JP3708280B2 - 非線形性計算方法、ガンマ補正方法、及び、プログラム記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータ・システム、テレビジョン・システム等に利用される電子ディスプレイ装置の分野に係り、特に、ディスプレイ装置の非線形性の測定及び補正に関する。
【0002】
【従来の技術】
CRT(陰極線管)ディスプレイ装置は一般に、任意の画素に関し、印加入力電圧と出力輝度(光度)の間の関係が非線形であるという性質がある。この関係は、次の指数関数
輝度=(電圧)^(ガンマ)
(ただし、電圧は1に正規化される)
で近似することができる。この関係は、多くのディスプレイ装置で非線形である。というのは、ガンマが一般に1でないからである。その結果、ある電圧を印加したときに、画面上の発光体より放出される光量は本来の光量より少なくなる傾向がある。それゆえに、黒から白への緩やかな変化(“線形勾配”)を表すイメージは一般にとても暗く見える。この効果はよく知られている。もっとも、ビデオカメラは一般に“ガンマ補正された”信号を出力するように設計されているため、線形勾配は線形勾配として表示されるであろう。
【0003】
しかし、イメージ処理を伴う多くのアプリケーションにとって、イメージを正確に表示することは非常に重要である。したがって、そのようなアプリケーションにとって、ガンマ測定及び補正が極めて重要になる。ある種のイメージ処理ソフトウェアを利用することにより、コンピュータのユーザはモニタのガンマを入力することができるようになり、その結果、イメージをガンマ補正してから表示することができる。しかし、ユーザはまずガンマの値を知らなければならない。グラフィックアートの専門家は、ガンマやその他のモニタ特性を測定するために測定装置を利用することが多い。しかし、一般的なユーザは、そのような測定装置を利用できない。別のプログラムによって、ユーザはガンマを調整することができるが、それでもユーザ自身で、表示すべきイメージにすでに含まれているであろうガンマ補正を考慮しつつ、オーバーオールのガンマ補正を決定しなければならない。さらに、そのようなプログラムでは、しばしば、ガンマ補正を高精度に行うことはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、コンピュータの一般的なユーザでも、格別の測定装置を用いることなく、ディスプレイ装置のガンマの測定及び補正を行う簡単かつ正確な方法を提供するである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の方法は、輝度=(電圧)^(ガンマ)なる式により近似されるディスプレイ装置の入力/出力レスポンスの非線形性を計算する、コンピュータにより実施される方法であって、該ディスプレイ装置に線形の色勾配を持つ第1のイメージと、ある一定の色を持つ第2のイメージとを表示させるステップ;該第1イメージの色が該第2イメージの色と一致する該第1イメージ上の場所を指定するユーザ入力を受け取るステップ;該ユーザ入力により指定された場所に基づきガンマを推定するステップ、該ガンマ推定ステ ップの結果に基づいて補正値を決定するステップからなることを特徴とする。
【0006】
請求項2の発明の方法は、請求項1の発明の方法に、該ガンマ推定ステップ中に該ガンマが正確に推定されたならば色相を持たないような第3のイメージを該補正値に基づいて表示するステップを追加することを特徴とする。
【0007】
請求項3の発明の方法は、請求項2の発明の方法において、該第3イメージを表示するステップが、該第2イメージの代わりに該第3イメージを表示することを特徴とする。
【0008】
請求項4の発明の方法は、請求項1の発明の方法に、該ディスプレイ装置が1に等しい実質的なガンマを持つように、該ガンマ推定ステップに基づいて該ディスプレイ装置の入力/出力レスポンスを修正するステップを追加することを特徴とする。
【0009】
請求項5の発明の方法は、輝度=(電圧)^(ガンマ)なる式により入力/出力レスポンスが近似されるようなガンマを持つディスプレイ装置のガンマ補正をする、コンピュータにより実施される方法であって、強度の線形勾配を持つ第1のイメージを該ディスプレイ装置に表示させるステップ;最低と最高の平均の一定の強度を持つ第2のイメージを該ディスプレイ装置に表示させるステップ;該第1イメージの強度が該第2イメージの強度と一致するように見える該第1イメージ上の場所を指定するユーザ入力を受け取るステップ;該ユーザ入力により指定された該第1イメージ上の場所に基づいて該ガンマの推定値を決定するステップ;及び、該ガンマの推定値に基づいて補正値を決定するステップからなることを特徴とする。
【0010】
請求項6の発明の方法は、請求項5の発明の方法に、該ディスプレイ装置に該補正値に基づいて該第2イメージを再表示させるステップを追加することを特徴する。
【0011】
請求項7の発明の方法は、請求項6の発明の方法において、該ディスプレイ装置に該補正値に基づいて該第2イメージを再表示させるステップで、該ガンマ推定値が該ガンマと等しいならば該第2イメージは色相を持たないことを特徴とする。
【0012】
請求項8の発明の方法は、輝度=(電圧)^(ガンマ)なる式により入力/出力レスポンスが近似されるようなガンマを持ち、少なくとも3つの色成分を使ってカラーイメージを表示することができるディスプレイ装置のガンマ補正を行う、コンピュータにより実施される方法であって、該3色成分中の第1の2色成分のそれぞれに関し一定の強度を持ち、さらに該3色成分中の第3の色成分に関し線形の強度勾配を持つ第1のイメージを該ディスプレイ装置に表示させるステップ;該第1の2色成分中の各色成分に関し一定の強度を持ち、さらに、該第3色成分に関し最低と最高の平均の一定の強度を持ち、ある全体的色を持つ第2のイメージを該ディスプレイ装置に表示させるステップ;該第1イメージの色が該第2イメージの全体的色と一致するように見える該第1イメージ上の位置を指定するユーザ入力を受け取るステップ;該ユーザ入力により指定された該第1イメージ上の位置に基づいて該ガンマの推定値を決定するステップ;及び該ガンマの推定値に基づいて補正値を決定するステップからなることを特徴とする。
【0013】
請求項9の発明の方法は、請求項8の発明の方法に、該ディスプレイ装置に、該補正値に基づき、その全体的色が該ディスプレイ装置のガンマを示すような第3のイメージを表示させるステップを追加することを特徴とする。
【0014】
請求項10の発明の方法は、請求項9の発明の方法において、該ディスプレイ装置に該第3イメージを表示させるステップで、該第3イメージは該ガンマ推定値が該ガンマと等しいならば色相を持たないことを特徴とする。
【0015】
請求項11の発明の方法は、請求項8の発明の方法に、該ディスプレイ装置が1に等しいガンマを持つように、該ガンマ推定値に基づいて該ディスプレイ装置の入力/出力レスポンスを修正するステップを追加することを特徴とする。
【0016】
請求項12の発明の方法は、請求項8の発明の方法において、該ディスプレイ装置に該第2イメージを表示させるステップが該第3色成分が該ガンマに影響されない該第3色成分の最低と最高の平均の一定の強度を生成することを特徴とする。
【0017】
請求項13の発明の方法は、請求項12の発明の方法において、該ディスプレイ装置に該第2イメージを表示させるステップが該第2イメージの画素に、1画素毎に交互に第1の強度値と第2の強度値とに切り替わる強度を割り当てることを特徴とする。
【0018】
請求項14の発明の方法は、ディスプレイ装置を有するクライアント・システムと広域ネットワーク(WAN)により通信するサーバー・システムにおいて、該ディスプレイ装置のガンマ補正を行う方法であって、第1の命令セットを該サーバー・システムから該クライアント・システムへ送信するステップを含み、該第1の命令セットは、第1のイメージを該ディスプレイ装置に表示させるために該クライアント・システムにより実行されるものであり、該第1イメージは第1の2色の各色に関し一定の強度を持ち、かつ、第3の色に関し線形の強度勾配を持ち、該第1の命令セットはまた、第2のイメージを該ディスプレイ装置に表示させるために該クライアント・システムに実行されるものであり、該第2イメージは該第1の2色の各色に関し一定の強度を持ち、かつ、該第3の色に関し最低と最高の平均の一定の強度を持ち、さらにある全体的色を持ち、該第1の命令セットはまた、該クライアント・システムに該第1イメージの色が該第2イメージの全体的色と一致する該第1イメージ上の位置を指定するユーザ入力を入力させるために該クライアント・システムにより実行されるものであり、該第1の命令セットはまた、該クライアント・システムに該ユーザ入力により指定された場所を示す情報を該サーバー・システムへ送信させるために該クライアント・システムにより実行されるものであり;さらに、該ユーザ入力により指定された位置を示す情報に基づいて該ガンマの推定値を決定するステップ、該ガンマ推定値に基づいて補正値を決定するステップ、及び第2の命令セットを該サーバー・システムから該クライアント・システムへ送信するステップを含み、該第2の命令セットは該ディスプレイ装置に該補正値に基づいて該第2イメージに代えて第3のイメージを表示させるために該クライアント・システムにより実行されるものであり、該第3イメージはある全体的色を持ち、該第3イメージの全体的色は該ディスプレイ装置を示すもので、該ガンマ推定値が該ガンマと等しいならば色相のない灰色となるものであることを特徴とする。
【0019】
請求項15の発明の方法は、請求項14の発明の方法において、該第1の命令セット及び該第2の命令セットはHTML(ハイパーテキスト・マークアップ言語)ドキュメントに含まれることを特徴とする。
【0020】
請求項16の発明の方法は、請求項14の発明の方法において、該第1イメージ、該第2イメージ及び該第3イメージがワールド・ワイド・ウェブのページにより生成されることを特徴する。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用い、本発明によりディスプレイ装置の入力/出力レスポンスの非線形性を測定及び補正する方法及び装置について述べる。以下の記述において、本発明の徹底的な理解を与えるべく多くの具体例を示す。しかし、それら具体例を用いないで本発明を実施し得ることは、当業者には明らかであろう。他方、周知の構造及び装置は、本発明を不必要に難解にしないためにブロック図の形で示す。
【0022】
本発明は、ユーザがコンピュータCRTモニタのようなディスプレイ装置のガンマを正確に測定できるようにするために、色及びリアルタイム・フィードバックを利用する手順を含む。好適な実施例においては、その手順はコンピュータ・プログラム命令によって具体化される。これらの命令を用いて、それら命令に関しプログラムされた汎用プロセッサに本発明の手順を実行させることができる。あるいは、本発明の手順は、必要なステップを遂行するためのハードワイアド論理を含む専用ハードウェア・コンポーネント、又はプログラムされた汎用コンピュータ・コンポーネントとカスタム・ハードウェア・コンポーネントの組合せによって実行してもよい。後述される一実施例においては、本発明は、遠隔地にあるクライアント・コンピュータシステムによりインターネットを通じアクセス可能なサーバー・コンピュータシステムに常駐するソフトウェアの形をとる。このような実施例では、本発明はクライアント・コンピュータシステムのユーザに対しワールド・ワイド・ウエブ(WWW)のページの形をとって提供される。
【0023】
図1は、本発明を実現することができるコンピュータシステムを示す。このコンピュータシステム10は中央処理装置(CPU)11を含み、これはシステムバス13によりシステムメモリ12と接続される。システムバス13は、周辺バスインターフェイス14を介し周辺バス15に接続される。周辺バス15は、PCI(Peripheral Component Interconnect)等であろう。周辺バス15には、キーボード16、マウス、トラックボール、タッチパッドのようなカーソル制御装置17等の入出力装置、磁気ディスク装置や光ディスク装置のような大容量記憶装置19、CRTやLCD(液晶ディスプレイ)のようなディスプレイ・モニタ18が接続される。本発明の手順は、ソフトウェアで実現されるときには、メモリ12、大容量記憶装置19又はその両方に格納されるであろう。
【0024】
一実施例では、本発明の手順を用い、ディスプレイ・モニタ18のガンマの測定及び補正を行うことができる。別の実施例では、本発明の手順を用いて、コンピュータシステム10の外にあるモニタのガンマの測定及び補正を行うことができる。例えば、図2において、本発明を実施するソフトウェアはサーバー・コンピュータシステム65に格納され、インターネットのネットワーク接続67を介しクライアント・コンピュータシステム66に関連したモニタのガンマの測定のために利用される。この実施例については、さらに後述する。
【0025】
CRTの入力/出力関係は、任意の画素について入力電圧と出力光量(輝度)とが非線形であるという性質がある。この関係は、図3に示すところの指数関数
輝度=(電圧)^(ガンマ)
で近似される。図3において、(入力)電圧は横軸に、(出力)輝度は縦軸にとられている。図3では、電圧及び輝度はそれぞれ最大値が1.0になるよう正規化されている。直線20は、電圧と輝度の間の望ましい関係を表し、この場合にはガンマ=1.0である。しかし実際には、その関係は曲線21に近く、ガンマは1.0より大きい。曲線21のような入力/出力レスポンスを持つモニタでは、イメージは本来より暗く見える傾向がある。だから、ガンマ補正を行わなければならない。しかし、ガンマ補正を行うには、まずガンマが正確に測定されなければならない。それゆえに、本発明はモニタのガンマの簡単かつ正確な測定を行うための手段を提供する。
【0026】
本発明によれば、図4(A)に示すように、ガンマを測定したいディスプレイ装置に3組のイメージが表示される。図4(A)は、ディスプレイ装置に表示された3組の”カラーバー”イメージを示す。第1のカラーバーの組はカラーバー30とカラーバー31とからなる。第2のカラーバーの組はカラーバー32とカラーバー33とからなり、第3のカラーバーの組はカラーバー34とカラーバー35とからなる。カラーバーの各組において、上側のカラーバーに色の線形勾配が表示され、下側のカラーバーに一様の(一定の)色が表示される。ユーザは、カーソル制御装置を移動させて、上半分のカラーバー30,32,34のいずれかの内部の、その色が対応した下半分のカラーバー31,33又は35の色と一致する場所にカーソル38を位置させ、ユーザ入力を入れる(例えばマウスのボタンをクリックする)。そして、この入力がコンピュータシステムによりモニタのガンマを推定するために用いられ、それに応じてカラーバー30〜35が表示し直される。
【0027】
3組のカラーバー30/31,32/33,34/35は本質的には多すぎる。すなわち、1組のカラーバーだけで足りる。しかし、特定色の知覚能力が人により違いがあることに対応するため、各組毎に異なった色の組合せを使った3組のカラーバーが用意される。ガンマの推定値に基づいてカラーバーが表示し直された後は、そのガンマの推定値が正確ならば(すなわち、ユーザが上半分のカラーバーの色が下半分のカラーバーの色と一致する場所で正確にクリックした)、後述するように、下半分のカラーバー31,33,35は完全に灰色(すなわち、どの色相も持たない)に見えるであろう。
【0028】
各組のカラーバーは、モニタのガンマにより影響を受けた特定色と、モニタのガンマによりそれほど影響を受けていない色との比較ができるように作られる。ディスプレイ装置は一般的に赤−緑−青(RGB)のような3つの基本色の混合によって全ての色を発生する。したがって、各組のカラーバーで、異なった一つの基本色、例えば赤、緑又は青に関し比較することができる。ところで、多くのディスプレイ装置では、電圧は0から255の範囲内で指定される。したがって、カラーバー30の各画素は、0から255までのスケール上で128に相当する一定の赤及び緑の強度値を持つ。しかし、その青値は、左端での強度0から右端での強度255まで、横(x)軸に沿って空間的に線形変化する。その表示結果が上半分のカラーバー30の色勾配である。この方法は、上半分のカラーバー32,34の生成にも用いられるが、ただし、空間的に“勾配を持たせる”色として別の基本色(例えば赤又は緑)が用いられる。
【0029】
下半分のカラーバー31では、各画素に赤値128及び緑値128が割り当てられる。しかし、それら画素の青値は0と255とに市松模様状に交互に切り替わる。図6は、下半分のカラーバー31内の一群の画素41〜56についての市松模様パターンを表している。図6において、画素42,44,45,47,50,52,53,55はそれぞれ青強度値0を持つが、画素41,43,46,48,49,51,54,56はそれぞれ青強度値255を持つ。0と255の値が選ばれたのは、0も255もガンマ効果を強く受けないからである。さらに、市松模様パターンの効果は、普通の距離から見たときに、ユーザには0と255の平均しか見えないこと、つまり、ユーザには青強度値128を持つような色が見えるということである。かくして、上半分のカラーバーはガンマによって完全に影響されるが、下半分のカラーバーはガンマにあまり影響されない。この方法は、下半分のカラーバー33,35の生成にも用いられるが、各カラーバーに市松模様パターンにより表示される色として別の色(例えば赤又は緑)が用いられる。
【0030】
したがって、上半分のカラーバー30の色が下半分のカラーバー31の色と一致する場所は、ガンマ効果を受けたカラーバー30が最低の明るさと最高の明るさの中間である場所である。ユーザがクリックした横方向(x)座標xiは正規化位置Xに変換されるが、この正規化位置はカラーバー30の左端での最小値0からカラーバー30の右端の最大値1.0までの値をとり得る。次に、モニタのガンマの推定値gammaESTが式(1)により決定される。
【0031】
【数1】
【0032】
したがって、図5において、曲線62は上半分のカラーバー30,32又は34の入力/出力レスポンスを近似し、直線61は下半分のカラーバー31,33又は35の入力/出力レスポンスを近似する。ユーザは、上半分カラーバーの一つの内部の位置をクリックすることにより、直線61と曲線62が交差する座標xiを入力する。次に、この座標xiは値Xに正規化され、これはモニタのガンマの推定値gammaESTを求めるために(1)式に代入される。
【0033】
推定値gammaESTが算出されると、ユーザにリアルタイムのフィードバックを与えるべくカラーバー・イメージが修正されて再表示される。つまり、ある画素に対し、ある入力電圧Vをモニターに送る代わりに、その画素に式(2)による電圧VNEWが与えられる。
【0034】
【数2】
【0035】
このガンマ推定値が正確ならば、下半分のカラーバー31,33,35がそれぞれ完全に灰色(すなわち色相がない)になるようにイメージが再表示されるであろう。このような結果となる理由は、ガンマが事実上1.0に等しい時には、下半分カラーバーにおける赤、緑、青の全体的な強さは等しいので、全体として灰色となるからである。ガンマ推定値が正しくなければ、下半分のカラーバーの各画素に対する赤、緑、青の強さに違いが生じるため、ユーザは下半分カラーバーの少なくとも1つに色相(灰色でない色)があることに気付くであろう。図4(B)は、ガンマが正確に推定され、その結果、下半分のカラーバー31,33,35のそれぞれが色相を持たないようにイメージが再表示された後の3組のカラーバーを表している。
【0036】
カラーバー・イメージの色を利用することによって、白黒の度合だけを利用する場合に比べ、より簡単な比較をして、より正確なガンマ推定をすることができるようになる。イメージの再表示後に下半分カラーバーのどれかに何か色相が認められるときは、まだガンマが精密に決定されていないということをユーザに知らせている。したがって、ユーザは、さらに正確な測定をするため、もう一度(希望するなら、さらに多数回)クリックすることができる。
【0037】
なお、好適実施例では、3つの基本色(例えば赤、緑、青)の全部について同時にガンマ測定が実行される。しかしながら、これらの色のそれぞれについて独立にガンマ推定及び補正を実行する選択肢(例えば、メニュー項目又は“ソフト・ボタン”として選択される)をユーザに与えてもよい。その場合、ユーザは、図4(A)の上半分カラーバー30,32,34のそれぞれの内部の一点をクリックすることになろう。
【0038】
図7は、前述の方法によってディスプレイ装置のガンマを測定及び補正するための手順を示す。初めに、ユーザは上半分カラーバー中の一つのカラーバー上の位置xiをクリックすることにより、その上半分カラーバーの色が下半分カラーバーの色と一致する横方向(x)座標を指定する(ステップ501)。次に、この座標は、そのカラーバーの組の最大座標に対して正規化される(ステップ502)。次に、前記式(1)により、ガンマの推定値gammaESTが求められる(ステップ503)。ついで、前記式(2)に従って各画素についてガンマ補正が行われる(ステップ504,505,506)。
【0039】
一実施例では、本発明は、クライアント・コンピュータシステム上で走るウェブ・ブラウザ・ソフトウェア(例えばNetscape:登録商標)を利用しアクセス可能な、サーバー・コンピュータシステムにより生成されるワールド・ワイド・ウェブ(WWW)ページとして実現される。図2を再度参照すると、そのような実施例では、本発明の手順はサーバー・コンピュータシステム65に格納されたソフトウェアにおいて具体化され、クライアント・コンピュータシステム66に関係したモニタのガンマの測定に利用される。
【0040】
図8は、ワールド・ワイド・ウェブのページを使って本発明を実施するための手順を示す。初めに、クライアント・コンピュータシステム66がウェブ・ブラウザを使ってサーバー・コンピュータシステム65と連絡をとる(ステップ601)。
【0041】
サーバー・コンピュータシステム65は、適切なURL(uniform resource locator)又は同等の論理アドレスを受信したならば、HTML(hypertextmark-up language)ドキュメントをクライアント・コンピュータシステム66へ送信する(ステップ602)。サーバー・コンピュータシステム65は、図4(A)及び図4(B)に示したカラーバー・イメージ31〜35を生成するためのプログラム・コードとファイルを格納している。一実施例では、サーバー・コンピュータシステム65内で本発明を実行するために使用されるソフトウェアは、Pearl等のインタープリタ型スクリプト言語である。しかし、他のプログラミング言語を使用してもよい。
【0042】
クライアント・コンピュータシステム66に送信されるHTMLドキュメントには、サーバー・コンピュータシステムに格納されているファイルの記憶場所を示すイメージ・パスが含まれている。これらのファイルがカラーバー・イメージを定義する。例えば、特定のカラーバー・イメージの組を生成するための最初のHTMLドキュメントに含まれるであろうHTML命令は
<INPUT TYPE=“image” NAME=“gamma” SRC=
“ramps/gammagif.cgi/magenta_green.gif,1”>
である。この命令は、サーバー・コンピュータシステム65にロードされたあるプログラム(例えばPerlで書かれている)を指定する。この命令で指定されたイメージ・パスは“ramps/gammagif.cgi/magenta_green.gif,1”>である。このイメージ・パス中の値“1”は、当該ファイルより生成されるイメージがガンマ補正されていないことを示す。
【0043】
このHTMLドキュメントは、クライアント・コンピュータシステム66に、そのユーザへ命令し応答を促す適当なテキストを表示させる(ステップ603)。さらに、クライアント・コンピュータシステム66はサーバー・コンピュータシステム65に対し、前記サンプル命令で指定されるように、HTMLドキュメントに指定されたカラーバー・イメージの送信を求める要求をサーバー・コンピュータシステム65に送信する(ステップ603)。これに応答し、サーバー・コンピュータシステム65は、要求されたカラーバー・イメージを送信するが、これはガンマ値1.0に対応したイメージである(ステップ604)。つまり、送信されるイメージはガンマ補正されていない。クライアント・コンピュータシステム66は、そのイメージを受信すると、それを図4(A)に示すように表示し、ユーザ入力を待つ(ステップ605,606)。ユーザが上半分カラーバー30,32又は34のいずれかの内部のある場所をクリックすると、その場所の(横方向)座標xiがHTML形式によりサーバー・コンピュータシステム65へ送信される(ステップ607)。これに応答して、サーバー・コンピュータシステム65は式(1)及び図7に従ってガンマの推定値gammaESTを計算する(ステップ608)。
【0044】
サーバー・コンピュータシステム65は、ガンマ推定値を計算した後、推定したガンマに基づき新たなイメージ・パスを含む新たなHTMLドキュメントをクライアント・コンピュータシステム66へ送信する(ステップ609)。例えば、gammaEST=1.6と計算されたとすれば、ある特定のカラーバーの組に関し次のHTML命令
<INPUT TYPE=“image” NAME=“gamma” SRC=
“ramps/gammagif.cgi/magenta_green.gif,1.6”>
を送信するであろう。この命令では、“1”が“1.6”に置き換えられていることに注意されたい。これに対し、クライアント・コンピュータシステム66は適切なテキストを表示し、更新後イメージをサーバー・コンピュータシステム65に要求する(ステップ610)。
【0045】
サーバー・コンピュータシステム65は、クライアント・コンピュータシステム66からの要求に応答し、図4(A)及び図4(B)のカラーバーを表示するための更新後のイメージファイルをクライアント・コンピュータシステム66へ送信する(ステップ611)。本発明の一実施例においては、サーバー・コンピュータシステム65は、それぞれが異なったガンマ値(推定値)に対応して調整された多数の異なったイメージ・ファイルを格納している。したがって、クライアント・コンピュータシステム66からの要求(ステップ610)に応答し、サーバー・コンピュータシステム65はガンマ推定値に最もよく対応したイメージ・ファイルを選択して送信することができる。別の実施例では、サーバー・コンピュータシステム65は単一のイメージ・ファイルを格納しており、クライアント・コンピュータシステム66の要求に対して、そのイメージ・ファイルをガンマ推定値に応じて修正し、修正後のイメージ・ファイルをクライアント・コンピュータシステム66に与える。
【0046】
クライアント・コンピュータシステム66は、更新後(ガンマ補正後)のカラーバー・イメージをサーバー・コンピュータシステム65から受信すると、それを表示する(ステップ612)。前述した如く、ガンマ推定値が正確であれば、下半分のカラーバー31,33,35は、再表示された時に完全に灰色(すなわち色相を持たない)に見える。したがって、ユーザは下半分のカラーバー31,33又は35のどれかに何らかの色相(すなわち灰色でない色)を認めたならば、上半分のカラーバー30,32又は34のどれかの内部の別の場所をクリックすることになろう。よって、クライアント・コンピュータシステム66は、ガンマ補正後カラーバー・イメージを表示した後、そのガンマ推定値にユーザが満足したことを示すユーザ入力を受け取らない限り、位置xiを指定する次のユーザ入力を待つ(ステップ613)。
【0047】
(ユーザの知覚によれば)正確なガンマ推定値が求まったならば、その推定値を好きなように利用できる。例えば、ガンマ推定値をクライアント・コンピュータシステム66にダウンロードし、クライアント・コンピュータシステム66においてアプリケーション・ソフトウェアで推定値を使い正確なガンマ補正をしてもよい。それと共に、又はそれに代えて、サーバー・コンピュータシステム65が推定値を、当該クライアント・コンピュータシステム66に関して将来利用できるよう保存してもよい。
【0048】
このように、本発明は、モニタのガンマを、より容易かつ正確に推定できるようにするため、色及びリアルタイム・フィードバックを利用する。以上に詳しく述べたように、本発明は、ワールド・ワイド・ウェブのページをユーザ・インターフェイスとして利用して実現することができる。本発明を具体例に関連して説明したが、当業者には、その多くの変形及び修正を容易に思いつくであろう。したがって、そのような変形及び修正は全て特許請求の範囲に定義される本発明の範囲に含まれる。
【0049】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の方法によって、ディスプレイ装置のユーザは、格別の測定装置を用いることなく、ディスプレイ装置のガンマの測定及び補正を簡単かつ正確に行うことができ、また、本発明のプログラム記録媒体を用いれば、本発明の方法によるガンマ測定及び補正を簡単に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が実施されるコンピュータシステムを示す。
【図2】 広域ネットワーク(WAN)によりサーバー・コンピュータシステムと通信するクライアント・コンピュータシステムを示す。
【図3】 あるディスプレイ装置の入力/出力レスポンスのグラフである。
【図4】 (A)ガンマ補正を行わないでディスプレイ装置に表示されたカラーバー・イメージを示す図である。
(B)ガンマ測定及び補正を行ってからディスプレイに表示されたカラーバー・イメージを示す図である。
【図5】 図4(A)の対応した2つのカラーバーに関する入力/出力レスポンス・カーブを表すグラフである。
【図6】 市松模様パターンで表示されるディスプレイ装置の画素の説明図である。
【図7】 図4のカラーバー・イメージを使ってディスプレイ装置のガンマを測定及び補正する手順を示す流れ図である。
【図8】 広域ネットワーク(WAN)上のクライアント−サーバー環境においてガンマの測定及び補正を実行するための流れ図である。
【符号の説明】
10 コンピュータシステム
11 CPU
12 システムメモリ
13 システムバス
14 バスインターフェイス
15 周辺バス
16 キーボード
17 カーソル制御装置
18 モニタ
19 大容量記憶装置
30,32,35 カラーバー(上半分)
31,33,35 カラーバー(下半分)
65 サーバー・コンピュータシステム
66 クライアント・コンピュータシステム
Claims (25)
- 輝度=(電圧)^(ガンマ)
なる式により近似されるディスプレイ装置の入力/出力レスポンスの非線形性を計算する、コンピュータにより実施される方法であって、
該ディスプレイ装置に線形の色勾配を持つ第1のイメージと、ある一定の色を持つ第2のイメージとを表示させるステップ、
該第1イメージの色が該第2イメージの色と一致する該第1イメージ上の場所を指定するユーザ入力を受け取るステップ、
該ユーザ入力により指定された場所に基づきガンマを推定するステップ、及び、
該ガンマ推定ステップの結果に基づいて補正値を決定するステップを有することを特徴とする非線形性計算方法。 - 該ガンマ推定ステップ中に該ガンマが正確に推定されたならば色相を持たないような第3のイメージを該補正値に基づいて表示するステップをさらに有することを特徴とする請求項1記載の非線形性計算方法。
- 請求項2記載の非線形性計算方法において、該第3のイメージを表示するステップは、該第2のイメージの代わりに該第3のイメージを表示することを特徴とする非線形性計算方法。
- 該ディスプレイ装置が1に等しいガンマを持つように、該ガンマ推定ステップに基づいて該ディスプレイ装置の入力/出力レスポンスを修正するステップをさらに有することを特徴とする請求項1記載の非線形性計算方法。
- 輝度=(電圧)^(ガンマ)
なる式により入力/出力レスポンスが近似されるようなガンマを持つディスプレイ装置のガンマ補正をする、コンピュータにより実施される方法であって、
強度の線形勾配を持つ第1のイメージを該ディスプレイ装置に表示させるステップ、
最低と最高の平均の一定の強度を持つ第2のイメージを該ディスプレイ装置に表示させるステップ、
該第1イメージの強度が該第2イメージの強度と一致するように見える該第1イメージ上の場所を指定するユーザ入力を受け取るステップ、
該ユーザ入力により指定された該第1イメージ上の場所に基づいて該ガンマの推定値を決定するステップ、及び
該ガンマの推定値に基づいて補正値を決定するステップからなることを特徴とするガンマ補正方法。 - 該ディスプレイ装置に該補正値に基づいて該第2イメージを再表示させるステップをさらに有することを特徴する請求項5記載のガンマ補正方法。
- 請求項6記載のガンマ補正方法において、該ディスプレイ装置に該補正値に基づいて該第2イメージを再表示させるステップで、該ガンマ推定値が該ガンマと等しいならば該第2イメージは色相を持たないことを特徴とするガンマ補正方法。
- 輝度=(電圧)^(ガンマ)
なる式により入力/出力レスポンスが近似されるようなガンマを持ち、少なくとも3つの色成分を使ってカラーイメージを表示することができるディスプレイ装置のガンマ補正を行う、コンピュータにより実施される方法であって、
該3色成分中の第1の2色成分のそれぞれに関し一定の強度を持ち、さらに該3色成分中の第3の色成分に関し線形の強度勾配を持つ第1のイメージを該ディスプレイ装置に表示させるステップ、
該第1の2色成分中の各色成分に関し一定の強度を持ち、さらに、該第3色成分に関し最低と最高の平均の一定の強度を持ち、ある全体的色を持つ第2のイメージを該ディスプレイ装置に表示させるステップ、
該第1イメージの色が該第2イメージの全体的色と一致するように見える該第1イメー ジ上の位置を指定するユーザ入力を受け取るステップ、
該ユーザ入力により指定された該第1イメージ上の位置に基づいて該ガンマの推定値を決定するステップ、及び
該ガンマの推定値に基づいて補正値を決定するステップからなることを特徴とするガンマ補正方法。 - 該ディスプレイ装置に、該補正値に基づき、その全体的色が該ディスプレイ装置のガンマを示すような第3のイメージを表示させるステップをさらに有することを特徴とする請求項8記載のガンマ補正方法。
- 請求項9記載のガンマ補正方法において、該ディスプレイ装置に該第3イメージを表示させるステップで、該第3イメージは該ガンマ推定値が該ガンマと等しいならば色相を持たないことを特徴とするガンマ補正方法。
- 該ディスプレイ装置が1に等しいガンマを持つように、該ガンマ推定値に基づいて該ディスプレイ装置の入力/出力レスポンスを修正するステップをさらに有することを特徴とする請求項8記載のガンマ補正方法。
- 請求項8記載のガンマ補正方法において、該ディスプレイ装置に該第2イメージを表示させるステップは、該第3色成分が該ガンマに影響されない該第3色成分の最低と最高の平均の一定の強度を生成することを特徴とするガンマ補正方法。
- 請求項12記載のガンマ補正方法において、該ディスプレイ装置に該第2イメージを表示させるステップは、該第2イメージの画素に、1画素毎に交互に第1の強度値と第2の強度値とに切り替わる強度を割り当てることを特徴とするガンマ補正方法。
- ディスプレイ装置を有するクライアント・システムと広域ネットワーク(WAN)により通信するサーバー・システムにおいて、該ディスプレイ装置のガンマ補正を行う方法であって、
第1の命令セットを該サーバー・システムから該クライアント・システムへ送信するステップを含み、
該第1の命令セットは、第1のイメージを該ディスプレイ装置に表示させるために該クライアント・システムにより実行されるものであり、該第1イメージは第1の2色の各色に関し一定の強度を持ち、かつ、第3の色に関し線形の強度勾配を持ち、
該第1の命令セットはまた、第2のイメージを該ディスプレイ装置に表示させるために該クライアント・システムに実行されるものであり、該第2イメージは該第1の2色の各色に関し一定の強度を持ち、かつ、該第3の色に関し最低と最高の平均の一定の強度を持ち、さらにある全体的色を持ち、
該第1の命令セットはまた、該クライアント・システムに該第1イメメージの色が該第2イメージの全体的色と一致する該第1イメージ上の位置を指定するユーザ入力を入力させるために該クライアント・システムにより実行されるものであり、
該第1の命令セットはまた、該クライアント・システムに該ユーザ入力により指定された場所を示す情報を該サーバー・システムへ送信させるために該クライアント・システムにより実行されるものであり、さらに、
該ユーザ入力により指定された位置を示す情報に基づいて該ガンマの推定値を決定するステップ、
該ガンマ推定値に基づいて補正値を決定するステップ、及び
第2の命令セットを該サーバー・システムから該クライアント・システムへ送信するステップを含み、
該第2の命令セットは該ディスプレイ装置に該補正値に基づいて該第2イメージに代えて第3のイメージを表示させるために該クライアント・システムにより実行されるものであり、該第3イメージはある全体的色を持ち、該第3イメージの全体的色は該ディスプレイ装置のガンマをを示すもので、該ガンマ推定値が該ガンマと等しいならば色相のない灰色となるものである、
ことを特徴とするガンマ補正方法。 - 請求項14記載のガンマ補正方法において、該第1の命令セット及び該第2の命令セットはHTML(ハイパーテキスト・マークアップ言語)ドキュメントに含まれることを特徴とするガンマ補正方法。
- 請求項14記載のガンマ補正方法において、該第1イメージ、該第2イメージ及び該第3イメージはワールド・ワイド・ウェブのページにより生成されることを特徴するガンマ補正方法。
- ディスプレイ装置に関連したガンマの補正の手順をコンピュータにより実行させるためのプログラムを記録した機械読み取り可能なプログラム記録媒体であって、該手順は、
該ディスプレイ装置に線形の色勾配を持つ第1のイメージ及びある一定の色の第2のイメージを表示させるステップ、
該第1イメージが該第2イメージと一致するように見える該第1イメージ上の場所を指定するユーザ入力を受け取るステップ、
該ユーザ入力により指定された場所に基づき該ディスプレイ装置のガンマを推定するステップ、及び
該ガンマ推定のステップの結果に基づいて補正値を決定するステップを含むことを特徴とするプログラム記録媒体。 - 該手順はさらに、該ガンマ推定のステップ中に該ガンマが正確に推定されたならば灰色で色相を持たないような第3のイメージを該補正値に基づいて表示するステップを含むことを特徴とする請求項17記載のプログラム記録媒体。
- 請求項18記載のプログラム記録媒体において、該第3イメージを表示するステップは該第2イメージの代わりに該第3イメージを表示させることを特徴とするプログラム記録媒体。
- 該手順はさらに、該ディスプレイ装置が1に等しい実質的ガンマを持つように、該ガンマ推定のステップに基づいて該ディスプレイ装置の入力/出力レスポンスを修正するステップを含むことを特徴とする請求項17記載のプログラム記録媒体。
- コンピュータに接続されたディスプレイ装置のガンマ補正の手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した機械読み取り可能なプログラム記憶媒体であって、該手順は、
第1の2色の各色に関し一定の強度を持ち、かつ、第3の色に関し該ディスプレイ装置上の位置に対し線形の強度勾配を持つ第1のイメージを該ディスプレイ装置に表示させるステップ、
該第1の2色の各色に関し一定の強度を持ち、かつ、該第3の色に関し最低と最高の平均の一定の強度を持ち、ある全体的色を持つ第2のイメージを該ディスプレイ装置に表示させるステップ、
該第1イメージが該第2イメージの全体的色と一致する該第1イメージ上の場所を指定するユーザ入力を受け取るステップ、
該ユーザ入力により指定された該第1イメージ上の場所に基づいて該ガンマの推定値を決定するステップ、及び
該ガンマ推定値に基づいて補正値を決定するステップ、からなることを特徴とするプログラム記録媒体。 - 該手順はさらに、該ディスプレイ装置に該補正値に基づいて該第2イメージを、該第2イメージが該ガンマの正確さの程度を表すように再表示させるステップを含むことを特徴とする請求項21記載のプログラム記録媒体。
- 請求項22記載のプログラム記録媒体において、該第2イメージを該ディスプレイ装置に再表示させるステップは、該ガンマ推定値が該ガンマと等しいならば該第2イメージが色相を持たないように該第2イメージを再表示させることを特徴とするプログラム記録媒体。
- 請求項21記載のプログラム記録媒体において、該ディスプレイ装置に該第2イメージを表示させるステップは、該第3色の最低と最高の平均の一定強度を 、該第3色が該ガンマによって影響されないように決定することを特徴とするプログラム記録媒体。
- 請求項24記載のプログラム記録媒体において、該第2イメージは複数の画素を有し、該ディスプレイ装置に該第2イメージを表示させるステップは、該第2イメージの画素に、1画素毎に交互に第1の強度値と第2の強度値とに切り替わる強度を割り当てることを特徴とするプログラム記録媒体。
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