JP3814367B2 - 画像入力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御装置から供給される電力によって動作する画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来のビデオカメラの外観を示している。図において、50は撮像光学系および撮像素子等から成るカメラヘッド部、51は記録部、信号処理部、表示手段および操作部等から成るビデオカメラ本体である。バッテリ52はビデオカメラ本体51に装着されている。カメラヘッド部50とビデオカメラ本体51はケーブル53によって接続されている。
【0003】
カメラヘッド部50とビデオカメラ本体51は相互に着脱自在であり、カメラヘッド部50をビデオカメラ本体51から離して使うことにより撮影の自由度が広がる。この構成のビデオカメラにおいて、カメラヘッド部50で消費される電力は、ビデオカメラ本体51に装着されたバッテリ52からケーブル53を通して供給されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この従来のビデオカメラではカメラヘッド部50内にバッテリを有していない。カメラヘッド部50の撮像素子等を駆動するために必要な電力は、ビデオカメラ本体51に装着されたバッテリ52からケーブル53を通して供給される電力に頼っていた。このため以下の点で問題となっていた。
【0005】
まず、カメラヘッド部50に例えば電動雲台等の撮影以外に電力を要する装置を装着しようとした場合、電動雲台を内蔵することでカメラヘッド部50側での消費電力が増大する。つまりカメラヘッド部50には、フォーカス用、アイリス用、パン用あるいはチルト用等複数のアクチュエータが含まれており、これら複数のアクチュエータを電動雲台と同時に駆動するためにはビデオカメラ本体51から供給されるべき電力は著しく増加する。このためそのような電力に見合った容量(太さ)のケーブルを使用しなければならない一方で、カメラヘッド部50の機動性を良くするためにはケーブル53をあまり太くすることができないという制約がある。
【0006】
逆に細いケーブルでは、カメラヘッド部50の複数のアクチュエータを同時に駆動するために要する電力を供給するには限界がある。従って、例えば電動雲台を斜めに動かそうとする場合、供給される電力が不十分であるためパンモータとチルトモータを同時に駆動することができない。この場合パンモータを駆動した後、チルトモータを駆動しなければならず、操作性を著しく害する。
また、ビデオカメラ本体51のバッテリ52が完全に切れてしまうと、例えばカメラヘッド部50のレンズカバーを閉じたり、あるいはビデオカメラ本体51に収納された記録テープを取り出す等の操作に支障を来す。
【0007】
本発明は、制御装置から供給される電力を増やさなくても複数の機能を並行に動作させることができる画像入力装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像入力装置は、例えば、制御装置により制御される画像入力装置であって、前記制御装置のバッテリから供給される電力によって充電可能なバッテリを有し、第1及び第2の機能を並行に動作させる場合は、前記制御装置のバッテリから供給される電力と前記画像入力装置のバッテリから供給される電力とを用いて前記第1及び前記第2の機能を並行に動作させ、前記画像入力装置のバッテリの電力を前記制御装置に供給するか否かを、前記制御装置のバッテリの残量に応じて制御することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図3に基づき、本発明による撮像装置における好適な実施の形態を説明する。
図1は本発明の1実施形態に係るビデオカメラの構成概略を示すブロック図である。図2はその外観図である。図示のようにこの実施形態のビデオカメラは、記録再生部、映像表示部、操作部、システムコントロール部等の機能手段から成るビデオカメラの本体と、光学系、映像入力部、音声入力部、電動雲台等の機能手段から成るカメラヘッド部が分離し、両者間はケーブルで接続された形態をしている。
【0015】
図1において、1はパンニング(図2、矢印X方向)用モータ、ギア類、制御回路等から成るパン機構である。2はチルティング(図2、矢印Y方向)用モータ、ギア類、制御回路等から成るチルト機構である。3はフォーカス用アクチュエータ、アイリス用アクチュエータ、レンズ等から成るレンズ部である。4はレンズカバーとレンズカバー駆動モータ、5はCCDとそのCCD駆動回路、映像信号処理部等から成る映像入力部である。6はマイクと信号処理部から成る音声入力部である。
【0016】
また、7は本発明の特徴である補助バッテリ(補助電源)である。この補助バッテリ7は、カメラヘッド部の取り回しを容易にするために後述するビデオカメラ本体側のバッテリよりも小型である。従って、補助バッテリ7の蓄電能力は、ビデオカメラ本体側のバッテリよりも小さい。また、ビデオカメラの初期状態においては電力は蓄えられていないものとする。以上の主要部材によりビデオカメラのカメラヘッド部が構成される。
【0017】
つぎに、ビデオカメラ本体において、10はビデオ回路、レコーダメカ等から成る記録再生部、11は映像表示部であり、本実施形態では液晶表示手段が用いられている。12は複数の操作スイッチから成るビデオカメラの操作部である。13はシステムコントロール手段であり、操作部12の操作に従ってビデオカメラの本体とカメラヘッド部をコントロールしている。14はバッテリ(主電源)であり、このバッテリ14によってビデオカメラ全体が駆動される。以上がビデオカメラの本体側の主要部材である。
【0018】
15はカメラヘッド部とビデオカメラ本体を接続するケーブルであり、カメラヘッドから本体へ映像信号が、また本体からカメラヘッドへ各種制御信号が送出される。ビデオカメラの各構成部材を駆動するための電力は、後述するように両者間で相互に供給される。このケーブル15は、給送可能な電力量と信号量から必要最低限の太さ(容量)に設定されている。つまり、このようにケーブル15の太さを必要限度以上に太くしないことで、カメラヘッド部の取りまわしに必要な機動性を保証することができる。
【0019】
ここで、ビデオカメラ本体からカメラヘッド部へ供給される所定の電力について説明する。カメラヘッド部の補助バッテリ7がフルに充電されるまでは、単位時間当たり所定の電力量がビデオカメラ本体のバッテリ14からケーブル15を通してカメラヘッド部へ供給される。所定の電力量とはすなわち、レンズ部3のフォーカス用およびアイリス用アクチュエータ、CCDの駆動や各種信号処理回路を駆動するための撮像に必要な電力量と、内蔵雲台のパンあるいはチルトどちらか一方を駆動できる電力量との総和である。このようにカメラヘッド部へ供給されるべき電力を設定することにより、上記のようにケーブル15の太さを有効に抑えながら、カメラヘッド部における機能手段の適正動作を実現する。
【0020】
カメラヘッド部の補助バッテリ7がフル充電されると、電動雲台を駆動しない場合は上記所定の電力から雲台駆動時に必要な電力を差し引いた電力量がカメラヘッド部へ供給される。
【0021】
つぎに、図3に示すフローチャートを用いてシステムコントロール手段の働きを説明する。なお、ビデオカメラ本体のバッテリ14は、既に充電されているものとする。
撮影者がビデオカメラの電源スイッチを入れると、ビデオカメラ本体からカメラヘッド部にケーブル15を通して、上記所定の電力が供給される。カメラヘッドは映像信号をビデオカメラ本体へ送る(ステップS100)。システムコントロール手段13は、雲台のスイッチが操作されたかどうか判断する(ステップS101)。雲台のスイッチが操作されない場合は、補助バッテリ7がフル充電かどうか判断する(ステップS103)。
【0022】
補助バッテリ7がフル充電でなければ、映像入力部5および音声入力部6に電力を供給する一方、補助バッテリ7を充電する(ステップS104)。補助バッテリ7がフル充電であれば、映像入力部5および音声入力部6に対してだけ電力を供給する(ステップS105)。
【0023】
ステップS101で雲台の操作スイッチが押されたと判断されれば、さらにパンおよびチルトの同時駆動か否かが判断される(ステップS106)。同時駆動ではない場合には、パン駆動か、あるいはチルト駆動であるか判断される(ステップS107)。パンスイッチが操作された場合は、撮影と並行してパン機構を駆動させる(ステップS108)。チルトスイッチが操作された場合は、撮影と並行してチルト機構を駆動させる(ステップS109)。
【0024】
パンスイッチとチルトスイッチが同時に操作された場合は、補助バッテリ7がフル充電かどうか判断する(ステップS110)。補助バッテリ7がフル充電でなければ撮影と並行してパン機構を駆動させた後(ステップS111)、チルト機構を駆動させる(ステップS112)。補助バッテリ7がフル充電であれば、撮影とパン機構の駆動とチルト機構の駆動を同時に並行処理させる(ステップS113)。
【0025】
ビデオカメラ本体のバッテリ14の残量が所定の量以下になるまで、以上の動作が繰り返される(ステップS114)。ビデオカメラ本体のバッテリ14の残量が所定の量より少なくなるとシステムコントロール手段13に対して、補助バッテリ7から電力が供給されるのでシステムコントロール手段13は働き続けることができる。
【0026】
補助バッテリ7の電力でレンズカバー駆動モータを駆動して、カメラヘッドのレンズカバー4を閉じる(ステップS115)。その後、撮影者がテープ取出をシステムコントロール手段13に指示することで、補助バッテリ7からビデオカメラ本体に電力が送られ、テープ取出の処理を行い(ステップS116)、処理が終了する。
【0027】
上記動作のようにカメラヘッドに補助バッテリ7を備え、その電力を有効利用することで一度に多くの機能手段を適正に駆動することができる。このように多機能性を有効に実現することで、操作性や使い勝手を向上させることができる。例えば、撮影機能や映像機能を実行しながら雲台機能も動作可能であるから、ビデオカメラ本体の映像表示部11をモニターしながら、撮影方向を任意に変えることができる。この場合、ケーブル15を適度な太さに設定することで、取りまわしを容易化しカメラヘッドの良好な機動性を確保することができる。
また、ビデオカメラ本体のバッテリ14が切れても、補助バッテリ7の電力を利用してレンズカバー4を閉じる等の必要な動作を行うことができるばかりでなく、テープを取り出す等の必要な操作を行うことができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、制御装置から供給される電力を増やさなくても複数の機能を並行に動作させることができる画像入力装置を提供することができる。また、本発明によれば、制御装置のバッテリが少なくなった場合には、画像入力装置のバッテリの電力を制御装置に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像装置の1実施形態におけるビデオカメラの構成概略を示すブロック図である。
【図2】本発明の撮像装置の1実施形態におけるビデオカメラの外観図である。
【図3】本発明の撮像装置の1実施形態におけるシステムコントロール手段に係るフローチャートである。
【図4】従来のビデオカメラの外観図である。
【符号の説明】
1 パン機構
2 チルト機構
3 レンズ部
4 レンズカバーおよびレンズカバー駆動モータ
5 映像入力部
6 音声入力部
7 補助バッテリ
10 記録部
11 映像表示部
12 操作部
13 システムコントロール手段
14 バッテリ
15 ケーブル
50 カメラヘッド部
51 ビデオカメラ本体
52 バッテリ
53 ケーブル

Claims (3)

  1. 制御装置により制御される画像入力装置であって、
    前記制御装置のバッテリから供給される電力によって充電可能なバッテリを有し、
    第1及び第2の機能を並行に動作させる場合は、前記制御装置のバッテリから供給される電力と前記画像入力装置のバッテリから供給される電力とを用いて前記第1及び前記第2の機能を並行に動作させ
    前記画像入力装置のバッテリの電力を前記制御装置に供給するか否かを、前記制御装置のバッテリの残量に応じて制御することを特徴とする画像入力装置。
  2. 前記第1及び前記第2の機能を動作させない場合は、前記画像入力装置の前記バッテリの充電状態に応じて前記画像入力装置の前記バッテリを充電することを特徴とする請求項1に記載の画像入力装置。
  3. 前記第1の機能は前記画像入力装置をパン方向に動作させる機能であり、前記第2の機能は前記画像入力装置をチルト方向に動作させる機能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像入力装置。
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