JP3788264B2 - 給油システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車等、車両に用いられる給油システム、特に複数のラインを統合出来る為の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に自動車などの車両では、図3に示すような給油システムが知られている。
【0003】
このようなものでは、燃料の給油口に先端開口2aを臨ませて、燃料タンク1のタンク本体1a内へ燃料を導くフィラーチューブ2が設けられている。
【0004】
このフィラーチューブ2の先端開口2aには、フィラーキャップ3が設けられていて、この先端開口2aを開閉塞するようにしている。
【0005】
また、このタンク本体1aの上壁部1bには、ベントバルブ4が設けられている。このベントバルブ4は、ベントライン6の流入側チューブ6a、リフューエルコントロールバルブ5、及びベントライン6の流出側チューブ6bを介してキャニスタ7に接続されている。
【0006】
このうち、前記リフューエルコントロールバルブ5は、ダイアフラム5aにより、第1室5b及び第2室5cに画成され、第2室5cにベントライン6の流入側チューブ6a及び流出側チューブ6bが臨まされ、ダイアフラム5aの開閉により、流入側チューブ6a及び流出側チューブ6bが連通又は遮断されるように構成されている。
【0007】
更に、このタンク本体1aの上壁部1bには、エバポカットバルブ8が設けられている。このエバポカットバルブ8は、エンジンバキュームカットバルブ9及びフューエルベーパライン10を介して前記キャニスタ7に接続されている。
【0008】
また、前記リフューエルコントロールバルブ5は、フィラーチューブ2の先端2a近傍と、シグナルライン11を介して接続されている。
【0009】
そして、前記タンク本体1aの上壁部1bとフィラーチューブ2の先端2a近傍とは、リサーキュライン12を介して連結されている。
【0010】
次に、この従来の給油システムの作用について説明する。
【0011】
この従来の給油システムでは、走行時、フィラーキャップ3aを締めた状態では、フィラーチューブ3内の圧力もタンク本体1a内の圧力と同じになる。これにより、リフューエルコントロールバルブ5の第1室5b内とベントライン6の流入側チューブ6a内とが同じ圧力となるため、リフューエルコントロールバルブ5は閉成状態を維持する。
【0012】
また、リフューエルコントロールバルブ5閉成時に、タンク本体1a内の圧力が上昇して、ある設定値に達すると、エンジンバキュームカットバルブ9が開いてフューエルベーパライン10を介して燃料蒸気がキャニスタ7に排出される。
【0013】
キャニスタ7では、燃料成分の吸着後、浄化された気体が大気に放出される。
【0014】
そして、給油を行う際には、前記フィラーチューブ2のフィラーキャップ3が外されて、先端2aの開口から給油ノズルが挿入されると共に、燃料がこのフィラーチューブ2から前記燃料タンク1内に流下される。
【0015】
燃料は、燃料タンク1内で一部、燃料蒸気となり前記リフューエルコントロールバルブ5を介して、前記ベントライン6からキャニスタ7に送られる。
【0016】
すなわち、タンク本体1a内は燃料の蒸発ガス圧及び流入圧により、大気圧より高くなっているのに対し、燃料流入時に大気の巻き込みにより負圧となるフィラーチューブ2の先端2aに接続されたシグナルライン11が、リフューエルコントロールバルブ5の第1室5bに接続されているため、燃料流入時はリフューエルコントロールバルブ5の第1室5bは負圧となる。
【0017】
これにより、ダイアフラム5aが開成し、ベントライン6を介して燃料蒸気がキャニスタ7に導かれ、燃料が吸着された後、空気が大気に放出される。
【0018】
このようにしてタンク本体1a内のガス抜きが行われるため、燃料供給を円滑に行うことができる。
【0019】
この燃料蒸気は、前記シグナルライン11を介して、前記リサーキュライン12内にも循環される。
【0020】
そして、燃料タンク1内の燃料の液面13aが上昇して、前記ベントバルブ4の下端4aに到達し、ベントバルブ4内のフロートが上昇して流入側チューブ6aの下端を閉塞して、このベントバルブ4を閉じる。
【0021】
このため、燃料タンク1内の圧力が上昇して、燃料13の液面13aが、前記フィラーチューブ2を上昇し、前記給油ノズルに設けられたオートストップ機構を作動させて、給油を停止させるようにしている。
【0022】
なお、他のこの種の給油システムとしては、米国特許4,714,172等に記載されているようなもの及び、給油中にタンク本体外からのエア巻き込みを低減させる目的で、リサーキュライン12を設定する給油システム等が知られている。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の給油システムでは、燃料タンク1内の上壁部1bから、前記リサーキュライン12と、ベントバルブ4及びリフューエルコントロールバルブ5を介して、シグナルライン11とが2本、突設されて、フィラーチューブ2の先端開口2a近傍まで延設されているので、製造コストが高く、レイアウトの自由度が低いといった問題があった。
【0024】
また、前記ベントバルブ4の下端4aに前記燃料13の液面13aが到達してオートストップした後、ベントバルブ4の復帰圧(バルブが閉じた後、液面が下がった時にバルブが再び開くのに必要な圧力)が大きくなってしまうという問題もあった。
【0025】
この問題点を解決するために2段フロート構造のベントバルブ4を用いる構成も知られているが、構造が複雑なものとなってしまうので、コストが高くなってしまう虞があった。
【0026】
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、2本のラインを統合して部品点数を削減することにより、レイアウトを簡素化して、製造コストの上昇を抑制出来ると共に、追加給油を容易に行えるようにした給油システムを提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、燃料タンクが、タンク本体と、該タンク本体に接続されて、燃料を給油するフィラーチューブとを有し、前記タンク本体は、ベントラインを介してキャニスタに接続されると共に、該ベントラインの途中に設けられたリフューエルコントロールバルブが、該リフューエルコントロールバルブのケース内に設けられたダイアフラムによって画成された第1室及び第2室の差圧によって開閉される給油システムであって、
前記第1室には、前記ベントラインの流入側チューブを介して前記タンク本体が接続されると共に、該ベントラインの流出側チューブが、前記キャニスタに接続され、前記第2室の底面部から前記タンク本体内に挿通される縦チューブを設けると共に、該縦チューブのタンク本体内の所定高さ位置の分岐点から導出されて、前記フィラーチューブに接続される横チューブを有すると共に、前記縦チューブは、タンク本体内の所定の高さに入口開口部を形成して、シグナルラインとしての機能と、給油中にタンク本体外からのエア巻き込みを低減させるリサーキュラインとしての機能とを兼用させた統合ラインが設けられて、前記リフューエルコントロールバルブの第2室には、前記統合ラインの入口開口部よりも下方に位置する入口開口部を設けた過給油防止用チューブを接続すると共に、前記統合ラインには、圧力損失を発生させてタンク本体内の圧力を上昇させて、徐々にエア抜きを行うことにより、追加給油を可能とするオリフィスが形成されている給油システムを特徴としている。
【0028】
このように構成された請求項1記載のものでは、給油時、前記フィラーチューブが大気圧に開放されると共に、このフィラーチューブ内に、燃料が注がれると、前記タンク本体内に流下した燃料によって発生した燃料蒸気は、前記統合ラインの入口開口部から前記統合ラインの縦チューブの一部及び横チューブを介して、フィラーチューブ内に循環される。
【0029】
このため、給油時のエアの巻き込みが防止されて燃料蒸気の新たな発生が抑制される。
【0030】
給油が進み、燃料液面が前記統合ラインの入口開口部に到達すると、該液面が統合ラインの縦チューブの一部内を上昇する。この際、前記ベントラインの途中に設けられたリフューエルコントロールバルブの第1室内の圧力は、第2室内の圧力よりも高く、差圧によって前記ダイアフラムが移動することにより、該リフューエルコントロールバルブが開放されて、タンク本体内の燃料蒸気が、前記キャニスタ方向に排出される。
【0031】
更に、給油が進むと、統合ライン内の液面は、分岐点位置に到達し、燃料蒸気は逃げ場を失い、リフューエルコントロールバルブの第1室内の圧力と、第2室内の圧力との差圧が無くなり、前記ダイアフラムにより、前記リフューエルコントロールバルブが閉塞され、タンク本体内の圧力が上昇する。
【0032】
このため、燃料液面は、前記フィラーチューブ内を上昇して、オートストップがかかる。
また、前記過給油防止用チューブの入口開口部が、前記統合ラインの入口開口部よりも下方に位置しているので、燃料液面が該過給油防止用チューブの入口開口部に到達すると、前記統合ラインに設けられたオリフィスの圧力損失によってタンク本体内の圧力が上昇して、燃料液面が、前記フィラーチューブ内を上昇することにより、オートストップをかけさせることが出来る。
初回オートストップ後、低流速で追加給油すると、前記燃料蒸気が、前記統合ラインの入口開口部よりオリフィスを介して前記統合ライン内を前記フィラーチューブ方向に抜けて給油が可能である。
追加給油により、再びタンク本体内を燃料液面が上昇して、前記統合ラインの入口開口部まで到達すると、燃料蒸気は前記フィラーチューブ方向に抜けることが出来ず、タンク本体内の圧力が上昇する。
このため、燃料液面は、前記フィラーチューブ内を上昇して、オートストップがかかり、給油が終了する。
【0033】
また、請求項2に記載されたものでは、前記ベントラインの流入側チューブのタンク本体側接続部には、ロールオーバーバルブが設けられている請求項1記載の給油システムを特徴としている。
【0034】
このように構成された請求項2記載のものでは、前記ベントラインの流入側チューブのタンク本体側接続部に設けられたロールオーバーバルブによって、車両ロールオーバー時に液漏れが防止される。
【0035】
該ベントラインの流入側チューブには、液面を検知する機能を持たせる必要が無いので、簡易な構造の前記ロールオーバーバルブを用いることが出来、更に製造コストの上昇を抑制できる。
【0041】
更に、請求項3に記載されたものでは、前記第2室は、第1室よりも下側に位置する様に構成されている請求項1又は2項記載の給油システムを特徴としている。
【0042】
このように構成された請求項3記載のものでは、前記第2室が、第1室よりも下側に位置する様に構成されているので、該第2室に接続された統合ラインから燃料が流入しても、液溜まりが発生することが無く、該統合ラインの経路を液溜まりで塞ぐ虞れが無い。
【0043】
このため、常に循環ラインとしての機能と、シグナルラインとしての機能とを統合した統合ラインとして使用することができる。
【0044】
【発明の実施の形態1】
以下、本発明の具体的な実施の形態1について、図示例と共に説明する。なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0045】
図1は、この発明の実施の形態1の給油システムを示すものである。なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0046】
まず、構成を説明すると、この実施の形態1の給油システムでは、自動車の車体に設けられた燃料タンク16には、燃料の給油に用いられて燃料タンク16内へ燃料を導くフィラーチューブ2が設けられている。
【0047】
このフィラーチューブ2の先端開口2aには、フィラーキャップ3が設けられていて、この先端開口2aを開閉塞するようにしている。
【0048】
前記燃料タンク16の上壁部16aには、ロールオーバーバルブ17が設けられていて、燃料タンク16内の燃料蒸気をベントライン6によって、前記キャニスタ7へ導くように構成されている。
【0049】
このベントライン6の途中には、リフューエルコントロールバルブ18が設けられている。
【0050】
このリフューエルコントロールバルブ18は主に、ケース18a内に略水平に張設されるダイアフラム18aと、このダイアフラム18aによって画成される第1室18b及びこの第1室18bよりも下側に位置する第2室18cとを有して構成されている。
【0051】
このうち、第1室18bには、前記ベントライン6の流入側チューブ6aが接続されている。
【0052】
この流入チューブ6aのタンク本体側接続部6dは、前記タンク本体16a内に位置する前記ロールオーバーバルブ17を介して前記タンク本体16aに接続されている。
【0053】
また、このベントライン6の流出側チューブ6bの先端開口6cは、前記第1室18b内で前記ダイアフラム18aの上面側に当接されている。
【0054】
そして、この先端開口6cは、ダイアフラム18の面内外方向の移動によって開閉されて、前記第1室18b内の圧力と、該2室18c内の圧力とが等しい場合には、閉塞されると共に、前記第1室18b内の圧力が、該2室18c内の圧力よりも大きくなった場合に、前記ダイアフラム18aの上面側から離間して開放され、タンク本体16a内の燃料蒸気を前記キャニスタ7方向に排出するように構成されている。
【0055】
また、前記第2室18cには、シグナルラインとしての機能と、給油中にタンク本体16a外からのエア巻き込みを低減させるリサーキュラインとしての機能とを兼用させた統合ライン19が設けられている。
【0056】
この統合ライン19は、前記第2室18cの底面部18dから前記タンク本体16a内に挿通される縦チューブ20及びこの縦チューブ20のタンク本体16a内の所定高さ位置h1の分岐点20bから略水平方向に導出されて、前記フィラーチューブ2の先端開口2a近傍に接続される横チューブ21とから主に構成されている。
【0057】
また、この統合ラインの縦チューブ20の下端は、前記タンク本体16a内の所定の高さh2に設けられた入口開口部20aで、前記タンク本体16a内に連通するように構成されている。
【0058】
次に、この実施の形態1の作用について説明する。
【0059】
この実施の形態1では、給油時、前記フィラーチューブ2の先端開口2aに設けられたフィラーキャップ3が取り外され、フィラーチューブ2内が大気圧に開放されると共に、このフィラーチューブ2内に、図示省略の給油ノズルが挿入されて、燃料が注がれる。
【0060】
前記タンク本体16a内に流下した燃料によって発生した燃料蒸気は、前記統合ライン19の入口開口部20aから前記統合ライン19の縦チューブ20の一部及び横チューブ21を介して、フィラーチューブ2内に循環される。
【0061】
このため、給油時のエアの巻き込みが防止されて燃料蒸気の新たな発生が抑制される。
【0062】
給油が進み、燃料液面13aが前記統合ライン19の入口開口部20aに到達すると、この燃料液面13aが統合ライン19の縦チューブ20の一部を上昇する。
【0063】
この際、前記ベントライン6の途中に設けられたリフューエルコントロールバルブ18の第1室18b内の圧力は、第2室18c内の圧力よりも高く、差圧によって前記ダイアフラム6cが移動することにより、このリフューエルコントロールバルブ16の内部に設けられた流出側チューブ6aの先端開口6cが、このダイアフラム6cから離間して開放されて、タンク本体16a内の燃料蒸気が、この流出側チューブ6aを介して、前記キャニスタ7方向に排出される。
【0064】
更に、給油が進むと、統合ライン19内の液面16aは、図1中f1に示すように、前記分岐点20b位置に到達し、燃料蒸気は逃げ場を失い、リフューエルコントロールバルブ18の第1室18b内の圧力と、第2室内の圧力との差圧が無くなり、前記ダイアフラム6cにより、前記リフューエルコントロールバルブ18の先端開口6cが閉塞され、タンク本体16a内の圧力が上昇する。
【0065】
このため、燃料液面13aは、前記フィラーチューブ2内を上昇して、前記給油ノズルのオートストップ機構を機能させてオートストップがかかる。
【0066】
また、前記ベントライン6の流入側チューブ6aのタンク本体側接続部6dには、ロールオーバーバルブ17が設けられていて、車両ロールオーバー時に液漏れが防止される。
【0067】
このベントライン6の流入側チューブ6dには、液面を検知する機能を持たせる必要が無いので、簡易な構造の前記ロールオーバーバルブ17を用いることが出来、更に製造コストの上昇を抑制できる。
【0068】
更に、この実施の形態1のリフューエルコントロールバルブ18では、前記第2室18cが、第1室18bよりも下側に位置する様に構成されているので、この第2室18cに接続された統合ライン19から万一燃料が流入しても、液溜まりが発生することが無く、この統合ライン19の経路を液溜まりで塞ぐ虞れが無い。
【0069】
このため、常に、この統合ライン19は、循環ラインとしての機能と、シグナルラインとしての機能とを発揮させて使用することができる。
【0070】
【実施の形態2】
図2は、この発明の実施の形態2の給油システムを示すものである。なお、前記実施の形態1と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0071】
この実施の形態2の給油システムでは、前記実施の形態1の構成に加えて、更に、リフューエルコントロールバルブ118の下側に位置する第2室118cの底面部118dには、過給油防止用チューブ22が接続されている。
【0072】
この過給油防止用チューブ22には、前記タンク本体16a内に上壁部16bから挿通されて前記分岐点20bや、前記統合ラインの縦チューブ20の入口開口部20aよりも下方の高さ位置h3に位置する入口開口部22aが設けられている。
【0073】
また、前記統合ライン19の縦チューブ20内で、前記入口開口部20aよりも上方で、しかも、前記横チューブ21が接続される高さ位置h1よりも下方には、圧力損失を発生させてタンク本体16a内の圧力を上昇させると共に、徐々にエア抜きを行うことにより、追加給油を可能とするオリフィス23が形成されている。
【0074】
次に、この実施の形態2の作用について説明する。
【0075】
この実施の形態2では、フィラーチューブ2内に、図示省略の給油ノズルが挿入されて、燃料が注がれると、前記タンク本体16a内に流下した燃料によって発生した燃料蒸気は、前記統合ライン19の入口開口部20aから前記統合ライン19の縦チューブ20の一部を介して、前記横チューブ21に入ると共に、前記入口開口部22aから第2室118c内に入り、前記縦チューブ20の一部を通って、前記横チューブ21に入り、フィラーチューブ2内に循環される。
【0076】
このため、給油時のエアの巻き込みが防止されて燃料蒸気の新たな発生が抑制される。
【0077】
給油が進み、燃料液面13aが、高さh3となり前記過給油防止用チューブ22の入口開口部22aに到達すると、この燃料液面13aが過給油防止用チューブ22の内部で上昇を開始すると共に、前記タンク本体16a内の燃料蒸気は、前記オリフィス23が形成された縦チューブ20内を通過して前記横チューブ21からフィラーチューブ2内に循環される。
【0078】
この際、前記過給油防止用チューブ22の入口開口部22aが、前記統合ライン19の入口開口部20aよりも下方に位置しているので、燃料液面13aが過給油防止用チューブ22の入口開口部22aに到達すると、前記統合ライン19に設けられたオリフィス23の圧力損失によってタンク本体16a内の圧力が上昇して、燃料液面13aが、前記フィラーチューブ2内を上昇することにより、オートストップをかけさせることが出来る。
【0079】
初回オートストップ後、低流速で追加給油すると、前記燃料蒸気が、前記統合ライン19の入口開口部20aより流入し、オリフィス23を介して前記統合ライン19内を前記フィラーチューブ2方向に抜けて給油が可能である。
【0080】
追加給油により、再びタンク本体16a内を燃料液面13aが上昇して、前記統合ライン19の入口開口部20aまで到達すると、燃料蒸気は前記フィラーチューブ2方向に抜けることが出来ず、タンク本体16a内の圧力が上昇する。
【0081】
このため、燃料液面13aは、前記フィラーチューブ2内を上昇して、オートストップがかかり、給油が終了する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の給油システムを示し、全体の構成を説明する模式図である。
【図2】実施の形態2の給油システムを示し、全体の構成を説明する模式図である。
【図3】従来例の給油システムを示し、全体の構成を示す模式図である。
【符号の説明】
6 ベントライン
6a 流入側チューブ
6b 流出側チューブ
6d タンク本体側接続部
7 キャニスタ
16 燃料タンク
16a タンク本体
18,118 リフューエルコントロールバルブ
18a,118a ダイアフラム
18b,118b 第1室
18c,118c 第2室
18d,118d 底面部
18e,118e ケース
19 統合ライン
20 縦チューブ
20a 入口開口部
20b 分岐点
21 横チューブ
22 過給油防止用チューブ
22a 入口開口部
23 オリフィス
Claims (3)
- 燃料タンクが、タンク本体と、該タンク本体に接続されて、燃料を給油するフィラーチューブとを有し、前記タンク本体は、ベントラインを介してキャニスタに接続されると共に、該ベントラインの途中に設けられたリフューエルコントロールバルブが、該リフューエルコントロールバルブのケース内に設けられたダイアフラムによって画成された第1室及び第2室の差圧によって開閉される給油システムであって、
前記第1室には、前記ベントラインの流入側チューブを介して前記タンク本体が接続されると共に、該ベントラインの流出側チューブが、前記キャニスタに接続され、前記第2室の底面部から前記タンク本体内に挿通される縦チューブを設けると共に、該縦チューブのタンク本体内の所定高さ位置の分岐点から導出されて、前記フィラーチューブに接続される横チューブを有すると共に、前記縦チューブは、タンク本体内の所定の高さに入口開口部を形成して、シグナルラインとしての機能と、給油中にタンク本体外からのエア巻き込みを低減させるリサーキュラインとしての機能とを兼用させた統合ラインが設けられて、前記リフューエルコントロールバルブの第2室には、前記統合ラインの入口開口部よりも下方に位置する入口開口部を設けた過給油防止用チューブを接続すると共に、前記統合ラインには、圧力損失を発生させてタンク本体内の圧力を上昇させて、徐々にエア抜きを行うことにより、追加給油を可能とするオリフィスが形成されていることを特徴とする給油システム。 - 前記ベントラインの流入側チューブのタンク本体側接続部には、ロールオーバーバルブが設けられていることを特徴とする請求項1記載の給油システム。
- 前記第2室は、第1室よりも下側に位置する様に構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の給油システム。
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