JP3832541B2 - ヘッドユニット - Google Patents

ヘッドユニット Download PDF

Info

Publication number
JP3832541B2
JP3832541B2 JP2183799A JP2183799A JP3832541B2 JP 3832541 B2 JP3832541 B2 JP 3832541B2 JP 2183799 A JP2183799 A JP 2183799A JP 2183799 A JP2183799 A JP 2183799A JP 3832541 B2 JP3832541 B2 JP 3832541B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
ink
head unit
ink supply
seal member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2183799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000218810A (ja
Inventor
貴幸 飯島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2183799A priority Critical patent/JP3832541B2/ja
Publication of JP2000218810A publication Critical patent/JP2000218810A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3832541B2 publication Critical patent/JP3832541B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクカートリッジから供給されたインク滴を吐出して印刷するインクジェット式記録装置に搭載されるヘッドユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、インクジェット式記録ヘッドを具備するヘッドユニットでは、インクが充填されたインクカートリッジから、このインクカートリッジに挿入されるインク供給針及び流路を介してインクジェットヘッドにインクが供給され、供給されたインクは圧電素子等を駆動させることによりノズルから吐出される。
【0003】
例えば、図9に示すように、従来のヘッドユニット100を構成するフレーム101は、プリンタのキャリッジに搭載されると共に図示しないインクカートリッジを収容するインクカートリッジ収容室102を画成する。このフレームのインクカートリッジ収容室102とは反対側の面には、インクカートリッジに連通するインク流路を有するヘッドケース103が接合され、ヘッドケース103の下面側には、圧力発生手段の駆動によってインクを吐出する記録ヘッド本体104が固定されている。また、このフレーム101のインクカートリッジ収容室102側の底面部分には、インクカートリッジに挿入されるインク供給針105が設けられており、インクカートリッジからこのインク供給針105及びヘッドケース103のインク流路103aを介して記録ヘッド本体104にインクが供給される。また、ヘッドケース101と記録ヘッド本体104との間には、駆動回路を実装した回路基板106が固定されており、この駆動回路によって記録ヘッド本体104が駆動されてインクが吐出される。
【0004】
また、このようなヘッドユニット100では、フレーム101とヘッドケース103とは、インク流路103aの周囲をシールするシール部材107を介して固定されており、これによりインク流路の接続部分からのインク漏れを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のヘッドユニット100では、シール部材107を介してフレーム101とヘッドケース103とを接合する際にシール部材107が変形してしまってインク流路の周囲が完全にシールされず、この部分からインク漏れを起こしてしまうという問題がある。例えば、各インク流路103aをシールするシール部材107を一体的に形成した場合には、その長手方向に亘って厚さ方向に凹凸する変形が生じ、特に端部がめくれてシールが不十分となるという問題がある。
【0006】
また、フレーム101とヘッドケース103とは、例えば、ねじで締結することにより固定されているが、設計上、その締結数は最小限とする必要があり、またその位置も制限されてしまう。そのため、キャリッジを走査してヘッドを移動したり、インクカートリッジを交換する場合等に、フレーム101は、荷重が加わることにより締結位置を支点として動いてしまい、フレーム101とヘッドケース103との間、すなわち、インク流路103aの接続部分に隙間が形成されインク漏れを起こすという問題がある。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑み、インク流路の接続部分のシール性を向上し、インク漏れを防止することのできるヘッドユニットを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、インクを吐出するノズル開口に連通する圧力発生室を有する記録ヘッド本体と当該記録ヘッド本体のインク供給口側に固定されると共に前記インク供給口と連通するインク流路を有するヘッドケースと、インク供給手段を保持し前記ヘッドケースの前記記録ヘッド本体とは反対側にシール部材を介して固定されるインク供給手段保持部材とを備えたヘッドユニットにおいて、前記ヘッドケースの前記シール部材側に前記インク流路がそれぞれ開口する複数の突出部が設けられると共に、前記シール部材は前記複数の突出部を覆う形状を有し、前記複数の突出部を結ぶ略多角形の頂点の外側にはそれぞれ前記シール部材を受けて当該シール部材の端部の厚さ方向の変形を防止する受け部が当該突出部と一体的に設けられていることを特徴とするヘッドユニットにある。
【0009】
かかる第1の態様では、受け部によってシール部材の変形が防止され、ヘッドケースとインク供給手段保持部材との接続部分のシール性が向上し、インク漏れを防止できる。
【0010】
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記シール部材が前記複数の突出部を一体的に覆う形状を有することを特徴とするヘッドユニットにある。
【0011】
かかる第2の態様では、一体的に形成されたシール部材によって複数の突出部が確実に覆われ、へッドケースとインク供給手段保持部材との接続部分のシール性がさらに向上し、インク漏れを確実に防止できる。
【0012】
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様において、前記シール部材と当接される前記インク流路の開口端面が、R形状となっていることを特徴とするヘッドユニットにある。
【0013】
かかる第3の態様では、インク流路の開口端部とシール部材とが線接触となり、シール性が向上する。
【0014】
本発明の第4の態様は、第1〜3の何れかの態様において、前記突出部の間にはプリント基板が配置され前記シール部材の変形を防止していることを特徴とするヘッドユニットにある。
【0015】
かかる第4の態様では、プリント基板によってシール部材の変形が防止され、ヘッドケースとインク供給手段保持部材との接続部分のシール性が向上する。
【0016】
本発明の第5の態様は、第1〜3の何れかの態様において、前記シール部材の前記突出部に対応する部分の周縁には厚さ方向に突出すると共に位置決めのためのスリット部を形成するリブが設けられている一方、前記突出部には、前記スリット部と嵌合するリブが径方向外側に突設されていることを特徴とするヘッドユニットにある。
【0017】
かかる第5の態様では、シール部材を容易且つ確実に位置決めすることができる。
【0018】
本発明の第6の態様は、第1〜4の何れかの態様において、前記ヘッドケースと前記インク供給手段保持部材との連結は、少なくとも何れか一方が突出する少なくとも2つの締結機構により締結することを特徴とするヘッドユニットにある。
【0019】
かかる第6の態様では、ヘッドケースとインク供給手段保持部材とが、確実に固定される。
【0020】
本発明の第7の態様は、第6の態様において、前記ヘッドケース及び前記インク供給手段保持部材の少なくとも一方の対向面に、他の部分よりも突出すると共に他方の対向面と当接して前記ヘッドケースと前記インク供給手段保持部材との位置決めを行う少なくとも二つの当接部が前記締結機構の並び方向と交差する方向に当該締結機構を挟んで設けられていることを特徴とするヘッドユニットにある。
【0021】
かかる第7の態様では、当接部によりヘッドケースとインク供給手段保持部材との相対位置関係が決定され、これらの接合部分でのシール性が向上する。
【0022】
本発明の第8の態様は、第7の態様において、前記締結機構の少なくとも一方に前記ヘッドケースと前記インク供給手段保持部材との相対的位置決めを行う位置決め部が付設され、該位置決め部と前記複数の当接部とが略多角形の頂点位置に配置されていることを特徴とするヘッドユニットにある。
【0023】
かかる第8の態様では、略三角形の限定位置に配置された位置決め部及び当接部とにより、ヘッドケースとインク供給手段保持部材との相対位置が確実に決定される。
【0024】
本発明の第9の態様は、第8の態様において、前記複数の突出部が、前記複数の当接部と該位置決め部とを結ぶ前記略多角形の範囲内に配置されていることを特徴とするヘッドユニットにある。
【0025】
かかる第9の態様では、ヘッドケースとインク供給手段保持部材との接続部分のシール性がさらに向上し、インク流路が確実に連結される。
【0026】
本発明の第10の態様は、第7〜9の何れかの態様において、前記複数の当接部の並び方向が、前記ヘッドユニットが走査される方向であることを特徴とするヘッドユニットにある。
【0027】
かかる第10の態様では、インクジェット式記録ヘッドを走査する際のインク漏れが防止できる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0029】
図1は、本発明の一実施形態に係るヘッドユニットの斜視図、図2はその要部を示す概略断面図、図3はヘッドケースの斜視図である。
【0030】
本発明の一実施形態に係るヘッドユニット10は、図1及び図2に示するように、プリンタのキャリッジに搭載されて図示しないインク供給手段であるインクカートリッジを収容するインクカートリッジ収容室11を有するインク供給手段保持部材であるカートリッジケース12と、インクカートリッジケース12の下面側にインク供給路基板13を介して設けられるヘッドケース14と、このヘッドケース14の下面側に設けられ圧電素子の駆動によってインクを吐出する記録ヘッド本体15とを具備する。また、カートリッジケース12のインクカートリッジ収容室11側の底面部分には、インクカートリッジの各色毎に挿入されるインク供給針16が固定されている。
【0031】
カートリッジケース12の下側に設けられるインク供給路基板13は、各インク供給針16に連通される複数の、例えば、本実施形態では、黒色のインクに対応して2本と、イエロー、マゼンダ及びシアンの各色に対応して1本ずつの合計5本のインク供給路17A〜17Eを有する。
【0032】
ヘッドケース14は、インク供給路基板13の各インク供給路17A〜17Eに接続されるインク流路18A〜18Eを有し、ヘッドケース14のインク供給路基板13側には、これらのインク流路18A〜18Eがそれぞれ開口する複数の突出部19A〜19Eが設けられている。
【0033】
これら突出部19の周囲の一部には、後述するシール部材20の位置決めのために、例えば、本実施形態では、突出部19A〜19Eの並び方向とは略直交する方向に延びるリブ21が設けられている(図3参照)。なお、このリブ21は、シール部材が確実に位置決めされるように形成されていればよく、本実施形態では、突出部19A〜19C及び19Eに設けるようにしているが、突出部19Dは、突出部19Eとの距離が近いため、リブを設けなくても位置決めすることができる。さらに、これらの突出部19A〜19Eのうちの両端部に位置する突出部19A及び19Eの外側には、シール部材20の長手方向両端部の変形を防止する受け部22が設けられている。
【0034】
また、詳しくは後述するが、本実施形態では、これらの突出部19A〜19Eの並び方向とは直交する方向の両端部略中央には、ヘッドケース14を位置決めすると共に固定するための貫通孔23がそれぞれ形成されている。
【0035】
シール部材20は、インク供給路17とインク流路18との接続部分の周囲をシールするためのものであり、図4に示すように、各インク流路18に対応して貫通孔24が形成され、ヘッドケース14の複数の突出部19A〜19Eを一体的に覆う形状を有する。また、シール部材20の各突出部19A〜19C及び19Eの周囲に対応する部分には、厚さ方向に突出するリブ25が形成されており、各突出部19A〜19C及び19Eの外周面に嵌合される凹部26が画成されている。また、このリブ25の一部には、上述した突出部19A〜19C及び19Eのリブ21にそれぞれ対応してスリット部27が形成されている。
【0036】
そして、このようなシール部材20を介してヘッドケース14のインク流路18とインク供給路基板13のインク供給路17とが接続される。すなわち、ヘッドケース14は、突出部19A〜19Eの先端面がシール部材40を介してインク供給基板13の各インク供給路17A〜17Eに対応して当接されて、インク供給路17とインク流路18が接続される。
【0037】
ここで、シール部材20の両端部は、ヘッドケース14の受け部22によって厚さ方向への変形が防止されており、インク供給路17とインク流路18との接続部分のシール性が向上されている。すなわち、シール部材は、インク供給路基板13とヘッドケース14との間に狭持される際に変形するが、厚さ方向に変形することがないため、インク供給路17とインク流路18との接続部分に隙間が生じることがない。さらには、ヘッドケース14の各突出部19間には、図3に示すように、記録ヘッド本体15を駆動するための回路基板28が配されているため、シール部材20はこの回路基板28によっても厚さ方向の変形が防止されている。これらにより、インク供給路17とインク流路18との接続部分でのインクの漏れは確実に防止されている。
【0038】
このような突出部19の先端面の形状は、特に限定されないが、例えば、略R形状とすることが好ましく、これにより、突出部19とシール部材20とが線接触となり、シール性が向上する。
【0039】
またこのとき、シール部材20は、スリット部27にヘッドケース14のリブ21が嵌合することにより、所定の位置に確実に位置決めされる。なお、突出部19Dには、スペースの関係でリブが設けられてないが、突出部19C及び19Eとスリット部27との位置決めにより、突出部19Dに対応する貫通孔23も位置決めされる。
【0040】
なお、本実施形態では、シール部材20を一体的に形成するようにしたが、これに限定されず、例えば、複数のシール部材を各突出部に対応して設けるようにしてもよい。この場合でも、各突出部に、それぞれ、シール部材の端部の変形を防止する突出部を一体的に設けるようにすれば、上述と同様の効果が得られる。
【0041】
また、突出部19を配置も特に限定されず、例えば、図5に示すように、略三角形形状等の多角形状に配置するようにしてもよい。その際、シール部材20の端部の変形を防止する受け部22を、各突出部19を結ぶ頂点の外側に、それぞれ一体的に設けるようにすれば、上述と同様の効果が得られる。
【0042】
さらに、以下で詳述するように、ヘッドケース14は、位置決め部31及び当接部32によって位置決めされて固定されるため、突出部19は、何れの配置としてもこの位置決め部31及び当接部32を結ぶ略多角形の範囲内に配置することが好ましく、これにより、インク流路をより確実に連通することができる。
【0043】
このように、ヘッドケース14はインク供給路基板13上にシール部材20を介して設けられるが、実際には、カートリッジケース12に締結機構、例えば、本実施形態では、ねじを締結することによって固定されている。以下、その固定構造について説明する。
【0044】
本実施形態では、カートリッジケース12は、図6に示すように、その下面側の幅方向中央部に、インク供給路基板13を幅方向に挟む二つの締結用ボス29A,29Bが設けられている。この締結用ボス29A,29Bは、ヘッドケース14を固定するためのねじを締結するためのものである。また、この二つの締結用ボス29A,29Bの両側には、この締結用ボス29A,29Bの強度を高めると共にヘッドケース14を位置決めするためのリブ30A及び30Bがそれぞれ付設されている。なお、本実施形態では、一方の締結用ボス29Aに設けられたリブ30Aが、ヘッドケース14を位置決めするための位置決め部31となっている。すなわち、締結用ボス29Aに設けられているリブ30Aは、所定の高さで形成され、ヘッドケース14と当接してカートリッジヘッド11とヘッドケース14との距離を一定に保持するようになっている。また、他方の締結用ボス29Bに設けられているリブ30Bは、リブ30Aよりも高さが若干低く形成され、ヘッドケース14とは当接しないようになっている。さらにこの締結用ボス29Bの両側には、位置決め部31と略同一高さを有すると共にヘッドケース14を位置決めする当接部32がそれぞれ設けられている。
【0045】
したがって、ヘッドケース14は、その両端部中央に設けられた貫通孔23にカートリッジケース12の締結用ボス29が嵌合されると共に位置決め部31と二つの当接部32との3点に当接することによって位置決めされ、カートリッジケースの締結用ボス29にねじを締結することによりカートリッジケース12に固定される。
【0046】
このとき、本実施形態では、位置決め部31及び二つの当接部32がそれぞれ略正三角形の頂点に対応する位置となるように設けられているため、へッドケース14とカートリッジケース12との相対位置を確実に決定することができる。
【0047】
また、本実施形態では、ヘッドケース14を位置決め部31と2つの当接部32との3点で位置決めするようにしたが、これに限定されず、例えば、さらに、当接部を設ける等により、ヘッドケース14を4点以上で当接させることにより位置決めするようにしてもよいことは言うまでもない。
【0048】
このように、本実施形態では、ヘッドケース14を少なくとも3点で位置決めして固定するようにしたので、すなわち、走査方向とは交差する方向に並ぶ締結用ボス29で固定すると共に走査方向に並ぶ位置決め部31及び当接部32とでカートリッジケース12とヘッドケース14との位置を所定の位置に保持するようにしたので、ヘッドの走査の際に、重量のあるインクカートリッジが揺れてもカートリッジケース12とヘッドケース14との相対位置が確実に保持され、インク漏れ等が生じることがない。
【0049】
以上のように、インク供給路17とインク流路18とが確実に接続されるようにカートリッジケース12とヘッドケース14とが固定されると共に、ヘッドケース14と記録ヘッド本体15とが固定されてヘッドユニットが形成された後、インクジェット式記録装置のキャリッジに搭載される。
【0050】
ここで、このようなヘッドユニットに用いられる記録ヘッド本体の一例を示す。
【0051】
図7には、縦振動型の圧電素子を有するヘッド本体であるインクジェット式記録ヘッドの一例を示す。図示するように、スペーサ31には、複数の圧力発生室32が並設され、スペーサ31の両側は、各圧力発生室32に対応してノズル開口33を有するノズルプレート34と、振動板35とにより封止されている。また、スペーサ31には、各圧力発生室32毎にそれぞれインク供給口36を介して連通されて複数の圧力発生室32の共通のインク室となるリザーバ37が形成されており、リザーバ37には、図示しないインクカートリッジが接続される。
【0052】
一方、振動板35の圧力発生室32とは反対側には、各圧力発生室32に対応する領域にそれぞれ圧電素子38の先端が当接されている。これらの圧電素子38は、圧電材料39と、電極形成材料40及び41とを縦に交互にサンドイッチ状に挟んで積層され、振動に寄与しない不活性領域が固定基板42に固着されている。なお、固定基板42と、振動板35,スペーサ31及びノズルプレート34とは、基台43を介して一体的に固定されている。
【0053】
このように構成されたインクジェット式記録ヘッドでは、インクカートリッジに連通されるインク流路を介してリザーバ37にインクが供給され、インク供給路36を介して各圧力発生室32に分配される。実際には、圧電素子38に電圧を印加することにより圧電素子38を収縮させる。これにより、振動板が圧電素子38と共に引き上げられて圧力発生室38の容積が広げられ、圧力発生室38内にインクが引き込まれる。そして、ノズル33に至るまで内部をインクで満たした後、駆動回路からの記録信号に従い、圧電素子38の電極形成材料40及び41に印加していた電圧を解除すると、圧電素子28が伸張されて元の状態に戻る。これにより、振動板35も変位して元の状態に戻るため圧力発生室32が収縮され、内部圧力が高まりノズル33からインク滴が吐出される。
【0054】
なお、本実施形態では、記録ヘッド本体として、圧電振動式のインクジェット式記録ヘッドを例示して説明したが、これに限定されず、例えば、バブルジェット式のインクジェット式記録ヘッド等、種々の構造のインクジェット式記録ヘッドに応用することができることはいうまでもない。
【0055】
また、これら各実施形態のインクジェット式記録ヘッドは、インクカートリッジ等と連通するインク流路を具備する記録ヘッドユニットの一部を構成して、インクジェット式記録装置に搭載される。図8は、そのインクジェット式記録装置の一例を示す概略図である。
【0056】
図8に示すように、インクジェット式記録ヘッドを有するヘッドユニット61A及び61Bは、前述のようにインク供給手段を構成するカートリッジ62A及び62Bが着脱可能に設けられ、この記録ヘッドユニット61A及び61Bを搭載したキャリッジ63は、装置本体64に取り付けられたキャリッジ軸65に軸方向移動自在に設けられている。この記録ヘッドユニット61A及び61Bは、例えば、それぞれブラックインク組成物及びカラーインク組成物を吐出するものとしている。
【0057】
そして、駆動モータ66の駆動力が図示しない複数の歯車およびタイミングベルト67を介してキャリッジ68に伝達されることで、記録ヘッドユニット61A及び61Bを搭載したキャリッジ63はキャリッジ軸65に沿って移動される。一方、装置本体64にはキャリッジ63に沿ってプラテン68が設けられている。このプラテン68は図示しない紙送りモータの駆動力により回転できるようになっており、給紙ローラなどにより給紙された紙等の記録媒体である記録シートSがプラテン68に巻き掛けられて搬送されるようになっている。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、インク流路が開口する突出部の両側にシール部材の変形を防止するための受け部を設けたので、インク流路の接続部分のシール性を向上することができる。また、ヘッドケースとカートリッジケースとの位置決めを少なくとも3点で行うようにしたので、ヘッドを走査する際等にカートリッジケースが傾くことがなく、さらにシール性を向上することができ、インク流路の接続部分からのインクの漏れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るヘッドユニットを示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るヘッドユニットの要部を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るヘッドケースを示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るシール部材を示す平面図及び断面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る突出部の配置の他の例を示す平面図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るカートリッジケース示す斜視図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る記録ヘッド本体の断面図である。
【図8】本発明の一実施形態に係るインクジェット式記録装置の概略図である。
【図9】従来技術に係るヘッドユニットの斜視図である。
【符号の説明】
10 ヘッドユニット
12 カートリッジケース
13 インク供給路基板
14 ヘッドケース
15 記録ヘッド本体
16 インク供給針
17 インク供給路
18 インク流路
19 突出部
20 シール部材
21 リブ
22 受け部
27 スリット部
31 位置決め部
32 当接部

Claims (10)

  1. インクを吐出するノズル開口に連通する圧力発生室を有する記録ヘッド本体と当該記録ヘッド本体のインク供給口側に固定されると共に前記インク供給口と連通するインク流路を有するヘッドケースと、インク供給手段を保持し前記ヘッドケースの前記記録ヘッド本体とは反対側にシール部材を介して固定されるインク供給手段保持部材とを備えたヘッドユニットにおいて、
    前記ヘッドケースの前記シール部材側に前記インク流路がそれぞれ開口する複数の突出部が設けられると共に、前記シール部材は前記複数の突出部を覆う形状を有し、前記複数の突出部を結ぶ略多角形の頂点の外側にはそれぞれ前記シール部材を受けて当該シール部材の端部の厚さ方向の変形を防止する受け部が当該突出部と一体的に設けられていることを特徴とするヘッドユニット。
  2. 前記シール部材が前記複数の突出部を一体的に覆う形状を有することを特徴とする請求項1に記載のヘッドユニット。
  3. 前記シール部材と当接される前記インク流路の開口端面が、R形状となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のヘッドユニット。
  4. 前記突出部の間にはプリント基板が配置され前記シール部材の変形を防止していることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のヘッドユニット。
  5. 前記シール部材の前記突出部に対応する部分の周縁には厚さ方向に突出すると共に位置決めのためのスリット部を形成するリブが設けられている一方、前記突出部には、前記スリット部と嵌合するリブが径方向外側に突設されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のヘッドユニット。
  6. 前記ヘッドケースと前記インク供給手段保持部材との連結は、少なくとも何れか一方が突出する少なくとも2つの締結機構により締結することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のヘッドユニット。
  7. 前記ヘッドケース及び前記インク供給手段保持部材の少なくとも一方の対向面に、他の部分よりも突出すると共に他方の対向面と当接して前記ヘッドケースと前記インク供給手段保持部材との位置決めを行う少なくとも二つの当接部が前記締結機構の並び方向と交差する方向に当該締結機構を挟んで設けられていることを特徴とする請求項6に記載のヘッドユニット。
  8. 前記締結機構の少なくとも一方に前記ヘッドケースと前記インク供給手段保持部材との相対的位置決めを行う位置決め部が付設され、該位置決め部と前記複数の当接部とが略多角形の頂点位置に配置されていることを特徴とする請求項7に記載のヘッドユニット。
  9. 前記複数の突出部が、前記複数の当接部と該位置決め部とを結ぶ前記略多角形の範囲内に配置されていることを特徴とする請求項8に記載のヘッドユニット。
  10. 前記複数の当接部の並び方向が、前記ヘッドユニットが走査される方向であることを特徴とする請求項7〜9の何れかに記載のヘッドユニット。
JP2183799A 1999-01-29 1999-01-29 ヘッドユニット Expired - Fee Related JP3832541B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2183799A JP3832541B2 (ja) 1999-01-29 1999-01-29 ヘッドユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2183799A JP3832541B2 (ja) 1999-01-29 1999-01-29 ヘッドユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000218810A JP2000218810A (ja) 2000-08-08
JP3832541B2 true JP3832541B2 (ja) 2006-10-11

Family

ID=12066201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2183799A Expired - Fee Related JP3832541B2 (ja) 1999-01-29 1999-01-29 ヘッドユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3832541B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4911306B2 (ja) * 2007-03-28 2012-04-04 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000218810A (ja) 2000-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3674668B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
US6926382B2 (en) Ink-jet head and ink-jet printer
KR0161793B1 (ko) 잉크 제트 기록 장치 및 그에 사용되는 잉크 탱크
JP5019058B2 (ja) 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
US5835110A (en) Ink jet head and ink jet printer
JP4911306B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP3832541B2 (ja) ヘッドユニット
US10967641B2 (en) Liquid ejecting apparatus
JP2002067317A (ja) インクジェット式記録ヘッド、及びそれを用いた画像記録装置
JP5028775B2 (ja) シール構造
JP2001322292A (ja) インクジェットプリンタ及びそのヘッドカートリッジ
JP5673166B2 (ja) 液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置
JP2004322417A (ja) 液体噴射ヘッド、液体噴射装置、及び液体噴射ヘッドの製造方法
JP3536806B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド
JP4054979B2 (ja) インクジェットヘッドユニットおよびそれを搭載したプリンタ
JP2008200911A (ja) 液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置
JP3690186B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド
JP4639492B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JP3584960B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JP3890852B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JP4311225B2 (ja) 液体噴射装置
JP2007136687A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2008273193A (ja) 液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置
JP4691940B2 (ja) 液体噴射装置
JP2013256007A (ja) 液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051012

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051212

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060322

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060522

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060529

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100728

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110728

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110728

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120728

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120728

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130728

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees