JP3905933B2 - セレン含有排水の処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はセレンイオン、特に通常の方法では除去困難とされているSeO4 2- (セレン酸化数は+VI)を少なくとも含有する排水からSe成分を除去し、極めて低いセレン濃度に達せしめる、セレン含有排水の処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
平成4年度に省令として公布された水道法に基づく水質基準では、飲料水中のセレン含有量が0.01mg/L以下と規制されたのに伴い、平成7年2月以降は一般排水基準として、0.1mg/L以下が適用されることとなった。
【0003】
従来、セレン排水処理の方法としては(A)元素状Se等への還元・析出・除去を主とする方法、(B)金属セレン化物として析出・除去する方法、(C)硫化物として沈澱させるプロセスを含む方法、(D)鉄塩またはその他の化合物による共沈・凝集法、(E)吸着剤・濾過剤による方法、(F)キレート樹脂、イオン交換性樹脂を使用する方法、(G)逆浸透圧法、(H)生物による方法など多数の方法が知られている。
【0004】
しかし、それらの殆どはSeO3 2- の除去には有効であるが、SeO4 2- (セレン酸化数は+VI)の除去には全く乃至は殆ど効果がなく、最終的に到達し得るセレン濃度についても十分低下させることはできない。
【0005】
ただ、上記(A)の方法に分類されるものの内、排水中のセレン含有イオンを鉄などの金属で還元する方法では、SeO4 2- に対しても多少の効果を有する。しかし、その方法で最終的に到達し得るセレン濃度には限界があり、前記の基準をクリアーするための排水処理方法としては十分な方法とは言いがたい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
即ち、水溶液中のSeO4 2- は鉄によって還元され、赤色セレン(SeO3 2- )を生成することは古くから公知であるが、この反応は十分には進行させ難いとされている(Gmelins Handbuch der Anorg. Chemie10 Se [B] S.97 (1949))。そのことは、本発明者らの追試においても確認された。
【0007】
またこの方法に続いてSeO3 2- の除去方法である硫酸第一鉄とNaOHを添加し、空気を吹き込む方法で酸化鉄と共沈させると、セレンの除去率が高められることも明らかにすることができた。しかし、除去後のセレン濃度を3ppm以下にすることはできなかった。
【0008】
また、SeO4 2- はSe粉末と封管中で加熱すると、次の反応式に従ってSeO3 2- に還元されることも公知である(Gmelins Handbuch der Anorg. Chemie10
Se [B] S.97 (1949))。
2H2 SeO4 +Se+xH2 O=3H2 SeO3 +(x−1)H2
この文献によればこの反応は300℃、NaOH 50g/Lで完全になるとされている。
【0009】
しかし、本発明者らの実験によれば、pHが高い方が反応速度がやや大である傾向はあるものの、pH2〜12の広い範囲で反応は徐々に進行し、反応機構は明らかにすることができないが、若干の赤色セレンの生成を伴って、SeO3 2- への還元が起こる程度である。
【0010】
続いて、SeO3 2- の除去方法である硫酸第一鉄とNaOHを添加し、空気を吹き込む方法で酸化鉄と共沈させると、セレンの除去が行われることを明らかにすることができたが、前記と同様に除去後のセレン濃度を3ppm以下にすることはできなかった。
【0011】
本発明の目的は、前記の問題点を解決すべく、従来の技術では処理が困難であったSeO4 2- に対しても効果があり、しかも最終的に到達し得るセレン濃度が極めて低く、簡単な操作で経済的に実施できるセレン含有排水の処理方法を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記のような追試実験の結果から、鉄とセレンの合金を使用することを発想し、少なくともSeO4 2- を含有する排水をフェロセレンと接触させ、還元で生成した赤色セレンを含む析出物を濾過・除去することによって、セレン成分を高度に除去することができることを発見し、更に鋭意研究を行い本発明に到達した。また、続いてSeO3 2- の除去方法である硫酸第一鉄とNaOHを添加し、空気を吹き込む方法で酸化鉄と共沈させると、僅かに残存しているセレン成分の除去が行われ、さらに高度なセレン排水処理が達成されることを明らかにすることができた。
【0013】
即ち、本発明の要旨は
(1) 少なくともSeO4 2- を含有する排水を、水の存在下でセレン化水素を生じさせるセレン合金とpH4.06以下の条件下で接触させた後、固液分離により固体成分を除去することを特徴とするセレン含有排水の処理方法であって、前記セレン合金がフェロセレン〔Fe x Se y 、x:y=3〜0.3(モル比)〕であるセレン含有排水の処理方法
(2)水とセレン合金との接触の後、第一鉄塩を加えた後、アルカリを添加してpH6〜8に中和して空気を吹き込み、次いで固液分離により固体成分を除去することを特徴とする上記(1)記載の処理方法、
に関する。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の処理の対象となる排水は、少なくともSeO4 2- を含有する排水であれば特に限定されるものではなく、さらにSeO3 2- を含有する排水の他、硝酸、硫酸、塩酸等の無機酸、並びに硝酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム等のナトリウム塩を含有しているものでも差し支えない。
【0015】
さらには、他の公知の方法でセレンイオンの濃度を可能な限り引き下げた排水の処理に本願の方法を適用して、高度処理するのが賢明な場合も存在する。
【0016】
本発明のセレン含有排水の処理方法は、上記のような排水を、水の存在下でセレン化水素を生じさせるセレン合金と接触させた後、固液分離により固体成分を除去することを特徴とするものである。なお、水の存在下でセレン化水素を生じさせるとは、常温での水との接触や、酸性条件下、即ち酸性水溶液との接触により、セレン化水素を生じさせるものを言う。
【0017】
用いられるセレン合金としては、水の存在下でセレン化水素を生じさせるものであれば、本発明の効果が得られるが、液中での還元反応の有効性の点から、フェロセレン〔Fex Sey 、x:y=3〜0.3(モル比)、好ましくはx:y=2.5〜0.5〕が好適に用いられる。その他、Al2 Se3 ,MgSe,ZnSe,Na2 Se4 等により本発明の効果を得ることができるが、ZnSeなどではフェロセレンには及ばないことが判明している。
【0018】
一方、水の存在下で容易にセレン化水素を生じない、セレン化銅、セレン化ニッケルは、本発明の効果を殆ど示さない。
これらの事実は、本発明の方法において、SeO4 2- が還元され、赤色セレンを生じるのが、セレン合金が水中で所謂、発生機のセレン化水素を生じ、これがSeO4 2- イオンと反応するものであることを証明している。
【0019】
セレン合金の形状は、粉末状、塊状、成型品の如何なる形でも良いが、排水との接触方法との関係をも考慮して決定するのが得策である。また、合金の種類も固溶体合金、化合物合金、混合物合金等の如何なるものでも良い。
【0020】
セレン合金の使用量は処理反応速度を可及的短くするために、処理すべきセレンイオンに対して、過剰にする必要がある。例えば、除去すべきセレン含有イオンのSeとして1g(Seの原子量は78.96)に対して、セレン合金50g以上使用するのが好ましく、100〜150gがより好ましい。そのため、他の方法で除去し得るSeO3 2- は予め除去してから本方法を適用するのが有利である。
【0021】
排水とセレン合金との接触方法は、特に限定されるものではなく、接触効率を考慮して適宜選択することができる。例えばセレン合金の粉末を排水中に添加して攪拌する方法、セレン合金を充填したカラムに排水を通じる方法等が採用される。
【0022】
処理温度は高い方が処理時間を短縮することができるが、通常、常温においても、5〜6時間以内の処理で目的を達するので、常温での処理が経済的である。
【0023】
本発明においては、排水とセレン合金との接触は広いpHの範囲で実施することができるが、反応速度の面から、pH6以下の条件下で行われるのが好ましく、最も好ましくは排水をpH2付近に調整した後に又は調整しながら実施される。
【0024】
ここで、pHを調整する方法としては、塩酸、硫酸、硝酸等の酸や、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、水酸化カルシウム等のアルカリ等を添加する方法が挙げられる。
【0025】
本発明では、排水とセレン合金との接触の後、固液分離により固体成分(残留セレン合金、赤色セレン、酸化鉄等)が除去される。固液分離の方法としては、特に限定されるものではなく、濾過、遠心分離等が挙げられる。
【0026】
本発明の前述の方法においては、多量の共沈剤、吸着剤等を使用しないので、濾過・回収された沈澱の量は問題視する必要がない上、セレンの原料としてリサイクルすることが可能である。
また、セメント固化・廃棄の方法を採用する場合にも、量が少ないので経済的である。
【0027】
前述の方法、即ち排水とセレン合金との接触、濾過等で得られた一次処理済み排水はなお、僅かながらセレンを含有しており、排水の新しい規制値0.1mg/Lを満足させるためには、大量の水で希釈しなくてはならない場合も有る。
【0028】
この場合には続いて、前述の処理方法で得られた液体成分に、第一鉄塩を加えた後、アルカリを添加してpH6〜8に中和して空気を吹き込み、析出する沈澱を固液分離することにより、僅かに残存しているセレンの除去が行われ、さらに高度なセレン排水処理が達成される。
【0029】
上記の方法はSeO3 2- の除去方法として公知であり、使用される試薬や処理条件も、公知のものが適宜使用される。例えば第一鉄塩としては、硫酸塩、塩酸塩等の鉱酸塩が好適に用いられ、アルカリとしては、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カルシウム等が好適に用いられる。また、固液分離の方法も、前記と同様である。
なお、上記の方法は、排水とセレン合金との接触の後に、第一鉄塩を加えた後、アルカリを添加してpH6〜8に中和して空気を吹き込み、次いで固液分離により固体成分を除去する方法によっても行うことができる。
【0030】
【実施例】
以下、実施例及び比較例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例等によりなんら限定されるものではない。なお、類似の先行技術を比較例として挙げた。
【0031】
実施例1
SeO4 2- をSeとして71.7ppm含有する排水2リットルをビーカー中で20℃で塩酸でpHを約2に調整した後、フェロセレン粉末〔Fex Sey 、x:y=1.40(モル比)〕20gを添加して攪拌した。所定の時間後にサンプルを採取して、濾過し、濾液のSe分を分析した。その経過を表1に示した。
【0032】
【表1】
Figure 0003905933
【0033】
実施例2
実施例1において、塩酸によるスタート時の調整pHを約4とした。同様に測定した経過を表2に示した。
【0034】
【表2】
Figure 0003905933
【0035】
実施例3(参考例)
実施例1において、塩酸によるスタート時の調整pHを約7とした。同様に測定した経過を表3に示した。
【0036】
【表3】
Figure 0003905933
【0037】
実施例4(参考例)
実施例1において、スタート時の調整をNaOHによってpHを約9とした。同様に測定した経過を表4に示した。
【0038】
【表4】
Figure 0003905933
【0039】
実施例5
実施例1において、フェロセレン粉末〔Fex Sey 、x:y=1.40(モル比)〕の代わりにフェロセレン粉末〔Fex Sey 、x:y=2.40(モル比)〕を使用した。5時間後のSe濃度は0.3ppm、Se除去率は99.58%であった。
【0040】
実施例6
実施例1において、フェロセレン粉末〔Fex Sey 、x:y=1.40(モル比)〕の代わりにフェロセレン粉末〔Fex Sey 、x:y=0.80(モル比)〕を使用した。5時間後のSe濃度は0.4ppm、Se除去率は99.44%であった。
【0041】
実施例7
実施例1において、フェロセレンの使用量を変化させた結果を表5に示した。
【0042】
【表5】
Figure 0003905933
【0043】
実施例8
実施例1において処理したSeO4 2- をSeとして71.7ppm含有する排水2リットルに代えて、SeO4 2- をSeとして75.5ppm、SeO3 2- をSeとして10.2ppmを含有する排水を用い、20℃でNaOHでpH2.0に調整した後、フェロセレン粉末〔Fex Sey 、x:y=1.40(モル比)〕20gを添加して攪拌した。所定の時間後にサンプルを採取して、Se分を分析した。
5時間後のSe濃度は0.4ppm、Se除去率は99.53%であった。
【0044】
実施例9
実施例1において処理をビーカー中での攪拌によって行う代わりに、フェロセレンを充填したカラムに排水を循環させる方式で行った。即ち、SeO4 2- をSeとして71.7ppm含有する排水2リットルをビーカー中で20℃で塩酸でpH2.0に調整した後、フェロセレン〔Fex Sey 、x:y=1.40(モル比)〕塊状物(径3〜20mm)50gを充填したガラスカラムに300ml/分の流速で通過・循環させた。液のpHを絶えず2〜4に保持し、所定の時間毎にサンプルを採取して、Se分を分析した。その経過を表6に示した。
【0045】
【表6】
Figure 0003905933
【0046】
実施例10
実施例1で得られた60時間処理済み排水を用いて、更に共沈法で処理した。即ち、Seで0.12ppmを含有する実施例1の処理済み排水200mlに硫酸第一鉄7水和物1.6gを添加し、NaOHでpH7に調整した後、20時間空気を吹き込んだ。pH6.5に調整し濾過した。濾液中のSe濃度は0.013ppm、Se除去率は99.99%であった。
【0047】
比較例1
SeO4 2- をSeとして100ppm含有する排水2リットルをビーカー中で20℃で塩酸又はNaOHで所定のpHに調整した後、還元鉄粉40gを添加して24時間攪拌した。濾過した後、液量3リットルに調整し、Se濃度を測定した。攪拌開始時のpHと濾液のSe濃度との関係は表7に示した。
【0048】
【表7】
Figure 0003905933
【0049】
比較例2
比較例1の実験番号1、2及び3の濾液の内、各1リットルに硫酸鉄7水和物150gを添加し、NaOHでpH7に調整した後、20時間空気を吹き込んだ。pH6.5に調整し濾過した。濾液中のSe濃度は表8に示した。
【0050】
【表8】
Figure 0003905933
【0051】
比較例3
SeO4 2- をSeとして100ppm含有する排水2リットルをビーカー中で20℃で塩酸又はNaOHで所定のpHに調整した後、セレン粉末(純度99.99%)40gを添加して42時間攪拌した。濾過した後、液量4リットルに調整し、Se濃度を測定した。攪拌開始時のpHと濾液のSe濃度との関係は表9に示した。
【0052】
【表9】
Figure 0003905933
【0053】
比較例4
比較例3の実験番号1’、2’、3’及び4’の濾液の内、各2リットルに硫酸鉄7水和物150gを添加し、NaOHでpH7に調整した後、20時間空気を吹き込んだ。pH6.5に調整し濾過した。濾液中のSe濃度は表10に示した。
【0054】
【表10】
Figure 0003905933
【0055】
比較例5
SeO4 2- をSeとして71.4ppm含有する排水300mlにビーカー中で、セレン化銅粉末〔Cux Sey 、x:y≒1(モル比)〕3.0gを添加し、20℃で塩酸でpH2.0に調整した後、24時間攪拌した。濾過して濾液を分析したところ、Se濃度66.5ppm、Se除去率6.86%であった。
この濾液200mlに硫酸第一鉄7水和物1.5gを加え、NaOHでpH7に調整し、空気を4時間吹き込んだ後、濾過して、濾液を分析した。
Se濃度29.3ppm、通算Se除去率59.0%であった。
【0056】
比較例6
SeO4 2- をSeとして71.4ppm含有する排水300mlにビーカー中で、セレン化ニッケル粉末〔Nix Sey 、x:y≒1(モル比)〕3.0gを添加し、20℃で塩酸でpH2.0に調整した後、24時間攪拌した。濾過して濾液を分析したところ、Se濃度69.0ppm、Se除去率3.40%であった。
この濾液200mlに硫酸第一鉄7水和物1.5gを加え、NaOHでpH7に調整し、空気を4時間吹き込んだ後、濾過して、濾液を分析した。
Se濃度23.6ppm、通算Se除去率67.0%であった。
【0057】
実施例11(参考例)
SeO4 2- をSeとして67.8ppm含有する排水300mlにビーカー中で、セレン化亜鉛粉末〔Znx Sey 、x:y≒1(モル比)〕5.0gを添加し、20℃で塩酸でpH2.0に調整した後、24時間攪拌した。濾過して濾液を分析したところ、Se濃度28.9ppm、Se除去率57.4%であった。この濾液200mlに硫酸第一鉄7水和物1.5gを加え、NaOHでpH7に調整し、空気を4時間吹き込んだ後、濾過して、濾液を分析した。Se濃度10.3ppm、通算Se除去率84.8%であった。
【0058】
実施例12
SeO4 2- をSeとして71.7ppm含有する排水2リットルをビーカー中で20℃で塩酸でpHを約2に調整した後、フェロセレン粉末〔Fex Sey 、x:y=1.40(モル比)〕20gを添加して60時間攪拌した。その後、この液に硫酸第一鉄7水和物16gを加え、NaOHでpH7に調整し、空気を20時間吹き込んだ。これをpH6.5に調整した後、濾過して濾液を分析した。
Se濃度0.012ppm、通算Se除去率99.9%であった。
【0059】
【発明の効果】
本発明のセレン含有排水の処理方法は、従来の技術では処理が困難であったSeO4 2- に対しても効果があり、しかも最終的に到達し得るセレン濃度が極めて低く、簡単な操作で経済的に実施できるセレン含有排水の処理方法である。その結果、平成7年2月以降の一般排水基準をクリアーすることが可能となり、産業上極めて利用価値が高い。

Claims (2)

  1. 少なくともSeO4 2- を含有する排水を、水の存在下でセレン化水素を生じさせるセレン合金とpH4.06以下の条件下で接触させた後、固液分離により固体成分を除去することを特徴とするセレン含有排水の処理方法であって、前記セレン合金がフェロセレン〔Fe x Se y 、x:y=3〜0.3(モル比)〕であるセレン含有排水の処理方法
  2. 排水とセレン合金との接触の後、第一鉄塩を加えた後、アルカリを添加してpH6〜8に中和して空気を吹き込み、次いで固液分離により固体成分を除去することを特徴とする請求項1記載の処理方法。
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