JP3676164B2 - コードレス電話接続装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動電話機を子機として登録可能なコードレス電話接続装置(家庭のコードレス電話の親機/事業所のPBXに接続された各基地局)に関する。例えば、PHS(Personal Handy-Phone System) の移動局(端末機,PS)を子機として登録可能なコードレス電話接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
PHSの端末機(PS)を子機として登録可能なコードレス電話接続装置が提供されている。このコードレス電話接続装置に登録された端末機は、家庭内や事業所内では当該コードレス電話接続装置の子機として機能し(自営モード)、PHSの公衆用基地局(CS)でカバーされている屋外ではPHSの移動局(端末機,PS)として機能する(公衆モード)。
【0003】
メッセージ録音機能を備え、1又は2以上のコードレス電話機を子機として持つコードレス留守番電話機が提供されている。この留守番電話機では、本体と全ての子機でメッセージの再生が可能である。なお、メッセージの有無についてはユーザが電話機にアクセスして確認する必要があり、このため、その受領が過度に遅れて時期を失する場合もあった。
【0004】
PHSに於いて、呼び出したPSからの応答が無い場合(圏外や留守モード等の場合)に、該PS宛のメッセージ(音声/データ)をその宛先とともにサービスセンターのメモリに記憶しておき、暗証番号の入力等を条件として、所望の時刻に読み出し得るようにしたサービスが提供されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
PHSの端末機を子機として登録可能なコードレス留守番電話機では、各端末機が屋外に持ち出される場合が多いため、所望の子機に宛ててメッセージ(音声/データ)を残し、且つ、メッセージを残した旨を当該子機に適時に伝えたいという要請がある。しかしながら、従来のコードレス留守番電話機では、子機を指定してメッセージを残すことはできず、当然ながら、メッセージを残した旨を当該子機に適時に伝えることもできなかった。
本発明は、所望の子機に宛ててメッセージを残し得るようにし、且つ、メッセージを残した旨を当該子機に適時に伝え得るようにすることを目的とする。
【0006】
PHSでは、公衆用基地局によりカバーされるエリアが都心部や駅付近等に偏在しているため、郊外の自宅では、サービスセンターに記憶されている自己宛てのメッセージをPHSの端末機で受信することはできなかった。なお、家庭用電話機で上記のメッセージを受領することは可能であるが、ユーザがサービスセンターにアクセスしてメッセージの有無を確認する必要があるため確認を忘れやすく、その結果、メッセージの受領が遅れて時期を失する場合もあった。
本発明は、サービスセンターに記憶されているPHSの端末機宛てのメッセージを、郊外の自宅でも確実に受領できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、移動電話機を子機として登録可能であり、子機として登録されている移動電話機からの位置登録要求に応えて該移動電話機を子機として扱うコードレス電話接続装置であって、子機として登録されている移動電話機からの位置登録要求に応えて該移動電話機宛のメッセージを保持するサービスセンターに対して該移動電話機宛のメッセージの有無を問い合わせる手段と、上記問い合わせの結果、当該移動電話機宛のメッセージが有る場合は当該移動電話機を特定する指示情報とともに該メッセージを受信して両者を対応付けて記憶するとともにメッセージが有る旨を通知する通知手段と、メッセージが有る旨を通知された移動電話機から該メッセージの転送が指令されると該メッセージを当該移動電話機へ送信する送信手段と、を有することを特徴とするコードレス電話接続装置である。
請求項2の発明は、移動電話機を子機として登録可能であり、子機として登録されている移動電話機からの位置登録要求に応えて該移動電話機を子機として扱うコードレス電話接続装置であって、子機として登録されている移動電話機から当該移動電話機宛のメッセージの有無の問い合わせがあると該移動電話機宛のメッセージを保持するサービスセンターに対して該移動電話機宛のメッセージの有無を問い合わせる手段と、上記問い合わせの結果、当該移動電話機宛のメッセージが有る場合は当該移動電話機を特定する指示情報とともに該メッセージを受信して両者を対応付けて記憶するとともにメッセージが有る旨を通知する通知手段と、メッセージが有る旨を通知された移動電話機から該メッセージの転送が指令されると該メッセージを当該移動電話機へ送信する送信手段と、を有することを特徴とするコードレス電話接続装置である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に於いて、移動電話機がPHSの端末機である、ことを特徴とするコードレス電話接続装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。図1は本発明の概要を示す説明図、図2は実施の形態の装置(親機)の構成を示すブロック図、図3は図2の装置の子機の構成を示すブロック図、図4は図2の装置の主制御部31で実行されるメッセージ関連の手順を示すフローチャートである。
【0009】
図1に示されるPHSの端末機20は、公衆用基地局によってカバーされているエリアでは、PHS網の移動局として機能する。即ち、端末機20が公衆用基地局のカバーするエリアに入ると、該端末機20からの位置登録要求が近傍の基地局を経由して行われて、該端末機20の現在位置がPHS網のデータベースに記録される。これ以後、端末機20が公衆用基地局のカバーするエリアに在る限り、PHSの事業者から付与された端末番号での着信が可能となる。また、端末機20からの発信が行われた場合には該端末番号に課金される。なお、端末機20が公衆用基地局のエリアに入ると、そのことを検出して端末機20が位置登録要求を行い、この位置登録要求に応えてPHS網が位置登録を行う手順は公知であるため、説明は省略する。
【0010】
一方、図1に示されるPHSの端末機20は、該端末機20が子機として登録されている親機(コードレス電話接続装置)の設置されている自宅内では、該親機の子機として機能する。即ち、端末機20が親機のカバーするエリアに入ると、該端末機20からの位置登録要求が親機に対して行われ、これ以後、親機は該端末機20を子機として扱う。即ち、該親機の番号(NTT網での電話番号)に対するNTT網からの着信を該端末機20で受けることが可能になる。また、端末機20からの発信が行われた場合には、親機の番号に対して課金が行われる。なお、端末機20が親機のエリアに入ると、そのことを検出して端末機20が位置登録要求を行い、この位置登録要求に応えて親機が端末機20を子機として設定する手順は公知であるため、説明は省略する。
【0011】
上記の機能を奏する親機は、図2に示すように、主制御部31、プログラムメモリ311、システムメモリ312、ベースバンド回路32、ベースバンドプログラムメモリ321、無線部33、表示&スイッチ部34、音声制御部35、メッセージメモリ36、通話路制御部37、及び、電話回線インターフェース38を有する。
【0012】
CPUで構成される主制御部31は、プログラムメモリ311に格納されているプログラムにしたがい、システムメモリ312を作業用に用いて、全体を制御する。ベースバンド回路32は、コーデック、TDMA(Time Division Multiple Access)、変調/復調器で構成される。このベースバンド回路32は、ベースバンドプログラムメモリ321のプログラムにしたがい、無線伝送のための音声信号の圧縮/伸長、子機との接続シーケンス制御信号の変復調、音声信号と制御信号との合成と分離等を行う。無線部33は、PHSの規格(RSR STD−28)に準拠した無線信号処理を行う無線機である。この無線部33は、ベースバンド信号の無線周波数への変調と復調、アンテナからの送受信信号の増幅、搬送波周波数の発振、他のチャネル周波数の信号レベルの検出等を行う。
【0013】
表示&スイッチ部34は、装置の動作状態を表示するとともに、スイッチ入力を受け付ける、マン・マシンインターフェースである。音声制御部35では、音声信号の変換(A/D,D/A)が行われる。メッセージメモリ36には、子機宛てのメッセージが、該子機を特定する情報(請求項の指示情報)に対応付けて記憶される。このメッセージとしては、NTT網を介してPHSのサービスセンターから受信されたメッセージと、他の子機から留守録として入力されたメッセージとがある。通話路制御部37は、2線/4線変換、アンプ、DTMFインターフェース、クロスポイントスイッチ等で構成される。電話回線インターフェース38は、電話回線と通話路制御部37との間のインターフェースであり、極性検出、着信検出、DTMFレシーバ等で構成される。
【0014】
一方、子機として上記の親機に登録されている端末機20は、図3に示すように、主制御部21、プログラムメモリ211、システムメモリ212、ベースバンド回路22、ベースバンドプログラムメモリ221、無線部23、表示&スイッチ部24、コーデック25、及び、スピーカ&マイク250を有する。
【0015】
CPUで構成される主制御部21は、プログラムメモリ211に格納されているプログラムにしたがい、システムメモリ212を作業用に用いて、全体を制御する。ベースバンド回路22は、TDMA、変調/復調器で構成される。このベースバンド回路22は、ベースバンドプログラムメモリ221のプログラムにしたがい、無線伝送のための音声信号の圧縮/伸長、親機との接続シーケンス制御信号の変復調、音声信号と制御信号との合成と分離等を行う。無線部23は、PHSの規格(RSR STD−28)に準拠した無線信号処理を行う無線機である。この無線部23は、ベースバンド信号の無線周波数への変調と復調、アンテナからの送受信信号の増幅、搬送波周波数の発振、他のチャネル周波数の信号レベルの検出等を行う。
【0016】
表示&スイッチ部24は、装置の動作状態を表示するとともに、スイッチ入力を受け付ける、マン・マシンインターフェースである。コーデック25では、音声信号の変換(A/D,D/A)が行われる。スピーカ&マイク250では、音声の入出力が行われる。
【0017】
次に、図4を参照して、メッセージ関連の手順を説明する。
本コードレス電話接続装置(親機)に子機として登録されているPHS端末機20が、本コードレス電話接続装置のエリア内に入ると、該PHS端末機20からの位置登録要求が行われる。この位置登録要求はベースバンド回路32で処理される一方で、主制御部31へ送られて検出される(S01でYES)。これにより、本コードレス電話接続装置は、端末機20を子機として扱うように設定される(S03)。その後、端末機20の情報とともに記憶しているサービスセンターの電話番号に基づいて、NTT網を介してPHS事業者のサービスセンターを呼び出して当該端末機20用の暗証番号を送信し、該端末機20宛てのメッセージの有無を問い合わせる。ここで、端末機20の情報、該端末機20が契約している通信事業者のサービスセンター(メッセージセンター)の電話番号、及びサービスを受けるために必要な暗証番号は、システムメモリ312に記憶されているものとする。上記の問い合わせの結果、当該端末機20宛てのメッセージが有る場合には、受信してメッセージメモリ36に格納する(S07)。なお、端末機20が本コードレス電話接続装置のエリア内に入ったときばかりでなく、子機として設定された後の任意の時刻に於いて端末機20から該端末機20宛てのメッセージの有無の問い合わせが有った場合も(S05でYES)、上記と同様に、NTT網を介するサービスセンターへの問い合わせや、その結果としてのメッセージの受信が行われる(S07)。
【0018】
上記ステップS07の処理の後、当該端末機20を特定する情報(請求項の指示情報)に対応つけられたメッセージがメッセージメモリ36に有るか否かチェックされ、有る場合には(S11でYES)、当該端末機20宛てのメッセージが有る旨が当該端末機20に通知される(S13)。なお、上記ステップS07の後のタイミングとは、略、PHS端末機20が本コードレス電話接続装置に位置登録して子機として設定されたタイミング、又は、子機として設定されている端末機20からメッセージの有無の問い合わせがあったタイミングである。
【0019】
ステップS21〜S25は、子機として設定されている端末機20から、自己宛てのメッセージの読み出しを指令された場合の手順である。即ち、端末機20が子機として設定された後の任意の時刻に於いて該端末機20から該端末機20宛てのメッセージを読み出すべき旨が指令されると(S21でYES)、該端末機20を特定する情報(請求項の指示情報)に対応付けられているメッセージがメッセージメモリ36に有ることを条件として(S23でYES)、該端末機20宛てのメッセージが読み出されて該端末機20へ送信される(S25)。
【0020】
以上のようにして、本コードレス電話接続装置でのメッセージ関連の処理が行われる。なお、上記では、コードレス電話接続装置が家庭用電話機(親機)である場合を例にとって説明したが、事業所用のPBXに接続されたCSの場合も同様である。また、上記ではメッセージについては言及していないが、例えば、音声メッセージばかりでなく、E−メールなどの文字情報であってもよい。また、上記では、他の端末機が端末機20宛てのメッセージを本コードレス電話接続装置(親機)に留守録する際の手順や、その手順を実行するための端末機20及び親機の機能については説明を省略しているが、この手順としては、指定された宛先をメッセージに対応付けて格納するための公知の手順を採用すればよい。また、各端末機の構成としては、従来の構成に加えて、メッセージを留守録する際にその宛先を指定するための機能を具備させればよい。
【0021】
請求項1の発明では、子機として登録されている移動電話機からの位置登録要求に応えて該移動電話機宛のメッセージを保持するサービスセンターに対して該移動電話機宛のメッセージの有無を問い合わせる手段と、上記問い合わせの結果、当該移動電話機宛のメッセージが有る場合は当該移動電話機を特定する指示情報とともに該メッセージを受信して両者を対応付けて記憶するとともにメッセージが有る旨を通知する手段と、メッセージが有る旨を通知された移動電話機から該メッセージの転送が指令されると該メッセージを当該移動電話機へ送信する手段とを有するため、サービスセンターに記憶されている移動電話機宛てのメッセージがあることを、自宅が圏外にある場合でも自宅に戻った時に確実に知って受領することができる。
請求項2の発明では、サービスセンターに記憶されている移動電話機宛てのメッセージがあることを、自宅が圏外にある場合でも自宅に戻った後に必要に応じて知って確実に受領することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を示す説明図。
【図2】実施の形態の装置(親機)の構成を示すブロック図。
【図3】図2の装置の子機の構成を示すブロック図。
【図4】図2の装置の主制御部31で実行されるメッセージ関連の手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
21 子機の主制御部
31 親機の主制御部
Claims (3)
- 移動電話機を子機として登録可能であり、子機として登録されている移動電話機からの位置登録要求に応えて該移動電話機を子機として扱うコードレス電話接続装置であって、
子機として登録されている移動電話機からの位置登録要求に応えて該移動電話機宛のメッセージを保持するサービスセンターに対して該移動電話機宛のメッセージの有無を問い合わせる手段と、
上記問い合わせの結果、当該移動電話機宛のメッセージが有る場合は当該移動電話機を特定する指示情報とともに該メッセージを受信して両者を対応付けて記憶するとともにメッセージが有る旨を通知する通知手段と、
メッセージが有る旨を通知された移動電話機から該メッセージの転送が指令されると該メッセージを当該移動電話機へ送信する送信手段と、
を有することを特徴とするコードレス電話接続装置。 - 移動電話機を子機として登録可能であり、子機として登録されている移動電話機からの位置登録要求に応えて該移動電話機を子機として扱うコードレス電話接続装置であって、
子機として登録されている移動電話機から当該移動電話機宛のメッセージの有無の問い合わせがあると該移動電話機宛のメッセージを保持するサービスセンターに対して該移動電話機宛のメッセージの有無を問い合わせる手段と、
上記問い合わせの結果、当該移動電話機宛のメッセージが有る場合は当該移動電話機を特定する指示情報とともに該メッセージを受信して両者を対応付けて記憶するとともにメッセージが有る旨を通知する通知手段と、
メッセージが有る旨を通知された移動電話機から該メッセージの転送が指令されると該メッセージを当該移動電話機へ送信する送信手段と、
を有することを特徴とするコードレス電話接続装置。 - 請求項1又は請求項2に於いて、
移動電話機がPHSの端末機である、
ことを特徴とするコードレス電話接続装置。
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