JP3732176B2 - 合波器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、合波器に係わり、特に、地上波デジタルテレビ、WCDMAなどの移動通信分野において、送信電力を合波する際に使用される合波器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来使用されている合波器(空中線共用装置ともいう)として、図7に示すCIB型の合波器が知られている。
図7に示すように、従来のCIB型合波器においては、隣接する各第2ハイブリッド回路(H12,H22,…,Hn2)の第4の端子(T4)と第1の端子(T1)とが互いに接続されるとともに、両端の一方の第2ハイブリッド回路(H12)の第1の端子(T1)が無反射終端器(R)に接続され、また、両端の他方の第2ハイブリッド回路(Hn2)の第4の端子(T4)が出力端となり、例えば、アンテナ(図示せず)に接続される。
また、各第2ハイブリッド回路(H12,H22,…,Hn2)の第2の端子(T2)と、各第1ハイブリッド回路(H11,H21,…,Hn1)の第2の端子(T2)との間には、それぞれ各チャネルの送信波を通過させる帯域通過フィルタ(BF11,BF21,…,BFn1)が接続され、各第2ハイブリッド回路(H12,H22,…,Hn2)の第3の端子(T3)と各第1ハイブリッド回路(H11,H21,…,Hn1)の第3の端子(T3)との間には、それぞれ各チャネルの送信波を通過させる帯域通過フィルタ(BF12,BF22,…,BFn2)が接続される。
さらに、各第1ハイブリッド回路(H11,H21,…,Hn1)の第1の端子(T1)は、それぞれのチャネルの送信波を出力する送信機に接続され、各第1ハイブリッド回路(H11,H21,…,Hn1)の第4の端子(T4)は、それぞれ無反射終端器(R)に接続される。
ここで、各第1および第2ハイブリッド回路、各帯域通過フィルタは、それぞれ各チャネルの送信波を通過させる定インピーダンス帯域通過フィルタを構成する。
【0003】
以下、図7に示すCIB型合波器の動作を簡単に説明する。
第1ハイブリッド回路(H11)の第1の端子(T1)から入力されたチャネルCH1の送信波は、それぞれ帯域通過フィルタ(BF11,BF12)を通って、第2ハイブリッド回路(H12)に入力され、第2ハイブリッド回路(H12)の第4の端子(T4)から出力される。
この第2ハイブリッド回路(H12)から出力されたチャネルCH1の送信波は、第2ハイブリッド回路(H22)に入力され、帯域通過フィルタ(BF21,BF22)で全反射された後、第2ハイブリッド回路(H22)の第4の端子(T4)から出力される。以下、同様にして、第2ハイブリッド回路(Hn2)の第4の端子(T4)から出力される。
また、従来使用されている合波器(空中線共用装置ともいう)として、図8に示すスターポイント型の合波器が知られている。
図8に示すように、従来のスターポイント型合波器は、出力端子Toに、各チャネルの送信波を通過させる帯域通過フィルタ(B1,B2,…,Bn)が並列に接続されて構成される。
【0004】
なお、本願発明に関連する先行技術文献情報としては以下のものがある。
【特許文献1】
特願2001−186833号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述の図7に示すCIB型合波器では、高性能の帯域通過フィルタ(即ち、高選択度型の帯域通過フィルタ)と、ハイブリッド回路とが、n組(n×2)必要であり、合波器全体の大きさが大きくなり、かつ、製品コストが高くなるという問題点がある。
一方、前述の図8に示すスターポイント型合波器は、帯域通過フィルタがn個でよいので、図7に示すCIB型合波器と比して、合波器全体の大きさを小さくでき、かつ、製品コストを低減することが可能となる。
しかしながら、隣接チャネルの信号を合波する場合は、高性能の帯域通過フィルタを使用するとしても、ガードバンドが小さいため回路間干渉が生じ、良好な電気的特性を得ることができないという問題点がある。
【0006】
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、従来の合波器に比して、小型化を図り、コストを低減するとともに、良好な電気的特性が得られる合波器を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。
即ち、本発明は、第1の端子に入力された電力を第2の端子から出力するとともに、第2の端子に入力された電力を第3の端子から出力するサーキュレータを備え、前記サーキュレータの前記第1の端子に、奇数番号あるいは偶数番号の一方の番号の一つおきのチャネルの送信波を通過させる第1群のm(m≧2)個の帯域通過フィルタを接続し、かつ、前記第2の端子に、奇数番号あるいは偶数番号の他方の番号の一つおきのチャネル送信波を通過させる第2群のn(n≧2)個の帯域通過フィルタを接続することを基本とする。
この基本となる合波器において、前記第2群のn(n≧2)個の帯域通過フィルタとして、高選択度型の帯域通過フィルタを使用することにより、前記第1群のm(m≧2)個の帯域通過フィルタとして、低選択度型(通過帯域の帯域幅が広い)の帯域通過フィルタを使用することができる。
【0008】
したがって、この基本となる合波器によれば、前記第1群のm(m≧2)個の帯域通過フィルタと、前記第2群のn(n≧2)個の帯域通過フィルタとが同じ、例えば、m=nの場合には、コストの高い高選択度型帯域通過フィルタは、n/2個でよいので、前述の図7に示すCIB型合波器に比して、小型化を図り、かつ、コストを低減することが可能となる。
また、前記第1群のm(m≧2)個の帯域通過フィルタ、並びに、前記第2群のn(n≧2)個の帯域通過フィルタのそれぞれは、奇数番号あるいは偶数番号の一つおきのチャネルの送信波を通過させるので、従来のスターポイント型合波器のように、隣接チャネル間で回路間干渉が生じることもないので、良好な電気的特性を得ることが可能である。
【0009】
しかしながら、この基本となる合波器において、入力される電力が大きい場合、サーキュレータの微少非直線により、前記サーキュレータの前記第3の端子から出力される合成された送信波に、相互変調波(IM3)が発生する。
そこで、本発明の合波器では、サーキュレータをk(k≧2)個用い、かつ、前記第1群のm(m≧2)個の帯域通過フィルタの出力をk分配して、前記k個のサーキュレータの第1の端子に入力するとともに、前記第2群のn(n≧2)個の帯域通過フィルタの出力をk分配して、前記k個のサーキュレータの第2の端子に入力し、さらに、前記第3の端子からの出力を合成して出力する。
即ち、本発明の合波器は、k個のサーキュレータを並列運転することを特徴とする。
一般に、相互変調波は入力電力の2乗に比例するので、前述の基本となる合波器では、入力電力が2倍となると、相互変調波は4倍となるが、本発明の合波器では、2個のサーキュレータを並列運転することにより、入力電力が2倍となっても、各サーキュレータに入力される電力は(1/2)となるので、相互変調波は、入力電力が1倍のときと同じになる
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
なお、実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
[本発明の基本となる合波器の構成]
図1は、本発明の基本となる合波器の概略構成を示すブロック図である。なお、図1において、CH1〜CHnは、テレビ信号の連続するチャネル番号を示し、f1〜fnは、各帯域通過フィルタの中心周波数を示す。
同図において、サーキュレータ(CIR)は、第1の端子(T01)に入力される電力を第2の端子(T02)に出力し、第2の端子(T02)に入力される電力を第3の端子(T00)に出力する。
また、第1の端子(T01)には、スターポイント型に接続された第1群の帯域通過フィルタ(B1,B3,…,Bn)が接続され、第2の端子(T02)には、スターポイント型に接続された第2群の帯域通過フィルタ(B2,B4,…,Bn−1)が接続される。
第1群の帯域通過フィルタのそれぞれの帯域通過フィルタ(B1,B3,…,Bn)は、奇数番号のチャネルの送信波を通過させるので、隣接チャネル間(例えば、チャネルCH1と、チャネルCH3との間)で回路間干渉が生じることがない。
【0011】
第2群の帯域通過フィルタのそれぞれの帯域通過フィルタ(B2,B4,…,Bn−1)は、偶数番号のチャネルの送信波を通過させるので、隣接チャネル間(例えば、チャネルCH2と、チャネルCH4との間)で回路間干渉が生じることがない。
なお、第1群の帯域通過フィルタ(B1,B3,…,Bn)が、偶数番号のチャネルの送信波を通過させ、第2群の帯域通過フィルタ(B2,B4,…,Bn−1)が、奇数番号のチャネルの送信波を通過させるようにしてもよい。
図1に示す合波器において、第2群の帯域通過フィルタ(B2,B4,…,Bn−1)を通過した各チャネルの送信波は、サーキュレータ(CIR)の第2の端子(T02)に入力され、第3の端子(T00)から出力される。
また、第1群の帯域通過フィルタ(B1,B3,…,Bn)を通過した各チャネルの送信波は、サーキュレータ(CIR)の第1の端子(T01)に入力され、第2の端子(T02)から出力されるが、第2群の帯域通過フィルタ(B2,B4,…,Bn−1)で反射され、再度第2の端子(T02)に入力され、第3の端子(T00)から出力される。
【0012】
図2は、図1に示す第2群の帯域通過フィルタ(B2,B4,B6)の減衰特性と、反射減衰量を示すグラフである。同図の実線が減衰特性を示し、2点鎖線が反射減衰量を示す。
図2の減衰特性から分かるように、第2群の帯域通過フィルタ(B2,B4,B6)は、通過帯域がチャネル幅よりも狭く、立ち下がりが急峻な減衰特性を有するもの、即ち、高選択度型の帯域通過フィルタが使用される。
なお、本実施の形態では、チャネル幅が6MHz、帯域通過フィルタの通過帯域は5.6MHzである。
このような特性を有する帯域通過フィルタは、HEモード誘電体共振器、TE01δモード誘電体共振器、矩形導波管共振器、あるいは、円形導波管共振器を用いて実現することができるが、コストが高くなる。
【0013】
図3は、図1に示す第1群の帯域通過フィルタ(B1,B3,…,Bn)の減衰特性を示すグラフである。
図3の減衰特性から分かるように、第1群の帯域通過フィルタ(B1,B3,…,Bn)は、通過帯域がチャネル幅よりも広く、立ち下がりが穏やかな減衰特性を有するもの、即ち、低選択度型の帯域通過フィルタが使用される。
このような特性を有する帯域通過フィルタは、同軸体共振器、あるいは、TM01δモード誘電体共振器を用いて実現することができ、比較的小型で、安価に製作することができる。
第1群の帯域通過フィルタ(B1,B3,…,Bn)を通過した各チャネルの送信波は、サーキュレータ(CIR)の第1の端子(T01)に入力され、第2の端子(T02)から出力されて、第2群の帯域通過フィルタ(B2,B4,…,Bn−1)で反射される。
この時、図2に示す反射減衰量特性により、第1群の帯域通過フィルタ(B1,B3,…,Bn)を通過した各チャネルの送信波は、隣接するチャネル成分が、第2群の帯域通過フィルタ(B2,B4,…,Bn−1)により吸収される。
【0014】
例えば、帯域通過フィルタB1を通過した、チャネルCH1の送信波におけるチャネルCH2成分は帯域通過フィルタB2で吸収される。
同様に、チャネルCH3の送信波におけるチャネルCH2成分は帯域通過フィルタB2で吸収され、かつ、チャネルCH3の送信波におけるチャネルCH4成分は帯域通過フィルタB4で吸収される。
したがって、図4に示すように、サーキュレータの第3の端子(T00)から出力される、第1群の帯域通過フィルタ(B1,B3,…,Bn)を通過した各チャネルの送信波は、通過帯域がチャネル幅よりも狭く、立ち下がりが急峻な減衰特性を有するものとなる。
なお、図4は、本実施の形態の合波器の伝送特性を示すグラフであり、図1に示す各入力端子(T1〜Tn)と、図1に示す出力端子(T00)との間の伝送特性を示すグラフである。
なお、本実施の形態において、第1群の帯域通過フィルタ(B1,B3,…,Bn)として、図2に示す減衰特性を有するものを使用してもよい。
但し、本実施の形態のように、第1群の帯域通過フィルタ(B1,B3,…,Bn)として、図3に示す減衰特性を有するものを使用することにより、高選択度の帯域通過フィルタの使用数を半分にすることができるので、コストを低減する上では、本実施の形態のほうが有利である。
【0015】
[本発明の実施の形態の合波器の構成]
前述の図1に示す合波器において、入力される電力が大きい場合、サーキュレータ(CIR)の微少非直線により、サーキュレータ(CIR)の第3の端子(T00)から出力される合成された送信波に、相互変調波(IM3)が発生する。
本発明の合波器は、この問題を解決するために、複数のサーキュレータを並列運転することを特徴とする。
図5は、本発明の実施の形態の合波器の概略構成を示すブロック図である。
本実施の形態の合波器は、第1の電力分配器(TQ21)と、第2の電力分配器(TQ22)と、第1のサーキュレータ(CIR1)と、第2のサーキュレータ(CIR2)と、電力合成器(TQ23)とを備える点で、図1に示す合波器と相異する。
第1の電力分配器(TQ21)は、第1群の帯域通過フィルタ(B1,B3,…,Bn)の出力を2分岐し、第2の電力分配器(TQ22)は、第2群の帯域通過フィルタ(B2,B4,…,Bn−1)の出力を2分岐する。
第1のサーキュレータ(CIR1)は、第1の端子(T211)に、電力分配器(TQ21)の一方の出力が入力され、第2の端子(T212)に電力分配器(TQ22)の一方の出力が入力される。
【0016】
第2のサーキュレータ(CIR2)は、第1の端子(T221)に、電力分配器(TQ21)の他方の出力が入力され、第2の端子(T222)に電力分配器(TQ22)の他方の出力が入力される。
電力合成器(TQ23)は、第1のサーキュレータ(CIR1)の第3の端子(T213)から出力される送信波と、第2のサーキュレータ(CIR2)の第3の端子(T223)から出力される送信波とを合成して出力する。
ここで、第1の電力分配器(TQ21)、第2の電力分配器(TQ22)、並びに、電力合成器(TQ23)は、例えば、λ/4型Q変成器で構成される。
この第1の電力分配器(TQ21)、第2の電力分配器(TQ22)、並びに、電力合成器(TQ23)の〔S〕マトリクスは、下記(1)式で求められる。
また、図5に示す端子T22に、Eiiの入力電圧を加えた時に、第2の電力分配器(TQ22)の端子(T213,T223)から出力される出力電圧(E11,E12)は、下記(2)式で求めることができる。
【0017】
【数1】
【0018】
【数2】
【0019】
前述の(2)式より、第1のサーキュレータ(CIR1)の第2の端子T213、並びに、第2のサーキュレータ(CIR2)の第2の端子T223には、それぞれ(−jEii/√2)の電圧が出力され、これらの電圧は、電力合成器(TQ23)で合成されて端子T23から出力される。
この端子T23から出力される電圧は、下記(3)で求めることができ、端子T23からは、(−Eii)の電圧が出力される。即ち、図5に示す端子T22に電圧を加えた時に、同じ電圧が、端子T23から出力される。
【0020】
【数3】
【0021】
図5に示す端子T21に入力される電圧は、第1の電力分配器(TQ21)で2分配され、第1のサーキュレータ(CIR1)の第1の端子T211、並びに、第2のサーキュレータ(CIR2)の第1の端子T221に入力され、それぞれ第1のサーキュレータ(CIR1)の第2の端子T212、並びに、第2のサーキュレータ(CIR2)の第2の端子T222から出力される。
この出力電圧は、第2の電力分配器(TQ22)で合成された後、第2群の帯域通過フィルタ(B2,B4,…,Bn−1)で反射され、再度第2の電力分配器(TQ22)に入力され、前述と同様にして、端子T23から出力される。
即ち、図5に示す端子T21に電圧を加えた時に、同じ電圧(あるいは、電流)が、端子T23から出力される。
接続ケーブルの長さ、および、Q変成器型の電力分配器(TQ21,TQ22)と電力合成器(TQ23)の特性が同一特性であれば、図5に示すサーキュレータ(CIR1,CIR2)の並列運転は、1個のサーキュレータと等価になる。
【0022】
しかしながら、図5に示すサーキュレータ(CIR1,CIR2)に入力される送信波の電圧(あるいは、電流)は、1/√2にすることができるので、各サーキュレータ(CIR1,CIR2)を通過する送信波の電力を、1/2にすることができる。
このことは、電力容量が2倍になること意味するので、相互変調波(IM3)が発生するレベルを、3dB増加させたことになる。
即ち、図1に示す合波器において、相互変調波(IM3)が発生する送信波の電力レベルをP(W)とすると、本実施の形態では、相互変調波(IM3)が発生する送信波の電力レベルを、2×P(W)とすることができ、入力される送信波の電力が大きい場合でも、相互変調波(IM3)の発生を低減することが可能となる。
入力される送信波の電力が、より大電力の場合には、並列運転させるサーキュレータの数を、3,4,…,nと成し、それに合わせて、第1の電力分配器(TQ21)と第2の電力分配器(TQ22)での分配数、および電力合成器(TQ23)での合波数を設定すればよい。
【0023】
本発明の実施の形態において、並列運転させるサーキュレータの数を4とした場合の、サーキュレータ(CR1〜CRI4)、第1の電力分配器(TQ41)、第2の電力分配器(TQ42)、および電力合成器(TQ43)の構成を図6に示す。
図6に示す合波器では、電力容量が4倍になるので、相互変調波(IM3)が発生するレベルを、6dB増加させることができる。
また、分配数がnの場合の、電力分配器(TQ41,TQ42)、および電力合成器(TQ43)の〔S〕マトリクス(〔Sn〕)を下記(4)式に示す。
【0024】
【数4】
【0025】
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである。
本発明によれば、従来の合波器に比して、小型化を図り、コストを低減するとともに、良好な電気的特性が得られる合波器を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本となる合波器の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す第2群の帯域通過フィルタ(B2,B4,B6)の減衰特性と、反射減衰量を示すグラフである。
【図3】図1に示す第1群の帯域通過フィルタ(B1,B3,…,Bn)の減衰特性を示すグラフである。
【図4】図1に示す各入力端子(T1〜Tn)と、図1に示す出力端子(T00)との間の伝送特性を示すグラフである。
【図5】本発明の実施の形態の合波器の概略構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態において、並列運転させるサーキュレータの数を4とした場合の、サーキュレータ、第1の電力分配器、第2の電力分配器、および電力合成器の構成を示すブロック図である。
【図7】従来のCIB型合波器の概略構成を示すブロック図である。
【図8】従来のスターポイント型合波器の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
H11,H12,H21,H22,Hn1,Hn2…ハイブリッド回路、CIR,CRI1〜CRI4…サーキュレータ、TQ21,TQ22,TQ41,TQ42…電力分配器、TQ23,TQ43…電力合成器、B1〜Bn,BF11、BF12,BF21,BF22,BFn1,BFn2…帯域通過フィルタ、R…無反射終端器。
Claims (3)
- 入力端子と、k(k≧2)個の出力端子を有し、前記入力端子に入力された電力をk分配して、前記k個の出力端子から出力する第1の電力分配器と、
前記第1の電力分配器の入力端子に並列に接続され、奇数番号あるいは偶数番号の一方の番号の一つおきのチャネルの送信波を通過させる第1群のm(m≧2)個の帯域通過フィルタと、
入力端子と、k個の出力端子を有し、前記入力端子に入力された電力をk分配して、前記k個の出力端子から出力する第2の電力分配器と、
前記第2の電力分配器の入力端子に並列に接続され、奇数番号あるいは偶数番号の他方の番号の一つおきのチャネルの送信波を通過させる第2群のn(n≧2)個の帯域通過フィルタと、
第1の端子と、第2の端子と、第3の端子とを有し、前記第1の電力分配器の各出力端子に前記第1の端子がそれぞれ接続され、前記第2の電力分配器の各出力端子に前記第2の端子がそれぞれ接続されるk個のサーキュレータと、
k個の入力端子と、出力端子を有し、前記各サーキュレータの第3の端子に前記k個の入力端子がそれぞれ接続され、前記k個の入力端子に入力された電力を合成して、前記出力端子から出力する電力合成器とを備える合波器であって、
前記各サーキュレータは、前記第1の端子に入力された電力を前記第2の端子から出力するとともに、前記第2の端子に入力された電力を前記第3の端子から出力することを特徴とする合波器。 - 前記第1および第2の電力分配器、並びに、前記電力合成器は、λ/4型Q変成器で構成されることを特徴とする請求項1に記載の合波器。
- 前記第1群の各帯域通過フィルタは、低選択度形の帯域通過フィルタで構成され、
前記第2群の各帯域通過フィルタは、高選択度形の帯域通過フィルタで構成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の合波器。
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