JP3728247B2 - 画像処理装置、画像処理方法、記録媒体及びプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、色見本セットを出力するための画像処理装置、画像処理方法、記録媒体及びプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、印刷分野において、デザイナが色指定を行うために各インク会社から印刷用の色見本帳が発売されている。例えば、DIC、PANTONE、TOYO、ANPA、FOCOLTONE、TRUMATCH等の色見本帳がある。色見本帳には、多数色の色見本パッチが印刷されており、各色パッチには、番号が付記されている。色の並び順、パッチ番号は各社ごとに異なっており、特に決まりはない。デザイナは印刷における色指定を行う場合、この番号を指定することにより所望の色の印刷物を得ることができる。例えば、PANTONでレモンイエロー色を指定する場合、「PANTONE 102C」などのように指定を行う。
【0003】
このように従来、最終出力物は印刷物であったため、デザイナは、市販されている色見本帳の色番号を色指定紙上に指定して製版工程に渡せばよかった。そのため、デザイナは、色を選択する場合、市販の色見本の中から選択する方法に慣れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、レーザビームプリンタ(LBP)やインクジェットプリンタ(IJP)の画質と印刷スピードが大幅に向上し、ランニングコストが低下したため、少量部数の印刷の場合、従来の印刷機を用いずにLBPやIJPを用いて印刷物を作成することが多く見受けられるようになってきた。その場合、デザイナは、最終出力であるLBPやIJPの出力の色を予想しながらコンピュータ上でデザインを行う。
【0005】
また、前述のように、デザイナは市販の色見本の中から色を選択する方法に慣れている。しかし、市販の色見本帳は従来の印刷システムに対応しており、印刷における色再現範囲を網羅しているが、LBPやIJPの色再現範囲には対応していない。図12に、ある色見本帳の色再現範囲と、あるLBPが表現できる色再現範囲を示す。x-y座標系において、101は色見本帳の色再現範囲、すなわち印刷の色再現範囲、102はLBPの印刷の色再現範囲を示す。
【0006】
また、図13には、ある色見本帳の色再現範囲と、あるIJPが表現できる色再現範囲を示す。201は色見本帳の色再現範囲、202はIJPの印刷の色再現範囲を示す。ある領域に関しては、印刷の色再現範囲の方が広いが、ある領域に関しては、LBPやIJPの色再現範囲が広いことが分かる。このように、市販の色見本帳から色を選んでも、LBPやIJPでは表現できない色があるという問題があった。また、逆に、LBPやIJPで表現できる色が市販の色見本帳には存在しない場合もあり、色見本帳からはそのような色を選択できないという問題もあった。
【0007】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、最終出力に使用するプリンタに対応した色見本帳を得ることができるような画像処理装置、画像処理方法、記録媒体及びプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像処理装置は、一又は複数の色見本セットから任意の色見本セットを選択する選択手段と、前記選択手段により選択される色見本セットの色情報を印刷装置の特性に応じて変換し、当該変換後の色情報に基づいて前記色見本セットの画像情報を生成し、当該生成された画像情報を前記印刷装置に出力する第1画像生成手段と、前記印刷装置が再現可能な色再現範囲と、前記選択手段により選択される前記色見本セットの色再現範囲とを比較する比較手段と、前記色見本セットの色再現範囲を除く前記印刷装置の色再現範囲に対し、新たな色パッチを割り当てるパッチ割り当て手段と、前記パッチ割り当て手段により割り当てられる前記色パッチを更に追加した画像情報を前記印刷装置に出力する第2画像生成手段とを有することを特徴とする。
本発明の画像処理方法は、一又は複数の色見本セットから任意の色見本セットを選択する選択ステップと、前記印刷装置が再現可能な色再現範囲と、前記選択ステップにより選択される前記色見本セットの色再現範囲とを比較する比較ステップと、前記色見本セットの色再現範囲を除く前記印刷装置の色再現範囲に対し、新たな色パッチを割り当てるパッチ割り当てステップと、前記選択ステップにより選択される色見本セットの色情報を印刷装置の特性に応じて変換し、当該変換後の色情報に基づいて前記色見本セットの画像情報を生成し、当該生成された画像情報を前記印刷装置に出力するとともに、前記パッチ割り当てステップにより割り当てられる前記色パッチを更に追加した画像情報を前記印刷装置に出力する第1画像生成ステップとを有することを特徴とする。
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記画像処理方法の処理ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とする。
本発明のプログラムは、前記画像処理方法の処理ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1の実施形態>
まず、本発明の第1の形態形態について説明を行う。図1は本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の構成を示したブロック図である。301は、色見本セット選択部である。DIC、PANTONEなど複数の色見本セットの中から任意のセットを選択することができる。図2は、その具体的なGUIの例であり、ユーザはプルダウンのリストメニューの中から一つを選択できる。本発明の画像処理装置に色見本が1種類しかない場合は、図2のダイアログにおいて選択不可能な状態になる。もしくは、図2のダイアログを表示しない。もしくは、色見本セット選択部301がなくても良い。
【0033】
302は色見本データベース格納部で、図2で選択可能な色見本のそれぞれに対するデータが記憶されている。図3は、データベースの内容の一例を示す図である。1行目は色見本のセット名が記載されている。この例はPANTONEのデータベースである。2行目はコメント行である。3行目から各パッチに対応する色度座標がLab値とデザイナの作業色空間であるRGB値で記載されている。パッチと色度座標が1対1で対応する。
【0034】
例えば、パッチ番号100Cに対する絶対色空間のLab値はLab=(80.0, 20.5, 32.6)で、RGB値は、RGB=(240,240,11)である。この各パッチに対するLab値は、あらかじめパッチを測色することにより求めておく。また、RGB値はLab値からの一般的な変換式により求まる。本実施形態においては、絶対色空間としてLab値を使用しているが、Labの代わりに他の色空間を使用することも可能である。例えば、XYZ、YCbCr、YUV、HSV、LHS、RGBなどの色空間がある。また、同様に色見本印刷部303における作業用の色空間もRGBに限定されるものではなく、任意の色空間を設定することができる。
【0035】
303は色見本印刷部で、色見本セット選択部301で選択された色見本セットの色パッチを市販の色見本帳の順番にレイアウトした画像を生成する他、後述する実施形態に応じた画像を生成し、305のプリンタへ出力する。その際、色見本データベース格納部302と後述の機器情報格納部304の情報を参照することにより、実際の色見本帳との色差の小さい出力を得ることができる。304は機器情報格納部で、305のプリンタの出力特性が格納されている。具体的には、入力のLabに対して出力がRGBの3次元ルックアップテーブル(LUT)が格納されている。尚、本発明では、プリンタ305を画像処理装置の内部構成又は外部構成とするかは特に限定されない。
【0036】
プリンタ305はRGB値を受け取り内部でCMYKに変換し印刷を行う。一連の色変換の流れを説明すると、色見本データベースにおいて各パッチはLabで規定されている。そのLab値は機器情報格納部304に格納されているLUTでRGBに変換され、プリンタへ送られる。そのRGB値は、プリンタ内部でCMYKに変換され印刷される。図4に出力例を示す。PANTONEの色パッチ、対応する番号、作業に使用するRGB値が横並びで記載されている。
【0037】
このように、色見本データベースは、Labのようなデバイスに依存しない色空間で定義することにより、どのようなプリンタを接続して出力しても、機器に対応したLUTを用いることで、プリンタの色再現可能な色域の範囲においては、同一の色再現を得ることができる。この結果、ユーザは使用するプリンタに対応した色見本帳を作成することができるので、それを使用しデザイン作業を精度良く、効率的に行うことができる。
【0038】
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態においては、色見本のパッチの出力順は、市販の色見本帳と同じ順であった。本実施形態においては、出力順を選択できる出力順選択手段を設けることにより、ユーザは任意の順に並んだパッチを得ることが可能になる。
【0039】
図5に出力順を選択するためのダイアログを示す。ユーザは任意の色の並び順を選択できる。例えば、RGBを選んだとする。図6にユーザがRGBを選択した場合の出力例を示す。この例では、パッチはRがしだいに小さな値になるような順でパッチが並んでいる。つまり、パッチは明るい赤から暗い赤へ順に並んでいる。デザイナがRGBを作業色空間として使う場合、このようにRGBごとに値が増減するような並びの方が所望の色を選択しやすい場合もある。そのような場合に、この機能は有効でデザイナの作業効率を向上する。
【0040】
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第1の実施形態において、図1の304は機器情報格納部で、305のプリンタの出力特性が格納されている。具体的には、入力のLabに対して出力がRGBの3次元ルックアップテーブル(LUT)が格納されている。本実施形態においては、LUTに加えて、プリンタ305の色再現範囲の情報も機器情報格納部304に格納しておく。図12や図13に示すような頂点情報をab座標系で機器情報格納部304に記録することにより色再現範囲を表現できる。
【0041】
色見本印刷部303では、色見本のデータベースに記載されている各パッチのLab値とab平面で表現された前記、色再現範囲を比較することにより、各パッチがプリンタの色再現範囲内かどうかを判断することができる。色再現範囲内であれば、そのまま印刷し、色再現範囲外であれば、その色は印刷不可能であることが分かるように表示する。図7は、その一例で、プリンタで出力されたPANTONE 101Cの色パッチにハッチングが施されており、プリンタの色再現範囲外の色であることが分かる。
【0042】
本実施形態では色パッチ部分で色再現範囲内かどうかを表現したが、色パッチの隣に文字や記号で表現することも可能である。または、色再現範囲外の色パッチは、パッチの並びから省いてしまい、印刷しないという方法も可能である。この場合、パッチ番号が、例えば100C、102Cと不連続になるので101Cは色再現範囲外だということが分かる。
【0043】
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。図12、図13で示したように、プリンタへの入力の色再現範囲と出力(プリントアウト)の色再現範囲は異なる。そのため、出力の色再現範囲に収まるように入力側の空間を圧縮するということが行われる。一般的に、大きく分けて、圧縮の方法には3種類ある。
【0044】
第1の方法は、カラリメトリックと呼ばれ、色差最小を目的とした圧縮方法である。第1の実施形態〜第3の実施形態に対応する方法で、プリンタの色再現範囲内だけをできるだけ正確な色で再現し、プリンタの色再現範囲外の色を色再現範囲の外周に貼り付けてしまう方法である。この方法が、市販の色見本帳と自分で作成した色見本帳の色差が最小となる方法である。
【0045】
第2の方法は、パーセプチャルと呼ばれ、写真など諧調性を重視することを目的とした圧縮方法である。この方法は、できるだけ諧調性を重視した圧縮方式で、色再現範囲外の圧縮の程度に応じて色再現範囲内も連続してなめらかに圧縮を行う。従って、色再現範囲内であっても、市販の色見本帳との色差が発生する。第3の方法は、サチュレーションと呼ばれ、グラフやチャートを印刷する場合に用いられ、彩度を重視することを目的とした圧縮方法である。この方法は、赤、青、緑、シアン、マゼンタ、イエローなどの原色がなるべく鮮やかに再現されるように圧縮を行う。
【0046】
本実施形態においては、このように、色圧縮の種類を選択可能な場合への対応例を示す。図8に色見本印刷手段303内に用意された圧縮方法選択手段のGUIの例を示す。ユーザは「カラリメトリック」、「パーセプチャル」、「サチュレーション」の中から任意に圧縮の方法を選択できる。機器情報格納部304には、上記3種類の圧縮方法に対応したLUTが格納されている。
【0047】
前述のとおり、パーセプチャルとサチュレーションに関しては、色再現範囲外はもちろんのこと、色再現範囲内においても、市販の色見本帳の色とは色差が発生する。色差の算出方法については後述する。機器情報格納部304にはLabからRGBへのLUTが格納されている。このLUTは、絶対的な色空間であるLabからプリンタ固有のRGB空間へ変換するためのもので、色再現範囲の圧縮を行うために使用する。
【0048】
また、機器情報格納部304には、上記LUTから得られるRGB値と最終プリントから測色したLab値の関係を表すLUTが格納されている。従って、パッチのLab値が、LUTによりRGBに変換され、そのRGB値がどのようなLab値で最終的にプリントされるかが計算上求まる。パッチのLab値をL1、a1、b1、最終プリントのLab値をL2、a2、b2とすると、色差ΔEは、下記の式1により算出される。
ΔE=((L2−L1)2+(a2−a1)2+(b2−b1)2)1/2・・・(式1)
出力するパッチごとに、ΔEを付記することにより、市販の色見本帳との色差が分かるので、便利である。例えば、オフセット印刷などの印刷物との色の違いをあらかじめ予測することが可能となる。図9に色見本帳の出力例を示す。
【0049】
<第5の実施形態>
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。本実施形態においては、作成した色見本から選択した色をモニタ上に表示した場合に、モニタに表示される色と作成した色見本帳の色差を色見本帳上に表示する例を示す。
【0050】
ユーザは作成した色見本帳から任意の色を選択する。各色パッチには、ユーザがコンピュータ上で作業する色空間に対応した座標値が記載されているので、ユーザはその値を使って、デザインを行うことができる。デザインの過程はコンピュータに接続されているモニタ上で確認することができるので、この時点で作成した色見本とモニタ上の色の違いを確認できるが、色見本で色を選択する際に、あらかじめモニタとの色差が分かっていると、より便利であり、効率良く色の選択を行うことができる。
【0051】
次に、本実施形態の実現方法について説明する。機器情報格納部304には、モニタの機器特性を示すLUTが格納されている。入力はLabで、出力もLabのLUTである。色見本データベース格納部302に格納されている、ある色パッチの値をL1、a1、b1、モニタに表示される色をL3、a3、b3とするとL1、a1、b1をモニタの機器特性を示すLUTを通すことによりL3、a3、b3が得られる。また、第4の実施形態で求めたように、出力する色見本帳のL2、a2、b2が求まる。従って、上記式1と同様に、モニタに表示される色と色見本帳との色差ΔEは、下記の式2より算出される。
ΔE=((L3−L2)2+(a3−a2)2+(b3−b2)2)1/2・・・(式2)
色見本印刷部303は、各色パッチの近傍に求めた色差ΔEを付記する。図9に、モニタと色見本帳との色差を付記した例を示す。
【0052】
<第6の実施形態>
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。図13を用いて説明したとおり、インクジェットプリンタの色再現範囲202は、市販の色見本帳の色再現範囲201以外の領域を持つ。網掛けした部分がその領域である。言い換えれば、インクジェットプリンタは市販の色見本帳のパッチでは表現できない色を表現できるということである。
【0053】
本実施形態においては、市販の色見本にはないが、プリンタでは表現可能な領域に対して新たにパッチを割り当て、プリンタ独自の色見本を印刷する例について説明する。図1において、色見本データベース格納手段302には市販の色見本帳の色再現範囲(色域)の情報が格納されている。また、機器情報格納手段304には接続されているプリンタの色再現範囲の情報が格納されている。
【0054】
色見本印刷部303には、色見本の色再現範囲とプリンタ305の色再現範囲を比較する色再現範囲比較手段があり、領域判定を行い図13に示す網掛け部分を検出する。また、色見本印刷部303には、パッチ割り当て手段があり、図13に示す網掛け部分から均等に色を抜き出し、それぞれに新たなパッチ番号を割り当てる。そして、その他の色見本と同様にレイアウトを行いプリンタ305で印刷を行う。図11に出力の印刷結果を示す。各パッチ番号の先頭には*をつけて、市販の色見本番号と区別がつくようにしている。
【0055】
以上説明したように、本実施形態によれば、プリンタの色再現範囲を有効に利用することにより市販の色見本にない色を作成した色見本帳に加えることが可能となる。
【0056】
<その他の実施形態>
本発明は、上記のような複数の機器(例えば、コンピュータ、インターフェース機器、モニタ、プリンタ)から構成されるシステムに適用しても、それらの機能を有する単体の装置に適用してもよい。
【0057】
また、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0058】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0059】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0060】
以上の実施形態によれば、自分が使用しているプリンタで、市販されている色見本セットに対応した色見本セットを作成することができる。また、作成した色見本セットには、各色パッチに対応する色座標が併記されているので、デザイナは、その色座標を使って、デザイン作業を効率良く行うことができる。また、前記色座標の色空間は、デザイナが任意に選択できるので、デザイナが作業を行う色空間に合わせて選択できる。
【0061】
また、上記実施形態によれば、市販されている色見本セットと同じ順番でカラーパッチを印刷することができるので、作業効率が上がる。また、市販の色見本の色と比較する場合に、配列が同じなので比較しやすい。また、色見本セットと同じ順番か、もしくは作業者の作業色空間の座標の増減の組み合わせ順で印刷するかを選択できるので、使用目的に応じて、作業効率の良い色パッチの配置を選択できる。
【0062】
また、上記実施形態によれば、印刷された各色パッチごとにプリンタの色再現範囲内であるかどうかが分かるように表示するので、どの色がプリンタで再現できるかできないかが一目で判断できる。また、ユーザは、色見本帳を印刷する場合、色域の圧縮方法を選択でき、印刷された各色パッチと市販の色パッチとの色差が印刷されたパッチに併記されるので、色域の圧縮方法を変えた場合、市販の色見本帳と印刷した色見本帳の色差を確認しながらデザイン作業を行える。
【0063】
また、上記実施形態によれば、色域の圧縮方法を選択することができ、印刷された各色パッチとモニタに表示される色との色差を各色パッチに併記するので、印刷した色見本帳とモニタの色差を確認しながらデザイン作業を行える。また、市販の色見本帳では表現できない色に対して、新たに色見本パッチ番号を割り当てて印刷することができるので、色の選択の幅が広がる。
【0064】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、選択される色見本セットにつき印刷装置の特性に応じた色情報の変換を施し、変換後の色情報に基づいて画像情報を生成し当該印刷装置に出力するように構成したので、所望の色見本セットを印刷装置に対応した色で得ることが可能になり、デザイン作業の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】印刷する色見本の種類を選択するためのGUIの一例を示す図である。
【図3】色見本のデータベースの内容を示す図である。
【図4】印刷した色見本の一例を示す図である。
【図5】印刷する色パッチの並び順を選択するためのGUIの一例を示す図である。
【図6】印刷する色パッチの並び順がRGBの場合の出力例を示す図である。
【図7】色パッチがプリンタの色再現範囲外の色であることが分かるように表示した一例を示す図である。
【図8】色圧縮の方法を選択するためのGUIの一例を示す図である。
【図9】市販の色見本帳との色差を表示した一例を示す図である。
【図10】モニタとの色差を表示した一例を示す図である。
【図11】市販の色見本の色再現範囲外の色域に対する色見本を出力した例を示す図である。
【図12】市販の色見本帳と、あるプリンタの色再現範囲を示す図である。
【図13】市販の色見本帳と、あるプリンタの色再現範囲を示す図である。
【符号の説明】
301 色見本セット選択部
302 色見本データベース格納部
303 色見本印刷部
304 機器情報格納部
305 プリンタ
Claims (12)
- 一又は複数の色見本セットから任意の色見本セットを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択される色見本セットの色情報を印刷装置の特性に応じて変換し、当該変換後の色情報に基づいて前記色見本セットの画像情報を生成し、当該生成された画像情報を前記印刷装置に出力する第1画像生成手段と、
前記印刷装置が再現可能な色再現範囲と、前記選択手段により選択される前記色見本セットの色再現範囲とを比較する比較手段と、
前記色見本セットの色再現範囲を除く前記印刷装置の色再現範囲に対し、新たな色パッチを割り当てるパッチ割り当て手段と、
前記パッチ割り当て手段により割り当てられる前記色パッチを更に追加した画像情報を前記印刷装置に出力する第2画像生成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。 - 一又は複数の色見本セットから任意の色見本セットを選択する選択ステップと、
前記印刷装置が再現可能な色再現範囲と、前記選択ステップにより選択される前記色見本セットの色再現範囲とを比較する比較ステップと、
前記色見本セットの色再現範囲を除く前記印刷装置の色再現範囲に対し、新たな色パッチを割り当てるパッチ割り当てステップと、
前記選択ステップにより選択される色見本セットの色情報を印刷装置の特性に応じて変換し、当該変換後の色情報に基づいて前記色見本セットの画像情報を生成し、当該生成された画像情報を前記印刷装置に出力するとともに、前記パッチ割り当てステップにより割り当てられる前記色パッチを更に追加した画像情報を前記印刷装置に出力する第1画像生成ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。 - 前記第1画像生成ステップでは、前記変換後の色情報を更に含む画像情報を前記印刷装置に対して出力することを特徴とする請求項2記載の画像処理方法。
- 前記第1画像生成ステップでは、前記色見本セットの色情報の変換先となる色空間を任意に設定することを特徴とする請求項2記載の画像処理方法。
- 前記一又は複数の色見本セットは、市販されている色見本セットであることを特徴とする請求項2記載の画像処理方法。
- 前記第1画像生成ステップでは、前記市販されている色見本セットと同じ順番で前記色見本セットに含まれる一又は複数の色パッチを示す画像情報を生成することを特徴とする請求項5記載の画像処理方法。
- 前記色パッチの画像情報の順番を指定する指定ステップを有し、
前記第1画像生成ステップでは、前記指定ステップにより指定される順番で前記色見本セットに含まれる一又は複数の色パッチを示す画像情報を生成することを特徴とする請求項2記載の画像処理方法。 - 前記印刷装置が再現可能な色範囲を示す色範囲情報に基づき、前記色見本セットに含まれる一又は複数の色パッチ夫々につき前記印刷装置にて再現可能であるか否かを判断する判断ステップと、
前記判断ステップによる判断結果を表示手段にて表示する表示ステップとを有することを特徴とする請求項2記載の画像処理方法。 - 前記第1画像生成ステップにより生成される前記画像情報の印刷結果と、前記選択ステップにより選択される前記色見本セットとの色差を算出する第1色差算出ステップと、
前記第1色差算出ステップにより算出された色差情報を更に含む画像情報を前記印刷装置に出力する第2画像生成ステップとを有することを特徴とする請求項2又は3記載の画像処理方法。 - 前記第1画像生成手段により生成される画像情報を表示手段にて表示する表示ステップと、
前記表示ステップにより表示される画像と前記画像情報の印刷結果との色差を算出する第2色差算出ステップと、
前記第2色差算出ステップにより算出された色差情報を更に含む画像情報を前記印刷装置に出力する第3画像生成ステップとを有することを特徴とする請求項2、3、9の何れか1項に記載の画像処理方法。 - 請求項2〜10の何れか1項に記載の画像処理方法の処理ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 請求項2〜10の何れか1項に記載の画像処理方法の処理ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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