JP3710103B2 - 調理用焜炉 - Google Patents

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友三郎 山崎
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被加熱物を支持すると共にバーナの炎が外側へ露出しないようにバーナの炎を囲う支持部材を備えた調理用焜炉に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、調理用焜炉としては、複数の爪状突起が形成された五徳によって鍋等の被加熱物を支持するものが用いられていた。この焜炉では、被加熱物の底と焜炉の天板との間の隙間からバーナの炎や炎の熱気が五徳の外側に露出してしまうので、それによって被加熱物の取手が加熱され、被加熱物の取手が持ちづらいという不具合があった。
【0003】
そこで、例えば、図7に示すような炎露出防止型の調理用焜炉が提案されている。この焜炉は、焜炉本体110と、この焜炉本体110内に設けられ、被加熱物Mを加熱するバーナ140と、焜炉本体110上に載置され、被加熱物Mを支持する支持部材(いわゆる五徳)120とを備えている。支持部材120は、バーナ140の炎を囲うように環状に形成され、その上面が全周にわたって被加熱物Mの底面に当接して、バーナ140の炎や熱気が支持部材120の外側へ露出しないようになっている。支持部材120の下側には、被加熱物Mからの吹きこぼれからバーナ140を保護する内天板115が設けられている。焜炉は更に、焜炉本体110内に設けられ、バーナ140の燃焼による排気ガスを支持部材140の内側の空間から外部に排出するための排気通路134と、この排気通路134を通じて排気ガスを支持部材120の内側の空間から外部に強制的に排出する排気ファン135とを備えている。支持部材120の内周側の側面には円形の排気孔124が複数形成され、支持部材120の内部には排気通路122が形成されている。また、内天板115にも円形の排気孔115bが複数形成されている。バーナ140の燃焼によって生じた排気ガスは、支持部材120の内側の空間から、支持部材120の排気孔124、支持部材120内部の排気通路122、内天板115の排気孔115bおよび排気通路134を経て外部に排出されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図7に示した調理用焜炉では、支持部材120の排気孔124と内天板115の排気孔115bとの位置関係は特に定められておらず、支持部材120と内天板115の配置の仕方によって、支持部材120の排気孔124と内天板115の排気孔115bとの距離にばらつきが生じ、そのため、排気ガスが被加熱物Mの底面の下側で滞留する時間にばらつきが生じ、熱効率が安定せず、また、支持部材120の排気孔124と内天板115の排気孔115bとの距離が短くなった場合には排気ガスが被加熱物Mの底面の下側で滞留する時間が短くなり熱効率が低下するという問題点がある。
【0005】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、被加熱物を支持すると共にバーナの炎が外側へ露出しないようにバーナの炎を囲う支持部材を備えた調理用焜炉において、熱効率を向上させ、且つ安定させることができるようにした調理用焜炉を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の調理用焜炉は、被加熱物を加熱するバーナと、内部に中空空間を有し、被加熱物を支持すると共にバーナの炎が外側へ露出しないようにバーナの炎を囲う支持部材と、この支持部材に形成され、支持部材によって囲まれた空間と支持部材内部の中空空間とを連通し、バーナの燃焼による排気ガスを支持部材によって囲まれた空間から支持部材内部の中空空間に導く支持部材側排気孔と、バーナの燃焼による排気ガスを外部に排出するための排気通路と、支持部材の下側に設けられ、被加熱物からの吹きこぼれからバーナを保護する板状部材と、この板状部材に形成され、支持部材内部の中空空間と排気通路とを連通する板状部材側排気孔とを備え、支持部材側排気孔と板状部材側排気孔が、互い違いの位置に配置された孔を含むものである。
【0007】
この調理用焜炉では、バーナの燃焼による排気ガスは、支持部材によって囲まれた空間から、支持部材側排気孔を通じて支持部材内部の中空空間に導かれ、更に、板状部材側排気孔を通じて排気通路に導かれ、この排気通路を経て外部に排出される。ここで、支持部材側排気孔と板状部材側排気孔は互い違いの位置に配置された孔を含むので、排気ガスがこれらの排気孔間を通過する際の負荷により、排気ガスが被加熱物の底面の下側で滞留する時間が長くなり、熱効率が向上すると共に、支持部材側排気孔と板状部材側排気孔の位置関係が定められていることから、排気ガスが被加熱物の底面の下側で滞留する時間のばらつきがなくなり、熱効率が安定する。
【0008】
請求項2記載の調理用焜炉は、請求項1記載の調理用焜炉において、支持部材側排気孔と板状部材側排気孔との位置関係が一定になるように、支持部材と板状部材とを位置決めする位置決め手段を備えたものである。
【0009】
請求項3記載の調理用焜炉は、請求項1または2記載の調理用焜炉において、互い違いの位置に配置された支持部材側排気孔と板状部材側排気孔を、それぞれ周方向に伸長された形状の孔としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
図1は本発明の一実施の形態に係る調理用焜炉の構成を表す断面図である。この調理用焜炉は、焜炉本体10と、この焜炉本体10内に設けられ、鍋等の被加熱物Mを加熱するバーナ40と、焜炉本体10上に載置され、被加熱物Mを支持する支持部材(いわゆる五徳)20とを備えている。
【0012】
焜炉本体10は、内部にバーナ40等を収容する筐体11を有している。筐体11の前面には、バーナ40の点火および消火を指示するための点消火ボタン12が配設されている。点消火ボタン12の裏側には、点消火スイッチ13が配設されており、点消火ボタン12が押圧されると点消火スイッチ13に接触するようになっている。点消火スイッチ13は筐体11内に設けられた制御装置50に接続されている。この制御装置50は例えばマイクロコンピュータによって構成されている。
【0013】
筐体11の上面は開放されており、その開放された上面を覆うように天板14が配設されている。天板14の中央部には開口14aが形成されている。天板14上には、開口14aを覆うように板状部材としての内天板15が載置されており、バーナ40を被加熱物Mからの吹きこぼれから保護するようになっている。内天板15の周縁部は開口14aの周縁部上面によって支持されている。内天板15の中央部には開口15aが形成され、この開口15aを通して、バーナ40の炎が支持部材20上に載置された被加熱物Mに接触するようになっている。
【0014】
図2は支持部材20を示す斜視図である。この図に示したように、支持部材20は、バーナ40の炎を囲うように環状に形成され、その上面が全周にわたって被加熱物Mの底面に当接して、バーナ40の炎や熱気が支持部材20の外側へ露出しないようになっている。支持部材20は、内部に中空空間22を有し、底部は開放されている。支持部材20は、例えばプレス成形によって形成され、材質は例えばステンレスをほうろうでコーティングしたものである。支持部材20の外周側の下端部は天板14の開口14aの周縁部の上面によって支持されている。支持部材20の内周側には、支持部材20の中心部に向かって張り出すように段部23が形成されており、この段部23によってバーナ40の炎を広く被加熱物Mの底に接近させることができるようになっている。支持部材20の内周側の下端部は内天板15の上面によって支持されている。
【0015】
段部23より上側に位置する支持部材20の内周側の側面には、周方向に沿って複数の排気孔24が形成されており、この排気孔24を通してバーナ40の燃焼による排気ガスを支持部材20の内部の中空空間22に案内できるようになっている。この排気孔24は、周方向に伸長された長楕円形の排気孔24aと円形の排気孔24bとを含み、これらは一定の間隔で交互に配置されている。このように、円形の排気孔24bに加えて長楕円形の排気孔24aを設けることにより、排気孔24全体の面積を拡大し、排気ガスを効率良く中空空間22に案内できるようになっている。
【0016】
内天板15の下方には燃焼筐30が配設されている。この燃焼筐30は、上部が開放された内外二重壁構造に構成され、外壁31の上端部は天板14の開口14aの周縁部下面に当接している。燃焼筐30の内壁32の上端部は、内天板15の開口15aの周縁部の下面に当接し、この開口15aの周縁部を下面から支持している。内壁32の上部には中心部に向かって張り出した張出部33が形成されており、この張出部33の下の空間にバーナ40が配置されている。
【0017】
燃焼筐30の外壁31と内壁32との間の空間は、内天板15の外周側の位置に形成された排気孔15bを介して支持部材20の中空空間22に連通されており、排気ガスを排出するための排気通路34を構成している。この排気通路34は、天板14の奥部に形成された排気口14bに連通している。排気口14bの近傍の排気通路34内には、排気ファン35が配設されており、排気ガスを支持部材20の排気孔24、中空空間22、内天板15の排気孔15bを介して、支持部材20の内側の空間から排気通路34に吸引し、排気口14bから外部に強制的に排気できるようになっている。排気ファン35は、駆動源として図示しないファンモータを有している。ファンモータとしては直流モータと交流モータのいずれでも良い。ファンモータは制御装置50に接続されており、制御装置50の指示に基づいて、例えば一定電圧の電力が供給されて駆動されるようになっている。
【0018】
図3は図1におけるI−I線断面図である。この図に示したように、内天板15の排気孔15bは、外周に沿って複数設けられ、それぞれ周方向に伸長された形状であり、支持部材20の長楕円形の排気孔24aと互い違いの位置に配置されている。これは、支持部材20の長楕円形の排気孔24aと内天板15の排気孔15bとの間の距離を長く且つ一定にし、排気ガスおよび熱せられた空気を被加熱物Mの底面の下側で長く滞留させると共に滞留する時間のばらつきをなくし、熱効率を向上させると共に安定させるためである。支持部材20の外周側の下端部には、位置決め手段としての凹部25が形成されている。
【0019】
図4は図2における凹部25の近傍を拡大して示す斜視図である。この図に示したように、天板14の開口14aの周縁部の一部には、位置決め手段として、支持部材20の凹部25に嵌合する凸部14cが形成されている。また、内天板15の外周側の下端部には、位置決め手段として、凸部14cに嵌合する凹部15cが形成されている。そして、内天板15および支持部材20を天板14上に載置する際に、これらの凹部15c,25と凸部14cとを嵌合させることにより、支持部材20の長楕円形の排気孔24aと内天板15の排気孔15bとが図3に示したように互い違いの位置に位置決めされるようになっている。
【0020】
バーナ40は、リングバーナによって構成されており、内周部には内側に向かって開口する炎孔41が周設されている。炎孔41の近傍には、点火プラグ42および失火センサ43が配設されている。点火プラグ42は制御装置50に接続されており、制御装置50の指示に基づいて点火するようになっている。失火センサ43は熱電対によって構成されており、この熱電対の熱起電力によってバーナ40が点火しているか失火しているかが検出されるようになっている。そして、失火センサ43の出力に基づいて、バーナ40が点火しているときには図示しない電磁安全弁が開弁状態に保持され、バーナ40が失火すると電磁安全弁が閉弁されるようになっている。
【0021】
バーナ40の外周部は、有底筒状の支持枠44の上端の開口部に嵌着されている。支持枠44は燃焼筐30の内側に配設されており、その外周面と燃焼筐30の内壁32との間には空隙が形成されている。バーナ40と燃焼筐30の張出部33との間にも支持枠44と燃焼筐30との間の空隙に連通する空隙が形成されている。これらの空隙は、バーナ40の燃焼に必要な二次空気を案内する二次空気通路45を構成している。支持枠44の底板には複数の開口44aが形成されており、ここからもバーナ40の燃焼に必要な二次空気を案内できるようになっている。
【0022】
バーナ40の底部の一部には、バーナ40にガスを供給するためのガス混合管46の一端部が接続されている。このガス混合管46の他端部は、比例弁47を介して図示しないガス供給源に接続されている。比例弁47は、図示しない比例弁駆動装置により駆動されるようになっている。比例弁駆動装置は、制御装置50に接続されており、制御装置50の制御により比例弁47の開放量(すなわちガス供給量)を調節するようになっている。
【0023】
焜炉本体10内の中央部分には、ロッド61が上下方向に配設され、このロッド61の上端部に、被加熱物Mの底面の温度を検出するための感熱ヘッド60が取り付けられている。ロッド61の下端部は、支持枠44の下方に延出したブラケット44bによって上下動可能に支持されている。ロッド61の下端部近傍にはフランジ62が形成されており、ブラケット44bとフランジ62との間にばね63が介装されている。このばね63により、ロッド61および感熱ヘッド60は上方(すなわち被加熱物M)に向かって付勢され、これにより、被加熱物Mを支持部材20上に載置した際に、感熱ヘッド60の上端部が無理なく確実に被加熱物Mの底部に当接するようになっている。感熱ヘッド60は制御装置50に接続されており、制御装置50は、感熱ヘッド60の出力信号に応じて、比例弁47を調節しバーナ40の燃焼量を調節し、空焚き等による被加熱物Mの過熱を防止できるようになっている。
【0024】
ロッド61および感熱ヘッド60の周囲には、両端部が開放された保護筒64が配設されている。保護筒64とロッド61および感熱ヘッド60との間には空隙が形成されている。保護筒64の上端部は支持部材20の上面21よりも低くなるように設定されており、被加熱物Mを支持部材20上に載置しても保護筒64の上端部が被加熱物Mの底面に接触して損傷することがないようになっている。保護筒64の下端部は支持枠44の底板に挿通されており、保護筒64の下端の開口から吸引された空気が保護筒64内を通過し、保護筒64の上端部と被加熱物Mの底面との間から支持部材20に向かって放射状に吹き出すようになっている。これにより、感熱ヘッド60を冷却すると共に感熱ヘッド60にバーナ40の炎が直接接触することを防止し、感熱ヘッド60が炎の影響を受けることなく被加熱物Mの底面の温度を正確に測定できるようにしている。保護筒64の下部には複数の開口64aが形成されており、下端の開口から吸引された空気の一部が開口64aから保護筒64外に排出されるようになっている。この空気は、バーナ40の燃焼用の二次空気となると共に、保護筒64の外周面に沿って上昇し保護筒64を炎から保護するようになっている。
【0025】
次に、本実施の形態に係る調理用焜炉の作用について説明する。
【0026】
まず、使用に先立ち、天板14上に内天板15および支持部材20が載置される。このとき、内天板15の凹部15cおよび支持部材20の凹部25と天板14の凸部14cとを嵌合させることにより、支持部材20の長楕円形の排気孔24aと内天板15の排気孔15bとが図3に示したように互い違いの位置に位置決めされる。
【0027】
使用の際には、調理者が点消火ボタン12を押圧し点火を指示する。これにより、点消火スイッチ13はオンの状態となり、制御装置50に点火信号を出力する。制御装置50は、点火信号に応じてファンモータに制御信号を出力して回転を開始させ、ファンモータに例えば一定電圧の電力を供給して排気ファン35を回転させる。これにより、支持部材20の排気孔24の周辺の排気ガスは、排気孔24から吸引され始める。
【0028】
制御装置50は、また、点火信号に応じて比例弁駆動装置に制御信号を出力して比例弁47を開放させると共に、点火プラグ42にも制御信号を出力して点火プラグ42とバーナ40との間に火花放電を生じさせバーナ40を点火させる。バーナ40の炎は、図1において一点鎖線で示したように、一旦中心に向かって集まりながら上昇する。上昇してきた炎と熱せられた空気は被加熱物Mの底面に当たりこの底面に沿って放射状に広がり支持部材20の内周側の側面に向かって移動する。これにより、被加熱物Mは加熱される。ここで、支持部材20には段部23が形成されているので、炎および熱せられた空気は、被加熱物Mの外周部に至るまで被加熱物の底面から離れることなく被加熱物の底面に沿って移動する。
【0029】
燃焼により生じた排気ガスは、排気ファン35によって吸引されて、支持部材20の内側の空間から支持部材20の排気孔24、支持部材20の中空空間22、内天板15の排気孔15bを順に通過して排気通路34に入り、この排気通路34を経て排気口14bから外部に排出される。
【0030】
本実施の形態に係る調理用焜炉によれば、図3に示したように、支持部材20の長楕円形の排気孔24aと内天板15の排気孔15bが互い違いの位置に配置されているので、支持部材20の長楕円形の排気孔24aと内天板15の排気孔15bとの間の距離が長くなり、排気ガスおよび熱せられた空気がこれらの排気孔24,15b間を通過する際の負荷により、排気ガス等が被加熱物Mの底面の下側で滞留する時間が長くなり、熱効率が向上する。また、排気孔24,15bの位置関係が定められていることから、排気ガス等が被加熱物Mの底面の下側で滞留する時間のばらつきがなくなり、熱効率が安定する。
【0031】
更に、本実施の形態に係る調理用焜炉によれば、天板14に凸部14cを設けると共に、内天板15および支持部材20の対応箇所に凹部15c,25をそれぞれ設けたので、内天板15および支持部材20を天板14上に載置する際に、内天板15および支持部材20の凹部15c,25と天板14の凸部14cとを嵌合させることにより、支持部材20の長楕円形の排気孔24aと内天板15の排気孔15bとの位置関係を容易に決定することができる。
【0032】
次に、本実施の形態に係る調理用焜炉によって熱効率が向上することについて具体的な数値を挙げて説明する。なお、比較例としては、支持部材20に長楕円形の排気孔を形成し、この支持部材20の排気孔と内天板15の排気孔15bとを互い違いに配置せずに対向する位置に配置し、他の構成は本実施の形態に係る調理用焜炉と同様のものを用いた。
【0033】
まず、本実施の形態に係る調理用焜炉について、支持部材20上に被加熱物を載置し、バーナ40を燃焼させて、JIS規格に基づいて、排気口14bから排出される排気ガスの理論乾燥燃焼ガス中の一酸化炭素濃度および熱効率を測定した。また、比較例の調理用焜炉についても同様にして排気ガスの理論乾燥燃焼ガス中の一酸化炭素濃度および熱効率を測定した。その結果を図5に示す。図5において、符号71は本実施の形態に係る調理用焜炉における理論乾燥燃焼ガス中の一酸化炭素濃度と熱効率との関係を示し、符号72は比較例の調理用焜炉における理論乾燥燃焼ガス中の一酸化炭素濃度と熱効率との関係を示している。この図から明らかなように、一例として理論乾燥燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が0.14%のときの熱効率は、比較例の調理用焜炉ではη1 %程度であるのに対し、本実施の形態に係る調理用焜炉ではη2 %程度であり、比較例に比べて本実施の形態に係る調理用焜炉の方が熱効率が向上している。
【0034】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形が可能である。例えば、上記実施の形態では、支持部材20に長楕円形の排気孔24aと円形の排気孔24bとを交互に設けたが、円形の排気孔24bを設けることなく、全て長楕円形の排気孔24aとしても良い。また、排気孔24の形状は、図1または図2に示したような長楕円形に限定されるものではなく、長方形等であっても良い。また、支持部材20の排気孔24と内天板15の排気孔15bを共に円形にして、互い違いに配置しても良い。
【0035】
また、上記実施の形態では、天板14に凸部14cを設け、内天板15および支持部材20に、凸部14cに嵌合する凹部15c,25を設けたが、凸部と凹部を反対にしても良い。また、天板14に凸部14cを設けることなく、支持部材20と内天板15が接触する箇所において、支持部材20と内天板15の一方に凸部、他方に凹部を設けても良い。
【0036】
また、位置決め手段としては、上記実施の形態で用いたような凸部および凹部に限らず、例えばマークでも良い。このマークは、天板14、内天板15および支持部材20に、または内天板15および支持部材20に、所定の色の塗料を塗布して形成しても良いし、刻み目をつけて形成しても良いし、所定の形状の凸部または凹部によって形成しても良い。
【0037】
また、凸部、凹部や、マーク等の位置決め手段を設ける箇所は、それぞれ1箇所に限らず、複数箇所でも良い。この場合、図6に示すように、位置決め手段を設ける箇所73,74は、支持部材20の中心に対して点対称な位置から外れた位置に設けることが好ましい。これは、支持部材20と内天板15とが複数の位置で位置決め可能となって、支持部材20の排気孔24aと内天板15の排気孔15bとが互い違いの位置関係ではなく配置されるのを防止するためである。
【0038】
また、上記実施の形態では、焜炉本体10内に1つのバーナ40しか配設しなかったが、2以上のバーナ40を備えていても良く、リングバーナ40に加えてグリル用のバーナを別途備えていても良い。また、調理用焜炉は、携帯可能なもののみならず、システムキッチン内に組み込まれたものでも良い。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1ないし3のいずれか1に記載の調理用焜炉によれば、支持部材と板状部材に、互い違いの位置に配置された排気孔を設けたので、排気ガスが被加熱物の底面の下側で滞留する時間が長くなると共にその時間のばらつきがなくなり、熱効率を向上させ、且つ安定させることができるという効果を奏する。
【0040】
また、請求項2記載の調理用焜炉によれば、支持部材側排気孔と板状部材側排気孔との位置関係が一定になるように、支持部材と板状部材とを位置決めする位置決め手段を備えたので、上記効果に加え、容易に支持部材側排気孔と板状部材側排気孔との位置関係を定めることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る調理用焜炉の構成を表す断面図である。
【図2】図1に示した調理用焜炉の支持部材を表す斜視図である。
【図3】図1に示した調理用焜炉のI−I線断面図である
【図4】図1に示した調理用焜炉の位置決め手段を示す斜視図である。
【図5】図1に示した調理用焜炉および比較例の調理用焜炉の熱効率を表す特性図である。
【図6】本発明の他の実施の形態に係る調理用焜炉における位置決め手段の位置を示す説明図である。
【図7】炎露出防止型の調理用焜炉の一例の構成を表す断面図である。
【符号の説明】
10 焜炉本体
14 天板
14c 凸部
15 内天板
15b 排気孔
15c 凹部
20 支持部材
22 中空空間
24 排気孔
25 凹部
34 排気通路
35 排気ファン
40 バーナ
M 被加熱物

Claims (3)

  1. 被加熱物を加熱するバーナと、
    内部に中空空間を有し、被加熱物を支持すると共にバーナの炎が外側へ露出しないようにバーナの炎を囲う支持部材と、
    この支持部材に形成され、支持部材によって囲まれた空間と支持部材内部の中空空間とを連通し、バーナの燃焼による排気ガスを支持部材によって囲まれた空間から支持部材内部の中空空間に導く支持部材側排気孔と、
    バーナの燃焼による排気ガスを外部に排出するための排気通路と、
    前記支持部材の下側に設けられ、被加熱物からの吹きこぼれからバーナを保護する板状部材と、
    この板状部材に形成され、支持部材内部の中空空間と排気通路とを連通する板状部材側排気孔とを備え、
    前記支持部材側排気孔と前記板状部材側排気孔は、互い違いの位置に配置された孔を含むことを特徴とする調理用焜炉。
  2. 前記支持部材側排気孔と前記板状部材側排気孔との位置関係が一定になるように、前記支持部材と前記板状部材とを位置決めする位置決め手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の調理用焜炉。
  3. 互い違いの位置に配置された支持部材側排気孔と板状部材側排気孔は、それぞれ周方向に伸長された形状の孔であることを特徴とする請求項1または2記載の調理用焜炉。
JP31490995A 1995-10-04 1995-11-09 調理用焜炉 Expired - Fee Related JP3710103B2 (ja)

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