JP3683393B2 - 検出スイッチ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリーカードが挿入される電子機器に取り付けられ、メモリーカードの挿入を、電子機器の筺体に対する蓋の開閉によって検出する検出スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
検出スイッチは、例えばデータの読み書きが可能なメモリーカードのカードリーダライターに組み込まれている。この検出スイッチは、カードリーダライターにおけるメモリーカード挿入部位を塞ぐカバーが完全に閉じられたか否かを検出することによって、メモリーカードが完全に挿入された状態を検出し、不完全挿入状態でのメモリーカードとのデータの読み書きを防止している。
【0003】
図11と図12は、このような電子機器に組み込まれた従来の検出スイッチを示すものである。電子機器のケース100には、メモリーカード(以下、カードと記載する。)101が挿入されるカード挿入室110が形成されると共に、カード挿入室110の底壁111によって仕切られた検出室120が形成されている。
【0004】
検出室120には、第1の板ばね130と、第2の板ばね140とが設けられている。第1の板ばね130は、二股の基端131がケース100内の溝に挿入されることによってケース100に片持ち状に支持されている。二股の一方は、支持部131から底壁111に沿って延びており、延設された端部が上方に湾曲されることによって接触部132となっている。この接触部132はカード挿入室110の高さ方向に沿って起立することによってケース100の上方に臨むようになっている。また、二股の他方は、同様に底壁111に沿って延び、その延設端部133が図示を省略した回路基板のパターン上に突出している。
【0005】
第2の板ばね140は第1の板ばね130と同様に、一端141がケース100の溝に挿入されることによってケース100に片持ち状に支持されている。この第2の板ばね140は間隔を有して第1の板ばね130と同方向に平行に延びており、その延設端部142が回路基板の他のパターン上に突出している。
【0006】
この構造では、カード挿入室110を閉じるカバー135がケース100に回転可能に取り付けられており、図12に示すように、カード101をカード挿入室110に完全に挿入すると、その開口端を覆うように、カバー135を閉じ操作できる。
【0007】
カバー135の閉じ操作により、第1の板ばね130の接触部132が押圧され、第1の板ばね130が撓んで、第2の板ばね140に接触する。従って、この板ばね130、140間の接触により、カバーが閉じられたことを検出することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の検出スイッチでは、第1及び第2の2枚の板ばね130、140を、高さ方向(上下方向)に撓むようにケース100に取り付ける必要があり、板バネ130、140の形状が複雑化し、加工工程が長くなると共に、ケース100への組み立ても面倒なものとなっている。
【0009】
又、両者が接触のタイミングとカバーの回転動作を厳密に設計することは困難であることから、接触した後もある程度カバーを回転させる、いわゆるオンストロークをできるだけ長くとる必要があることから、第1の板ばね130が第2の板ばね140と接触した後も、両者を下方に撓ませる構造とする必要があり、この撓み量分のスペースをケース100の高さ方向に確保する必要がある。このため、ケース100が厚くなり、ケース100を収容する電子機器の小型化が困難なものとなっている。
【0010】
さらに、このオンストロークを充分にとるためには、片持ち支持している第1の板ばね130と第2の板ばね140を大きく撓ませることとなり、繰り返し使用によって板ばね130、140が疲労し易く、耐久性に劣る問題を有している。この為、板ばね130、140に大きな曲げ応力が生じないように、そのばねスパン(長手方向の長さ)を、充分長くとるように設計しなければならず、前述と同様に、ケース100が大型化し、ケース100を収容する電子機器の小型化の障害となっている。
【0011】
本発明は、このような従来の問題点を考慮してなされたものであり、検出のための部品を簡単な構造のものとし、ケースを小型化できると共に、オンストロークを充分に確保でき、さらには、耐久性を有した検出スイッチを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の検出スイッチは、回路基板上に実装され、回路基板に対向する底面に沿って開口する取付凹部と、平面側に開口する抜き出し開口部と、取付凹部と抜き出し開口部間を連通する取付溝とが形成されたケースと、ケースの抜き出し開口部内に圧縮可能に設けられ、一端が抜き出し開口部の平面側で外部に臨む接触部となり、他端が可動接点となっているコイルスプリングと、ケースの取付溝と取付凹部内にわたって収容され、一側がコイルスプリングの可動接点に連設され、他側の取付部がケースの取付凹部に取り付けられることにより、コイルスプリングを片持ち状に支持する片持ち支持部とを有するワイヤコンタクトと、可動接点と接離する固定接点を有し、固定接点が抜き出し開口部内で可動接点と隙間を介して対向するようにケースに取り付けられる固定接点板と、ケースに対して接近及び離反する可動部材とを備え、ケースに対して接近した可動部材が、接触部と当接し、可動接点と固定接点が接触する検出スイッチであって、片持ち支持部の取付部は、取付凹部に挿入した状態で、ケースの一部を潰して取付凹部の開口に膨出する仮止め凸部によりケースに仮止めされ、仮止めされた後、ケースを回路基板上に実装した状態で、ケースと回路基板とに挟まれて取り付けられることを特徴とする。
【0013】
この検出スイッチは、可動部材をケースと接近する方向に操作することによって、可動部材がワイヤコンタクトの接触部に当接する。この当接によって、ワイヤコンタクトのコイルスプリングが撓んでコイルスプリングの可動接点が回路基板側の固定接点に接触し、可動部材の操作を検出する。
【0014】
この構造では、単一のワイヤコンタクトを用いるため、部品点数が少なくなり、構造が簡単となる。このワイヤコンタクトは、可動接点が固定接点と接触した後、コイルスプリングが圧縮するので、オンストロークを充分にとることができる。又、コイルスプリングが圧縮されるので、片持ち支持部は、大きく撓むことがなく、その長手方向の長さを短縮してケースの小型化が可能となる。さらに、コイルスプリングはそのコイル長方向に圧縮作動するため、疲労が少なく、耐久性を有したものとなる。
【0015】
【0016】
また、ワイヤコンタクトの片持ち支持部をケースに仮止め固定してからケースと回路基板とによって挟持する構造のため、ワイヤコンタクトを片持ち支持するためのケース側の形状を簡略化でき、簡単に取り付けることができる。また、回路基板でワイヤコンタクトの一部を覆うので、ケースを更に薄型化することができる。
【0017】
請求項2の検出スイッチは、取付部をケースの取付凹部に取り付けた状態で、コイルスプリングに連設される片持ち支持部の一側の当接部を、平面方向に向かって付勢される片持ち支持部の弾力で取付溝の回路基板と対向する内面に当接させ、片持ち支持部(に、コイルスプリングの接触部が抜き出し開口部から突出する方向に働く組立応力を付与したことを特徴とする。
【0018】
片持ち支持部に組み立て応力が付与されるので、コイルスプリングの待機位置を正確に位置決めでき、また、カバーからの押圧が解除された後は、正確に待機位置に復帰させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態の平面図、図2及び図3は図1のA−A線及びB−B線における断面図である。この実施形態では、メモリーカードなどのカードが挿抜される電子機器への適用形態を示している。
【0020】
電子機器のケース1には、カード2が挿入されるカード挿入室3が形成されている。カード2におけるケース挿入側の一方の隅部には、斜めに切りかかれた切欠部2aが形成される一方、ケース1のカード挿入室3には、この切欠部2aに対応した誤挿入防止壁部4が斜め状に形成されている。これによりカード2は挿入方向が一致しない限り、カード挿入室3に挿入することができないようになっている。
【0021】
カード2の片面には、電子機器との間で信号の入出力が行われる複数の電極部5が形成されている。これに対し、電子機器のケース1には、カード2の電極部5に接触する複数の端子6がそれぞれの電極部5と対応するように配置されている。この端子6は、図2に示すように、支持脚部6a及び可動接触部6bが長さ方向に連設された板ばね片からなり、隔壁部7を介してカード挿入室3と仕切られた端子収容室8内に配置されている。
【0022】
端子6は、その支持脚部6aが隔壁部7に沿うことによって端子収容室8内に位置決め支持されており、その可動接触部6bが弾性力を有した状態で、隔壁部7の開口部9からカード挿入室3内に抜き出されている。従って、カード2をカード挿入室3に挿入することによって、可動接触部6bがカード2の電極部5と接触して、電子機器とのデータ入出力が行われる。このケース1は、図2、図3に示すように、プリント配線基板等の回路基板10に実装されるものであり、それぞれの端子6は、この回路基板10に形成された対応するパターンに半田接続されている。
【0023】
端子収容室8が形成されたケース1の一方の外側部分(図1における右側部分)には、図3に示すように検出室11が形成されている。検出室11は端子収容室8と同様に、隔壁部7によってカード挿入室3と仕切られており、その内部には、ワイヤコンタクト12と一組の固定接点板31が配置される。
【0024】
ワイヤコンタクト12は1本の導電性線材からなり、この導電性線材を加工することによって片持ち支持部13と、コイル状のコイルスプリング14が連設された構造となっている。
【0025】
図4及び図5はワイヤコンタクト12の全体構造を示し、片持ち支持部13は横U字形に屈曲されている。又、片持ち支持部13は、U字状の屈曲部16が最も低くなっており、他側に向かって段階的に高くなるように加工されている。そして、屈曲部16の一端は、ケース1に取り付けられる取付部15となっており、この取付部15とU字形の屈曲部16を介することによって平行状に連設している部分がケース1との当接部17となっている。
【0026】
当接部17は自由状態では、図4の実線で示すように、斜め上方に高くなるように傾斜している。そして、ワイヤコンタクト12をケース1に取り付けると、当接部17は図3に示すように、ケース1の隔壁部7下面に当接する。この当接によって当接部17は、図4の鎖線で示すように、幾分、下方に押し下げられ、この押し下げによってワイヤコンタクト12の片持ち支持部13に、片持ち支持部13を、図中、上方へ付勢するように作用する組み立て応力が生じる。従って、ワイヤコンタクト12をケース1内に確実に位置決めできる。
【0027】
次に、ワイヤコンタクト12をケース1に取り付ける構造を説明する。ケース1の底面には、図6及び図7に示すように、取付凹部18および取付溝19が形成されている。図7に示す図6のC−C断面の位置で、取付溝19には当接部17が挿入され、この挿入によって当接部17が横ズレしたり、外れることが防止されている。
【0028】
取付凹部18は、図7に示すように、幅広の第1の凹部18aと、第1の凹部18aよりも幅が狭く、且つ第1の凹部18aよりも深く(高く)なっている第2の凹部18bとによって形成されており、第2の凹部18b内に取付部15が挿入される。この取付部15は、第2の凹部18b内に収容された後、第1の凹部18aの底部を潰して、第2の凹部18bの縁に膨出した仮止め凸部20によって、ケース1を回路基板10に実装するまでの間、仮止めされる。
【0029】
従って、ワイヤコンタクト12全体は、重力によって第2の凹部18bから落下することなくケース1の下面に仮止めされ、回路基板10への実装の際に、屈曲部16と取付部15が、回路基板10とケース1との間に挟持されることによって、ケース1に完全に取り付けられる。尚、幅広の第1の凹部18aを形成しているので、上記膨出した仮止め凸部20が、直接回路基板10に当接することがなく、ケース1の底面に回路基板10を密着して取り付けることができる。
【0030】
このような取り付けでは、回路基板10への実装前に、ワイヤコンタクト12を簡単な構造で仮保持でき、また、ケース1へ簡単に装着することができる。
【0031】
図4と図5に示すように、ワイヤコンタクト12には、更に、片持ち支持部13の当接部17側の先端に、上方に向けて巻回されたコイルスプリング14が、一体に形成されている。図3に示すように、片持ち支持部13をケース1に取り付け状態で、コイルスプリング14は、ケース1に穿設された抜き出し開口部21を挿通し、その上端の接触部23が、抜き出し開口部21からケース1の上方に露出するようになっている。接触部23は、後述する可動部材としてのカバー22と接触するものであり、接触部23と反対側の端部(下端部)は、可動接点24となっている。
【0032】
この実施形態において、コイルスプリング14は、ケース1の高さ方向(上下方向)に沿って配置されるものである。このため、コイルスプリング14はケース1の高さ方向に撓み、その撓みによって、いわゆるオンストロークを確保することができるので、2枚の板ばねを高さ方向に配置する必要がなくなり、ケース1を薄くすることができる。
【0033】
ケース1の抜き出し開口部21下方には、導電金属板からなる一組の固定接点板31、31が取り付けられている。固定接点板31、31は、互いに離間するように平行に配置され、それぞれの中央で、図6に示すようにコイルスプリング14のコイル径内に位置する部位に、長手方向に沿ったリブからなる固定接点25、25が形成されている。固定接点25、25は、コイルスプリング14の可動接点24と隙間をもって対向し、可動接点24と接触することにより、橋絡する。固定接点板31、31の一端は、ケース1の外方に突出し、回路基板10の所定のパターンと電気接続する脚部31a、31aとなっている。
【0034】
図8に示すように、ケース1は、回路基板10とともに、電子機器の筺体26内に取り付けられるものであり、筺体26の開口部26aに、ケース1のカード挿入室3が開口するように取り付けられている。この筺体26には、可動部材としてのカバー22が、ヒンジ軸27を中心に回転するように取り付けられ、ケース1に対して接近及び離反可能となっている。
【0035】
カバー22は、図10示すようにケース1の全長及びカード挿入室3に挿入されてケース1から露出しているカード2の露出部分を覆う長さとなっている。このカバー22の後端部分には、係止突起28が形成され、係止突起28が係合する係止溝29が筺体26の対応部位に形成されている。これらが係合することによってカバー22を閉じ状態に維持できる。30は、カバー22に形成された押圧凸部であり、ワイヤコンタクト12の接触部23を押圧するものである。
【0036】
この様に構成された検出スイッチの作動を、図8乃至図10によって説明する。まず、図8に示すように、カバー22がケースか1から離反した状態で、カード2をケース1のカード挿入室3に挿入する。このとき、コイルスプリング14が自由状態となっており、また、片持ち支持部13には、コイルスプリング14を上方へ付勢させる組み立て応力が働いているので、当接部17は、隔壁部7下面に当接し、可動接点24と固定接点25、25とが離れている。
【0037】
カード2の挿入後、カバー22をケース1に対して接近する方向、すなわち閉じ方向に回転させると、カバー22の押圧凸部30がコイルスプリング14の接触部23と接触して、コイルスプリング14を押圧する。この押圧によって、図9に示すようにコイルスプリング14の接触部23は、下方に押し下げられ、コイルスプリング14が圧縮される。
【0038】
このとき、カバー22は、カード2をカード挿入室3に完全に挿入しない限り、更に回転させることはできず、この為、ワイヤコンタクト12の片持ち支持部13は撓まず、可動接点24と固定接点25、25とは接触しない。
【0039】
従って、カード挿入室3へカード2が不完全挿入された状態では、仮にカード2の電極部5と電子機器側の端子6が接触しても、上記可動接点24と固定接点25、25が接触していないことから、データの入出力を行わず、誤動作を未然に防止できる。
【0040】
カード挿入室3へカード2を完全に挿入した状態では、カバー22をさらに回転させることができ、係止突起28が筺体26の係止溝29と係合する。この係合によって図10に示すように、カバー22が完全に閉じるため、カード3がケース1から抜け落ちることを防止できる。このときのカバー22の回転操作によって、ワイヤコンタクト12の全体が撓み、当接部17が隔壁部7から離れ、その後、コイルスプリング14の可動接点24は、固定接点25、25に接触し、固定接点25、25間を橋絡する。従って、カバー22が閉じたこと、すなわち、カード2をカード挿入室3へ完全に挿入したことを検出することができ、これによりカード2に対しての信号の入出力が可能となる。
【0041】
尚、可動接点24と固定接点25、25の接触(オン)後も、コイルスプリング14は、圧縮可能であり、接触部23を押し込みながら、カバー22をオンさせながら、更に回転させることができる。従って、カバー22の回転と接点間の接触のタイミングを厳密に調整する必要がなくなり、カバー22の製作に厳しい精度が要求されることがない。
【0042】
カード2をカード挿入室3から、抜き出す際には、図10に示す状態からカバー22をケース1から離反させる方向、すなわち図中時計方向に回転させ、カード2を抜き出す。このとき、ワイヤコンタクト12は、自らの弾性により復帰し、当接部17が隔壁部7下面に当接して図8に示す待機状態に位置決めされ、可動接点24と固定接点25、25とが離れる。
【0043】
このような実施形態では、単一のワイヤコンタクト12によってカバー22が閉じたことを検出するため、部品点数が少なくなって構造が簡単となり、組立も容易となる。又、ワイヤコンタクト12は、そのコイルスプリング14がコイルの長さ方向に圧縮作動することによって検出を行うものであり、このため、オンストロークを充分に確保できる。さらに、コイルスプリング14は圧縮作動がそのコイルの方向であるため、疲労が少なく、繰り返し使用することができ、大きな耐久性を有している。
【0044】
本発明は以上の実施形態に限定されることなく種々変更が可能であり、例えば、ケース1に対して接近及び離反する可動部材としては、ケース1に沿ってスライドする構造の部材であってもよい。
【0045】
また、上記実施の形態では、固定接点を、互いに離間する一組の固定接点25、25で構成し、可動接点24の接触によってこれらを橋絡させるようにしているが、ワイヤコンタクト12の一端を回路基板10の所定のパターンに電気接続させ、ワイヤコンタクト12の可動接点24と一つの固定接点との接触により可動部材の操作を検出してもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、単一のワイヤコンタクトを用いるため、その一端を巻回してコイルスプリングを形成する加工が容易であり、しかも、その片持ち支持部がワイヤコイルスプリングであるため、ケースの取り付けスペースをとらない。
【0047】
更に、オンストロークは、ワイヤコンタクトのコイルスプリングで吸収するため、片持ち支持部13を大きく撓ませる必要がない。従って、片持ち支持部13に、大きな曲げ応力が生じず、耐久性が増加するとともに、従来に比べて短い片持ち支持部とすることができ、ケースを小型化することができる。
【0048】
更に、ワイヤコンタクトの片持ち支持部をケースに仮止め固定するだけであるので、その取り付け構造が単純で、ワイヤコンタクトを簡単に取り付けることができる。
【0049】
請求項2の発明によれば、ワイヤコンタクトに、常に接触部をケースから突出させる方向に働く組み立て応力が作用しているので、可動部材からの外力を受けないときには、正確に位置決めでき、また、外力を解いたときに、確実に待機位置に復帰する。
【0050】
更に、ケース1に仮保持した状態で、ケースの一部に当接し、安定して保持されるので、回路基板への実装作業の際に、不用意にケースから脱落することがない。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の検出スイッチの平面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 図1のB−B線断面図である。
【図4】 ワイヤコンタクトの正面図である。
【図5】 ワイヤコンタクトの底面図である。
【図6】 ケースの部分底面図である。
【図7】 図6のC−C線断面図である。
【図8】 カバーがケースから離反した状態を示す検出スイッチの断面図である。
【図9】 カードが不完全挿入されている状態を示す検出スイッチの断面図である。
【図10】 カバーをケースに接近させた状態を示す検出スイッチの断面図である。
【図11】 カバーが操作される前の状態を示す、従来の検出スイッチの断面図である。
【図12】 カバーを操作した後の状態を示す、従来の検出スイッチの断面図である。
【符号の説明】
1 ケース
10 回路基板
12 ワイヤコンタクト
13 片持ち支持部
14 コイルスプリング
17 当接部
22 カバー
23 接触部
24 可動接点
25 固定接点
31 固定接点板
Claims (2)
- 回路基板(10)上に実装され、回路基板に対向する底面に沿って開口する取付凹部(18)と、平面側に開口する抜き出し開口部(21)と、取付凹部(18)と抜き出し開口部(21)間を連通する取付溝(19)とが形成されたケース(1)と、
ケース(1)の抜き出し開口部(21)内に圧縮可能に設けられ、一端が抜き出し開口部(21)の平面側で外部に臨む接触部(23)となり、他端が可動接点(24)となっているコイルスプリング(14)と、ケース(1)の取付溝(19)と取付凹部(18)内にわたって収容され、一側がコイルスプリング(14)の可動接点(24)に連設され、他側の取付部(15)がケース(1)の取付凹部(18)に取り付けられることにより、コイルスプリング(14)を片持ち状に支持する片持ち支持部(13)とを有するワイヤコンタクト(12)と、
可動接点(24)と接離する固定接点(25)を有し、固定接点(25)が抜き出し開口部(21)内で可動接点(24)と隙間を介して対向するようにケース(1)に取り付けられる固定接点板(31)と、
ケース(1)に対して接近及び離反する可動部材(22)とを備え、
ケース(1)に対して接近した可動部材(22)が、接触部(23)と当接し、可動接点(24)と固定接点(25)が接触する検出スイッチであって、
片持ち支持部(13)の取付部(15)は、取付凹部(18)に挿入した状態で、ケースの一部を潰して取付凹部の開口に膨出する仮止め凸部(20)によりケース(1)に仮止めされ、仮止めされた後、ケース(1)を回路基板上に実装した状態で、ケース(1)と回路基板(10)とに挟まれて取り付けられることを特徴とする検出スイッチ。 - 取付部(15)をケース(1)の取付凹部(18)に取り付けた状態で、コイルスプリング(14)に連設される片持ち支持部(13)の一側の当接部(17)を、平面方向に向かって付勢される片持ち支持部(13)の弾力で取付溝の回路基板と対向する内面に当接させ、片持ち支持部(13)に、コイルスプリング(14)の接触部(23)が抜き出し開口部(21)から突出する方向に働く組立応力を付与したことを特徴とする請求項1記載の検出スイッチ。
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