JP3846032B2 - 弁付塗布具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、塗料、絵の具、インキ、修正液、糊、化粧液、薬剤、補修剤、コーティング剤などの液状、粉状の塗布剤を塗布する弁機能を有した塗布具に関する。
【0002】
【従来の技術】
内部に塗布剤収容室を設けた容器本体の開口部前方にたわみ変形可能な塗布先を取り付け、前記塗布剤収容室と塗布先との間に弁座部と、この弁座部に圧接するよう前方に付勢された弁部材とより構成した弁機構を配置してなる弁付塗布具としては、実公昭42−13671号公報に、上辺につば1aを形成し中央に穿設した弁孔2に円錐弁座3aと一体の弁棒3を突出させ、下部内設縁1bに係止した螺旋発条体4の上端部を前記弁座3aの下面に固定3a´して弁座を弁孔2に圧接させた中蓋1を容器本体8の口部に挿着して、この上部から厚肉のスポンジラバー体7を受盤5aに接着7´した外蓋5を前記弁棒3が受盤中央の弁孔6を貫通してスポンジラバー体内に挿入するよう冠着し、更にキャップ10を冠合してなる塗布用液体容器を要旨とする考案が開示されている。
上記塗布剤用液体容器の使用法は以下の通りである。
スポンジラバー体を下にして被塗布面に押圧すると、スポンジラバー体の圧縮と共に弁棒が容器本体内方に移動し、弁座と弁孔との圧接が解除されて間隙が生じる。この間隙より容器本体内の内容液が流出してスポンジラバー体内に浸透する。この後、押圧力を解除して弁座と弁孔とを圧接密閉し、内容液を含浸したスポンジラバー体で所望の箇所に塗布する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記実公昭42−13671号公報に開示されるような塗布具は、手に持って塗布を行うことが多く、この場合、塗布具を被塗布面に対して垂直でなく、斜めに角度をつけて使用することが多い。これは、斜めに角度をつけて使用した方が、被塗布面への視界が良好となり、また、塗布先の被塗布面に対する接触荷重が小さくなるので、塗布しやすくなるためである。
一方、上記のような塗布具は塗布部を圧縮すると共に弁を開放する機構であるから、実用的な力で弁を開閉するために、弁棒の先端は少なくとも塗布先の中間部より前方に位置することが必要である。
このような塗布具においては、塗布時には、塗布先であるスポンジラバー体内の弁棒先端が固いので弁棒を押す感触が伝わり、ごつごつした感触になってしまい滑らかな感触を得ようとすることが困難であり、また、弁開放時には、弁棒を斜め後方に押圧することになり、弁棒が他の部材と接触しながら移動するため、弁棒に対する付勢力と接触抵抗荷重との和に抗して弁を開放することとなり、弁を開放する荷重が重くなるという問題があった。
【0004】
本発明は、塗布時のごつごつした感触を低減し、かつ、弁を開放できる荷重が重くならず、しかも、小さな荷重でも確実に弁が開く弁付塗布具を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を達成するためになしたものであって、内部に塗布剤収容室を設けた容器本体の開口部前方に、たわみ変形可能な塗布先を取り付け、前記塗布剤収容室と塗布先との間に弁座部と、この弁座部に圧接するよう前方に付勢された弁部材とより構成した弁機構を配置してなる弁付塗布具において、前記弁部材が、その弁部の前方に、たわみ変形可能な凸片部を前記塗布先方向に突出させると共に、この凸片部先端に凸片部の厚さ寸法より大きい幅広部を設けたものであることを特徴とする弁付塗布具を要旨とする。
【0006】
【実施例】
以下、本発明について添付図面を参照しながら、更に詳細に説明する。
第1実施例
図1〜図8に第1実施例を示す。図2は、図1の側面を示し、図3は図1の上面を示す。
図1の参照符号1は、先端が開口した容器本体である。この容器本体1の内部は横断面が偏平形の塗布剤収容室となっていて、容器本体1前方は略円筒状の開口部となっている。この開口部には、開口部先端の先端面1aと、開口部内面の内周面1bと、開口部外周の螺旋形右締め方向の雄ねじ部を設けている。この雄ねじ部後端に続く後方には、塗布剤収容室の偏平形方向位置に前方が半円状の突起1cを2箇所設けている。
容器本体1前方には、貫通孔を有する全体が筒状の前軸2を螺合により取り付けている。
前軸2の貫通孔には、その先端から後方のやや離れた位置に水平に縮径する先段部2aを設けており、この先段部2a後方に、縦断面が半円形で軸心方向に突出した全周状の内方リブ2bを、前後距離をおいて2本設けている。この内方リブ2b後方に、円周上に配置した2箇所の前方半円形の軸心方向に突出する中突起部2cを設け、この中突起部2c後端から水平に拡径する中段部2dを設け、そして中段部2d上には後方に半円形に周状に突出する後方リブ2eを設け、更に、中段部2dから後端に向け、前記容器本体1の雄ねじ部と螺合する雌ねじ部を設けている。
前記後方リブ2eは、容器本体1と前軸2とを螺合したとき、容器本体1の開口部先端の先端面1aと当接することによって、容器本体1と前軸2との結合を強固にするためのものである。
前軸2後端には、前方を半円形に切り欠いた切欠部2fが、円周上に2カ所形成されている。この切欠部2fは、上記容器本体1の前方が半円状の突起1cと嵌め合わされる。
前軸2外面には、先端から離れた途中位置に拡径する全周状の外方リブ2gを設け、この外方リブ2g後方には、水平に拡径する外段部2hを設けている。
さらに、前軸2は上面から見て円形であるが、中突起部2cと切り欠き部2fとは、円中心方向からは、同一の方向に形成している。
【0007】
容器本体1の開口部には、前方が扁平形であり、後方が円筒形であり、かつ前方及び後方が連通する塗布先3を取り付けている。この塗布先3は、容器本体1に取り付けられている前軸2の貫通孔を貫通して前方に突出している。
塗布先3は、たわみ変形が可能で横断面が略半円形の塗布片3aが多数形成された塗布部3bと、塗布部後方に続く円筒部3cにより形成されている。
図4は塗布先3の塗布部3b要部正面を示し、図5は図4の上面を示す。
塗布部3bは、後方から前方に先細り状にした塗布片3aを、横方向に多数一列に並ぶようにし、この列を多数重合し、外側の列より内側の列の先端が突出するようにして形成したものであり、全体が偏平形の平筆穂状のものである。
塗布部3b先端の正面中央部は、塗布片3aの長さが、両側部の長さより短くなっており、凹部3dとなっている。
また、塗布部3bの左右には、塗布剤のはみ出しを抑制するための板状の脇板3eを設けている。
塗布先3内部には貫通孔が形成されている。この貫通孔には、塗布片3a後端から後方に向け横断面を方形に形成した開口部3fを設けており、この開口部3f後方に筒状の中筒部3gを設け、中筒部3g内面後端に弁座部3hを形成している。
塗布先3外部は、塗布片3a後端から後方に裾広がり状に拡径し、最大径箇所を鍔部3iとして設け、鍔部3i後端から水平に縮径する外段部3jを設けている。この外段部3jは、前記前軸2の先段部2aと当接する。
外段部3jから後方に、縦断面が半円形の拡径する全周状の先外方リブ3kを、前軸2内方リブ2bを乗り越える位置関係で2本設けている。
先外方リブ3k後方には、前方半円形の軸心方向に凹んだ凹部3lを円周上に2箇所配置している。この凹部3lは、前軸2中突起部2cと嵌め合うように設けている。
凹部3l後方には、縦断面が半円形の拡径する全周状の後外方リブ3mを、容器本体1内周面1bと密接するように、前後距離をおいて2本設けている。
塗布先3後端には、先方が半円形に切り欠かれた切欠部3nを、円周上に2箇所配置している。
切欠部3nから離れた内面先方に、全周に凹んだ周溝3oを設けている。凹部3lと切り欠き部3nの上面から見た配置関係は、円中心角度方向で90度異なる方向に設け、又、開口部3fを上面から見て、長辺方向に凹部3lを、短辺方向に切り欠き部3nを設けている。
【0008】
塗布先3の貫通孔内には、弁機能及び弾発性機能を有する弁部材4を配している。
弁部材4先端には、たわみ変形可能な凸片部4aを設けている。この凸片部4aは、横断面が方形の板状のものであり、前記塗布先3開口部3fを通過して、塗布部3b内に突出している。
凸片部4aには、前方の側面に左右2箇所、後方が広がるように突出する凸部4bを設けている。凸部4b後方には周囲に段状に広がる段部4cを設けている。
凸片部4a後端に球面状の弁部4dを連設している。この弁部4dは、塗布先3の弁座部3hと円周線で当接するように設けている。弁部4dと連設して後方に螺旋形の2本の弾撥部4eを、塗布先3円筒部3c内面と接触しないように設けている。弾撥部4e後端に円筒状の後筒部4fを設け、後筒部4f外壁の先方には拡径する全周状の外方リブ4gを塗布先3周溝3oに嵌め合わせるように設けている。後筒部4f後端には、前方が半円状の突起4hを円周上に2カ所設けている。この突起4hは、塗布先3切欠部3nと嵌め合わされるものであり、弁部材4を上面から見て、凸片部4aの長辺側中央方向に配置している。
弁部材4は外方リブ4gで塗布先3と固定され、弾撥部4eにより弾撥され、弁部4dが塗布先3弁座部3hと圧接することにより弁機構を形成している。又、弁部材4凸片部4aの横断面積(幅×厚さ)は、塗布先3の各塗布片3a横断面積より大きくし、たわみ度あいが凸片部4aより塗布片3aの方が大きくなるようにしている。
弁部材4凸片部4a先端には、幅広部を形成している。実施例1において、幅広部は、凸片部4a先端に固着した、後方が開口した側面から見て傘形状の先体5によって形成している。
本実施例において、幅広部を弁部材4と別体の先体5によって形成したのは、本弁付塗布具を組み立てる都合上である。即ち、弁部材4の凸片部4aを、塗布先3の開口部3fを通して、塗布部3bに挿入するとき、凸片部4aの先端に幅広部が形成されていたのでは、凸片部4aが開口部3fを通らないためである。つまり、凸片部4aを開口部3fに通した後、先端に、先体5を取り付けることによって、凸片部4a先端に幅広部を形成するわけである。従って、幅広部は、凸片部4aと別体のものによって形成されるべき必然性はなく、後述する実施例2に記載したように凸片部4aと一体の構造によって形成することも可能である。
図6は先体5の正面の部分断面を示し、図7はその側面の全断面を示す。
先体5は、板状部5aと、この板状部5aの上側に設けた鍔部5bとよりなっている。前記板状部5aには、後方が開口した空間部が形成されおり、更に、両方の短辺側壁に透窓5cが形成されている。先体5は、板状部5aの空間部に凸片部4aの先端を挿入して固着されるが、この時、先体5後端は、弁部材4段部4cと当接し、透窓5cは、弁部材4凸部4bが嵌め込まれる。
先体5先端は塗布先3先端より僅かに先方に突出するように配置されている。
本発明に係る弁付塗布具において、先体5の鍔部5bは、弁部材4凸片部4aの厚さ寸法より大きく形成され、幅広部となっている。
鍔部5bの背面と、その後方の塗布先3塗布片3a先端との間には空隙部5dが存在する。この空隙部5は、本発明に係る弁付塗布具を使用するとき、弁部材4が塗布片3aに影響されずに後退できるように設けたものである。従って、空隙部5dは、塗布片3aの形状、材質などを適宜設計、選択することによって、その有無、形状、大きさを選択することができる。本実施例における空隙部5dの寸法を寸法Pで示す。
先体5先端面中央には、凹条に窪んだ凹部5eを設けている。
また、先体5全体は、塗布先3a凹部3dに収まるように設けている。
先体5の組み立て順序は、塗布先3a後方から弁部材4を挿入組み立てし、弁部材4弁部4dの背面を組み立て治具で受け、弁部材4の後方移動を阻止した後、先体5を先方から弁部材4凸片部4a先端に挿入組み立てする。
参照符号6は、略円筒状、有底状の後方が開口したキャップである。このキャップ6は、塗布先3を外側から保護し、前軸2と脱着しうる様になっている。
キャップ6内面の前後略途中位置に、全周状に軸心方向に縮径し、前軸2先端外周面と密接するように、内方リブ6aを設けている。そして、内方リブ6a後方に、軸心方向に突出する係止リブ6bを円周上で4ヶ所設けている。この係止リブ6aは、キャップ6を前軸2に取り付けたとき、前軸2外方リブ2gを乗り越える位置に形成する。
キャップ6の後端面は、キャップ6を前軸2に取り付けたとき前軸2外段部2hと当接する。
【0009】
本発明の作用効果について図8を参照して説明する。
参照符号7は、紙面等の被塗布面である。塗布部位で実線の細線は被塗布面に押し当てる前の状態を示し、実線の太線は被塗布面に押し当てた後の塗布部位が変形し開弁した状態を示す(塗布部位の変形垂直長さを<寸法Q>で示す)。塗布時、塗布先の塗布部を被塗布面に押し当てると、塗布部の塗布片がたわみ変形可能となっているので湾曲変形する。このとき、塗布片からなる列の間に設けた弁部材の凸片部もたわみ変形可能となっているので湾曲変形する。以上のように、凸片部は、塗布片の変形に従って湾曲変形するので、塗布操作でのごつごつした感触が低減する。
更にこの時、塗布先先端より僅かに突出した、幅広部を有した先体は、被塗布面に接触する塗布部位の中で最も接触抵抗が大きくなり、先体にかかる応力も相対的に大きなものとなる。この時、先体と一体に連結された弁部材は、その弾撥力に抗して弁部が塗布先弁座部から容器後方に離れ、弁が開口する。(開口における寸法をRで示す。)
弁が開口すると、塗布液収容室内の塗布剤は、弁を通過し、塗布先塗布部の各塗布片内に分散されて被塗布面へと流出する。
弁開口時における先体の後方移動に対する塗布先の影響は以下の通りである。先体幅広部の背面(先体先端面の裏面)塗布先塗布片先端との間には空隙部を設けているので、先体が塗布先に干渉することなく、円滑に後方移動することが出来る。更に、被塗布面の反対面でも、先体幅広部の背面と塗布先端列の塗布片先端との間に空隙部を設けているので、塗布部位が湾曲変形しても、先体は塗布先に干渉することなく円滑に後方移動することが出来る。
又、被塗布面側で、塗布先端列の中央側の塗布片を短くしているので、図に示す如く、この塗布片の曲り程度が同列の他の長い塗布片曲りより少ない程度なので、結果として、塗布片間の開き方で塗布先端列の中央側が左右両側より多く開くこととなる。(中央側の塗布片と、左右両側の塗布片との開きの差を寸法Sで示す。)
このことによって、塗布剤の被塗布面側への流出量を中央側に多く、端側に少なくすること、つまり、偏平塗布先両側への塗布剤はみ出し量を抑えることが出来る。そして、同様の作用によって、弁から塗布部中央先端迄の塗布剤流出時間を短く、つまり、塗布剤吐出即答性を高めることが出来る。
尚、先体後方移動と塗布先先端との干渉阻害は、塗布片後方曲げ強度が高い場合に生ずるものであり、塗布片材質が軟質で、又は、繊細な形状等で、塗布片後方曲げ強度を低くすれば、塗布先先端が先体幅広部の背面と接触しながら他方向に変形(=逃げる)するので、先体幅広部背面の空隙部を設けなくても良い。
塗布時、塗布剤は各塗布片へと分散されて被塗布面へと塗布されるが、先体先端中央に設けた凹部に多めに塗布剤が導かれるので、被塗布面への先体接触域と他の塗布片接触域とは同等の塗布量状態となるものである。
【0010】
第2実施例
図9〜図12に第2実施例を示す。
第2実施例は、第1実施例において、弁部材を、下記に示すものを用いた以外は第1実施例と同様である。従って、第2実施例の説明は、弁部材14についてのみ行う。
図9は弁部材14の前方要部を示し、図10は弁部材14を一部曲げ加工し、幅広部を形成した後の状態を示す。図11は図10の側面を示し、図12は図10の上面を示す。
弁部材14は、前方に板状の凸片部14aを設け、この凸片部14a後方に部分球形状の弁部14dを、更に、その後方には2条の螺旋形の弾撥部14eを設けたものである。
凸片部14aは、その先端中央にスリット状の切り欠き部14iを設け、その後方には、凸片部14a後端迄直線状に突出するリブ14jを設けている。
塗布先(不図示)に弁部材14を組み立てた後、切欠部14iの後方の折り曲げ部14k位置で側面から見て、傘状に折り曲げることによって、凸片部14a先端に鍔部14lを形成する。この時、折り曲げた後の切欠部14i後端は正面から見て窪んだ凹部14mとなしている。
本発明に係る弁付塗布具において、上記鍔部14lは、凸片部14aの厚さ寸法より大きく形成され、幅広部となっている。
尚、切欠部14iは凸片部14a横断面の長辺側に設けたが、短辺側に設けても、さらに1ヶ所ではなく複数設けても良い。幅広部14lを形成する折り曲げ角度、折り曲げ方向も必要に応じた設定で良い。弁部材のリブも面上に1本で示したが、必要に応じて複数本設けても良い。
【0011】
本実施例の作用効果は第1実施例と略同様であるが、更に付け加えると以下のようである。
幅広部は、弁部材と同体に設けることが出来、先体等の部材を別に設けなくても良い。又、凸片部の略全長にリブを設けているので、弁開閉作動時の凸片部と塗布先開口部接触が線接触から点接触になり、より接触抵抗を低減出来、弁開閉作動を円滑に出来るものである。
【0012】
第3実施例
図13〜図15に第3実施例を示す。
第3実施例は、第1実施例において、弁部材を、下記に示すものを用いた以外は第1実施例と同様である。従って、第3実施例の説明は、弁部材24についてのみ行う。
図13は先端一部断面の弁部材24の先方要部を示す。図14は図13の側面を示し、図15は図13の上面を示す。
弁部材24は、前方に板状の凸片部24aを設け、この凸片部24a後方に部分球形状の弁部24dを、更に、その後方には2条の螺旋形の弾撥部24eを設けたものである。前記、凸片部24a先端中央に球形状の球部24nを設け、この球部24n後端には凸片部24a肉厚より薄い凹条24oを設けている。
そして、凸片部24a先端には、先端が膨らんだ略円盤形の先体25を固着している。
先体25は、円盤形の直径を幅広部25bとなし、内部に球形状の凹球部25eを設け、先方に開口する開口部25fを設けている。
内部に設けた凹球部25eは、前記弁部材24球部24nを外側から嵌め込む為に設けたものである。
尚、先体と弁部材の結合関係は、先体側に球部を設け弁部材側に凹球部を設けても良く、さらに、球形状の回転構造ではなく、円柱形状の回転軸構造を採用しても良い。
【0013】
本実施例の作用効果は第1実施例と略同様であるが、更に付け加えると以下のようである。先体と弁部材球部は球状に球心を中心として先体全体が回転するように嵌め込まれていて、かつ、弁部材に屈曲変形部となる凹条を有しているので、塗布操作で被塗布面に先体を接触させた時、先体がその接触状態に応じた当接角度となり、その接触状態はより一定となるので、弁部材の開閉作動性はより安定したものとなる。
【0014】
第4実施例
図16〜図18に第4実施例を示す。
第4実施例は、第1実施例において、弁部材を、下記に示すものを用いた以外は第1実施例と同様である。従って、第4実施例の説明は、弁部材34についてのみ行う。
図16は弁部材34の先方要部を示す。図17は図16の側面を示し、図18は図16の上面を示す。
弁部材34は、前方に板状の凸片部34aを設け、その凸片部34a後方に部分球形状の弁部34dを、更に、その後方には2条の螺旋形の弾撥部34eを設けたものである。
凸片部34a先端中央には、側面から見て傘形状の幅広部34lを設けている。この幅広部34l表面には、幅広部34l正面中央から上面に繋がる窪んだ溝状の凹部34mを設けている。
凸片部34a先端の幅広部34l後方には、方形に開口した透孔34pを設けている。
塗布先(不図示)と弁部材34との組立ては、上記弁部材34の幅広部34lを透孔34p側へ折り曲げて、塗布先後方から塗布先の横断面方形形状の開口部を通過させた後、弁部材34の幅広部34lを元の形状に戻す方法を採用する。
尚、透孔34p形状は方形で示したが、台形形状・楕円形状・波枠取り形状等必要に応じて種々の形状を採用出来、又、1ヶ所ではなく複数設けても良い。さらに凸片部34aの透孔34p以外の幅広部34lへの橋渡し箇所に、組立時折り曲げ性を良くするため溝形状を設けたり、補強のため縦リブを局部配置しても良い。
【0015】
本実施例の作用効果は第1実施例と略同様であるが、更に付け加えると以下のようである。幅広部は第2実施例と同様に、弁部材と同体に設けることが出来、かつ、幅広部を左右対称に設けられるので、第1実施例と同様に弁開き作動性を良く出来るものである。
【0016】
【発明の効果】
本発明の弁付塗布具は、塗布時のごつごつした感触を低減し、かつ、弁を開放できる荷重が重くならず、しかも、小さな荷重でも確実に弁が開き、円滑に塗布剤が吐出するといった長所を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図 1】 第1実施例要部断面図
【図 2】 図1の側面図
【図 3】 図1の上面図
【図 4】 塗布先の要部正面図
【図 5】 図4の上面図
【図 6】 先体の一部断面図
【図 7】 図6の側面図
【図 8】 第1実施例の塗布時の説明図
【図 9】 第2実施例弁部材の一部正面図
【図10】 第2実施例弁部材の一部曲げ加工後の正面図
【図11】 図10の側面図
【図12】 図10の上面図
【図13】 第3実施例弁部材の一部断面図
【図14】 図13の側面図
【図15】 図13の上面図
【図16】 第4実施例弁部材の一部正面図
【図17】 図16の側面図
【図18】 図16の上面図
【符号の説明】
1 容器本体
1a 先端面
1b 内周面
1c 突起
2 前軸
2a 先段部
2b 内方リブ
2c 中央突起
2d 中段部
2e 後方リブ
2f 切り欠き部
2g 外方リブ
2h 外段部
3 塗布先
3a 塗布片
3b 塗布部
3c 円筒部
3d 凹部
3e 脇板
3f 開口部
3g 中筒部
3h 弁座部
3i 鍔部
3j 外段部
3k 先外方リブ
3l 凹部
3m 後外方リブ
3n 切り欠き部
3o 周溝
4、14、24、34 弁部材
4a、14a、24a、34a 凸片部
4b 突部
4c 段部
4d、14d、24d、34d 弁部
4e、14e、24e、34e 弾撥部
4f 後筒部
4g 外方リブ
4h 突起
14i 切り欠き部
14j リブ
14k 折り曲げ部
14l、34l 幅広部
14m、34m 凹部
24n 球部
24o 凹条
34p 透孔
5、25 先体
5a 板状部
5b 鍔部
5c 透窓
25b 幅広部
5d 空隙部
5e 凹部
25e 凹球部
25f 開口部
6 キャップ
6a 内方リブ
6b 係止リブ
7 被塗布面
Claims (2)
- 内部に塗布剤収容室を設けた容器本体の開口部前方に、たわみ変形可能な塗布先を取り付け、前記塗布剤収容室と塗布先との間に弁座部と、この弁座部に圧接するよう前方に付勢された弁部材とより構成した弁機構を配置してなる弁付塗布具において、前記弁部材が、その弁部の前方に、たわみ変形可能な凸片部を前記塗布先方向に突出させると共に、この凸片部先端に凸片部の厚さ寸法より大きい幅広部を設けたものであることを特徴とする弁付塗布具。
- 幅広部の背面と、その後方の塗布先塗布片先端との間に空隙部を設けたことを特徴とする請求項1記載の弁付塗布具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16628798A JP3846032B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 弁付塗布具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16628798A JP3846032B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 弁付塗布具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH11342364A JPH11342364A (ja) | 1999-12-14 |
| JP3846032B2 true JP3846032B2 (ja) | 2006-11-15 |
Family
ID=15828568
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-05-29 JP JP16628798A patent/JP3846032B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11342364A (ja) | 1999-12-14 |
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