JP3677559B2 - 偏給電ダイポ−ルアンテナ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、同軸ケ−ブルを直結した偏給電ダイポ−ルアンテナに関する。この偏給電ダイポ−ルアンテナは、例えばPHS等移動体通信のアンテナとして利用される。
【0002】
【従来の技術】
ダイポ−ルアンテナ等の線状アンテナは、それに同軸ケ−ブルを直接に接続して給電する場合が多い。
【0003】
図7の(a)に、ダイポ−ルアンテナ6に同軸ケ−ブル1を直結した一例を示す。図に示す様に、アンテナエレメント61の一端は同軸ケ−ブル1の外導体2に、アンテナエレメント62の一端は同軸ケ−ブル1の中心導体(芯線)3に接続されている。この様に最も簡単な構造であるが、該ダイポ−ルアンテナ6の給電点インピ−ダンスと、該同軸ケ−ブル1の特性インピ−ダンスが一致していても、平衡系であるダイポ−ルアンテナ6と不平衡系である同軸ケ−ブル1を接続することにより、同軸ケ−ブル1の外導体2に漏洩電流が流れ、これが不要な電波放射となり、またアンテナ利得を低下させる欠点を有している。
【0004】
このためダイポ−ルアンテナに直接同軸ケ−ブルを接続して使用する場合、従来は阻止套管,分枝導体,半波長迂回線路,分割同軸線路等の「バラン」を併用して給電し、同軸ケ−ブル1の外導体2に流れる漏洩電流を実質上零にすることにより、不要放射を抑制して利用されている。
【0005】
図7の(b)は、図7の(a)に示すダイポ−ルアンテナ6の同軸ケ−ブル1の外導体2に流れる漏洩電流を阻止するために、阻止套管7を使用した一例である。図に示す様に阻止套管7は、使用波長λの1/4の長さを持つ金属製円筒状パイプであり、同軸ケ−ブル1に同心円状にはめ込み、アンテナエレメント接続点側よりλ/4の位置で同軸ケ−ブル外導体2に電気的に接続した構造である。
アンテナエレメント接続点より阻止套管7側を見たインピ−ダンスは無限大となるので、同軸ケ−ブル外導体2には漏洩電流が流れず、平衡−不平衡変換回路として作動する。
【0006】
不平衡回路であるマイクロストリップ線路と、平衡回路であるアンテナを接続する変換回路(バラン)を回路基板上に形成したものとして特公昭52-19062号公報がある。これに開示されたストリップ線路用平衡−不平衡変換回路は、誘電体基板上に蒸着して形成された、一対の線路導体からなる平衡線路と、この平衡線路に接続された分枝導体(スタブ)と、該接続点の一方に接続された不平衡線路から構成されている。
【0007】
該平衡線路の他端には、平衡回路であるアンテナが接続される。該スタブは不平衡系の電波波長λgaに対しλga/2長の短絡スタブを形成し、この途中、すなわち平衡系の電波波長λgbに対しλgb/4に相当する位置を短絡している。従って平衡電流に対しては、スタブ長がλgb/4で先端短絡のスタブを形成するのでインピ−ダンスは無限大となり、平衡電流はスタブ側には流れない。一方、不平衡電流に対してはスタブ長がλga/2で先端短絡であるのでインピ−ダンスは零となり不平衡電流は全てスタブ側に流れ、アンテナ側には流れない。
【0008】
またバランを板状に形成した一例として、特公昭63-66442号公報がある。これに開示されたバラン回路は、分割同軸線路バランを基本としたもので、三枚の平板状導体(トリプレ−ト)構造のストリップ線路を設け、その一端を同軸ケ−ブル先端に接続する。すなわち上下のプレ−トを同軸ケ−ブル外導体に、中央プレ−トを同軸ケ−ブルの中心導体に接続し、トリプレ−ト他端では中央プレ−トと上下プレ−トの何れか一方とを導体で短絡し、負荷は上下のプレ−ト端に接続する。
【0009】
この構成により不平衡−平衡変換を行なう。また上下のプレ−トを、負荷給電点から約1/4管内波長の位置において導体等で短絡して、バランを形成している。したがって、負荷給電点からストリップ線路を見たインピ−ダンスは無限大となるので、漏洩電流は零となり、また三枚の平板状導体幅の選択によって負荷インピ−ダンスとの整合がとられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
これらのバランは、平衡−不平衡変換回路であり、平衡系の中央給電ダイポ−ルアンテナに、不平衡系の同軸ケ−ブルを接続する際には有効である。
【0011】
ところが偏給電ダイポ−ルアンテナ、すなわちダイポ−ルアンテナの左右エレメント長が相違し、従って中央給電でなく、偏給電となる型式のダイポ−ルアンテナがある。該偏給電ダイポ−ルアンテナは、左右のエレメント長さを調整することにより給電点インピ−ダンスを変化させることが出来る利点と、同様に左右のエレメント長さを調整することにより、放射指向性のチィルト角を調整出来る利点を有している。
【0012】
図6の(a)は、中央給電ダイポ−ルアンテナのチィルト角零の放射指向特性の一例であり、(b)は、偏給電ダイポ−ルアンテナでチィルト角αを持つ放射指向性の一例を示す。例えば、鉄塔上に設けたPHS基地局用アンテナに、水平より下方にチィルト角を持つ偏給電ダイポ−ルアンテナを使用すれば、不要な上空への電波放射が少く、必要な地上への電波放射が強く、有効である。
【0013】
しかしながら偏給電ダイポ−ルアンテナにおいても、同軸ケ−ブルの外導体に漏洩電流が流れる。偏給電ダイポ−ルアンテナにおいては、アンテナエレメントと同軸ケ−ブルが共に不平衡系であるため、該漏洩電流は前述のバランを使用しても阻止することは出来ない。従って偏給電ダイポ−ルアンテナにおいては、同軸ケ−ブルからの不要な電波放射を抑制することが出来ず、今迄実用化されていなかった。
【0014】
本発明は、偏給電ダイポ−ルアンテナに同軸ケ−ブルを直結して給電するに際し、同軸ケ−ブルの外導体に流れる漏洩電流を抑制し、同軸ケ−ブルからの不要な電波放射を抑制することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の同軸ケ−ブルを直結した偏給電ダイポ−ルアンテナは、
(1)地板(5)から距離hに設置した偏給電ダイポ−ルアンテナ(4)において、
距離hが使用する波長λに比較して十分に小さく、かつ同軸ケ−ブル(1)の外導体(2)に直結接続したアンテナエレメント(41)の、接続点より見たインピ−ダンスZa1の虚部が実質上零であることを、第1の特徴とする。
【0016】
(2)地板(5)から距離hに設置した偏給電ダイポ−ルアンテナ(4)において、
距離hが使用する波長λに比較して十分に小さく、かつ同軸ケ−ブル(1)の中心導体(3)に接続されるアンテナエレメント(42)の、接続点より見たインピ−ダンスZa2の虚部が実質上無限大であることを、第2の特徴とする。
【0017】
(3)本発明の好ましい実施例の偏給電ダイポ−ルアンテナ(4)は、上記第1の特徴と第2の特徴を有する。すなわち、距離hが使用する波長λに比較して十分に小さく、かつ同軸ケ−ブル(1)の外導体(2)に直結接続したアンテナエレメント(41)の、接続点より見たインピ−ダンスZa1の虚部が実質上零で、同軸ケ−ブル(1)の中心導体(3)に接続されるアンテナエレメント(42)の、接続点より見たインピ−ダンスZa2の虚部が実質上無限大である。
【0018】
(4)本発明の好ましい実施例では、前記インピ−ダンスZa1を実質上零とするために、アンテナエレメント(41)の長さl1を実質上λ/4の奇数倍とした。
【0019】
(5)本発明の好ましい実施例では、前記インピ−ダンスZa2を実質上無限大とするために、アンテナエレメント(42)の長さl2を実質上λ/2の整数倍とした。
【0020】
なお、理解を容易にするためにカッコ内には、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号を、参照までに付記した。
【0021】
次に本発明の、同軸ケ−ブルを直結した偏給電ダイポ−ルアンテナの動作原理を以下に図面を参照して説明する。
【0022】
図1の(a)に、地板5の上部に設置した、同軸ケ−ブル1を直結した偏給電ダイポ−ルアンテナ4の一例を示す。該アンテナ4は、長さl1の第1アンテナエレメント41,長さl2の第2アンテナエレメント42、及び、地板5から構成されており、アンテナエレメントの全長はlである。
【0023】
給電点は、第1アンテナエレメント41左端からl1、また第2アンテナエレメント42右端からl2に位置しており、l1≠l2であるので偏給電ダイポ−ルアンテナである。第1アンテナエレメント41および第2アンテナエレメント42は、地板5より距離hの位置に配置されている。この距離hは、使用波長λに対して1/4、好ましくは1/10以下と十分に小さいので、本アンテナは反射板上の伝送線路的な取扱いが出来る構造である。
【0024】
同軸ケ−ブル1は、地板5の中心位置を、地板に対し垂直に貫通しており、同軸ケ−ブル1の外導体2に第1アンテナエレメント41のアンテナ端子Aが、同軸ケ−ブル1の中心導体3に第2アンテナエレメント42のアンテナ端子Bが、接続されている。同軸ケ−ブル1の外導体2は、地板5とは分離している(地板5に接続されていない)。
【0025】
図1の(b)には、偏給電ダイポ−ルアンテナ4の給電点を原点とする3次元座標上の、アンテナ4の放射電界Eを示す。φはx軸y軸間の角度を示し、θはz軸y軸間の角度を示し、図中のEφは放射電界Eの水平偏波成分(所望する成分)を表わし、Eθは放射電界Eの、同軸ケ−ブル1の漏洩電流による垂直偏波成分(不要成分)を表わす。
【0026】
図2の(a)は、図1の(a)に示すアンテナ端子Aとアンテナ端子B間の給電電圧Vを分解して表わしたものである。アンテナ端子Aとアンテナ端子Cは、図1の(a)に示す様に、端子Aと端子Bの間の中間電位点Oの電位よりそれぞれV/2低いので、同電位である。
【0027】
図2の(b)に、図2の(a)に表わした給電電圧の内、平衡系成分のみ摘出して示し、図2の(c)には、不平衡系成分のみ摘出して示す。このように分解すると、図1に示すアンテナ端子Aとアンテナ端子B間の給電電圧V(図2の(a)は、平衡系成分(図2の(b))と不平衡系成分(図2の(c))に分けて、各々独立に検討することが出来る。
【0028】
図2の(b)に示す平衡系成分は、通常の水平偏波ダイポ−ルアンテナの成分と同一であり、電流Ib1とIb2により水平偏波が放射される。またこのアンテナは、左アンテナエレメント長l1、右アンテナエレメント長l2が、l1≠l2である偏給電ダイポ−ルであるので、同軸ケ−ブル1の外導体2に漏洩電流Icbが流れる。図2の(c)に示す不平衡系成分は、給電点Oの位置によらず、漏洩電流Icuが生ずる。これらの漏洩電流Icb及び漏洩電流Icuにより、不要な垂直偏波が放射される。
【0029】
図2の(b)に示す平衡系成分と、(c)に示す不平衡系成分は、アンテナ4が地板5に近い位置(h≦λ/10)に配置されているために、前述の様に伝送線路的に取扱うことが出来るので、図3に示す様に、各端子A〜Cのインピ−ダンスを集中定数的に表現した3個の成分Za1,Za2,Zcに分解することが出来る。
【0030】
図3の(a)のZa1は、図2の(a)において端子Aから左側のインピ−ダンスを、図3の(b)のZa2は、図2の(a)において端子Bから右側のインピ−ダンスを、図3の(c)のZcは、図2の(a)において端子Cから下側のインピ−ダンスを集中定数的に表したものである。
【0031】
このように表現したとき、偏給電ダイポ−ルアンテナ4の等価回路は、最終的に第4図の(a)(平衡系)及び(b)(不平衡系)に分解して表わすことが出来る。このように分解すると、平衡系の漏洩電流Icbと、不平衡系の漏洩電流Icuは、次式となる。
Icb=(Za1−Za2)(V/2)[Za1・Za2+Zc(Za1+Za2)] ・・・(1)
Icu=(Za1+Za2)(V/2)[Za1・Za2+Zc(Za1+Za2)] ・・・(2)。
【0032】
よって、端子Cにおける漏洩電流Icは、IcbとIcuの和として次式となる。
Ic=Icb+Icu
=Za1・V/[Za1・Za2+Zc(Za1+Za2)] ・・・(3)
式(3)で示す漏洩電流Icに着目して、不要な垂直偏波成分の放射電界Eθを求める。放射電界Eθは、漏洩電流Icの分布Ic(z)から求めることが出来る。
【0033】
【数4】
【0034】
ここで位相定数kは、自由空間2π/λに等しいとした。印加電流Ioは、Io=Ic(h)として次式となる。
【0035】
【数5】
【0036】
またPLは、z=0における反射係数であり、次式で表される。
PL=(ZL−Zo)/(ZL+Zo) ・・・(6)
ここにZLは、図3の(c)に示す地板5から下方のインピ−ダンスを集中定数的に表したものである。
【0037】
また特性インピ−ダンスZoは、次式の値を用いる。
Zo=60[(ln・2h/a)−1] ・・・(7)
式(4)から、漏洩電流による不要な垂直偏波成分の放射電界Eθ、は次式の様になる。
【0038】
【数8】
【0039】
上式は、地板5に対してアンテナの高さhが低い(h≦1/4)ため、kz≪1となり、結果的に次式で表わすことが出来る。
【0040】
【数9】
【0041】
上式からIo=0の時に、漏洩電流による不要な垂直偏波成分の放射電界Eθを零とすることが出来る。Io=0の条件は、式(5)からIc=0である。
【0042】
従って式(3)から、次のインピ−ダンスが条件となる。
Za1=0 ・・・(10)
Za2=∞ ・・・(11)
Za1は、図3の(a)に示す様に、端子Aから左側を見たインピ−ダンスであり、Za2は図3の(b)に示す様に、端子Bから右側を見たインピ−ダンスである。
【0043】
これらは近似的に長さl1とl2を持つ終端開放線路として、インピーダンスの主成分(実部<<虚部)となる虚部に着目すると、次に様に表現できる。
Za1≒−jZo・cot(kl1) ・・・(12)
Za2≒−jZo・cot(kl2) ・・・(13)。
【0044】
従って、インピ−ダンスの条件式(10)と(11)は、偏給電ダイポ−ルアンテナのエレメント長l1とl2で表わすことが出来る。
l1≒(2n−1)λ/4 (n=1,2,・・・) ・・・(14)
l2≒nλ/2 (n=1,2,・・・) ・・・(15)。
【0045】
上式から、エレメントl1および/またはl2の長さを選ぶことにより、不要な放射を抑制できることが判る。
【0046】
すなわち一つは同軸ケ−ブル1の外導体2に接続されるエレメント41の長さl1を、λ/4の奇数倍として、インピ−ダンスZa1を小さくする方法であり、他の一つは同軸ケ−ブル1の中心導体3に接続されるエレメント42の長さl2を、λ/2の整数倍として、インピ−ダンスZa2を高くする方法である。これらの条件を満足すれば、漏洩電流による不要な放射のない、同軸ケ−ブルを直結した偏給電ダイポ−ルアンテナが実現する。
【0047】
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例の説明より明ら
かになろう。
【0048】
【発明の実施の形態】
【0049】
【実施例】
本実施例では、周波数f=1500MHz,波長λ=20cmにおいて、l/λ=0.8のダイポ−ルアンテナを使用して、給電点位置を変化させて垂直偏波放射電界Eθ(不要成分)を測定した。上記において、アンテナエレメント総長l=0.8λ=16cmであり、
アンテナエレメント半径a=5・λ/1000=1mm
地板5の大きさ=2m×50cm
の条件により実施したものである。
【0050】
図5の(a)および(b)は、上述した理論を確認した結果を示すグラフである。図5の(a)には、地板5に対するアンテナエレメント41,42の距離h=0.25λ=5cm(すなわちh=(1/4)λ)として実施した場合の結果を示す。横軸Fp/λは給電点位置を示し、0.0は給電点が左端(エレメント41長さl1=0,エレメント42長さl2=16cm)であり、0.5は給電点が中間(エレメント41長さl1=8cm,エレメント42長さl2=8cm)であり、1.0は給電点が右端(エレメント41長さl1=16cm,エレメント42長さl2=0)である。縦軸Eθは垂直偏波放射電界の絶対値レベルをデジベルで表わしたものである。実線は計算で求めた値を示し、黒丸印は、実測による値を示す。尚、本実施例では計算値(理論値)を得るために、図1の(a)に示す同軸ケ−ブル1の外導体2をZ=0で地板5と短絡して行った。
【0051】
図5の(b)は、地板5に対するアンテナエレメント41,42の距離h=0.1λ=2cm(すなわちh=(1/10)λ)として実施した場合の結果である。
【0052】
一般的に、Eθ<−10dBであれば、不要な放射が抑制されていると言えるが、本実施例においては、図5の(a)及び図5の(b)に示す様に、Za1=0,Za2=∞の時に、垂直偏波放射電界Eθが10dB以上抑制されていることがわかる。図5の(a)の場合(h=(1/4)λ)よりも、図5の(b)の場合(h=(1/10)λ)の方が、垂直偏波放射電界Eθの減衰量が大きい。このように、地板5に対するアンテナエレメント41,42の距離hを波長λに対してh=(1/10)λと、より小さくする方が、垂直偏波放射電界Eθの抑制効果が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は、本発明の偏給電ダイポ−ルアンテナの構成を示す斜視図であり、(b)は、該アンテナの放射電界Eの方向を示すベクトル図である。
【図2】 (a)は、図1の(a)に示す端子A,B間の電圧Vを平衡系と不平衡系とに分解して表わしたブロック図であり、(b)はその内平衡系分のみを示し、(c)は不平衡系分のみを示す。
【図3】 (a)は、図2の(a)の端子1から左側を見たインピ−ダンスを示す模式図であり、(b)は、図2の(a)の端子2から右側を見たインピ−ダンスを示し、(c)は、図2の(a)の端子3から下側を見たインピ−ダンスを示す。
【図4】 (a)は、偏給電ダイポ−ルアンテナの平衡成分を表わす等価回路図であり、(b)は、偏給電ダイポ−ルアンテナの不平衡成分を表わす等価回路図である。
【図5】 (a)は、本発明の一実施例の、h=0.25λの場合の垂直偏波放射電界Eθの減衰量を示すグラフであり、(b)は、h=0.1λの場合の減衰量を示すグラフである。
【図6】 (a)は、従来の中央給電ダイポ−ルの放射指向性の一例を示すグラフであり(b)は、本発明の偏給電ダイポ−ルアンテナの放射指向性の一例を示すグラフである。
【図7】 (a)は、従来の中央給電ダイポ−ルアンテナの構成を示すブロック図であり、(b)は、(a)に阻止套管を装着したアンテナの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1:同軸ケ−ブル
2:同軸ケ−ブルの外導体
3:同軸ケ−ブルの中心導体(芯線)
4:偏給電ダイポ−ルアンテナ
41:偏給電ダイポ−ルアンテナの第1エレメント
42:偏給電ダイポ−ルアンテナの第2エレメント
5:地板
6:中央給電ダイポ−ルアンテナ
61:中央給電ダイポ−ルアンテナの第1エレメント
62:中央給電ダイポ−ルアンテナの第2エレメント
7:阻止套管
Eθ:垂直偏波放射電界
Eφ:水平偏波放射電界
Claims (5)
- 地板から距離hに設置した偏給電ダイポ−ルアンテナにおいて、
距離hが使用する波長λに比較して十分に小さく、かつ同軸ケ−ブルの外導体に直結接続したアンテナエレメントの、接続点より見たインピ−ダンスZa1の虚部が実質上零であることを特徴とする、同軸ケ−ブルを直結した偏給電ダイポ−ルアンテナ。 - 地板から距離hに設置した偏給電ダイポ−ルアンテナにおいて、
距離hが使用する波長λに比較して十分に小さく、かつ同軸ケ−ブルの中心導体に直結接続したアンテナエレメントの、接続点より見たインピ−ダンスZa2の虚部が実質上無限大であることを特徴とする、同軸ケ−ブルを直結した偏給電ダイポ−ルアンテナ。 - 地板から距離hに設置した偏給電ダイポ−ルアンテナにおいて、
距離hが使用する波長λに比較して十分に小さく、かつ同軸ケ−ブルの外導体に直結接続したアンテナエレメントの、接続点より見たインピ−ダンスZa1の虚部が実質上零で、前記同軸ケ−ブルの中心導体に直結接続したアンテナエレメントの、接続点より見たインピ−ダンスZa2の虚部が実質上無限大であることを特徴とする、同軸ケ−ブルを直結した偏給電ダイポ−ルアンテナ。 - 前記同軸ケ−ブルの外導体に接続したアンテナエレメントの長さl1は実質上λ/4の奇数倍である、請求項1又は請求項3記載の偏給電ダイポ−ルアンテナ。
- 同軸ケ−ブルの中心導体に接続したアンテナエレメントの長さl2は実質上λ/2の整数倍である、請求項2又は請求項3記載の偏給電ダイポ−ルアンテナ。
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