JP3719638B2 - 特殊車両のアクスル取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は特殊車両のアクスル取付構造に係わり、特に摺動部の摩耗が少なく、摺動部への水等の進入による錆付が防止でき、摩耗部品のみの交換が可能な特殊車両のアクスル取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5に従来のアクスル取付構造の構成図を示す。アクスル取付構造10は、例えば図6に示すように、スピードスプレーヤ20のフロント1内部に配設されるものである。
【0003】
図5において、図示しないエンジンからの動力により、デフギヤボックス5の入力軸3が回転される。そして、この入力軸3の動力は、デフギヤボックス5により左右の車輪に伝達される。デフギヤボックス5の頂部には、アクスルセンターパイプ7が固着されている。
【0004】
アクスルセンターパイプ7内には、センタジク9が挿入され、このセンタジク9は、アクスルセンターパイプ7の両端部よりそれぞれ所定長分突出している。そして、このセンタジク9の突出した部分周囲には、パイプ11A、11Bが配設されている。ここに、図5中の左方はスピードスプレーヤ20の前方、右方はスピードスプレーヤ20の後方に相当する。
【0005】
パイプ11A、11Bの頂部には、コの字状のセンタクロスブラケット13の両端が溶接されている。また、センタジク9の両端部には図示しないねじ穴が配設されている。そして、このねじ穴には、ボルト15A、15Bが座金17A、17Bを介して螺入されている。
【0006】
センタクロスブラケット13の上部は、ボルト19A、19Bにより、フロント1のフレームと固定されている。
かかる構成において、デフギヤボックス5はセンタジク9を中心として、図5の紙面の手前方向及び奥方向に揺動する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のアクスル取付構造10では、デフギヤボックス5が揺動した場合、センタジク9とパイプ11A、11B間、センタジク9とアクスルセンターパイプ7間に摺動面が発生し、それぞれ摩耗が発生していた。
【0008】
また、このような径方向だけでなく、軸方向にもパイプ11A、11Bとアクスルセンターパイプ7間、パイプ11A、11Bと座金17A、17B間の各端面に摩耗が発生する。そして、経時的にはこの磨耗により各端面間に隙間を生じ、その結果、アクスルセンターパイプ7に固着されたデフギヤボックス5が前後方向に大きくガタつくという現象が発生する。
【0009】
かかる摩耗部品を交換する場合、センタジク9は比較的容易に交換できるが、他の部材は溶接構造で作られていることもあり、大がかりで、かつ高価な交換作業になっていた。
更に、水等の進入に対しても対策が取られていないため、錆付が発生して固着の原因となっていた。
【0010】
本発明はこのような従来の課題に鑑みてなされたもので、摺動部の摩耗が少なく、摺動部への水等の進入による錆付が防止でき、摩耗部品のみの交換が可能な特殊車両のアクスル取付構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
このため本発明(請求項1)は、動力源からの動力により回転される入力軸(3)と、該入力軸(3)に連結され、前記動力を左右の車輪に伝達するデフギヤボックス(5)と、該デフギヤボックス(5)の所定位置に車体前後方向に向けて固着されたアクスルセンターパイプ(7)と、該アクスルセンターパイプ(7)に挿入され、前方端部(21a、71a)及び後方端部(31a)をそれぞれ該アクスルセンターパイプ(7)の前方及び後方より突出させたシャフト(21、31、71)と、該シャフト(21、71)の前方端部(21a、71a)の端面及び/又は外周を覆設し、上方に向けて突出された突設部(25a、65a)を有する前方ブラケット(25、65)と、該前方ブラケット(25、65)と前記シャフト(21、71)の前方端部(21a、71a)外周間に環装された前方ブッシュ(29)と、前記前方ブラケット(25、65)の突設部(25a、65a)を車体フレーム(61)に固定する前方ブラケット固定手段(49A)と、前記シャフト(31)の後方端部(31a)の端面及び/又は外周を覆設し、上方に向けて突出された突設部(35a)を有する後方ブラケット(35)と、該後方ブラケット(35)と前記シャフト(31)の後方端部(31a)外周間に環装された後方ブッシュ(39)と、前記後方ブラケット(35)の突設部(35a)を前記車体フレーム(61)に固定する後方ブラケット固定手段(49B)とを備えて構成した。
【0012】
アクスルセンターパイプ(7)は、デフギヤボックス(5)の所定位置に車体前後方向に向けて固着する。シャフト(21、31、71)は、アクスルセンターパイプ(7)に挿入され、前方端部(21a、71a)及び後方端部(31a)をこのアクスルセンターパイプ(7)の前方及び後方より突出させる。
【0013】
前方ブラケット(25、65)は、シャフト(21、71)の前方端部(21a、71a)の端面及び/又は外周を覆設し、上方に向けて突出された突設部(25a、65a)を有する。即ち、前方ブラケット(25、65)は、シャフト(21、71)の前方端部(21a、71a)の端面と外周の双方が覆設されるように構成してもよいし、端面側を覆設せずに、外周のみを覆設するようにしてもよい。
【0014】
前方ブッシュ(29)は、前方ブラケット(25、65)とシャフト(21、71)の前方端部(21a、71a)外周間に環装する。この前方ブッシュ(29)は、前方ブラケット(25、65)とシャフト(21、71)のそれぞれに対し摺動する。前方ブラケット固定手段(49A)は、前方ブラケット(25、65)の突設部(25a、65a)を車体フレーム(61)に固定する。
【0015】
後方ブラケット(35)、後方ブッシュ(39)及び後方ブラケット固定手段(49B)についても前方ブラケット(25、65)等と同様に構成する。
このことにより、従来のようなセンタクロスブラケット(13)の両端を溶接する構造と異なり、前方ブラケット(25、65)及び後方ブラケット(35)はそれぞれ独立した部品であるため、取付けの精度が向上する。
【0016】
また、溶接構造でない分、経年変化や磨耗等による部品の取り替えも容易に行える。更に、前方ブッシュ(29)及び後方ブッシュ(39)を環装したことで、デフギヤボックス(5)の揺動に伴い生ずる周方向の摺動による磨耗を少なく出来る。
【0017】
また、本発明(請求項2)は、前記シャフト(21、31、71)は前方シャフト(21、71)及び後方シャフト(31)の2つに分割離隔され、該前方シャフト(21、71)及び後方シャフト(31)間の離隔距離を螺進退操作により拡縮するシャフト間拡縮手段(27、37、41、75)が備えられたことを特徴とする。
【0018】
シャフト間拡縮手段(27、37、41、75)により、軸方向の取付け精度を一層向上させることが出来る。
【0019】
更に、本発明(請求項3)は、前記シャフト(21、31、71)の前方端部(21a、71a)及び後方端部(31a)の径は、前記アクスルセンターパイプ(7)内部に挿入されているシャフト(21、31、71)の径より太く形成されたことを特徴とする。
【0020】
アクスルセンターパイプ(7)内のシャフト(21、31、71)の径は従来と同じであっても、摺動部分であるブッシュ(29、39)が環装されたシャフト(21、31、71)の前方端部(21a、71a)及び後方端部(31a)の径を太く形成することで、軸面圧が一層下がり、摩耗し難くなる。
【0021】
更に、本発明(請求項4)は、前記前方ブラケット(25)及び/又は前記後方ブラケットの外部からの螺進操作により前記前方ブッシュ(29)及び/又は前記後方ブッシュを前記前方ブラケット(25)及び/又は前記後方ブラケット内部から外部に押し出すブッシュ押出手段(43、45)を備えて構成した。
【0022】
このように、ブッシュ押出手段(43、45)を配設したことで、分解時等に磨耗したブッシュ(29)を簡単に各ブラケット(25)から取り外すことが出来る。
【0023】
更に、本発明(請求項5)は、前記前方ブラケット(25、65)と前記シャフト(21、71)の前方端部(21a、71a)外周の間及び前記後方ブラケット(35)と前記シャフト(31)の後方端部(31a)外周の間で、かつ前記前方ブッシュ(29)及び/又は前記後方ブッシュ(39)の両端部にはOリング(53A、53B、53C、53D)が配設されたことを特徴とする。
【0024】
Oリング(53A、53B、53C、53D)を配設したことで、摺動部分への水等の進入による錆付を防止できる。
【0025】
更に、本発明(請求項6)は、前記前方シャフト(21、71)及び後方シャフト(31)の所定位置の周囲には、前記各シャフト(21、31、71)の前記アクスルセンターパイプ(7)内部に向けた移動を抑止する移動抑止板(23、33、73)がそれぞれ配設されたことを特徴とする。
【0026】
移動抑止板(23、33、73)を配設したことで、シャフト(21、31、71)の前方端部(21a、71a)及び後方端部(31a)を所定長分正確にアクスルセンターパイプ(7)外部に出すことが出来る。
【0027】
このため、組立作業も簡単に行える。また、シャフト間拡縮手段(27、37、41、75)でシャフト(21、31、71)間の離隔距離を収縮させることで、移動抑止板(23、33、73)をアクスルセンターパイプ(7)の両端部に固定することが出来る。その結果、前方シャフト(21、71)及び後方シャフト(31)は、アクスルセンターパイプ(7)と一体化される。
【0028】
更に、本発明(請求項7)は、前記前方ブラケット(65)及び/又は前記後方ブラケット(35)は、前記シャフト(31、71)の前方端部(71a)及び/又は後方端部(31a)の外周のみを覆設し、前記シャフト(31、71)の前記前方ブラケット(65)及び/又は前記後方ブラケット(35)より突出した所定周囲には、前記前方ブラケット(65)及び/又は前記後方ブラケット(35)の前記シャフト(31、71)からの抜けを防止する抜け防止手段(55)を備えて構成した。
このことにより、アクスル取付構造を一層簡単な構成とすることが出来る。
【0029】
更に、本発明(請求項8)は、前記移動抑止板(23、33、73)と前記各ブラケット間(25、35、65)及び/又は前記抜け防止手段(55)と前記各ブラケット(25、35、65)間にはスラスト座金(51A、51B、51C、51D)が挟装されたことを特徴とする。
【0030】
デフギヤボックス(5)が、前後方向に揺動する場合の軸方向の荷重はスラスト座金(51A、51B、51C、51D)で受ける。また、このスラスト座金(51A、51B、51C、51D)には、周方向の摺動による荷重も働く。そして、この揺動等によりスラスト座金(51A、51B、51C、51D)が磨耗した場合でも、スラスト座金(51A、51B、51C、51D)の交換は簡単に行える。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。図1に、本発明の第1実施形態の側面図、図2に正面図を示す。尚、図5と同一要素のものについては同一符号を付して説明は省略する。図1において、デフギヤボックス5とアクスルセンターパイプ7は、従来技術と同様に溶接構造にて一体的に取り付けられている。
【0032】
アクスルセンターパイプ7の前方よりシャフト21が挿入され、移動抑止板23によりその挿入が止められるようになっている。シャフト21の前方端部21aのシャフト径は、アクスルセンターパイプ7内に挿入されたシャフト径より太く形成されている。シャフト21の中心には、ボルト通し穴27が設けられている。
【0033】
一方、アクスルセンターパイプ7の後方よりシャフト31が挿入され、移動抑止板33によりその挿入が止められるようになっている。シャフト31の後方端部31aのシャフト径は、アクスルセンターパイプ7内に挿入されたシャフト径より太く形成されている。シャフト31の左部中央には、ねじ穴37が設けられている。ねじ穴37の内周には雌ねじが刻設されている。
【0034】
長尺の六角穴付きボルト41は、シャフト21のボルト通し穴27を貫通して、シャフト31のねじ穴37に螺着されている。六角穴付きボルト41の頭部は、シャフト21内に埋設されている。
【0035】
シャフト21の前方端部21aの左端面及び外周は、ブラケット25により覆設されている。ブラケット25の内部周面と前方端部21aの外周間には、ブッシュ29が環装されている。移動抑止板23とブラケット25間には、スラスト座金51Aが挟装されている。前方端部21aの左端面とブラケット25の内部底面間には、座金43が挟装されている。
【0036】
図3に示すように、この座金43の左端には、押し出し用ボルト45の先端が当接し、この座金43を押し出すことでブッシュ29をブラケット25の内部から外せるようになっている。ブラケット25の内部で、かつブッシュ29の右端と移動抑止板23の間には、Oリング53Aが設けられている。
ブラケット25の上部には、突設部25aが形成されている。突設部25aの上部にはフロント1のフレーム61がボルト49Aにより固定されている。
【0037】
一方、シャフト31の後方端部31aの外周は、ブラケット35により覆設されている。後方端部31aは、ブラケット35の右端より右方に突設されている。そして、この突設部分の周囲には、Cリング55が配設され、ブラケット35が後方より外れないようになっている。
【0038】
ブラケット35の内部周面と後方端部31aの外周間には、ブッシュ39が環装されている。移動抑止板33とブラケット35間には、スラスト座金51Bが挟装されている。また、ブラケット35とCリング55間には、スラスト座金51Cが挟装されている。
【0039】
ブラケット35の内部で、かつブッシュ39の左端と移動抑止板33の間及びブッシュ39の右端とスラスト座金51Cの間には、Oリング53B、53Cが設けられている。ブラケット35の上部には、突設部35aが形成されている。突設部35aの上部にはフロント1のフレーム61がボルト49Bにより固定されている。
【0040】
次に、本発明の第1実施形態の作用を説明する。
長尺の六角穴付きボルト41をシャフト31のねじ穴37に螺着することで、シャフト21及びシャフト31をアクスルセンターパイプ7と一体的な構造として固定する。
【0041】
デフギヤボックス5の揺動に伴い、ブッシュ29はシャフト21aの外周面とブラケット25の内部周面とに摺動する。また、ブッシュ39は、シャフト31aの外周面とブラケット35の内部周面とに摺動する。即ち、摺動面の荷重は軸受としてのブッシュ29、39が受ける。
【0042】
このことにより、周方向の摩擦は極力少なくすることが出来る。シャフト21a、シャフト31aのシャフト径は、太いので、軸面圧は下がり、一層磨耗し難くすることが出来る。また、ブッシュ29が磨耗した場合でも、押し出し用ボルト45により簡単にブッシュ29を取り外すことが出来る。
【0043】
突設部25a、35aをフレーム61に取付ける際、ブラケット25、35は別々なため、前後方向のガタ付をなくした状態でフレーム61に取付けることが出来る。このため、取付の精度が向上する。
【0044】
また、前後方向の荷重はスラスト座金51A、51B、51Cで受ける。そして、このスラスト座金51A、51B、51Cが磨耗した場合には簡単に交換可能である。
更に、Oリング53A、53B、53Cを配設したことで、グリスの流出や摺動部分への水等の進入による錆付を防止できる。
【0045】
以上により、摩耗部品(保守部品)を特定することが出来、これらの部品はすべて構造的に簡単であり、交換コストが少なくすむ。
また、従来のアクスル取付構造と取付け部分の寸法を共通にしたため、何らの変更を加えることなく、本実施形態のアクスル取付構造と交換可能である。
【0046】
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図4に、本発明の第2実施形態の側面図を示す。尚、図1及び図5と同一要素のものについては同一符号を付して説明は省略する。本発明の第2実施形態は、第1実施形態のブラケット25に代えてブラケット65を配設した点で相違する。
【0047】
ブラケット65の外周は、ブラケット35の外周と同様に構成されている。即ち、スラスト座金51Aの他にスラスト座金51Dがシャフト71の前方端部71a左方に配設され、Cリング55により外れないように止められている。また、Oリング53Dが、ブラケット65の内部で、かつブッシュ29の左端とスラスト座金51Dの間に設けられている。
【0048】
更に、シャフト71の外周の所定位置には移動抑止板73が配設されている。シャフト71には、長尺のボルト75が貫通されている。ボルト75の頭部は、シャフト71の前方端部71aの外部に出ている。
【0049】
但し、前方端部71aに埋設するようにしてもよい。ブラケット65の上部には、突設部65aが形成されている。突設部65aの上部にはフロント1のフレーム61がボルト49Aにより固定されている。
【0050】
かかる構成とすれば、前方に本発明の第1実施形態ほどスベースを要さずにアクスル取付構造が構成可能である。
以上のように構成しても、本発明の第1実施形態と同様の効果を得ることが出来る。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、前方ブラケット(25、65)及び後方ブラケット(35)はそれぞれ独立した部品で構成したため、取付けの精度が向上する。また、溶接構造でない分、経年変化や磨耗等による部品の取り替えも容易に行える。
【0052】
更に、前方ブッシュ(29)及び後方ブッシュ(39)を環装したことで、デフギヤボックス(5)の揺動に伴う摺動面の荷重は各ブッシュ(29、39)にかかるため、摺動による磨耗を少なく出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の側面図
【図2】 本発明の第1実施形態の正面図
【図3】 ブッシュをブラケット内部から取り外す方法を説明する図
【図4】 本発明の第2実施形態の側面図
【図5】 従来のアクスル取付構造の構成図
【図6】 アクスル取付構造の配設例
【符号の説明】
3 入力軸
5 デフギヤボックス
7 アクスルセンターパイプ
21、31、71 シャフト
21a、71a シャフト前方端部
23、33、73 移動抑止板
25、35、65 ブラケット
25a、35a、65a 突設部
27 ボルト通し穴
29、39 ブッシュ
31a シャフト後方端部
37 ねじ穴
41 六角穴付きボルト
43 座金
45 押し出し用ボルト
49A、49B ボルト
51A、51B、51C、51D スラスト座金
53A、53B、53C、53D Oリング
61 フレーム
75 ボルト

Claims (7)

  1. 動力源からの動力により回転される入力軸(3)と、該入力軸(3)に連結され、前記動力を左右の車輪に伝達するデフギヤボックス(5)と、該デフギヤボックス(5)の所定位置に車体前後方向に向けて固着されたアクスルセンターパイプ(7)と、該アクスルセンターパイプ(7)に挿入され、前方端部(21a、71a)及び後方端部(31a)をそれぞれ該アクスルセンターパイプ(7)の前方及び後方より突出させたシャフト(21、31、71)と、該シャフト(21、71)の前方端部(21a、71a)の端面及び/又は外周を覆設し、上方に向けて突出された突設部(25a、65a)を有する前方ブラケット(25、65)と、該前方ブラケット(25、65)と前記シャフト(21、71)の前方端部(21a、71a)外周間に環装された前方ブッシュ(29)と、前記前方ブラケット(25、65)の突設部(25a、65a)を車体フレーム(61)に固定する前方ブラケット固定手段(49A)と、前記シャフト(31)の後方端部(31a)の端面及び/又は外周を覆設し、上方に向けて突出された突設部(35a)を有する後方ブラケット(35)と、該後方ブラケット(35)と前記シャフト(31)の後方端部(31a)外周間に環装された後方ブッシュ(39)と、前記後方ブラケット(35)の突設部(35a)を前記車体フレーム(61)に固定する後方ブラケット固定手段(49B)とを備え、前記シャフト(21、31、71)は前方シャフト(21、71)及び後方シャフト(31)の2つに分割離隔され、該前方シャフト(21、71)及び後方シャフト(31)間の離隔距離を螺進退操作により拡縮するシャフト間拡縮手段(27、37、41、75)が備えられたことを特徴とする特殊車両のアクスル取付構造。
  2. 前記シャフト(21、31、71)の前方端部(21a、71a)及び後方端部(31a)の径は、前記アクスルセンターパイプ(7)内部に挿入されているシャフト(21、31、71)の径より太く形成されたことを特徴とする請求項1記載の特殊車両のアクスル取付構造。
  3. 前記前方ブラケット(25)及び/又は前記後方ブラケットの外部からの螺進操作により前記前方ブッシュ(29)及び/又は前記後方ブッシュを前記前方ブラケット(25)及び/又は前記後方ブラケット内部から外部に押し出すブッシュ押出手段(43、45)を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の特殊車両のアクスル取付構造。
  4. 前記前方ブラケット(25、65)と前記シャフト(21、71)の前方端部(21a、71a)外周の間及び前記後方ブラケット(35)と前記シャフト(31)の後方端部(31a)外周の間で、かつ前記前方ブッシュ(29)及び/又は前記後方ブッシュ(39)の両端部にはOリング(53A、53B、53C、53D)が配設されたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の特殊車両のアクスル取付構造。
  5. 前記前方シャフト(21、71)及び後方シャフト(31)の所定位置の周囲には、前記各シャフト(21、31、71)の前記アクスルセンターパイプ(7)内部に向けた移動を抑止する移動抑止板(23、33、73)がそれぞれ配設されたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の特殊車両のアクスル取付構造。
  6. 前記前方ブラケット(65)及び/又は前記後方ブラケット(35)は、前記シャフト(31、71)の前方端部(71a)及び/又は後方端部(31a)の外周のみを覆設し、前記シャフト(31、71)の前記前方ブラケット(65)及び/又は前記後方ブラケット(35)より突出した所定周囲には、前記前方ブラケット(65)及び/又は前記後方ブラケット(35)の前記シャフト(31、71)からの抜けを防止する抜け防止手段(55)を備えたことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の特殊車両のアクスル取付構造。
  7. 前記移動抑止板(23、33、73)と前記各ブラケット間(25、35、65)及び/又は前記抜け防止手段(55)と前記各ブラケット(25、35、65)間にはスラスト座金(51A、51B、51C、51D)が挟装されたことを特徴とする請求項6記載の特殊車両のアクスル取付構造。
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