JP3847520B2 - 移動式足場装置を用いた建築物の点検・補修方法およびこの方法に用いる移動式足場装置 - Google Patents

移動式足場装置を用いた建築物の点検・補修方法およびこの方法に用いる移動式足場装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原子力発電所の原子炉建屋ドームや、球状のガスタンク等、略ドーム状に形成された建築物の点検や補修を行う時に用いる移動式足場装置、およびこの装置を用いて建築物の点検および補修を行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
原子力発電所の原子炉建屋ドームとして、円柱状に形成された本体部と、この本体部の上部に半球状に形成されたドーム部とからなる建築物(略ドーム状建築物)が用いられることが多い。このような略ドーム状建築物からなる原子炉建屋ドームのサイズとしては、例えば、本体部およびドーム部の半径が20〜25mを有して構成されるものがある。原子炉建屋ドームは外壁の強度および耐久性が特に重要であり、定期的に外壁の点検を行い、異常等が発見された場合には迅速に補修を行うことが要求される。
【0003】
このような点検を行うため、従来、原子炉建屋ドームを構成する本体部およびドーム部の周壁を一周する歩廊を上下方向に所定の間隔で複数設け、作業者がこの歩廊を歩きながら目視によってドーム外壁の点検を行うようになっていた。、また、このような点検により原子炉建屋ドームの外壁に異常が発見された場合には、歩廊に固定式の足場を取り付けて補修を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、歩廊を上下方向に短い間隔で多数設けることは困難であるため、例えば、半径が20〜25mに形成された原子炉建屋ドームにおいては上下の歩廊の間隔が16m程度で形成されていたが、このような比較的広い上下間隔を有して設けられた歩廊を作業者が歩いて点検する場合、歩廊から遠い箇所の点検が困難であるという問題があった。また、補修を行うための固定式足場はドーム部の周壁全体を覆うように取り付けられるため、固定式足場の取付、取外しに多大な時間と労力を要するばかりでなく、大型クレーンを長時間使用しなければならないことも多く、補修作業効率が悪く、多大な費用を要するという問題もあった。
【0005】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、原子炉建屋ドームのような略ドーム状に形成された建築物の点検作業や補修作業を確実に効率よく、安価に行うことができる移動式足場装置を用いた点検・補修方法およびこの方法に用いる移動式足場装置を提供することを目的する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明に係る建築物の点検・補修方法は、上記のような構成の移動式足場装置、すなわち、建築物の周壁に固定された走行用レール上を走行可能な走行装置を設け、この走行装置に伸縮自在な伸縮ブームを設けるとともに伸縮ブームの伸長方向の端部に水平方向に伸縮自在な伸縮アームを取り付け、この伸縮アームの伸長方向の端部に作業台を取り付けて成る移動式足場装置を用いて建築物の点検・補修を行う方法であって、作業台に作業者が搭乗した状態で、走行装置の走行作動、伸縮ブームの伸縮作動および伸縮アームの伸縮作動を行わせ、作業台を略ドーム状建築物の外壁面に近接する任意の位置に移動させ、作業台に搭乗した作業者により略ドーム状建築物の外壁の点検および補修作業を行うようになっている。これにより、略ドーム状建築物の全外壁の点検および補修作業を簡単に行うことが可能となる。
【0007】
また、本発明に係る移動式足場装置は、走行用レールと、走行装置と、伸縮ブームと、伸縮アームと、作業台とから構成されている。走行用レールは、略ドーム状に形成された建築物(例えば、実施形態に記載の原子炉建屋ドーム5)の周壁に固定され、走行装置は、この走行用レール上をこの走行用レールに沿って走行可能に構成されている。走行装置には伸縮自在な伸縮ブームが取り付けられており、この伸縮ブームの伸長方向の端部には水平方向に伸縮自在な伸縮アームが取り付けられている。そして、この伸縮アームの伸長方向の端部には、作業者が搭乗可能に構成された作業台が取り付けられている。
【0008】
このように構成された移動式足場装置によれば、走行用レールに沿って走行装置を走行させることにより、ドーム状建築物の周壁における円周上の所望の位置に伸縮ブームを移動させることができる。そして、ドーム状建築物が例えば原子炉建屋ドームのような形状である場合には、伸縮ブームを上方に伸長させれば、ドーム状建築物の周壁における所望の位置の近傍に作業台を移動させることができる。なお、原子炉建屋ドームにおいては伸縮ブームを伸長させるにつれて外壁までの距離が離れるため、このような場合には水平アームを伸長させて作業台と外壁との間隔を所望の間隔とすることができる。
【0009】
なお、本発明に係る移動式足場装置においては、伸縮ブームを走行装置に対して起伏作動が自在に構成したり、伸縮アームを伸縮ブームに対して起伏作動および水平旋回作動の少なくとも一方の作動が自在に構成したりすることが好ましい。このような構成とすることにより、作業台の移動位置の微調整が可能となるため作業台を所望の位置により近づけることができるとともに、点検・補修作業の効率を向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。まず、図2を参照して本発明に係る移動式足場装置1が取り付けられる原子炉建屋ドーム5について説明する。原子炉建屋ドーム5は、円柱状に形成された本体部51と、この本体部52の上部に半球状に形成されたドーム部52とから構成されている。そして、本体部51からドーム部52に移行する部分の近傍には下側歩廊53が設けられ、ドーム部52の上部には上側歩廊54が設けられている。各歩廊53,54は、原子炉建屋ドーム5の周壁を一周して設けられ、作業者の歩行が可能となっている。
【0011】
このように構成された原子炉建屋ドーム5には、移動式足場装置1が取り付けられる。以下、図1、図3および図4を加えて移動式足場装置1について説明する。移動式足場装置1は、走行装置10と、動力源20と、ブーム装置30と、走行用レール40とから構成されている。走行用レール40は、上水平板41と、下水平板42と、両水平板41,42の先端部から上下方向に伸びて形成された垂直板43と、各板41,42,43の内側に設けられた補強板44とから構成されている。そして、このように構成された走行用レール40は、下側歩廊53の上方において両水平板41,42の基端部を原子炉建屋ドーム5の外壁に取り付けることにより、原子炉建屋ドーム5の周壁に円周状に一周して固定される。
【0012】
走行装置10は複数の車輪を有して走行用レール40に対して着脱自在に構成されており、走行用レール40に取り付けた状態においてこれらの車輪によって走行用レール40に沿った走行が可能に構成されている。走行装置10は、走行体ベース11と、この走行体ベース11に対して昇降移動自在に構成された昇降部材12とを有して構成されている。走行体ベース11には、回転軸が上水平板41と同一方向に伸びるゴム製の駆動車輪13が4個(図3においては、片側の2個のみ表されている)設けられており、走行用油圧モータ17によって回転駆動されるとともに、ブレーキ18による制動が可能となっている。走行体ベース11には、回転軸が垂直板43と同一方向に伸びる鉄製の補助車輪14が6個(図3においては、片側の3個のみ表されている)設けられている。
【0013】
補助車輪14は、走行体ベース11の上部に設けられた第一補助車輪14a,14aと第二補助車輪14b,14bおよび走行体ベース11の下部に設けられた第三補助車輪14c,14cとからなる。第一補助車輪14aと第二補助車輪14bとは、垂直板43の板厚よりも若干広い間隔を有した位置に対向して配設されている。走行体ベース11の下部には、昇降部材12が油圧昇降シリンダ16の伸縮作動によって昇降自在に取り付けられており、この昇降部材12の下部には第四補助車輪15が取り付けられている。
【0014】
また、走行装置10には外側に突出するブーム取付部19が設けられ、このブーム取付部19にはブーム装置30が取り付けられている。ブーム装置30は、伸縮ブーム31と、伸縮アーム32と、作業台33とから構成されている。伸縮ブーム31は、基端ブーム部材31aと、第一中間ブーム部材31bと、第二中間ブーム部材31cと、先端ブーム部材31dとからなる複数の伸縮ブーム部材によってテレスコピック(入れ子式)に構成され、油圧伸縮シリンダ(図示せず)の伸縮作動によって上下方向に伸縮作動を行うようになっている。
【0015】
このように構成された伸縮ブーム31における先端ブーム部材31dには、伸縮アーム32が取り付けられている。伸縮アーム32は、基端アーム部材32aと、中間アーム部材32bと、先端アーム部材32cとからなる複数の伸縮アーム部材によってテレスコピックに構成され、伸縮ブーム31と同様に図示しない油圧伸縮シリンダの伸縮作動によって水平方向に伸縮作動を行うようになっている。そして、先端アーム部材32cの先端部には、作業者が搭乗可能に構成された作業台33が取り付けられている。
【0016】
前記のように構成された走行装置10の上部には、動力源20が取り付けられている。動力源20は、油圧昇降シリンダ16や走行用油圧モータ17の他、伸縮ブーム31や伸縮アーム32の伸縮作動を行うための油圧伸縮シリンダ等の各油圧アクチュエータへの作動油の供給を行うための油圧ポンプ21と、この油圧ポンプ21を駆動させるためのポンプ駆動用エンジン22と、発電装置23とを有して構成されている。油圧ポンプ21から供給された作動油は、図示しない制御バルブによる給排制御がなされて各油圧アクチュエータを作動させる。なお、このような制御バルブの作動制御は、作業台33に設けられた操作装置(図示せず)の操作によってなされる。また、発電装置23は発電用のエンジンと発電機とから構成されており、発電された電力は作業台33に送られて電動ドリル等補修作業時に作業者が使用する電動ツールの動力源として用いられる。
【0017】
このようにして動力源20や、ブーム装置30が取り付けられた走行装置10は、図示しないクレーン装置等を用いて走行用レール40に取り付けられる。走行装置10を走行用レール40に取り付ける場合には、まず、油圧昇降シリンダ16の伸長作動を行って、図3において鎖線で示すように走行体ベース11に対して昇降部材12を下方に移動させる。この状態で、駆動車輪13、13…を上水平板41上に載置させるとともに、第一補助車輪14aおよび第二補助車輪14bによって垂直板43の上端部を挟持するように走行体ベース11を走行用レール40に引っ掛ける。この状態においては、第三補助車輪14cが垂直板43の下端部外側に当接していることから、ブーム装置30の荷重によって走行体ベース11を倒伏させる方向に作用する力を支持することができるため、走行用レール40に引っ掛けた状態を維持させることができる。
【0018】
このように走行体ベース11を引っ掛けた後は、油圧昇降シリンダ16の縮小作動を行って図3において実線で示すように第四補助車輪15を第三補助車輪14cの反対側の位置である垂直板43の下端部内側に位置させるように、昇降部材12を上昇させる。そして、この状態でアーム固定用ボルトBを用いて、走行体ベース11に昇降部材12を固定し、走行装置10が走行用レール40から外れないようにする。このようにして走行用レール40に走行装置10を取り付けた後は、作業台33に搭乗した作業者が操作装置を操作することにより、走行用油圧モータ17の駆動制御やブレーキ18の制動制御を行って、走行装置10を走行用レール40上の所望の位置に移動させる。
【0019】
そして、走行装置10を原子炉建屋ドーム5の円周上の所望の位置に移動させた後は、同様に作業台33に設けられた操作装置を操作することにより伸縮ブーム31の伸長作動を行って作業台33を所望の高所に移動させる。ここで、ドーム部52の上部に作業台33を移動させようとする場合には、伸縮ブーム31の伸長作動のみならず、伸縮アーム32の伸長作動も併せて行うことにより作業台33をドーム部52の外壁の所望の位置に移動させる。なお、各図からも明らかなように、昇降ブーム31は原子炉建屋ドーム5の中心方向に向かって若干傾斜した状態で走行装置10に取り付けられている。このため、ブーム装置30においては上記のようにドーム部52の上部に移動する場合の伸縮アーム32の伸長量を短くすることができるため、伸縮アーム32をコンパクトに形成することができる。
【0020】
このような作業台33の移動は、作業者が操作装置を操作して伸縮ブーム31の伸縮作動および伸縮アーム32の伸縮作動を行うことによってなされるが、作業台33とドーム部52の外壁との距離を測定する測定装置を作業台33に取り付け、この測定装置によって測定された距離に基づいて伸縮アーム32の伸縮作動制御を自動的に行うように構成して、作業者は伸縮ブーム31の伸縮作動制御のみを行うようにしてもよい。また、ドーム部52の形状を予め記憶装置に記憶させておき、記憶された値に基づいて伸縮ブーム31の伸縮量に対応する伸縮アーム32の伸縮量を演算して伸縮アーム32の伸縮作動制御を自動的に行うように構成することにより作業者が昇降ブーム31の昇降作動制御のみを行うようにしてもよい。
【0021】
このように構成された移動式足場装置1によれば、簡単にドーム部52の外壁における所望の位置に移動することができるため、従来は遠方からの目視しかできなかった場所の点検も近くから行うことができるようになる。そして、この点検によって異常を発見した場合には、作業台33に搭乗した作業者が、油圧ポンプ21から供給される油圧や発電装置23から供給される電力を用いてブレーカやドリル等の油圧ツールや電動ツールを使用することができるため、補修工事を短時間で安価に行うことができる。
【0022】
ここで、上記の移動式足場装置1においては、走行装置10の走行用および油圧アクチュエータや電動アクチュエータへの動力の供給を行うための動力源20が走行装置10と一体となって走行用レール40上を移動可能に構成されている。このため、地上もしくは歩廊から走行装置10や作業台33まで送油ホースや電源ケーブルを引き回す必要がなくなり、送油ホースや電源ケーブルの着脱作業が不要となるとともに、電源ケーブル等の絡まりや切断等の事故も未然に防止することができる。
【0023】
また、走行用レール40は原子炉建屋ドーム5に固着され、走行装置10は取付状態においては走行用レール40を上下左右方向から挟持するようになっているため、強風や地震等に遭遇しても走行装置10が原子炉建屋ドーム5から外れることがなく、作業台33に搭乗した作業者は安全に補修作業等を行うことができる。そして、走行装置10には駆動源20およびブーム装置30が一体となって取り付けられており、さらには走行装置10が走行用レール40に対して着脱自在に構成されているため、点検作業や補修作業を行わないときは走行装置10、駆動源20およびブーム装置30を一体として取り外して格納しておけば、走行装置10等が風雨にさらされることもないため、劣化防止も図ることができる。また、原子炉建屋ドーム5が複数有る場合には、各原子炉建屋ドームにそれぞれ走行用レール40を固定しておけば、走行装置10、駆動源20およびブーム装置30のセットは共用することができるため、発電設備全体の点検、補修コストを低減させることができる。
【0024】
なお、上記の移動式足場装置1においては、ブーム取付部19に対して伸縮ブーム31が所定の傾斜角で固定されているとともに、先端ブーム部材31dに対して伸縮アーム32が固定されている場合について説明したが、本発明はこのような構成に限られるものではない。例えば、ブーム取付部19に対して伸縮ブームを起伏自在な構成としたり、先端ブーム部材31dに対して伸縮アーム32を起伏や水平旋回が自在な構成としてもよい。さらに、伸縮ブーム31は必ずしも上方に伸長させるように構成する必要はなく、下方に伸長可能な構成としてもよい。このような構成とすれば、球状のガスタンクにおける下部の点検、補修作業を容易に行うことができる。
【0025】
また、上記の移動式足場装置1は、原子炉建屋ドーム5のドーム部52における下側歩廊53と上側歩廊54との間の部分52bの周壁に作業台33が移動可能な構成としたものであるが、これは上側歩廊54よりも上の部分52aは傾斜が緩やかであるため、上側歩廊54から作業者が直接登ることができることからこの部分52aへの作業台33の移動を行う必要性が無いからである。従って、ドーム部52の上部へも作業台33を移動させる必要がある場合には、伸縮ブーム31や伸縮アーム32の伸縮量を大きくすればよい。なお、上記の実施形態においては、略ドーム状に形成された建築物が原子炉建屋ドームである場合について説明したが、本発明に係る移動式足場装置は原子炉建屋ドームや前記の球状ガスタンクの他、略円筒状に形成された石油タンク等の点検および補修用にも用いることができ、原子炉建屋ドームの点検および補修の目的に限られるものではない。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の移動式足場装置は、ドーム状建築物の周壁に固定された走行用レールに沿って走行装置が走行可能に構成されており、この走行装置には伸縮ブームと伸縮アームとが取り付けられ、さらにこの伸縮アームの先端には作業台が取り付けられている。このような構成とすることにより、走行装置を走行させれば作業台をドーム状建築物の円周上の所望の位置に移動させることができ、さらに伸縮ブームを伸縮させることにより作業台をドーム状構造物における所望の高さに移動させることができる。そして、伸縮ブームの伸縮作動を行うことによって作業台とドーム状建築物の外壁との距離が離れた場合には伸縮アームを伸長させれば、ドーム状建築物における作業壁面と作業台との間隔を任意の間隔に設定することができる。
【0027】
なお、本発明に係る移動式足場装置においては、伸縮ブームを走行装置に対して起伏作動が自在に構成したり、伸縮アームを伸縮ブームに対して起伏作動および水平旋回作動の少なくとも一方の作動が自在に構成したりすることが好ましい。このような構成とすることにより、作業台の移動位置の微調整が可能となるため作業台を所望の位置により近づけることができるとともに、作業効率の向上を図ることができる。
【0028】
また、本発明に係る建築物の点検・補修方法は、上記のような構成の移動式足場装置を用い、作業台に作業者が搭乗した状態で、走行装置の走行作動、伸縮ブームの伸縮作動および伸縮アームの伸縮作動を行わせ、作業台を略ドーム状建築物の外壁面に近接する任意の位置に移動させ、作業台に搭乗した作業者により略ドーム状建築物の外壁の点検および補修作業を行うようになっているので、略ドーム状建築物の全外壁の点検および補修作業を簡単に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動式足場装置の側面図である。
【図2】上記移動式足場装置を原子炉建屋ドームに取り付けた状態を示す側面図である。
【図3】上記移動式足場装置における走行用レールおよび走行装置を示す部分拡大図である。
【図4】図3におけるIV矢視図である。
【符号の説明】
1 移動式足場装置
5 原子炉建屋ドーム
10 走行装置
20 動力源
30 ブーム装置
31 伸縮ブーム
32 伸縮アーム
33 作業台
40 走行用レール

Claims (4)

  1. 略ドーム状に形成された建築物の周壁に固定された走行用レールと、この走行用レール上をこの走行用レールに沿って走行可能な走行装置と、この走行装置に取り付けられて伸縮自在な伸縮ブームと、この伸縮ブームの伸長方向の端部に取り付けられて水平方向に伸縮自在な伸縮アームと、この伸縮アームの伸長方向の端部に取り付けられて作業者が搭乗可能に構成された作業台とからなる移動式足場装置を用いて前記建築物の点検・補修を行う方法であって、
    前記作業台に作業者が搭乗した状態で、前記走行装置の走行作動、前記伸縮ブームの伸縮作動および前記伸縮アームの伸縮作動を行わせて前記作業台を前記略ドーム状建築物の外壁面に近接する任意の位置に移動させ、前記作業者により前記略ドーム状建築物の点検および補修作業を行うことを特徴とする建築物の点検・補修方法。
  2. 略ドーム状に形成された建築物の周壁に固定された走行用レールと、
    この走行用レール上をこの走行用レールに沿って走行可能な走行装置と、
    この走行装置に取り付けられて伸縮自在な伸縮ブームと、
    この伸縮ブームの伸長方向の端部に取り付けられて水平方向に伸縮自在な伸縮アームと、
    この伸縮アームの伸長方向の端部に取り付けられて作業者が搭乗可能に構成された作業台とからなることを特徴とする移動式足場装置。
  3. 前記伸縮ブームが前記走行装置に対して起伏作動が自在に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の移動式足場装置。
  4. 前記伸縮アームが前記伸縮ブームに対して起伏作動および水平旋回作動の少なくとも一方の作動が自在に構成されていることを特徴とする請求項2もしくは請求項3に記載の移動式足場装置。
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