JP3848253B2 - 移動通信システムにおけるアップリンク同期伝送方式ハンドオーバ及びアップリンク同期伝送方式の転換を遂行する方法 - Google Patents

移動通信システムにおけるアップリンク同期伝送方式ハンドオーバ及びアップリンク同期伝送方式の転換を遂行する方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信システムのチャンネル通信方法に関し、特に、アップリンク同期伝送方式を利用してハンドオーバ及びモード転換を遂行する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
符号分割多元接続(Code Division Multiple Access;以下、CDMAと略称する。)移動通信システムは、同期式システム及び非同期式システムに区分される。そして、前記CDMA通信システムは、チャンネルを区分するために直交符号(orthogonal code)を使用している。以下の説明では、次世代移動通信システムである非同期方式のUMTS(Universal Mobile Telecommunications system)の符号分割多元接続(Wide-band Code Division Multiple Access;以下、W-CDMAと略称する。)通信システムを一例にして説明する。しかし、本発明は、W-CDMA方式に限られず、CDMA-2000などの異なるCDMA方式の移動通信システムにも適用することができる。
【0003】
また、前記W-CDMA通信システムでは、アップリンク同期伝送方式(Uplink Synchronous Transmission Scheme;以下、USTSと略称する。)を使用するが、前記USTSは、第1Node Bが多数のUE(User Element)とリンク(Link)とを形成して通信を行う場合、各UEから受信した多数の信号が直交性を保持するようにする伝送方式を意味する。前記USTSのために、前記Node Bは、多数のUEに制御信号を伝送し、その結果、各UEは、前記多数のUE間に直交性を保持するように適切な時点に信号を伝送することができる。前記制御信号を受信すると、多数のUEは、アップリンク信号の伝送時間を調節する。
【0004】
図1は、従来のW-CDMA通信システムを概略的に示す図である。同図に示すように、UEの連結(Connection)に関するすべてのプロセスは、無線ネットワーク制御器(Radio Network Controller;以下、RNCと略称する。)が担当する。そして、前記RNCは、1つまたはそれ以上のNode Bに連結されたUEに対するチャンネル資源の割当てを担当する。前記Node Bと前記RNCとから構成される通信システムをUTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)と称する。
【0005】
前記のように、前記RNCが前記UEに資源を割り当てて接続が成功的裡に行われると、前記UEは、ダウンリンク(Downlink)またはアップリンク(Uplink)の専用物理チャンネル(Dedicated Physical Channel;以下、DPCHと略称する。)を利用して通信を持続するようになる。前記RNCは、前記Node Bを通じて多数のUEと通信を行うことができ、この場合、前記UEは、前記Node Bが前記UEのそれぞれの信号を区分することができるように、自分の固有のスクランブリングコードを利用して前記UEの自分が伝送すべきデータをスクランブリングしてアップリンク信号として伝送する。
【0006】
前記スクランブリングコードは、長いスクランブリングコード(Long Scrambling code;以下、“スクランブリングコード”と略称する。)及び短いスクランブリングコード(Short Scrambling code)に区分される。下記説明において、“スクランブリングコード”は、長いスクランブリングコードを意味する。
前記スクランブリングコードは、次の過程を通じて生成される。
【0007】
Figure 0003848253
【0008】
Figure 0003848253
【0009】
Figure 0003848253
【数1】
Figure 0003848253
【0010】
前記式で、
【数2】
Figure 0003848253
は、i/2より小さいかまたは同じである整数のうち一番大きい整数を示す。
また、W-CDMA通信システムの場合、1個のフレームは、38400チップで構成されている。従って、前記スクランブリングコードは、38400チップの単位で使用される。すなわち、1個のDPCHのためのスクランブリングコードはC(i)であり、ここで、i=0、1、..、38399である。
【0011】
1個のDPCHフレーム信号は、C(0)からC(38399)までのスクランブリングコードを使用してスクランブリングされる。多数のUEのそれぞれは、相互異なる初期値n0、 n1、..、n23を利用して固有のスクランブリングコードを生成した後、DPCH信号をスクランブリングして伝送する。前記Node Bは、それぞれのUEに固有に割り当てたスクランブリングコードを利用して前記UEから受信した信号をデスクランブリングして前記それぞれのUEの信号を区分することができる。
【0012】
通常のW-CDMA通信システムでは、ダウンリンクチャンネル区分のために直交符号であるOVSF(Orthogonal Variable Spreading Factor)コードを使用する。すなわち、ダウンリンクの場合、前記Node Bは、前記OVSFコードを使用して相互異なるUEへ伝送するダウンリンクDPCH(downlink DPCH;以下、DL DPCHと略称する。)信号を区分することができるが、各UEに固有に割り当てたOVSFコードを利用して拡散し、前記拡散したDL DPCH信号を加えた後、前記Node Bの固有のスクランブリングコードでDL DPCH信号をスクランブリングして伝送する。前記各DPCHは、相互異なるデータレート(Data rate)を有することができる。また、アップリンクの場合は、1個のUEが伝送するDPCH信号、すなわち、DPDCH(Dedicated Physical Data Channel)信号とDPCCH(Dedicated Physical Control Channel)信号とを相互異なるOVSFコードを利用して拡散し、UEの固有のスクランブリングコードでスクランブリングして伝送する。このとき、各UEがDPDCH及びDPCCH信号を拡散するために使用したOVSFコードは同一であることができる。従って、多数のUEが相互異なるスクランブリングコードを使用しているので、Node Bは、各UEから受信した信号を区分することができる。
【0013】
前記USTSを使用する多数のUEは、UEの固有のスクランブリングコードを利用せず、自分が位置しているセル内の多数のUEが共通に使用するアップリンクスクランブリングコードを利用して相互異なるOVSFコードで拡散したDPDCH信号及びDPCCH信号をスクランブリングして伝送する。そして、前記USTSを使用するUEは、Node Bから固有のOVSFコード、すなわち、チャンネル区分コードが割り当てられてDPDCH信号及びDPCCH信号を拡散して伝送した後、Node Bは、各UEから受信した信号をUE別に固有に割り当てたOVSFコードを利用して逆拡散して区分する。
【0014】
また、W-CDMA通信システムでは、各DL DPCH信号を異なる伝送オフセットで伝送する。これは、DL DPCHが同時に伝送された場合、瞬間的に高い電力を使用して発生する短所などを解決するためのものである。また、アップリンクDPCH(Uplink DPCH;以下、“UL DPCH”と略称する。)信号も時間的に相互異なる時間にフレームの終わりがNode Bに到着して前記Node Bが前記多数のUEから受信したデータを同時に処理すべき負担を分散させる。
【0015】
図2は、W-CDMA通信システムのDL DPCH信号とUL DPCH信号との時間関係を示す。図2は、Node BとUEとの伝播遅延(propagation delay)がないことを仮定した、すなわち、UEは、Node Bが伝送したDL DPCHを伝播遅延なく受信し、また、Node Bは、UEが伝送したUL DPCHを伝播遅延なく受信する。Node BとUEとの伝播遅延が存在する場合は、往復遅延時間(RTT)を考慮しなければならない。しかし、伝播遅延が存在するとしても、システムは、同一の方式にて動作するので、説明の便宜上、前記RTTを‘0’であると仮定する。
【0016】
図2を参照すると、10msの1個のフレームは15個のスロットで構成され、1個のスロットは、2560個のチップで構成される。共通パイロットチャンネル(Common Pilot Channel;以下、“CPICH”と略称する。)信号及びプライマリ共通制御物理チャンネル(Primary Common Control Physical Channel;以下、“P-CCPCH”と略称する。)信号は、フレーム同期が一致し、他のチャンネルの基準システム時間(reference system time)として使用される。
【0017】
図2に示すように、それぞれのDL DPCH信号は、P-CCPCH信号(基準システム時間)からタイムオフセットτDPCH,nで伝送される。前記それぞれのDPCH信号には、異なるタイムオフセットτDPCHが与えられる。例えば、それぞれのDPCH信号は、0、256、2*256、..、148*256、及び149*256チップのオフセットのうち1つが与えられる。すなわち、前記DPCH信号は、前記基準システム時間と256チップの倍数になるチップだけ差ができるタイムオフセットが与えられる。
【0018】
前記UEは、P-CCPCH信号(基準システム時間)に比べてDL DPCH信号をタイムオフセットτDPCH,nで受信した後、T0時間が経過した後、UL DPCH信号を伝送する。従って、UL DPCH信号は、異なる伝送時点を有し、異なる伝送時点でNode Bに到着する。前記Node Bと各UEとの距離差のため、前記Node Bは、DL DPCH信号を伝送した後、T0時間の経過の後UL DPCH信号を正確に受信することができない。従って、前記Node Bは、UEとの距離を測定するために、RACH(Random Access Channel)信号の処理過程のとき、UEとの伝播遅延時間(propagation delay time)を測定する。前記伝播遅延時間値は、DL DPCH信号を伝送した後、UL DPCH信号の到着時間を予測するのに使用することができる。
【0019】
一方、前記USTSは、多数のUEが1個のスクランブリングコードを利用してNode Bと通信を可能にする方式である。前記USTSは、前記Node Bが多数のUEで伝送されるアップリンクDPCH信号を受信するとき、前記アップリンクDPCH信号の受信同期を合わせる方式である。
【0020】
前記USTSモードで、前記Node Bは、前記USTSモードを使用するUEに同一のスクランブリングコードを与えることができる。そこで、前記のように、W-CDMA通信システムで、USTS方式を使用すれば、セル内で使用されるスクランブリングコードの数を減少させることができるので、UE信号の相互間の干渉を減少させる効果を得ることができる。前記Node Bは、USTSを使用する多数のUEが同一のスクランブリングコードを使用する場合、RNCが提供したチャンネル区分コード(Channelization code)、すなわち、相互直交するOVSFコードを利用してUEを区分することができる。ここで、前記RNCは、USTSのために、USTSサービスを使用するUEに1個のスクランブリングコードを割り当て、前記UEのそれぞれを区分するために相互異なるOVSFコードのそれぞれを割り当てる。前述したように、USTS方式は、Node Bが少なくとも2個のUEのUL DPCHの同期を合わせ、同期が行われたUEに同一のスクランブリングコードを与える。そして、前記同一のスクランブリングコードが与えられた各UEのDPCHには、相互異なるチャンネル区分コード(OVSFコード)を割り当てることによって、前記Node Bは、同期して受信される前記DPCHチャンネルを区分することができる。
【0021】
前記USTSは、下記のような2つのステップを通じて信号の同期時間を制御する。
(1) 初期同期化過程(Initial Synchronization Process)
Node Bは、RACHを通じてUEの信号を受信すると、所定の基準時間と到着時間との差異を測定する。前記基準時間と到着時間との差異を順方向アクセスチャンネル(Forward Access Channel:以下、FACHと略称する。)を通じてUEに伝送し、前記UEは、前記基準時間と到着時間との差異を利用してUE自分の伝送時間を調整する。
【0022】
(2) トラッキング過程(Tracking Process)
Node Bは、周期的にUEの信号の到着時間と基準時間との比較を通じて時間調整ビット(Time Alignment Bit;以下、“TAB”と略称する。)をUEに伝送する。前記TABが‘1’であれば、UEは、1/8チップだけ伝送時間を繰り上げて前記ビットが‘0’であれば、1/8チップだけ後に伝送する。前記TABは、2個のフレームの当たり一回ずつ制御チャンネルにある伝送電力制御(Transmit Power Control;以下、“TPC”と略称する。)ビットを利用して伝送する。
【0023】
多数のUEが1個のスクランブリングコードを使用する前記USTS方式を使用する場合、前記同一の1個のスクランブリングコードを使用する多数のUEが伝送するアップリンクフレームの信号がNode Bで受信されるとき同期は必須である。すなわち、Node Bが多数のUEから伝送したDPCHを受信したとき、前記受信したDPCHのスロット同期とフレーム同期とが一致しなければならない。前記受信されたフレーム同期は、同一のスクランブリングコードを使用するUE間の干渉を最小化するためのものであり、前記スロット同期は、相互異なるOVSFコードを利用して拡散し、同一のスクランブリングコードを利用してスクランブリングする相互異なるUEの信号を前記OVSFコードの直交性を利用して区分するためのものである。前記初期同期化は、このようなフレーム同期とスロット同期とを一致させるための過程である。
【0024】
前述したように、それぞれのDL_DPCHは、相互異なるタイムオフセットτDPCH,nを有する。従って、前記Node Bで受信されるUL_DPCH間に同期が一致せず、前記初期同期化過程では、このようなUL DPCH間の非同期を調整して同期を一致させる。従って、前記初期同期化の具体的の方法が提案されなければならない。
【0025】
前述したように、USTSの場合、1個のセル内でUL同期化を遂行し、また、USTSを使用しない通常のDPCHとは異なる特別のスクランブリングコード及びチャンネル区分コードを使用するので、ハンドオーバのとき特別の方法が要求される。すなわち、通常のDPCHの場合、ULスクランブリングコードは、1つのUEが使用するようになっている反面、USTSの場合多数のUEが共有しており、また、通常のDPCHの場合、DPCCH信号を拡散するためのOVSFコードのノード位置は、OVSFコードツリーで最上位のSF256を使用している。しかし、USTSの場合その位置ではないこともあり、また、DPDCH信号を拡散するためのOVSFコードのノード位置もOVSFコードツリーでの通常のDPCHが使用するOVSFコードのノード位置と異なることもある。しかし、USTSの場合、UEが特別の同期化を遂行しているので、既存のUMTSシステムがハンドオーバを遂行する場合、2以上の接続が相互違って動作する。従って、前記既存のハンドオーバ方法では、USTSのためのハンドオーバを遂行することは不可能である。そこで、前記USTSのための別途のハンドオーバ方法を必要とする。
【0026】
また、前記USTSを支援するが、USTSモードで動作していない多数のUE、すなわち、ノーマルモード(normal mode)で動作するか、または前記ノーマルモード以外の他の通信モード(non-USTS mode)で動作している多数のUEがUSTSを使用するNode Bへ進入したとき、前記Node Bで、前記UEに対してUSTSモードへ転換するようにするモード転換方法が要求される。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、アップリンク同期伝送方式を使用するCDMA通信システムで同期化を遂行することができる方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、CDMA通信システムでアップリンク同期伝送方式を使用するUEのアップリンク専用物理チャンネルのフレーム同期及びスロット同期を一致させることができる方法を提供することにある。
本発明のまた他の目的は、アップリンク同期伝送方式を使用するCDMA通信システムでハンドオーバを遂行することができる方法を提供することにある。
【0028】
本発明のさらに他の目的は、アップリンク同期伝送方式を使用するCDMA通信システムでRNCとNode Bとの間にUEのハンドオーバを遂行するためのアップリンク同期伝送のためのメッセージを通信することができる方法を提供することにある。
本発明のなお他の目的は、CDMA通信システムでアップリンク同期伝送方式を使用するUEのハンドオーバのとき、UEとNode Bとの間の同期を継続して保持させることができる方法を提供することにある。
本発明のなおかつ他の目的は、アップリンク同期伝送方式ではない通信モードで動作しているUEに対してアップリンク同期伝送方式モードに転換する方法を提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、第1Node Bと前記第1Node Bとのセル領域内のUEとの間にUSTS動作が行われ、前記第1Node Bのセル領域に隣接した第2Node Bのセル領域と前記第1Node Bのセル領域とが重畳するハンドオーバ領域にUEが位置するとき、前記UEが前記第2Node Bにハンドオーバできる移動通信システムで、前記第1Noode B及び第2Node Bに接続されたRNCのハンドオーバ制御方法を提供する。前記方法は、UEに対する前記ハンドオーバが可能であるか否かを判断するステップと、前記ハンドオーバが可能であれば、UEのスクランブリングコード、前記UEと前記1Node Bとの間のデータ通信に使用している前記スクランブリングコードの開始点とアップリンクデータフレームの開始点との間の時間差を示すスクランブリングコードタイムオフセット、前記データの伝送チャンネルを区分するチャンネル区分コードを含むハンドオーバ情報を前記第2Node Bへ伝送するステップと、前記RNCが前記第2Node Bからハンドオーバが可能であるか否かを示すハンドオーバ情報に対する応答メッセージを受信すると、前記UEが前記第2Node Bへハンドオーバするようにという要求を前記第1Node Bを通じてUEへ伝送するステップとからなることを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による好適な実施形態を、添付図面を参照しつつ詳しく説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にするために公知の機能及び構成に対する詳細な説明は省略する。
本発明の実施形態では、USTSを使用するCDMA通信システムで、同一のスクランブリングコードを利用して信号をスクランブリングして伝送した各UEのUL DPCHがNode Bに基準時間に到着するようにする同期化に対する具体的な方法を提案する。前記UL DPCHの初期同期化に必要な過程は、大別して次の2つのステップに分けられる。ここで、ステップ1は、スロットまたは256*mチップの単位(ここで、mは整数、例えば、m=1)で同期化するための過程であり、ステップ2は、スクランブリングコード同期化過程である。
【0031】
まず、スロットまたは256*mチップ単位の同期化過程を説明する。例えば、m=1の場合、256チップの単位で同期を合わせる。
図3は、本発明の一実施形態によるUSTSの同期化による時間関係を示す図である。図3は、Node BとUEとの伝播遅延がないことを仮定したもので、すなわち、Node Bが伝送したDL DPCHは、UEが伝播遅延なく受信し、また、UEが伝送したUL DPCHは、Node Bによって伝播遅延なく到着することを仮定した図である。従って、伝播遅延を考慮した場合、RTTを考慮しなければならない。しかし、伝播遅延が存在するとしても、システムは、同一の方式にて動作するので、説明の便宜上、前記RTTを‘0’であると仮定する。また、図3のタイミング図は、UEの内部的な時間と解釈することができる。すなわち、CPICHの時間及びDL DPCHの時間は、UEが受信した時間を示し、UL DPCH及び‘Time modifiedUL DPCH’は、UEが伝送する時間を示すものと解釈することができる。
【0032】
図3を参照すると、参照番号11は、与えられたスクランブリングコードを共有するUEのうち、n番目のUEに伝送するDL DPCHの伝送時間を示す。前記n番目のUEに伝送するDL DPCH11は、CPICHまたはP−CCPCHのフレーム伝送時間よりタイムオフセットτDPCH,nだけ遅延した後、伝送される。前記各DPCHは、異なる伝送時間を有する。参照番号12は、n番目のUEのUL DPCH信号の伝送時間を示す。前記UEは、DL DPCHを受信した後T0時間でUL DPCHを伝送する。従って、UEのそれぞれは、相互に異なるUL DPCHの伝送時間を有する。前記USTSは、UL DPCH間の同期を一致させなければならない。そこで、前記USTSを利用して通信を遂行しようとする場合、前記UL DPCHの同期を一致させるための同期化過程が要求される。本発明の実施形態は、前記USTSモードで1個のスクランブリングコードを使用する多数のUEから伝送されたUL DPCH間の同期を一致させるための方法を開示する。USTSモードを初期化するための方法を前記m=10の場合を参照して説明する。
【0033】
( ステップ1 ) RACH信号から伝播遅延 ( PD ) 値を測定する。
前記Node Bは、UEから伝送されたRACH信号を受信すると、前記RACH信号の伝播遅延(PD)値を測定する。前記測定されたPD値は、前記Node BがDPCHを割り当てるとき使用される。
【0034】
( ステップ2 ) K =( τ DPCH , n +T 0 +2*PD ) mod2560の値を計算する。
前記Node Bは、与えられたDPCHのタイムオフセットτDPCH,n、常数T0、及びステップ1で測定した2*PD値の和を2560に割った余りKを計算する。ここで、前記タイムオフセットτDPCH,nは、P-CCPCHとDL DPCHとの間の遅延時間(または時間差)を示し、前記常数T0は、前記UEのDL DPCHとUL DPCHとの間の遅延時間を示す。また、前記PD値は、伝播遅延値を示し、‘2560’は、1スロットを構成するチップ数を示す。
【0035】
( ステップ3 ) UEへL = 2560 - Kを伝送する。
前記Node Bは、前記K値を利用して前記L値を計算した後、前記計算されたL値をUEに伝送する。前記L値を受信すると、前記UEは、前記DL DPCHの受信時間からT0時間を遅延した後、L時間の後UL DPCHを伝送する。
前記ステップ3は、UEの同期をスロット(=2560チップ)単位で一致させるための過程である。ここで、前記同期が2560チップのスロット単位で遂行されるとしても、前記OVSFコードの特性上、256チップの倍数単位で同期を遂行することもできる。2560チップのスロット単位で同期を一致させる場合は、m=10の場合であり、すなわち、256*mチップの単位で同期を一致させる過程で特別の場合に該当する。このとき、前記‘m’値は、上位階層からのシグナリングメッセージを通じて提供されるか、または予め決定することができる。以下、256*mチップの単位で同期を一致させる過程を説明する。
【0036】
( ステップ1 ) 伝播遅延 ( PD ) 値の測定
前記Node Bは、UEから伝送されたRACH信号を受信すると、前記RACH信号の伝播遅延(PD)値を測定する。前記測定されたPD値は、前記Node BがDPCHを割り当てるとき使用される。前記PD値は、チップ単位で計算することができる。この場合、前記PD値は、前記Node Bと前記UEとの間の一方向伝播遅延時間を示す。
【0037】
( ステップ2 ) K =( τ DPCH , n +T 0 +2*PD ) mod256*mの計算
前記Node Bは、与えられたDPCHのタイムオフセットτDPCH,n、常数T0、及びステップ1で測定した2*PD値の和を256*mに割った余りKを計算する。
【0038】
( ステップ3 ) UEへのL = 256*m - Kの伝送
前記Node Bは、前記K値を利用して前記L値を計算した後、前記計算されたL値をUEに伝送する。前記L値を受信すると、前記UEは、前記DL DPCHの受信時間からT0時間を遅延した後、L時間の後UL DPCHを伝送する。
【0039】
ステップ2で、タイムオフセットτDPCH,nは、256*Kチップと予め定義され、前記T0値は、256*4チップと予め定義される。従って、m=1の場合、前記K値は、2*PDを256(すなわち、2*PD mod 256)で割った余りに相当する。ステップ3で、前記Node Bは、前記L値の代わりK値をUEに直接伝送することができる。このような場合、前記UEは、前記K値からL値を計算することもでき、または、K値を直接利用することもできる。
【0040】
前記L値またはK値が基準値(例えば、128)より小さい場合、前記Node BはK(またはL)を伝送して、UEが前記K(または256-L)値だけ前に信号を伝送するようにする。しかし、前記基準値より大きければ、前記Node Bは、+K(または+L)を伝送してUEが前記L値だけ後に信号を伝送するようにする。前記Node Bから伝送されたK値またはL値を受信すると、UEは、前記のように、DL DPCHの受信時間からT0時間が遅延してからL時間の後UL DPCHを伝送する方法の代わりに、前記受信されたK値を利用してDL DPCHの受信時間の後、T0-K時間にUL DPCHを伝送することもできる。従って、前記L値またはK値を受信したUEは、前述したような方法で、K値またはL値を求めた後UL DPCHを伝送するようになる。
【0041】
前記L値またはK値を伝送する方法で、前記Node Bは、前記UEの時間調整値を最小化するために、例えば、前記m=1の場合、128チップ以下の時間調整値を設定することができる。例えば、前記K値が前記128チップより小さい場合、前記Node Bは、K値をUEに直接伝送する。前記128より小さい値を有するK値を受信したUEは、前述したように、DL DPCHの受信時間からT0-K時間の後にUL DPCHを伝送する。前記K値が128より大きいかまたは同じである場合、前記Node Bは、前記L(L=256-K)値を負の符号(negative sign)とともに伝送する。前記L値を受信したUEは、DL DPCHの受信時間からT0+L時間の後UL DPCHを伝送する。
【0042】
前記Node Bは、前記L値またはK値を伝送する代わりに、前記PD値を直接UEに伝送することができる。このような場合、前記Node Bが伝送した前記PD値をUEが直接受信する場合、前記UEは、タイムオフセットτDPCH,n及びT0値を考慮して、前記UL DPCHを伝送するとき前記受信されたPD値を利用することができる。例えば、前記PD値を受信するUEは、DL DPCHを受信した後、T0値から2*PD値を引いた値であるToff値を利用してUL DPCHを伝送することができる。または、システムで与えられた共通伝播遅延値を前記Toff時間に付加した値だけをさらに遅延させてUL DPCHを伝送することもできる。
【0043】
すなわち、前記共通伝播遅延値T_allは、同一のセルまたは同一のUSTSスクランブリングコードを使用するすべてのUEが共有しており、Node Bに受信されるUL DPCHがすべてのUEから一定の遅延を有するようにする値であると定義される。例えば、前記共通伝播遅延値T_allは、各セルでセルの半径を考慮して最大PDであると定義されることができる。前記のように、前記UEがDL DPCHの受信の後、前記Toff時間及び前記T_all時間が経過してからUL DPCHを伝送する場合、前記Node Bは、各UEからDL DPCHを伝送した後、T0時間及びT_all時間が経過してからUL DPCHを受信する。このために、前記Node BがUEに共通伝播遅延値T_all及びPD値を伝送することができる。
【0044】
また、前記Node Bが前記共通伝播遅延値T_all及び伝播遅延値PDを考慮して、UEがT0時間の後追加的に考慮すべき追加遅延値T_addを計算し、前記計算された前記追加遅延値T_addを伝送することもできる。前記追加遅延値T_addは、次のような式によって求めることができる。
T_add=T_all+Toff-T0=T_all-2*PD
【0045】
従って、前記Node Bは、前記T_add値をUEに伝送し、UEは、DL DPCHの受信の後、T0時間の後T_add値を追加的に考慮してUL DPCHを伝送する。従って、前記Node Bは、各UEにDL DPCHを伝送した後、T0時間及び共通伝播遅延値T_allが経過した後UL DPCHを受信することができる。また、前記UEは、前記Node Bが伝送したPD値を利用して前記K値及びL値を計算することができ、DL DPCHフレームの開始点からToff1(=T0-L)時間の後、UL DPCHを伝送することができる。
【0046】
前記T_add値を利用する場合、前記Node Bが前記T_all値をすでに知っているときUL DPCHを容易に受信することができる。前記T_all値は、セル別に与えるか、またはUSTSグループ別に与えることができる。前記T_add値は、Node B内のRNCによって決定することができ、RNCからNode Bへ伝送されてNode BがUL DPCHを容易に受信することができるようにする。
【0047】
次に、スクランブリングコード同期化過程を説明する。
図3の参照番号13は、前記スロットまたは256チップの同期化されたn番目UEのUL DPCHの伝送時間を示す。従って、前記n番目UEのUL DPCHをNode Bが受信するとスロット同期化が行われる。前記UEがRACH信号を伝送した後、UL DPCHを伝送する時点までの時間の間、UEの移動性によって発生した同期誤りは、トラッキング過程(tracking process)を遂行して修正することができる。
【0048】
そして、図3の参照番号14、15、及び16は、異なるタイムオフセットτDPCH,n+1を有するn+1番目UEのDPCH伝送時間を示す。前記n+1番目UEのスロット同期方法も前記n番目UEと同一の方法でスロット同期化が遂行される。
このような方法によって、1個のスクランブリングコードを共有する多数のUE間のスロット同期を一致させることができる。しかし、前記スロット同期を一致させるとしても、フレーム同期(Frame synchronization)は、タイムオフセットτDPCH,n+1によって一致しないこともある。ここで、前記USTSを使用するグループ内のUEが1個のスクランブリングコードを使用するためには、前記UEが使用するスクランブリングコードを一致(または同期)させなければならない。
【0049】
図3の参照番号17は、前記多数のUE間のスクランブリングコードを一致させるための方法を示す。前記Node BがUL DPCHを受信する時点で、1個のスクランブリングコードを使用するUSTSグループ内に属するUEに対するスクランブリングコードの同期を一致させるためには、前記スクランブリングコードの同期のための別途の作業が必要である。ここで、前記“スクランブリングコードの同期(synchronization of the scrambling codes)”とは、同一の時点でスクランブリングコードの開始時点が一致することを意味する。すなわち、前記スクランブリングコードの同期は、スクランブリングコードC(i)の開始点C(0)が一致することを意味する。ここで、i=0,1,..,38399である。
【0050】
前述したように、スロットまたは256*mチップの単位で同期を一致させる過程のみでは、スクランブリングコードの同期を一致させることができない。従って、前記スクランブリングコードの同期は、共通の基準時間をおいて前記スクランブリングコードの開始時点を一致させなければならない。図3は、前記スクランブリングコードを同期させる場合、参照番号17のようにCPICHまたはP-CCPCHのフレーム開始点を前記共通の基準時間として使用する例を示す。
【0051】
前記CPICHまたはP-CCPCHのフレーム開始点を共通の基準時間として使用する場合、前記USTSグループ内の各UEは、CPICHまたはP-CCPCHのフレーム開始点に同期を一致させてスクランブリングコードの生成を開始する。例えば、前記n番目UEは、UL DPCHのフレーム同期が4番目スロットSlot#3で開始される。このとき、前記n番目UEのフレーム開始点が4番目スロット(すなわち、Slot#3)であるとしても、スクランブリングコードの開始点は、1番目スロット(Slot#0)に一致させなければならない。すなわち、前記スクランブリングコードの開始点とUL DPCHのフレーム開始点とを一致させない方式である。従来の方法では、前記UL DPCHのフレーム開始点と前記スクランブリングコードの開始点とは一致する。しかし、本発明の実施形態は、前記UL DPCHのフレーム開始点とスクランブリングコードの開始点とを分離させる方法を利用して、前記USTSのためのスクランブリングコードの開始点を一致させることができる。
【0052】
以下、n番目UEを参照して前記スクランブリングコードの同期過程を説明する。
従来技術では、前記UL DPCHのフレーム開始点とスクランブリングコードの開始点とが一致するので、前記n番目UEは、4番目スロット(Slot#3)でC(0)から開始するスクランブリングコードを使用する。しかし、本発明の実施形態では、前記P-CCPCHのフレーム開始点を共通基準時間として使用するので、前記n番目UEは、1番目スロット(Slot#0)でC(0)から開始するスクランブリングコードを使用するために、前記4番目スロット(Slot#3)から開始するUL DPCHのフレーム開始点で発生したスクランブリングコードを認知しなければならない。前記スクランブリングコードがスロット当たり2560チップで構成されるので、4番目スロット(Slot#3)から開始するUL DPCHフレームを有するUEは、C(3*2560)から開始するスクランブリングコードを使用し、前記1番目スロット(Slot#0)でC(0)から再び開始するスクランブリングコードを使用する。すなわち、前記UEがスクランブリングコードC(i)(ここで、i=0,1,..,38399)をD(i)=C((i+3*2560) modulo 38400(ここで、i=0,1,..,38399)に変更して、前記4番目スロット(Slot#3)のフレーム開始点で始めるD(0)から前記スクランブリングコードD(i)を開始する。
【0053】
従って、各UEは、前記タイムオフセットτDPCH,n及びL値に基づいて、前記UL DPCHのフレーム開始点を算出した後、Slot#mに対応するフレーム開始点の場合、スクランブリングコードをD(i)=C((i+m*2560) modulo 38400)(ここで、i=0,1,..,38399)に変更してD(0)から始まるスクランブリングコードをフレーム開始点から使用する。
前記説明では、前記共通の基準時間は、P-CCPCHのフレーム開始点として定義される。しかし、前記共通の基準時間は、前記Node Bが決定してUSTSを使用するUEに放送(broadcast)することもできる。
【0054】
そして、前記共通の基準時間を決定する他の例として、同一のスクランブリングコードを使用するUSTSグループのUEに対して、一番目に割り当てられるUEのフレーム開始点を共通の基準時間であると定義する。図3を参照すると、n番目UE及びn+1番目UEのみが与えられたスクランブリングコードを使用する。前記n番目UEが先にチャンネルを割り当てられた場合、前記UEは、スクランブリングコードをD(i)=C((i+m*2560)モジュロ38400)(ここで、i=0,1,..,38399)に変更してD(0)から始まるスクランブリングコードを共通の基準時間としてのフレーム開始点から使用する。そして、n+1番目UEのフレーム開始点、すなわち、4番目スロット(Slot#3)をスクランブリングコード開始点として定義することもできる。従って、前記Node Bは、n+1番目UEに前記4番目スロット(Slot#3)が共通の基準時間であることを示す情報を伝送して前記n+1番目UEが同期を一致させるようにする。
【0055】
前述したスクランブリングコード同期方法は、スロット同期化を仮定した場合であり、前記256*mチップの単位で同期化が遂行される場合、前記スクランブリングコード同期方法は次のようである。前記256*mチップ単位の同期化過程で、前記UEは、L値、K値、またはPD値を利用してUL DPCHの伝送時間を決定する。前記UE及びNode Bは、前記タイムオフセット値τDPCH,n及びT0値を共有しているので、L、K、及びPD値によって、256*mチップの単位で同期がどのように一致したかを認知することができる。従って、前記PD値またはL値に基づいてスクランブリングコード開始点を探すことができる。
【0056】
例えば、
(1)τDPCH,n=256*25チップ
(2)T0=256*4チップ
(3)PD=1000チップ
(4)m=1
とすると、前記L値は、次のように計算される。
L=256-[(τDPCH,n+T0+PD)モジュロ256]=232
【0057】
前記UEは、256チップ単位の同期化のために前記計算したL値を利用する。すなわち、前記UEは、受信されたDL DPCHのフレーム開始点からT0+L値の遅延の後、UL DPCHフレームの伝送を開始する。また、前記スクランブリングコード同期化のために、前記UEは、受信されたP-CCPCHのフレーム開始点を利用してスクランブリングコードオフセットを決定する。また、Node Bから受信された前記PD値を利用してスクランブリングコードオフセットを決定することもできる。ここで、前記スクランブリングコードオフセットは、基準時間と指定されたスクランブリングコードの開始点と現在該当UEのスクランブリングコードの開始点との時間差を意味する。すなわち、前記UEは、スクランブリングコードをD(i)=C((i+offset_sc) modulo 38400)に変更して、D(0)から始まるスクランブリングコードをフレームの開始点から使用する。前記スクランブリングコードオフセット値(offset_sc)は、次のような式1によって計算される。
offset_sc=τDPCH,n+T0+2*PD+L (1)
【0058】
前述したように、式1での前記L値は次のような値を有する。
(例1) L=256*m-((τDPCH,n+T0+2*PD)mod256*m)
従って、前記offset_sc値は、256*mチップの倍数であることを確認することができる。式1での前記L値は、次のような式によって計算することもでき、これは、前記256*mチップ単位の同期化の他の実施形態のうち1つである。
(例2) L= -((τDPCH,n+T0+2*PD)mod256*m)
【0059】
前記L値は、次のように一般的の値であると定義することもできる。
(例3) L= K-((τDPCH,n+T0+2*PD)mod256*m)
前記式で、K値は、256*mの倍数のうち1つであり、Node Bが決定することができる。特に、前記K値が256*mの倍数ではない場合は、256*mチップ単位の同期化ではない他の同期化が必要であることもある。前記(例1)は、前記K値が256*mチップの場合に対応し、前記(例2)は、前記K値が0の場合に対応する。そして、前記式で、すべての値は、チップ単位で測定されて計算される。しかし、前記値が(1/k)チップの単位で測定されて計算される場合、前記PD値は、(1/k)チップの単位まで精密に測定することができる。この場合、前記式で、‘mod 256*m’は、‘mod 256*m*k’に置き換えられなければならない。
【0060】
前記オフセット値は、UEが直接計算を通じて得ることもでき、またはNode Bが直接UEに伝送することもできる。前記Node Bが前記オフセット値を直接UEに伝送する場合、前記オフセット値を直接伝送するか、または前記スロットまたは256*mチップ単位の同期化過程でNode Bから受信した情報を利用してオフセット値を計算することもできる。前記オフセットを直接伝送する場合、前記Node Bは、UEが他の情報などを利用してすでにτDPCH,n及びT0を知っているので、前記PD値及びL値のみを伝送することもできる。または、前記Node Bは、2*PD+L値をoffset0であると定義して伝送し、前記値を利用して、UEがスクランブリングコードオフセット(offset_sc)値をUEが直接計算を通じて得ることができる。前記スロットまたは256*mチップ単位の同期化動作過程でNode Bが伝送する情報がL値である場合、またはL値が計算されることができる場合は、PD値のみを追加的に伝送することもできる。
【0061】
例えば、前記256*mチップ単位の同期化過程で、前記オフセット値offset_scは、次のような式によって受信されたT_add値に基づいて計算される。
offset_sc=τDPCH,n+T0+2*PD+ T_add
【0062】
すなわち、前記式でT_addは、前記式1のLの役割を行う。前記offset_scを計算するためには、UEがPD値を必要とすることを前記式から分かる。結論的に、Node Bは、スクランブリングコードの同期化のために、前記offset_scをUEに直接伝送するか、またはスロットまたは256*mチップ単位の同期化過程を通じて前記PD値をUEに伝送する。
【0063】
前記式で、T_add=T_all-2*PD、2*PD+T_addであると定義することができるので、2*PD+T_add値は、T_all値に取り替えることができる。従って、offset_sc=τDPCH,n+T0+T_allである。従って、RNCは、UEに前記PD値を伝送する代わりにT_all値を伝送することもできる。前記T_all値が各セルで1つの値であると定義する場合、T_all値は、放送情報、すなわち、セル情報を通じて予めUEに伝送してUEが前記値を予め認識することができる。このような場合、USTSサービスの開始のとき、T_all値を直接伝送せず、放送情報を通じて受信した情報を利用するようにすることもできる。
【0064】
以下、前記T_addの値を使用する方法について、本発明の実施形態を参照して説明する。
(ステップ1):Node Bは、UEから受信したRACHデータを利用してPD値を測定し、前記値をRNCに伝送する。このとき、UEの情報を受信するRNCは、“Serving RNC(SRNC)”と称される。そして、前記UEは、SRNCにUSTSを利用するサービス要請を伝送することができる。
【0065】
(ステップ2):UEからUSTSサービス要請を受信したSRNCは、Node Bから受信した該当UEのPD値を利用してT_add値を決定する。このとき、本発明によると、T_add値は、T_all値を利用して得ることができる。T_all値は、セルまたはUSTSグループによって相互異なる値を有することができ、このような値は、該当Node Bを制御するRNCが決定することができる。このとき、Node Bを制御するRNCを“Controlling RNC(CRNC)”と称する。前記SRNCがCRNCと異なる場合、前記CRNCに該当するRNCを該当UEの“Drift RNC(DRNC)”と称する。従って、SRNCがCRNCと異なる場合、前記SRNCは、DRNCにT_all値について問い合わせなければならず、前記DRNCは、前記T_all値を前記SRNCへ伝送する。このとき使用されるメッセージは、RNSAPメッセージのうち無線リンク設定応答メッセージ(Radio Link Setup Response Message)、無線リンク付加応答メッセージ(Radio Link Addition Response Message)、または無線リンク再構成準備メッセージ(Radio Link Reconfiguration Prepare Message)であってよい。
【0066】
従って、前記T_addの値は、SRNCとCRNCとが同一の場合と同一ではない場合には、違った決定がされる。
( ケース1.1 ) SRNCとCRNCが同一の場合
前記SRNCは、Node Bから受信したPD値及び内部で決定したT_all値を利用してT_add値を決定する。前記SRNCは、Node BにT_all値などのUSTSサービスに必要な情報を伝送する。このとき使用するNBAPメッセージは、無線リンク設定要求メッセージまたは無線リンク再構成準備メッセージになることができる。
【0067】
前記(ケース1.1)で、前記SRNCは、DRNCに該当UEがUSTSサービスを支援するか否かに対する情報を伝送する。このとき使用するRNSAPメッセージは、無線リンク設定要求メッセージまたは無線リンク再構成準備メッセージになることができる。前記メッセージを受信すると、前記DRNCは、応答メッセージを利用して前記SRNCにT_all値を伝送する。このとき使用するRNSAPメッセージは、無線リンク設定応答メッセージまたは無線リンク再構成準備メッセージになることができる。このとき、前記DRNCは、T_all値を前記Node Bに伝送して、前記Node BがUL DPCHを受信するよう準備させることができる。前記DRNCは、Node BへUSTSに関連した情報も伝送する。前記USTSに関連した情報は、NBAPメッセージである無線リンク設定要求メッセージ及び無線リンク再構成準備メッセージになることができる。
【0068】
( ケース1.2 ) SRNCとCRNCが同一ではない場合
前記SRNCは、前記DRNCにT_all値を要請しなければならない。または、PD値を前記DRNCに伝送して前記DRNCからT_add値を受信することができる。
前記(ケース1.2)で、前記SRNCは、USTSが使用されるか否かに対する情報とともに前記DRNCに前記PD値を伝送する。このとき使用するRNSAPメッセージは、無線リンク設定要求メッセージまたは無線リンク再構成準備メッセージになることができる。前記メッセージを受信したDRNCは、T_all値を利用してT_add値を決定して前記SRNCへ伝送する。このとき使用するRNSAPメッセージは、無線リンク設定応答メッセージまたは無線リンク再構成準備メッセージ(Radio Link Reconfiguration Ready message)になることができる。このとき、前記DRNCは、前記Node BへT_all値を伝送してUL DPCHの受信を準備させるようにする。前記DRNCは、前記Node BへUSTSに関する情報も伝送する。このとき伝送する情報は、NBAPメッセージである無線リンク設定要求メッセージ及び無線リンク再構成準備メッセージになることができる。
【0069】
(ステップ3):前記SRNCは、決定されたT_add値またはDRNCから受信したT_add値をUEに伝送する。このとき伝送するT_add値は、UE内でスロットまたは256*mチップ単位の同期化動作に利用される。前記T_add値とともに、前記SRNCは、前記UEへPD値または前記定義されたoffset_sc値を伝送する。この値は、UE内でスクランブリングコード同期化に利用される。前記SRNCは、前記PD値の代わりにT_all値を伝送することもできる。一方、前記T_all値が放送情報を通じて前記UEへ伝送される場合、前記SRNCは、前記T_all値の伝送を省略することができる。
【0070】
前記(ステップ2)で、前記T_all値のようなUSTSに関する情報を受信したNode Bは、DL DPCHの伝送とUL DPCHの受信を開始する。前記(ステップ3)で、前記T_add値及びPD (またはoffset_sc)値などのUSTSに関連した情報を受信したUEは、Node BからのDL DPCHの受信とUL DPCHの伝送を開始する。
前記スクランブリングコード同期化方法を利用すると、P-CCPCHが共通の基準時間として設定されるので、USTSサービスを支援するすべてのUEのスクランブリングコード開始点がNode Bで同一の位置に到着することができる。
【0071】
優先的に割り当てられたUEに同期を一致させてスクランブリングコードを一致させることもできる。このような場合、スクランブリングコードの一致のための上位階層の信号を通じて情報を追加的に伝送する必要がある。前記RNCは、それぞれのUEに同期化のために直接的に情報を伝送することができる。すなわち、前記RNCは、256*mチップ単位の同期化のためにL値などを伝送することができ、スクランブリングコード同期化のために基準UEの同期化情報を伝送することができる。例えば、前記RNCは、前記offset_sc値を直接的に伝送することもできる。
【0072】
以下、前記優先的に割り当てられたUEに同期してスクランブリングコードを一致させる方法について説明する。
前記Node Bは、USTSのための1個のスクランブリングコードが最初割り当てられたUEのためのオフセット値を‘0’に設定する。すなわち、一番目のUEは、UL DPCHのために特定のスクランブリングコードを同期化する代わりに、フレーム開始点とスクランブリングコード開始点とを一致させる。
【0073】
一方、複数のUEが使用中のスクランブリングコードにUSTSチャンネルを割り当てる場合、新たに接続するUEは、スクランブリングコード同期化のためのオフセット値をNode Bから受信する。このとき、前記受信されたオフセット値は、優先的に割り当てられたUEを基準にして計算することができる。この場合、各UEは、スロットまたは256*mチップ単位の同期化過程を通じてチャンネル区分コードのための同期化が一次的に行われるので、256*mチップの単位でオフセット値を計算することができる。ここで、前記チャンネル区分コードは、CDMAシステムでチャンネルを区分するのに使用されるOVSFコードである。
【0074】
図3を参照して、前述した同期化過程を説明する。図3に示すように、n番目UEをUSTSスクランブリングコードが最初割り当てられたUEであると仮定し、また、初期の同期化過程で、スロットまたは256*mチップ単位の同期化過程でm=10であると仮定する。図3を参照すると、n番目UEは、スロット同期を合わせた後、フレーム開始点とスクランブリングコード開始点とをSlot#2に一致させる。すなわち、オフセット値が‘0’である。また、n+1番目UEは、スロット同期を合わせた後フレーム開始点をSlot#3に一致させる。n番目UEとスクランブリングコードとを同期化するために、前記スクランブリングコードは、1スロットまたは256*10チップのオフセットとの同期化を遂行する。すなわち、Slot#2に前記スクランブリングコード開始点を一致させる。その後、前記n+1番目UEのためのオフセット値は、256*10チップになる。
【0075】
図4は、本発明の実施形態によるUEのスクランブリングコード同期化装置の構造を示す。図4を参照すると、スクランブリングコード生成器20は、与えられた共通の基準時間に同期を一致させてスクランブリングコードを生成する。すなわち、前記スクランブリングコード生成器20は、P_CCPCHのフレーム開始点を共通の基準時間であると定義した場合、前記P-CCPCHの一番目スロットSlot#0でC(0)から始めるスクランブリングコードを生成する。また、前記スクランブリングコード生成器20は、一番目UEのフレーム開始点が共通の基準時間と設定される場合、前記一番目UEのフレーム開始点になるスロットでC(0)から開始するスクランブリングコードを生成する。ここで、前記P_CCPCHのフレーム開始点は、図4に示すように、UEが受信するP_CCPCHのフレーム開始点は、PD値が0であることを前提として設定される。しかし、実際の状況でPD値が0ではない場合、前記UEは、前記P_CCPCHのフレーム開始点から2*PDチップだけの時間前の時点をP_CCPCHのフレーム開始点と仮定してスクランブリングコードをC(0)から生成する。
【0076】
制御器21は、上位階層からフレーム開始点に対する時間情報を受信する。前記フレーム開始点は、タイムオフセット値τDPCH,n及びPD値に基づいて計算される。例えば、図3で、n番目DPCHを伝送するUEのフレーム開始点はSlot#3になり、n+1番目DPCHを伝送するUEのフレーム開始点はSlot#4になる。前記制御器21は、前記時間情報に基づいてフレーム生成器22及びスイッチ23にフレーム開始点情報を伝送してUL DPCHの伝送を開始するように制御する。前記フレーム生成器22は、前記制御器21からフレームの開始点に対する情報を受信した後、与えられた時間にフレームの生成を開始してスクランブラー(Scrambler)24へフレームを伝送する。前記スイッチ23は、前記制御器21からフレームの開始点に対する情報を受信した後、前記スクランブリングコード生成器20から生成されたスクランブリングコードをスクランブラー24へ伝送する。前記スクランブラー24は、前記フレーム生成器22から受信したフレームを前記スクランブリングコード生成器20から受信したスクランブリングコードを利用して拡散する。その結果、前記DPCHフレームは、2*PD+τDPCH,n+TO+T_add時点で発生するスクランブリングコードでスクランブリングされる。すなわち、前記DPCHフレームは、C(2*PD+τDPCH,n+TO+T_add)から開始されるスクランブリングコードでスクランブリングされる。
【0077】
前記のようなスクランブリングコード同期化装置の動作を説明すると、前記制御器21は、フレームの開始点で前記フレーム生成器22を駆動してDPCHを通じて伝送するデータフレームを生成するように制御する。また、前記制御器21は、前記フレーム開始点で前記スイッチ23をオンにして前記スクランブリングコード生成器20が生成するスクランブリングコードが前記スクランブラー24に印加されるように制御する。
このとき、前記スクランブリングコード生成器20は、前記のように、CPICHまたはP-CCPCHのフレーム開始点に一致してスクランブリングコードを生成することができる。この場合、前記スクランブリングコードは、DPCHのフレーム開始点になるスロットから前記スクランブラー24に印加されるので、前記DPCHデータのフレーム開始点で生成する前記スクランブリングコードは、C(0)ではないこともある。すなわち、前記DPCHのフレーム開始点が3番目のスロットから始まる場合、前記DPCHのデータフレームは、3番目のスロットから生成されるスクランブリングコードで拡散する。また、前記スクランブリングコード生成器20が前記CPICHまたはP-CCPCHのフレーム開始点で生成されず、USTSグループ内のDPCHが割り当てられた一番目UEのフレーム開始点に一致してスクランブリングコードを生成する場合、前記制御器21は、前記スクランブリングコードの生成時点を制御する。後続する動作は、前述したものと同一である。
【0078】
前記スクランブリングコード同期化装置を利用すると、USTSのUL DPCHの伝送のとき、共通の基準時間に一致するスクランブリングコードを利用して与えられたタイムオフセットに一致するようにフレーム同期を合わせてフレームを伝送するようになる。
本発明の実施形態によるスクランブリングコード同期化方法は、USTSグループ内のUEのスロット同期とスクランブリングコードの開始点とが一致する。従って、前記スクランブリングコードの一致による干渉を減少させ、前記スロット同期によるチャンネル区分コード(例えば、OVSFコード)を通じてUEの情報を区分することができる。
【0079】
USTS方式をサービスする移動通信システムで前記USTSを使用しているUEのハンドオーバタイプは、次のような場合に区分されることができる。一番目の場合は、新たなセル、すなわち、ターゲットハンドオーバセルがUSTSのためのハンドオーバを提供する場合であり、二番目の場合は、前記新たなセルがUSTSのためのハンドオーバを提供しない場合である。
【0080】
まず、前記新たなセルがUSTSのためのハンドオーバを提供する場合のシステム動作を説明する。UEがハンドオーバを実施しようとするターゲットセルに該当する新たなセルがUSTSのためのハンドオーバを提供する場合は、現在のセルでUSTSを保持しつつ、前記新たなセルへのハンドオーバを実施することが可能である。前記新たなセルでのUEに対する通信サービスの場合、USTSサービスまたはノーマル通信サービス、すなわち、USTSをサービスしない一般のDPCHを割り当てるデータサービスを使用することもできる。現在のセルでのUSTSサービスを保持しつつ、新たなセルで新たな無線リンクを設定するためには、前記SRNCは、図5乃至図8に示すように、新たなセルに対応するNode B及びRNCに次のような情報を伝送する。
【0081】
(1) USTSを使用しているUEのULスクランブリングコード(USTSスクランブリングコード)
(2) USTSを使用しているUEのUL DPDCH及びUL DPCCHチャンネル区分コードに対する情報(USTS CH code NO)
(3) UEがUSTSを使用していることを示す指示者(USTS指示者)
(4) スクランブリングコードタイムオフセットに関する情報(USTSオフセット)
【0082】
図5は、W-CDMA移動通信システムでのUTRANの構造を示すもので、1つのUE511がUTRANと連結された状態を示している。前記UE511とコアネットワーク(Core Network)との間を連結する第1RNC515は“Serving RNC(SRNC)”と称され、前記SRNC515との連結を補助する第2RNC517は、“Drift RNC(DRNC)”と称される。図5は、前記UE511が4個のセル519、521、523、及び525に優先的に無線リンクを設定する状態を示す。このように、前記UE511がハンドオーバ領域に存在するか、またはハンドオーバ状態にあると言われる。前記UE511に連結された無線リンクを有している第1セル519は、第1Node B527に存在し、第2セル521及び第3セル523は第2Node B529に存在し、第4セル525は、第3Node B531に存在する。
【0083】
図6は、本発明のまた他の実施形態による同一のNode B内でUEのハンドオーバを概略的に示す。図6を参照すると、UE611は、第2Node B621内の第2セル627に連結された無線リンクを保持しつつ、前記第2Node B621内の第3セル629に新たな無線リンクを設定するための動作を遂行する。このように、同一のNode B内でハンドオーバが遂行される場合、必要なメッセージは次のようである。まず、前記UE611からハンドオーバのための基本的の測定値(basic measurement value)に対する情報を受信した第1RNC(SRNC)615は、ハンドオーバの遂行を決定した後、前記第2Node B621にlubインタフェースを通じてNBAP(Node B Application Part)メッセージを伝送する。前記伝送されるNBAPメッセージは、新たな無線リンクの設定のための無線リンク付加要求メッセージである。
【0084】
図9は、本発明のまた他の実施形態によるUSTSハンドオーバの遂行のとき、同一のNode B内の他のセルへの無線リンク付加要求メッセージを伝送する過程を示す。図9を参照すると、前記無線リンク付加要求メッセージは、ハンドオーバパラメータ以外にUSTSハンドオーバのための別途のパラメータを含む。前記USTSハンドオーバのためのパラメータが下記表1に示されており、各パラメータに対する説明は後述する。前記USTSハンドオーバのためのパラメータ情報を受信した第2Node B621は前記UE611に新たな無線リンクを設定した後、前記新たな無線リンクを通じてデータの送受信を遂行する。
【0085】
図7は、本発明のまた他の実施形態による同一のRNC内で相互異なるNode BへのUEのハンドオーバを概略的に示す。図7を参照すると、UE711は、第2Node B721内の第2セル727及び第3セル729に無線リンクを保持している状態で、第1Node B719内の第1セル725に新たな無線リンクを設定するための動作を遂行する。このように、同一のRNC内の相互異なるNode Bへのハンドオーバ過程で必要なメッセージは次のようである。まず、前記UE711からハンドオーバのための基本的の測定値に対する情報を受信した第1RNC(SRNC)715は、ハンドオーバの実施を決定した後、前記第1Node B719にlubインタフェースを通じてNBAPメッセージを伝送する。前記伝送されたNBAPメッセージは、無線リンク設定要求メッセージである。
【0086】
そうすると、図10は、本発明のまた他の実施形態によるUSTSのハンドオーバのとき、同一のRNC内で相互異なるNode Bへの前記無線リンク設定要求メッセージが伝送される過程を示す。図10を参照すると、前記無線リンク設定要求メッセージは、ハンドオーバのためのパラメータの以外にUSTSハンドオーバのための別途のパラメータを含む。前記USTSハンドオーバ用パラメータは、下記表1に示されており、それぞれのパラメータに対する説明は後述する。このようなUSTSハンドオーバ用パラメータ情報を受信した第1Node B719は、前記UE711と新たな無線リンクを設定してデータを送受信する。
【0087】
図8は、本発明のまた他の実施形態による相互異なるRNC内のセルへのUEのハンドオーバを概略的に示す。図8を参照すると、UE811は、第1RNC815内の第1セル825、第2セル827、及び第3セル829に連結された無線リンクを保持している状態で、第2RNC817内の第4セル831と新たな無線リンクを設定するための動作を遂行する。このように、相互異なるRNC内のセルへのハンドオーバ過程で必要なメッセージは次のようである。まず、前記UE811からハンドオーバのための基本的の測定値に対する情報を受信した第1RNC(SRNC)815は、ハンドオーバの実施を決定した後、第2RNC817にlubインタフェースを通じてRNSアプリケーションパートメッセージ(以下、“RNSAPメッセージ”と称する)を伝送する。前記伝送されるRNSAPメッセージは、無線リンク設定要求メッセージである。
【0088】
図11は、本発明のまた他の実施形態によるUSTSハンドオーバのとき、前記無線リンク設定要求メッセージが伝送される過程を示す。図11を参照すると、前記無線リンク設定要求メッセージは、ハンドオーバのためのパラメータ以外にUSTSハンドオーバのための別途のパラメータを含む。前記USTSハンドオーバ用パラメータは、下記表1に示されており、それぞれのパラメータに対する説明は後述する。このようなUSTSハンドオーバ用パラメータ情報を受信した第4セル831は、前記UE811と新たな無線リンクを設定してデータを送受信する。
【0089】
要約すると、図6及び図9に示すようようなハンドオーバを遂行する場合、RNCは、ハンドオーバ要求のとき、前記移動通信システムのULスクランブリングコード情報、前記ハンドオーバを要求するUEがUSTSを使用していることを知らせるためのUSTS指示者、前記UEの専用チャンネルに対するチャンネル区分コード情報、及びスクランブリングコードのタイムオフセットに関する情報で構成されるUSTSパラメータを含む無線リンク設定要求メッセージを生成し、前記生成された無線リンク設定要求メッセージをNode Bへ伝送する過程と、前記Node Bから無線リンク設定応答メッセージを受信した後ハンドオーバを遂行し、前記ハンドオーバチャンネルを前記USTS方式でサービスする過程を遂行する。
【0090】
そして、前記Node Bは、前記RNCから前記ハンドオーバを要求するUEがUSTSを使用していることを知らせるためのUSTS指示者、前記UEの専用チャンネルに対するチャンネル区分コード情報、及びスクランブリングコードのタイムオフセットに関する情報で構成されるUSTSパラメータを含む無線リンク設定要求メッセージを受信する過程と、前記無線リンク設定要求メッセージの受信のとき、前記RNCに無線リンク設定応答メッセージを伝送した後、前記受信されたチャンネル区分コード情報によってハンドオーバするチャンネルを割り当て、前記スクランブリングコードのタイムオフセットに関する情報によってスクランブリングコードの開始時点でフレームの開始点を設定した後、前記設定されたフレーム開始点でハンドオーバ機能を遂行する。
【0091】
また、図7及び図10に示すようなハンドオーバを遂行する場合、RNCは、ハンドオーバ要求のとき、前記移動通信システムのULスクランブリングコード情報、前記ハンドオーバを要求するUEがUSTSを使用していることを知らせるためのUSTS指示者、前記UEの専用チャンネルに対するチャンネル区分コード情報、及びスクランブリングコードのタイムオフセットに関する情報で構成されるUSTSパラメータを含む無線リンク設定要求メッセージを生成し、前記生成された無線リンク設定要求メッセージを他のNode Bへ伝送する過程と、前記他のNode Bから無線リンク設定応答メッセージを受信した後ハンドオーバを遂行し、前記ハンドオーバチャンネルを前記USTS方式でサービスする過程を遂行する。
【0092】
そして、前記Node Bは、前記RNCから前記ハンドオーバを要求するUEがUSTSを使用していることを知らせるためのUSTS指示者、前記UEの専用チャンネルに対するチャンネル区分コード情報、及びスクランブリングコードのタイムオフセットに関する情報で構成されるUSTSパラメータを含む無線リンク設定要求メッセージを受信する過程と、前記無線リンク設定要求メッセージの受信のとき、前記RNCに無線リンク設定応答メッセージを伝送した後、前記受信されたチャンネル区分コード情報によってハンドオーバするチャンネルを割り当て、前記スクランブリングコードのタイムオフセットに関する情報によってスクランブリングコードの開始時点でフレームの開始点を設定した後、前記設定されたフレーム開始点でハンドオーバ機能を遂行する。
【0093】
次に、図8及び図11に示すようなハンドオーバを遂行する場合、第1RNCがハンドオーバ要求のとき、前記移動通信システムのULスクランブリングコード情報、前記ハンドオーバを要求するUEがUSTSを使用していることを知らせるためのUSTS指示者、前記UEの専用チャンネルに対するチャンネル区分コード情報、及びスクランブリングコードのタイムオフセットに関する情報で構成されるUSTSパラメータを含む無線リンク設定要求メッセージを生成し、前記生成された無線リンク設定要求メッセージを第2RNCへ伝送する過程と、前記第2RNCから無線リンク設定応答メッセージを受信した後、設定された時間でハンドオーバを遂行する過程を遂行する。
【0094】
そして、前記Node Bは、前記第1RNCから前記ハンドオーバを要求するUEがUSTSを使用していることを知らせるためのUSTS指示者、前記UEの専用チャンネルに対するチャンネル区分コード情報、及びスクランブリングコードのタイムオフセットに関する情報で構成されるUSTSパラメータを含む無線リンク設定要求メッセージを受信する過程と、前記無線リンク設定要求メッセージの受信のとき、前記第1RNCに無線リンク設定応答メッセージを伝送する過程を遂行する。そうすると、前記Node Bは、前記受信されたチャンネル区分コード情報によってハンドオーバするチャンネルを割り当て、前記スクランブリングコードのタイムオフセットに関する情報によってスクランブリングコードの開始時点でフレームの開始点を設定した後、前記設定されたフレーム開始点でハンドオーバ機能を遂行する。
【0095】
表1乃至表3は、前記USTSパラメータが挿入される例をNBAPメッセージである無線リンク設定要求メッセージの多様な構造を示す。RNSAPメッセージである無線リンク設定要求メッセージ及びNBAPメッセージである無線リンク付加要求メッセージにも類似した構造を利用して前記USTSパラメータを伝送することができる。
【0096】
具体的に、表1は、1つのUEが1つのDPDCHのみを使用する場合を示し、表2及び表3は、1つのUEが多数のDPDCHを有することができる場合を示す。前記表2において、1つのUEがDPDCHのために多数のチャンネル区分コードを有する場合、普通のDPDCHとは異なり、SFが4ではない場合も多数のチャンネル区分コードを有することができるものと仮定し、多数のチャンネル区分コードを有する場合同一のSFを有するものと仮定した。前記表3で、1つのUEがDPDCHのために多数のチャンネル区分コードを有する場合、普通のDPDCHとは異なり、SFが4ではない場合も多数のチャンネル区分コードを有することができるものと仮定し、前記<表2>とは異なり、多数のチャンネル区分コードを有する場合相互異なるSFを有することができるものと仮定した。
【0097】
表1乃至表3において、USTS指示者は、前記USTSを使用していることを示し、USTSチャンネル区分コード番号は、前記USTSを使用しているUEのUL DPDCH及びUL DPCCHチャンネル区分コード番号に対する情報(USTS CH code NO)を示す。また、USTSオフセットは、前記スクランブリングコードタイムオフセットに関する情報を示す。また、ULスクランブリングコードは、USTSを使用しているUEのULスクランブリングコードを示し、これは、既存のメッセージ情報、すなわち、ULスクランブリングコード情報を利用する。
【0098】
下記表1は、本発明の実施形態によるUSTSハンドオーバのための無線リンク設定要求(または無線リンク付加要求)メッセージの構造(1つのUEが1つのDPDCHのみを使用する場合)を示す。
【表1】
Figure 0003848253
Figure 0003848253
【0099】
前記表1において、USTSチャンネル区分コード番号(USTS CH code NO)は、Min ULチャンネル区分コード番号の長さ(チャンネル区分コード長さ)で与えられたSFに対してOVSFコードツリー内で該当する番号を示す。例えば、SFが4である場合、USTSチャンネル区分コード番号は、0、1、2、及び3のうち1つの値を有する。前記USTSチャンネル区分コード番号0は、OVSFコードツリーで最上方のコードノードを示し、前記USTSチャンネル区分コード番号1は、次のコードノード、前記USTSチャンネル区分コード番号2は、次のコードノード、前記USTSチャンネル区分コード番号3は、最下方のコードノードを示す。前記表1において、USTSチャンネル区分コード番号の場合、USTSのためのハンドオーバであるときのみ必要な情報であるのでプレゼンス(Presence)にC USTSとなっている。これは、USTSのための場合またはUSTS指示者がある場合にのみ情報が必要であるというコンディショナル(Conditional)であることを示す。
【0100】
前記表1において、前記USTSオフセット情報は、スクランブリングタイムオフセット(Scrambling code time offset:USTS offset)に関する情報である。新たなセルは、SRNCから伝送されたフレームオフセット(Frame Offset)値及びチップオフセット(Chip Offset)値を利用してUEに対するDL及びULの同期をどのぐらい一致させることができる。しかし、USTSを使用するUEは、UL DPCHを伝送するとき、スクランブリングコードの開始点とフレームの開始点とを一致させないので、前記新たなセルは、スクランブリングコードの開始点を探すために、前記スクランブリングコードタイムオフセット情報を受信しなければならない。
【0101】
前記スクランブリングコードタイムオフセット値は、USTSを使用するUEが同一のスクランブリングコードを使用するUEとULスクランブリングコード同期とを一致させるために、スクランブリングコードの開始点をフレームの開始点と分離してオフセットを設定するとき発生する値と同一の値で定義することができる。その結果、前記スクランブリングコードタイムオフセットを受信した新たなセルは、前記受信したスクランブリングコードタイムオフセットに基づいてUL DPCHのスクランブリングコードの開始点を探すことができる。例えば、前記表1でのオフセット値を前記スクランブリングコードタイムオフセットとして使用することができる。
【0102】
表2は、本発明のまた他の実施形態によるUSTSをサービスするW-CDMA移動通信システムで無線リンク設定要求(または無線リンク付加要求)メッセージの構造(1つのUEが多数のDPDCH及び同一のSFのみ使用する。)を示している。
【表2】
Figure 0003848253
Figure 0003848253
【0103】
前記表2は、1つのSFに対して多数のチャンネル区分コードノードを使用する場合を示す。従って、前記<表2>で、USTSチャンネル区分コード情報は、1つのグループに割り当てられたチャンネル数だけ反復することができ、必要するたびにUSTSのためのチャンネル区分コード番号を示す。従って、表2で、USTSチャンネル区分コード番号(USTS CH code NO)は、Min ULチャンネル区分コード長さで与えられたSFに対してOVSFコードツリー内で対応する番号を示す。例えば、SFが8である場合は、USTSチャンネル区分コード番号は0、1、..、7のうち幾つの値を有する。前記表2でMax Number of UL DPDCHsは削除することができる。
【0104】
表3は、本発明のまた他の実施形態によるUSTS方式をサービスするW-CDMA移動通信システムで無線リンク設定要求(または無線リンク付加要求)メッセージの構造(1つのUEが多数のDPDCH及び他のSFを使用する。)を示している。
【表3】
Figure 0003848253
Figure 0003848253
【0105】
前記表3は、多数のSFに対して多数のチャンネル区分コードノードを使用する場合を示す。この場合、前記表3からMin ULチャンネル区分コードの長さとMax Number of UL DPDCHsは削除することができる。表3において、USTSチャンネル区分コード情報は、1つのグループに割り当てられたチャンネル数だけ反復することができ、必要とするたびにSF情報のためのMin ULチャンネル区分コードの長さとUSTSチャンネル区分コード番号を示す。従って、表3で、Min ULチャンネル区分コード長さは、4、8、16、32、64、128、及び256のうちの1つを有することができ、それぞれの場合に対してUSTSチャンネル区分コード番号は、Min ULチャンネル区分コード長さで与えられたSFに対してOVSFコードツリー内で対応する番号を示す。例えば、SFが8である場合は、USTSチャンネル区分コード番号は値0、1、..、7のうち幾つの値を有する。
【0106】
前記表1乃至表3では、UL DPCCHのためのチャンネル区分コードを別途の情報で通報しない場合を仮定した。すなわち、これは、DPDCHとDPCCHとの間に一定の規則、すなわち、あるOVSFコードノードがDPDCHのためのチャンネル区分コードに割り当てられた場合、特別にマッピングされる1つのSF256チャンネル区分コードノードがDPCCH用で使用されるように予め定めることによって別途の情報を通報しなくてもいい。もちろん、前記のように、DPCCHのために使用されるチャンネル区分コードのノードを予め設定しない場合は、前記表に前記DPCCHのためのチャンネル区分コードノードを知らせる情報が追加的に挿入されなければならない。前記DPCCHは、常に、SF256チャンネル区分コードノードを使用するので、SF=0乃至SF=254コードノードのうちどんなノードを使用するかに対する情報を通報する必要がある。
【0107】
一方、前記USTSによって動作するUEのULスクランブリングコードは、普通のDPCHを通じて伝送する情報と同一の形態で伝送することができる。しかし、前記ULスクランブリングコードは、前記セルでUSTS用で使用されるので、前記UEがハンドオーバする新たなセルでは、前記使用されているUSTSスクランブリングコードを予め認知しなければならない。前記USTSスクランブリングコードを認知する方法は、多数存在する。
【0108】
一番目の方法は、前記USTS指示者を伝送する方法である。前記USTS指示者を受信するセル(該当Node BまたはRNC)は、前記UEがUSTSを使用し、普通のDPCHとは異なるハンドオーバ動作が要求されることを認識する。
二番目の方法は、ULスクランブリングコードのうち一部をUSTS用で予め定めておく方法である。これは、RACHまたはCPCHのためにULスクランブリングコードのうち一部を予め定めておく方法と同一の方法である。そうすると、SRNCは、前記USTS用ULスクランブリングコードをNode BまたはRNCへ伝送し、これにより、前記Node BまたはRNCは、前記UEが前記USTSを使用していることを認知することができる。
【0109】
三番目の方法は、チャンネル区分コードのための情報が存在するか否かによっている。前記USTSを使用しているUEのスクランブリングコード及びDPCCHチャンネル区分コードに対する情報がある場合、これは、現在ハンドオーバを実施するUEがUSTSを使用していることを認知することができることを意味する。その理由は、前記チャンネル区分コードの情報が普通のDPCHのためのチャンネル区分コード情報と相違しているからである。
【0110】
このように、新たな無線リンクを設定するのに成功したUEは、1つのセルでUSTSサービスを継続することができ、他のセルでは、普通のDPCHまたはUSTSサービスを使用することができる。このような過程が反復する場合、1つのUEがUSTSサービスによって1つのセルに接続されており、他の1つ以上のセルとは普通のDPCH接続を設定した状態が存在することができる。この場合、前記UEは、相互異なるセルから伝送されるデータを1つの情報として受信する。この場合、前記UEが前記USTSサービスで接続しているセルの場合、トラッキング過程のためにTPC情報のうちの一部を異なる用途、すなわち、時間調整ビット(Time Alignment Bit;以下、“TAB”と略称する。)として使用することができる。従って、前記UEは、多数のセルから受信した情報のうち、このようなTABを区分して認識する必要がある。
【0111】
以下、前記USTSを使用するUEのハンドオーバが進行する過程で、各UE、SRNC、及びNode Bの動作を説明する。
前記UEは、USTSサービスを保持しつつULデータを伝送する。すなわち、スクランブリングコードの開始点とフレーム開始点、すなわち、アップリンクデータフレームの開始点が異なることができるUSTSサービスを保持する状態で、UEは、新たな無線リンクを設定し、その後、相互異なるセルからのデータを1つの情報として受信する。このとき、前記USTSサービスによって前記UEに接続しているセルがTPC情報のうちの一部をトラッキング過程のためのTABとして使用することができるので、前記UEは、他のセルから受信したTPC情報と分離して情報を解釈する。
【0112】
従って、前記UEは、USTSサービスで接続しているセルからのTABを利用してUSTSのためのトラッキング過程を保持し、同時に、他のセルから受信したTPC情報を無視するか、または電力制御のために利用する。
次に、図12を参照してSRNCの動作を説明する。
【0113】
図12は、ハンドオーバ過程でのSRNCの動作を示すフローチャートである。ステップ101で、SRNCは、UEから測定報告値を受信してUEのハンドオーバを決定する。ステップ102で、前記SRNCは、新たなセルのNode Bに無線リンク設定要求メッセージを伝送する。前記無線リンク設定要求メッセージは、USTSハンドオーバのためのUSTSパラメータを含む。このとき、前記USTSパラメータは、前記ULスクランブリングコード情報、ULチャンネル区分コード情報、USTS指示者情報、及びスクランブリングコードタイムオフセット情報などである。そして、前記USTSパラメータは、前記USTSを使用しているUEに対する情報として、前記SRNCに貯蔵されている。ステップ103で、前記SRNCは、前記無線リング設定要求メッセージに応答してターゲットNode Bから無線リンク設定応答メッセージを受信する。ステップ104で、前記SRNCは、前記ターゲットNode Bから前記無線リンク設定応答メッセージを分析してハンドオーバが可能であるか否かを検査する。その結果、前記USTSハンドオーバが可能であれば、前記SRNCはステップ105へ進行し、前記USTSハンドオーバが不可能であれば、前記SRNCは、ステップ106へ進行する。
【0114】
前記ステップ104で、前記USTSハンドオーバが不可能である場合は、次のような場合であると言える。一番目の場合は、前記ターゲットNode BがUSTSを支援しない場合、二番目の場合は、前記ターゲットNode BがUSTSを支援しても、前記USTSのためのハンドオーバを支援しない場合、三番目の場合は、従来技術でのように、USTSハンドオーバを失敗する場合などである。前記ステップ105で、前記SRNCは、ハンドオーバのために、前記UEにRRCシグナリングメッセージを伝送する。ここで、前記RRCシグナリングメッセージは、アクティブセットアップデートメッセージ(Active set update message)であり、前記アクティブセットアップデートメッセージの内容は、従来技術で説明したようなハンドオーバのとき伝送されるメッセージの内容と同一である。一方、ステップ106で、前記SRNCは、USTSを保持した状態で新たなセルへのハンドオーバが失敗したものと判断して終了する。
【0115】
前記USTSハンドオーバ過程を説明するとき、前記SRNCの動作は、SRNCがCRNCと同一の場合を仮定し、新たなセルが異なるNode Bにあるものと仮定した。まず、新たなセルが同一のNode Bにあれば、図6の場合、無線リンク設定要求メッセージの代わりに、無線リンク付加要求メッセージが使用される。一方、前記SRNCがCRNCと異なる場合、すなわち、前記UEがDRNCを通じてSRNCに連結される場合、前記SRNCは、ステップ102で、DRNCを通じて前記USTSパラメータをターゲットNode Bへ伝送する。ここで、前記SRNCと前記DRNCとの間に利用されるメッセージは、RNSAPメッセージである無線リンク設定要求メッセージである。また、前記DRNCは、前記ターゲットNode BにNBAPメッセージである無線リンク設定要求メッセージを利用して前記USTSパラメータを伝送する。
【0116】
図13を参照して、Node Bの動作を説明する。
図13は、ハンドオーバによる新たなセルのNode Bの動作を示すフローチャートである。ステップ201で、ハンドオーバ要求を受信するターゲットNode Bは、SRNCからハンドオーバに関連したメッセージを受信する。ここで、前記新たなセルは、現在UEが属しているNode Bと異なるNode Bにあるものと仮定する。従って、前記SRNCが前記ターゲットNode Bへ伝送するハンドオーバ関連メッセージは、NBAPメッセージである無線リンク設定応答メッセージである。一方、前記新たなセルが前記同一のNode Bにある場合、前記ハンドオーバ関連メッセージは無線リンク付加要求メッセージである。前記無線リンク設定応答メッセージは、前述したように、USTSパラメータ、すなわち、ULスクランブリングコード情報、ULチャンネル区分コード情報、USTS指示者情報、及びスクランブリングコードタイムオフセット情報などが含まれている。
【0117】
そして、ステップ202で、前記ターゲットNode Bは、前記USTSハンドオーバが可能であるか否かを検査する。すなわち、前記ターゲットNode Bは、前記無線リンク設定応答メッセージを受信すると、USTSハンドオーバを支援するか否かを判断する。前記USTSハンドオーバが不可能であれば、前記ターゲットNode Bは、ステップ207で、前記SRNCへ無線リンク設定失敗メッセージ(Radio Link Setup failure message)を伝送し、前記手順を終了する。
【0118】
一方、ステップ202で、ハンドオーバが可能であれば、前記ターゲットNode Bは、ステップ203で、前記受信した無線リンク設定要求メッセージに応答して無線リンク設定応答メッセージを前記SRNCへ伝送し、ステップ2044で、前記ターゲットNode Bは、前記受信した無線リンク設定応答メッセージに設定されたUSTSパラメータ情報によってULのためのチャンネルコーディングを準備してステップ205へ進行する。ステップ205で、前記ターゲットNode Bは、スクランブリングコードタイムオフセットによってフレームの開始点とスクランブリングコードの開始点との差異によってスクランブリングコードの同期化を遂行する。特に、前記ターゲットNode Bは、前記スクランブリングコードタイムオフセットを利用してフレームの開始点からスクランブリングコードを前記スクランブリングコードタイムオフセットだけシフトさせてスクランブリングコードを一致させることによって拡散する準備をする。ステップ206で、前記ターゲットNode Bは、ステップ204及びステップ205で準備された結果を利用してUEからのUL DPCHデータを受信し、前記手順を終了する。
【0119】
前記ターゲットNode Bのハンドオーバ動作の説明において、前記ターゲットNode Bは、異なるNode Bのセルまたは同一のNode B内のセルから前記UEがUSTSサービスを受信していることを認知している。従って、前記ターゲットNode Bは、前記UEがUSTSサービスによってフレームごとトラッキング過程を通じて同期化を継続して遂行することを認知することもできる。そこで、フレームレベルで同期化するために、前記UEは、1/nチップの単位でULデータを伝送することができるので、これを適合に動作させることもできる。または、最後のTPC値に対して前記UEが応答しないこともあるという事実を利用することもできる。
【0120】
本発明のまた他の実施形態では、普通のDPCHで接続が設定された状態(すなわち、ノーマルモードまたはノン(non)USTSモード)からUSTSモードへの転換方法を説明する。
USTSモードで動作しているUEがUSTSサービスを受けているセルから離れていることを判断したSRNCは、USTSサービスを中断し、普通のDPCHを使用するか、または信号強度が一番高いセルで前記USTS動作を遂行する。このとき、前記USTS動作は、無線リンク再構成手順である。ここで、前記SRNCは、前記UEが伝送する測定値から前記UEが現在USTSサービスを受けているセルから離れていることを判断する。前記モード転換過程は、USTSモード、ノーマルモード、及びノンUSTSモードの転換をすべて含む。
【0121】
前記無線リンク再構成過程を通じて、前記SRNCは、前記UEのUSTSモード動作を終了し、ノーマルモードまたはノンUSTSモードで前記UEを動作させることができ、逆もまた同様である。前記両方の転換、すなわち、USTSモードで動作しているUEをノーマルモードまたはノンUSTSモードで動作するようにモード転換する動作と前記ノーマルモードまたはノンUSTSモードで動作しているUEをUSTSモードで動作するようにモード転換する動作が同時に発生することもできる。
【0122】
ここで、前記ノーマルモードとは、一般のDPCHチャンネルを前記UEへ割り当てることを意味する。前記ノーマルモードとは区別して使用され、USTSモードで前記UEの自分の移動性によって新たなセルとの無線リンクを設定するように要求されているUEに発生する前記ノンUSTSモードは、現在サービス中のセルとUSTSサービスを保持しつつ、普通のDPCHチャンネルを通じて他のセルに連結される。
【0123】
前記ノーマルモードからUSTSモードへ転換する場合は、前記無線リンク設定メッセージまたは無線リンク付加メッセージに設定されている情報を無線リンク再構成メッセージを利用して伝送する。そして、前記USTSモードへの転換を要求しているUEがハンドオーバによって新たなセルに接続される場合、前記UEと前記新たなセルとは、普通のDPCHに接続することができる。また、既存のUSTSサービスを受けているセルとの接続が終了した場合、前記UEは、普通のDPCHサービスを受信する。前記新たなセルがUSTSサービスを提供することができる場合、前記SRNCは、無線リンク再構成過程を利用して前記ノーマルモードを前記USTSモードへ転換することができる。
【0124】
以下に、前記UEのモード転換過程を説明する。まず、1つのセルに無線リンクを設定しているUEがUSTSサービスを受ける場合、次のような2つの場合が発生する。一番目の場合は、USTSスクランブリングコードに最初に割り当てられる場合であり、二番目の場合は、USTSスクランブリングコードがUSTSサービスのために他のUEに使用されている状態で、UEにスクランブリングコードが割り当てられる場合である。
【0125】
前記一番目の場合に対して説明すると、(1)前記SRNCは、USTS用で使用されるULスクランブリングコードに対する情報、UL DPDCH及びDPCCHチャンネル区分コードに対する情報、すなわち、USTSパラメータを前記Node Bに伝送する。前記USTSパラメータは、無線リンク再構成メッセージまたは他のシグナリングメッセージを利用して伝送される。(2)前記Node Bは、前記SRNCに設定されている無線リンクを利用して測定された時間情報を伝送する。前記時間情報は、現在受信されているUEフレームの開始点とP-CCPCHフレームの開始点との時間差、現在受信されているUEフレームの開始点とP-CCPCHフレームの開始点との時間差を256*m単位で一致させるために必要な時間情報と一致させた後の値、及びPD値のうちの1つである。ここで、前記PD値は、該当DL DPCHのフレーム開始点とUL DPCHのフレーム開始点との差からT0を減算して得ることができる。(3)前記SRNCは、前記Node Bから受信した時間情報を前記UEへ伝送する。(4)前記UEは、前記SRNCから受信した時間情報を利用してUSTSのためのアップリンクを通じて伝送する。
【0126】
前述したように、UEがUSTS用スクランブリングコードを初めに割り当てられる場合、前記UE、前記SRNC、及び前記Node Bのそれぞれの動作を従来技術と比較して説明する。
前記UEは、DPCHを通じた通信を遂行している間、USTSモードへの転換をNode Bに要求するか、または、Node Bは、USTSモードの後、UEがノーマルモードまたはUSTSモードで動作している場合USTSモードへの転換を試みる。
【0127】
前記UEは、USTSモードへの転換のために、前記SRNCから受信した情報のうちUSTSのためのタイムオフセットによってUL DPCHデータを伝送する。このとき、前記タイムオフセットが0である場合、UEは、従来のDPCH動作と同一の動作を行う。しかし、前記タイムオフセットが0ではない場合、UEは、前記タイムオフセットだけの同期化を遂行する。前記オフセット値は、現在受信されているUEフレームの開始点とP-CCPCHフレームの開始点との時間差が256チップ*m単位で一致させるために必要な情報である。すなわち、前記情報は、前記UEがUL DPCHを伝送する瞬間、既存のUL DPCHと比較してどのくらい早くまたは後に伝送すべきであるかを示す時間情報、または、UL DPCHの伝送が行われる間発生するPDに対する情報である。前記PDを受信する場合、前記UEは、前記PDだけUL DPCHをより早く伝送する。
【0128】
前記SRNCは、前記タイムオフセットを決定し、前記タイムオフセットを受信しているUEは、前記タイムオフセット値だけ以前にまたは遅延して、UL DPCHを伝送する。このとき、前記UEがUSTSモードへ転換する一番目のUEである場合、すなわち、現在USTSサービスを受信しているUEがない場合、他のUEに対する基準になる。前記USTSスクランブリングコードの同期化がP-CCPCHに基づいて行われる場合、スクランブリングコード同期化を遂行することができる。この場合、前記SRNCは、前記スクランブリングコード同期化のための時間情報を伝送し、これを受信したUEは、前記タイムオフセットだけスクランブリングコードを遅延させて伝送する。前記スクランブリングコード同期化は、図4に示すUEのスクランブリングコード同期化器によって遂行される。
【0129】
以下、図14を参照してSRNCの動作を説明する。
図14は、DPCHを通じて通信しているUEがUSTSモードへの転換のとき、SRNCの動作過程を示すフローチャートである。図14を参照すると、ステップ301で、前記SRNCは、UEから受信した測定報告値によって現在DPCHを通じて通信しているUEに対するUSTSモードへの転換を決定する。ステップ302で、前記USTSモードへの転換は、前記UEの要求によって決定されることもあり得る。このとき、前記無線リンク再構成準備メッセージはUSTSパラメータを含む。前記ULスクランブリングコード、ULチャンネル区分コード、及びUSTS指示者に対する情報を含み、前記USTSパラメータは、前記SRNCが決定する。そして、図14の動作は、SRNCがCRNCと同一の場合を仮定しており、前記SRNCがCRNCと異なる場合、前記SRNCは、前記DRNCへ前記USTS指示者情報のみを伝送する。その後、前記DRNCは、前記情報をNode Bへ伝送することができる。また、前記SRNCとDRNCが異なる場合、前記SRNCは、前記情報のうち、USTS指示者情報のみを前記Node Bへ伝送し、前記DRNCは、前記UEが使用するUSTSのためのチャンネル情報であるULスクランブリングコード及びULチャンネル区分コードを決定して前記Node B及びSRNCに伝送する。ステップ302で、前記SRNCがスクランブリングコードタイムオフセットを決定することができる場合、前記決定されたスクランブリングコードタイムオフセットを前記異なるUSTSパラメータとともに前記Node Bへ伝送する。前記SRNCが前記スクランブリングコードタイムオフセットを決定することができる場合、例えば、前記Node Bから測定過程などを通じてPD値またはRTTに関する情報などを受信した場合、前記スクランブリングコードタイムオフセットを決定することができる。前記スクランブリングコードタイムオフセット情報には、256*m単位の同期化及びスクランブリングコード同期化に関する時間情報が追加されることができる。
【0130】
ステップ303で、前記SRNCは、前記Node Bから受信したメッセージを分析して前記UEをUSTSモードへ転換するか否かを決定する。すなわち、前記SRNCは、該当Node Bからスクランブリングコードタイムオフセットを含む無線リンク再構成応答メッセージが受信されたか否かを検査する。その結果、前記受信したメッセージが前記無線リンク再構成応答メッセージではない場合、前記SRNCは、ステップ306へ進行する。ここで、前記受信したメッセージが前記無線リンク再構成応答メッセージではない場合は、前記無線リンク再構成準備メッセージに対する失敗を示すUSTS転換失敗メッセージであることを意味する。ステップ306で、前記SRNCは、前記USTS転換失敗メッセージによって前記UEを前記USTSモードへ転換することが不可能であると判断して終了する。ここで、前記Node BがUSTSを支援しない場合、または従来技術で説明したように失敗する場合、前記USTS転換は失敗する。
【0131】
一方、ステップ303で、前記Node Bから無線リンク再構成応答メッセージを受信する場合、ステップ304で、前記SRNCは、無線リンク再構成応答メッセージに設定されたUSTSのためのスクランブリングコードタイムオフセット情報を分析する。もちろん、前記無線リンク再構成応答メッセージには、前記スクランブリングコードタイムオフセットが直接含まれることもあり、または、現在受信されているUEフレームの開始点とP-CCPCHフレームの開始点との時間差、現在受信されているUEフレームの開始点とP-CCPCHフレームの開始点との時間差が256*m単位で一致させるために必要な時間情報と一致させた後の値、及びPD値が含まれることもある。前記PD値は、該当DL DPCHのフレーム開始点とUL DPCHのフレーム開始点との差からT0値を減算した値の中間値、すなわち、前記値の1/2である。また、前記無線リンク再構成応答メッセージは、前記複数の情報を同時に含むこともできる。そして、図14では、前記SRNCとCRNCが同一の場合を仮定したが、前記SRNCとCRNCが異なる場合、前記SRNCは、DRNCから前記情報を受信し、前記DRNCは、前記情報をNode Bから受信する。前記情報のうち、PD値は、前記USTSモード転換動作の間に受信する代わりに、予めNode Bから測定過程などを利用して得ることもできる。前記PD値は、前記測定過程から得ることができ、またはすでに定義されているRTT値から得ることもできる。前記RTT値は、該当DL DPCHフレームの開始点とUL DPCHフレームの開始点との差異で定義されており、前記値から前記PD値、すなわち、PD=(RTT-T0)/2を得ることができる。
【0132】
このように、前記無線リンク再構成応答メッセージを分析した後、前記SRNCは、前記UEにRRCシグナリングメッセージを伝送してUSTSモードへ転換するように制御し、前記手順を終了する。ここで、前記RRCシグナリングメッセージは、例えば、無線ベアラー再構成準備メッセージが利用される。前記SRNCは、前記RRCシグナリングメッセージを利用してUEにNode Bから受信した時間情報とUEのチャンネル情報、すなわち、前記ULスクランブリングコード情報、ULチャンネル区分コード情報、USTS指示者情報、及びタイムオフセット情報を伝送する。
【0133】
最後に、図15を参照して、USTSモード転換のとき前記Node Bの動作過程を説明する。
図15は、DPCHを通じて通信しているUEがUSTSモードへの転換のとき、前記Node Bの動作過程を示すフローチャートである。図15を参照すると、ステップ401で、Node Bは、SRNCからUSTSモードへの転換に関連したメッセージを受信する。このとき、前記USTSモード転換に利用されるNBAPメッセージは、例えば、前記無線リンク再構成準備メッセージである。前記受信した無線リンク再構成メッセージは、前記ULスクランブリングコード情報、ULチャンネル区分コード情報、及びUSTS指示者情報などがUSTSへの転換のための情報として含まれている。
【0134】
ステップ402で、前記Node Bは、USTSモードへの転換が可能であるか否かを検査する。その結果、前記USTSモードへの転換が可能である場合、前記Node Bはステップ403へ進行する。一方、前記USTSモード転換が不可能である場合、前記Node Bは、ステップ407へ進行する。
ステップ407で、前記Node Bは、前記無線リンク再構成失敗メッセージを前記SRNCへ伝送し、前記手順を終了する。
【0135】
一方、前記USTSモード転換が可能である場合、前記Node Bは、ステップ403で、無線リンク再構成応答メッセージに前記スクランブリングコードタイムオフセット情報を含ませて前記SRNCへ伝送する。ここで、前記無線リンク再構成応答メッセージには、前記スクランブリングタイムオフセット情報が直接含まれることもでき、現在受信したUEフレームの開始点とP-CCPCHフレームの開始点との時間差、現在受信したUEフレームの開始点とP-CCPCHフレームの開始点との時間差が256チップ*m単位で一致させるために必要な時間情報と一致させた後の値、PD値のうち1つを含むこともできる。前記PD値またはこれに関連したRTT値などを測定過程を通じて前記Node Bが前記SRNCに予め伝送した場合、前記SRNCが直接256*m単位の同期化またはスクランブリングコード同期化のための時間情報を決定して前記Node Bへ伝送することもできる。この場合、前記Node Bは、前記無線リンク再構成応答メッセージに時間情報を追加する必要がなく、前記Node Bは、前記SRNCから受信した前記時間情報に基づいてUL DPCHの受信時間に関する情報を得ることができる。ここで、前記時間情報は、本発明の説明でT_allまたはT_add値などであり得る。
【0136】
ステップ404で、前記Node Bは、スクランブリングコード情報、ULチャンネル区分コード情報及びUSTS指示者情報によってULチャンネルコーディングを準備する。すなわち、前記Node Bは、前記ULスクランブリングコードとチャンネル区分コードDPDCH及びDPCCHを確認して準備する。ステップ405で、前記Node Bは、前記スクランブリングコードタイムオフセット情報によってフレーム開始点とスクランブリングコード開始点との差異によるスクランブリングコードの同期化を実現する。前記Node Bは、前記スクランブリングコードをフレームの開始点から前記スクランブリングコードタイムオフセットだけシフトさせて拡散のための準備をする。ここで、前記UEがUSTSスクランブリングコードを初めに使用するUEである場合、前記スクランブリングコードタイムオフセット値は0であり、フレーム開始点とスクランブリングコード開始点とを一致させることができる。しかし、USTSスクランブリングコード同期化がP-CCPCHに基づく場合、前記UEが前記USTSスクランブリングコードを利用するための一番目のUEであっても、前記スクランブリングコードタイムオフセット値は0ではないこともある。この場合、前記Node Bは、前記スクランブリングコードを前記スクランブリングコードタイムオフセットだけ遅延させてUL DPCHの受信を準備する。前記スクランブリングコード同期化は、図4に示したUEスクランブリングコードド同期化器と対称の構造を有するNode Bのスクランブリングコード同期化器で遂行することができる。前記Node Bのスクランブリングコード同期化器は後述する。
【0137】
前記Node Bは、前記SRNCからUSTSモード転換を承認する無線リンク再構成承認メッセージを受信する。前記無線リンク再構成承認メッセージは、USTSモード転換のための時間情報を含んでおり、前記Node Bは、前記時間情報で示した該当時間にUL信号の受信を準備する。ステップ408で、前記Node Bは、USTSモードへ転換したUEからのUL DPCHデータを受信し、前記手順を終了する。
【0138】
図16を参照して、前述したスクランブリングコード同期化器の構造を説明する。
図16は、本発明によるNode Bのスクランブリングコード同期化器の構成を示すブロック図である。図16を参照すると、スクランブリングコード生成器310は、UEに割り当てられたUL DPCHのためのスクランブリングコードを生成する。制御器320は、UEのUSTS時間情報を受信し、前記受信したUL DPCHの開始点とスクランブリングコード開始点との差に基づいて、前記スクランブリングコード生成器310または遅延器330を制御する。前記遅延器330は、前記制御器320から受信した時間情報に対する命令によって、前記スクランブリングコードをスクランブリングコードタイムオフセットだけ遅延させてスクランブリングコードの開始点とフレーム開始点とに一致させる。乗算器340は、UL DPCHデータを受信し、前記受信したUL DPCHデータを前記遅延器330から受信したスクランブリングコードと乗じる。フレーム復調器350は、チャンネル区分コードを利用して前記乗算器340から受信したデータを復調する。
【0139】
以下、他のUEがUSTSサービスのためにスクランブリングコードを利用している場合を説明する。
まず、前記SRNCは、Node BにUSTS用で使用されているULスクランブリングコード、UL DPDCH及びDPCCHチャンネル区分コード、現在他のUEが基準時間にしているスクランブリングコード開始点に関する情報を伝送する。前記情報は、例えば、無線リンク再構成メッセージを利用して伝送される。前記スクランブリングコード開始点情報は、256*m単位の同期化及びスクランブリングコード同期化のための情報を含むことができる。その後、前記Node Bは、前記SRNCにすでに設定されている無線リンクを利用して測定した時間情報、すなわち、PD測定値を前記SRNCへ伝送する。ここで、前記PD値は、該当DL DPCHフレームの開始点とUL DPCHフレームの開始点との差からTO値を減算した値によって得られることができる。前記SRNCは、前記Node Bから受信した時間情報(PD値)をUEへ伝送し、前記UEは、前記受信した時間情報を利用してUSTSのためのアップリンクを通じてデータを伝送する。
【0140】
前記のように、他のUEがUSTSサービスを受けるためのスクランブリングコードを使用している状態で、USTSモード転換によるUE、SRNC、及びNode Bのそれぞれの動作を従来技術と比較して説明する。
前記UEは、DPCHを通じて通信している過程で、USTSモードへの転換をNode Bに要求するか、または、前記Node Bは、前記USTSモードの後、DPCHのみを通じたサービスを受信するUEに対して前記USTSモードへの転換を試みる。前記UEは、USTSモードへの転換のためにSRNCから受信した情報にUSTSのためのタイムオフセットに基づいて前記UL DPCHデータを伝送する。このとき、前記タイムオフセット値が0である場合は、従来のDPCH動作を遂行する。これに反して、前記タイムオフセット値が0ではない場合は、前記タイムオフセットだけ同期化を遂行する。ここで、前記タイムオフセット値は、現在受信したUEフレームの開始点とP-CCPCHフレームの開始点との時間差が256チップ*m単位で一致させるために必要な時間情報、すなわち、前記情報は、前記UEがUL DPCHを伝送する瞬間、既存のUL DPCHと比較してどのくらい早くまたは遅延して伝送すべきであるかを示す時間情報、または、UL DPCHの伝送が行われる間発生するPD値に対する情報である。前記PD値を受信する場合、前記UEは、前記PD値だけUL DPCHをより早く伝送する。
【0141】
前記SRNCは、前記タイムオフセットを決定し、前記タイムオフセットを受信しているUEは、前記タイムオフセット値だけ以前にまたは遅延してUL DPCHを伝送する。このとき、前記USTSスクランブリングコードの同期化がP-CCPCHに基づいて行われる場合、前記SRNCは、前記スクランブリングコード同期化のための時間情報を伝送し、これを受信したUEは、前記タイムオフセットだけスクランブリングコードを遅延させて伝送する。前記スクランブリングコード同期化は、図4に示すスクランブリングコード同期化器を利用して遂行することができる。前記スクランブリングコード同期化がUEの時間を基準にする場合であっても、前記SRNCは、前記UEへ該当オフセット値を伝送し、UEは、前記受信したタイムオフセット値によって前記スクランブリングコード同期化を遂行する。
【0142】
他のUEがUSTSサービスを受けるためのスクランブリングコードを使用している状態で、前記SRNCは、USTSサービスを受けるためのスクランブリングコードに割り当てられた一番目のUEに対するUSTSモード転換過程と同一に動作するので、前記SRNCの動作説明を省略する。
前記Node Bは、図5のステップ402で異なる情報を伝送する点を除いて、前記UEがUSTSサービスのためのスクランブリングコードに割り当てられる一番目のUEである場合の動作過程と同一に動作する。
【0143】
ステップ402で、前記Node Bは、USTSモードへの転換を支援するか否かを応答メッセージを利用して前記SRNCへ伝送する。このとき、前記Node Bは、前記SRNCに前記スクランブリングコードタイムオフセットを伝送する。
ここで、前記スクランブリングコードタイムオフセットに関する情報を提供するために、前記Node Bは、現在受信した一番目のUEフレームの開始点とP-CCPCHフレームの開始点との時間差、現在受信したUEフレームの開始点とP-CCPCHフレームの開始点との時間差が256チップ*m単位で一致させるために必要な時間情報と一致させた後の値、PD値、及びスクランブリングコードの開始点と該当フレームの開始点との時間差のうちいずれかを伝送する。このように、前記UEがUSTSサービスのためのスクランブリングコードに割り当てられる一番目のUEである場合、基準点になるスクランブリングコードは存在しない。これに反して、他のUEがUSTSモードで動作している場合は、前記他のUEが使用しているスクランブリングコードの開始点が基準点になる。従って、スクランブリングコード開始点に対するスクランブリングコードオフセットが発生する。
【0144】
また、ターゲットセルがUSTSサービスのためのハンドオーバを支援しない状態で、前記SRNC及び前記UEは、次のように動作する。
【0145】
この場合、前記SRNCは、UEから受信した測定報告値に基づいてUSTSサービスを中断し、無線リンク設定過程または無線リンク付加過程を利用して新たなセルに無線リンクの設定を決定する。このとき、前記SRNCは、前記無線リンク再構成過程を利用してUEのためにUSTSモードをノーマルモードへ転換する。前記SRNCは、前記UEにこのようなモード転換過程を通報するために、アクティブセットアップデートメッセージまたは無線ベアラー再構成メッセージを伝送する。
【0146】
すなわち、USTSサービスを受信しているUEは、次のような過程を通じてハンドオーバを実施する。
前記SRNCは、新たなセルに該当するRNCまたはNode Bに無線リンク設定応答メッセージを伝送した後、該当RNCまたはNode Bから応答メッセージを受信する。前記SRNCは、前記応答メッセージを利用して前記新たなセルがUSTSサービスを支援しないことを示す情報を受信する場合、または前記新たなセルがUSTSサービスを支援しないことを示す情報を予め有している場合、既存のセル(1つ以上の無線リンクが存在することができる)に該当するNode BまたはRNCに無線リンク再構成準備メッセージを伝送してUSTSモードをUEのノーマルモードに転換させるようにする。その後、前記SRNCは、前記UEに対するUSTSサービスを中断し、普通のDPCHサービスのためのメッセージ、例えば、無線ベアラー再構成シグナリングメッセージを伝送する。前記第2ステップまたは第3ステップで伝送したシグナリングメッセージは、時間に関連したパラメータを含むか、または時間を示すまた他のシグナリングメッセージを伝送して、前記UE及び各セルが同時にUSTSを中断し、普通のDPCHを使用する。
【0147】
前記USTSを使用しているUEがハンドオーバ領域で新たな無線リンクを設定しようとする場合、前記SRNCは、該当RNCまたはNode Bに前記無線リンク設定要求メッセージ または無線リンク付加要求メッセージを伝送する。このような要求メッセージを受信したDRNCまたはNode Bは、USTSのためのハンドオーバを支援するか否かを応答メッセージを利用して伝送することができる。下記表4に示すように、前記応答メッセージは、無線リンク設定応答メッセージまたは無線リンク付加応答メッセージであり得る。
【0148】
【表4】
Figure 0003848253
Figure 0003848253
【0149】
前記表4において、USTS支援指示者(Support Indicator)は、該当Node B内のセルがUSTSサービスを支援するか否かを示す。前記USTS支援指示者は、前記SRNCが前記Node BにUSTSのためのハンドオーバを要求するときのみ伝送されるので、コンディショナル情報になることができる。前記Node Bは、前記SRNCからの要求に関係なくUSTSサービスを支援するか否かを示す情報を伝送する場合、C-USTSは、メッセージ内のUSTS支援指示者を提供するためにMショート(Mandatory Short)に取り替えられる。
【0150】
前述の如く、本発明の詳細な説明では具体的な実施形態を参照して詳細に説明してきたが、本発明の範囲は前記実施形態によって限られるべきではなく、本発明の範囲内で様々な変形が可能であるということは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
【0151】
【発明の効果】
以上から述べてきたように、本発明によると、多数のUEが1個のスクランブリングコードを使用する前記USTS方式で、UE間のスロット同期化及びフレーム同期化を具現することができる。相互異なる遅延値を有する非同期のUL DPCHは、初期同期化過程で、このようなUL DPCH間の非同期を調整して同期を一致させることができる。
【0152】
また、USTSサービスを使用するUEがターゲットセルに対してもUSTSサービスをそのまま保持させつつハンドオーバを実現することができ、これにより、持続的のUSTSサービスが可能である。
さらに、UEがノーマルモードまたはノンUSTSモードからUSTSモードへの転換を可能にすることにより、セルに適合なデータ通信サービスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 W-CDMA通信システムを概略的に示す図である。
【図2】 W-CDMA通信システムでのDL DPCHとUL DPCHとの時間関係を示す図である。
【図3】 本発明の一実施形態によるUSTSの同期化に従う時間関係を示す図である。
【図4】 本発明の一実施形態によるUEのスクランブリングコード同期化器の構造を示すブロック図である。
【図5】 本発明の一実施形態によるW-CDMA移動通信システムでのUTRANの構造を示す図である。
【図6】 本発明の他の実施形態によるW-CDMA移動通信システムでの同一のNode B内でUEのハンドオーバを概略的に示す図である。
【図7】 本発明のまた他の実施形態によるW-CDMA移動通信システムでの同一のRNC内で相互異なるNode BへのUEのハンドオーバを概略的に示す図である。
【図8】 本発明のまた他の実施形態によるW-CDMA移動通信システムでの相互異なるRNC内でセルへのUEのハンドオーバを概略的に示す図である。
【図9】 本発明のまた他の実施形態による同一のNode B内で他のセルへのUSTSハンドオーバの遂行のとき無線リンク付加要求メッセージが伝送される過程を示すフローチャートである。
【図10】 本発明のまた他の実施形態による同一のRNC内で他のNode BへのUSTSハンドオーバの遂行のとき無線リンク設定要求メッセージが伝送される過程を示すフローチャートである。
【図11】 本発明のまた他の実施形態による相互異なるRNC内でセルへのUSTSハンドオーバの遂行のとき無線リンク設定要求メッセージが伝送される過程を示すフローチャートである。
【図12】 本発明によるハンドオーバ過程でのSRNCの動作を示すフローチャートである。
【図13】 本発明によるハンドオーバに対する新たなセルのNode Bの動作を示すフローチャートである。
【図14】 本発明によるDPCHで通信中のUEがUSTSモードに転換のときSRNCの動作を示すフローチャートである。
【図15】 本発明によるDPCHで通信中のUEがUSTSモードに転換のときNode Bの動作を示すフローチャートである。
【図16】 本発明によるNode Bのスクランブリングコード同期化器の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
20,310 スクランブリングコード生成器
21,320 制御器
22 フレーム生成器
23 スイッチ
24 スクランブラー
330 遅延器
340 乗算器
350 フレーム復調器
511,611,711,811 UE
515,615,715,815 第1RNC
517,817 第2RNC
519,725,825 第1セル
521,627,727,827 第2セル
523,629,729,829 第3セル
525,725,831 第4セル
527,627,719 第1Node B
529,621 第2Node B
531,731 第3Node B

Claims (29)

  1. 第1Node Bと前記第1Node Bのセル領域内のUE(User Equipment)との間にアップリンク同期伝送方式(USTS;Uplink Synchronous Transmission Scheme)の動作が行われ、前記第1Node Bのセル領域に隣接した第2Node Bのセル領域と前記第1Node Bのセル領域とが重畳するハンドオーバ領域にUEが位置するとき、前記UEが前記第2Node Bにハンドオーバできる移動通信システムで、前記第1Node B及び第2Node Bに接続された無線ネットワーク制御器(RNC;Radio Network Controller)のハンドオーバ制御方法において、
    前記UEに対する前記ハンドオーバが可能であるか否かを判断するステップと、
    前記ハンドオーバが可能であれば、前記UEのスクランブリングコード、前記UEと前記第1Node Bとの間のデータ通信に使用している前記スクランブリングコードの開始点とアップリンクデータフレームの開始点との間の時間差を示すスクランブリングコードタイムオフセット、前記データの伝送チャンネルを区分するチャンネル区分コードを含むハンドオーバ情報を前記第2Node Bへ伝送するステップと、
    前記RNCが前記第2Node Bからハンドオーバが可能であるか否かを示すハンドオーバ情報に対する応答メッセージを受信すると、前記UEが前記第2Node Bへハンドオーバするようにという要求を前記第1Node Bを通じて前記UEへ伝送するステップと
    からなることを特徴とするハンドオーバ制御方法。
  2. 前記伝送チャンネルは、アップリンク専用物理チャンネルであることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記ハンドオーバが可能であるか否かは、前記UEから受信した測定報告値を分析して決定されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 前記チャンネル区分コードは、OVSF(Orthogonal Variable Spreading Factor)コードであることを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 前記ハンドオーバ情報は、前記USTSのサービスを受信しているUEに対する情報であり、前記RNCに貯蔵されている情報であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 第1Node Bと前記第1Node Bのセル領域内のUEとの間にUSTS動作が行われ、前記第1Node Bのセル領域に隣接した第2Node Bのセル領域と前記第1Node Bのセル領域とが重畳するハンドオーバ領域に前記UEが位置するとき、前記UEが前記第2Node Bにハンドオーバできる移動通信システムにおけるNode Bのハンドオーバ制御方法において、
    前記UEが無線ネットワーク制御器(RNC)からUSTSサービスを受信していることを示すハンドオーバ情報と前記UEのデータ伝送チャンネルのチャンネル区分コード、前記データ伝送に使用しているスクランブリングコード、及び前記スクランブリングコードの開始点とアップリンクデータフレームの開始点との時間差を示すスクランブリングコードタイムオフセットを含んだハンドオーバ情報とを受信するステップと、
    前記RNCに前記ハンドオーバ情報に対する応答メッセージを伝送した後、前記チャンネル区分コードによってハンドオーバチャンネルを割り当てるステップと、
    前記スクランブリングコードタイムオフセットによって前記スクランブリングコード開始点を基準にして前記アップリンクデータフレームの開始点を設定してスクランブリングコード同期化を遂行するステップと
    からなることを特徴とするハンドオーバ制御方法。
  7. 前記スクランブリングコード同期化ステップは、
    特定のチャンネルフレームの開始点より遅い時点で前記スクランブリングコードを開始するために、前記Node Bから生成される前記スクランブリングコードを遅延させるステップと、前記UEから受信したアップリンクデータを前記遅延したスクランブリングコード及びチャンネル区分コードを利用して逆拡散するステップとからなることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 前記特定のチャンネルは、プライマリ(primary)共通制御物理チャンネルであることを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 前記スクランブリングコードタイムオフセットは、前記UEから受信した現在のアップリンクデータフレームの開始点と特定のチャンネルフレームの開始点との時間差であることを特徴とする請求項6記載の方法。
  10. 前記スクランブリングコードタイムオフセットは、前記UEから受信した現在のアップリンクデータフレームの開始点と特定のチャンネルフレームの開始点との時間差が256チップの倍数単位で一致するように決定された値であることを特徴とする請求項6記載の方法。
  11. 前記特定のチャンネルは、プライマリ共通制御物理チャンネルであることを特徴とする請求項9記載の方法。
  12. 前記特定のチャンネルは、プライマリ共通制御物理チャンネルであることを特徴とする請求項10記載の方法。
  13. 前記スクランブリングコードタイムオフセットは、ダウンリンク伝送チャンネルフレームの開始点とUEから受信したアップリンク伝送チャンネルフレームの開始点との時間差から伝播遅延値を減算して決定されることを特徴とする請求項6記載の方法。
  14. 無線ネットワーク制御器(RNC)に連結されたNode Bと前記Node Bのセル領域内のUEとの間でUSTSではない(non−Uplink Synchronous Transmission Scheme)通信モードを前記USTSの通信モードに転換する方法において、
    前記NodeBが、前記NodeBと前記UEとの間の距離を示す往復遅延時間(RTT;Round Trip Time)を測定するステップと、
    前記NodeBから前記測定されたRTTを前記RNCへ伝送するステップと、
    前記RNCが、前記NodeBから受信した前記RTTを利用してスクランブリングコードタイムオフセット情報と、前記UEが使用するスクランブリングコード及びチャンネル区分コードとを決定して前記UEへ伝送するステップと、
    前記RNCが前記スクランブリングタイムコードオフセット及び前記スクランブリングコード及び前記チャンネル区分コードを前記Node Bへ伝送するステップと、
    からなることを特徴とする方法。
  15. 前記RNCは、前記UEから受信した測定報告値を分析して、前記UEに対する前記USTSではない通信モードを前記USTSの通信モードに転換するか否かを決定することを特徴とする請求項14記載の方法。
  16. 前記RNCは、前記UEからUSTSモード転換要求を受信すると、前記UEに対する前記USTSではない通信モードを前記USTSの通信モードに転換するか否かを決定することを特徴とする請求項14記載の方法。
  17. 前記チャンネル区分コードは、アップリンク専用物理チャンネルのチャンネル区分コードであることを特徴とする請求項14記載の方法。
  18. 前記スクランブリングコードは、アップリンクデータスクランブリングコードであることを特徴とする請求項14記載の方法。
  19. 前記スクランブリングコードタイムオフセットは、前記UEから受信した現在のアップリンクデータフレームの開始点とプライマリ共通制御物理チャンネルフレームの開始点との時間差であることを特徴とする請求項14記載の方法。
  20. 前記スクランブリングコードタイムオフセットは、前記UEから受信した現在のアップリンクデータフレームの開始点とプライマリ共通制御物理チャンネルフレームの開始点との時間差が256チップの倍数単位で一致するように決定された値であることを特徴とする請求項14記載の方法。
  21. 前記スクランブリングコードタイムオフセットは、前記UEから受信したアップリンク伝送チャンネルフレームの開始点とダウンリンク伝送チャンネルフレームの開始点との時間差から伝播遅延値を減算して決定されることを特徴とする請求項14記載の方法。
  22. 無線ネットワーク制御器(RNC)に連結されたNode Bと前記Node Bのセル領域内のUEとの通信のときアップリンク同期伝送方式ではない(non−Uplink Synchronous Transmission Scheme)通信モードからUSTS通信モードに転換する方法において、
    前記RNCから前記UEのアップリンクデータフレームの開始点と前記Node Bの基準時点と所定のチップの倍数だけ差ができるように前記開始点の変更量を示す情報と、前記アップリンクデータが伝送される伝送チャンネルのチャンネル区分コード及びスクランブリングコードを含むメッセージを受信するステップと、
    前記UEに対するUSTSモード転換が可能である場合、スクランブリングコードタイムオフセットを計算してその計算されたスクランブリングコードタイムオフセットを含む応答メッセージを前記RNCへ伝送するステップと、
    前記受信したチャンネル区分コード及びスクランブリングコードを割り当て、前記スクランブリングコードタイムオフセットによって前記アップリンクデータフレームの開始点及び前記スクランブリングコードの開始点を決定して前記USTSモードへの転換を遂行するステップと
    からなることを特徴とする方法。
  23. 前記USTSモードへの転換を遂行するステップは、特定のチャンネルフレームの開始点より前記スクランブリングコードタイムオフセットだけ遅延した位置で前記スクランブリングコード開始点が位置するように、前記Node Bから生成された前記スクランブリングコード及びチャンネル区分コードを遅延させるステップと、前記UEから受信したアップリンクデータを前記遅延したスクランブリングコードを利用して逆拡散するステップとからなることを特徴とする請求項22記載の方法。
  24. 前記特定のチャンネルは、プライマリ共通制御物理チャンネルであることを特徴とする請求項23記載の方法。
  25. 前記スクランブリングコードタイムオフセットは、前記UEから受信した現在のアップリンクデータフレームの開始点と特定のチャンネルフレームの開始点との時間差であることを特徴とする請求項24記載の方法。
  26. 前記スクランブリングコードタイムオフセットは、前記UEから受信した現在のアップリンクデータフレームの開始点と特定のチャンネルフレームの開始点との時間差が256チップの倍数単位で一致するように決定された値であることを特徴とする請求項22記載の方法。
  27. 前記特定のチャンネルは、プライマリ共通制御物理チャンネルであることを特徴とする請求項25記載の方法。
  28. 前記特定のチャンネルは、プライマリ共通制御物理チャンネルであることを特徴とする請求項26記載の方法。
  29. 前記スクランブリングコードタイムオフセットは、ダウンリンク伝送チャンネルのフレーム開始点とアップリンク伝送チャンネルのフレーム開始点との時間差から伝播遅延値を引いた値で決定されることを特徴とする請求項22記載の方法。
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