JP3915532B2 - 乗用芝刈装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、草や芝を刈り取る乗用芝刈装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
モアデッキの中に3枚の刈刃を回転自在に設け、このモアデッキを機体の腹下部に昇降自在に取り付けて芝や雑草を刈り取るものが知られている。一般的にこうした芝刈装置は、モアデッキ右側端部に形成した刈草排出口から刈り取った芝を吐き出すか、刈草排出口に接続した筒状のシュータを介して車体後部のコレクタに回収するのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、こうした従来装置において、モアデッキを機体腹下部に取り付ける場合、刈幅に応じてモアデッキの大きさを変える必要性が出てくることがあるが、その場合、前後輪間のホイルベースの制約によりモアデッキの前後長が大きすぎると機体の腹下部にモアデッキが治まらないことがあり、1サイズ上げたモアデッキを装着できないことによって刈取作業の能率が低下することがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、刈幅の異なるモアに対して夫々最短のホイルベースが取れ、より大きなミッドモアを装着することによって作業の効率を大幅に向上させることができる乗用芝刈装置を提供せんとするものであり、このため、次のような技術的手段を講じた。
【0005】
即ち、前輪(3)と後輪(4)を備えた走行車体の腹下部に刈刃(30)を覆うモアデッキ(27)昇降リンク(25)を介して昇降自在に取り付け、エンジン(6)の動力をユニバーサルジョイント(31)を介して刈刃(30)を回転駆動させる乗用芝刈装置において、前輪(3)を支持するフロントアクスル(11)を前後方向に沿う軸(50)廻りに上下揺動自在に支持して設け、該フロントアクスル(11)を、平面視において山形状をなしこのフロントアクスル(11)の向きを前後反転させることによって前輪支持部の前後位置が変化され、前後輪(3,4)間のホイルベースを変更するように構成され、前輪(3)を縦軸廻りに回動操作するナックルアーム(52)と機体の左右一側部に取り付けられたパワーステアリング用油圧シリンダ(48)の前端とを連結し、フロントアクスル(11)の前後反転に伴い前記パワーステアリング用油圧シリンダ(48)の後端取付位置が前後に変更できるように構成されていることを特徴とする乗用芝刈装置の構成とした。
【0006】
【0007】
前記構成による作用は次の通りである。エンジン(6)の動力を各回転部に伝えて刈刃(30)を回転駆動させると回転する刈刃(30)によって草や芝は刈り取られ、刈り取られた芝はモアデッキ(27)の放出口からモアデッキ(27)外へ放出され、若しくは機体後部に装着したコレクタ(40)内に回収される。
【0008】
モアデッキ(27)の大きさを、例えば48インチモアから54インチモアへと1サイズアップを図る場合には、後輪(4)に対する前輪(3)の位置が遠くなるように、言い換えると前後輪(3,4)のホイルベースが長くなるようにフロントアクスル(11)を反転させて取り付け、その後、前輪(3)のナックルアーム(52)とパワーステアリング用油圧シリンダ(48)のピストンロッド(53)の前端とを連結するこの状態で、機体腹下部において、横から54インチのモアデッキ(27)を潜り込ませ、このモアデッキ(27)に昇降リンク(25)やユニバーサルジョイント(31)類を取り付ける。
【0009】
発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。まず、構成から説明すると、1は乗用型芝刈機で走行車体2の前部と後部に夫々前輪3と後輪4を備え、ボンネット5内にはエンジン6を搭載して設けている。
【0010】
エンジン6の前部にはフライホイル8を設け、その前部に出力プーリ10を設け、この出力プーリ10とフロントアクスル11前部に設けた入力プーリ12との間にベルト13を掛け回し、エンジン6の回転動力をPTO系動力として利用できるように構成している。すなわち、エンジン6の回転動力を後述するモアデッキ27内の刈刃30駆動に利用できるように構成している。
【0011】
なお、この実施例ではエンジン6を後向きの姿勢、即ち、フライホイル8が前方で吸引ファン7が後方となるようにして機体に取り付けており、ステアリングハンドル97下部の吸気パネル面98から吸い込んだ外気をボンネット5の前面から吐き出すようにしている。
【0012】
また、走行車体2の後部にはミッションケース15が設けられ、ミッションケース15の前部には静油圧式無段変速装置17が取り付けられている。前記エンジン6の出力軸14と静油圧式無段変速装置17の入力軸(ポンプ軸)20とはユニバーサルジョイント22にて連動連結され、このユニバーサルジョイント22によりエンジン6側の回転動力をミッションケース15側に伝達すべく構成している。入力軸20の軸心延長線上にはPTO軸(図示省略)が設けられ、このPTO軸により機体後部に連結される他の作業機を駆動する構成としている。
【0013】
そして、ミッションケース15内の変速装置によって減速された回転動力は、更にポータル型のリヤアクスルハウジング16内のギヤ機構によって減速され、減速された回転がリヤアクスルハウジング16下端から左右の後輪4に伝達されるように構成している。このポータル型リヤアクスルハウジング16の下端内側と、走行車体2の左右両側にあって前後方向に沿うように設けられた梯子型のメインフレーム9とは、図2、図4に示すように後端が外側方に拡がった補強フレーム18,18で相互に連結されている。
【0014】
メインフレーム9,9と補強フレーム18,18が重合固着される部位であってメインフレーム9,9の内側には左右方向にパイプ19が掛け渡されている。このように、メインフレーム9,9とリヤアクスルハウジング16との間に補強フレーム18,18を介装することによって後輪4が受ける荷重をメインフレーム9,9とポータル型リヤアクスルハウジング16の両方で持たせることができる。
【0015】
従って、悪路走行中にあるいは凹凸の多い作業場所において、後輪4が強い衝撃を受けても荷重はポータルリヤアクスルハウジング16だけには掛からずにこれをメインフレーム9にも分散させることができる。そして、走行車体2の腹下部にはミッドモア24が装着され、昇降リンク25(図1)によって昇降自在に支持されている。なお、ミッドモア24の昇降にあたっては油圧を用いて昇降させてもよいが、図示外の操作レバーと昇降リンク25とを連動させて手動操作によってミッドモア24を吊上げあるいは下降させるように構成しても良い。
【0016】
この実施例では、ミッドモア24のモアデッキ27内には2枚の刈刃30,30が互いに逆向きに回転するように、しかも図2に示すように90度の位相差を付けて回転するように構成している。この実施例では左側の刈刃30は上から見て時計方向に回転し、右側の刈刃30は反時計方向に回転する。
【0017】
また、これら2枚の刈刃30,30は機体前部のPTO駆動系によって駆動されるものであり、具体的には前記入力プーリ12からの回転動力が、ユニバーサルジョイント31、モアデッキ27上部のギヤケース32に軸支された入力軸33を順次介し、更に2本の伝動軸36,36を介して左右のギヤケース35,35に動力を伝え、刈刃30,30を支持する縦軸29,29を回転させるように構成している。
【0018】
そして、モアデッキ27の上面の左半分は時計方向に渦巻きながら次第に隆起し、右半分は反時計方向に渦巻きながら隆起する形状をなしており、それらは中央部で合流して側面から見ると後方に至るほど高く隆起した1つの排出通路37を形成するようにしている。
【0019】
排出通路37には筒状のシュータ38が連設され、シュータ38はポータル型リヤアクスルハウジング16の間を通って機体後部に装着された集草用のコレクタ40の開口部40aに連設されるように構成している。コレクタ40は前面の除く他の面が硬い樹脂で形成され、左右両側には通風可能な網目41が設けられている。
【0020】
そして、リヤアクスルハウジング16下端から立設した支柱44,44上部にはコレクタ40を回動させる油圧シリンダ45が設けられ、油圧レバー等を操作してこの油圧シリンダ45を短縮させるとコレクタ40底部が図1の2点鎖線のように上昇して収容している刈草を放出し、反対に油圧シリンダ45を伸長させるとコレクタ40が下降回動してシュータ38の放出口38aとコレクタ40の前面下部開口部が合致して刈草や刈芝が再びコレクタ40内に入り込むようにしている。
【0021】
なお、この実施例におけるコレクタ40の開口部は図1から明らかなように、横から見て下端が前側で上端が後側に位置するように後傾姿勢となっているので、コレクタ40の底に草が溜まり易く、対向するシュータ38は上端が後位で下端が前位にあるので排出時にはシュータ38内に草が詰まり難くなる特徴がある。
【0022】
次に図5、図6に基づいてフロントアクスル11とパワーステアリング用油圧シリンダ48の取付構造について説明する。図6はフロントアクスル11とパワーステアリング用油圧シリンダ48の取付を示す平面図であり、左右のメインフレーム9,9間に架設した2枚の板体49,49間にフロントアクスル11のボス11aを位置させ、このボス11aにセンターピン50を挿通し、フロントアクスル11をこのセンターピン50の廻りに上下揺動自在に支持している。
【0023】
フロントアクスル11は平面から見ると中央部が太く先端側ほど細い山形状をなし、このフロントアクスル11の向きを前後反転させることによって前輪支持部、言い換えるとナックルアーム52の前後位置が変化するように構成している。
【0024】
この実施例では山形状の頂部が前を向く(実線の状態)ようにフロントアクスル11を取り付けると前輪支持部が後方に位置し、反対に頂部が後を向く(点線の状態)ようにフロントアクスル11を2枚の板体49,49間に取り付けると前輪支持部が前方に位置するように構成している。
【0025】
そして、ナックルアーム52を縦軸廻りに回動操作するパワーステアリング用油圧シリンダ48は左側のメインフレーム9にその後端が支持され、更に詳述すればピストンロッド53の前端がナックルアーム52に連結され、伸縮に関係しない油圧シリンダ48本体部はボールジョイント51を介して受座54に取り付けられている。この受座54は3本のボルト55,55,55により左側メインフレーム9に着脱自在に固着される。
【0026】
この受座54はフロントアクスル11の前後反転に伴って前後に移動してメインフレーム9に固着できるようになっており、このため、メインフレーム9には3本のボルト55,55,55が挿通固着できる位置調節用のねじ孔56,56,56がその前方に穿設されている。
【0027】
図6に示すように、フロントアクスル11の山形頂部を前側に向けて前輪支持部が後方に位置するときには受座54も後方位置にセットし、フロントアクスル11を前後反転したときには受座54を前方に移動させ、油圧シリンダー48も前方にずらして取り付ける。符号58は左右の前輪を繋ぐタイロッドである。いずれの状態であっても、ステアリングハンドル57を回動させて右旋回を行なわせると図示外のパワステユニットから送り出された油が油圧シリンダ48内に入ってピストンロッド53を後退させ前輪3を右に切る。
【0028】
反対にステアリングハンドル57を左に操舵するとピストンロッド53は前方へ移動してナックルアーム52を反時計方向に回動させ、前輪3を左に切る。図6において点線で示すようにパワーステアリング用油圧シリンダ48を前方に移動させたときには、前後輪3,4のホイルベースが大きくなり、パワーステアリング用油圧シリンダー48を後方に移動させたときはホイルベースが小さくなる。
【0029】
次に図7、図8に示す乗用芝刈機の構成を説明する。ここで説明する乗用芝刈機はエンジン70と静油圧式無段変速装置71側の入力軸71aとを結ぶユニバーサルジョイント72の取付構成に関するものである。3枚の刈刃を有するモアデッキ73を車体の腹下部に装着し、刈った草や芝をモアデッキ73の後方から排出する所謂リヤディスチャージタイプの芝刈機においては、後輪75,75の間に草の搬送路を設ける必要からミッションケース76を一側(図8では右側)の後輪75の内側に寄せざるを得ない。
【0030】
このため、エンジン70と静油圧式無段変速装置71とを接続するユニバーサルジョイント72は斜めに設けられることになり、ユニバーサルジョイント72の折角が大きくなる恐れがあり、これが大きい場合には動力伝達時に振動を発生したり共振したりして最悪の場合はこのユニバーサルジョイント72が折損する不具合があった。
【0031】
そこで、ユニバーサルジョイント72が折損しないように静油圧式無段変速装置71の前部に入出力軸78,79を有するギヤケース80を着脱自在に取り付けるように構成して、エンジン70側の出力軸70aとギヤケース80側の入力軸78とをユニバーサルジョイント72で連動連結したものである。
【0032】
この場合のユニバーサルジョイント72の折角は略0度であり、このため、回転時にこのユニバーサルジョイント72が大きく左右に振られたりする恐れがなく、振動発生要因になったり、共振を生む原因になったりすることがないのである。図中符号82は前輪、83はフロントアクスル、84はフレーム、85はシュータである。図示は省略するが、この場合、エンジン70前部から取り出された動力を利用してモアデッキ73内の刈刃を駆動する。
【0033】
次に図9の刈刃30,74の構造について説明する。ここで説明するものは、刈刃30,74の耐久性アップに関するものである。刈刃30,74を高速回転させながら草刈作業を行なうとモアデッキの内周面に近い先端部分から磨耗が進むことが知られている。この磨耗の進行は刃先部分Sより起風部といわれる立ち上げ面Tの方が早く、通常はこの立ち上げ面Tの変形、破損、消失によって刈刃30,74を交換するようにしている。
【0034】
このため、ここで改良を加えたものは刈刃30,74の左右の先端部分にのみ肉盛りを行なって磨耗を防止するようにした。刈取部全面に肉盛りする場合に比べ低コストで耐久性を上げることができるのである。肉盛りの方法については溶着、容射など如何なる方法でもよい。この実施例では刈刃30,74の母材としてバネ鋼SUPを用い、溶着、容射材にはクロム、ニッケル、ボロンなどの合金を用いている。
【0035】
次に図10の構成について説明する。ここで説明する乗用芝刈機は4枚の刈刃91と2本のシュータ94を有する芝刈機に関するものである。走行車体90の腹下部に4枚の刈刃91,91,91,91を有するモアデッキ92を取り付け、機体の中心を挟んで右側2枚の刈刃91,91と左側2枚の刈刃91,91は矢印で示すように90度の位相差を持たせた状態で逆方向に回転させている。
【0036】
後輪93,93の外側に左右一対のシュータ94,94を配置し、このシュータ94,94の前端をモアデッキ92の後部に接続すると共にシュータ94,94の後端は機体後部に装着された1つのコレクタ95に接続している。この例では2枚の刈刃91,91に対して1つのシュータ94が設けられているので草の排出性が良く、しかも刈幅は大きく取れるので刈残しが少ない特徴がある。
【0037】
また、シュータ94,94は左右共に後輪93,93の外側を通るため、シュータ94,94の詰まりに対して迅速に対応できる。次に図1乃至図6で説明した乗用芝刈機の作用を説明する。エンジン6を始動して各回転部に動力を伝達し、走行車体2を前進させながら2枚の刈刃76,76を互いに逆向きに回転させて草刈作業を開始すると、草や芝は所定高さに刈り取られ、これらはモアデッキ27内の排出通路37を通って後端の放出口から後方へ向けて放出され、機体後部に装着されたコレクタ40内に回収される。
【0038】
コレクタ40内が刈草や刈芝で満杯状態になると、操作レバーやスイッチ等を操作して油圧シリンダ45内の作動油を排出してこれを短縮させ、コレクタ40を回動させて中の草や芝を落下放出させる。刈幅を広げるべくミッドモア24を交換する場合には、まず、ユニバーサルジョイント類を外し、それまで着いていたモアデッキ27を横から引き出して1サイズ大きなモアデッキ27を走行車体2の腹下部に装着する。
【0039】
交換するモアデッキ24の前端部が前輪3につかえて装着できない場合にはフロントアクスル11を前後反転させる。同時にパワーステアリング用油圧シリンダ48のピストンロッド53の後端を取り付けている受座54を外してこれを前方に移動させ、再び3本のボルト55,55,55でメインフレーム9に固定する。
【0040】
このようにしてモアデッキが入り込む広い空間を確保した状態で横からモアデッキ27を差し込み、走行車体2とモアデッキとを昇降リンクで連結した後にユニバーサルジョイントを介装し、各回転部の回転が可能となる状態にセットするものである。
【0041】
【発明の効果】
この発明は、前輪(3)と後輪(4)を備えた走行車体の腹下部に刈刃(30)を覆うモアデッキ(27)昇降リンク(25)を介して昇降自在に取り付け、エンジン(6)の動力をユニバーサルジョイント(31)を介して刈刃(30)を回転駆動させる乗用芝刈装置において、前輪(3)を支持するフロントアクスル(11)を前後方向に沿う軸(50)廻りに上下揺動自在に支持して設け、
該フロントアクスル(11)を、平面視において山形状をなしこのフロントアクスル(11)の向きを前後反転させることによって前輪支持部の前後位置が変化され、前後輪(3,4)間のホイルベースを変更するように構成されているから、腹下部に装着される作業機の大きさや種類によって簡単にホイルベースの変更に対応でき、しかも、フロントアクスル(11)の前後反転という簡単な方法で良いのでホイルベース変更のための新たな部品や余分な物が要らず、製造コストを安価にすることができる。
【0042】
更に前輪(3)を縦軸廻りに回動操作するナックルアーム(52)と機体の左右一側部に取り付けられたパワーステアリング用油圧シリンダ(48)の前端とを連結し、フロントアクスル(11)の前後反転に伴い前記パワーステアリング用油圧シリンダ(48)の後端取付位置が前後に変更できるように構成されているものであるから、パワーステアリング用油圧シリンダ(48)を取り付けるためのフレームも1種類で済み、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用芝刈機の全体側面図である。
【図2】その平面図である。
【図3】要部の側面図である。
【図4】要部の平面図である。
【図5】パワーステアリング用油圧シリンダ取付部の側面図である。
【図6】その平面図である。
【図7】別の乗用芝刈機の側面図である。
【図8】その側面図である。
【図9】刈刃の斜視図である。
【図10】別の乗用芝刈機の平面図である。
【符号の説明】
1 乗用芝刈機
2 走行車体
3 前輪
4 後輪
5 ボンネット
6 エンジン
9 フレーム
15 ミッションケース
16 リヤアクスルハウジング
17 静油圧式無段変速装置
18 補強フレーム
48 パワーステアリング用油圧シリンダ
50 センターピン
52 ナックルアーム

Claims (1)

  1. 前輪(3)と後輪(4)を備えた走行車体の腹下部に刈刃(30)を覆うモアデッキ(27)昇降リンク(25)を介して昇降自在に取り付け、エンジン(6)の動力をユニバーサルジョイント(31)を介して刈刃(30)を回転駆動させる乗用芝刈装置において、前輪(3)を支持するフロントアクスル(11)を前後方向に沿う軸(50)廻りに上下揺動自在に支持して設け、該フロントアクスル(11)を、平面視において山形状をなしこのフロントアクスル(11)の向きを前後反転させることによって前輪支持部の前後位置が変化され、前後輪(3,4)間のホイルベースを変更するように構成され、前輪(3)を縦軸廻りに回動操作するナックルアーム(52)と機体の左右一側部に取り付けられたパワーステアリング用油圧シリンダ(48)の前端とを連結し、フロントアクスル(11)の前後反転に伴い前記パワーステアリング用油圧シリンダ(48)の後端取付位置が前後に変更できるように構成されていることを特徴とする乗用芝刈装置。
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