JP3994331B2 - 雑音除去装置、雑音除去方法、及び、プログラム - Google Patents

雑音除去装置、雑音除去方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、雑音除去装置、雑音除去方法、及び、プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の受信機では、信号に含まれる雑音(ノイズ)を除去するためにノイズブランカ回路が用いられている。
ノイズブランカ回路は、コンパレータ及びゲート回路等から構成され、信号に含まれている雑音を検出し、検出した雑音が含まれている部分の信号を削除する。
【0003】
ノイズの検出は、コンパレータを用いて、供給された信号のレベルを所定の閾値と比較することにより行われる。雑音が検出された場合、コンパレータからゲート回路にブランキングパルスが出力される。ゲート回路は、コンパレータからのブランキングパルスに応答して、信号の供給路を遮断することにより雑音が含まれている部分の信号を削除する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ノイズブランカ回路では、信号のレベルを閾値と比較して雑音を検出しているため、閾値よりも低いレベルの微弱な雑音を検出できない。
【0005】
また、微弱な雑音を検出するために高い増幅率を有する増幅器を用いると、新たな雑音が生成されて微弱なノイズを検出できなくなる場合がある。
【0006】
さらに、ノイズブランカ回路では、素子の特性上、ブランキングパルスにより雑音を除去するタイミングと雑音が供給されるタイミングとが一致せず、雑音を完全に除去することができない場合がある。
【0007】
従って、本発明は、信号に含まれる雑音を確実に除去するための雑音除去装置、雑音除去方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点にかかる雑音除去装置は
外部から供給される外部信号から、所定周波数より高い周波数帯域の信号を抽出する第1のフィルタと
前記第1のフィルタにより抽出された信号に基づいて、当該外部信号に含まれる雑音を減衰させるための減衰信号を生成する減衰信号生成手段と、
前記減衰信号生成手段により生成された当該減衰信号を用いて、当該外部信号から雑音を減衰させる雑音減衰手段と、
を備え、
前記減衰信号生成手段は、前記第1のフィルタにより抽出された信号の単位時間あたりの振幅変化量を計算し、前記計算された振幅変化量が所定値以下の成分を前記抽出された信号から除去し、前記除去されて得られた信号のうち振幅値がゼロより小さい信号をゼロにする、ことにより得られた信号と、所定の定数と、の差を計算し、当該差に基づいて当該減衰信号を生成する、ことを特徴とする。
【0013】
また、前記雑音除去装置は、前記第1のフィルタにより抽出された信号を遅延させる信号遅延手段を更に備え、
前記雑音減衰手段は、前記減衰信号生成手段により生成された減衰信号と、前記信号遅延手段により遅延された信号とを乗算することにより、該外部信号から当該雑音を減衰させてもよい。
また、前記雑音除去装置は、当該外部信号から当該所定周波数より低い周波数帯域の信号を抽出する第2のフィルタを更に備え、
前記雑音減衰手段は、前記減衰信号生成手段により生成された減衰信号と、前記第2のフィルタにより抽出された信号とを乗算することにより、当該外部信号から当該雑音を減衰させてもよい。
また、前記雑音減衰手段は、(a)前記減衰信号生成手段により生成された減衰信号と、前記信号遅延手段により遅延された信号とを乗算して得られた信号と、(b)前記減衰信号生成手段により生成された減衰信号と、前記第2のフィルタにより抽出された信号とを乗算して得られた信号と、を加算することにより、当該外部信号から当該雑音を減衰させてもよい。
【0014】
本発明の第2の観点にかかる雑音除去方法は
外部から供給される外部信号から、所定周波数より高い周波数帯域の信号を抽出する第1の抽出工程と
前記第1の抽出工程により抽出された信号に基づいて、当該外部信号に含まれる雑音を減衰させるための減衰信号を生成する減衰信号生成工程と、
前記減衰信号生成工程で生成された前記減衰信号を用いて、当該外部信号から雑音を減衰させる雑音減衰工程と
を備え
前記減衰信号生成工程は、前記第1の抽出工程により抽出された信号の単位時間あたりの振幅変化量を計算し、前記計算された振幅変化量が所定値以下の成分を前記抽出された信号から除去し、前記除去されて得られた信号のうち振幅値がゼロより小さい信号をゼロにする、ことにより得られた信号と、所定の定数と、の差を計算し、当該差に基づいて当該減衰信号を生成する、ことを特徴とする。
また、前記雑音除去方法は、前記第1の抽出工程により抽出された信号を遅延させる信号遅延工程を更に備え、
前記雑音減衰工程は、前記減衰信号生成工程により生成された減衰信号と、前記信号遅延工程により遅延された信号とを乗算することにより、当該外部信号から当該雑音を減衰させてもよい。
また、前記雑音除去方法は、当該外部信号から当該所定周波数より低い周波数帯域の信号を抽出する第2の抽出工程を更に備え、
前記雑音減衰工程は、前記減衰信号生成工程により生成された減衰信号と、前記第2の抽出工程により抽出された信号とを乗算することにより、当該外部信号から当該雑音を減衰させてもよい。
【0015】
本発明の第3の観点にかかるプログラムは、コンピュータを
外部から供給される外部信号から、所定周波数より高い周波数帯域の信号を抽出する第1のフィルタ
前記第1のフィルタにより抽出された信号に基づいて、当該外部信号に含まれる雑音を減衰させるための減衰信号を生成する減衰信号生成手段
前記減衰信号生成手段により生成された当該減衰信号を用いて、当該外部信号から雑音を減衰させる雑音減衰手段
として機能させ、
前記減衰信号生成手段は、前記第1のフィルタにより抽出された信号の単位時間あたりの振幅変化量を計算し、前記計算された振幅変化量が所定値以下の成分を前記抽出された信号から除去し、前記除去されて得られた信号のうち振幅値がゼロより小さい信号をゼロにする、ことにより得られた信号と、所定の定数と、の差を計算し、当該差に基づいて当該減衰信号を生成する、ことを特徴とする
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態にかかる受信機について図面を参照して説明する。本発明の実施の形態にかかる受信機は、SSB(Single Side Band)、CW(Continuous Wave)、FSK(Frequency Shift Keying)、及び、AM(Amplitude Modulation)等の受信機である。
【0017】
本発明の実施の形態にかかる受信機は、図1に示すように、アンテナ1と、フロントエンド2と、IF(Intermediate Frequency)増幅器3と、検波器4と、A/D変換器5と、DSP(Digital Signal Processor)6と、D/A変換器7と、低周波増幅器8と、スピーカ9と、から構成される。
【0018】
フロントエンド2は、アンテナ1が受信した電波を中間周波の信号に変換し、IF増幅器3に出力する。
IF増幅器3は、フロントエンド2から供給される中間周波の信号を所定の増幅率で増幅し、検波器4に供給する。
【0019】
検波器4は、IF増幅器3から供給される信号を復調し、A/D変換器5に出力する。
A/D変換器5は、検波器4から供給される信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換し、DSP6に出力する。
【0020】
DSP6は、固定小数点DSPであり、A/D変換器5から供給される信号に含まれるノイズ(雑音)を除去し、D/A変換器7に出力する。なお、DSP6の詳しい機能的構成については後述する。
【0021】
D/A変換器7は、DSP6から供給される信号(デジタル信号)をアナログ信号に変換し、低周波増幅器8に出力する。
低周波増幅器8は、D/A変換器7から供給される低周波の信号を所定の増幅率で増幅し、スピーカ9に出力する。
スピーカ9は、低周波増幅器8から供給される信号に従って、音声を出力する。
【0022】
次に、DSP6の詳しい機能的構成について説明する。
DSP6は、図2に示すように、バンドパスフィルタ21と、第1演算部22と、第1ローパスフィルタ23と、ハイパスフィルタ24と、第2演算部25と、第3演算部26と、第4演算部27と、遅延部28と、第1乗算部29と、第2ローパスフィルタ30と、第2乗算部31と、加算部32と、から構成され、供給される信号に含まれるノイズを除去する。
【0023】
バンドパスフィルタ21は、A/D変換器5から供給される信号から、イグニッションノイズなどのノイズ成分を多く含む高域周波数帯の信号を抽出するために設けられている。バンドパスフィルタ21は、供給された信号の内、予め設定された高域周波数帯の信号を通過させ、それ以外の帯域の信号を除去する。
【0024】
第1演算部22は、バンドパスフィルタ21から供給される信号に、以下の数式1で表される演算処理を施す。これにより、第1演算部22は、供給される信号の振幅変化量Y(n)を所定の時間間隔で求める。
【0025】
【数1】
(n)=|X(n)−X(n−1)|
【0026】
第1ローパスフィルタ23は、第1演算部22の演算結果を表す信号の振幅変化を平滑化する。具体的には、第1ローパスフィルタ23は、第1演算部22から供給される信号の内、所定周波数よりも低い周波数の信号を通過させ、所定周波数よりも高い周波数の信号を除去する。
【0027】
ハイパスフィルタ24は、第1ローパスフィルタ23から供給される信号から、振幅変化量が所定値以下の直流成分を除去する。具体的には、ハイパスフィルタ24は、第1ローパスフィルタ23から供給される信号の内、所定周波数よりも高い周波数の信号を通過させ、所定周波数よりも低い周波数の信号を除去する。これにより、ノイズ以外の定常的な音声成分を負のレベルに変換する。
【0028】
第2演算部25は、ハイパスフィルタ24から供給される信号から、負のレベルに変換されたノイズ以外の定常的な成分を除去する。具体的には、第2演算部25は、ハイパスフィルタ24から供給される信号の振幅値Y(n)がゼロより小さいか否かを判別する。そして、振幅値Y(n)がゼロよりも小さい(Y(n)<0)と判別した場合に、振幅値Y(n)をゼロ(Y(n)=0)に設定する。これにより、バンドパスフィルタ21を通過した高域周波数帯の信号に含まれているノイズ成分が抽出される。
【0029】
第3演算部26は、第2演算部25から供給される信号に、以下の数式2で表される演算処理を施す。具体的には、第3演算部26は、予め設定された定数αと供給される信号の振幅値Y(n)との差を求める。なお、定数αは、使用する固定小数点DSPの正のフルスケール値に設定される。例えば、16ビットの固定小数点DSPを用いる場合、αは16進数の7FFFに設定される。
【0030】
【数2】
Z(n)=α−Y(n)
【0031】
第4演算部27は、第3演算部26の演算結果を表す信号を用いて、ノイズ成分を減衰させるための減衰信号を生成する。具体的には、第4演算部27は、第3演算部26から供給される信号の振幅値を2乗することにより、供給された信号のレベルを変化させる。なお、uの値は、ノイズ成分を無視できるレベルまで減衰できるように、受信機の構成及び扱う信号の種類等に応じて予め設定される。
【0032】
遅延部28は、バンドパスフィルタ21から供給される信号を遅延させ、第1乗算部29に供給する。なお、遅延部28における遅延量は、第1ローパスフィルタ23及びハイパスフィルタ24の処理によって生じる遅延量の和と実質的に等しくなるように予め設定されている。
【0033】
第1乗算部29は、第4演算部27から供給される減衰信号と遅延部28から供給される信号とを乗算する。これにより、高域周波数帯のノイズ振幅が圧縮され、高域周波数帯に含まれるノイズ成分が無視できるレベルまで減衰する。即ち、高域周波数帯に含まれるノイズが除去される。
【0034】
第2ローパスフィルタ30は、A/D変換器5から供給される信号から低域周波数帯の信号を抽出するために設けられている。第2ローパスフィルタ30は、供給された信号の内、所定周波数よりも低い低域周波数帯の信号を通過させ、所定周波数よりも高い周波数帯の信号を除去する。
【0035】
第2乗算部31は、第4演算部27から供給される減衰信号と第2ローパスフィルタ30から供給される信号とを乗算する。これにより、低域周波数帯のノイズ振幅が圧縮され、低域周波数帯に含まれるノイズ成分が無視できるレベルまで減衰する。即ち、低域周波数帯に含まれるノイズが除去される。
【0036】
加算部32は、第1乗算部29から供給される高域周波数帯の信号と第2乗算部31から供給される低域周波数帯の信号とを加算し、D/A変換器7に出力する。
【0037】
次に、DSP6が行うノイズ除去動作について説明する。
外部から無線によって供給される信号は、アンテナ1、フロントエンド2、IF増幅器3、検波器4、及び、A/D変換器5を介してDSP6に供給される。
【0038】
以下では、図3に示すような、イグニッションノイズを含む入力信号41がDSP6に入力された場合を例にとって説明する。
なお、図3に示す各波形図の縦軸はデジタル化された振幅値であり、横軸は時間である。また、DSP6が取り扱うことができる振幅値xは−1≦x≦1とする。入力信号41の振幅値は、DSP6が行う処理に余裕を持たせるために、−0.25≦x≦0.25に制限されている。
【0039】
DSP6に入力された入力信号41は、バンドパスフィルタ21及び第2ローパスフィルタ30に供給され、ノイズ成分を多く含む高域周波数帯の信号42とそれ以外の低域周波数帯の信号43とに分割される。
【0040】
具体的には、バンドパスフィルタ21は、A/D変換器5から供給される入力信号41の内、所定の高域周波数帯の信号を通過させ、それ以外の帯域の信号を除去する。これにより、図3に示す高域周波数帯の信号42が生成される。
【0041】
一方、第2ローパスフィルタ30は、A/D変換器5から供給される入力信号41の内、所定周波数よりも低い低域周波数帯の信号を通過させ、所定周波数よりも高い周波数帯の信号を除去する。これにより、図3に示す低域周波数帯の信号43が生成される。
【0042】
バンドパスフィルタ21が生成した信号42は、第1演算部22に供給されると共に、遅延部28を介して第1乗算部29に供給される。
【0043】
第1演算部22は、バンドパスフィルタ21から供給される信号42に上記した数式1で表される演算処理を施すことにより、供給される信号42の振幅変化量を求める。これにより、図3に示す信号44が生成される。
【0044】
イグニッションノイズなどのノイズは、人間などの定常的な音声に比べて急峻な振幅変動を有する。このため、イグニッションノイズの振幅変化量は、図3に示すように、定常的な音声に比べ突出して大きい。このように、第1演算部22の演算処理によって、ノイズと音声とを明確に区別できるようになる。
【0045】
第1ローパスフィルタ23は、第1演算部22から供給される信号44の内、所定周波数よりも低い周波数の信号を通過させ、所定周波数よりも高い周波数の信号を除去する。これにより、第1ローパスフィルタ23は、図3に示すように、信号44の振幅変化を平滑化した信号45を生成する。このように、振幅変化を平滑化することにより、信号45からイグニッションノイズ以外の音声成分を除去しやすくなる。
【0046】
ハイパスフィルタ24は、第1ローパスフィルタ23から供給される信号45の内、所定周波数よりも高い周波数の信号を通過させ、所定周波数よりも低い周波数の信号を除去する。これにより、図3に示す信号46が生成される。
【0047】
続いて、第2演算部25は、ハイパスフィルタ24から供給される信号46に含まれる負の成分を除去(Y(n)=0)する。これにより、第2演算部25は、供給された信号46からイグニッションノイズの成分を抽出する。この結果、図3に示す信号47が生成される。
【0048】
そして、第3演算部26は、第2演算部25から供給される信号47に上記した数式2で表される演算処理を施す。これにより、図3に示す信号48が生成される。
【0049】
続いて、第4演算部27は、第3演算部26から供給される信号48の振幅値を2乗する。これにより、第4演算部27は、信号48の振幅値を変化させ、図3に示す減衰信号49を生成する。
【0050】
例えばu=4に設定した場合、入力信号41の取り得る最大振幅値0.25に近い振幅値を有するイグニッションノイズは、約1/12の振幅値まで圧縮することができる。
【0051】
そして、第1乗算部29は、第4演算部27が生成した減衰信号49と遅延部28が遅延させた信号42とを乗算し、信号42に含まれているイグニッションノイズの成分を減衰させる。
【0052】
また、第2乗算部31は、第4演算部27が生成した減衰信号49と第2ローパスフィルタ30が生成した信号43とを乗算し、信号43に含まれているイグニッションノイズの成分を減衰させる。
【0053】
そして、加算部32は、第1乗算部29から供給されるイグニッションノイズが除去された高域周波数帯の信号と、第2乗算部31から供給されるイグニッションノイズが除去された低域周波数帯の信号と、を加算する。これにより、加算部32は、入力信号41からイグニッションノイズが除去された信号50を生成する。
【0054】
以上のようにしてノイズ成分が除去された信号50は、D/A変換器7によってアナログ信号に変換された後、低周波増幅器8を介してスピーカ9に供給され、音声として出力される。
【0055】
上記したように、ノイズ成分を除去するための減衰信号49は、信号42に含まれているノイズから生成されたものである。このため、減衰信号49のレベルは、信号42に含まれているノイズのレベルに応じて変化する。その結果、イグニッションノイズの成分のみを効率よく確実に減衰させることができる。言い換えると、ノイズ以外の音声は除去されないので、音声の明瞭度を低下させることがない。
【0056】
また、信号42の振幅変化量を求めることによってノイズを抽出するため、微弱なノイズも抽出することができる。これにより、微弱なノイズも確実に減衰させることができる。
【0057】
さらに、ノイズを除去するための処理はDSP6上で行われるので、ノイズを除去するタイミングがずれてしまうことがなく、確実にノイズを除去することができる。
【0058】
なお、DSP6は、図4に示すように、第2遅延部33をさらに備えてもよい。第2遅延部33は、第2ローパスフィルタ30が生成する低域周波数帯の信号43を遅延させ、第2乗算部31に出力する。なお、第2遅延部33における遅延量は、第1ローパスフィルタ23及びハイパスフィルタ24の処理によって生じる遅延量の和と実質的に等しくなるように予め設定される。これにより、低域周波数帯の信号43に含まれるノイズ成分と減衰信号49のパルスとのタイミングがより一致し、より確実にノイズを除去することができる。
【0059】
また、本発明の装置は、専用の装置を用いる必要はなく、通常のコンピュータにより実現することができる。例えば、コンピュータに上記した各処理を実行させるためのプログラム及びデータを記録媒体(FD、CD−ROM、DVD、及び、半導体メモリ等)に記録して配布し、これをインストールしてOS上で実行することにより、この発明の装置を実現できる。また、上記プログラム及びデータは、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、コンピュータに、例えば搬送波に重畳してダウンロード等するものとしてもよい。
【0060】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によって、信号に含まれる雑音を確実に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる受信機の構成図である。
【図2】図1の受信機を構成するDSPの構成図である。
【図3】図2のDSPを構成する各部が生成する信号の波形図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかる受信機の他の構成図である。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 フロントエンド
3 IF増幅器
4 検波器
5 A/D変換器
6 DSP
7 D/A変換器
8 低周波増幅器
9 スピーカ
21 バンドパスフィルタ
22 第1演算部
23 第1ローパスフィルタ
24 ハイパスフィルタ
25 第2演算部
26 第3演算部
27 第4演算部
28 遅延部
29 第1乗算部
30 第2ローパスフィルタ
31 第2乗算部
32 加算部
33 第2遅延部

Claims (8)

  1. 外部から供給される外部信号から、所定周波数より高い周波数帯域の信号を抽出する第1のフィルタと
    前記第1のフィルタにより抽出された信号に基づいて、当該外部信号に含まれる雑音を減衰させるための減衰信号を生成する減衰信号生成手段と、
    前記減衰信号生成手段により生成された当該減衰信号を用いて、当該外部信号から雑音を減衰させる雑音減衰手段と、
    を備え、
    前記減衰信号生成手段は、前記第1のフィルタにより抽出された信号の単位時間あたりの振幅変化量を計算し、前記計算された振幅変化量が所定値以下の成分を前記抽出された信号から除去し、前記除去されて得られた信号のうち振幅値がゼロより小さい信号をゼロにする、ことにより得られた信号と、所定の定数と、の差を計算し、当該差に基づいて当該減衰信号を生成する、
    ことを特徴とする雑音除去装置。
  2. 前記第1のフィルタにより抽出された信号を遅延させる信号遅延手段を更に備え、
    前記雑音減衰手段は、前記減衰信号生成手段により生成された減衰信号と、前記信号遅延手段により遅延された信号とを乗算することにより、該外部信号から当該雑音を減衰させる、
    ことを特徴とする請求項に記載の雑音除去装置。
  3. 当該外部信号から当該所定周波数より低い周波数帯域の信号を抽出する第2のフィルタを更に備え、
    前記雑音減衰手段は、前記減衰信号生成手段により生成された減衰信号と、前記第2のフィルタにより抽出された信号とを乗算することにより、当該外部信号から当該雑音を減衰させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の雑音除去装置。
  4. 前記雑音減衰手段は、
    (a)前記減衰信号生成手段により生成された減衰信号と、前記信号遅延手段により遅延された信号とを乗算して得られた信号と、
    (b)前記減衰信号生成手段により生成された減衰信号と、前記第2のフィルタにより抽出された信号とを乗算して得られた信号と、
    を加算することにより、当該外部信号から当該雑音を減衰させる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の雑音除去装置。
  5. 外部から供給される外部信号から、所定周波数より高い周波数帯域の信号を抽出する第1の抽出工程と
    前記第1の抽出工程により抽出された信号に基づいて、当該外部信号に含まれる雑音を減衰させるための減衰信号を生成する減衰信号生成工程と、
    前記減衰信号生成工程で生成された前記減衰信号を用いて、当該外部信号から雑音を減衰させる雑音減衰工程と、
    を備え
    前記減衰信号生成工程は、前記第1の抽出工程により抽出された信号の単位時間あたりの振幅変化量を計算し、前記計算された振幅変化量が所定値以下の成分を前記抽出された信号から除去し、前記除去されて得られた信号のうち振幅値がゼロより小さい信号をゼロにする、ことにより得られた信号と、所定の定数と、の差を計算し、当該差に基づいて当該減衰信号を生成する、
    ことを特徴とする雑音除去方法。
  6. 前記第1の抽出工程により抽出された信号を遅延させる信号遅延工程を更に備え、
    前記雑音減衰工程は、前記減衰信号生成工程により生成された減衰信号と、前記信号遅延工程により遅延された信号とを乗算することにより、当該外部信号から当該雑音を減衰させる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の雑音除去方法。
  7. 当該外部信号から当該所定周波数より低い周波数帯域の信号を抽出する第2の抽出工程を更に備え、
    前記雑音減衰工程は、前記減衰信号生成工程により生成された減衰信号と、前記第2の抽出工程により抽出された信号とを乗算することにより、当該外部信号から当該雑音を減衰させる、
    ことを特徴とする請求項6に記載の雑音除去方法。
  8. コンピュータを、
    外部から供給される外部信号から、所定周波数より高い周波数帯域の信号を抽出する第1のフィルタ
    前記第1のフィルタにより抽出された信号に基づいて、当該外部信号に含まれる雑音を減衰させるための減衰信号を生成する減衰信号生成手段
    前記減衰信号生成手段により生成された当該減衰信号を用いて、当該外部信号から雑音を減衰させる雑音減衰手段
    として機能させ、
    前記減衰信号生成手段は、前記第1のフィルタにより抽出された信号の単位時間あたりの振幅変化量を計算し、前記計算された振幅変化量が所定値以下の成分を前記抽出された信号から除去し、前記除去されて得られた信号のうち振幅値がゼロより小さい信号をゼロにする、ことにより得られた信号と、所定の定数と、の差を計算し、当該差に基づいて当該減衰信号を生成する、
    ことを特徴とするログラム。
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