JP3676675B2 - 防爆貫通コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、防爆コンパートメント内側の回路をコンパートメント外側の端子まで延長するコネクタに関する。より厳密には、本発明は、火炎又は内部爆発が貫通コネクタを通り抜けて或いはその周囲から漏れないようにするため、防爆コンパートメントの開口内側に堅固に嵌め込まれた貫通コネクタに関する。更により厳密には、本発明は、貫通コネクタ上の外部端子間のアークを防ぐ防爆貫通コネクタに関する。
【0002】
(発明の背景)
ある種の工場環境は爆発性大気を有している。このような環境では、十分なエネルギーを持ったスパークであれば爆発を引き起こしかねない。これらスパークの潜在的原因の1例は、これらの環境下である作用を実行又は監視するために使用される回路類である。モーターのようなある種の回路部品は、本来その作動中にスパークを発生するものである。これらの本来的にスパークを起こす回路部品は、通常、コンパートメント内側で発生したスパークがコンパートメント外側の大気に添加することを防ぐため防爆コンパートメント内に閉じ込められている。
【0003】
防爆コンパートメント内の本来的にスパークを起こす回路類からコンパートメント外側の端子まで接続を延ばすのには課題がある。本来的にスパークを起こす回路類から端子まで接続を延ばすためには、貫通コネクタは、コンパートメントの完全性を危うくすることなく、防爆コンパートメントの壁を通過せねばならない。防爆コンパートメントに一般的に使用されている貫通コネクタには2種類のタイプがある。貫通コネクタの第1のタイプは、コンパートメントの壁に封入された複数の導体から成る。第2のタイプは、コンパートメントの開口へと螺合又は滑合される円筒形貫通コネクタである。これらの貫通コネクタタイプには共に使用に際し不利な点が幾つかある。
【0004】
防爆コンパートメントの壁に導体を封入するタイプの不利な点の1つは、壁への封入を適切に行なう処理が難しいという点である。導体はコンパートメントの壁に封入用の物質が注入され硬化する間中、定位置に保持されねばならない。封入用の物質が硬化する前に導体が少しでもずれれば、その結果、導体が適切に装着されないことになる。導体が確実に適切に装着されるようにするためには余分な時間と設備が必要となる。
【0005】
コンパートメントの壁に導体を封入するタイプのもう一つの不利な点は、封入用物質が硬化してしまえば、封入用物質を容易に取り除いたり作り直したりできないために、導体の位置を変更できないことである。導体が不良品であるか、又は封入用物質が適切に硬化しない場合には、当該コンパーメントを含んでいるハウジング全体を破棄せねばならない。これでは材料の無駄遣いであって高くつくことになる。防爆コンパートメントの壁に導体を封入するタイプの更に別の不利な点は、導体とコンパートメント内部の回路との接続をやり易くしようとすればハウジングの構造が制限されてしまうことである。内部回路との接続を容易にするためには、導体はコンパートメント内のアクセスしやすい区域になければならない。導体をアクセス可能な区域に配置することは、このようなコンパートメントの製造に制限を課す要因となる。
【0006】
円筒形貫通コネクタは、防爆コンパートメント内の嵌合開口内へと螺合又は滑合される。このタイプの貫通コネクタの例は、ヤルボロ他に発行された米国特許第5,399,807号及びEP第0309895号に示されている。円筒形貫通コネクタの不利な点のいくつかは、当該貫通に使用される導体のタイプに原因がある。通常、個別のワイヤ又はピン等の固体導体が円筒形貫通コネクタ内の導体として使用される。
【0007】
円筒形貫通コネクタの個別ワイヤの不利な点は、個別ワイヤが自動化された生産技術では取り扱い難いことである。個別ワイヤはそれぞれに防爆コンパートメント中の端子又は他の型のコネクタに取り付けられねばならない。このため防爆コンパートメント内に追加の金具が必要になる。更に、個別ワイヤを端子に接続するのは労働集約型作業である。
【0008】
円筒形貫通コネクタ内の剛性導体の不利な点は、剛性導体を適正な回路と接続し易くするために方向決めする必要があるということである。この方向決めを行うためには追加的機構が必要になる。更に、円筒形貫通コネクタは、方向決めをやり易くするため、防爆コンパートメント内のアクセスが容易な区域に配置しなければならない。
【0009】
剛性導体を使用することのもう1つの不利な点は、丸形の貫通コネクタは空間利用効率が良くないので、円筒形貫通コネクタ中の剛性導体の数が制限されるという点である。更に、円筒形貫通コネクタ上の剛性導体に合わせた端子の配置ではフィールド配線には都合が悪い。
【0010】
防爆貫通コネクタに関する更に別の問題点は、貫通コネクタに対する隣接するリード線同士が接近しすぎると、時にはハウジングの外部にある回路のエネルギー準位が上がってスパークを発生させることがあるという点である。
【0011】
(発明の概要)
上記及び他の問題点は、防爆貫通コネクタの設備に関する本発明により解決され、当分野の技術が進歩するであろう。本発明によれば、貫通コネクタは、コンパートメント内部の爆発又は火炎が当該貫通コネクタを通して又はその周囲から漏れるのを防ぐために、防爆コンパートメントの開口内へと堅固に嵌め込まれるように製作される。本発明によれば、貫通コネクタは更に、隣接する端子の間でスパークが起こらないようにするため、貫通コネクタ外側の各端子を互いに隔離している。本発明は又、本来の方向決めを行いつつ端子の数を最適化する形状を有する貫通コネクタにも関する。
【0012】
本発明により提供される貫通コネクタは3つの主要な要素、即ち複数の導体、端子ハウジング、及び防爆ベースを有する。導体はそれぞれ導体の第1外端上に端子を有する。各導体の第2内端上のシャフトは、端子ハウジングの嵌合開口と防爆ベースを貫通して伸張し、防爆コンパートメントの内部へと突出する。
【0013】
非導電性材料から作られた端子ハウジングは、防爆ベースの外側に固着されている。端子ハウジングを貫く複数の開口が導体を収容するが、導体は端子ハウジングの開口内へと導かれて定位置に固定される。各導体の端子は、外部回路に接続するため端子ハウジングの表面より上に出たままである。開口は、ハウジング上の端子の数が最大となるように端子ハウジングの表面上に配列される。
【0014】
外部環境での爆発を防止するため、端子ハウジングは各端子を隣接する端子から隔離しスパークの発生を防ぐ。各端子の周りのU字型隔壁は、端子から外れたリード線が他のリード線に接触するのを防ぐ。U字型隔壁は、ピンの各列の間に設けられた中央壁と、各列の隣接する開口の間に設けられた分離壁により輪郭が定められる。
【0015】
貫通コネクタの防爆ベースは、爆発により発生する応力に耐え得る材料で作られ、防爆コンパートメントの開口に嵌め込まれる。防爆ベースの面材は、防爆コンパートメントの外壁に固着される。端子ハウジングは、防爆ベースの面材の表面に固着される。防爆ベースの貫通ボスは、面材の裏面から突き出て、防爆コンパートメントの開口にしっかりと嵌合する。貫通ボスは、防爆コンパートメントの内部へと伸張する。貫通ボスは、火炎又は爆発が防爆コンパートメントと貫通ボスとの間の隙間を抜けて外部環境へと漏れるのを防ぐため、防爆コンパートメントと最小の隙間で嵌合するように製作される。防爆ベースを貫通する開口は端子ハウジングの開口と対になっている。導体は端子ハウジングの開口を通り、更に防爆ベースの開口も通り抜けて伸張し、防爆コンパートメント内に突出する。防爆ベースの開口は、開口内の導体の周囲空間に封入物質を注入することにより密封される。封入物質は火炎又は爆発が各開口を抜けて漏れることを防止する。
【0016】
本発明の貫通コネクタは、一般的に使用されている防爆貫通コネクタに比べて以下の点で有利である。本発明の貫通コネクタは、防爆ベースが防爆コンパートメントの開口内に堅固に嵌合するように製作されるので、どのような形状にでもすることができる。本発明により提供される貫通コネクタ上の端子は、貫通コネクタ上の空間を最大限有効に利用できるように配列される。本発明により提供される防爆貫通コネクタは別体の構成要素なので、貫通コネクタの欠陥が防爆コンパートメントに悪影響を及ぼすことはない。本発明は、方向決めが問題にならないので防爆コンパートメント上の何れの場所にでも配置することができる。
【0017】
(好適な実施例の詳細な説明)
図1は本発明のある好適実施例の組立分解図である。防爆貫通コネクタ100の主要3構成要素は、ピン101で表示される複数の導体、端子ハウジング110、及び防爆ベース120である。端子ハウジング110は、防爆コンパートメント602(図6に図示)の開口に嵌合される防爆ベース120に固着される。複数の導体は、端子ハウジング110の1列目の開口151−160と2列目の開口(図1では図示せず)に収容される。導体は端子ハウジング110を貫通し対応する防爆ベース120の開口130−149内へと伸張する。導体は更に防爆ベース120を通り抜け、防爆コンパートメント602(図4に図示)内に突出する。
【0018】
複数の導体はそれぞれ、端子ヘッドから伸張する本体を有する。各導体の本体は端子ハウジング110の中へ導かれ、導体は定位置に固定される。導体の端子ヘッドは端子ハウジング110の表面上に露出した状態で残る。導体の本体は貫通コネクタ100全体を通り抜けて伸張し、貫通コネクタ100の反対側の防爆コンパートメント602(図6に図示)の内部へと突出する。
【0019】
この好適実施例では、各導体は導電性材料で作られたピン101であり、防爆コンパートメント602内側の回路をコンパートメント603内の外部回路に接続する(図6に図示)。ピン101のスクリュー103は係留コーンワッシャ104の開口(図示せず)を通り抜けて伸張し、ピン101のヘッド106の穴(図示せず)にねじ込まれる。係留コーンワッシャ104とスクリュー103はピン101上に端子コネクタを形成する。各ピン101のシャフト102は、端子ハウジング110の1列目の開口151−160と並列する2列目の開口(図1では図示せず)及び防爆ベース120の開口130−149を貫通して伸張する。ピン101のシャフト102の下端は防爆ベース120からコンパートメントの内部へと突出する。本好適実施例では、ピン101のヘッド106は端子ハウジング110の開口よりも半径が大きいので、開口に入れ込まれるとピン101が定位置に固定される。
【0020】
端子ハウジング110は非導電性材料から作られ、複数のピン101を収容する。端子ハウジング110のプラットフォーム119は実質的に平らで平行な面である表面111と裏面112を有する。ピン101は、1列目の開口151−160と2列目の開口(図1では図示せず)の中に導かれて、プラットフォーム119を表面111から裏面112まで貫通して伸張する。本好適実施例では、プラットフォーム119は実質的には端部が円形で側部が実質的に平行に伸びる長円形状である。1列目の開口151−160及び2列目の開口(図1では図示せず)は、プラットフォーム119の縦軸に沿って整列している。導体の数又は配置は自由であり、開口の数及び配置だけでなく端子ハウジング110の形状も設計者が選定できる。
【0021】
プラットフォーム119の面111上の直立壁により輪郭が定められるU字型隔壁は、ある好適実施例でピン101から外れたリード線と隣接端子に接続されているリード線との間の接触を防ぐために使用される。U字型隔壁は端子間のアークをも防ぐ。中央壁113は縦軸に対して実質上平行で、1列目の開口151−160を2列目の開口(図1では図示せず)から分離する。壁171−179及び181−189は中央壁から直交分岐し端子毎にU字型隔壁を作り上げる。中央壁113の両端の端壁114と115は末端の端子の隔壁を形成する。
【0022】
端子ハウジング110の裏面112は防爆ベース120の外面に固着される。裏面112上の嵌合リング117は、防爆ベース120のキャビティ123に嵌め込まれる。嵌合リング117は、1列目の開口151−160及び2列目の開口(図1では図示せず)を端子ハウジング110の面112上で囲んでいる。本好適実施例では、嵌合リング117は、プラットフォーム119と実質的に同じ形状(相似形)である。嵌合リング117とキャビティ123は端子ハウジング110の1列目及び2列目の開口を防爆ベース120の開口130−149に整列させる。端子ハウジング110は、接着材または何か他の方法により防爆ベース120に固着される。
【0023】
防爆ベース120は爆発により発生する圧力に耐え得る材料から作られ、防爆コンパートメント(図6に図示)の開口に配置される。防爆ベース120の面材121は防爆コンパートメント602(図6に図示)の外壁に固着され、端子ハウジング110を面材121に固着するため嵌合リング117を収容するキャビティ123を有している。複数の開口130−149は、キャビティ123の底面上にある。開口130−149はベース120を貫通してハウジング内部の底側まで伸張し、各開口130−149は端子ハウジング110の1列目の開口151−160又は2列目の開口(図示せず)の1つと対になっている。本好適実施例では、防爆ベース120の面材121の複数の突起には、防爆ベース120を防爆コンパートメントに締め付けるためのボルト(図示せず)を通す穴124−129が設けられている。別の方法を使って、貫通コネクタ100をコンパートメントに締結してもよい。
【0024】
防爆ベース120の貫通ボス122は底側面材121から防爆コンパートメント602の開口601を通ってコンパートメント602の内部へと伸張する(図6に示す)。本好適実施例では、貫通ボス122は端子ハウジング110同様に端が円形で側部が実質的に平行な長円形円筒状である。開口130−149は貫通ボス122を貫通して伸張し、ハウジングの内部へと開いている。ピン101は開口130−149を貫通して伸張し、ピンのシャフト102の端が貫通ボス122からハウジングの内部へと突出する。
【0025】
図2は組み立てられた貫通コネクタを示す。端子ハウジング110は面材121に固着されている。隔壁113−115、171−179、及び181−189は、端子ハウジング110の1列目及び2列目の開口(図2には図示せず)の各開口周辺に端子ポケット201−220を形成する。複数のピン(図2では見えない)に取り付けられたスクリュー103とワッシャ104は端子ポケット201−220の底面上に配置され、リード線(図示せず)をピン101に取り付けるための端子コネクタを形成する。
【0026】
図3は防爆コンパートメント300の開口(図示せず)に嵌合された貫通コネクタを上から見た図である。面材121は、面材121の開口124−129を貫通して伸張するボルト301−306によりコンパートメント300の外側に固着されている。使用されるボルトのタイプに関する設計選定は製作者に任されており、本発明にとって重要なことではない。更に、貫通コネクタ100をコンパートメント壁に締結する際に他の方法を使うこともできる。端子ハウジング110は面材121の表面側に固着される。端子ハウジング110の表面111上の直立壁113−115、171−179、及び181−189は端子ポケット201−220を形成し、各ポケットには複数の導体それぞれに対する端子コネクタが含まれている。
【0027】
図4は、組み立てられた貫通コネクタ100の底部側を示す斜視図である。各ピンのシャフト102の端部は開口130−149を貫通して伸張し、貫通コネクタ100の裏面から突出している。これにより、ハウジングの製作者は内部回路をハウジング内側のピンに容易に接続することができる。貫通コネクタ100の底面には、爆発又は火炎が開口130−149の内の1つを通り抜けて漏れるのを防ぐために封入物質500(図5に図示)を充填する凹型リザーバ401が設けられている。
【0028】
図5は貫通コネクタ内の封入物質500を示す貫通コネクタの断面図である。封入物質500はエポキシ或いは、火炎又は爆発が開口を抜けて漏れるのを防ぐために貫通コネクタ100の開口を密封するものであれば他の物質であってもよい。図5では、開口132と142により、貫通ベース120の典型的な嵌合開口を示している。最低でも、封入物質500は貫通ベース120の開口を充填せねばならない。本好適実施例では、封入物質500は実質的に凹型リザーバ401のリザーバキャビティとベース120のキャビティ123にも充満して、開口が確実に完全密封されるようにしている。代わりの実施例では、開口を密封するために他の方法を使うことも考慮される。このような代わりの方法の1例として、封入物質500をモールド型に射出して貫通コネクタを成形することにより導体周囲にベースを形成することもできる。
【0029】
図6は、コンパートメント602と603の共通壁604の開口である開口601内の貫通コネクタ100を示す断面斜視図である。本好適実施例では、防爆コンパートメント602は内部回路部品(図示せず)を含み、コンパートメント603は外部回路部品(図示せず)を含んでいる。貫通コネクタ100は、防爆コンパートメント602内の内部回路部品をコンパートメント603内の外部回路部品に接続する。面材121と端子ハウジング110は壁604に固着されている。貫通ボス122は、開口601を貫通しハウジング602の内部へと伸張している。本好適実施例では、貫通ボス122と開口601は、何れの側でも貫通ボス122と開口601との隙間が貫通ボス122の長さにより決まるように製作される。更に、貫通ボス122の長さは本好適実施例では壁604の厚さに等しい。間隔をこのようにすることにより、開口にガスケットを使用するか他の型式のシール材を使用するかに関わらず、爆発又は火炎が隙間を通って漏れることが防止される。
【0030】
上に開示した実施例は本発明の防爆コネクタの1つの好適な実施例である。ここでは本発明の特定の実施例を開示したが、当業者であれば、文理的或いは均等論的に請求項に述べる範囲内に在る代替防爆コネクタを設計することができ、また設計するであろうことが期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一つの代表的好適実施例の構成要素の分解組立図である。
【図2】 図1の実施例が組み立てられた状態の斜視図である。
【図3】 防爆ハウジング内側の図1の実施例の上面図である。
【図4】 図1の実施例が組み立てられた状態の底面側から見た斜視図である。
【図5】 図1の実施例の断面図である。
【図6】 防爆ハウジング開口内側の図1の実施例の側面斜視図である。

Claims (8)

  1. 複数の導体(105)と、
    第1面(111)、第2面(112)及び前記複数の導体(105)を収容するために端子ハウジング(110)を貫通して前記第1面(111)から前記第2面(112)まで伸張する複数の開口(151−160)を有する前記端子ハウジング(110)と、
    防爆ベース(120)の各々の開口が前記端子ハウジング(110)を貫通する前記複数の開口(151−160)の対応する1つに嵌合する形状を付与するとともに整列してなる複数の開口(130−149)を有する前記防爆ベース(120)と、
    前記防爆ベース(120)内に設けられ、防爆コンパートメント(602)から爆発、火災、火花が抜けて漏れるのを防ぐための封入物質(500)と、
    を備え、
    前記端子ハウジング(110)の前記第1面(111)及び前記第2面(112)は両端部が円形状で細長く側面部がほぼ平行の卵形をなしており、
    前記防爆ベース(120)はその上部(121)が前記端子ハウジング(110)の前記第2面(112)に固着され、その貫通ボス(122)は上記上部(121)に直交して伸長し円形状の両端部が細長く両側部がほぼ平行でほぼ卵形をなし前記防爆コンパートメント(602)の開口に嵌合する形状を有するとともに前記貫通ボス(122)と前記防爆コンパートメントの前記開口との空隙を爆発または火災が抜けて漏れるのを防ぐのに十分な長さを有しており、
    前記防爆ベース(120)の前記複数の開口(130−149)は前記上部(121)から前記貫通ボス(122)にかけて前記防爆ベース(120)を貫通し、前記複数の導体(105)の各々が前記端子ハウジング(110)の前記複数の開口(151−160)の1つを貫通し、さらに前記防爆ベース(120)の前記開口(130−149)の対応する1つの開口を貫通するとともに前記貫通ボス(122)の底部から突出しており、
    前記封入物質(500)が前記防爆ベース(120)を貫通する前記開口(130−149)の少なくとも内部の前記導体(105)の周りのキャビティを充填するように配置されている
    ことを特徴とする、防爆コンパートメント(602)内側の回路を前記防爆コンパートメント(602)外側の回路に接続する防爆貫通コネクタ。
  2. 前記端子ハウジング(110)を貫通する前記複数の開口(151−160)の各々の周りの実質的にU字型の隔壁(201−220)を設け隣接する前記導体(105)の端子を互いに隔離するための、前記端子ハウジング(110)の前記第1面(111)上の直立壁(113−115、171−179、181−189)により画成された複数のU字型隔壁を備えていることを特徴とする請求項1に記載の防爆貫通コネクタ(100)。
  3. 前記貫通ボス(122)の前記底部にある凹型リザーバ(401)と、前記凹型リザーバ(401)を実質的に充填する封入物質(500)とを特徴とする請求項1または2に記載の防爆貫通コネクタ(100)。
  4. 前記端子ハウジング(110)の前記第2面(112)上で該第2面(112)に直交して伸長する直立壁により画成され、前記直立壁が前記端子ハウジング(110)を貫通する前記複数の開口(151−160)を取り囲む嵌合リング(117)と、
    前記防爆ベース(120)の前記上部(121)にあり、前記嵌合リング(117)に嵌合する形状を有し、
    前記端子ハウジング(110)を貫通する前記複数の開口(151−160)の各々を前記防爆ベース(120)を貫通する前記複数の開口(130−149)の1つと整列させる凹型キャビティ(123)とを備えていることを特徴とする、請求項1に記載の防爆貫通コネクタ(100)。
  5. 前記端子ハウジング(110)の前記第1面(111)及び前記第2面(112)が実質的に平行な平面をなすことを特徴とする請求項1に記載の防爆貫通コネクタ(100)。
  6. 前記端子ハウジング(110)を貫通する前記複数の開口(151−160)が前記端子ハウジングの前記両平面(111、112)の縦軸に対してほぼ平行な列に整列していることを特徴とする請求項1に記載の防爆貫通コネクタ(100)。
  7. 前記端子ハウジング(110)を貫通する前記複数の前記開口(151−160)の前記列の間にあって、前記端子ハウジング(110)の前記両面(111、112)の前記縦軸に対して実質的に平行な縦壁(113)と、
    前記縦壁に対して直交し、前記端子ハウジング(110)を貫通した前記各列の隣接する前記開口(151−160)の間に配置された複数の壁(171−179、181−189)とを備え、
    前記縦壁と前記複数の壁が、前記導体(105)のある端子から外れたリード線と隣接する導線(105)の端子に接続されたリード線との接触を防ぐためのU字型隔壁を輪郭づけてなることを特徴とする請求項6に記載の防爆貫通コネクタ(100)。
  8. 前記複数の導体(105)の各々が、
    ピン(101)と、
    前記ピンのヘッド(106)上のスクリュー(103)と、
    前記ピンの前記ヘッドに隣接するワッシャ(104)と、
    前記ヘッドのねじ穴とを備え、
    前記スクリューは、前記ピンと端子接続を行うため、前記ワッシャを貫通して前記ピンのねじ穴内に伸張していることを特徴とする請求項1に記載の防爆貫通コネクタ(100)。
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