み、前記フレームとの間に通風用の空間をあけて設けられた壁と、
前記フレーム上に、前記壁を囲んで立設された潤滑剤吸収部材と、
前記回転軸に支持されて、前記ロータと共に回転するポリゴンミラーと、
を備え、
前記ロータの外周部に前記ロータの回転方向を順方向とするネジ状の溝を形成したことを特徴とする。
【0018】
この構成においては、潤滑剤が塗布される軸受け部は、全周にわたって潤滑剤吸収部材が対向し、ロータの外周部にロータの回転方向を順方向とするネジ溝が形成され、フレームとの間に通風用の空間をあけて設けられた壁に、ロータの外周部が囲まれている。したがって、モータが高速で回転するとき、ロータの外周部に形成されたネジ状の溝によって、ロータの外周部と壁との間にロータからフレームに向かう方向に空気流が発生し、漏れ出した潤滑剤は、ポリゴンミラーには飛散せず吸収部材に吸収されて、ポリゴンミラーを汚損しない。
【0027】
(2) 前記ポリゴンミラーからの反射光を反射する光学系を、前記フレームからの高さが前記ポリゴンミラーよりも高い位置に前記反射光を導くように配置したことを特徴とする。
【0028】
この構成においては、ポリゴンミラーからの反射光を反射する光学系を、フレームからの高さがポリゴンミラーよりも高い位置に前記反射光を導くように配置している。したがって、モータが高速回転した場合に、軸受け部に塗布された潤滑剤は摩擦熱で流動性を増して漏れ出し、光偏向器の周囲に向かって飛散しても、光路を形成する手段に付着することはない。
【0029】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の第1の実施形態に係る光偏向器の断面図である。光偏向器は、ポリゴンミラー70と、ステータ部とロータ部と軸受け部とによりなるモータとによって構成されている。
【0030】
ロータ部は、ロータ73a、ロータ部の内側に設けられたマグネット74、ロータ部を支持する回転軸71、回転軸に支持されたポリゴンミラー70を含む構成である。
【0031】
ステータ部は、軸受けユニット72の周囲に設けられたコイル75によって構成され、フレーム78上に設置されている。また、ロータ部の周囲に、一端(下端)がフレーム78の上面に当接し、他端(上端)が開放端にされている帯状の潤滑剤の吸収部材76aが配置され、吸収部材76aの外周にオイルフェンス77aが配置されている。オイルフェンス77aの上端は吸収部材76aと同様に開放端となっており、下端はフレーム78に接合している。
【0032】
軸受け部は、ロータの回転軸71を保持し、ベアリングを内蔵した軸受けユニット72を備え、回転を円滑に行うために軸受けユニット72には潤滑剤が塗布されている。
【0033】
コイル75に図外の制御回路により励磁電流が流れると磁界が発生し、マグネット74との間に吸引力や反発力が発生してロータ部が回転する。ロータ部が高速で回転すると、潤滑剤の流動性が増して軸受けユニット72から漏れ出し、ロータ73aに付着して遠心力のため周囲に向かって飛散する。また、ロータ部の回転によって生じる空気流により図1に矢印Bで示すように、軸受けユニット72から外部に向けて飛散する。飛散した潤滑剤は吸収部材76aに付着し吸収される。また、吸収部材76aの端面はフレーム78に当接しており、オイルフェンス77aの下端はフレーム78と接合しているため、潤滑剤はオイルフェンス77aより外部には飛散したり、流れ出したりしない。すなわち、この構造により、潤滑剤は光偏向器の外部に飛散しない。
【0034】
なお、吸収部材の材料としては、潤滑剤を吸収するのに好適な和紙や、ウレタンなどの発泡部材などを用いることができるが、他の潤滑剤を吸収するのに好適な部材を使用しても良い。
【0035】
図2は、この発明の第2の実施形態に係る光偏向器の断面図である。この光偏向器は図1に示す実施形態に係る光偏向器の吸収部材76aおよびオイルフェンス77aを別の形状にしたものであるので、異なる部分のみ説明する。
【0036】
図2において、吸収部材76bおよびオイルフェンス77bの開放端側の一部をロータ側に曲げた構造とする。
【0037】
図2のように吸収部材76bおよびオイルフェンス77bの開放端側の一部をロータ側に曲げた構造とすることでロータ73aとの隙間を僅かにすることができる。また、ロータ部の回転によって生じる空気流により図2に矢印Bで示すように、軸受けユニット72から外部に向けて飛散されるが、吸収部材76bに沿って気流が動くため、吸収部材76bに吸収され、吸収部材76bおよびオイルフェンス77bの開放端側とロータ73aとの隙間が僅かなため、モータの外部への飛散を防止できる。
【0038】
図3(B)は、従来の光偏向器の断面図である。図9の構成と同様のため構成などの説明は割愛する。図3(B)において、ロータ73aの外周部とポリゴンミラー70の外周部(ミラー面)は同径である。この場合、モータが高速で回転すると、ポリゴンミラーの外周部が負圧領域となることがあり、その場合飛散した潤滑剤は負圧領域に吸引され、ポリゴンミラー70のミラー面を汚損する。
【0039】
図3(A)は、この発明の第3の実施形態に係る光偏向器の断面図である。図3(A)の構成において、ロータ73bの直径がポリゴンミラー70の直径より大きいので、ロータ73bの外周部よりポリゴンミラー70の外周部(ミラー面)の方が内側に位置する。この構成においては、ポリゴンミラー70の外周部が負圧領域となってもロータ73bと吸収部材76aとの隙間が、ポリゴンミラー70の外周部の負圧領域より外側に位置するため、潤滑剤が飛散しても吸収部材76aに付着して吸収され、また、前記隙間から潤滑剤が飛散しても、前記の理由によりポリゴンミラー70を汚損しない。
【0040】
図4は、この発明の第4の実施形態に係る光偏向器の断面図である。この光偏向器は図1に示す実施形態に係る光偏向器のロータ73aを別の形状にしたものであるので、異なる部分のみ説明する。図4において、ロータ73cは、截頭円錐形を呈しており、ポリゴンミラー側(上部)からステータ側(下部)に向けて径が徐々に大きくなるように形成されている。モータが高速で回転した場合、点eより点fの方が回転速度が速いため点eの表面の圧力より点fの表面の圧力のほうが低くなる。したがって、点eから点f方向に空気流が発生する。この空気流により、飛散した潤滑剤は吸収部材76aに送られるため、ポリゴンミラーに付着するのを防ぐ。
【0041】
図5は、この発明の第5の実施形態に係る光偏向器の断面図である。この光偏向器は、図1に示す実施形態に係る光偏向器のロータ73aを別の形状の73dに置き換え、ロータ73dと吸収部材76aとの間に、壁81を設けたものであるので、異なる部分のみ説明する。ロータ73dの外周部に回転方向にネジ状の溝が形成されている。また、ロータ73dと吸収部材76aとの間に、筒状でフレーム側端部に通風できる空間が設けられた壁81を備えている。この構成で、モータが高速回転するとロータ73dの外周部に形成されたネジ状の溝により、ロータ73dの外側と壁81の内側との間に下向きの空気流が発生する。この空気流により、飛散した潤滑剤は吸収部材76aに送られるため、ポリゴンミラーに付着するのを防ぐ。
【0042】
図6は、この発明の第6の実施形態に係る光偏向器の側面図である。ポリゴンミラー61を備えた光偏向器は図外のレーザ照射部から発した光線を反射し、第1f−θレンズ62、第2f−θレンズ65を介して感光体ドラム28に静電潜像を形成する。光学系部品である第1f−θレンズ62、第2f−θレンズ65はロータ66よりも高い位置に配置されている。
【0043】
この構造では、光学系部品はロータ66よりも高い位置に配置されているため、モータが高速回転して潤滑剤が飛散しても第1f−θレンズ62、第2f−θレンズ65に付着しない。
【0044】
図7は、この発明の第6の実施形態に係る光偏向器の別の実施形態の側面図である。ポリゴンミラー61を備えた光偏向器は図外のレーザ照射部から発した光線を反射し、第1f−θレンズ62を介し第1ミラー63、第2ミラー64で反射して光路を変更し、第2f−θレンズ65を介して感光体ドラムに静電潜像を形成する。図7においても図6と同様に第1f−θレンズ62、ミラー63、ミラー64、第2f−θレンズ65はロータ66よりも高い位置に配置されているため、モータが高速回転して潤滑剤が飛散しても第1f−θレンズ62、ミラー63、ミラー64、第2f−θレンズ65に付着しない。
【0045】
なお、図6および7の構成においては、光学系部品に潤滑剤が飛散しないため、光偏向器69に吸収部材とオイルフェンスを備えなくてもよい。しかし、このような構成の光偏向器においても、図1〜図5に示した潤滑剤の飛散が防止できる構成にすると、光偏向器を組み込んだ装置の性能がより向上する。
【0046】
図8は画像形成装置として本発明の光偏向器を採用した画像形成装置である。本画像形成装置はスキャナ部A、印字部B、および印刷用紙を搬送する搬送部Cから形成されている。
【0047】
スキャナ部Aは、透明なガラスなどからなる原稿台7、スキャナ光学系部からなる。スキャナ光学系部は露光ランプ11、反射鏡12−1、12−2、12−3、結像レンズ13、光電変換素子(CCD)14から構成される。
【0048】
露光ランプ11から発せられた光は、原稿台7の上面に載置された原稿を走査する。原稿の反射光は、反射鏡12−1、12−2、12−3により結像レンズ13およびCCD14まで導かれる。CCD14は、結像レンズ13によって結像された反射光を受光し、この反射光に応じた電気信号の画像データを生成する。
【0049】
印字部Bは、感光体ドラム28、帯電部29、現像部30、転写チャージャ31、定着ローラ23、クリーニング装置32およびレーザ書込ユニット(LSU)51を備えている。
【0050】
ドラム形状の感光体ドラム28は、矢印a方向に回転駆動しており、帯電部29は、感光体ドラム28の表面を所定の電位に均一に帯電させる。LSU51は、帯電された感光体ドラム28の表面をレーザ光によって露光することにより、感光体ドラム28の表面に、スキャナ部Aによって生成された画像データに応じた静電潜像を形成する。現像部30は、LSU51によって形成された静電潜像を現像ローラ30aによって現像することによって、感光体ドラム28上にトナー像を形成する。転写チャージャ31は、感光体ドラム28上のトナー像をシートに転写する。定着ローラ23は、シートに転写された未定着のトナー像を、シート上に熱定着させる。クリーニング装置32は、トナー像がシートに転写された後、感光体ドラム28の表面に残留したトナーを除去する。用紙搬送部Cは、主搬送路L、固定給紙カセット15、ピックアップローラ18、レジストローラ22、排紙口Rおよび排紙ローラ25、並びに図示しないレジスト前検知スイッチを備えている。
【0051】
固定給紙カセット15は、印字に係るシートPを収納するためのものである。
ピックアップローラ18は、固定給紙カセット15からシートPを1枚毎に給紙し、主搬送路Lに送り込むための半月状ローラである。レジスト前検知スイッチは、ピックアップローラ18によって搬送されたシートPが主搬送路L上の所定の位置を通過したことを検知し、所定の検知信号を出力するためのものである。
レジストローラ22は、主搬送路Lを搬送されてきたシートPを一旦保持するものである。そして、感光体ドラム28上のトナー像をシートPに良好に転写できるように、感光体ドラム28の回転に合わせて、シートPを転写チャージャ31にタイミング良く搬送する機能を有する。すなわち、レジストローラ22は、レジスト前検知スイッチが出力した検知信号に基づいて、感光体ドラム28上のトナー画像の先端がシートPにおける印刷範囲の先端に押しつけられるように、シートPを搬送するようになっている。排紙ローラ25は、排紙口Rの近傍に備えられ、定着ローラ23から出紙されたシートPを、図外の排紙トレイに排出するためのローラである。また、各部を制御するために、図外の制御部を有している。
【0052】
なお、本発明は軸受けとしてベアリングボールを備えているものとして説明したが、その機構に限定されるものではなく、例えば、オイル動圧軸受けのようにベアリングボールを備えていないが、オイルを軸受けに備えた軸受けなど他の機構を備えた光偏向器に適用できる。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、潤滑剤が塗布される軸受け部を全周にわたって潤滑剤吸収部材と対向させ、ロータの外周部にロータの回転方向を順方向とするネジ溝を形成し、フレームとの間に通風用の空間をあけて設けた壁に、ロータの外周部を囲むことにより、モータが高速で回転するとき、ロータの外周部に形成したネジ状の溝によって、ロータと壁との間にロータからフレームに向かう方向に空気流が発生し、漏れ出した潤滑剤はポリゴンミラーには飛散せず、吸収部材に吸収されて、ポリゴンミラーを汚損しない。
【0059】
本発明によれば、ポリゴンミラーからの反射光を反射する光学系を、フレームからの高さがポリゴンミラーよりも高い位置に前記反射光を導くように配置することにより、モータが高速回転した場合に、軸受け部に塗布された潤滑剤は摩擦熱で流動性を増して漏れ出し、光偏向器の周囲に向かって飛散しても、光路を形成する手段に付着することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係る光偏向器の断面略図である。
【図2】この発明の第2の実施形態に係る光偏向器の断面略図である。
【図3】この発明の第3の実施形態に係る光偏向器の断面略図である。
【図4】この発明の第4の実施形態に係る光偏向器の断面略図である。
【図5】この発明の第5の実施形態に係る光偏向器の断面略図である。
【図6】この発明の第6の実施形態に係る光偏向器の側面略図である。
【図7】この発明の第6の実施形態に係る光偏向器の別の実施形態の側面略図である。
【図8】この発明の光偏向器を採用した画像形成装置の側面図である。
【図9】従来の光偏向器の構造を示す断面略図である。
【図10】従来の画像形成装置に使用する光偏向器を用いたレーザ書込ユニット(LSU)の構成例を示す上面図である。
【図11】従来の画像形成装置に使用する光偏向器を用いたレーザ書込ユニット(LSU)の構成例を示す側面図である。
【符号の説明】
28−感光体ドラム
51−ロータ部
52−ステータ部
53−軸受け部
60−レーザ照射部
61、70−ポリゴンミラー
62−第1f−θレンズ
63−第1ミラー
64−第2ミラー
65−第2f−θレンズ
66、73a、73b、73c、73d−ロータ
69−光偏向器
71−回転軸
72−軸受けユニット
74−マグネット
75−コイル
76a、76b−吸収部材
77a、77b−オイルフェンス
78−フレーム
81−壁
Claims (2)
- 平板状のフレームと、
該フレーム上に立設され、回転軸を支持する軸受け部と、該軸受け部の周囲に設けられたステータ部と、前記回転軸に支持され、開口面が前記フレームに対向した凹形状を呈するロータであって、前記軸受け部及び前記ステータ部の外周に沿って形成されたロータと、を有するモータと、
前記ロータの外周部を囲み、前記フレームとの間に通風用の空間をあけて設けられた壁と、
前記フレーム上に、前記壁を囲んで立設された潤滑剤吸収部材と、
前記回転軸に支持されて、前記ロータと共に回転するポリゴンミラーと、
を備え、
前記ロータの外周部に前記ロータの回転方向を順方向とするネジ状の溝を形成したことを特徴とする光偏向器。 - 前記ポリゴンミラーからの反射光を反射する光学系を、前記フレームからの高さが前記ポリゴンミラーよりも高い位置に前記反射光を導くように配置したことを特徴とする請求項1に記載の光偏向器。
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| JP12238799A JP3676114B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 光偏向器 |
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| JP12238799A JP3676114B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 光偏向器 |
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| JP2000314845A JP2000314845A (ja) | 2000-11-14 |
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| JP12238799A Expired - Fee Related JP3676114B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 光偏向器 |
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- 1999-04-28 JP JP12238799A patent/JP3676114B2/ja not_active Expired - Fee Related
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