JP3778112B2 - 排水ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は排水圧送装置の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の汚物圧送装置として、例えば、図19,図20に示す特開平11−342092が知られている。この装置は、ボウル部1の下部に開閉弁21を介して屎尿タンク94を密着させており、ボウル部1と屎尿タンク94が上下に構成されているため、装置の高さが大きくなる問題があった。また、装置の位置決め,固定は、下部に置かれた屎尿タンク94のみを架台4で固定する事で行われ、外装体8にて装置全体を覆ってはじめて、上部に位置するボウル部1の位置が決まる。
また、この装置は、一旦設置されると、ボウル部1、開閉弁2、加圧排出部3の位置、高さ、角度の調整が不可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の方法によると、ボウル部1の支持は下方に設置される加圧排出部3による為、最上部に位置するボウル部1は外装体8が無いと不安定な状態であった。また、ボウル部1を加圧排出部3の横に配置して、ボウル部1から加圧排出部3までの排水の流れを略水平とすることで、装置全体の高さを小さく抑えるた場合、排水の流れ方向と逆勾配になるような設置状態を避ける必要がある。
また、ボウル部1と溜水保持部2と加圧排出部3の配置上、それぞれ互いの位置関係が所定になるように固定される必要がある。
また、特に、ボウル部1と溜水保持部2と加圧排出部3とが横並びに設置さる場合、構造上、ボウル部1を支持するために溜水保持部2や加圧排出部3への強度的負担が増す。
また、メンテナンスなどの為に下方の開閉弁2や加圧排出部3を取り外す場合や点検する場合、支持されないボウル部1を取り外す必要があり、作業が煩雑となる。
【0004】
本発明の主な目的は、洗浄水によりボウル部内の汚水を下水など系外へ圧送排出するとともに、ボウル部に隣接して、溜水保持部と加圧排出部とを位置させた排水ユニットと、前記排水ユニットを組付けて成る排水器具において、ボウル部を支持固定し、且つ、ボウル部及び溜水保持部及び加圧排出部が互いに所定の位置関係になるように、且つ、排水ユニット内の、ボウル部と、溜水保持部と、加圧排出部とを適正な状態で設置固定することである。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
請求項1記載の発明は、一時的に溜水を形成するボウル部と、前記ボウル部に溜水を保持する溜水保持部と、ボウル部からの排水を加圧して排出する加圧排出部と、前記ボウル部の側方に備えた排水排出口と、前記溜水保持部の排水流入口と、前記加圧排出部の側方に設けた排水流入口と、を接続した状態で支持する固定部材と、を備えて成る排水ユニットであって、前記固定部材は、ボウル部を固定する第一のプレート材と、他の第二のプレート材と、前記第一,第二のプレート材との間に立設されるフレーム材とから成り、第一のプレート材は、ボウル部の水平断面と相似の切り欠き部を有し、ボウル部を前記切り欠き部に嵌合させてなることを特徴とする。
【0006】
また、請求項2記載の発明は、一時的に溜水を形成するボウル部と、前記ボウル部に溜水を保持する溜水保持部と、ボウル部からの排水を加圧して排出する加圧排出部と、前記ボウル部の側方に備えた排水排出口と、前記溜水保持部の排水流入口、及び排水流出口と、前記加圧排出部の側方に設けた排水流入口と、を接続した状態で支持する固定部材と、を備えて成る排水ユニットであって、前記固定部材は、略水平に置かれた第一のプレート材と、前記第一のプレート材に立設される第二のプレート材,及び第三のプレート材とから成り、前記第二,第三のプレート材は、ボウル部の鉛直断面と相似の切り欠き部を有し、前記ボウル部は、前記切り欠き部に上方から嵌合させて固定することを特徴とする。
【0007】
また、請求項3記載の発明は、一時的に溜水を形成するボウル部と、前記ボウル部に溜水を保持する溜水保持部と、ボウル部からの排水を加圧して排出する加圧排出部と、前記ボウル部の側方に備えた排水排出口と、前記溜水保持部の排水流入口と、前記加圧排出部の側方に設けた排水流入口と、を接続した状態で支持する固定部材と、を備えて成る排水ユニットであって、前記固定部材は、エルボ状に成形された第一フレーム材,及び第二フレーム材と、これらの間を横方向に懸架接続した第三のフレーム材とから成り、前記第一,第二のフレーム材は、前記ボウル部の両側面から突出した取付用軸を固定する軸受けを設けてなることを特徴とする。
【0008】
請求項1乃至3によると、ボウル部と溜水保持部と加圧排出部が、互いに所定の位置関係になるよう支持固定する、固定部材を備える事により、ボウル部を独立して支持でき、且つ、排水装置として一体の構成を保持する事ができる。
すなわち、ボウル部にリンクする他のパーツへの荷重負担を軽減できる。また、ボウル部を固定したままで他のパーツのメンテナンスなどの作業も容易に行う事ができる。また、ボウル部と溜水保持部と加圧排出部は予め所定の位置に配置,固定できるので、排水ユニットの組み立てにおいては、決められた順番,位置にしたがって各パーツを組付ければ良く、容易に装置を構成する事ができる。また、排水の流れを阻害するような設置不良を防止し、良好な設置状態を維持できる。
【0009】
好適な実施形態としては、固定部材は、ボウル部と、溜水保持部と、加圧排出部とが、それぞれ予め設けられた設置位置に支持,固定されるような構造を有する。これによると、ボウル部と、溜水保持部と、加圧排出部とは、別で支持,固定されるので、前記3部品相互間の荷重負担は軽減される。また、前記3部品間の位置関係を固定化することも容易であり、装置の機能上支障の無い構造を保持することができる。
【0010】
さらに好適な実施形態としては、溜水保持部は、ボウル部、または加圧排出部に予め接続されて、支持,固定される。これによると、固定部材には、ボウル部と加圧排出部の2部品のみを設置,固定することで済み、排水ユニットの組立て、構築は容易になる。
【0011】
また、さらに好適な実施形態として、固定部材は、弁座を載置し、使用者の荷重を支持する構造を有する。これによると、直接使用者の荷重がボウル部に負荷されないので、構造上、ボウル部の強度を軽減できる。
また、さらに好適な実施形態として、固定部材は、コネクタ,止水栓,逆止弁,分岐継手,定流量弁,電磁弁,バキュームブレーカー、吐水ノズルを給水管路(二次管路)に備えた給水ユニットを固定するものである。これによると、排水ユニットのデッドスペースを利用して、洗浄吐水口と接続する二次給水系管路と、加圧排出部と接続する一次排水系管路と、を一式、予め備えておけるので、施工の際には、排水ユニットを設置し、1次給水管路と二次排水管路とを接続すれば済むので容易である。
【0012】
また、さらに好適な実施形態として、前記固定部材が、前記ボウル部や、加圧排出部の設置位置を可動調整可能な構造とする。これによって、ボウル部の設置位置や、設置角度を、適宜、適当に変更可能となる。すなわち、各部品の製造公差、施工誤差を吸収することができる。
【0013】
また、固定部材の具体例としては、フレーム材を組み合わせた構造、パネル材を組み合わせた構造、パイプ材とパネル材とを組み合わせた構造等が挙げられる。前記フレーム材としては、パイプ材、アングル材、角材、異形断面押し出し材、やそれらの曲げ材、などを適宜利用できる。また前記プレート材としては、木の合板,無垢板,集成材、金属板、プラスチックの成形板、磁器、陶器、セラミックなどの無機材、などを適宜利用できる。さらに、前記フレーム材は、溝、凹、貫通孔を有するものであって良く、それらはボウル部や加圧排出部の位置決め,固定に利用する事ができる。
【0014】
また、さらに好適な実施形態として、ボウル部は、上縁,ボウル状溜水部,排水排出経路,排水排出口を備えてなる。前記上縁は、上部に便座が載置され、また、下部にボウル面の洗浄用水の導水路を形成する。前記排水排出口は、ボウル部の底面乃至側面に在って、前記ボウル状溜水部から排水排出経路を経て至る。特に、前記排水排出口が、ボウル部側面に在る場合、排水ユニット全体の高さを低く抑えられる。前記排水排出経路は、一部に上昇勾配を有していてもよく、この場合、溜水保持部の弁部の水密力が弱い場合であっても、前記上昇勾配部にて確実に溜水を確保することができる。
【0015】
また、溜水保持部としては、例えば、上昇勾配を有するトラップ,可動式封水トラップ,開閉弁を有する構造であって良い。これによれば、ボウル部に溜水を形成し、排出する機構として、溜水保持部を利用することができる。ボウル部に溜水を形成するときと、排出する時において、前記可動の機構の駆動と、前記給水ユニットと、加圧排出部内のポンプなどの加圧装置と、を制御することで、排水ユニットの一連の動作フローを実現するまたさらに、前記溜水保持部が開閉自在な弁部を有する事によって、ボウル部の排水排出口から溜水保持部までの構造を簡略化することができる。開閉自在な弁部としては、回動によって開閉するフラッパー弁や、スライド式のシャッターや、ゴム弾性体を利用したピンチバルブ、などが挙げられる。
【0016】
加圧排出部としては、ボウル部からの排水を受ける貯溜槽と、排水を加圧して排水貯溜槽から排出する加圧装置と、排水中の固形物を受けるカゴ部とを備える構造であってもよい。これによると、排水中に固形物が含まれた場合、前記カゴ部にて一旦保持して、カゴ部内で所定の大きさ以下に細分化した後、前記加圧装置にて液体との混合物を系外へと排出することができる。また、加圧排出部は、加圧装置の排水吸引口と溜水保持部とが直接接続される構造であってよい。これによると、排水ユニット全体をコンパクトにできる。
【0017】
前記加圧装置としては,例えば、揚水ポンプ,ラインポンプ,グラインダーポンプ,スラリーポンプ,ボルテックスポンプ,エアーポンプ,ジェットポンプ等を適宜利用できる。
【0018】
また、さらに好適な実施形態としては、前記排水ユニットが、前記排水ユニットを上方に載置する載置台と、前記載置台に固定される排水管及び給水管の配管コネクターと、前記載置台の下部にキャスターと、を備えるカートリッジカート上に設置されることにより、排水ユニットとして固定されたボウル部,溜水保持部,加圧排出部の設置状態を動かすことなく移動が可能となる。
【0019】
請求項4記載の発明は、前記排水ユニットは、前記ボウル部が水平になるように角度調整可能な角度調整部が、前記ボウル部と固定部材との固定箇所に備えられることを特徴とする。
【0020】
また、請求項5記載の発明は、前記角度調整部は、前記固定部材の接地部に備えられることを特徴とする。
【0021】
請求項4または5によると、前記排水ユニットの設置状態に応じて、前記排水ユニットの設置角度を調整することが可能である。すなわち、前記排水ユニットに装着される、前記ボウル部,流水保持部,加圧排出部、を所定に設置、固定したまま、より良好な状態に角度を調整できる。具体的には、例えば、前記排水器具が仮設トイレであり、工事現場にて使用される場合である。この場合、設置地盤は整地されない箇所が多く、前記排水器具を設置したときに、内装する排水ユニットは適正な角度で置かれない事がある。したがって、前記の様な問題に対して、前記排水ユニットの角度調整によって、排水ユニットの性能を最大限に引き出すことが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第一の実施例としての排水ユニット全体の構成図であり、排水排出口14を側壁に有するボウル部1と、排水排出口14に接続される溜水保持部2と、溜水保持部2の下流側に接続される加圧排出部3とが、固定部材4に、所定に固定される。
【0023】
固定部材4は、所定間隔に置かれる上下2枚の矩形の第一のプレート材412、第二のプレート材411と、所定位置に立設される4本のフレーム材42と、が接続固定されて構成される。また、第一のプレート材412の上部には、便座載置板416が固定されて、さらに上部に便座11を載置する。また、固定部材4の後部には給排水電源コネクタ5が、第二のプレート材411と第一のプレート材412とに狭設、固定される。ボウル部1は、第一のプレート材412の前方の図示されない切り欠き部に勘合、固定される。ボウル部1の位置決めは、前記切り欠き部にてなされる。また、溜水保持部2の位置決めは、ボウル部1の排水排出口14に予め接続固定されることで成される。さらに、加圧排出部3は、第二のプレート材411上の所定の位置に配置,固定されている。
【0024】
溜水保持部2は、電動モーターの回動にて開閉をするフラップ式の開閉弁21を内部に備える。加圧排出部3は、貯留槽37と、その内部に、流入排水中の固形物を一時保持するカゴ部31,その下部にポンプ32,貯留槽内の水位の上昇を検知する水位検知部38、を備える。ポンプ32は、上部に、カゴ部31内にあって流入排水を撹拌するための撹拌翼33と、下部に、排水のポンプ室への入り口のポンプ吸い込み口35と、を備え、排水を送通する第一圧送管34をポンプ出口に接続している。また、貯留槽37には、一次排水管路74が接続され、第一圧送管34と連通する。また、ボウル1の内面のリ上部リム下には、前記内面を水洗するための洗浄水を吐水する洗浄吐水口62が備えられる。洗浄吐水口62は、二次給水可撓管721が接続される。二次給水可撓管721の管路には、電磁弁61が接続され、電磁弁61と制御部64と電気的に接続される。また、回動自在な便座11と、お尻洗浄ノズル63と、制御部64と、を備えた局部洗浄便座6には、二次給水可撓管722が接続される。二次給水可撓管721,722は、給排水電源コネクタ5にて一次給水可撓管73から分岐され、給水管コネクタ52に接続される。
【0025】
本実施例における排水ユニットの組み付け手順としては、まず、組み上がった固定部材4の第二のプレート材411上に、加圧排出部3を配置,固定する。次に、予め溜水保持部2が固定されたボウル部1を図中上方から第一のプレート材412上にセットし、貯留槽37の図示されない排水流入口と溜水保持部排水流出口24とが、水密を保てるようにスライドチャックされる。次に、局部洗浄便座6を便座載置板416と第一のプレート材412の上に設置,固定する。次に、一次排水可撓管74と二次排水可撓管75とを排水管コネクタ51に接続して、連通させる。さらに、二次給水可撓管721,722を給水管コネクタ52に接続して連通する。さらに、電源コード711のプラグを給排水電源コネクタ5に接続する。以上の手順で、本実施例の排水ユニット4は組み立てを完了し、所定の構造を保持する。したがって、本発明の排水ユニットを基本構成とした、様々な排水器具に用途展開する事できる。
【0026】
図2は本発明の第二の実施例としての排水ユニット全体の構成図であり、排水排出口14を側壁に有するボウル部1と、排水排出口14に接続される加圧排出部3と、加圧排出部3のポンプ出口と接続する溜水保持部2とが、固定部材4に、所定に固定される。
【0027】
固定部材4と、ボウル部1,加圧排出部3,溜水保持部2とは、第一実施例と同様に構成される。ボウル部1は、第一のプレート材412の前方の図示されない切り欠き部に勘合,固定される。ボウル部1の位置決めは、前記切り欠き部にてなされる。また、溜水保持部2の位置決めは、加圧排出部3の側壁に有するポンプ出口に接続,固定されることで成される。さらに、加圧排出部3は、固定具43によって第一のプレート材412上の所定の位置に懸架,固定されている。また、加圧排出部3は、インライン型ポンプを有しており、前記ポンプの流入口にボウル部1の排水排出口14が接続される。
【0028】
溜水保持部2は、上昇管部26と下降管部25とから成り、下流側に一次排水可撓管74を接続して成る。
【0029】
本実施例における排水ユニットの組み付け手順は、第一実施例と同様の手順で、本実施例の排水ユニット4は組み立てを完了し、所定の構造を保持する。したがって、本発明の排水ユニットを基本構成とした、様々な排水器具に用途展開する事できる。
【0030】
図3は本発明の第三の実施例としての排水ユニット全体の構成図であり、排水排出口14を側壁に有するボウル部1と、排水排出口14に接続される溜水保持部2と、溜水保持部2の下流側に接続される加圧排出部3とが、固定部材4に、所定に固定される。
【0031】
固定部材4は、所定間隔に置かれる上下2枚の矩形の第一,第二のプレート材412,411と、所定位置に立設される4本のフレーム材42と、が接続固定されて構成される。また、第一のプレート材412の上部には、便座固定用のベースプレート12が固定される。また、固定部材4の後部には給排水電源コネクタ5が、第二のプレート材411と第一のプレート材412とに狭設、固定される。ボウル部1は、第一のプレート材412の前方の切り欠き部に勘合、固定される。ボウル部1の位置決めは、前記切り欠き部にてなされる。また、溜水保持部2の位置決めは、加圧排出部3の排水流入口に予め接続固定されることで成される。さらに、加圧排出部3は、第二のプレート材411上の所定の位置に配置,固定されている。
【0032】
本実施例における排水ユニットの組み付け手順としては、前記第一実施例と同様の手順で、本実施例の排水ユニット4は組み立てを完了し、所定の構造を保持する。また、ボウル部1は、高さ調整が可能な構造であって良く、例えば、図中のフレーム材42に固定される可動のストッパー421を適宜、適当な位置に合わせて固定する。ストッパー421は、第一のプレート材412を下方から支持するようになっており、設置されるボウル部1を適当な高さで固定することが可能となる。したがって、本発明の排水ユニットを基本構成とした、様々な排水器具に用途展開する事できる。
【0033】
図4は本発明の第四の実施例としての排水ユニット全体の構成図であり、排水排出口14を側壁に有するボウル部1と、排水排出口14に接続される溜水保持部2と、溜水保持部2の下流側に接続される加圧排出部3とが、固定部材4に、所定に固定される。
【0034】
固定部材4は、上部に半円状の切り欠きを有する第二プレート材413と弟三のプレート材414を、略水平に置かれた第一のプレート材415上の所定位置に立設して成る。
【0035】
本実施例における排水ユニットの組み付け手順としては、所定に組まれた固定部材4の上方から、第二,第三のプレート材413,414の切り欠き部に、ボウル部1を載置する。次に、予め溜水保持部2を接続,固定した加圧排出部3を、ボウル部1の後方から接続する。この際、ボウル部1の排水排出口14と、溜水保持部排水流入口22とが、水密にシールされるように嵌合される。以上の手順で、本実施例の排水ユニット4は組み立てを完了し、所定の構造を保持する。したがって、本発明の排水ユニットを基本構成とした、様々な排水器具に用途展開する事ができる。
【0036】
また、固定部材4の下部には、角度調整部45が備えられ、排水ユニット全体の設置角度の調整を可能にしている。前記角度調整部45は、第一のプレート材415に備えられる回動軸廻りを回転する楕円状カムであって良く、該楕円状カムが回転によって設置面との高さを変化させることで、排水ユニット全体の設置角度の調整を可能にするものである。
【0037】
図5は本発明の第五の実施例としての排水ユニット全体の構成図であり、排水排出口14を側壁に有するボウル部1と、排水排出口14に接続される溜水保持部2と、溜水保持部2の下流側に接続される加圧排出部3とが、固定部材4に、所定に固定される。ボウル部1は、両側面から突出した取付用軸16と、固定部材4に備えられる軸受け44で構成される角度調整部で、装着,固定される。
固定部材4は、3本のフレーム材422,423,424が接続固定されて構成され、内2本はエルボ状に曲がりを有し、前方で反り立っている。該2本のフレーム材である第一のフレーム材422、第二のフレーム材423を、略水平に寝かされた他の一本である第二のフレーム材424で所定の間隔に接合している。
【0038】
本実施例における排水ユニットの組み立て手順としては、第一、第二のフレーム材422,423の反り立った部分に設けられた軸受け44に、前記ボウル部の取付軸16を固定する。前記固定は、回動調整が可能な構造の角度調整部であってよく、ボウル部1の縦方向の角度調整が可能である。次に、予め溜水保持部2を接続,固定した加圧排出部3を、ボウル部1の後方から接続する。この際、ボウル部1の排水排出口14と、溜水保持部排水流入口22とが、水密にシールされるように嵌合される。さらに、加圧排出部3は、フレーム材422,423に備えられる固定具43にて側方で固定される。該固定具43は、縦方向及び高さ方向に位置調整可能な構造であって、取付公差を吸収する事ができる。以上の手順で、本実施例の排水ユニット4は組み立てを完了し、所定の構造を保持する。したがって、本発明の排水ユニットを基本構成とした、様々な排水器具に用途展開する事ができる。
【0039】
また、別の実施形態としては、前記排水ユニットの設置高さを任意に調整可能な構造である事を特徴とする。これによると、前記排水器具の設置状態に応じて、前記排水ユニットを前記外装体に対する取り付け高さを調整することが可能である。すなわち、前記排水ユニットに装着される、前記ボウル部,流水保持部,加圧排出部、を所定に設置、固定したまま、より使い易い状態に高さを調整できる。具体的には、例えば、前記排水器具が洗面化粧台である場合、使用者によって、上部のカウンターを使い易い高さに調節する事で、使用勝手を向上できる。
【0040】
図6は本発明の第六の実施例としての溜水保持部の概念図であり、上流側に溜水保持部排水流入口22を、下流側に溜水保持部排水排出口24を、その中間に開閉弁21を、備える。図6(a)は、開閉弁21が開状態、図6(b)は、開閉弁21が閉状態を示す。開閉弁21は、開閉弁回動軸23を有して、弁閉止時、開閉弁21が弁シート部27に当接して水密を保持し、ボウル部1に溜水を形成する。また、開閉弁21は、開口時、開閉弁回動軸23を軸に下流方向に0〜90度だけ回動し、排水を排出する。
【0041】
本実施例における開閉弁21は、メカニカル式や電動式であって良い。メカニカル式としては、例えば、スプリング,重り,マグネット,等を適宜組み合わせて使用することができる。また、加圧排出部3内のポンプの排水圧力を利用する方法も挙げられる。また、電動式の場合、適宜駆動用モーターを使用でき、場合によって、開閉弁21の回動角度や開口速度を制御することができる。
【0042】
本実施例の溜水保持部2の構成によれば、所定に固定されたボウル部1と接続され、所定の溜水を確保,排出する事ができる。
【0043】
図7は本発明の第七の実施例としての排水器具全体の構成図であり、図8は側方からみた概念図である。本実施例の排水器具は、腰掛け式大便器であって、固定部材4にて固定された排水ユニットと、これを被覆する外装体8とで構成される。前記排水ユニットは、第一実施例と同様の固定部材4にて、ボウル部1と、溜水保持部2と、加圧排出部3と、を所定に固定している。また、外装体8は、手摺り82と、背もたれ81と、便座取付用のベースプレート12と、を備えて成り、上部に備えるベースプレート12に便座11を上方から装着するように構成される椅子である。さらに、外装体8は、給排水電源コネクタ5を備えて成り、二次排水可撓管75と、一次給水可撓管73と、電源コード71と、を接続している。
【0044】
前記排水ユニットは、外装体8の内部に装入され、排水ユニットに有する屈伸可能なように構成される一次排水可撓管74と、二次給水可撓管72と、を排水管コネクタ51と、給水管コネクタ52と、にそれぞれ接続する。その際、排水ユニットは、スライドガイド83によって下方より支持されながら導入される。さらに、固定部材4の下部にはキャスター93が備えられ、前記排水ユニットの移動を容易にする。
【0045】
本実施例の排水ユニットは、容易に排水ユニットを外装体8に装着でき、使用者の荷重負荷を外装体にて支持でき、位置変更が容易な構造を実現し得た。
【0046】
図9は本発明の第八の実施例としての排水器具全体の構成図である。本実施例の排水器具は、大便付き介護用ベッドであって、固定部材4にて固定された排水ユニットと、これを被覆する外装体8とで構成される。前記排水ユニットは、第一実施例と同様の固定部材4にて、ボウル部1と、溜水保持部2と、加圧排出部3と、を所定に固定している。また、外装体8は、寝床下方にスライドガイド83を備えた空間を有するベッド84であり、前記排水ユニットは、スライドガイド83によって下方より支持されながら、ベッド84の側方から装入される。
【0047】
本実施例の排水器具は、容易に排水ユニットをベッド84に装着でき、使用者の荷重負荷を外装体にて支持でき、位置変更が容易な構造を実現し得た。
【0048】
図10は本発明の第九の実施例としての排水器具全体の構成図である。本実施例の排水器具は、仮設用トイレであって、固定部材4にて固定された排水ユニットと、これを被覆する外装体8とで構成される。前記排水ユニットは、第一実施例と同様に固定部材4に固定される、ボウル部1及び溜水保持部2及び加圧排出部3と、手洗い器とを所定に固定している。手洗い器9は、給排水コネクタ91を有して固定部材4に備えられた給排水電源コネクタ5と接続,固定される。また、外装体8は、側方から前記排水ユニットを装入するように構成される。
【0049】
また、さらに好適な実施形態は、前記排水ユニットと、前記排水ユニットを被覆する外装体と、を備えてなる排水器具において、前記排水ユニットが前記外装体に着脱可能なように備えられる事である。すなわち、排水ユニットとして、ボウル部と流水保持部と加圧排出部とを、所定に組み付け固定した状態のままで外装体にセットできるので、排水器具の品質のバラツキが少ない。また、排水器具の組立施工は、予めセットされた排水ユニットを外装体に設置し、所定の配管作業を行えば完了する。また、本発明の排水器具は、メンテナンスや、部品交換、外装体の模様替え、等の際に、外装体と排水ユニットを切り離すだけで、容易に行える。
【0050】
例えば、該排水器具が着座式便器である場合、便座、局部洗浄装置、脱臭装置、手洗い器、背もたれ、肘掛け、洗浄スイッチ、などの付帯パーツは、外装体に装着できるようにしておく。これによれば、排水ユニットを前記外装体に装着した使用状態においては、前記排水ユニットに直接使用者の体重負荷はなく、外装体の剛性によって前記体重負荷を支持すような構造にしておくことで、排水ユニット及び排水ユニットに装着されるボウル部などの部品の保証強度を低減できる。また、これによって、排水ユニットは、荷重によって、機能に支障を来すような撓みなどが生じにくくなる。
【0051】
また、別の例としては、外装体は、病院用ベッドや介護用ベッドであっても良い。この場合、ベッド床の下方に横から前記排水ユニットを装着する様にできる。具体的には、本実施形態の排水器具は、病院の入院者で下半身が麻痺した方など、通常はおしめ等で排便を処理しているような患者が好適に利用できる物である。したがって、患者の病状に応じて本発明の排水ユニットを適宜設置する可能となる。
【0052】
また、別の例としては、前記着座式便器と前記ベッドの組み合わせである。当初は自立してベッド脇にて前記着座式便器で排泄を行っていた使用者が、病状の悪化に伴ってベッドで行うようになるケースでは、一台の排水ユニットと外装体をそれぞれ揃えることで対応できる。
【0053】
本実施例の排水器具は、容易に排水ユニットを仮設用トイレ85に装着でき、使用者の荷重負荷を外装体にて支持でき、位置変更が容易な構造を実現し得た。
【0054】
図14は、第10の実施形態における排水ユニットの装置構成をします系統図である。また、図15は、第10の実施形態における制御タイムチャートであり、使用者動作(入力)、制御(出力)、(水位の)状態、に分けて示している。使用者動作(入力)としては、着座スイッチ102、洗浄スイッチ103からの入力信号を示しており、制御(出力)としては、給水用電磁弁61、開閉弁21、ポンプ32への出力信号を示している。また、(水位の)状態としては、ボウル部1内の溜水1Aの水位、加圧排出部3内の溜水3Aの水位を示している。なお、ポンプ32の駆動はモータにより行われるため、ポンプ32の駆動中には撹拌翼33も駆動される。
【0055】
次にこれらの動作を説明する。
[初期状態]給水用電磁弁61、開閉弁21は閉じ、ポンプ32は停止しており、ボウル部内溜水1Aの水位は0mm、加圧排出部内溜水3Aの水位は約30mm(水量約1L相当)である。加圧排出部内溜水3Aの水位はポンプ吸い込み口35の高さよりも上方であり、これは呼び水無しでポンプ32が駆動可能であることを意味する。
【0056】
[待機状態]使用者が便座に着座すると、着座スイッチ102からのON信号に基づき、制御部の電源回路101は給水用電磁弁61を開き、所定時間後に給水用電磁弁61を閉じる。
給水用電磁弁61が開かれている間、ボウル部内溜水1Aの水位は約55mm(水量約0.7L相当)まで上昇する。
図11(a)は、ボウル部内溜水1Aの状態、図11(b)は、加圧排出部内溜水3A状態が示されている。
【0057】
[洗浄開始時]使用者が排泄すると、汚物の量に応じてボウル部内溜水1Aの水位が上昇する。
続いて、使用者が洗浄スイッチ103を押すと、その信号に基づき制御部64は再度給水用電磁弁61を開く。
給水用電磁弁61が開かれた後、ボウル部内溜水1Aの水位は再上昇する。
図12(a)は、ボウル部内溜水1Aの状態、図12(b)は、加圧排出部内溜水3A状態が示されている。
洗浄吐水口62から供給される洗浄水は、9〜16L/minが好ましい。
この状態において、重量汚物はボウル部1の底部に沈んでおり、軽量汚物は洗浄水の流れによりボウル部1内を浮遊している。
[圧送開始時]給水用電磁弁61を開いてから所定時間後(ボウル部内溜水1Aの水位が約80mmまで上昇すると)、制御部64は開閉弁21を開くと同時に、ポンプ32を駆動する。ポンプ32の排水能力は30〜60L/minである。
すると、ボウル部1の底部に沈んでいる重量汚物は、ボウル部内溜水1Aの水位の水頭圧と洗浄水の水圧によって、周囲の洗浄水(溜水)とともに排水排出口14へ移動を開始する(ボウル部内溜水1Aの水位が低下する)。
ここでボウル部内溜水1Aの水位が低下するのと同時に、加圧排出部内溜水3Aの水位も低下しているため、加圧排出部3内の空気の圧縮が低減される。
すなわち、洗浄水供給後に加圧排出部3へ向けて流動するボウル部1の貯溜物が加圧排出部3に達する前に加圧排出部3内の圧力を低下させることにより、圧縮空気による重量汚物搬送の阻害が低減される。
【0058】
好ましい変形例としては、制御部64は開閉弁21を開く前に(ボウル部1の貯溜物(重量汚物及び周囲の貯溜、洗浄水)が、加圧排出部3へ向けて流動する前に)ポンプ32を駆動することができる。この場合、開閉弁21を開く際に加圧排出部3内は負圧になっているため、この負圧による吸引力を汚物搬送に供することができる。
【0059】
別の変形例としては、制御部64は給水用電磁弁61を開く前に(洗浄吐水口62により洗浄水を供給する前に)ポンプ32を駆動することができる。この場合、加圧排出部内溜水3Aの水位がポンプ吸い込み口35の高さ未満にならないように留意する必要がある。
【0060】
[圧送状態]ボウル部内溜水1Aの水位、加圧排出部内溜水3Aの水位が共に低下した後、ボウル部1の貯溜物が排水排出口14を介して加圧排出部3内に達すると、加圧排出部内溜水3Aの水位は上昇に転じる。
その後しばらく加圧排出部内溜水3Aの水位は上昇するが、やがて約100mmをピークとして低下に転じる。
図13(a)は、ボウル部内溜水1Aの状態、図13(b)は、加圧排出部内溜水3A状態が示されている。
その後、ボウル部内溜水1Aの水位が略ゼロになり、加圧排出部内溜水3Aの水位がポンプ吸い込み口35の高さ未満になると、制御部64はポンプ32の駆動を停止する。これにより圧送状態は終了する。
【0061】
[呼び水]制御部64は、ポンプ32の駆動停止後も給水用電磁弁61、開閉弁21の開状態を継続し、所定時間経過してから給水用電磁弁61、開閉弁21を閉じる(ポンプ32の駆動停止後も加圧排出部3内に水を供給している。)。これは、前述した[初期状態]において、加圧排出部内溜水3Aの水位をポンプ吸い込み口35の高さより上の約30mmにするための呼び水制御である。
この呼び水制御の変形例としては、以下のものがある。
▲1▼ポンプ32の駆動停止と同時に、給水用電磁弁61、開閉弁21を閉じる。この時、加圧排出部内溜水3Aの水位はポンプ吸い込み口35の高さ未満である。▲2▼次回の[圧送開始時]に、開閉弁21の全開とポンプ32の駆動開始を同時に行う前に、開閉弁21を半開状態で所定時間維持する。これにより、ポンプ32の駆動開始前に、加圧排出部内溜水3Aの水位をポンプ吸い込み口35の高さより上である約30mmとする。
【0062】
ここで、開閉弁21の全開とは、図6(b)の状態を示すものとし、開閉弁21の半開とは、図6(a)と図6(b)の中間の状態を示すものとする。例えば図6(b)を基準位置として、回動軸23を中心として開閉弁21を10°回転させるのが半開状態、90°回転させるのが全開状態とすることができる。
図16は、本発明における第11の実施形態を示す図であり、本実施形態の特徴は、溜水保持部2の開閉弁21上流に排水トラップ13を設けた点と、排水ユニット下部に、給水管コネクタ52と排水管コネクタ51とを備え、排水ユニットがキャスター93を有するカートリッジカートを装着して可搬式である点である。前記排水管コネクタ51と給水管コネクタ52は、回動自在に接続される構造であってよく、排水ユニットの移動に際して、方向の制約が無くなるメリットがある。
【0063】
また、前記カートリッジカートの上部には、排水ユニットを載置、固定するためのチャック構造を有して成り、例えば、側方からスライド、または、上方から押圧してチャックするような構造であってよい。また、さらに好適な実施形態としては、前記チャック構造が、前記二次給水系管路や一次排水系管路のコネクターを備え、該カートリッジカート上への前記排水ユニットの取り付けに際して、同時に配管接続施工を行える構造である。したがって、配管接続作業は、後のロック作業程度で別途行う必要が無く、容易に施工を完了できる。また、好適な実施形態としては、前記管路のコネクターは、給水本管と連通し二次給水系管路と接続される一次給水系管路や、下水本管と連通する二次排水系管路、とのコネクターをも備えていて良く、回動自在な構造である。したがって、カートリッジカート上の排水ユニットの設置方向を変えたい場合、従来のように、接続固定された管路のコネクターを緩めて作業する必要がない。また、前記コネクターに接続される管路は、可撓性を有する物であれば、さらに前記排水ユニットの機動性を向上することができる。
【0064】
溜水保持部2に排水トラップ13を備えた排水ユニットの場合、排水トラップ13を有しない排水ユニットに比べて、加圧排出部3内の圧縮空気による汚物搬送の阻害の程度は小さくなる。
【0065】
しかしながら、図16のように、溜水保持部2がボウル部1の横方向に延び、加圧排出部3がボウル部1の横に位置する構成である以上、重量汚物は横方向へ移動せざるを得ず、多少なりとも加圧排出部3内の圧縮空気の影響を受けるため第10の実施形態と同様の駆動制御を行うことは有効である。同様の駆動制御を行った場合、図16に示す状態が[待機状態]、図17に示す状態が[洗浄開始時]、図18に示す状態が[圧送状態]、をそれぞれ示す。
本発明において、”横”とは真横のことを意味しない。”真下”以外は”横”の概念に含める。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例に示す本発明の排水ユニットの構成
【図2】第二の実施例に示す本発明の排水ユニットの構成
【図3】第三の実施例に示す本発明の排水ユニットの組み立て図
【図4】第四の実施例に示す本発明の排水ユニットの組み立て図
【図5】第五の実施例に示す本発明の排水ユニットの組み立て図
【図6】第六の実施例に示す本発明の溜水保持部の概念図
【図7】第七の実施例に示す本発明の排水ユニット
【図8】第七の実施例に示す本発明の排水ユニットの構成
【図9】第八の実施例に示す本発明の排水ユニットの斜視図
【図10】第九の実施例に示す本発明の排水ユニットの斜視図
【図11】第10の実施例に示す本発明の排水ユニットの動作状態フローの断面図
【図12】第10の実施例に示す本発明の排水ユニットの別の動作状態フローの断面図
【図13】第10の実施例に示す本発明の排水ユニットの別の動作状態フローの断面図
【図14】第10の実施例に示す本発明の排水ユニットの制御回路図例
【図15】第10の実施例に示す本発明の排水ユニットの動作フロー
【図16】第11の実施例に示す本発明の排水ユニットの動作状態(断面図)
【図17】第11の実施例に示す本発明の排水ユニットの動作状態(断面図)
【図18】第11の実施例に示す本発明の排水ユニットの動作状態(断面図)
【図19】従来技術である特開平11−342092号の構成
【図20】従来技術である特開平11−342092号の構成
【符号の説明】
1 ボウル部
11 便座
12 ベースプレート
13 排水トラップ
14 排水排出口
15 フランジ
16 取り付け用軸
2 溜水保持部
21 開閉弁
22 溜水保持部排水流入口
23 開閉弁回動軸
24 溜水保持部排水流出口
25 下降管部
26 上昇管部
27 弁シート部
3 加圧排出部
31 カゴ部
32 ポンプ
33 撹拌翼
34 第一圧送管
35 ポンプ吸い込み口
36 水位検知部
37 貯留槽
38 加圧排出部排水流入口
4 固定部材
412,415 第一のプレート材
411,413 第二のプレート材
414 第三のプレート材
416 便座載置板
42 フレーム材
421 ストッパー
422 第一のフレーム材
423 第二のフレーム材
424 第三のフレーム材
43 固定具
44 軸受け
45 角度調整部
5 給排水電源コネクタ
51 排水管コネクタ
52 給水管コネクタ
53 排水用逆流防止弁
54 カートリッジカート
55 給排水ユニット
6 局部洗浄便座
61 給水用電磁弁
62 洗浄吐水口
63 お尻洗浄ノズル
64 制御部
71,711,712 電源コード
72,721,722 二次給水可撓管
73 一次給水可撓管
74 一次排水可撓管
75 二次排水可撓管
8 外装体
81 背もたれ
82 手摺り
83 スライドガイド
84 ベッド
85 仮設用トイレ
9 手洗い器
91 給排水コネクタ
92 吐水栓
93 キャスター
94 屎尿タンク
101 電源回路
102 着座スイッチ
103 洗浄スイッチ
104 水位検知スイッチ
105 異常警告スイッチ
106 異常解除スイッチ
1A ボウル内溜水
3A 加圧排出部内溜水

Claims (5)

  1. 一時的に溜水を形成するボウル部と、前記ボウル部に溜水を保持する溜水保持部と、ボウル部からの排水を加圧して排出する加圧排出部と、
    前記ボウル部の側方に備えた排水排出口と、前記溜水保持部の排水流入口と、前記加圧排出部の側方に設けた排水流入口と、を接続した状態で支持する固定部材と、を備えて成る排水ユニットであって、
    前記固定部材は、ボウル部を固定する第一のプレート材と、他の第二のプレート材と、前記第一,第二のプレート材との間に立設されるフレーム材とから成り、第一のプレート材は、ボウル部の水平断面と相似の切り欠き部を有し、ボウル部を前記切り欠き部に嵌合させてなることを特徴とする排水ユニット。
  2. 一時的に溜水を形成するボウル部と、前記ボウル部に溜水を保持する溜水保持部と、ボウル部からの排水を加圧して排出する加圧排出部と、
    前記ボウル部の側方に備えた排水排出口と、前記溜水保持部の排水流入口、及び排水流出口と、前記加圧排出部の側方に設けた排水流入口と、を接続した状態で支持する固定部材と、を備えて成る排水ユニットであって、
    前記固定部材は、略水平に置かれた第一のプレート材と、前記第一のプレート材に立設される第二のプレート材,及び第三のプレート材とから成り、
    前記第二,第三のプレート材は、ボウル部の鉛直断面と相似の切り欠き部を有し、
    前記ボウル部は、前記切り欠き部に上方から嵌合させて固定することを特徴とする排水ユニット。
  3. 一時的に溜水を形成するボウル部と、前記ボウル部に溜水を保持する溜水保持部と、ボウル部からの排水を加圧して排出する加圧排出部と、
    前記ボウル部の側方に備えた排水排出口と、前記溜水保持部の排水流入口と、前記加圧排出部の側方に設けた排水流入口と、を接続した状態で支持する固定部材と、を備えて成る排水ユニットであって、
    前記固定部材は、エルボ状に成形された第一フレーム材,及び第二フレーム材と、これらの間を横方向に懸架接続した第三のフレーム材とから成り、
    前記第一,第二のフレーム材は、前記ボウル部の両側面から突出した取付用軸を固定する軸受けを設けてなることを特徴とする排水ユニット。
  4. 前記排水ユニットは、前記ボウル部が水平になるように角度調整可能な角度調整部が、前記ボウル部と固定部材との固定箇所に備えられることを特徴とする
    請求項1乃至3いずれかに記載の排水ユニット。
  5. 前記排水ユニットは、前記ボウル部が水平になるように角度調整可能な角度調整部が、前記固定部材の接地部に備えられることを特徴とする
    請求項1乃至3いずれかに記載の排水ユニット。
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