JP3715465B2 - ゴルフクラブヘッドの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも2つの分割部材を接合して形成された中空形状のゴルフクラブヘッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
内部を中空形状とした金属製のゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」ということがある。)においては、例えば図11(A)及びそのA−A断面である同図(B)に示す如く、ヘッドaを2つの分割部材、例えばヘッドaの下面をなすソール板bと、これを装着する開口d(図11(B)に示す。)を設けたヘッド本体cとに分割してそれぞれ個別に成形し、これらを溶接、ロウ付けなどで接合一体化して製造されることがある。このような2つの分割部材b、cを、例えば溶接等により強固に接合する場合、接合される互いの周縁部b1、c1間に溶融金属(接合材)が充填されるための間隙eを形成して両者を固定保持しておく必要がある。
【0003】
従来では、ソール板bの外周縁b1からヘッド本体cの開口dの内周縁c1へ向けてのびかつその上に載置される例えば複数個の突片fを設けることにより、ソール板bをヘッド本体cの開口dに載置する方法や、図12(A)及びそのB−B断面である同図(B)に示す如く、前記ヘッド本体cの開口dに、前記ソール板bを受ける例えば複数個の受け片gを設けることなどが行われている。
【0004】
しかしながら、ソール板bとヘッド本体cとの間には間隙eを形成している関係上、両者の仮固定位置が定まりにくく常に一定の位置に位置決めするのには多くの困難を伴う。また2つの分割部材b、cの相対位置にずれが生じたままで接合されると、ヘッドaのロフト角やフェース角などにばらつきが生じ製品の品質や歩留まりを低下させる他、間隙eの巾寸法などが微妙に変化し、接合部の固着が不均一になる傾向があり部分的に接合強度の低い箇所が形成されるなどの不具合がある。
【0005】
また、実用新案登録第3027660号公報及び特開平10−286332号公報などで示されるように、接合される2つの分割部材の一方に、他方に向けて突出する突出部を形成するとともに、この突出部を他方の分割部材に突き合わせて前記間隙を形成するようにしたものも提案されているが、このものではいずれも分割部材の厚さ(肉厚)方向には拘束されていないため、該厚さ方向に位置ずれし易くなっており、さらに精度の良い位置決めが方法が切望されている。
【0006】
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、ヘッドを形成するための少なくとも2つの分割部材は、接合される周縁部近傍にその厚さ方向にのびる接合用の孔部を形成した孔付き分割部材と、前記孔部に差し込み可能な係止片を設けた係止片付き分割部材とを含み、かつ前記係止片付き分割部材は、この係止片の前記孔部への差込により前記孔付き分割部材との間に所定の間隙を形成して前記孔付き分割部材と仮固定されることを基本として、ヘッドの接合に際して精度の良い位置決め仮固定が可能となりひいては前記問題点を解決しうるゴルフクラブヘッドの製造方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のうち請求項1記載の発明は、少なくとも2つの分割部材を接合して形成された中空形状のゴルフクラブヘッドの製造方法であって、前記2つの分割部材は、接合される周縁部近傍にその厚さ方向にのびる接合用の孔部を形成した孔付き分割部材と、前記孔部に差し込み可能な係止片を設けた係止片付き分割部材とを含み、かつ前記係止片付き分割部材は、この係止片の前記孔部への差込により前記孔付き分割部材との間に所定の間隙を形成して前記孔付き分割部材と仮固定されるとともに、前記2つの分割部材は前記間隙に介在する接合材により接合されていることを特徴としている。
【0008】
また請求項1記載の発明は、前記接合用の孔部は、前記孔付き分割部材をその厚さ方向に貫通してのびる貫通孔をなすことを特徴としている。
【0009】
また請求項2記載の発明は、少なくとも2つの分割部材を接合して形成された中空形状のゴルフクラブヘッドの製造方法であって、前記2つの分割部材は、接合される周縁部近傍にその厚さ方向にのびる接合用の孔部を形成した孔付き分割部材と、前記孔部に差し込み可能な係止片を設けた係止片付き分割部材とを含み、かつ前記係止片付き分割部材は、この係止片の前記孔部への差込により前記孔付き分割部材との間に所定の間隙を形成して前記孔付き分割部材と仮固定されるとともに、前記2つの分割部材は前記間隙に介在する接合材により接合されていることを特徴としている。
【0010】
また請求項2記載の発明は、前記孔付き分割部材は、前記係止片付き分割部材を配する開口部を有しかつこの開口部の内周縁近傍に前記接合用の孔部を具えるとともに、前記係止片付き分割部材は、前記開口部の内周縁と間隙を隔てて配される外周縁を有する板状の基部に、該基部の外周部近傍からのびかつ前記孔付き分割部材の外面又は内面に沿って前記孔部に至る張出部と、この張出部の外端で折れ曲がり前記孔部へと差し込まれる差込部とからなる前記係止片を設けたことを特徴としている。
【0011】
また請求項3記載の発明は、少なくとも2つの分割部材を接合して形成された中空形状のゴルフクラブヘッドの製造方法であって、前記2つの分割部材は、接合される周縁部近傍にその厚さ方向にのびる接合用の孔部を形成した孔付き分割部材と、前記孔部に差し込み可能な係止片を設けた係止片付き分割部材とを含み、かつ前記係止片付き分割部材は、この係止片の前記孔部への差込により前記孔付き分割部材との間に所定の間隙を形成して前記孔付き分割部材と仮固定されるとともに、前記2つの分割部材は前記間隙に介在する接合材により接合されていることを特徴としている。
【0012】
しかも請求項3記載の発明は、前記孔付き分割部材は、板状をなしかつその外周縁近傍に前記接合用の孔部を具えるとともに、前記係止片付き分割部材は、前記孔付き分割部材を該孔付き分割部材との間に間隙を介在させて配する内周縁を有する開口部を有し、かつ前記係止片は前記開口部の内周縁近傍から開口部側へのびかつ前記孔付き分割部材の外面又は内面に沿って前記孔部に至る張出部と、この張出部の外端で折れ曲がり前記孔部へと差し込まれる差込部とからなることを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1は、本製造方法に係るゴルフクラブヘッド1の分解斜視図、図2はそれを仮固定した状態をソール面側から見た底面図、図3はそのC−C断面図を示している。図において、本実施形態のゴルフクラブヘッド1は、2つの分割部材、すなわち該ヘッド1の下面であるソール部を形成するソール板2と、このソール板2を配する開口部Oを有するヘッド本体3とから構成されたものを例示しており、これらの2つの分割部材2、3を接合することにより中空形状をなす金属製のものを例示している。
【0014】
本例のヘッド本体3は、ボールを打撃する部分であるフェース部3a、このフェース部3aの上縁に連なりかつヘッド1の上面をなすクラウン部3b、前記フェース部3aの下縁に連なりかつヘッドの下面をなすとともに前記開口部Oの周囲をなすソール外周部3c、前記フェース部3aのトウからバックフェース側を通りフェース部3aのヒール側に至るサイド部3dおよびシャフト取付部3eを有し、例えばロストワックス鋳造法等によりこれらを一体に形成されたものが例示される。
【0015】
またヘッド本体3は、本例では他方の分割部材(本実施形態ではソール板2)に接合されることとなる前記開口部Oの内周縁J1の近傍に、ヘッド本体3の厚さ(肉厚)方向に本例では貫通してのびる貫通孔をなす接合用の孔部4を形成した孔付き分割部材Xとして形成されたものが例示されている。前記接合用の孔部4は、本例では長手方向を前記開口部Oの周縁に沿わせた略長方形状をなし、例えば前記開口部Oの周縁から小距離を隔ててかつ開口部Oの周囲にほぼ等間隔で4カ所に設けられたものが例示される。より具体的には、本実施形態の孔部4は、例えば長辺5mm、短辺1.5mmの長方形状をなし、前記開口部Oの内周縁J1から2mmの小距離を隔てて形成されたものが例示される。
【0016】
また前記ソール板2は、本例では前記ヘッド本体3の開口部Oの内周縁JIと間隙を隔てて配される外周縁J2を有する板状をなす基部6に、前記孔部4に差し込み可能な係止片5を設けた係止片付き分割部材Yとして形成されたものが例示されている。前記係止片5は、本例では張出部5aと差込部5bとを含むものを示している。
【0017】
前記張出部5は、前記基部6の外周縁J2の近傍からのびかつ前記孔付き分割部材Xをなすヘッド本体3の本例では外面に沿って前記孔部4へと至る。また前記差込部5bは、前記張出部5aの外端で本例では略直角に折れ曲がり前記孔部4へと差し込まれる如く形成されている。なお差込部5bの外形寸法は、前記孔部4の輪郭寸法と実質的に同一か僅かに小に形成され、本例では前記孔部4に嵌入固定されるものが示される。なお差込部5bをテーパー状とし差し込み易くすることもできる。
【0018】
このようなソール板2(係止片付き分割部材Y)は、係止片5の前記孔部4への差込により前記ヘッド本体3(孔付き分割部材X)との間に所定の間隙e(図2、図3に示す。)を形成して前記孔付き分割部材Xと仮固定することができる(仮固定工程)。なお「仮固定」とは、両部材X、Yの間隙eを例えば溶接、ロウ付け等する際に、該2つの部材X、Yの位置ずれが生じない程度に前記差し込みを利用して固定されている状態を言う。
【0019】
このように仮固定されたソール板2(係止片付き分割部材Y)とヘッド本体3(孔付き分割部材X)とは、前記間隙eに図示しない例えば溶接材、溶融金属等の接合材を充填することにより前記仮固定された前記係止片付き分割部材Yと前記孔付き分割部材Xとが強固に接合される(接合工程)。しかる後、不要な箇所を研磨等により除去しまた塗装などを施してヘッド1が製造される。
【0020】
このような本実施形態のヘッド1は、製造時において、両部材X、Yの仮固定位置を定めるのを前記差込によりなしうるため、仮固定が容易となりかつ精度の良い位置決めを可能とする。従って、2つの分割部材X、Yの相対位置ずれを抑制でき、ヘッド1のロフト角やフェース角などにばらつきが生じにくく製品の品質や歩留まりを向上させるのに役立つほか、間隙eの巾寸法を一定にでき、接合部の強度を均一化しうる。
【0021】
また本例では前記係止片5の張出部5aは、図3に示す如く、前記ヘッド本体3(孔付き分割部材X)に載置されて支持されるものが示されている。このように、前記差込みに加えて、一方の分割部材が、他方の分割部材を支えることにより、ソール板2(係止片付き分割部材Y)とヘッド本体3(孔付き分割部材X)との厚さ(肉厚)方向の位置ずれをより確実に防止しうる点で特に好ましいものとなる。
【0022】
また、前記接合用の孔部4は、上述のような貫通孔をなすものの他、孔部付き分割部材Xの表面を部分的に窪ませただけに止まる非貫通の凹孔として形成することができる。このとき、凹孔の深さなどは、係止片5との差込みをなしうるよう適宜設定されるが、例えば0.5mm以上、さらに好ましくは1.0mm以上の深さを有するのが好ましい。
【0023】
図4、図5及び図6には本発明の製造方法の他の形態のゴルフクラブヘッドを示している。図4には、本実施形態のヘッド1の分解斜視図を示し、図5にはそれを仮固定した状態をソール面側から見た底面図、図6にはそのD−D断面図を示している。図において、本例のヘッド1は、ソール板2とヘッド本体3とを含む2つの分割部材から構成されている点は前記実施形態と同一である。本例では、前記ソール板2が、前記ヘッド本体3の開口部Oの内周縁JIと間隙を隔てて配される外周縁J2を有する板状をなすとともに、その外周縁J2の近傍に前記接合用の孔部4を具えた孔付き分割部材Xとして形成されたものを例示している。
【0024】
また前記ヘッド本体3は、前記孔付き分割部材Xであるソール板2を該ソール板2の外周縁J2との間に間隙e(図5、図6に示す。)を介在させて配する内周縁J1を有する開口部Oを形成するとともに前記係止片5を設けた係止片付き分割部材Yとして形成されたものを例示している。前記係止片5は、前記開口部Oの内周縁J1の近傍から開口部O側へのびかつ本例では前記ソール板2(孔付き分割部材X)の内面に沿って前記孔部4に至る張出部5aと、この張出部5aの外端で本例では略直角に折れ曲がり前記孔部4へと差し込まれる差込部5bとからなる。
【0025】
そして、ヘッド本体3(係止片付き分割部材Y)の差込部5bを、前記ソール板2(孔付き分割部材X)の孔部4に差し込むことにより、前記実施形態と同様にヘッド本体3(係止片付き分割部材Y)と前記ソール板2(孔付き分割部材X)との間に間隙eを介在させて両部材X、Yを仮固定しうる。また本例では図6に示す如く、前記張出部5aの外面により前記ソール板2が支持されるものを示しており、これによって両部材X、Yの厚さ方向の位置決めがより正確に行える点で特に好ましいものとなる。
【0026】
図7、図8には、さらに本発明の製造方法の他の形態のゴルフクラブヘッドを示している。図7は、本実施形態のヘッド1の分解斜視図、図8はそれを仮固定した状態をフェース部側から見た正面図を示している。図において、本例のヘッド1は、フェース板9と、フェース部3aにこのフェース板9を配する開口部Oを設けたヘッド本体10とを含む2つの分割部材から構成されたものが例示されている。
【0027】
前記フェース板9は、本例では前記ヘッド本体10の開口部Oの内周縁J4と間隙eを隔てて配される外周縁J3を有する板状をなすとともに、その外周縁J3の近傍に前記接合用の孔部4を具えた孔付き分割部材Xとして形成されたものが例示される。
【0028】
また前記ヘッド本体3は、前記孔付き分割部材Xであるフェース板9を該フェース板9の外周縁J3との間に間隙eを介在させて配する内周縁J4を有する開口部Oを形成するとともに前記係止片5を設けた係止片付き分割部材Yとして形成されたものを例示している。前記係止片5は、前記開口部Oの内周縁J4の近傍から開口部O側へのびかつ前記フェース板9(孔付き分割部材X)の内面に沿って前記孔部4に至る張出部5aと、この張出部5aの外端で本例では略直角に折れ曲がり前記孔部4へと差し込まれる差込部5bとからなる。
【0029】
そして、ヘッド本体10(係止片付き分割部材Y)の差込部5bを、前記フェース板9(孔付き分割部材X)の孔部4に差し込むことにより、上記実施形態と同様にヘッド本体10(係止片付き分割部材Y)とフェース板9(孔付き分割部材X)との間に間隙eを介在させて仮固定しうる。このとき、前記張出部5aの外面により前記フェース板9を支持するように構成するのが特に好ましい。
【0030】
図9、図10には、さらに本発明の製造方法の他の形態のゴルフクラブヘッドを示している。本例では ヘッドの少なくとも2つの分割部材として、開口部Oを設けたソール板11と、このソール板11の前記開口部Oに装着される例えば高比重材料からなる重心バランス調整用のウエイト体12とを含んでいるものを例示している。前記ソール板11は、その開口部Oに係止片5、5を形成した係止片付き分割部材Yとして形成されるとともに、前記ウエイト体12は、前記係止片5を差込可能な接合用の孔部4を形成した孔付き分割部材Xとして形成されたものが例示される。
【0031】
そして、本実施形態では図10(A)に示す如く、前記孔部4と係止片5との差込により、ソール板11(係止片付き分割部材Y)とウエイト体12(孔付き分割部材X)とを仮固定しうる。なお図10(B)には、前記係止片5の端部を差し込み後に折り曲げる塑性変形により前記仮固定をより強固になし得るものが示されている。このように差し込みに加えて係止片5ないし孔部4を塑性変形することにより、さらに仮固定を強固なものとすることも好ましく実施しうる。なおこのようにして得られたソール板は、図示しないヘッド本体に装着される。
【0032】
以上、本発明のいくつかの実施形態について詳述したが、本発明の分割部材は、例示の分割形状に何ら限定されるものではなく、種々の位置、種々の分割数にて分割しうるのは言うまでもなく、さらには孔部4の形成数、形状、さらにはその寸法、間隙の巾などは図示の形態以外にも必要に応じて当業者が種々変更しうる。また、各分割部材X、Yの双方に孔部4と係止片5とを設けても良い他、中空形状のアイアン型のゴルフクラブにも適用しうるなど、本発明は種々の態様に変形しうる。
【0033】
【発明の効果】
上述したように、本発明では、孔付き分割部材と係止片付き分割部材との仮固定を孔部と係止片との差込によりなしうるため、仮固定が容易となりかつ精度の良い位置決めを可能とし生産性が大巾に向上する。また2つの分割部材の相対位置ずれを抑制でき、ヘッドのロフト角やフェース角などにばらつきが生じにくく製品の品質や歩留まりを向上させるのに役立つほか、接合材を介在させるための間隙を一定にでき接合部の強度を均一化して高めうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すヘッドの分解斜視図である。
【図2】それをソール側から見た底面図である。
【図3】そのC−C断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示すヘッドの分解斜視図である。
【図5】それをソール側から見た底面図である。
【図6】そのD−D断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態を示すヘッドの分解斜視図である。
【図8】それをフェース部側から見た正面図である。
【図9】本発明の他の実施形態を示すソール板の分解斜視図である。
【図10】(A)、(B)は、その仮固定を例示する端面図である。
【図11】(A)は従来のヘッドの仮固定状態を示す底面図、(B)はそのA−A断面図である。
【図12】(A)は他の従来のヘッドの仮固定状態を示す底面図、(B)はそのB−B断面図である。
【符号の説明】
1 ゴルフクラブヘッド
2 ソール板
3、10 ヘッド本体
4 接合用の孔部
5 係止片
5a 張出部
5b 差込部
6 基部
9 フェース板
X 孔付き分割部材
Y 係止片付き分割部材
O 開口部

Claims (3)

  1. 少なくとも2つの分割部材を接合して中空形状のゴルフクラブヘッドを製造するゴルフクラブヘッドの製造方法であって、
    前記2つの分割部材は、接合される周縁部にその厚さ方向にのびる接合用の孔部を形成した孔付き分割部材と、
    前記孔部に差し込み可能な係止片を設けた係止片付き分割部材とを含むとともに、
    前記係止片を前記孔部に差し込むことにより、前記係止片付き分割部材と前記孔付き分割部材とを所定の間隙を介在させて仮固定する仮固定工程と、
    前記間隙に接合材を充填することにより前記仮固定された前記係止片付き分割部材と前記孔付き分割部材とを接合する接合工程とを含み、
    しかも前記接合用の孔部は、前記孔付き分割部材をその厚さ方向に貫通してのびる貫通孔をなすことを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法
  2. 少なくとも2つの分割部材を接合して中空形状のゴルフクラブヘッドを製造するゴルフクラブヘッドの製造方法であって、
    前記2つの分割部材は、接合される周縁部にその厚さ方向にのびる接合用の孔部を形成した孔付き分割部材と、
    前記孔部に差し込み可能な係止片を設けた係止片付き分割部材とを含むとともに、
    前記係止片を前記孔部に差し込むことにより、前記係止片付き分割部材と前記孔付き分割部材とを所定の間隙を介在させて仮固定する仮固定工程と、
    前記間隙に接合材を充填することにより前記仮固定された前記係止片付き分割部材と前記孔付き分割部材とを接合する接合工程とを含み、
    しかも前記孔付き分割部材は、前記係止片付き分割部材を配する開口部を有しかつこの開口部の内周縁近傍に前記接合用の孔部を具えるとともに、
    前記係止片付き分割部材は、前記開口部の内周縁と間隙を隔てて配される外周縁を有する板状の基部に、該基部の外周部近傍からのびかつ前記孔付き分割部材の外面又は内面に沿って前記孔部に至る張出部と、この張出部の外端で折れ曲がり前記孔部へと差し込まれる差込部とからなる前記係止片を設けたことを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法。
  3. 少なくとも2つの分割部材を接合して中空形状のゴルフクラブヘッドを製造するゴルフクラブヘッドの製造方法であって、
    前記2つの分割部材は、接合される周縁部にその厚さ方向にのびる接合用の孔部を形成した孔付き分割部材と、
    前記孔部に差し込み可能な係止片を設けた係止片付き分割部材とを含むとともに、
    前記係止片を前記孔部に差し込むことにより、前記係止片付き分割部材と前記孔付き分割部材とを所定の間隙を介在させて仮固定する仮固定工程と、
    前記間隙に接合材を充填することにより前記仮固定された前記係止片付き分割部材と前記孔付き分割部材とを接合する接合工程とを含み、
    しかも、前記孔付き分割部材は、板状をなしかつその外周縁近傍に前記接合用の孔部を具えるとともに、
    前記係止片付き分割部材は、前記孔付き分割部材を該孔付き分割部材との間に間隙を介在させて配する内周縁を有する開口部を有し、
    かつ前記係止片は前記開口部の内周縁近傍から該開口部側へのびかつ前記孔付き分割部材の外面又は内面に沿って前記孔部に至る張出部と、
    この張出部の外端で折れ曲がり前記孔部へと差し込まれる差込部とからなることを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法。
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