JP3714932B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は遊技機に係り、詳しくは、遊技機の外郭を構成する外枠に遊技機本体を構成する内枠が開閉可能且つ着脱可能に取り付けられる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機等の遊技機では、遊技機の外郭を構成する外枠に木製のものが多用されている。例えば、図11及び図12に示される従来の外枠300は、木材から削り出した上枠材302、下枠材304、左枠材306、及び右枠材308を矩形状に組み合わせ、各枠材の端部内側(四隅)を板金製のL型連結部材310L、310R、312L、312Rで固定することにより枠状に形成している。さらに、その枠状体の前面下端部には、枠状体を補強する木製の補強板314がL型連結部材312L、312Rを介して固定されており、補強板314の前面には化粧パネルとなる合成樹脂製の下飾り316が取り付けられている。
【0003】
また、上枠材302と補強板314との各左端部には内枠(図示省略)を開閉可能に支持するための板金製のヒンジ318、320がネジ止め固定されており、下側のヒンジ320には内枠側のヒンジ孔を軸支する鋼鉄製のヒンジ軸322が立設されている。さらに、右枠材308の内側面には内枠に設けられた施錠装置のフックが係合する板金製の鍵受け324、2個がネジ止め固定されている。
【0004】
一方、近年では、環境問題を背景とした木材使用量の低減、あるいはリサイクル性等を考慮し、木製に替えて板金等の枠材を用いるものや、型成形により上枠部、下枠部、左枠部、及び右枠部を一体化した一体構造の外枠が普及しつつある。例えば、成形品による外枠としては、合成樹脂材料によるものがあり(例えば、特許文献1参照)、また本出願人は、特願2002−362077においてアルミダイキャスト製の外枠を出願している。またその出願では、内枠を開閉可能に支持するためのヒンジ部や、施錠装置のフック部が係合する鍵受け部を外枠に一体的に設けることで、部品点数の削減及び寸法精度の向上を図ることを提案している。
【0005】
他方、上述した外枠300では、ヒンジ318、320を介して取り付けられる内枠の着脱性を良好にするため、上側のヒンジ318には、内枠側のヒンジ軸を回動可能に支持する軸受け部材(合成樹脂製)、軸受け部材をヒンジ318にカシメ固定するカシメピン、ヒンジ318の支軸に回動可能に軸支されて軸受け部材が支持するヒンジ軸をその状態に保持又は保持解除する解除レバー(合成樹脂製)、解除レバーをヒンジ軸の保持位置側へ付勢するバネ部材が組み込まれており、解除レバーは上記の支軸にワッシャを介してEリングにより取り付けている。この構成により、解除レバーの操作だけで内枠側のヒンジ軸をヒンジ318に保持・保持解除できるようになり、内枠を外枠300に容易に着脱することができている(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−233641公報 (第3頁、第1図、第2図)
【特許文献2】
特開平9−47555号公報 (第3−4頁、第5図、第6図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のヒンジ機構では、解除レバーをEリング止めしているため組立作業性が悪く、さらに部品点数も多いため生産性を低下させている。また、このヒンジ機構の構成を、ヒンジ部を一体的に設けたアルミダイキャスト製の外枠に用いた場合は、使用後の外枠を原材料へ戻しリサイクルする際に、外枠から異材質の部品を取り外す作業でEリング止めやカシメ固定の分解が大きな負担になる。
【0008】
本発明は上記事実を考慮して、外枠に内枠を開閉可能且つ着脱可能に取り付けるヒンジ機構の組立・分解作業性を良好にするとともに部品点数を削減して生産性を向上させた遊技機を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、遊技機の外郭を構成する外枠に遊技機本体を構成する内枠が開閉可能且つ着脱可能に取り付けられる遊技機において、前記外枠又は前記内枠の一方に設けられたヒンジ軸と、他方に一体的に設けられ、前記ヒンジ軸を軸受け面の一部が開口された軸受け部で回動可能に支持するとともに前記開口を介してヒンジ軸が前記軸受け部に嵌脱可能とされたヒンジ体と、前記ヒンジ体に設けられ、前記開口を開放する開放位置及び開口の少なくとも一部を閉塞する閉塞位置に移動可能な移動部材と、前記移動部材を前記ヒンジ体との間で挟持するとともに前記閉塞位置側に付勢する付勢部材と、前記付勢部材に設けられた係止部と、前記他方又は前記ヒンジ体に設けられ前記係止部が係脱可能な被係止部と、を有することを特徴としている。
【0010】
請求項1に記載の発明では、外枠又は内枠の一方に設けたヒンジ軸が他方に設けたヒンジ体の軸受け部に回動可能に支持されることにより、内枠は外枠に対して開閉可能となる。また、ヒンジ体の軸受け部については軸受け面の一部を開口させ、この開口は、付勢部材によって閉塞位置側に付勢した移動部材により少なくとも一部が閉塞し、移動部材を付勢部材の付勢力に抗して移動させることにより開放するようにする。これにより、通常、移動部材が軸受け部の開口を閉塞する閉塞位置にあると、軸受け部に支持されたヒンジ軸はその状態に保持される。そして、移動部材を操作し閉塞位置から開放位置に移動させると、ヒンジ軸は保持解除され開口を介して軸受け部に嵌脱できるようになるため、内枠が外枠に着脱できるようになる。
【0011】
また、ここでの付勢部材は、移動部材を付勢するとともに、移動部材をヒンジ体との間で挟持している。このように、移動部材を付勢部材によってヒンジ体に取り付けることにより、ネジやEリング等の固定部材を用いる場合に比べ、移動部材の着脱が容易となり、外枠に内枠を開閉可能且つ着脱可能に取り付けるヒンジ機構の組立・分解作業性が良好になる。さらにここでは、外枠又は内枠の一方に設けたヒンジ軸に対し、他方に設けるヒンジ体を外枠又は内枠に一体的に設けることにより、ヒンジ機構を構成する部品点数が削減される。また、例えば、軸受け部をヒンジ体に一体的に設けた場合は、軸受け部の固定が不要になるとともに部品点数が更に削減される。これにより、上述した固定部材の廃止と併せ、部品点数の削減が図られて生産性が向上する。
【0013】
さらにここでは、付勢部材に設けた係止部を、ヒンジ軸を持たない側の外枠又は内枠に設けた被係止部、あるいはヒンジ体に設けた被係止部に係脱できるようにすることで、付勢部材は外枠又は内枠あるいはヒンジ体に取り付けられ、その着脱性が良好になる。
【0014】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の遊技機において、前記付勢部材がばね部材であるとともに、前記係止部はそのばね部材の一端側に設けられてU字状に屈曲し弾性変形により拡縮可能な拡縮部とされ、且つ、ばね部材の他端側に、前記移動部材を前記ヒンジ体との間で挟持する挟持部が設けられ、前記被係止部は前記ばね部材の前記拡縮部が挿入されて係止されるとともに、前記挟持部を、前記ヒンジ体との間で前記移動部材を挟持する位置に配置するよう、前記他方又は前記ヒンジ体に設けられた挿入部とされることを特徴としている。
【0015】
請求項2に記載の発明では、付勢部材をばね部材とすることにより付勢部材を簡単且つ安価に作製することができる。また、付勢部材に設ける係止部は、ばね部材の一端側に設けられてU字状に屈曲され弾性力(弾性変形)により拡縮可能な拡縮部とし、この拡縮部に対応する被係止部は、拡縮部が挿入されると、ばね部材の他端側に設けられた挟持部を、ヒンジ体との間で移動部材を挟持する位置に配置するよう、他方又はヒンジ体に設けられた挿入部とすることで、拡縮部を挿入部へ挿入すると、縮小側へ弾性変形した拡縮部は元に戻ろうとする弾性力によって挿入部に係止する。これにより、簡単な構造で係止部を被係止部に確実に係止させることができる。また、拡縮部は挿入部へ挿入された状態でも弾性変形できるため、この拡縮部の弾性力によって移動部材を付勢することも可能である。
【0016】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の遊技機において、前記移動部材に、前記軸受け部へ嵌め入れる前記ヒンジ軸に押圧され移動部材を開放位置側へ移動させる押圧部を設けたことを特徴としている。
【0017】
請求項3に記載の発明では、内枠を外枠に取り付ける際に、ヒンジ軸をヒンジ体の軸受け部へ嵌め入れようとすると、移動部材はヒンジ軸に押圧部が押圧され開放位置側へ移動する。そしてそのまま、開放された開口を通してヒンジ軸を軸受け部へ嵌め入れることができる。これにより、移動部材を操作しなくてもヒンジ軸を軸受け部へ嵌め入れられるようになり、内枠の取付作業性が良好になる。
【0018】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項記載の遊技機において、前記移動部材は、前記ヒンジ体に立設された支軸に回動可能に支持される回動部材であることを特徴としている。
【0019】
請求項4に記載の発明では、ヒンジ体に立設した支軸に移動部材としての回動部材を回動可能に支持し、この回動部材の回動操作によって、軸受け部の開口を開閉可能とする。このような回動部材を用いることにより、軸受け部の開口を開閉する構造、すなわち、移動部材を開放及び閉塞位置に移動させる構造を簡素化することができるとともに、スライド構造等に比べ操作性もよい。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0023】
(パチンコ機の構成)
図1及び図2には、一実施の形態に係るパチンコ機が示されている。図1及び図2に示すように、パチンコ機10は、パチンコ機10の外郭を構成するとともにパチンコホールの島設備に設置される矩形状の外枠12を備えている。外枠12の前面には矩形額縁状の内枠14が配置されており、内枠14は、外枠12に設けられた一対のヒンジ部16、18に左側端部が軸支されて開閉可能に取り付けられている。また外枠12の前面下部には、化粧パネルとなる合成樹脂製の下飾り20が取り付けられている。
【0024】
内枠14の前面上部には、ガラス板22を装着したガラスフレーム24を備えるガラス枠26が配置されており、ガラス枠26は左側端部が内枠14に軸支されて開閉可能に取り付けられている。また、内枠14の上部におけるガラス枠26裏面側には、交換可能とされた遊技盤100がセットされており、遊技盤100は、ガラス枠26を内枠14に閉塞した状態でガラス枠26に覆われるようになっている。
【0025】
図2に示すように、パチンコ機10の正面となるガラス枠26の前面には、賞球表示灯や完了表示灯等としての機能を有する複数の表示灯80と、賞球払出エラー表示灯82及び払出状態エラー表示灯84とがガラス板22(遊技盤100の遊技領域)を取り囲むように配列されており、さらに左上隅近傍と右側端上部には、遊技の効果音をステレオ出力するスピーカー86、88が配設されている。
【0026】
また、内枠14の前面下部には、遊技球を貯える球皿28を備えた一体皿ユニット30が配置されている。この一体皿ユニット30も左側端部が内枠14に軸支されて開閉可能に取り付けられており、一体皿ユニット30の前面には、図2に示すように、左側下部に灰皿32が配置され右側端部には打球の飛距離を調整するための発射ハンドル34が取り付けられている。
【0027】
一体皿ユニット30の裏面には、発射ハンドル34の基端部がネジ止めされてその基端固定部分を補強する板金製の発射ハンドル補強板36と、球皿28に貯められた遊技球が送り込まれる球送り装置38とが取り付けられている。また、内枠14の下部における一体皿ユニット30裏面側には、遊技盤100の左下に発射装置40が配置され球皿28の後方に位置して貯球タンク42が取り付けられており、これらの発射装置40及び貯球タンク42は一体皿ユニット30に覆われるようになっている。
【0028】
内枠14の裏面側には、貯球タンク42の左側略上方に位置して賞球払出装置(図示省略)が設けられており、賞球払出装置から払い出された賞球は貯球タンク42の上面左端部に形成されたタンク入口(図示省略)を介してタンク内へ落下されるようになっている。また、貯球タンク42は、タンク底面が右側へ下り傾斜しており、その傾斜方向下流側となる前面右側端部にはタンク出口44が形成されている。このタンク出口44は、一体皿ユニット30に形成された賞球排出口46と対応して配置されており、賞球排出口46は一体皿ユニット30の前面に設けられた球皿28と連通している。これにより、賞球払出装置からタンク内へ払い出された賞球は、タンク底面上を上流側(左側)から下流側(右側)へ転動し、タンク出口44を介して賞球排出口46から球皿28に排出される。
【0029】
また、タンク出口44と賞球排出口46との各下方位置には、上下方向に移動可能とされたシャッター板48、50がそれぞれ設けられている。このシャッター板48、50は、図2に示すように一体皿ユニット30が閉塞された状態では各々下方へ移動してタンク出口44と賞球排出口46とを連通させ、図1に示すように一体皿ユニット30が開放されると各々上方へ移動して、シャッター板48はタンク出口44の下縁側を、シャッター板50は賞球排出口46の下縁側を塞ぐようになっている。これにより、一体皿ユニット30を開放した際に球皿28及び貯球タンク42から遊技球(賞球)がこぼれ出さないようにされている。
【0030】
一方、内枠14裏面の右側端部には施錠装置52が取り付けられている。施錠装置52にはシリンダー錠(錠前)54が設けられており、このシリンダー錠54の鍵孔56は内枠14の前面から露出されている。また、施錠装置52の上下端部近傍で、外枠12の右内側面に設けられた一対の鍵受け部58A、58Bと対応する位置には、後方へ突出された一対の内枠固定用フック60A、60Bが設けられており、ガラス枠26裏面の右側端部に取り付けられているガラス枠補強板62に設けられた一対の鍵受け部64A、64Bと対応する位置には、内枠14に形成されたスリット66A、66Bを通して前方へ突出された一対のガラス枠固定用フック68A、68Bが設けられている。さらに、施錠装置52の下方部で、一体皿ユニット30裏面の発射ハンドル補強板36に形成された一対の鍵受け開口部70A、70Bと対応する位置には、内枠14に形成されたスリット72A、72Bを通して前方へ突出された一対の一体皿ユニット固定用フック74A、74Bが設けられている。これにより、内枠14を閉じた際は、内枠固定用フック60A、60Bが鍵受け部58A、58Bに係合して内枠14は外枠12に固定され、ガラス枠26を閉じた際は、ガラス枠補強板62の鍵受け部64A、64Bがガラス枠固定用フック68A、68Bに係合してガラス枠26は内枠14に固定される。一体皿ユニット30を閉じた際は、発射ハンドル補強板36の鍵受け開口部70A、70Bが一体皿ユニット固定用フック74A、74Bに係合して一体皿ユニット30は内枠14に固定される。
【0031】
また、内枠固定用フック60A、60B及びガラス枠固定用フック68A、68Bは、シリンダー錠54の鍵孔56に図示しない鍵を差し込んで所定方向に回すことにより、係合状態がそれぞれ解除されて解錠されるようになっている。一体皿ユニット固定用フック74A、74Bについては、ガラス枠26を開放すると露出される施錠装置52の解除レバー76を押し下げることにより、一体皿ユニット固定用フック74A、74Bが下方へスライドして鍵受け開口部70A、70Bとの係合状態が解除されるようになっている。この施錠装置52により、内枠14は外枠12に施錠され、ガラス枠26は内枠14に施錠されるとともに、一体皿ユニット30は内枠14にロックされて、それぞれ閉塞状態に固定される。
【0032】
(遊技盤の構成)
遊技盤100は、装飾画(図示省略)を印刷した樹脂製シート状のセルが基板であるベニヤ板に貼着されてそのセルの表面が盤面100Aとなっている。盤面100Aの外周端部付近には、円弧状の外レール102及び内レール104が取り付けられており、これらの外レール102と内レール104とによって囲まれた円形状の領域は、遊技球が移動可能な遊技領域101とされている。
【0033】
遊技領域101(盤面100A)のほぼ中央には、特別図柄表示装置106が配置されている。特別図柄表示装置106は液晶ディスプレイを内蔵しており、そのディスプレイ画面108には特別図柄の抽選や各種演出等のアニメーションが表示される。
【0034】
特別図柄表示装置106の下方には、始動口(スタート・チャッカー)110が配置されている。始動口110の下方には、遊技領域101の下端部付近に位置して変動入賞装置(特別電動役物)112が配設されており、変動入賞装置112は、左右幅方向を長手とした矩形状の大入賞口(アタッカー)114を備え、大入賞口114内には通称「Vゾーン」と呼ばれる連続役物作動口(図示省略)が設けられている。大入賞口114は、開閉扉116が開放又は閉塞することによって開口又は閉口するようになっており、開閉扉116の開放時には、開閉扉116上に落下した遊技球が開閉扉116に案内されて大入賞口114へ入賞する。さらに、遊技領域101には、入賞口118、風車120、サイド飾り122L、122Rが設けられており、最下位置にアウト口124が配置されている。
【0035】
なお、上述した役物や各種遊技部品が取り付けられている遊技領域101には、遊技領域101内を落下する遊技球を所定の経路に誘導する多数の遊技釘が打ち込まれているが、図1ではそれら遊技釘の図示を省略している。また、本実施形態のパチンコ機10は、発射装置40を遊技盤100の左下に配置して遊技球を上方に発射する機種であり、従来機種に比べてアウト口124の位置を下げることにより遊技領域101が拡大されている。また、パチンコ機本体は、ガラス枠26や一体皿ユニット30等を備えるとともに遊技盤100が搭載された内枠14によって構成されており、それらの内枠14、ガラス枠26、及び一体皿ユニット30等は全て樹脂成形品とされている。
【0036】
(パチンコ機の遊技仕様)
パチンコ機10による遊技では、遊技者が発射ハンドル34を操作すると、球皿28に貯えられている遊技球は球送り装置38により一球づつ発射装置40に供給され、発射装置40によって上方へ発射される(図1の矢印A方向)。発射された遊技球は、外レール102に沿って遊技盤100の遊技領域101に打ち込まれ、遊技釘に当たり方向を変えながら遊技領域101内を落下する。そして、入賞せずに遊技領域101の下端部に至った遊技球はアウト口124からパチンコ機10内に回収される。
【0037】
また、遊技球が入賞口118に入賞すると、賞球払出装置が作動して所定数(例えば5個)の賞球を払い出し、その払い出された賞球は、貯球タンク42内を通りタンク出口44を介して賞球排出口46から球皿28に排出される。
【0038】
さらに、始動口110へ入賞すると、パチンコ機10内の制御部(主制御基板)において当たり/外れの抽選処理が実行され、その抽選結果は、特別図柄表示装置106のディスプレイ画面108に、配列された複数の特別図柄が所定のパターンで変動されその変動パターンを経た停止図柄の組み合わせによって表示される。なお、この特別図柄の変動パターンには、例えば、リーチを経た当たり図柄の表示又は外れ図柄の表示、あるいはリーチなしの外れ図柄表示など、様々な演出や趣向を加味した数多くのパターンが用意されており、遊技者は、それらの演出を受け特別図柄の抽選結果を期待感も持って観察する。
【0039】
そして、抽選結果が「大当たり」となった場合は、特別図柄表示装置106のディスプレイ画面108に、例えば、リーチ・アクションを経て「555」等の予め定められた所定の当たり図柄の組み合わせが表示されるとともに、表示灯80の点滅やスピーカー86、88からの効果音出力などによる演出を加えて、大当たりが発生したことを遊技者に報知し、所定の大当たり動作を実行する。
【0040】
大当たり動作としては、大入賞口114が、例えば10カウント(入賞個数)又は最大30秒間(1回の開放時間)/最高16ラウンド(継続回数)開放されるとともに、1回の大入賞口114開放時に大入賞口114内のVゾーンへの入賞を果たすことで次ラウンドを継続するといった動作が行われる。これにより、遊技者は、発射した遊技球を大入賞口114へ容易に入賞させ、例えば入賞1個当たり15個の払い出しを受けるなどして、大量の賞球を獲得できるようになる。そして大量の賞球払い出しにより球皿28が満杯になると、球皿28に貯え切れなくなった分の賞球は貯球タンク42内に貯球される。
【0041】
また、当たり図柄が、例えば「777」等の予め定められた特定の図柄の組み合わせとなった場合には、上述した大当たり動作の終了後に、次の大当たり確率がアップする「確率変動機能」、あるいは大当たり確率は変わらないが特別図柄表示装置106の回転時間が短縮され大入賞口114が開放し易くなって球持ちをよくする「時短機能」といった付加機能が作動して、遊技者にとって有利な遊技状態が展開される。
【0042】
(外枠及びヒンジ機構の構成)
次に、図3〜図10を用いて外枠12に内枠14を開閉可能且つ着脱可能に取り付けるヒンジ機構の構成ついて詳細に説明する。
【0043】
本実施形態に係る外枠12は、アルミニウム合金による成形品(アルミダイキャスト製)とされている。図3及び図4に示されるように、外枠12は、上枠部152、下枠部154、左枠部156、及び右枠部158が一体化された一体構造の枠本体150を備え、枠本体150の前面下部には、枠本体150を補強するとともに下飾り20を取り付けるための立壁部160が一体的に設けられている。この枠本体150の内側に形成される空間151に、パチンコ機本体を構成する内枠14の裏面側が収容されるようになっている。
【0044】
また、前述したヒンジ部16は上枠部152の左端部に、ヒンジ部18は立壁部160の左側上端部にそれぞれ一体的に設けられて図示のように前方へ突出している。鍵受け部58A、58Bについては、右枠部158の内側面にそれぞれ一体的に設けられて図示のように内方へ突出している。したがって、外枠12は、一体構造の枠本体150に、立壁部160、ヒンジ部16、18、及び鍵受け部58A、58Bを全て一体化した構成となっている。
【0045】
図6(A)、(B)に示されるように、下側のヒンジ機構としては、内枠14の左下端部には、ヒンジ孔178が形成された板金製のヒンジ板180が取り付けられており、外枠12のヒンジ部18には、ヒンジ板180のヒンジ孔178へ挿入されてヒンジ孔178を回動可能に支持するヒンジピン200が立設されている。なお、本実施形態のヒンジピン200はステンレス合金等の鋼鉄製とされており、アルミニウム合金で形成されたヒンジ部18よりも耐磨耗性が高くされている。また、ヒンジピン200の先端側は、ヒンジ孔178を案内しやすいよう先細りのテーパー状となっている。
【0046】
一方、図5(A)、(B)に示される上側のヒンジ機構としては、内枠14の左上端部には、鋼鉄製のヒンジピン162が立設された板金製のヒンジ板164が取り付けられている。外枠12のヒンジ部16は、前方へ突出された突出部の前側が略半円形とされており、図7及び図8に示されるように、ヒンジ部16の下面16Aにおけるその略半円形部位には軸受け部210が一体的に設けられ、さらに下面16Aの左側端部(外側端部)には、軸受け部210の左端部から後方へ直線状に延出されたリブ212が設けられている。また、ヒンジ部16の右側には、上枠部152の前端部に沿ってヒンジ部16と同じ肉厚の鍔部174が延設されている。これらのヒンジ部16及び鍔部174は、上枠部152よりも肉厚が薄くされており、したがって、ヒンジ部16及び鍔部174の下面16Aと上枠部152の下面152Aとの間には段差が生じている。
【0047】
軸受け部210には、内枠14側のヒンジピン162と対応する溝部214が設けられている。溝部214は、軸受け部210の略半円形形状を形成する中心よりも少し前寄りに位置しており(図10参照)、軸受け面となる内周面214Aの前側は円筒面とされ内周面214Aの後側は溝幅寸法で開口している(開口216)。また、内周面214Aの右側は、開口216を介して溝部214よりも右側に位置する軸受け部210の後面210Aと繋がれており、この後面210Aは、所定の曲率で右側へ凸状に湾曲しヒンジ部16の右側端部(内側端部)まで延設されている。
【0048】
さらに、ヒンジ部16の下面16Aには、溝部214の後方に位置して支軸218が一体的に設けられており、支軸218は、高さ寸法(ヒンジ部16の下面から支軸218下端までの寸法)が軸受け部210の厚さ寸法と同じとされている(図9参照)。また、溝部214よりも左側に位置する軸受け部210の後面210Bは、支軸218と同心の円筒面となっている(図10参照)。
【0049】
支軸218には、解除レバー220が回動可能に軸支されるようになっている。解除レバー220は合成樹脂材料によって形成されており、図示のような略扇形をしたロック部222を備え、ロック部222の略扇形形状を形成する中心には、支軸218へ挿入される円形の貫通孔224が形成されている。また、ロック部222の基端部からはレバー部226が延出されており、これらのロック部222及びレバー部226の厚さ寸法は軸受け部210の厚さ寸法と同じとされている(図9参照)。
【0050】
レバー部226は、前面のロック部222側が軸受け部210の後面210Aと同じ曲率で凹状に湾曲した湾曲面226Aとされており(図10(B)、(C)参照)、レバー部226の後面とロック部222との接続部位には凹状部228が設けられている。また、レバー部226後面の上端部には、凹状部228からレバー部226の先端部近傍までリブ230が延設されており、このリブ230の厚さ寸法は、ヒンジ部16の下面16Aと上枠部152の下面152Aとの間の段差寸法と等しくされている(図9参照)。これにより、解除レバー220は、貫通孔224を支軸218へ挿入させることで支軸218に軸支されるようになり、その状態で、以下に説明するばね部材232により所定の回動方向へ付勢されるようになる。
【0051】
ばね部材232は、ステンレス合金等の金属材料によって形成されており、図8に示すように一端側がU字状に屈曲したU字状部234とされ、U字状部234は屈曲部位となる一端側先端部の弾性変形により拡縮可能となっている(図8の矢印B方向)。また、U字状部234の一方を延出して形成したばね部材232の他端側には、U字状部234に対し垂直方向へ凸状に屈曲された凸状部236が設けられている。さらに、他端側の先端部には、U字状部234の屈曲方向と同じ方向へ円弧状に屈曲された円弧状部238が設けられている。
【0052】
一方、外枠12には、ばね部材232を取り付けるための角筒部240が一体的に設けられている。角筒部240は、上枠部152の下面152A左側端部に配置されてヒンジ部16の後方に位置している。この角筒部240には、図7及び図9に示すように前後方向に貫通する貫通孔242が設けられており、貫通孔242の開口形状は左右方向を長手とした略矩形状となっている。
【0053】
なお、本実施形態の外枠12は前述したようにアルミダイキャスト製であり、成形では、枠本体150及び角筒部240は前後方向に型抜きし、軸受け部210、リブ212、及び支軸218を有するヒンジ部16と鍔部174とは上下方向に型抜きするスライド型によって形成している。
【0054】
次に、本実施の形態に係るヒンジ機構の組立・分解方法、内枠の着脱方法、及び作用について説明する。
【0055】
上述の構成からなるヒンジ機構を組み立てるには、最初に、解除レバー220を図8に示す向きで、貫通孔224をヒンジ部16の支軸218に挿入する。解除レバー220をヒンジ部16の下面16Aに配置すると、図9に示すように解除レバー220のロック部222前面左側は軸受け部210の後面210Bに略接触するとともに、ロック部222はヒンジ部16の下側に、レバー部226は鍔部174の下側にそれぞれ隠れるようになる。
【0056】
次に、ばね部材232を図8に示す向きで、U字状部234を角筒部240の貫通孔242に挿入する。このU字状部234の挿入途中では、ばね部材232の円弧状部238が解除レバー220のロック部222下面に当たり、ばね部材232の前側は下方へ弾性変形する。そして、凸状部236を貫通孔242の前縁(角筒部240の前面)に突き当てるまで挿入すると、円弧状部238はロック部222を通り抜ける。この通り抜け直後に、ばね部材232の前側は弾性力によって元の状態に復帰し、円弧状部238は凹状部228内に収まって係合する。
【0057】
このように、ばね部材232は、U字状部234が角筒部240の貫通孔242に挿入されるとともに、凸状部236が角筒部240の前面に当接し円弧状部238が凹状部228に係合することで角筒部240からの抜け止めがなされる。これに伴い解除レバー220は、凹状部228に係合した円弧状部238によってリブ230が支えられ、ばね部材232とヒンジ部16とにより挟持された状態となる(図9参照)。これにより、ばね部材232は角筒部240から抜け出すことなく外枠12に取り付けられ、また、解除レバー220は支軸218からの抜け落ちることなくヒンジ部16の下面16Aに取り付けられて組立完了となる。
【0058】
さらに、この組立状態では、図10(A)に示すように、ばね部材232のU字状部234の一方は貫通孔242の内側面と離間し、U字状部234は縮小方向に少し弾性変形する。この弾性力は円弧状部238を介して凹状部228に作用するため、解除レバー220は、支軸218を中心に下面視時計回転方向へ付勢され(図7の矢印C方向)、ロック部222の前側の角部244を軸受け部210の後面210Aに当接させてロック部222により溝部214の開口216を閉塞する(閉塞位置)。
【0059】
また、ばね部材232の付勢力に抗してレバー部226を前方へ引き出すよう操作すると(図10(A)の矢印D方向)、解除レバー220は、支軸218を中心に下面視反時計回転方向へ回動するとともに、ロック部222で閉塞していた溝部214の開口216を開放する(開放位置)。これに伴い、ばね部材232のU字状部234は縮小方向に更に弾性変形し、上記の操作を止めると、解除レバー220はばね部材232の付勢力(U字状部234の弾性力)によって回動され元の位置に戻される。
【0060】
また、解除レバー220及びばね部材232を取り外す場合は、取り付け時とは逆の手順でばね部材232から取り外す。先ず、ばね部材232の露出部位、例えば凸状部236等を指で摘み、弾性力に抗して下方へ引っ張り円弧状部238を凹状部228から離脱させる。そしてそのまま、U字状部234を角筒部240の貫通孔242から抜き出し取り外す。ばね部材232が取り外されると、解除レバー220は支えがなくなるため、支軸218から抜き出して簡単に取り外すことができる。
【0061】
また、内枠14を外枠12に取り付ける場合は、図6(B)に示すように、内枠14を持ち上げ下側のヒンジ板180を外枠12のヒンジ部18に乗せるようにしながら、ヒンジ孔178をヒンジピン200に挿入する。図6(A)に示すように、ヒンジピン200にヒンジ孔178が挿入されると、内枠14はヒンジ板180を介して外枠12のヒンジ部18に支えられるため、その支持部を支点に内枠14の上部側を比較的容易に動かせるようになる。
【0062】
そして、図5(A)及び図10(A)に示すように、ヒンジピン162をヒンジ部16に右側(内側)から接近させ、軸受け部210の後面210Aに沿わせて左側(外側)へ移動させると、ヒンジピン162は解除レバー220の湾曲面226Aに接触する。さらに、ヒンジピン162を左側へ移動させると、ヒンジピン162は湾曲面226Aに摺接しながら湾曲面226Aを押圧する。これにより、解除レバー220は下面視反時計回転方向へ回動して、図10(B)に示すように、溝部214の開口216を開放する。さらに、ヒンジピン162を左側へ突き当たるまで移動させると、図10(C)に示すように、ヒンジピン162は湾曲面226Aを抜け出して溝部214に入り込む。すると、解除レバー220はばね部材232の付勢力によって下面視時計回転方向へ回動し、図10(D)に示すように、ロック部222によって溝部214の開口216を閉塞する。これにより、ヒンジピン162は溝部214から離脱できなくなりその状態に保持され、ヒンジ部16の軸受け部210に回動可能に支持される。以上の手順によって、内枠14は外枠12に開閉可能に取り付けられる。
【0063】
一方、内枠14を外枠12から取り外す場合は、通常は、ばね部材232によって後方(図5(A)の矢印R方向)へ付勢され、鍔部174の下側に隠れている解除レバー220のレバー部226を指先に引っ掛け、ばね部材232の付勢力に抗して前方(図5(A)の矢印F方向)へ引き出すように操作する。すると、ロック部222によって塞がれていた溝部214の開口216は開放され、ヒンジピン162の保持状態が解除される。その状態で、内枠14の上部を右側へ動かすと、ヒンジピン162が溝部214から抜け出してヒンジ部16の軸受け部210から離脱する。そしてそのまま、内枠14を持ち上げ、下部側のヒンジ板180をヒンジピン200から離脱させることにより、内枠14を外枠12から取り外すことができる。
【0064】
以上説明したように、本実施の形態に係るパチンコ機10では、外枠12に内枠14を開閉可能且つ着脱可能に取り付けるヒンジ機構において、解除レバー220をばね部材232によってヒンジ部16に取り付けたことにより、従来のようなEリング等の固定部材を用いる場合に比べ、解除レバー220の着脱が容易となる。さらに、ばね部材232に設けたU字状部234を外枠12に設けた角筒部240の貫通孔242に係脱させることでばね部材232を外枠12に着脱可能としたことで、ばね部材232の着脱も容易となる。このように、解除レバー220及びばね部材232が工具等を用いることなく素手で簡単に着脱できることにより、ヒンジ機構の組立・分解作業性が良好になる。また、ヒンジ部16を外枠12に一体的に設けるとともに、従来は別体であった軸受け部210をヒンジ部16に一体的に設けていることにより、ヒンジ部の取付作業や軸受け部の固定作業が不要になり、部品点数も削減される。したがって、上述した固定部材の廃止と併せ、部品点数の削減が図られて生産性が向上する。
【0065】
また、本実施の形態では、内枠14を外枠12に取り付ける際に、ヒンジピン162をヒンジ部16の軸受け部210(溝部214)へ嵌め入れようとすると、解除レバー220はヒンジピン162に湾曲面226Aが押圧され開放位置側へ移動する。そしてそのまま、開放された溝部214の開口216を通してヒンジピン162を溝部214へ嵌め入れることができる。これにより、解除レバー220を操作しなくてもヒンジピン162を溝部214へ嵌め入れられるようになり、内枠14の取付作業性が良好になる。
【0066】
以上、本発明を上述した特定の実施形態により詳細に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能である。
【0067】
例えば、上述した実施形態のヒンジ機構は、外枠12の下部側(ヒンジ部18)に設けることもできる。また、ヒンジ機構とヒンジピンの配置を逆にして、外枠12にヒンジピンを設け内枠14にヒンジ機構を設けることも可能である。また、ヒンジピン162をヒンジ部16の軸受け部210に保持・保持解除する移動部材は、上述した実施形態のような回動式の解除レバー220に限らず、スライド式等の他の移動部材に置き換えることができる。また、軸受け部210に設けた溝部214の開口216は、解除レバー220のロック部222によって完全に閉塞せず、溝部214に嵌め入れたヒンジピン162を保持できる範囲内で一部を閉塞するようにしてもよい。
【0068】
外枠については、アルミダイキャスト製に限らず樹脂成形製等の他の材質による一体構造のものでもよい
【0069】
【発明の効果】
本発明の遊技機は上記構成としたので、外枠に内枠を開閉可能且つ着脱可能に取り付けるヒンジ機構の組立・分解作業性が良好になるとともに部品点数が削減されて生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るパチンコ機を示した斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るパチンコ機を示した正面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る外枠を示した斜視図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る外枠を示した斜視図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る上部側のヒンジ機構を示した斜視図であり、(A)は内枠が外枠に支持された状態であり、(B)は離脱した状態である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る下部側のヒンジ機構を示した斜視図であり、(A)は内枠が外枠に支持された状態であり、(B)は離脱した状態である。
【図7】本発明の一実施の形態に係るヒンジ機構の組立状態を示した斜視図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係るヒンジ機構の分解状態を示した斜視図である。
【図9】図10(D)の9−9線断面図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係るヒンジ機構においてヒンジ部の軸受け部にヒンジ軸を嵌め入れてロックする様子を示した下面図であり、(A)が嵌め入れ前の状態であり、(B)が嵌め入れ途中の状態であり、(C)が嵌め入れ直後の状態であり、(D)がロック状態である。
【図11】従来の外枠を示した正面図である。
【図12】従来の外枠を示した裏面図である。
【符号の説明】
10 パチンコ機(遊技機)
12 外枠
14 内枠
16 ヒンジ部(ヒンジ体)
162 ヒンジピン(ヒンジ軸)
210 軸受け部
214 溝部
214A 内周面(軸受け面)
216 開口
218 支軸
220 解除レバー(移動部材/回動部材)
226A 湾曲面(押圧部)
232 ばね部材(付勢部材)
234 U字状部(係止部/拡縮部)
238 円弧状部(挟持部)
240 角筒部(被係止部)
242 貫通孔(被係止部/挿入孔)

Claims (4)

  1. 遊技機の外郭を構成する外枠に遊技機本体を構成する内枠が開閉可能且つ着脱可能に取り付けられる遊技機において、
    前記外枠又は前記内枠の一方に設けられたヒンジ軸と、
    他方に一体的に設けられ、前記ヒンジ軸を軸受け面の一部が開口された軸受け部で回動可能に支持するとともに前記開口を介してヒンジ軸が前記軸受け部に嵌脱可能とされたヒンジ体と、
    前記ヒンジ体に設けられ、前記開口を開放する開放位置及び開口の少なくとも一部を閉塞する閉塞位置に移動可能な移動部材と、
    前記移動部材を前記ヒンジ体との間で挟持するとともに前記閉塞位置側に付勢する付勢部材と、
    前記付勢部材に設けられた係止部と、
    前記他方又は前記ヒンジ体に設けられ前記係止部が係脱可能な被係止部と、
    を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記付勢部材がばね部材であるとともに、前記係止部はそのばね部材の一端側に設けられてU字状に屈曲し弾性変形により拡縮可能な拡縮部とされ、且つ、ばね部材の他端側に、前記移動部材を前記ヒンジ体との間で挟持する挟持部が設けられ、
    前記被係止部は前記ばね部材の前記拡縮部が挿入されて係止されるとともに、前記挟持部を、前記ヒンジ体との間で前記移動部材を挟持する位置に配置するよう、前記他方又は前記ヒンジ体に設けられた挿入部とされることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記移動部材に、前記軸受け部へ嵌め入れる前記ヒンジ軸に押圧され移動部材を開放位置側へ移動させる押圧部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  4. 前記移動部材は、前記ヒンジ体に立設された支軸に回動可能に支持される回動部材であることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項記載の遊技機。
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