JP3801996B2 - サービス提供装置、サービス利用装置、サービス提供システム、サービス提供方法、サービス利用方法、サービス提供プログラム及びサービス利用プログラム - Google Patents

サービス提供装置、サービス利用装置、サービス提供システム、サービス提供方法、サービス利用方法、サービス提供プログラム及びサービス利用プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のプロトコルを用いて各種サービスの提供を行うサービス提供装置及びサービス利用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワーク上に存在するサービスにはさまざまなものがあり、それらのサービスを利用するためには、サービスの種類やアクセス方法などを知る必要がある。ネットワーク上のサービスとしてよく知られている例としては、クロックサービス及びインターネットゲートウェイサービスなどがある。
【0003】
これらサービスへのアクセス方法や所在を知るためのプロトコル(サービス発見プロトコル)はすでにいくつか存在している。よく知られているプロトコルとしては、Jini(TM)、UPnP (Universal Plug and Play)、 近距離無線デバイスであるBluetooth(TM)のSDP (Service Discovery Protocol)などがあり、他にも多くのプロトコルが存在している。JiniはSun Microsystems(TM)によって定義されたプロトコルであり、UPnPはUPnP Forum(http://www.upnp.org/)、SDPはBluetooth SIG(Special Interest Group)(http://www.bluetooth.com/)によって規格化されたプロトコルである。
【0004】
これらのプロトコルは、サービスを提供するエンティティ(entity)がサービス情報を通知するしくみを持っており、サービスを利用したいエンティティがそのサービス情報を取得することにより、所望のサービスを利用できるようになっている。
【0005】
これら異なるネットワーク上で提供されるサービスのサービス情報を変換し、別のネットワークに中継する機能を備えた装置も提案されている(特許文献1を参照)。
【0006】
【特許文献1】
特許第3252841号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら複数のサービス発見プロトコルが並存しているのが現状であり、標準的なプロトコルはまだ確立されていない。また、これらいくつかの有力なプロトコルすべてと互換性のあるプロトコルは、現状存在していない。そこで、特定のプロトコルに制限されたくない通信装置は、予め複数のプロトコルを備えておく必要がある。
【0008】
また、ある特定の通信デバイスを使用してネットワーク上のサービスを利用しようとした場合、そのデバイス上で用いられるサービス発見プロトコルはすでに定義されていることが多い。例えば、近距離無線通信デバイスであるBluetooth上では独自のサービス発見プロトコルであるSDPが定義されており、Bluetoothで通信する装置は必ずこのプロトコルを備えていなければならない。
【0009】
ここで、問題が発生する。あるサービスを提供する装置が複数のサービス発見プロトコルを使用する場合、それらのプロトコルすべてにサービス情報を広告することになる。この装置と同じように複数のプロトコルを備える装置は、それぞれのプロトコルにおいてサービス情報を取得した結果、それぞれのプロトコルで個別にサービスの存在を認識してしまう。つまり、サービスは一つであるにも関わらず、あたかも複数存在しているかのように誤認識してしまう。
【0010】
これがどのような場合に問題となるかを説明する。プレゼンテーション、講習会、及びセミナーなどの場でよく用いられる機器の一つにプロジェクタがある。プロジェクタは通常、パソコンとケーブルで接続し、パソコンの画面を拡大表示するために用いられるが、ケーブルで接続する代わりに、無線で接続する無線プロジェクタという装置もある。この場合の通信インタフェースとして、無線LANとBluetoothの両方を備えた無線プロジェクタを想定する。パソコンから無線プロジェクタに画面を映し出すためには、プロジェクタの提供するサービスを発見して接続する必要がある。
【0011】
ところが、無線LANとBluetoothの両方の機能を持つパソコンは、各機能でサービス発見プロトコルが動作し、各機能ごとにプロジェクタのサービスを発見してしまう。したがって、同一のプロジェクタであるにも関わらず、2つの異なるサービス(=プロジェクタ)として認識されてしまう、という問題が発生する。広い会場でプレゼンテーションを行う場合、同時に複数の無線プロジェクタを表示させる必要が生じるが、上記のような状況が発生すると、複数台に表示させようとしても、実際には1台にしか表示されないという不具合が生じる。
【0012】
同様に、ネットワークプリンターについても同じような状況が発生しうる。2つのプロトコルを備えたプリンターは、同じく2つのプロトコルを備えたパソコンから見ると、2台のプリンターとして認識されてしまい、印刷ジョブをパソコンから2台のプリンターにそれぞれ送信したつもりでも、実は1台のプリンターのみに集中してしまう、という事態を引き起こす。
【0013】
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数のプロトコルで提供される複数のサービスが同一か否かを正しく判断できるサービス提供装置、サービス利用装置、サービス提供システム、サービス提供方法、サービス利用方法、サービス提供プログラム及びサービス利用プログラムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の一態様によれば、サービス利用装置にサービスを提供可能で、かつ該サービス利用装置と少なくとも第1のプロトコルと第2のプロトコルとで通信可能なサービス提供装置において、前記第1のプロトコルを用いた通信により提供されるサービスを識別するための識別情報と、該識別情報に対応する属性値とを含む第1のサービス属性情報と、前記第2のプロトコルを用いた通信により提供されるサービスを識別するための識別情報と、該識別情報に対応する属性値とを含む第2のサービス属性情報とを生成するサービス情報生成手段と、前記サービス利用装置との間で前記第1のプロトコルを用いた通信を行う場合には、前記第1のプロトコルに規定された手順でサービス情報に前記第1のサービス属性情報を含めて送信し、前記第2のプロトコルを用いた通信を行う場合には、前記第2のプロトコルに規定された手順でサービス情報に前記第2のサービス属性情報を含めて送信するサービス情報送信手段と、を備え、前記サービス情報生成手段は、前記第1のプロトコルを用いた通信と前記第2のプロトコルを用いた通信とで同じサービスを提供する場合には、前記第1のサービス属性情報に含まれる識別情報と前記第2のサービス属性情報に含まれる識別情報とを等しくすることを特徴とするサービス情報提供装置が提供される。
【0015】
また、本発明の一態様によれば、少なくとも第1のプロトコルと第2のプロトコルとで通信可能なサービス提供装置からサービスの提供を受けるサービス利用装置において、前記第1のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に含まれる、サービスを識別するための識別情報と、該識別情報に対応する属性値とを含む第1のサービス属性情報と、前記第2のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に含まれる、サービスを識別するための識別情報と、該識別情報に対応する属性値とを含む第2のサービス属性情報とを取得するサービス属性情報取得手段と、前記サービス属性情報取得手段で取得した前記第1および第2のサービス属性情報が示すサービスの中に、同一のサービスが存在するかどうかを判断する同一性判断手段と、前記同一性判断手段が同一のサービスが存在すると判断した場合には、前記同一と判断したサービスの中から、いずれか一つのサービスを選択するサービス選択手段と、を備え、前記同一性判断手段は、前記第1のサービス属性情報に含まれる識別情報と、前記第2のサービス属性情報に含まれる識別情報とが等しい場合には、同一のサービスが存在すると判断することを特徴とするサービス利用装置が提供される。
【0016】
また、本発明の一態様によれば、サービス利用装置にサービスを提供可能で、かつ該サービス利用装置と少なくとも第1のプロトコルと第2のプロトコルとで通信可能なサービス提供装置において、前記第1のプロトコルを用いた通信により提供されるサービスを識別するための第1の識別情報と、該第1の識別情報に対応する属性値とを含む第1のサービス属性情報と、前記第2のプロトコルを用いた通信により提供されるサービスを識別するための第1の識別情報と、該第1の識別情報に対応する属性値とを含む第2のサービス属性情報とを生成するサービス情報生成手段と、前記サービス利用装置からの要求に応えてサービスを提供するときに必要となる、第2の識別情報を送信する識別情報送信手段と、前記サービス利用装置との間で前記第1のプロトコルを用いた通信を行う場合には、前記第1のプロトコルに規定された手順でサービス情報に前記第1のサービス属性情報を含めて送信し、前記第2のプロトコルを用いた通信を行う場合には、前記第2のプロトコルに規定された手順でサービス情報に前記第2のサービス属性情報を含めて送信するサービス情報送信手段と、を備え、前記識別情報送信手段は、前記第1のプロトコルを用いた通信と前記第2のプロトコルを用いた通信とで同じサービスを提供する場合には、前記第1のプロトコルと前記第2のプロトコルとのいずれを用いた通信においても前記第2の識別情報を等しくすることを特徴とするサービス情報提供装置が提供される。
【0017】
本発明の一態様によれば、少なくとも第1のプロトコルと第2のプロトコルとで通信可能なサービス提供装置からサービスの提供を受けるサービス利用装置において、前記第1のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に含まれる、サービスを識別するための第1の識別情報と、該第1の識別情報に対応する属性値とを含む第1のサービス属性情報と、前記第2のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に含まれる、サービスを識別するための第1の識別情報と、該第1の識別情報に対応する属性値とを含む第2のサービス属性情報とを取得するサービス属性情報取得手段と、前記サービス提供装置からサービスの提供を受けるときに必要となる第2の識別情報を送信するよう前記サービス提供装置に要求する識別情報送信要求手段と、前記サービス属性情報取得手段で取得したサービス属性情報が示すサービスの中に、同一のサービスが存在するかどうかを判断する同一性判断手段と、前記同一性判断手段が同一のサービスが存在すると判断した場合には、前記同一と判断したサービスの中から、いずれか一つのサービスを選択するサービス選択手段と、を備え、前記同一性判断手段は、前記第1のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に対応する前記第2の識別情報と、前記第2のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に対応する前記第2の識別情報とが等しい場合には、同一のサービスが存在すると判断することを特徴とするサービス利用装置が提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るサービス提供装置、サービス利用装置、サービス提供システム、サービス提供方法、サービス利用方法、サービス提供プログラム及びサービス利用プログラムについて、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0019】
(第1の実施形態)
図1は本発明に係るサービス提供装置とサービス利用装置とを備えたサービス提供システムの全体構成を示すブロック図である。図示のように、サービス提供システムは、各種サービスを提供するサービス提供装置1と、サービス提供装置1から各種サービスの提供を受ける複数のサービス利用装置2A,2B,2Cとを備えている。以下では、サービス利用装置2A,2B,2Cを総称してサービス利用装置2と呼ぶこともある。
【0020】
ここで、サービスとは、サービス利用装置2が利用可能なサービス提供装置1の各種の機能であり、例えば、サービス提供装置1がプリンタの場合には、用紙に文字や画像を印刷する機能がサービスであり、サービス提供装置1がプロジェクタの場合には、スクリーンに動画像や静止画像を投影する機能がサービスである。1台のサービス提供装置1が複数種類のサービスを提供してもよいが、本実施形態では、1台のサービス提供装置1が1つのサービスを提供する場合について説明する。
【0021】
図1のサービス提供装置1とサービス利用装置2AはBluetoothで通信を行う。サービス提供装置1とサービス利用装置2BはBluetoothと、無線LAN等を介してインターネットの双方で通信を行うことが可能である。また、サービス提供装置1とサービス利用装置2Cとは無線LAN等を介してインターネットと通信を行うものとする。
【0022】
図2はサービス提供装置1の内部構成の一例を示すブロック図である。図2のサービス提供装置1は、複数のプロトコルのそれぞれを用いてサービス利用装置2との間で通信を行う複数の通信部3と、サービス情報生成部4と、各種サービスを格納するサービス部5とを備えている。サービス情報生成部4は、複数のプロトコルのそれぞれで提供される個々のサービスの識別子と、該識別子に対応した属性値と、を含むサービス属性情報を生成する。
【0023】
本実施形態では、プロトコルとして、UPnP(Universal Plug and Play)とSDP(Service Discovery Protocol)の2つを用いる。通信部3は、SDPに対応したSDP通信部6及びBluetooth通信部7と、UPnPに対応したUPnP通信部8及びTCP/IP通信部9とを有する。
【0024】
SDP通信部6は、SDPで提供されるサービス情報の中に、サービス情報生成部4で生成されたSDPのサービス属性情報を含めて広告する。Bluetooth通信部7は、サービス利用装置2との間で、Bluetoothの規格に従って無線通信を行う。
【0025】
UPnP通信部8は、UPnPで提供されるサービス情報の中に、サービス情報生成部4で生成されたUPnPのサービス属性情報を含めて広告する。TCP/IP通信部9は、サービス利用装置2との間で、無線LAN及びインターネットを介して通信を行う。
【0026】
サービス情報生成部4は、サービス提供装置1が提供する各種サービスに対して、一意のサービス識別子を割当て、割当てたサービス識別子を含むサービス属性情報をSDP通信部6とUPnP通信部8に通知する。サービス識別子として、本実施形態ではUUID(Universal Unique Identifier)を用いるものとする。UUIDは、時間と場所を問わずに一意であることが保証される汎用的な固有識別子である。UUIDの書式は、国際標準化機構により、ISO/IEC 11578:1996, "Information technology - Open Systems Interconnection - Remote Procedure Call (RPC)"で定義されている。
【0027】
SDP通信部6は、SDPで提供可能なサービス属性情報をサービス情報生成部4から取得し、SDPで定義されているサービスレコードのフォーマットに従ってサービス情報を生成する。サービス利用装置2からのサービス検索要求を受信すると、SDP通信部6は、その要求に応じたサービスレコードを検索し、一致するサービスレコードのハンドラを返す。サービスレコードは、サービス属性情報の集合であり、サービス属性情報は個々のサービスの性質を表すためのパラメータである。また、サービス利用装置2からのサービス属性要求を受信すると、SDP通信部6は、その要求に応じたサービス属性情報の値を返す。
【0028】
ここで、SDPで提供可能なサービス属性情報には、サービスの特定のインスタンスを個々に識別するためのServiceID、サービスを利用するために使用できるプロトコル・スタックを示すProtocolDescriptorList、サービスを提供する個人または組織の名前が入ったテキスト文字列を示すProviderName、サービスの名前が入ったテキスト文字列を示すServiceName、及びサービスについて説明するテキスト文字列を示すServiceDescriptionなどがある。
【0029】
図3はSDPで定義されているサービスレコードのフォーマットを示す図である。図示のように、サービスレコードは、複数のサービス属性情報からなる。
【0030】
図4はサービス情報生成部4が生成するサービス属性情報のフォーマットを示す図である。図示のように、サービス属性情報は、サービスの属性IDと、その属性IDに対応する属性値と、からなる。
【0031】
サービス利用装置2内のUPnP通信部は、サービス提供装置1内のUPnP通信部8からマルチキャストされたサービス情報を受信する。これにより、サービス利用装置2は、サービス提供装置1が提供するサービスの種類を把握することができる。
【0032】
また、サービス利用装置2は、サービス情報を検索して、サービスの存在を把握することができる。この場合、サービス利用装置2内のUPnP通信部が検索要求をマルチキャストし、該当するサービスを保持しているサービス提供装置1内のUPnP通信部8はサービス情報をユニキャストでサービス利用装置2に送信する。
【0033】
図5はサービス利用装置2Aの内部構成を示すブロック図である。図5のサービス利用装置2は、サービス提供装置1からBluetoothでサービスの提供を受けるものであり、サービスを利用したアプリケーションを実行するアプリケーション部11と、SDP通信部12と、Bluetooth通信部13とを有する。アプリケーション部11は、例えば、ネットワーク上に存在するプリンタを利用して電子文書を印刷する、いわゆる文書編集を行う。
【0034】
図5のSDP通信部12とBluetooth通信部13はそれぞれ図2のSDP通信部6とBluetooth通信部7と同様の動作を行う。
【0035】
図6はサービス利用装置2Bの内部構成を示すブロック図である。図6のサービス利用装置2は、Bluetoothとインターネットの両方の通信機能を持ち、図5の構成に加えて、UPnP通信部24と、TCP/IP通信部25と、サービス選択部26とを有する。これらUPnP通信部24とTCP/IP通信部25は、図2のUPnP通信部8とTCP/IP通信部9と同様の機能を持っている。
【0036】
サービス選択部26は、SDP通信部22とUPnP通信部24のそれぞれで検出されたサービスの中に同一のサービスが含まれるか否かをチェックする。ここでは、SDP通信部22からはサービスIDを取得し、UPnP通信部24からはサービスのUUIDを取得して、上記のチェックを行う。
【0037】
また、SDP通信部22とUPnP通信部24の双方で同一のサービスが検出された場合は、SDP通信部22とUPnP通信部24のどちらを介してサービスを利用するかを決定する。決定する際には、各通信部3が持つ各種の性質(例えば、通信帯域、遅延、遅延揺らぎ、データ配信の信頼性、セキュリティ強度など)や、通信インタフェースにかかる負荷のバランスなどを考慮に入れて、使用すべき通信部を決定する。
【0038】
図7はサービス利用装置2Cの内部構成を示すブロック図である。図7のサービス利用装置2C内のアプリケーション部31、UPnP通信部32及びTCP/IP通信部33は、図6のサービス利用装置2B内のアプリケーション部21、UPnP通信部24及びTCP/IP通信部25と同様の機能を持っている。
【0039】
次に、図1のサービス提供装置1とサービス利用装置2との間の通信手順について説明する。まず、Bluetoothを用いてサービス発見を行う手順を説明する。サービス利用装置2は、インクワイアリ(Inquiry)により、周囲のBluetooth装置を検出し、検出したBluetooth装置に対して、図8の手順でSDPによるサービス発見を行う。
【0040】
サービス利用装置2A,2Bは、サービス提供装置1がどのようなサービスを持っているのかを検索するためのサービス検索パターンを含んだSDP_ServiceSearchRequestを、サービス提供装置1に対して送信する(ステップS1)。
【0041】
SDP_ServiceSearchRequestを受信したサービス提供装置1は、自装置の持つサービスの中からそのサービス検索パターンに一致するサービスレコードのハンドルを含むSDP_ServiceSearchResponseを生成し、SDP_ ServiceSearchResponseを送り返す(ステップS2)。
【0042】
サービス検索パターンとは、一致するサービスレコードを見つけるために使用されるUUIDのリストで、サービス検索パターン内の個々のUUIDがサービスレコードの属性値のどれかに含まれる場合、サービス検索パターンはサービスレコードに一致すると解釈される。
【0043】
上記のステップS1,S2により、サービス利用装置2A,2Bは所望のサービスのサービスレコードハンドルを得ることができる。
【0044】
次に、所望のサービスが持つサービス属性の値を得るため、サービス利用装置2A,2Bは、SDP_ServiceAttributeRequestをサービス提供装置1に対して送信する(ステップS3)。SDP_ServiceAttributeRequestには、所望のサービスのサービスレコードハンドルと、サービスレコードから検索する属性IDのリストが含まれている。
【0045】
SDP_ServiceAttributeRequestを受信したサービス提供装置1は、要求されたサービスレコードに含まれるサービス属性(属性IDと属性値の両方)のリストが含まれたSDP_ServiceAttributeResponseを送り返す(ステップS4)。SDP_ServiceAttributeResponseを受信したサービス利用装置2Aとサービス利用装置2Bは、所望のサービスの各属性値を得ることができる。
【0046】
サービス属性の一つとして、サービスレコードが表現するサービスのインスタンスを、個別かつ汎用的に識別するServiceIDが定義されている。本実施形態におけるサービス提供装置1は、自装置内のサービス情報生成部4から得たサービス識別子(UUID)をServiceIDとして設定しておく。これにより、サービス提供装置1の持つサービスを他のサービス利用装置2が一意に識別することができる。
【0047】
次に、UPnPを用いてサービス発見を行う場合の処理手順を図9のシーケンス図に基づいて説明する。サービス提供装置1は、図9に示すように、TCP/IP通信部9を通じてネットワーク(インターネット)に接続されたとき、自装置の持つサービス情報のマルチキャスト送信(広告)を行う(ステップS11)。
【0048】
本実施形態におけるサービス提供装置1は、送信すべきサービスのUUID(サービス情報に含まれる)として、サービス情報生成部4から得たサービス識別子(UUID)を設定する。これにより、サービス情報を受信したサービス利用装置2B,2Cはサービス提供装置1の持つサービスを一意に識別することができる。
【0049】
一方、UPnPには、広告以外にもサービスを検出する手段が定義されている。サービス利用装置2B,2Cが現在利用可能なサービスを知りたければ、図10に示すように、サービス検索要求のマルチキャスト送信を行う(ステップS12)。サービス検索要求には、検索したいデバイスやサービスの種類などを指定することができる。
【0050】
サービス検索要求を受信したサービス提供装置1は、検索対象に一致した場合はサービス情報を送り返す(ステップS13)。サービス情報にはサービス提供装置1内のサービス情報生成部4から得たサービス識別子(UUID)が含まれている。従って、サービス利用装置2B,2Cはサービス提供装置1の持つサービスを一意に識別することができる。
【0051】
このように、サービス提供装置1は、SDP通信部6がServiceIDの値としてサービス情報生成部4から得たサービス識別子を用い、また、UPnP通信部8もサービスのUUIDの値としてサービス情報生成部4から得た上記と同一のサービス識別子を用いる。サービス利用装置2Bのサービス選択部26は、SDP通信部6とUPnP通信部3のそれぞれで発見したサービスが同一のものであることを認識できる。
【0052】
また、サービス利用装置2Bのサービス選択部26は、同一のサービスであることが判明した場合、どちらの通信インタフェースを使用するかを決定する。サービス利用装置2Bのサービス選択部26は図11に示す処理を行う。まず、サービス利用アプリケーションが必要としているサービスの特徴(フィーチャ)を備えているかどうかを、SDP通信部6とUPnP通信部3のそれぞれが持つサービス情報と照らし合わせて判断する(ステップS21)。どちらか一方にしか備わっていないことが判明すれば、その通信インタフェースを選択する。
【0053】
両方とも備わっていることが判明すれば、通信インタフェースの持つ通信路の帯域を比較し(ステップS22)、インターネットの方が大きい場合はUPnP通信部8のサービス処理キューに処理待ち要求があるかどうかを判断し(ステップS23)、処理待ち要求がなければインターネットを選択する(ステップS24)。
【0054】
一方、ステップS22で帯域がBluetoothの方が大きいと判断された場合、または、ステップS23で処理待ち要求があると判断された場合は、Bluetoothデバイスが通信中かどうか(Piconetが存在するかどうか)を検査し(ステップS25)、通信中ならインターネット、通信中でないならBluetoothを選択する(ステップS26)。
【0055】
このように、第1の実施形態では、サービス提供装置1からサービス利用装置2にサービス情報を送信する際、提供可能なサービスを識別するためのサービス属性情報も併せて送信するため、個々のプロトコルで提供される複数のサービスが同一か否かをサービス利用装置2は正しく判断できる。したがって、同一のサービスの提供を重複して受ける等の不具合が起きなくなる。
【0056】
具体例として、サービス提供装置1が無線LANとBluetoothの双方で通信を行える無線プロジェクタであり、サービス利用装置2が映写すべきデータを複数のプロジェクタに送信してプレゼンテーションを行う場合に、本実施形態によれば、1台のプロジェクタを複数のプロジェクタとして誤認識するおそれがなくなる。
【0057】
(第2の実施形態)
第2の実施形態のサービス提供装置1は、SDPにおけるサービスIDと、UPnPにおけるサービスUUIDが同じ値を取れないものとする。この場合、サービス利用装置2は、SDPにおけるサービスIDとUPnPにおけるサービスUUIDとを得ただけでは、サービスの同一性を判断できないことになる。
【0058】
そこで、第2の実施形態では、サービスの同一性を判断するために、サービス提供装置1からサービス利用装置2にサービス識別子を送信することを特徴とする。
【0059】
図12は本発明に係るサービス提供装置1の第2の実施形態の内部構成を示すブロック図である。図12のサービス提供装置1は、図2の構成に加えて、サービス利用装置2にサービス識別子を送信するサービス識別子送信部10a,10bを有する。サービス識別子送信部10a,10bは、SDP通信部6またはUPnP通信部8によりサービス提供装置1の持つサービスのサービス情報が取得されたとき、そのサービス提供装置1のサービス情報生成部4が生成したサービス識別子を得るため、そのサービス提供装置1に対してサービス識別子要求パケットを送信し、サービス識別子を取得する。サービス識別子取得部は、サービス提供装置1内のサービス識別子送信部10a,10bと通信を行う。
【0060】
図13は本発明に係るサービス利用装置2Bの第2の実施形態の内部構成を示すブロック図である。図13のサービス利用装置2Bは、図6の構成に加えて、サービス提供装置1から送信されたサービス識別子を取得するサービス識別子取得部27a,27bを有する。
【0061】
図14はサービス提供装置1内のサービス識別子送信部10a,10bとサービス利用装置2内のサービス識別子取得部27a,27bとの処理手順を示すシーケンス図、図15はサービス識別子要求パケットのフォーマットを示す図、図16はサービス識別子応答パケットのフォーマットを示す図である。
【0062】
サービス利用装置2Bのサービス識別子取得部27a,27bは、SDP通信部6またはUPnP通信部3がサービス情報を取得すると、そのサービスに対応するサービス識別子を得るために、該当するサービス提供装置1に対して、サービス識別子要求パケットを送信する(ステップS31)。
【0063】
図15に示すように、サービス識別子要求パケットは、サービス識別子要求かサービス識別子応答かを区別するパケットタイプと、サービス発見プロトコルの種別を示すサービス発見プロトコル種別と、該当するサービスの持つServiceIDまたはサービスUUIDの長さと、該当するサービスのServiceIDまたはサービスUUIDとからなる。
【0064】
パケットタイプは、サービス識別子要求とサービス識別子応答を区別する1バイトの情報である。サービス発見プロトコル種別は、SDP、UPnP、Jini、Salutation、JetSend及びRendezvousを区別する1バイトの情報である。ServiceIDまたはサービスUUIDの長さは、ServiceIDまたはサービスUUIDのバイト数を表す1バイトの情報である。ServiceIDまたはサービスUUIDは、サービス識別子を取得したいサービスのServiceIDまたはサービスUUIDを表す任意バイトの情報である。
【0065】
サービス識別子要求パケットを受信したサービス提供装置1のサービス識別子送信部10a,10bは、そのパケットに格納されているServiceIDまたはサービスUUIDに対応するサービス識別子をサービス情報生成部4より取得し、図16に示すサービス識別子応答パケットに格納して、要求元のサービス利用装置2Bに送り返す(ステップS32)。
【0066】
図16に示すように、サービス識別子応答パケットは、サービス識別子要求か応答かを示すパケットタイプと、サービス発見プロトコルの種別を示すサービス発見プロトコル種別と、該当するサービスの持つServiceIDまたはサービスUUIDの長さと、該当するサービスのServiceIDまたはサービスUUIDと、該当するサービスのサービス識別子とからなる。
【0067】
パケットタイプは、サービス識別子要求とサービス識別子応答を区別する1バイトの情報である。サービス発見プロトコル種別は、SDP、UPnP、Jini、Salutation、JetSend及びRendezvousを区別する1バイトの情報である。ServiceIDまたはサービスUUIDの長さは、ServiceIDまたはサービスUUIDのバイト数を表す1バイトの情報である。ServiceIDまたはサービスUUIDは、サービス識別子を取得したいサービスのServiceIDまたはサービスUUIDを表す任意バイトの情報である。サービス識別子は、該当するサービスのサービス識別子を表す16バイトの情報である。
【0068】
図14の処理手順は、SDPにて取得したサービスとUPnPにて取得したサービスとのそれぞれに対して、独立に実行される。図14の処理手順により、SDP通信部6とUPnP通信部8のそれぞれで取得したサービスに対応するサービス識別子を得ることができ、サービスの同一性を判定することができる。
【0069】
このように、第2の実施形態では、SDPとUPnPのそれぞれで得た複数のサービスが同一か否かをSDPのサービスIDとUPnPのサービスUUIDで判断できない場合に、サービス提供装置1からサービス利用装置2にサービス識別子を送信するようにしたため、サービス利用装置2はこのサービス識別子によりサービスが同一か否かを正しく判断することができる。
【0070】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、サービス提供装置からサービス利用装置にサービス情報を送信する際、サービスの識別情報と属性値を含むサービス属性情報を併せて送信するようにしたため、このサービス属性情報により、サービス利用装置は、各プロトコルで提供されるサービスが同一か否かを正しく判断できる。したがって、同一のサービスの提供を重複して受けたり、1つのサービスを複数のサービスとして誤認識するおそれがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサービス提供装置とサービス利用装置とを備えたサービス提供システムの全体構成を示すブロック図。
【図2】サービス提供装置1の内部構成の一例を示すブロック図。
【図3】 SDPで定義されているサービスレコードのフォーマットを示す図。
【図4】サービス情報生成部4が生成するサービス属性情報のフォーマットを示す図。
【図5】サービス利用装置2Aの内部構成を示すブロック図。
【図6】サービス利用装置2Bの内部構成を示すブロック図。
【図7】サービス利用装置2Cの内部構成を示すブロック図。
【図8】 SDPにおけるサービス発見シーケンス図。
【図9】 UPnPにおけるサービス広告シーケンス図。
【図10】 UPnPにおけるサービス検索シーケンス図。
【図11】サービス利用装置2Bの処理手順を示すフローチャート。
【図12】サービス提供装置の第2の実施形態の内部構成を示すブロック図。
【図13】サービス利用装置2Bの第2の実施形態の内部構成を示すブロック図。
【図14】サービス識別子の取得シーケンス図。
【図15】サービス識別子要求パケットのデータ構造を示す図。
【図16】サービス識別子応答パケットのデータ構造を示す図。
【符号の説明】
1 サービス提供装置
2,2A,2B,2C サービス利用装置
3 通信部
4 サービス情報生成部
5 サービス部
6 SDP通信部
8,24,32 UPnP通信部
9,25,33 TCP/IP通信部
10a,10b サービス識別子送信部
11 アプリケーション部
12,22 SDP通信部
13,23 Bluetooth通信部
21,31 アプリケーション部
22 SDP通信部
27a,27b サービス識別子取得部

Claims (14)

  1. サービス利用装置にサービスを提供可能で、かつ該サービス利用装置と少なくとも第1のプロトコルと第2のプロトコルとで通信可能なサービス提供装置において、
    前記第1のプロトコルを用いた通信により提供されるサービスを識別するための識別情報と、該識別情報に対応する属性値とを含む第1のサービス属性情報と、前記第2のプロトコルを用いた通信により提供されるサービスを識別するための識別情報と、該識別情報に対応する属性値とを含む第2のサービス属性情報とを生成するサービス情報生成手段と、
    前記サービス利用装置との間で前記第1のプロトコルを用いた通信を行う場合には、前記第1のプロトコルに規定された手順でサービス情報に前記第1のサービス属性情報を含めて送信し、前記第2のプロトコルを用いた通信を行う場合には、前記第2のプロトコルに規定された手順でサービス情報に前記第2のサービス属性情報を含めて送信するサービス情報送信手段と、を備え、
    前記サービス情報生成手段は、前記第1のプロトコルを用いた通信と前記第2のプロトコルを用いた通信とで同じサービスを提供する場合には、前記第1のサービス属性情報に含まれる識別情報と前記第2のサービス属性情報に含まれる識別情報とを等しくすることを特徴とするサービス情報提供装置。
  2. 前記サービス情報生成手段は、前記識別情報としてUUID(Universal Unique Identifier)を生成することを特徴とする請求項1に記載のサービス情報提供装置。
  3. 少なくとも第1のプロトコルと第2のプロトコルとで通信可能なサービス提供装置からサービスの提供を受けるサービス利用装置において、
    前記第1のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に含まれる、サービスを識別するための識別情報と、該識別情報に対応する属性値とを含む第1のサービス属性情報と、前記第2のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に含まれる、サービスを識別するための識別情報と、該識別情報に対応する属性値とを含む第2のサービス属性情報とを取得するサービス属性情報取得手段と、
    前記サービス属性情報取得手段で取得した前記第1および第2のサービス属性情報が示すサービスの中に、同一のサービスが存在するかどうかを判断する同一性判断手段と、
    前記同一性判断手段が同一のサービスが存在すると判断した場合には、前記同一と判断したサービスの中から、いずれか一つのサービスを選択するサービス選択手段と、を備え、
    前記同一性判断手段は、前記第1のサービス属性情報に含まれる識別情報と、前記第2のサービス属性情報に含まれる識別情報とが等しい場合には、同一のサービスが存在すると判断することを特徴とするサービス利用装置。
  4. サービス利用装置にサービスを提供可能で、かつ該サービス利用装置と少なくとも第1のプロトコルと第2のプロトコルとで通信可能なサービス提供装置において、
    前記第1のプロトコルを用いた通信により提供されるサービスを識別するための第1の識別情報と、該第1の識別情報に対応する属性値とを含む第1のサービス属性情報と、前記第2のプロトコルを用いた通信により提供されるサービスを識別するための第1の識別情報と、該第1の識別情報に対応する属性値とを含む第2のサービス属性情報とを生成するサービス情報生成手段と、
    前記サービス利用装置からの要求に応えてサービスを提供するときに必要となる、第2の識別情報を送信する識別情報送信手段と、
    前記サービス利用装置との間で前記第1のプロトコルを用いた通信を行う場合には、前記第1のプロトコルに規定された手順でサービス情報に前記第1のサービス属性情報を含めて送信し、前記第2のプロトコルを用いた通信を行う場合には、前記第2のプロトコルに規定された手順でサービス情報に前記第2のサービス属性情報を含めて送信するサービス情報送信手段と、を備え、
    前記識別情報送信手段は、前記第1のプロトコルを用いた通信と前記第2のプロトコルを用いた通信とで同じサービスを提供する場合には、前記第1のプロトコルと前記第2のプロトコルとのいずれを用いた通信においても前記第2の識別情報を等しくすることを特徴とするサービス情報提供装置。
  5. 少なくとも第1のプロトコルと第2のプロトコルとで通信可能なサービス提供装置からサービスの提供を受けるサービス利用装置において、
    前記第1のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に含まれる、サービスを識別するための第1の識別情報と、該第1の識別情報に対応する属性値とを含む第1のサービス属性情報と、前記第2のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に含まれる、サービスを識別するための第1の識別情報と、該第1の識別情報に対応する属性値とを含む第2のサービス属性情報とを取得するサービス属性情報取得手段と、
    前記サービス提供装置からサービスの提供を受けるときに必要となる第2の識別情報を送信するよう前記サービス提供装置に要求する識別情報送信要求手段と、
    前記サービス属性情報取得手段で取得したサービス属性情報が示すサービスの中に、同一のサービスが存在するかどうかを判断する同一性判断手段と、
    前記同一性判断手段が同一のサービスが存在すると判断した場合には、前記同一と判断したサービスの中から、いずれか一つのサービスを選択するサービス選択手段と、を備え、
    前記同一性判断手段は、前記第1のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に対応する前記第2の識別情報と、前記第2のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に対応する前記第2の識別情報とが等しい場合には、同一のサービスが存在すると判断することを特徴とするサービス利用装置。
  6. サービス利用装置にサービスを提供可能で、かつ該サービス利用装置と少なくとも第1のプロトコルと第2のプロトコルとで通信可能なサービス提供装置と、前記サービス提供装置からサービスの提供を受けるサービス利用装置とを備えたサービス提供システムにおいて、
    前記サービス提供装置は、
    前記第1のプロトコルを用いた通信により提供されるサービスを識別するための識別情報と、該識別情報に対応する属性値とを含む第1のサービス属性情報と、前記第2のプロトコルを用いた通信により提供されるサービスを識別するための識別情報と、該識別情報に対応する属性値とを含む第2のサービス属性情報とを生成するサービス情報生成手段と、
    前記サービス利用装置との間で前記第1のプロトコルを用いた通信を行う場合には、前記第1のプロトコルに規定された手順でサービス情報に前記第1のサービス属性情報を含めて送信し、前記第2のプロトコルを用いた通信を行う場合には、前記第2のプロトコルに規定された手順でサービス情報に前記第2のサービス属性情報を含めて送信するサービス情報送信手段と、を備え、
    前記サービス情報生成手段は、前記第1のプロトコルを用いた通信と前記第2のプロトコルを用いた通信とで同じサービスを提供する場合には、前記第1のサービス属性情報に含まれる識別情報と前記第2のサービス属性情報に含まれる識別情報とを等しくし、
    前記サービス利用装置は、
    前記第1のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に含まれる、サービスを識別するための識別情報と、該識別情報に対応する属性値とを含む第1のサービス属性情報と、前記第2のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に含まれる、サービスを識別するための識別情報と、該識別情報に対応する属性値とを含む第2のサービス属性情報とを取得するサービス属性情報取得手段と、
    前記サービス属性情報取得手段で取得した前記第1および第2のサービス属性情報が示すサービスの中に、同一のサービスが存在するかどうかを判断する同一性判断手段と、
    前記同一性判断手段が同一のサービスが存在すると判断した場合には、前記同一と判断したサービスの中から、いずれか一つのサービスを選択するサービス選択手段と、を備え、
    前記同一性判断手段は、前記第1のサービス属性情報に含まれる識別情報と、前記第2のサービス属性情報に含まれる識別情報とが等しい場合には、同一のサービスが存在すると判断することを特徴とするサービス提供システム。
  7. サービス利用装置にサービスを提供可能で、かつ該サービス利用装置と少なくとも第1のプロトコルと第2のプロトコルとで通信可能なサービス提供装置と、前記サービス提供装置からサービスの提供を受けるサービス利用装置とを備えたサービス提供システムにおいて、
    前記サービス提供装置は、
    前記第1のプロトコルを用いた通信により提供されるサービスを識別するための第1の識別情報と、該第1の識別情報に対応する属性値とを含む第1のサービス属性情報と、前記第2のプロトコルを用いた通信により提供されるサービスを識別するための第1の識別情報と、該第1の識別情報に対応する属性値とを含む第2のサービス属性情報とを生成するサービス情報生成手段と、
    前記サービス利用装置からの要求に応えてサービスを提供するときに必要となる、第2の識別情報を送信する識別情報送信手段と、
    前記サービス利用装置との間で前記第1のプロトコルを用いた通信を行う場合には、前記第1のプロトコルに規定された手順でサービス情報に前記第1のサービス属性情報を含めて送信し、前記第2のプロトコルを用いた通信を行う場合には、前記第2のプロトコルに規定された手順でサービス情報に前記第2のサービス属性情報を含めて送信するサービス情報送信手段と、を備え、
    前記識別情報送信手段は、前記第1のプロトコルを用いた通信と前記第2のプロトコルを用いた通信とで同じサービスを提供する場合には、前記第1のプロトコルと前記第2のプロトコルとのいずれを用いた通信においても前記第2の識別情報を等しくし、
    前記サービス利用装置は、
    前記第1のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に含まれる、サービスを識別するための第1の識別情報と、該第1の識別情報に対応する属性値とを含む第1のサービス属性情報と、前記第2のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に含まれる、サービスを識別するための第1の識別情報と、該第1の識別情報に対応する属性値とを含む第2のサービス属性情報とを取得するサービス属性情報取得手段と、
    前記サービス提供装置からサービスの提供を受けるときに必要となる第2の識別情報を送信するよう前記サービス提供装置に要求する識別情報送信要求手段と、
    前記サービス属性情報取得手段で取得したサービス属性情報が示すサービスの中に、同一のサービスが存在するかどうかを判断する同一性判断手段と、
    前記同一性判断手段が同一のサービスが存在すると判断した場合には、前記同一と判断したサービスの中から、いずれか一つのサービスを選択するサービス選択手段と、を備え、
    前記同一性判断手段は、前記第1のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に対応する前記第2の識別情報と、前記第2のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に対応する前記第2の識別情報とが等しい場合には、同一のサービスが存在すると判断することを特徴とするサービス提供システム。
  8. 前記第1および第2のプロトコルの少なくとも一つは、SDP(Service Discovery Protocol)またはUPnP(Universal Plug and Play)であることを特徴とする請求項6または7に記載のサービス提供システム。
  9. サービス利用装置にサービスを提供可能で、かつ該サービス利用装置と少なくとも第1のプロトコルと第2のプロトコルとで通信可能なサービス提供方法において、
    前記第1のプロトコルを用いた通信により提供されるサービスを識別するための識別情報と、該識別情報に対応する属性値とを含む第1のサービス属性情報と、前記第2のプロトコルを用いた通信により提供されるサービスを識別するための識別情報と、該識別情報に対応する属性値とを含む第2のサービス属性情報とを生成するステップと、
    前記サービス利用装置との間で前記第1のプロトコルを用いた通信を行う場合には、前記第1のプロトコルに規定された手順でサービス情報に前記第1のサービス属性情報を含めて送信し、前記第2のプロトコルを用いた通信を行う場合には、前記第2のプロトコルに規定された手順でサービス情報に前記第2のサービス属性情報を含めて送信するステップと、を備え、
    前記第1および第2のサービス属性情報を生成するステップは、前記第1のプロトコルを用いた通信と前記第2のプロトコルを用いた通信とで同じサービスを提供する場合には、前記第1のサービス属性情報に含まれる識別情報と前記第2のサービス属性情報に含まれる識別情報とを等しくすることを特徴とするサービス情報提供方法。
  10. 少なくとも第1のプロトコルと第2のプロトコルとで通信可能なサービス提供装置からサービスの提供を受けるサービス利用方法において、
    前記第1のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に含まれる、サービスを識別するための識別情報と、該識別情報に対応する属性値とを含む第1のサービス属性情報と、前記第2のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に含まれる、サービスを識別するための識別情報と、該識別情報に対応する属性値とを含む第2のサービス属性情報とを取得するステップと、
    前記取得した前記第1および第2のサービス属性情報が示すサービスの中に、同一のサービスが存在するかどうかを判断するステップと、
    同一のサービスが存在すると判断した場合には、前記同一と判断したサービスの中から、いずれか一つのサービスを選択するステップと、を備え、
    前記同一のサービスが存在するかどうかを判断するステップは、前記第1のサービス属性情報に含まれる識別情報と、前記第2のサービス属性情報に含まれる識別情報とが等しい場合には、同一のサービスが存在すると判断することを特徴とするサービス利用方法。
  11. サービス利用装置にサービスを提供可能で、かつ該サービス利用装置と少なくとも第1のプロトコルと第2のプロトコルとで通信可能なサービス提供方法において、
    前記第1のプロトコルを用いた通信により提供されるサービスを識別するための第1の識別情報と、該第1の識別情報に対応する属性値とを含む第1のサービス属性情報と、前記第2のプロトコルを用いた通信により提供されるサービスを識別するための第1の識別情報と、該第1の識別情報に対応する属性値とを含む第2のサービス属性情報とを生成するステップと、
    前記サービス利用装置からの要求に応えてサービスを提供するときに必要となる、第2の識別情報を送信するステップと、
    前記サービス利用装置との間で前記第1のプロトコルを用いた通信を行う場合には、前記第1のプロトコルに規定された手順でサービス情報に前記第1のサービス属性情報を含めて送信し、前記第2のプロトコルを用いた通信を行う場合には、前記第2のプロトコルに規定された手順でサービス情報に前記第2のサービス属性情報を含めて送信するステップと、を備え、
    前記第2の識別情報を送信するステップは、前記第1のプロトコルを用いた通信と前記第2のプロトコルを用いた通信とで同じサービスを提供する場合には、前記第1のプロトコルと前記第2のプロトコルとのいずれを用いた通信においても前記第2の識別情報を等しくすることを特徴とするサービス情報提供方法。
  12. 少なくとも第1のプロトコルと第2のプロトコルとで通信可能なサービス提供装置からサービスの提供を受けるサービス利用方法において、
    前記第1のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に含まれる、サービスを識別するための第1の識別情報と、該第1の識別情報に対応する属性値とを含む第1のサービス属性情報と、前記第2のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に含まれる、サービスを識別するための第1の識別情報と、該第1の識別情報に対応する属性値とを含む第2のサービス属性情報とを取得するステップと、
    前記サービス提供装置からサービスの提供を受けるときに必要となる第2の識別情報を送信するよう前記サービス提供装置に要求するステップと、
    前記取得したサービス属性情報が示すサービスの中に、同一のサービスが存在するかどうかを判断するステップと、
    同一のサービスが存在すると判断した場合には、前記同一と判断したサービスの中から、いずれか一つのサービスを選択するステップと、を備え、
    前記同一のサービスが存在するかどうかを判断するステップは、前記第1のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に対応する前記第2の識別情報と、前記第2のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に対応する前記第2の識別情報とが等しい場合には、同一のサービスが存在すると判断することを特徴とするサービス利用方法。
  13. サービス利用装置にサービスを提供可能で、かつ該サービス利用装置と少なくとも第1のプロトコルと第2のプロトコルとで通信可能なサービス提供装置と、前記サービス提供装置からサービスの提供を受けるサービス利用装置との間で、サービスの送受信を行うコンピュータで読取可能なサービス提供プログラムにおいて、
    前記サービス提供装置は、
    前記第1のプロトコルを用いた通信により提供されるサービスを識別するための識別情報と、該識別情報に対応する属性値とを含む第1のサービス属性情報と、前記第2のプロトコルを用いた通信により提供されるサービスを識別するための識別情報と、該識別情報に対応する属性値とを含む第2のサービス属性情報とを生成するステップと、
    前記サービス利用装置との間で前記第1のプロトコルを用いた通信を行う場合には、前記第1のプロトコルに規定された手順でサービス情報に前記第1のサービス属性情報を含めて送信し、前記第2のプロトコルを用いた通信を行う場合には、前記第2のプロトコルに規定された手順でサービス情報に前記第2のサービス属性情報を含めて送信するステップと、を実行させ、
    前記第1および第2のサービス属性情報を生成するステップは、前記第1のプロトコルを用いた通信と前記第2のプロトコルを用いた通信とで同じサービスを提供する場合には、前記第1のサービス属性情報に含まれる識別情報と前記第2のサービス属性情報に含まれる識別情報とを等しくし、
    前記サービス利用装置は、
    前記第1のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に含まれる、サービスを識別するための識別情報と、該識別情報に対応する属性値とを含む第1のサービス属性情報と、前記第2のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に含まれる、サービスを識別するための識別情報と、該識別情報に対応する属性値とを含む第2のサービス属性情報とを取得するステップと、
    前記取得した前記第1および第2のサービス属性情報が示すサービスの中に、同一のサービスが存在するかどうかを判断するステップと、
    同一のサービスが存在すると判断した場合には、前記同一と判断したサービスの中から、いずれか一つのサービスを選択するステップと、を実行させ、
    同一のサービスが存在するかどうかを判断するステップは、前記第1のサービス属性情報に含まれる識別情報と、前記第2のサービス属性情報に含まれる識別情報とが等しい場合には、同一のサービスが存在すると判断することを特徴とするサービス提供プログラム。
  14. サービス利用装置にサービスを提供可能で、かつ該サービス利用装置と少なくとも第1のプロトコルと第2のプロトコルとで通信可能なサービス提供装置と、前記サービス提供装置からサービスの提供を受けるサービス利用装置との間で、サービスの送受信を行うコンピュータで読取可能なサービス提供プログラムにおいて、
    前記サービス提供装置は、
    前記第1のプロトコルを用いた通信により提供されるサービスを識別するための第1の識別情報と、該第1の識別情報に対応する属性値とを含む第1のサービス属性情報と、前記第2のプロトコルを用いた通信により提供されるサービスを識別するための第1の識別情報と、該第1の識別情報に対応する属性値とを含む第2のサービス属性情報とを生成するステップと、
    前記サービス利用装置からの要求に応えてサービスを提供するときに必要となる、第2の識別情報を送信するステップと、
    前記サービス利用装置との間で前記第1のプロトコルを用いた通信を行う場合には、前記第1のプロトコルに規定された手順でサービス情報に前記第1のサービス属性情報を含めて送信し、前記第2のプロトコルを用いた通信を行う場合には、前記第2のプロトコルに規定された手順でサービス情報に前記第2のサービス属性情報を含めて送信するステップと、を実行させ、
    前記第2の識別情報を送信するステップは、前記第1のプロトコルを用いた通信と前記第2のプロトコルを用いた通信とで同じサービスを提供する場合には、前記第1のプロトコルと前記第2のプロトコルとのいずれを用いた通信においても前記第2の識別情報を等しくし、
    前記サービス利用装置は、
    前記第1のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に含まれる、サービスを識別するための第1の識別情報と、該第1の識別情報に対応する属性値とを含む第1のサービス属性情報と、前記第2のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に含まれる、サービスを識別するための第1の識別情報と、該第1の識別情報に対応する属性値とを含む第2のサービス属性情報とを取得するステップと、
    前記サービス提供装置からサービスの提供を受けるときに必要となる第2の識別情報を送信するよう前記サービス提供装置に要求するステップと、
    前記取得したサービス属性情報が示すサービスの中に、同一のサービスが存在するかどうかを判断するステップと、
    同一のサービスが存在すると判断した場合には、前記同一と判断したサービスの中から、いずれか一つのサービスを選択するステップと、を備え、
    同一のサービスが存在するかどうかを判断するステップは、前記第1のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に対応する前記第2の識別情報と、前記第2のプロトコルに規定された手順で受信されたサービス情報に対応する前記第2の識別情報とが等しい場合には、同一のサービスが存在すると判断することを特徴とするサービス提供プログラム。
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