JP3765962B2 - 光コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光コネクタアダプタと、この光コネクタアダプタの対向する両側から挿入されて接続される光コネクタプラグとを備える光コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光コネクタアダプタを介して光コネクタプラグ同士が接続される光コネクタでは、光コネクタアダプタに内蔵した内部ハウジングによって、光コネクタプラグ同士を位置決めして接続する構成が多く採用されている。
前記内部ハウジングは、前記光コネクタアダプタ内にて浮動を許容して収納されることが一般的である。また、内部ハウジングに対向する両側から挿入された光コネクタプラグは、それぞれ内部ハウジングに係脱可能に係合することで、接続状態が維持されるようになっている。
例えば、JIS C 5982に制定されるMPO形光コネクタ(MPO:Multifiber Push On)では、光コネクタアダプタに対向する両側から光コネクタプラグを挿入することで、光コネクタアダプタに内蔵された内部ハウジング内にて光コネクタプラグ同士が位置決めされ、光コネクタプラグの先端に保持された光コネクタフェルール(JIS C 5981に制定されるMT形光コネクタ。MT:Mechanically Transferable)同士が突き合わせ接続される。また、内部ハウジングに挿入された光コネクタプラグがそれぞれ内部ハウジングと係合することによって、両光コネクタプラグ同士の突き合わせ接続状態が維持される。各光コネクタプラグ先端の光コネクタフェルールは、光コネクタプラグ内蔵のスプリングの付勢力によって接続方向前方へ付勢されているから、前記スプリングを若干押し縮めた状態で光コネクタフェルール同士が内部ハウジング内にて突き合わせ接続することで、前記スプリングの付勢力によって光コネクタフェルール間の突き合わせ力が確保され、光コネクタフェルール間に目的の低接続損失が確保されるようになっている。接続された両光コネクタプラグは内部ハウジングに係合することで互いに離間しないように引き留められるから、これにより、前記突き合わせ力が安定に維持される。また、光コネクタアダプタ内での内部ハウジングの若干の浮動により、内部ハウジングに対する光コネクタプラグの挿入作業性、光コネクタプラグ側方へ働く引っ張り力(いわゆるサイドプル)の吸収特性等が確保されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述のような光コネクタでは、内部ハウジングの収納に鑑みて光コネクタアダプタを2分割構造とするなど、光コネクタアダプタの構造が複雑であり、組み立て作業性の向上や低コスト化が困難である等の不満があった。さらに、2分割構造の光コネクタアダプタは、部品点数が多く、組み立てに手間の係る上、光コネクタプラグのサイドプルに対する変形耐力を充分に確保するには、一体化状態を維持できる強固な構造とするなど、大型化、複雑化が避けられず、低コスト化が困難であるといった不満があった。
【0004】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、光コネクタアダプタの構造の単純化、低コスト化を実現できる光コネクタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、プラグインユニットに設けられたバックプレーンに取り付けられ且つバックプレーンハウジングとして機能する光コネクタアダプタと、前記プラグインユニットに設けられたガイド部にガイドされつつ前記プラグインユニットに収納されるプリントボードに設けられ且つ前記光コネクタアダプタに引き抜き可能に挿入される接続用ハウジングとを備え、前記プリントボードを前記プラグインユニットに収納した際に、前記光コネクタアダプタに挿入された前記接続用ハウジング内にて光コネクタプラグ同士が接続されるようになっており、前記光コネクタプラグは、前記光コネクタアダプタに設けられたストッパによって移動が規制されているプラグフレームと、このプラグフレーム内にスライド移動可能に収納されるスリーブ状のスライドフレームとを備え、前記スライドフレーム内に光コネクタフェルールを収納保持するとともに、前記スライドフレームの対向する両側部には、前記プラグフレーム側部に設けられた係合爪穴を介して前記プラグフレームの外側に突設され且つ前記接続用ハウジングに設けられた係合部と係脱可能に係合する係合爪を有し、前記係合爪が設けられた両側部とは異なる前記スライドフレームの側部には、前記プラグフレームに設けられた保留用係合爪穴を介して前記プラグフレームの外側に突設され且つ前記光コネクタアダプタに設けられたプラグ係止部に係合し前記光コネクタアダプタからの引き抜きを規制する保留用係合爪を有し、前記係合爪は、弾性を有し且つ前記接続用ハウジングに対して係合される爪本体部と、前記爪本体部からテーパ形状を有して突出された受圧部とを備え、前記スライドフレームが前記プラグフレームに対してスライド移動した場合には、前記係合爪の前記受圧部がプラグフレームに設けられた係合片押圧部によって押圧されることによって前記爪本体部及び前記受圧部を前記スライドフレーム内側に向けて押し込んで、前記光コネクタアダプタ側の前記光コネクタプラグの前記係合爪の前記接続用ハウジングに対する係合を自動的に解除するようになっており、前記接続用ハウジングには、前記光コネクタアダプタに挿入されることで該接続用ハウジングと対向する反対側から前記光コネクタアダプタに収納されている前記光コネクタプラグの前記保留用係合爪を押圧して弾性変形あるいは変位させて前記保留用係合爪の前記光コネクタアダプタに対する係合を解除させる係合解除部が設けられていることを特徴とする光コネクタを前記課題の解決手段とした。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の1実施の形態を図面を参照して説明する。
図1および図2は、本発明に係る光コネクタ1における光コネクタプラグ2a、2b同士の接続前を示す図であって、図1は分解正断面図、図2は下面側から見た分解側断面図である。図3および図4は、光コネクタ1における光コネクタプラグ2a、2b同士の接続状態を示す図であって、図3は正断面図、図4は下面側から見た側断面図である。なお、図1〜図4では、光コネクタアダプタ3、接続用ハウジング4、プラグフレーム5を断面視している。
【0007】
図1〜図4において、光コネクタ1は、いわゆるバックプレーンコネクタの適用例であり、光コネクタプラグ2a、2bと、これら光コネクタプラグ2a、2bが対向する両側から挿入される光コネクタアダプタ3と、この光コネクタアダプタ3に挿入接続される光コネクタプラグ2a、2bの内の一方を収納保持可能に構成され、光コネクタプラグ3に対して挿入される接続用ハウジング4とを備えて構成されている。前記光コネクタアダプタ3は、プラグインユニット(図示せず)のバックプレーン12に浮動を許容して取り付けられるバックプレーンハウジングとして機能し(以下「BHハウジング」と称する場合がある)、前記接続用ハウジング4は、前記BHハウジングである光コネクタアダプタ3に対して引き抜き可能に挿入されるプリントボードハウジングとして機能する(以下「PHハウジング」と称する場合がある)。図中、プリントボード13は、プラグインユニットに設けられたガイド部(図示せず)にガイドされつつスライド移動することでバックプレーン12に対して進退自在になっており、PHハウジングとして機能する前記接続用ハウジング4は前記プリントボード13に取り付けられており、前記プリントボード13をバックプレーン12に向けて前進させることにより光コネクタアダプタ3に挿入され、前記バックプレーン12に対して後退させることにより前記光コネクタアダプタ3から引き抜くことができる。接続用ハウジング4は、光コネクタアダプタ3に対して若干の浮動を許容して収納されるようになっている。
なお、接続用ハウジング4から突設された取付片4dは、この接続用ハウジング4をプリントボード13に取り付けるためのものである。
【0008】
この光コネクタ1では、前記接続用ハウジング4が、光コネクタアダプタ3に挿入されることで該光コネクタアダプタ3の内部ハウジングの如く機能し、光コネクタアダプタ3における光コネクタプラグ2a、2b同士の接続は、この接続用ハウジング4内にてなされるようになっている。接続用ハウジング4は、プリントボード13からバックプレーン12に向けて突出状態に設けられる。一方の光コネクタプラグ2aは、光コネクタアダプタ3に対する接続用ハウジング4の挿入方向後端から接続用ハウジング4に挿入、係合され、光コネクタアダプタ3に対して接続用ハウジング4と一体的に進退動する。この光コネクタプラグ2aを収納保持した接続用ハウジング4を光コネクタアダプタ3に挿入すると、接続用ハウジング4とともに光コネクタプラグ2aをも光コネクタアダプタ3内に挿入されることになる。
【0009】
図5(a)、(b)は、光コネクタプラグ2bを示す。但し、互いに接続される光コネクタプラグ2a、2bの違いは、後述するガイドピン7bの有無のみである。ガイドピン7bが適用されない側の光コネクタプラグ(ここでは光コネクタプラグ2a)では、ピンクランプ10の収納を省略することも可能である。
図5(a)、(b)において、光コネクタプラグ2bは、スリーブ状のプラグフレーム5と、このプラグフレーム5内にスライド移動可能に収納されるスリーブ状のスライドフレーム6とを備え、当該光コネクタプラグ2bの接続先端(光コネクタアダプタ3への挿入方向先端)にてスライドフレーム6内に光コネクタフェルール7を収納保持するとともに、該光コネクタフェルール7を光コネクタアダプタ3への挿入方向前方(「接続方向前方」と称する場合もある)に向けて付勢するスプリング8を内蔵したものである。図1〜図5中、符号9は、スプリング押し、符号10はピンクランプ、10aはブーツである。スライドフレーム6先端に収納れた光コネクタフェルール7は、光コネクタプラグ2b(具体的にはスライドフレーム6)に取り付けたスプリング押し9に反力を取ったスプリング8によって接続方向前方へ付勢されるが、スライドフレーム6先端(接続方向先端)に設けられたストッパ部6a(図7(d)参照)との係合位置から接続方向前方へは前記スプリング8の付勢力によって押し出されることは無く、スライドフレーム6先端から抜け出ない。
【0010】
前記光コネクタフェルール7としては、各種構成が採用可能であるが、図1〜図5では、JIS C 5981に制定されるMT形光コネクタ(MT:Mechanically Transferable)の光コネクタフェルール(プラグ)を採用している。このMT形光コネクタフェルールである光コネクタフェルール7は、周知のピン嵌合方式により位置決めされるものであり、互いに接続される光コネクタプラグ2a、2bの内の一方(ここでは光コネクタプラグ2b)の接合端面7aから突出されたガイドピン7bと、相手側光コネクタフェルール7の接合端面に開口されたガイドピン穴(図示せず)との嵌合によって、両光コネクタプラグ2a、2bの光コネクタフェルール7同士が精密に位置決めして突き合わせ接続されるようになっている。
【0011】
光コネクタプラグ2a、2bは、側面に突設された係合爪11(係合爪)を、接続用ハウジング4に係脱可能に係合させることで、接続用ハウジング4の所定位置に収納保持されるようになっている。
図6は、プラグフレーム5を示す図であって、(a)は正面図(部分破断)、(b)は側面図(部分破断)、(c)は(a)の接続先端側(図中左側)から見た側面図、(d)は(a)の接続後端側(図中右側)から見た側面図である。
図7は、スライドフレーム6を示す図であって、(a)は正断面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は側断面図、(e)は(b)の接続先端側(図中右側)から見た側面図である。
図8は、光コネクタアダプタ3を示す図であって、(a)は正断面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は側断面図、(e)は(b)の接続後端側(図中右側)から見た側面図である。
【0012】
図7(a)〜(e)に示すように、前記係合爪11は、具体的には、スライドフレーム6の対向する両側部から突設されており、図1〜図4に示すように、光コネクタプラグ2a、2bにおいては、前記プラグフレーム5側部に開口された係合爪穴5aを介してプラグフレーム5の外側に突出されている。接続用ハウジング4に挿入された光コネクタプラグ2a、2bは、接続用ハウジング4の係合部4aまたは係合部4bに前記係合爪11が係脱可能に係合することで、接続用ハウジング4の所定位置に安定保持される。
【0013】
図8(a)〜(e)において、前記接続用ハウジング4は、光コネクタプラグ2a、2bが挿入されるコネクタ穴4cを内部に備えるスリーブ状に形成されている。この接続用ハウジング4の軸方向両端部には、接続用ハウジング4に挿入された光コネクタプラグ2a、2bの係合爪11が係合される係合部4a、4bが形成されている。係合部4a、4bは、それぞれ光コネクタプラグ2a、2bの両側部の係合爪11との係合に対応して、接続用ハウジング4の一対の側壁に対向配置されている。これら係合部4a、4bは、図8(a)、(c)、(d)等では、接続用ハウジング4の側壁に開口された穴の周囲の前記側壁部分であるが、これに限定されず、例えば、接続用ハウジング4の側壁を貫通させないで形成した凹所、前記係合爪11と係脱可能に係合する突起等、各種構成が採用可能である。
【0014】
光コネクタプラグ2a、2bの側部には、前記係合爪11とは別に、光コネクタアダプタ3に挿入したときに該光コネクタアダプタ3に対して係脱可能に係合する保留用係合爪14が設けられている。
具体的には、保留用係合爪14は、スライドフレーム6(図7参照)に突設された係合爪であり、プラグフレーム5に開口された保留用係合爪穴5b(図6参照)を介してプラグフレーム5の外側に突出されている。図7(b)、(e)等において、前記係合爪11は断面長方形スリーブ状のスライドフレーム6の断面方向にて対向する一対の側壁から突設され、前記保留用係合爪14は前記係合爪11とは異なる別の側壁から突設されている。保留用係合爪14のスライドフレーム6からの突出方向は、スライドフレーム6からの係合爪11の突出方向に対して垂直になっている。したがって、断面長方形のスライドフレーム6には、断面方向3つの側壁に係合爪11や保留用係合爪14が突設されている。
【0015】
図1〜図4において、PHハウジングである接続用ハウジング4と対向する逆側(以下、「対PH側」)から光コネクタアダプタ3に挿入された光コネクタプラグ2b(以下「アダプタ側の光コネクタプラグ」と称する場合がある)は、前記光コネクタアダプタ3の対PH側の端部に設けられたプラグ係止部3aに前記保留用係合爪14が係合されることで、光コネクタアダプタ3からの引き抜きが規制される。一方、PHハウジング4側の光コネクタプラグ2aは、接続用ハウジング4の一端に挿入、係合(両側部の係合爪11の接続用ハウジング4に対する係合)して一体化した状態で光コネクタアダプタ3に挿入されるが、この光コネクタプラグ2aの保留用係合爪14は、光コネクタアダプタ3とは係合しない。図2、図4において、接続用ハウジング4側の光コネクタプラグ2aの保留用係合爪14は、光コネクタプラグ2aを接続用ハウジング4に挿入しても、接続用ハウジング4内に収納されず、接続用ハウジング4の外側に露出しているが、接続用ハウジング4を光コネクタプラグ3に挿入しても光コネクタアダプタ3に到達しないため、光コネクタアダプタ3に係合しない。光コネクタプラグ2aの保留用係合爪14を光コネクタアダプタ3に係合させない機構としては、これに限定されず、例えば、前記保留用係合爪14を接続用ハウジング4内に収納して外側に突出させないようにすることで、光コネクタアダプタ3に対して係合させないようにする構成も採用可能である。
【0016】
この光コネクタ1において、光コネクタプラグ2a、2b同士を接続するには、図1〜図4に示すように、接続用ハウジング4を光コネクタアダプタ3(バックプレーンハウジング)に挿入することで、該接続用ハウジング4と一体的に光コネクタアダプタ3に挿入された光コネクタプラグ2aと、対PH側から光コネクタアダプタ3に挿入された光コネクタプラグ2bとを、前記接続用ハウジング4内にて接続する(各光コネクタプラグ2a、2bの光コネクタフェルール7同士の付き合わせ接続)。
【0017】
なお、以下に説明する接続作業の詳細、並びに、後述の接続解除作業において、光コネクタアダプタ3に対する接続用ハウジング4の挿入、引き抜きは、いずれも、該接続用ハウジング4が取り付けられたプリントボード13のバックプレーン12に対する進退動によってなされる。接続用ハウジング4の光コネクタアダプタ3に対する挿入は、バックプレーン12に対する光コネクタアダプタ3の浮動によって、光コネクタアダプタ3やプリントボード13の寸法公差等に起因する光コネクタアダプタ3と接続用ハウジング4との間の位置ずれが吸収されるため、円滑に効率良く行うことができる。光コネクタアダプタ3に対して接続用ハウジング4は、若干の浮動を許容して収納されるので、この浮動範囲も、前記位置ずれの吸収による挿入作業の円滑化に寄与する。
【0018】
(接続作業)
光コネクタプラグ2aが挿入係合された接続用ハウジング4を光コネクタアダプタ3に挿入、嵌合することで、光コネクタアダプタ3に対PH側から挿入、係合された光コネクタプラグ2bと、前記接続用ハウジング4と一体的に光コネクタアダプタ3に挿入された光コネクタプラグ2aとを、接続用ハウジング4内にて接続する。接続用ハウジング4を対PH側に向けて光コネクタアダプタ3に挿入していくと、まず、対PH側から光コネクタアダプタ3に挿入係合されている光コネクタプラグ2bが接続用ハウジング4に収納されていき、この光コネクタプラグ2bの係合爪11が接続用ハウジング4の係合部4bに係合する。光コネクタアダプタ3に対する接続用ハウジング4の挿入を継続すると、係合爪11と接続用ハウジング4とが係合されるとともに、光コネクタアダプタ3に対して係合されている接続用ハウジング4の保留用係合爪14が、接続用ハウジング4の光コネクタアダプタ3への挿入方向先端に設けられた壁部からなる係合解除部15によって光コネクタプラグ2b内側に向けて押し込まれ、光コネクタアダプタ3との係合が解除される。一対の光コネクタプラグ2a、2bの接続用ハウジング4に対する挿入、係合が完了すると、光コネクタプラグ2a、2bのスプリング8が若干圧縮された状態にて光コネクタフェルール7同士が突き合わせ接続されるから、前記スプリング8の付勢力によって光コネクタフェルール7間の突き合わせ力が与えられる。また、接続用ハウジング4を介して両光コネクタプラグ2a、2b間が離間しないように引き留められるから、前記突き合わせ力が安定に維持される。
【0019】
このとき、対PH側の光コネクタフェルール2bの光コネクタアダプタ3に対する係合が解除されているから、接続用ハウジング4は、内部での光コネクタプラグ2a、2b同士の接続状態を保ったまま、光コネクタアダプタ3に対する浮動が許容される。これにより、例えば、光コネクタプラグ2a、2bから引き出されている光ファイバ16、17が、作業者の接触等の何等かの原因により、光ファイバプラグ2a、2bの軸方向に対して傾斜された横方向に引っ張られ(いわゆるサイドプル)たときに、光コネクタプラグ2a、2bや、光コネクタアダプタ3、接続用ハウジング4に変形力が作用することを回避でき、これらの変形を防止できるといった利点がある(耐サイドプル特性)。
【0020】
対PH側の光コネクタプラグ2bの保留用係合爪14の光コネクタアダプタ3に対する係合解除は、光コネクタプラグ2bの係合爪11の接続用ハウジング4に対する係合完了と同時であるより、係合完了後であることがより好ましい。これにより、接続用ハウジング4に対する係合爪11の係合が完了するまでは、光コネクタアダプタ3に対する保留用係合爪14の係合によって光コネクタプラグ2bの位置ずれが防止されることになるため、光コネクタプラグ2bの係合爪11の接続用ハウジング4に対する係合を確実に行うことができる。
【0021】
図2、図4において、対PH側の光コネクタプラグ2bの保留用係合爪14は、具体的には、光コネクタアダプタ3のプラグ係止部3aと係合することにより光コネクタプラグ2bの対PH側への移動を規制するストッパとして機能するストッパ爪14aと、このストッパ爪14aよりも接続用ハウジング4側に設けられた受圧爪14bとを備える弾性爪である。光コネクタアダプタ3への接続用ハウジング4の挿入に伴い、接続用ハウジング4先端の係合解除部15が前記受圧爪14bを押圧すると、受圧爪14bのテーパ形状によって、保留用係止爪14が光コネクタプラグ2b内部に向けて押し込まれ、プラグ係止部3aに対するストッパ爪14aの係合が解除される(図4の状態)。これにより、光コネクタプラグ2bは、光コネクタプラグ3との係合が解除される一方、係合爪11によって接続用ハウジング4と係合されているから、接続用ハウジング4と一体的に移動するようになる。その結果、接続状態の光コネクタプラグ2a、2bの組が接続状態を保ったまま接続用ハウジング4と一体的に光コネクタアダプタ3に対して浮動するようになる。
【0022】
(接続解除作業)
図3、図4に示す接続状態の光コネクタ1において、バックプレーン12に対してプリントボード13を後退させると、光コネクタアダプタ3から接続用ハウジング4が引き抜かれ、図1、図2に示す状態に復帰する。
アダプタ側の光コネクタプラグ2bと接続用ハウジング4との間の接続解除は、接続用ハウジング4の引き抜き方向への移動によって自動的になされる。接続用ハウジング4が引き抜き方向へ移動されると、光コネクタプラグ2bのスライドフレーム6は係合爪11によって接続用ハウジング4と係合されているため接続用ハウジング4と一体的に移動する一方、プラグフレーム5は光コネクタアダプタ3に設けられた図示しないストッパによって設定された移動限界からPHハウジング側へ移動しないため、その結果、スライドフレーム6が、接続用ハウジング4の引き抜き方向への移動に伴って前記プラグフレーム5に対して強制的にスライド移動される。プラグフレーム5に対してスライドフレーム6がスライド移動されると、図9(a)〜(c)に示すように、前記係合爪11がプラグフレーム18の係合片押圧部18に押圧されてスライドフレーム6内側に向けて押し込まれることで、アダプタ側の光コネクタプラグ2bの係合爪11の接続用ハウジング4に対する係合が自動的に解除される。接続用ハウジング4の移動に伴い、アダプタ側の光コネクタプラグ2bの保留用係合爪14の受圧爪14bが接続用ハウジング4から抜け出ると、接続用ハウジング4による保留用係合爪14の押し込みが解除され、保留用係合爪14自身の弾性によって該保留用係合爪14の光コネクタプラグ2b外側への突出状態が元に戻り、図2に示すように、光コネクタアダプタ3のプラグ係止部3aとの係合により、対PH側への抜け落ちが防止される。さらに、接続用ハウジング4の引き抜き移動を継続すると、接続用ハウジング4が光コネクタアダプタ3から引き抜かれ、アダプタ側の光コネクタプラグ2bが光コネクタアダプタ3内に残される。
一方、接続用ハウジング4側(PH側)の光コネクタプラグ2aは、接続用ハウジング4の係合状態を保ったまま、接続用ハウジング4と一体的に光コネクタアダプタ3から引き抜かれる。したがって、光コネクタアダプタ3から接続用ハウジング4が引き抜かれると、光コネクタプラグ2a、2b同士の接続が解除され、図1、図2に示す接続前の状態に戻る。接続解除により図1、図2の状態に復帰したら、前述の接続作業により、再度、光コネクタプラグ2a、2bの接続作業を行うことが可能である。
【0023】
ここで、光コネクタプラグ2a、2bにおける係合爪11、保留用係合爪14の駆動について説明する。
光コネクタプラグ2a、2bのプラグフレーム5は、スライドフレーム6をスライド移動可能に収納しており、例えば係合爪11によって係合された接続用ハウジング4の移動等によってプラグフレーム5に対してスライドフレーム6を接続方向前方へスライド移動させたり、プラグフレーム5後端部を引っ張ってスライドフレーム6に対してスライド移動させると、前記スライドフレーム6からプラグフレーム5の係合爪穴5a、5bを介してプラグフレーム5の外側に突出されている係合爪11や保留用係合爪14が、プラグフレーム5の係合爪押圧部18または保留用係合爪押圧部19によってスライドフレーム6内側へ向けて押し込まれるようになっている。したがって、プラグフレーム5とスライドフレーム6との間の相対的なスライド移動によって、係合爪11や保留用係合爪14を、プラグフレーム5外側に向けて出没駆動することができる。これにより、図1、図2において光コネクタアダプタ3に対して係合されている光コネクタプラグ2bの保留用係合爪14の係合解除、図3、図4において接続用ハウジング4に係合されている光コネクタプラグ2a、2bの係合爪11の係合解除等を行うことができる。
【0024】
図9(a)、(b)は、係合爪11および係合爪穴5aの近傍を示す。
図9(a)、(b)において、係合爪11は、接続用ハウジング4に対して係合される爪本体部11aと、この爪本体部11aからリブ状に突出された受圧部11bとを備えている。図9(a)〜(c)に示すように、プラグフレーム5の係合爪押圧部18が係合爪11の爪本体部11aから離間されていれば、係合爪11は、自身の弾性によって係合爪穴5aを介してプラグフレーム5の外側へ突出される。プラグフレーム5とスライドフレーム6との間に、スライドフレーム6がプラグフレーム5に対して接続方向前方へ変位するような相対的なスライド移動が生じると、プラグフレーム5の係合爪穴5a内に収納されている前記受圧部11bが係合爪押圧部18に押圧され、前記受圧部11bのテーパ形状によって係合爪11がスライドフレーム6内側へ向けて押し込まれる(図9(a)〜(c)中仮想線)。
図5(a)、(b)に示すように、保留用係合爪14も、ストッパ爪14aから突出されている受圧部14cが、スライドフレーム6に対して接続方向後方へスライド移動されたプラグフレーム5の保留用係合爪押圧部19によって押圧されることで、前記受圧部14cのテーパ形状によって、スライドフレーム6内側へ向けて押し込まれるようになっている。
【0025】
以下、光コネクタアダプタ3に挿入、係合された光コネクタプラグ2bの抜き去り作業、接続用ハウジング4からの光コネクタプラグ2aの抜き去り作業を具体的に説明する。この光コネクタ1では、光コネクタアダプタ3や接続用ハウジング4に対して、光コネクタプラグ2a、2bの抜き去り作業を個別に行うことができる。
【0026】
(光コネクタアダプタからのアダプタ側光コネクタプラグの抜き去り)
図1、図2に示すように、光コネクタアダプタ3に挿入、係合された光コネクタプラグ2bの抜き去り作業は、光コネクタアダプタ3から突出されているプラグフレーム5後端部を引っ張れば良い(具体的には対PH側への引っ張り)。光コネクタアダプタ3から突出されているプラグフレーム5後端部(ツマミ5c)を引っ張ると、光コネクタプラグ2bのスライドフレーム6は、プラグフレーム5の係合爪穴5bを介してプラグフレーム5外側に突出されている保留用係合爪14によって光コネクタアダプタ3に係合されて移動しないが、このスライドフレーム6に対してプラグフレーム5が接続方向後方にスライド移動し、このプラグフレーム5の保留用係合爪押圧部19に前記保留用係合爪14がスライドフレーム6内側に向けて押圧されることにより前記光コネクタアダプタ3に対する係合(具体的には、プラグ係止部3aに対する係合)が解除される。引き続き、プラグフレーム5の引っ張りを継続すると、光コネクタプラグ2bを光コネクタアダプタ3から抜き去ることができる。
【0027】
(接続用ハウジングからのアダプタ側光コネクタプラグの抜き去り)
図3、図4に示すように、接続用ハウジング4に挿入、係合されている光コネクタプラグ2bは、接続用ハウジング4から突出されている光コネクタプラグ2b後端部(ツマミ5c)を引っ張る(対PH側への引っ張り)ことで、係合爪11の接続用ハウジング4に対する係合を解除して、接続用ハウジング4から抜き去ることができる。これにより、接続用ハウジング4側の光コネクタプラグ2aとの接続状態を解除することができる。
光コネクタアダプタ3から突出されているプラグフレーム5後端部(ツマミ5c)を引っ張ると、スライドフレーム6に対してプラグフレーム5が接続方向後方にスライド移動する。スライドフレーム6は、プラグフレーム5の係合爪穴5aを介してプラグフレーム5外側に突出されている係合爪14の接続用ハウジング4に対する係合が解除されるまで移動しない。そして、プラグフレーム5の係合爪押圧部18に前記係合爪11が押圧されてスライドフレーム6内側に向けて押し込まれることにより前記光コネクタアダプタ3に対する係合(具体的には、係合部4bに対する係合)が解除される。引き続き、プラグフレーム5の引っ張りを継続すると、光コネクタプラグ2bを接続用ハウジング4から抜き去ることができる。
なお、スライドフレーム6に対するプラグフレーム5のスライド移動によって、保留用係合爪14がプラグフレーム5外側へ突出しないように押えることで、保留用係合爪14が、引き抜き途中で、光コネクタアダプタ3のプラグ係止部3aに引っ掛かることを防止できる。
【0028】
(接続用ハウジングからの接続用ハウジング側光コネクタプラグの抜き去り)
また、図3、図4に示す接続状態において、接続用ハウジング側の光コネクタプラグ2aのプラグフレーム5を引っ張ると、前記光コネクタプラグ2bの抜き去り作業と同様に、この引っ張り作業のみによって、光コネクタプラグ2aを接続用ハウジング4から簡単に抜き去ることができる。したがって、光コネクタプラグ2aは、光コネクタアダプタ3に対する接続用ハウジング4の引き抜きを行わずに、接続用ハウジング4からの抜き去り作業を行うことによっても、アダプタ側の光コネクタプラグ2bに対する接続を解除することができる。
なお、図1、図2に示すように、光コネクタプラグ2aは、光コネクタアダプタ3に挿入していない接続用ハウジング4においても、プラグフレーム5の引っ張りによって簡単に抜き去ることができる。
【0029】
前記光コネクタ1では、光コネクタアダプタ3に挿入した接続用ハウジング4内にて光コネクタプラグ2a、2b同士が接続されるようになっているから、光コネクタアダプタ3内に、別途、内部ハウジングを収納する必要が無く、光コネクタアダプタ3の構造を単純化できる。光コネクタアダプタ3は、内部ハウジングを収納するために2分割形状等にする必要が無く、例えば、図1〜図4に示すように、例えばプラスチック等の樹脂成形による一体物のスリーブに形成することが可能である。一体物のスリーブである光コネクタアダプタ3であれば、単純な構造により充分な強度を確保できるから、接続用ハウジング4に挿入されている光コネクタプラグ2a、2bのサイドプルによって接続用ハウジング4を介して伝達される変形力に対して優れた変形耐力が得られる。また、一体物のスリーブである光コネクタアダプタ3であれば、複数部品からなる光コネクタアダプタに比べて高精度に形成することも容易であるから、該光コネクタアダプタ3に挿入された接続用ハウジング4を予め設定した範囲を超える無駄なぐらつきを生じること無く安定に支持することができ、所望の浮動特性が確実に得られるといった利点もある。
【0030】
また、この光コネクタ1では、光コネクタアダプタ3に挿入される接続用ハウジング4が、いわば光コネクタアダプタ3の内部ハウジングとして機能することにより、光コネクタプラグ2a、2b同士の接続に係る部品を、光コネクタアダプタ3と接続用ハウジング4とに限定できるから、部品点数の減少、低コスト化を実現できるといった利点もある。接続用ハウジング4は、光コネクタアダプタ3に挿入されることで、光コネクタアダプタ3内に挿入されている光コネクタプラグ2bを収納できる構成であれば良いから、一般的なバックプレーンコネクタにおけるプリントボードハウジングがバックプレーンハウジングに対する位置決め、嵌合用の爪を多数備える構造に形成されることに比べて、構造を単純化でき、低コスト化も可能である。
さらに、この光コネクタ1では、接続用ハウジングを組み込んで光コネクタアダプタ3を構成する訳ではないから、接続用ハウジングの選択使用が容易である。このため、光コネクタアダプタ3に挿入する接続用ハウジングを選択使用するだけで、接続する光コネクタプラグの構成に容易に対応できるから、光コネクタプラグに対する汎用性を向上できるといった利点がある。
【0031】
なお、本発明は、前記実施の形態に限定されず各種変更が可能である。
本発明の適用対象の光コネクタとしては、前記バックプレーンコネクタに限定されず、MPO形光コネクタ、MU形光コネクタ等の各種光コネクタに適用可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光コネクタによれば、光コネクタアダプタに挿入された接続用ハウジングが、光コネクタアダプタ同士の位置決め等を行うハウジングとして機能するため、光コネクタアダプタ内に位置決め接続用のハウジング(内部ハウジング)を別途収納する必要が無くなり、光コネクタアダプタの構造の単純化、低コスト化を実現できる。また、光コネクタアダプタの一体成形により強度を向上でき、接続用ハウジングに挿入されている光コネクタプラグのサイドプルによって作用する変形力に対する変形耐力を向上できるといった利点もある。
【0033】
本発明に係る光コネクタによれば、接続用ハウジング内にて互いに接続される光コネクタプラグは、接続用ハウジングにそれぞれ係合することで互いに離間しないように引き留められるから、これにより、光コネクタプラグ間の接続状態を安定に維持できる。例えば、突き合わせ接続される光コネクタプラグの組では、各光コネクタプラグが接続用ハウジングに係合されて離間しないように引き留められることで、光コネクタプラグ間に作用する突き合わせ力を安定に確保できるといった優れた効果を奏する。
【0034】
本発明に係る光コネクタによれば、光コネクタアダプタに接続用ハウジングを挿入するだけで、該接続用ハウジングと対向する反対側から光コネクタアダプタに挿入されている光コネクタプラグの保留用係合爪が、前記接続用ハウジングに設けられている係合解除部によって押圧されて、光コネクタアダプタに対する係合が解除される。したがって、別途、光コネクタプラグの光コネクタアダプタに対する係合解除作業を行うことなく、光コネクタアダプタに対する光コネクタプラグの係合を自動的に解除して、この光コネクタプラグを接続用ハウジングに受け入れることが可能になり、さらに、接続用ハウジングに挿入されている光コネクタプラグと自動的に接続することも可能になるといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施の形態の光コネクタを示す図であって、光コネクタプラグ同士の接続前を示す分解正断面図である。
【図2】 図1の光コネクタを下側から見た分解側断面図である。
【図3】 本発明の1実施の形態の光コネクタにおける光コネクタプラグ同士の接続状態を示す正断面図である。
【図4】 図3の下側から見た側断面図である。
【図5】 本発明に係る光コネクタプラグを示す図であって、(a)は側断面図、(b)は正断面図である。
【図6】 図5の光コネクタプラグのプラグフレームを示す図であって、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は(a)の接続先端側(図中左側)から見た側面図、(d)は(a)の接続後端側(図中右側)から見た側面図である。
【図7】 図5の光コネクタプラグのスライドフレームを示す図であって、(a)は正断面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は側断面図、(e)は(b)の接続先端側(図中右側)から見た側面図である。
【図8】 本発明に係る光コネクタの接続用ハウジングを示す図であって、(a)は正断面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は側断面図、(e)は(b)の接続後端側(図中右側)から見た側面図である。
【図9】 本発明に係る光コネクタのスライドフレームに設けられた係合爪およびプラグフレームに設けられた係合爪穴の近傍を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は正断面図である。
【符号の説明】
1…光コネクタ、2a,2b…光コネクタプラグ、3…光コネクタアダプタ、4…接続用ハウジング、4a,4b…係合部、7…光コネクタフェルール、11…係合爪、14…保留用係合爪、15…係合解除部。

Claims (1)

  1. プラグインユニットに設けられたバックプレーン(12)に取り付けられ且つバックプレーンハウジングとして機能する光コネクタアダプタ(3)と、前記プラグインユニットに設けられたガイド部にガイドされつつ前記プラグインユニットに収納されるプリントボード(13)に設けられ且つ前記光コネクタアダプタに引き抜き可能に挿入される接続用ハウジング(4)とを備え、
    前記プリントボードを前記プラグインユニットに収納した際に、前記光コネクタアダプタに挿入された前記接続用ハウジング内にて光コネクタプラグ(2a、2b)同士が接続されるようになっており、
    前記光コネクタプラグは、前記光コネクタアダプタに設けられたストッパによって移動が規制されているプラグフレーム(5)と、このプラグフレーム内にスライド移動可能に収納されるスリーブ状のスライドフレーム(6)とを備え、前記スライドフレーム内に光コネクタフェルール(7)を収納保持するとともに、前記スライドフレームの対向する両側部には、前記プラグフレーム側部に設けられた係合爪穴(5a)を介して前記プラグフレームの外側に突設され且つ前記接続用ハウジングに設けられた係合部(4a、4b)と係脱可能に係合する係合爪(11)を有し、前記係合爪が設けられた両側部とは異なる前記スライドフレームの側部には、前記プラグフレームに設けられた保留用係合爪穴(5b)を介して前記プラグフレームの外側に突設され且つ前記光コネクタアダプタに設けられたプラグ係止部(3a)に係合し前記光コネクタアダプタからの引き抜きを規制する保留用係合爪(14)を有し、
    前記係合爪は、弾性を有し且つ前記接続用ハウジングに対して係合される爪本体部(11a)と、前記爪本体部からテーパ形状を有して突出された受圧部(11b)とを備え、前記スライドフレームが前記プラグフレームに対してスライド移動した場合には、前記係合爪の前記受圧部がプラグフレームに設けられた係合片押圧部(18)によって押圧されることによって前記爪本体部及び前記受圧部を前記スライドフレーム内側に向けて押し込んで、前記光コネクタアダプタ側の前記光コネクタプラグ(2b)の前記係合爪(11)の前記接続用ハウジングに対する係合を自動的に解除するようになっており、
    前記接続用ハウジングには、前記光コネクタアダプタに挿入されることで該接続用ハウジングと対向する反対側から前記光コネクタアダプタに収納されている前記光コネクタプラグの前記保留用係合爪を押圧して弾性変形あるいは変位させて前記保留用係合爪の前記光コネクタアダプタに対する係合を解除させる係合解除部(15)が設けられていることを特徴とする光コネクタ(1)。
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