JP3961741B2 - 湿潤シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、眼鏡、OA機器、家具、自動車などの製品、セラミック製品、プラスチック製品、金属製品など対物、あるいは皮脂、化粧品、その他の汚れの付着した肌など対人の清掃、拭き取りや、肌に保湿成分や制汗成分などの機能剤を付与するのに好適な、液体含浸性に優れるとともにべたつき感が少なく、かつ使用時の耐久性、触感、手持ち感に優れた湿潤性不織布に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からウェットティッシュや使い捨ておしぼりなどにはレーヨン等の親水性繊維または親水性繊維と熱接着性複合繊維の混綿からなる繊維ウェブに高圧水流処理を施した不織布、あるいは前記不織布を機能的な改善を施した様々な不織布が提案されている。例えば、特開平11−49641号公報には、セルロース系繊維が50重量%以上からなり、平均繊度3デニール以下、反射率45%以上の水流交絡不織布からなる皮膚洗浄用シートが提案され、特開平10−140458号公報には、スパンボンド不織布とパルプ繊維を水流交絡させた後、クレープ処理を施すことにより、不織布の伸び率に異方性を持たせて拭き取り性を高めた複合シートが提案され、特開平10−77560号公報には、天然繊維および/または再生繊維と、合成短繊維とが50/50〜90/10の割合で混繊し、三次元交絡して比容積を13cc/g以上とすることにより、湿潤時においても嵩高性を有する不織布が提案され、特開平10−280263号公報、特開平11−217757号公報には、分割型複合繊維と吸水性繊維とを混綿し、構成繊維同士を三次元交絡させたワイパー用不織布が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記湿潤性不織布は、以下の問題点が挙げられる。例えば、特開平11−49641号公報では、セルロース系繊維が50重量%、好ましくは70重量%以上含有するため、湿潤時にへたりボリューム感がないだけでなく、含浸させた液体が不織布全面を湿らせることとなり、べたつき感があり、拭き取り後も液体が肌に必要以上に残存し、使用者が不快感を与える。特開平10−140458号公報では、クレープ処理により見掛け上ボリューム感を出しているものの、不織布自体にボリュームがなく保液量に劣るだけでなく、スパンボンド不織布とパルプ繊維という比較的硬いシートを使用しているため、柔軟性にも劣り、対人には不向きである。特開平10−77560号公報、特開平10−280263号公報、および特開平11−217757号公報では、主としてランダムカードを用いて不織布の機械方向および機械方向に直交する方向における引張強力がバランスよくなるように調整されているが、一般にランダムウェブは繊維長が比較的短いため繊維同士が絡合しにくく、ワイパーとして使用したときに繊維が脱落し易い。また、ランダムウェブを用いたとしても繊維配向が機械方向に配向する傾向が強く、機械方向の引張強力の方が機械方向に直交する方向に比べ強くなるため、市販されている湿潤シートのパッケージでは、湿潤シートを容器から取り出すときに不織布のCD方向から引っ張り、取り出すことが多く、CD方向の湿潤時引張強さが大きくないと、あるいは湿潤時伸び率が小さくないと、湿潤シートが容易に切れたり、伸びたりして取り扱い性が悪い。
本発明はかかる実情を鑑みてなされたものであり、液体含浸性に優れるとともにべたつき感が少なく、かつ使用時の耐久性、触感、手持ち感に優れた湿潤性不織布を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、合成短繊維および親水性短繊維が混綿され、構成繊維同士が三次元的に絡合されてなる不織布に液体を含浸した湿潤シートであって、前記合成短繊維または前記親水性短繊維の繊維長が45〜70mmであり、前記不織布は、混綿された繊維ウェブがクロスレイヤーにより機械方向に対し斜め方向に折り重なるように集積されており、前記不織布の機械方向をMD方向とし、MD方向に直交する方向をCD方向としたとき、単位目付あたりのCD方向の湿潤時引張強さとMD方向の湿潤時引張強さとの比(CD方向/MD方向)を1.5〜2.5とし、かつCD方向の湿潤時伸び率とMD方向の湿潤時伸び率との比(CD方向/MD方向)を0.6〜1.2とすることにより、液体含浸性に優れるとともにべたつき感が少なく、かつ使用時の耐久性、触感、手持ち感に優れた湿潤シートが得られることが判り、本発明に至った。
【0005】
本発明の湿潤シートにおいて、単位目付あたりのCD方向の湿潤時引張強さが1.2〜2.5N/5cm・(g/m2)であることが好ましい。
【0006】
本発明の湿潤シートにおいて、合成短繊維および親水性短繊維の混綿比率(質量比率)は、合成短繊維/親水性短繊維で80/20〜50/50であることが好ましい。さらに、合成短繊維は、異なる2成分からなる分割型複合短繊維であることが好ましい。
以下、本発明の内容を具体的に説明する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に用いられる合成短繊維としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル系繊維、ナイロン6,ナイロン66などのポリアミド系繊維、アクリル系繊維、ポリエチレン、ポリプロピレンなどからなるポリオレフィン系繊維、あるいはそれらの樹脂を2成分以上組み合わせた複合繊維などが1種類、または2種類以上用いられ、特に、ポリエステル系樹脂あるいはポリオレフィン系樹脂からなる疎水性合成短繊維が使用時のべたつき感や使用後の過剰な液体残存量を抑制する点で好ましい。その繊維断面の形態も特に限定されず、円形、異形、中空などいずれであってもよい。またその繊度は、3dtex以下であることが不織布にしたときの触感が柔らかく、保液性に優れる点で好ましい。なかでも、合成短繊維として異なる2成分からなる分割型複合短繊維を用いると、後述する三次元的絡合処理により、各々の成分に分割されて、繊度が1dtex未満、好ましくは0.5dtex未満の極細繊維が発現し、その触感と保液性の点で特に好ましい。前記分割型複合繊維に用いられる樹脂の構成としては、ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート/ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート/エチレン−プロピレン共重合体、ポリプロピレン/ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート/ナイロンなどが好ましく用いられる。
【0008】
また、前記合成短繊維は、必要に応じて熱接着を施してもよいが、三次元的な絡合のみの方がその触感の柔らかさを与えることができ、好ましい。熱接着を施すのであれば、例えば、前記合成繊維として低融点成分と高融点成分とからなる鞘芯型複合繊維や分割型複合繊維を用い、後述する三次元絡合処理後、熱風や熱ロールなどにより熱接着を施すとよい。
【0009】
本発明に用いられる親水性短繊維としては、パルプ、コットン、シルク、ウールなどの天然繊維、レーヨン、キュプラ、テンセルなどの再生繊維などが1種類、または2種類以上用いられる。なかでも、レーヨン繊維が取り扱い性、汎用性の観点から好ましく用いられる。その繊度は、3dtex以下であることが不織布にしたときの触感が柔らかく、保液性に優れる点で好ましい。
【0010】
本発明において、前記合成短繊維および親水性短繊維は混綿されて繊維ウェブとなす。混綿比率は特に限定はされないが、使用時のべたつき感や使用後の液体残存量を考慮すると、合成短繊維/親水性短繊維で80/20〜50/50(質量比率)であることが好ましい。
【0011】
また、前記合成短繊維および/または親水性短繊維の繊維長は、繊維ウェブを形成できる範囲であれば特に限定はされないが、25〜100mmからなるステープル繊維が好ましい。より好ましくは、45〜70mmである。繊維長が45mm未満であると、三次元的な絡合性に劣るだけでなく、所望の湿潤時引張強さが得られず、繊維長が70mmを超えると、触感が硬くなるだけでなく、三次元的な絡合性に劣り、ボリューム感に劣るからである。
【0012】
そして、本発明の湿潤性不織布は、前記構成繊維からなる三次元的に絡合された不織布の機械方向をMD方向とし、MD方向に直交する方向をCD方向としたとき、単位目付あたりのCD方向の湿潤時引張強さ(JIS−L−1913の6.3.2(湿潤時)に準ずる)とMD方向の湿潤時引張強さとの比が1.5〜2.5とする。より好ましくは、1.7〜2.3である。また、本発明においてはCD方向の湿潤時伸び率とMD方向の湿潤時伸び率との比が0.6〜1.2、より好ましくは0.8〜1.15の範囲を満たすことが必要である。湿潤時引張強さは、繊維の配向状態を示す指標であり、湿潤時伸び率は、繊維の絡合状態を示す指標となる。本発明によれば、繊維配向はCD方向寄りに配向しているので、CD方向/MD方向の湿潤時引張強さの比は大きいが、繊維同士の絡合性が良好であるため、CD方向/MD方向の湿潤時伸び率の比は均等となる。そして、上記範囲を満たすことにより、繊維同士の絡合性が良好であってボリューム感があり、耐久性、手持ち感に優れ、従来の湿潤シートのパッケージングでも取り扱い性に優れた湿潤性不織布となる。
【0013】
また、単位目付あたりのCD方向の湿潤時引張強さは、1.2〜2.5N/5cm・(g/m2)であることが好ましい。より好ましくは、1.4〜2.1N/5cm・(g/m2)である。CD方向の湿潤時引張強さが1.2N/5cm・(g/m2)未満であると、使用時に容易に変形してしまい、取り扱い性が悪く、また手持ち感に劣り、2.5N/5cm・(g/m2)を超えると、触感が硬くなるからである。
【0014】
さらに、CD方向の湿潤時伸び率は、40〜100%であることが好ましい。より好ましくは、45〜90%である。CD方向の湿潤時伸び率が40%未満であると、触感が硬くなり、100%を超えると、使用時に容易に変形してしまい、取り扱い性が悪く、また手持ち感に劣るからである。
【0015】
本発明の湿潤性不織布の目付は、40〜130g/m2であることが好ましい。目付が40g/m2未満であると、厚みが薄くなり過ぎ、湿潤時引張強さも劣り、手持ち感が得られないばかりか地合も悪くなり、130g/m2を超えると、使用者の取り扱い性が悪く、コスト高となるからである。
【0016】
次に、本発明の湿潤性不織布の製造方法について説明する。まず、前記合成短繊維および親水性短繊維を所望の範囲で混綿し、繊維ウェブを作製する。このとき繊維ウェブの繊維配向をCD方向への配向量を調整しておくと、所望の湿潤時引張強さの比が得られる。具体的にはクロスレイヤーを用いて、排出されたカードウェブを後述する水流絡合処理装置に対して進行方向(MD方向)に配置されたコンベア上に集積させると、コンベア上には機械方向に対し斜め方向に折り重なるようにカードウェブが集積され、このときのカードウェブの排出速度とコンベア速度とクロスレイヤーのカードウェブ振り落とし速度などを調整することによって、得られる。
【0017】
得られた繊維ウェブは、ニードルパンチ装置、水流絡合装置などの公知の三次元的絡合処理装置により、三次元的に絡合される。特に、ニードルパンチ処理により予備絡合を施した後、水流絡合処理するのが好適である。その条件は、最終的に得ようとする不織布の目付や剛軟性などに応じて設定すればよい。例えば、まず、繊維ウェブをニードルパンチ装置を用いて予備絡合される。ニードルパンチ処理の条件としては、パンチ密度10〜20本/cm2で処理するとよい。次いで、孔径0.05〜0.5mmのオリフィスが0.5〜1.5mmの間隔で設けられたノズルから、水圧4〜15MPaの柱状水流を不織布の表裏面側からそれぞれ1〜4回ずつ噴射するとよい。より好ましくは、水圧を6〜12MPaの高圧で処理すると、繊維同士の絡合性が向上し、所望の不織布の湿潤時引張強さの比および湿潤時伸び率の比が得られる。また、合成短繊維として分割型複合繊維を使用するのであれば、分割性を考慮し、水圧を8〜15MPaとするとよい。水流絡合処理後は、水分を除去するために乾燥させる。このとき、前記合成短繊維として熱接着性繊維を用いた場合、乾燥後または乾燥と同時に熱接着性繊維のみ溶融する温度で熱処理を行うとよい。
【0018】
このようにして得られた不織布には、目的に応じて、水、エチレングリコール、プロピレングリコールなどの湿潤剤、アルコール類、抗菌剤、防かび剤、香料など薬剤等の所望の液体を公知の方法によって付与させるとよい。液体の保液率としても、その目的に応じて適宜設定すればよいが、不織布質量に対して通常100〜300mass%で湿潤させるとよい。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の内容を実施例を挙げて説明する。なお、得られた不織布の厚み、湿潤時引張強さ、湿潤時伸び率は、以下の方法で測定した。
【0020】
[厚み]
厚み測定機(商品名:THICKNESS GAUGE モデルH(株)大栄科学精器製作所製)を用い、試料1cm2あたり180gの荷重を加えた状態で測定した。
【0021】
[湿潤時引張強さ、湿潤時伸び率]
JIS−L−1913の6.3.2(湿潤時)に準じ、幅5cm、長さ15cmの試料片をつかみ間隔10cmで把持し、定速伸長型引張試験機を用いて引張速度30cm/分で伸長し、切断時の荷重値および伸び率をそれぞれ湿潤時引張強さ、湿潤時伸び率とした。
【0022】
[実施例1]
合成短繊維として、第1成分をポリエチレンテレフタレートとし、第2成分を高密度ポリエチレンとし、放射状に8分割配置された繊度2.2dtex、繊維長51mmの分割型複合短繊維を用い、親水性短繊維として繊度1.7dtex、繊維長40mmのレーヨン繊維(ダイワボウレーヨン(株)製)を用い、混綿比率を合成短繊維/親水性短繊維=60/40とし準備した。次に、上記繊維群をセミランダムカード機を用いてカードウェブを排出し、クロスレイヤーを用いて、排出されたカードウェブを後述する水流絡合処理装置に対して進行方向(MD方向)に配置されたコンベア上に集積して繊維ウェブを作製した。
【0023】
次いで、得られた繊維ウェブをニードルパンチ装置を用い、パンチ密度14.5本/cm2、針深度8mmで予備絡合させた後、水流絡合処理装置を用い、孔径0.1mmのオリフィスが0.6mm間隔で設けられているノズルから繊維ウェブの表面側に水圧5MPa、10MPaの柱状水流をそれぞれ1回ずつ、裏側にも同様の処理を施し、構成繊維を絡合させるとともに分割型複合短繊維を分割発現させて、熱風貫通型乾燥機を用いて100℃で乾燥することにより、湿潤性不織布を得た。
【0024】
[実施例2]
合成短繊維として、第1成分をポリプロピレンとし、第2成分をエチレン−ビニルアルコール共重合体とし、放射状に16分割配置された繊度3.3dtex、繊維長45mmの分割型複合短繊維(大和紡績(株)製、DF−2)を用い、親水性短繊維として繊度1.7dtex、繊維長40mmのレーヨン繊維(ダイワボウレーヨン(株)製)を用い、混綿比率を合成短繊維/親水性短繊維=50/50とした以外は実施例1と同様の方法で、湿潤性不織布を得た。
【0025】
[比較例1]
実施例1の混綿繊維群をセミランダムカード機を用いてカードウェブを排出し、繊維ウェブを作製し、水流絡合処理装置を用い、孔径0.1mmのオリフィスが0.6mm間隔で設けられているノズルから繊維ウェブの表面側に水圧4MPa、6MPaの柱状水流をそれぞれ1回ずつ、裏側にも同様の処理を施し、構成繊維を絡合させるとともに分割型複合短繊維を分割発現させて、熱風貫通型乾燥機を用いて100℃で乾燥することにより、不織布を得た。
【0026】
そして、実施例1、2および比較例1の不織布に不織布質量に対して水を200mass%含浸させた湿潤シートを下記の項目により評価した。
【0027】
[触感性]
試料を手で握り、そのときの触感をモニター10名によって評価した。
○:手持ち感があり、柔らかい。
△:柔らかいが手持ち感がない。
×:硬い。
【0028】
[取り扱い性]
市販の湿潤シートのパッケージ(ピジョン(株)製、商品名おしりナップ)に試料を詰め替え、その取り出し性を評価した。
○:取り出し性が良好である。
△:若干横伸びがある。
×:横伸びが大きく取り出し性が悪い。
上記実施例1、2および比較例1の物性を表1に示す。
【0029】
【表1】
Figure 0003961741
【0030】
【発明の効果】
本発明の湿潤性不織布は、合成短繊維および親水性短繊維を混綿し、三次元的絡合してなる不織布であって、CD方向とMD方向との湿潤時引張強さの比を1.5〜2.5とし、かつCD方向とMD方向との湿潤時伸び率の比を0.6〜1.2とすることにより、液体含浸性に優れるとともにべたつき感が少なく、かつ使用時の耐久性、触感、手持ち感に優れた湿潤性不織布を得ることができる。また、合成短繊維/親水性短繊維の混綿比率を80/20〜50/50(質量比率)とすることにより、使用時のべたつき感が少なく、使用後にも適度な液体残存量を得ることができる。さらに、合成短繊維として異なる2成分からなる分割型複合短繊維を用いると、触感が柔らかく、保液性、液体含浸性に優れた湿潤性不織布を得ることができる。
本発明の湿潤性不織布は、眼鏡、OA機器、家具、自動車などの製品、セラミック製品、プラスチック製品、金属製品など対物、あるいは皮脂、化粧品、その他の汚れの付着した肌など対人の清掃、拭き取りや、肌に保湿成分や制汗成分などの機能剤を付与するのに好適である。

Claims (4)

  1. 合成短繊維および親水性短繊維が混綿され、構成繊維同士が三次元的に絡合されてなる不織布に液体を含浸した湿潤シートであって、前記合成短繊維または前記親水性短繊維の繊維長が45〜70mmであり、前記不織布は、混綿された繊維ウェブがクロスレイヤーにより機械方向に対し斜め方向に折り重なるように集積されており、前記不織布の機械方向をMD方向とし、MD方向に直交する方向をCD方向としたとき、単位目付あたりのCD方向の湿潤時引張強さとMD方向の湿潤時引張強さとの比(CD方向/MD方向)が1.5〜2.5であり、かつCD方向の湿潤時伸び率とMD方向の湿潤時伸び率との比(CD方向/MD方向)が0.6〜1.2であることを特徴とする湿潤シート
  2. 単位目付あたりのCD方向の湿潤時引張強さが1.2〜2.5N/5cm・(g/m2)であることを特徴とする請求項1記載の湿潤シート
  3. 合成短繊維および親水性短繊維の混綿比率(質量比率)が合成短繊維/親水性短繊維で80/20〜50/50であることを特徴とする請求項1または2に記載の湿潤シート
  4. 合成短繊維が異なる2成分からなる分割型複合短繊維であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の湿潤シート
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