JP3961715B2 - 車両用収納式座席 - Google Patents
車両用収納式座席 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3961715B2 JP3961715B2 JP10263799A JP10263799A JP3961715B2 JP 3961715 B2 JP3961715 B2 JP 3961715B2 JP 10263799 A JP10263799 A JP 10263799A JP 10263799 A JP10263799 A JP 10263799A JP 3961715 B2 JP3961715 B2 JP 3961715B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- seat surface
- surface portion
- storage position
- use position
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【発明の技術分野】
本発明は、鉄道車両などの車両に適した収納式座席に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
近年、鉄道車両、特に通勤時に使用される電車において、いわゆるラッシュ時などの混雑時には大量輸送を可能とし、混雑時以外はできるだけ多くの乗客に座席を提供するために、収納式座席が使用されている。このような収納式座席、特に収納は乗務員が一括管理することが望まれるので、車掌室または運転室に設けられたスイッチ操作による遠隔制御が可能な収納式座席が開発されている。この種の遠隔操作可能な収納式座席は、使用状態の座席を収納するときは、乗務員がスイッチ操作して、電動機構によって座面を収納位置まで移動させる構成である。収納位置まで移動した座面はロック機構により収納位置にロックされる。収納状態の座席を使用可能にするときは、乗務員が遠隔操作してロック機構を解除する。このロック解除状態では、使用者が手で座面を使用状態に移動させることができる。
【0003】
しかしながら、モータの回転力を利用して座面を収納する従来の収納式座席は、座面を収納位置に移動させるときに、座面と背もたれとの間に荷物が挟まれていた場合など、座面を収納位置まで移動できないときにはモータに過負荷がかかる。そのため、過負荷によってモータが破損しないようにモータを保護するための保護回路、制御回路が必要となり、コストアップしていた。
【0004】
【発明の目的】
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたもので、簡単な構成で座面の収納機構を破損することなく座面の収納を可能にする車両用収納式座席を提供することを目的とする。
【0005】
【発明の概要】
この目的を達成する請求項1記載の発明は、車両内に設置される収納式座席であって、車両に固定された座席フレームと、該座席フレームに枢着され、回動して車両の床面と略垂直な収納位置と、略平行な使用位置とに回動移動可能な座面部と、上記座面部が上記使用位置に移動したときに該座面部を使用位置にロックする使用位置ロック機構と、該使用位置ロック機構のロックを解除する電動ロック解除手段と、上記座面部が上記収納位置に移動したときに該座面部を収納位置にロックする収納位置ロック機構と、この収納位置ロック機構のロックを解除する電動ロック解除手段と、上記座面部が上記収納位置から使用位置に回動するのを許容し、かつ上記座面部を上記使用位置から収納位置まで回動付勢するガススプリング手段とを備え、上記座面部の一側に上記使用位置ロック機構が、他側に上記収納位置ロック機構が配置され、上記電動ロック解除手段と上記収納位置ロック機構および上記使用位置ロック機構がワイヤで連結され、上記使用位置ロック機構および上記収納位置ロック機構はいずれも、上記座面部側に設けられた部材と上記座席フレーム側に設けられた部材とを有し、これらの部材が上記座面部の回動に伴って係合する機構であることに特徴を有する。
この収納式座席によれば、使用するときは、乗客が収納位置にある座面部をガススプリング手段の付勢力に抗して使用位置まで移動させるが、座面部は、使用位置まで移動すると、使用位置ロック機構によって使用位置にロックされるので、簡単に使用状態にすることができる。座面部を収納するときは電動ロック解除手段を作動させるが、電動ロック解手段が作動すると使用位置ロック機構のロックが解除され、座面部がガススプリング手段によって使用位置から収納位置へ移動するので、座面部の移動を阻止する外力が働いても、座面部、ガススプリング手段に過負荷がかかることがなく、ガススプリング手段によって座面部等が過負荷を受けることも無い。一方、外力が作用しない場合の座面部は、ガススプリング手段の弾性的付勢力によって速度制御された状態で収納位置に戻る。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて本発明を説明する。図1および図2は、本発明を適用した鉄道車両用収納式座席の一実施の形態を、使用状態及び収納状態で示す斜視図である。この収納式座席10は、凹字形状のフレーム部11に支持された、座面部13、背摺り部15および左右一対の肘掛部17を備えている。フレーム部11は、詳細は図示しないが、床面に固定するためのアングルを備え、暖房器を内蔵した脚部および脚部の左右に固定された支柱部からなる。この脚部の前部に踏込板19が装着され、左右の支柱部には袖カバー21が装着されている。両袖カバー21の上面には、この収納式座席10が使用禁止であるのか、使用可能であるのかを表示する使用可否表示灯23が装着されている。使用可否表示灯23は、例えば、使用できない状態のときは赤色ランプで使用不可の文字または収納状態の図形を表示し、使用できるときは緑または青ランプで使用可能の文字または使用状態の図形を表示してそれぞれの状態を乗客に知らせる。
【0007】
この収納式座席10の主要構成について、さらに図3から図6を参照して説明する。図3は、座面部13の主要部の構成を分解して示す斜視図、図4は使用状態における同主要部の構成を、座席に向かって左側の柱状部の袖カバーを外して示す側面図、図5は収納状態における同主要部の構成を、座席に向かって右側の柱状部の袖カバーを外して示す側面図、図6は図5の正面図である。
【0008】
座面部13は、座面フレーム31と、この座面フレーム31に装着された座面用シートクッション32と、座面用シートクッション32の底面に装着された、収納時に収納式座席10の外観を形成する化粧板32aにより主要部が構成されている。座面フレーム31の左右両側の後部にはブラケット33が固定され、このブラケット33に、左右外方に突出する座面軸34が植設されている。各座面軸34は、フレーム部11の柱状部11a、11bに固定された座面ヒンジブラケット41、42の軸穴41a、42aに回動自在に挿通されている。座面部13は、この座面軸34および座面ヒンジブラケット41、42によって、収納位置と使用位置とに回動自在に支持されている。そして、座面部13が使用位置に引き出されたときに、ブラケット33に一体に形成されたストッパ33aが、座面ヒンジブラケット41、42に固定されたストッパ41b、42bに当接して座面部13が床面と略平行な角度(使用位置)から下がらないように規制されている。
【0009】
軸穴41a、42aから座席外側方向に突出した座面軸34の先端部にはそれぞれ、ストライカブラケット43、44が固定されている。ストライカブラケット43、44にはそれぞれ、ストライクピン43a、44aが植設されている。左側のストライカブラケット43のストライクピン43aは、座面部13が使用位置に引き出されたときに、座面ヒンジブラケット41に固定された使用位置ロック45に係合して座面部13を使用位置に固定するように(収納位置方向へ回動できないように)構成されている(図4参照)。右側のストライカブラケット44のストライクピン44aは、座面部13が収納位置に押し込まれたときに、座面ヒンジブラケット42に固定された収納位置ロック46に係合して座面部13を収納位置に固定するように(使用位置に引き出せないように)構成されている(図5参照)。
【0010】
使用位置ロック45、収納位置ロック46は、詳細は図示しないが、そのロック溝45a、46aにストライクピン43a、44aが進入すると、ロックプレートがストライクピン43a、44aの退路を断つ位置に進出(ロック)する構成である。例えば、ロック溝45a、46aに進入したストライクピン43a、44aによってガイドプレートが回転し、連動してロックプレートがスナップアクションスプリングの付勢力に抗して回転する。そしてストライクピン43a、44aがロック溝45a、46aのロック位置近傍まで進入したときに、ロックプレートはスナップアクションスプリングの付勢方向がロック位置方向に反転してロック位置まで回転し、ストライクピン43a、44aがロック溝45a、46aを抜けるのを阻止、つまりロックする。
【0011】
さらに、ロック位置まで回転したロックプレートは、ロック溝45a、46aから抜け出るロック解除位置方向にワイヤ49、50により回動させられるが、ワイヤ49、50はアクチュエータ47、48によって牽引される。ワイヤ49、50によって牽引されたロックプレートは、その回動途中にスナップアクションスプリングの付勢力が反転してロック解除位置方向に付勢され、その付勢力によりロック解除位置まで回転してロックを解除する。つまり、ストライクピン43a、44aがロック溝45a、46aから離脱するのを可能にする。このように本実施例のロック機構45、46は、アクチュエータ47、48を作動させるとロックが解除され、座面部13を収納位置方向または使用位置方向に回動可能になる。アクチュエータ47、48は、フレーム部11の柱状部11a、11bに固定されたアクチュエータブラケット52に装着されている。なお、図示実施例では、アクチュエータ47、48およびワイヤ49、50が電動ロック解除手段を構成している。図示実施例のアクチュエータ47、48は、モータおよび減速ギヤ機構によりワイヤ49、50を牽引する構成であるが、電動ロック解除手段としては、電磁プランジャによりワイヤ49、50を牽引する機構などを利用できる。
【0012】
ストライカブラケット43、44とフレーム部11の柱状部11a、11bに固定されたブラケット51との間に、ガススプリング53、54が連結されている。このガススプリング53、54は、無負荷状態では全長が最長になる構成である。この実施例では、座面部13が収納位置にあるときにガススプリング53、54の全長が長くなり、座面部13を引き出すときにガススプリング53、54を圧縮するように構成されている。つまり、ガススプリング53、54は、座面部13を使用位置から収納位置に回動付勢するように構成されているので、座面部13を収納位置から使用位置に引き出すときにはガススプリング53、54のシリンダ内の気体を圧縮するための力が必要であるが、使用位置から収納位置へは、ガススプリング53、54のシリンダ内の圧縮された気体の膨張力および気体の移動規制により速度制御された伸長動作によって座面部13は自動的に収納位置に戻る。なお、ガススプリング53、54は、シリンダ部およびピストン部の先端部に形成された軸穴が、ストライカブラケット43、44に植設された軸43b、44bと、ブラケット51に植設された軸51a、51aに回動自在に嵌合されている。
【0013】
この座面部13は、収納位置では収納位置ロック46によってロックされ、使用位置では使用位置ロック45によってロックされて、それぞれの位置において他方の位置へ移動するのが阻止されている。収納位置におけるロック状態において、アクチュエータ48が作動して収納位置ロック46のロックが解除されると、座面部13は乗客が手で引き出すことが可能になるが、収納位置から倒れないようにガススプリング53、54によって付勢されている。乗客は、ガススプリング53、54の付勢力に抗して座面部13を使用位置まで引き出す(回動させる)のである。座面部13を使用位置まで回動させると、ブラケット33のストッパ33aがストッパ41b、42bに当接してそれ以上の引出しが阻止されると同時に、ストライクピン43aが使用位置ロック45に係止されるので、手を離しても座面部13が収納位置方向に戻ることがない。ストッパ41a、42bは、ストッパ33a、33aと当接する当接端の位置調整可能に形成されていて、ストッパ41a、42b位置調整することで座面部13の傾斜角度を調整できる。
なお、収納位置ロック46は、アクチュエータ48によってロックが解除されると、アクチュエータ47によって使用位置ロック45のロックが解除されるまでロック機構が作動しない構成である。この構成によれば、座席使用可能状態において、乗客が座面部13を引き出す途中で手を離してしまい、座面部13が収納位置に戻ってもロックされないので、再び座面部13を引き出すことが可能になる。
【0014】
この使用位置においてアクチュエータ47が作動して使用位置ロック45のロックが解除されると、座面部13はガススプリング53、54の伸長力によって収納位置方向に回転する。そして収納位置まで回転すると、ストライクピン44aが収納位置ロック46に係止されて、座面部13は収納位置から引き出せないようにロックされる。なお、収納位置を越えての回転は、ストライクピン44aがロック溝46aの奥縁部に当接すること、および座面用シートクッション32が背摺りクッション62に当接することによっても規制される。
図示実施例では、収納式座席10の左側に使用位置ロック45を設け、右側に収納位置ロック46を設けたが、逆位置でもよい。
【0015】
また、この収納式座席10は、座面部13の移動に連動して、背摺り部15および肘掛部17が収納位置と使用位置とに移動する構成である。この連動機構を、さらに図4、図5および図6を参照して説明する。本実施の形態では、収納式座席10に向かって左側に、使用位置におけるロック機構を、同向かって右側に収納位置におけるロック機構を装着してある。図4は、収納式座席10の左側の構造を、図5、図6は収納式座席10の右側の構造を示している。
【0016】
背摺り部15は、背摺りフレーム61と、背摺りフレーム61に装着された背摺りクッション62により主要部が構成されている。背摺りフレーム61は、その左右外側面の上端部において、フレーム部11の支柱部11a、11bに設けられた軸63、63に回動自在に軸支されている。
【0017】
背摺りフレーム61の側面の下端部近傍と、座面部13に固定されたブラケット33とが、弓形に曲がったリンクプレート64によって連結されている。背摺りフレーム61は、このリンクプレート64によって、座面フレーム31が使用位置にあるときには下端部がせり出して垂直方向から所定角度傾斜した使用状態に保持され(図4参照)、座面フレーム31が収納位置方向に回転すると、下端部が後方に回転して、収納状態では床面と略垂直な収納状態に保持される(図5参照)。座面フレーム31が収納位置から使用位置方向に回転すると、背摺りフレーム61は、このリンクプレート64によって下端部が前方に回転して垂直方向から所定角度傾斜した使用状態になる。
【0018】
各肘掛部17は、肘掛フレーム71と、肘掛フレーム71に装着された肘掛クッション72により主要部が構成されている。そして肘掛フレーム71の座席の外側面に固定された肘掛軸73を介してフレーム部11の支柱部11a、11bに回動自在に軸支されている。
【0019】
さらに肘掛フレーム71には、肘掛軸73から座席内に延びるブラケット74が固定されていて、ブラケット74の後端部とストライカブラケット43、44とがそれぞれリンク棒75、75によって連結されている。このリンク棒75、75によって肘掛フレーム71は、座面フレーム31が使用位置にあるときには、座面フレーム31同様に収納位置から引き出されて床面と略水平な使用状態に保持される(図4参照)。座面フレーム31が収納位置方向に回転すると、肘掛フレーム71は、後端部が下方に回転し、前端部が上昇して、収納状態では床面と略垂直な収納状態に保持される(図5参照)。座面フレーム31が収納位置から使用位置方向に回転すると、肘掛フレーム71は、前端部が下方に、後端部が上方に回転して床面と略水平な使用状態になる。なお図示実施例のリンク棒75は、ストライカブラケット43、44に植設された連動軸43b、44bに連結されている。さらにリンク棒75は、長さ調整可能に形成されていて、長さを調整することで、肘掛フレーム71の角度を調整できる。
【0020】
この収納式座席10の収納、引出し動作について、さらに図7に示した遠隔制御系の一実施の形態を参照して説明する。アクチュエータ47、48は、車掌室または運転室に設けられた使用スイッチSW1、収納スイッチSW2、制御回路81および駆動回路83を含む制御装置によって遠隔制御される。つまり、運転者、車掌などによってスイッチSW1、2がオン操作されると、制御回路81がこれを検知して、駆動回路83を介してアクチュエータ47、48に通電して使用位置ロック45、収納位置ロック46を解除させる。使用、収納時の動作は、次の通りである。
【0021】
使用スイッチSW1がオンされると制御回路81は、アクチュエータ48に通電して収納位置ロック46を解除するとともに、使用可否灯23に使用可能である旨を表示するランプを点灯させる。この使用可能表示によって、乗客に座面部13を引き出して着席可能である旨を知らせる。
使用可否灯23の使用可能ランプの点灯を見た乗客は、座面部13を引き出して着席することができる。座面部13の引出しに連動して、背摺り部15および肘掛部17が使用位置まで移動する。また、座面部13が使用位置まで引き出されると、使用位置ロック45が作動して座面部13が使用位置に戻るのが阻止される。
【0022】
一方、制御回路81は、収納スイッチSW2がオンされたときは、アクチュエータ47に通電して使用位置ロック45のロックを解除するとともに、使用可否灯23に使用不可を表示するランプを点灯させる。この表示によって乗客は、座面部13を引き出すことができない旨を知ることができる。
【0023】
なお、図7には1組の収納式座席10を対象とした構成を示したが、通常は、その一編成の車両全ての収納式座席10のアクチュエータ47、48を一斉に操作可能なスイッチが設けられる。また、車両毎に制御可能なスイッチ、あるいは各収納式座席10毎に制御可能なスイッチを備えた構成にしてもよい。
【0024】
さらに、座面部13が収納位置、使用位置にあること、または使用位置ロック45、収納位置ロック46がロック状態に変化したことを検知する収納、使用センサを設けて、収納位置ロック46を解除して使用可能である旨を使用可否表示灯23の点灯により表示したときは、使用センサが検知したときに使用可否表示灯23を消灯し、また使用位置ロック45を解除して使用不可である旨を使用可否表示灯23により表示したときは、収納センサが検知したときに使用可否表示灯23を消灯して省電力を図ることができる。収納式座席10の使用状態表示灯を、収納式座席10が収納状態にあり、かつ使用可能な状態のときにのみ点灯する構成にすれば、部材の削減、省電力を図ることができる。また各センサの検知状態を表示する表示手段を制御装置に設けることで、使用状態、あるいは異常を乗務員が統括的に監視できる。
【0025】
さらに本実施例の座面部13は、使用位置から収納位置に戻るときには、ガススプリング53、54の弾性復元力および気体の流動規制によって制御された速度で戻るので、例えば、万一座面部13と背摺り部15との間に荷物などが挟まれていて座面部13が収納位置に戻るのを阻止されていても、座面部13はガススプリング53、54の弾性的な圧力によってのみ駆動されているので、ガススプリング53、54が破損することも、あるいはガススプリング53、54によって負荷を受ける部材が破損することもない。ガススプリング53、54は図示実施の形態に限定されず、要するに、スプリング単独のように座面が勢いよく跳ね上がらない構成であって、所定の低速で座面部を収納位置に回動させることができる調速可能な弾性付勢手段であればよい。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明から明らかな通り本発明によれば、収納位置と使用位置とに移動可能な収納式座席において、座面が使用位置に移動したときに使用位置ロック機構によりロックし、そのロックを電動ロック解除手段によって解除可能であり、解除したときは、ガススプリング手段によって座面部を使用位置から収納位置へ移動させるので、座面部を使用状態とする操作が容易である。さらに本発明によれば、座面部を収納するときは電動ロック解除手段を動作させるだけで座面部がガススプリング手段によって収納位置まで戻るので、座面部の移動を阻止する外力が働いても、座面部、ガススプリング手段に過負荷がかかることがなく、ガススプリング手段の付勢力しか働かないので座面部等が過負荷を受けることが無くなり、これらの部材が破損する虞れがなくなるなど、簡単な構成、制御によって安全堅牢な収納式座席を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した鉄道車両用収納式座席の一実施の形態を、使用状態で示す斜視図である。
【図2】 同鉄道車両用収納式座席の一実施の形態を、収納状態で示す斜視図である。
【図3】 同鉄道車両用収納式座席の主要構成部材を分解して示す図である。
【図4】 同鉄道車両用収納式座席の使用状態における主要構成部材を図1の矢線IV方向から見た、座席に向かって左側の柱状部付近の側面図である。
【図5】 同鉄道車両用収納式座席の収納状態における主要構成部材を図2の切断線V−Vに沿って一部切断して示す、右側の柱状部付近の側面図である。
【図6】 同鉄道車両用収納式座席の主要構成部材を収納状態で示す、図5の正面図である。
【図7】 本発明の制御系の一実施の形態をブロックで示す図である。
【符号の説明】
10 収納式座席
11 フレーム部
13 座面部
15 背摺り部
17 肘掛部
19 踏込板
21 袖カバー
31 座面フレーム
32 座面用シートクッション
33 ブラケット
33a ストッパ
34 座面軸
41 42 座面ヒンジブラケット
41b 42b ストッパ
43 44 ストライカブラケット
43a 44a ストライクピン
43b 44b 連動軸
45 使用位置ロック
46 収納位置ロック
45a 46a ロック溝
47 48 アクチュエータ
49 50 ワイヤ
52 アクチュエータブラケット
53 54 ガススプリング
61 背摺りフレーム
62 背摺りクッション
64 リンクプレート
71 肘掛フレーム
72 肘掛クッション
73 肘掛軸
74 ブラケット
75 リンク棒
81 制御回路
83 駆動回路
SW1 使用スイッチ
SW2 収納スイッチ
Claims (1)
- 車両内に設置される収納式座席であって、
車両に固定された座席フレームと、
該座席フレームに枢着され、回動して車両の床面と略垂直な収納位置と、略平行な使用位置とに回動移動可能な座面部と、
上記座面部が上記使用位置に移動したときに該座面部を使用位置にロックする使用位置ロック機構と、
該使用位置ロック機構のロックを解除する電動ロック解除手段と、
上記座面部が上記収納位置に移動したときに該座面部を収納位置にロックする収納位置ロック機構と、
該収納位置ロック機構のロックを解除する電動ロック解除手段と、
上記座面部が上記収納位置から使用位置に回動するのを許容し、かつ上記座面部を上記使用位置から収納位置まで回動付勢するガススプリング手段とを備え、
上記座面部の一側に上記使用位置ロック機構が、他側に上記収納位置ロック機構が配置され、
上記電動ロック解除手段と上記収納位置ロック機構および上記使用位置ロック機構がワイヤで連結され、
上記使用位置ロック機構および上記収納位置ロック機構はいずれも、上記座面部側に設けられた部材と上記座席フレーム側に設けられた部材とを有し、これらの部材が上記座面部の回動に伴って係合する機構であることを特徴とする車両用収納式座席。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10263799A JP3961715B2 (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | 車両用収納式座席 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10263799A JP3961715B2 (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | 車両用収納式座席 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000289507A JP2000289507A (ja) | 2000-10-17 |
| JP3961715B2 true JP3961715B2 (ja) | 2007-08-22 |
Family
ID=14332767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10263799A Expired - Fee Related JP3961715B2 (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | 車両用収納式座席 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3961715B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE202024105691U1 (de) | 2023-10-25 | 2024-11-08 | BORCAD cz a.s. | Sitz mit Verriegelungsmechanismus |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2407356B (en) | 2003-10-22 | 2005-12-28 | Lear Corp | Hydraulic vehicle seat adjustment system |
| GB2407357B (en) | 2003-10-22 | 2005-11-23 | Lear Corp | Vehicle seat adjustment with actuator isolation valves |
| GB2407355B (en) | 2003-10-22 | 2005-12-28 | Lear Corp | Hydraulic vehicle seat adjustment with system protection valve |
| GB2408928B (en) | 2003-12-10 | 2006-05-17 | Lear Corp | Vehicle seat track with hydraulic actuator |
| GB2407362B (en) | 2003-10-22 | 2007-01-03 | Lear Corp | Hydraulic vehicle seat adjustment control valve assembly |
| GB2409255B (en) | 2003-12-19 | 2006-05-31 | Lear Corp Inc | A vehicle seat adjustment system including an occupant protection adjustment |
| GB2415618B (en) * | 2004-07-01 | 2006-09-20 | Lear Corp | Hydraulically powered folding vehicle seat fold |
| WO2009128094A1 (en) * | 2008-04-14 | 2009-10-22 | Lamm S.P.A. | Seat rest structure for an automatically foldable stall provided with elastic means or the like |
| JP6474991B2 (ja) * | 2014-10-21 | 2019-02-27 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 回転式座席装置および鉄道車両並びに座席の運用方法 |
| JP6366191B2 (ja) * | 2015-02-23 | 2018-08-01 | 株式会社タチエス | 車両用チップアップシートおよびシートクッションの保持方法 |
| US9878578B2 (en) * | 2015-09-30 | 2018-01-30 | Siemens Industry, Inc. | Windscreen for housing a sanding system, railway vehicle with sanding system, and method for installing a sanding system in a railway vehicle |
| CN107878490A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-04-06 | 中车长春轨道客车股份有限公司 | 地铁客车客室翻转座椅 |
| CN112441042A (zh) * | 2019-08-30 | 2021-03-05 | 比亚迪股份有限公司 | 列车的座椅控制系统、方法、电子设备和存储介质 |
| CN114043935B (zh) * | 2021-10-29 | 2023-07-25 | 东风越野车有限公司 | 一种具有多级锁止功能的座椅储物盒 |
-
1999
- 1999-04-09 JP JP10263799A patent/JP3961715B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE202024105691U1 (de) | 2023-10-25 | 2024-11-08 | BORCAD cz a.s. | Sitz mit Verriegelungsmechanismus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000289507A (ja) | 2000-10-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3961715B2 (ja) | 車両用収納式座席 | |
| EP3312090B1 (en) | Passenger seating with partition assembly | |
| CN100457500C (zh) | 车辆座椅的折叠式倾斜器 | |
| EP2049360B1 (en) | Recliner mechanism | |
| CN111806697B (zh) | 用于转动部件控制的锁定机构 | |
| EP1554157B1 (en) | Stow in floor automotive seat assembly | |
| EP3303050B1 (en) | Vehicle seat recliner arrangement with recliner hard lock to avoid returning backrest in non-lockable track region | |
| WO1997026147A1 (en) | Electrically released six-way seat adjustment | |
| EP4403423A1 (en) | Safety belt retracting and locking apparatus and automobile seat | |
| US7909408B2 (en) | Easy lift mechanism for vehicle seats | |
| JP3904800B2 (ja) | 車両用収納式座席 | |
| US2828806A (en) | Latchable tilting seat back | |
| JP3877902B2 (ja) | 車両用収納式座席 | |
| US10471873B2 (en) | Device for rotating a seat, particularly for a railway vehicle | |
| US20080197683A1 (en) | Motor Vehicle | |
| JP4216108B2 (ja) | 車両用収納式座席 | |
| CN108297747B (zh) | 机动车儿童乘员用安全座椅 | |
| JP2000103271A (ja) | 倒立シート | |
| JP3762534B2 (ja) | ヘッドレスト装置 | |
| JPH0228979Y2 (ja) | ||
| JP7808641B2 (ja) | 座席装置 | |
| JPH0233528B2 (ja) | Jidoshanoshiitosochi | |
| EP1593546B1 (en) | Drop down stow in floor automotive vehicle set assembly | |
| KR100534257B1 (ko) | 자동차용 보관형시트 홀더 | |
| JPH0228980Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060420 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060502 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060703 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060926 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061127 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070515 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070517 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |