JP3999958B2 - 電子ペーパファイル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フレキシブルな表示媒体である電子ペーパを複数まとめてノート状にした電子ペーパファイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
情報化社会の発展に伴い、CRT(CathodeRayTube)やLCD(liquidcrystaldisplay)等の表示媒体の性能も急速に向上している。しかしながら、これら表示媒体は、読みやすさ・使いやすさの点でいえば、古くから情報媒体として使用されている“紙”に優るものとはなっていない。そこで、フレキシブルな表示媒体として“電子ペーパ”という新しい概念が提案されるようになり、この電子ペーパの実現技術として様々な方式が検討されてきた(日本画像学会発行「JapanHardcopy'99 論文集」P209〜P251参照)。
【0003】
更に、近年では、複数の電子ペーパを複数まとめてノート状にした電子ペーパファイルも提案されている(特表平11−502950号公報等)。このような電子ペーパファイルによれば、多数の電子ペーパを管理するのが容易になるだけでなく、電子ペーパを更に読みやすく使いやすい表示媒体として活用することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電子ペーパファイルによると、百科辞典データや論文集データのように膨大なサイズのデータの全部を電子ペーパに表示しきれない場合があった。もっとも、この問題は、膨大なページ数の電子ペーパを電子ペーパファイルに装着しておけば解決するが、このような電子ペーパファイルは、持ち運びが不便であるだけでなく操作性も悪い。
【0005】
また、従来の電子ペーパファイルによると、電子ペーパに表示されている内容を簡便な操作で編集することができない。すなわち、電子ペーパに表示されている内容も、例えば紙製のノートに文字や図柄を書き込むという慣れ親しんだ感覚で編集できるようにするのが望ましいが、このような編集技術は未だ確立されていないのが現状である。
【0006】
本発明は、上記従来の事情に基づいて提案されたものであって、操作性に優れた電子ペーパファイルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために以下の手段を採用している。
【0008】
まず、本発明は、表示部での表示機能を有したシート状のフレキシブルな表示媒体である電子ペーパと当該電子ペーパを複数枚装着することができる本体とからなる電子ペーパファイルを前提としている。
【0009】
ここで、記憶手段は、上記電子ペーパ上に表示がされる表示用データを記憶する。また、ページ指定手段は、上記表示用データにおける所望のページについての指定を受ける。また、表示制御手段は、上記表示用データを上記記憶手段から取得して、その表示用データに基づく表示を上記電子ペーパの面上に行う。さらに、物理的な接続機能と電気的な接続機能とを併せもった一対の接続端子の一方を上記電子ペーパが備えたとともに、その接続端子の他方を具備した接続部材を複数配列接続させて成る接続体を上記本体が所定位置 に固定させて備えたことによって、各電子ペーパが上記本体に対し着脱可能とされ、また、さらに、上記他方の側の接続端子における上記電子ペーパの着脱状況を検知する着脱検知手段を備えて、上記表示制御手段が、上記ページ指定手段にて指定を受けた所望のページ及びそれに連続した別のページについての表示用データを上記記憶手段から取得して、その表示用データに基づく表示を一の上記電子ペーパに及びそれに続くものとして上記着脱検知手段にて装着が検知された別の電子ペーパ上に行う。
【0010】
このようにすれば、膨大なページ数の電子ペーパを電子ペーパファイルに装着しておかなくても、百科辞典データや論文集データのように膨大なサイズのデータの全部を電子ペーパに表示することが可能となるため、電子ペーパファイルの操作性が向上する。
【0011】
また、電子ペーパに表示されている内容を簡便な操作で編集するために、以下の手段をさらに採用してもよい。
【0012】
すなわち、位置指定手段は、上記電子ペーパの表示面における所望の位置又は領域についての指定を受ける。また、編集手段は、上記記憶手段が記憶する上記表示用データのうち、所望の上記ページにつき上記位置指定手段によって指定された所望の上記位置又は領域に対応したデータを、編集して更新する。
【0013】
このようにすれば、所定の(電子ペーパの)ページを編集すると、この編集に関連する他のページも自動的に更新されることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に従って本発明の実施の形態を説明する。尚、以下の実施の形態は本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
【0015】
まず、本発明の電子ペーパファイル100は、図1に示すように、フレキシブルな表示用媒体である電子ペーパ101と、この電子ペーパ101を複数ページ装着可能な本体102とからなる。
【0016】
そして、上記本体102の背板103の所定位置には、電子ペーパに表示するデータ(以下「表示用データ」という)をCD−ROMやフラッシュメモリ等の記録媒体から取得する本体信号授受手段104と、このように取得した表示用データを記憶する第一の記憶手段105とが配設されている。
【0017】
すなわち、上記本体信号授受手段104と記録媒体とを接続すると、この記憶媒体に記録されている表示用データが上記第一の記憶手段105に入力されて記憶されるようになっている。なお、この第一の記憶手段105としては、上記本体102に内蔵されるICメモリや、ICカードのような記憶媒体などを採用することができる。
【0018】
ここで、ユーザは、図2に示すページ指定手段108に配設されたボタンを用いることによって、上記第一の記憶手段105に記憶された表示用データの所望のページ番号を指定する。これによって、このように指定されたページ番号がページ表示手段107に表示されると、ユーザは、正しくページ番号が指定できているかどうかを確認する。そして、正しくページ番号が指定できていることを確認したユーザが、上記ページ指定手段108に配設された転送ボタン310を押すと、上記のように指定したページ番号が、背板103に備えられた第一の表示制御手段106に転送されるようになっている。
【0019】
これによって、第一の表示制御手段106は、上記のように指定されたページ番号に基づいて上記第一の記憶手段105から表示用データを取得する。もっとも、このように取得した表示用データの形式はASCII形式やBinary形式など様々な形式であるため、第一の表示制御手段106は、この表示用データの形式を電子ペーパ101の表示部121の表示形式であるドット形式に変換して表示用ドライバ122に転送するようになっている。
【0020】
尚、電子ペーパファイルの電源を投入したとき、上記第一の表示制御手段106が後述する電子ペーパの発光シートを自動的に発光させるようにしておくのが好ましい。
【0021】
ところで、上記本体102と上記電子ペーパ101とは、一対の接続端子(例えば、雌雄一対の接続端子)をそれぞれに備え、物理的・電気的に接続可能となっている。もちろん、物理的に接続されていなくとも電気的に接続されていれば、表示用データに対応する文字等を上記表示部121に表示することが可能である。なお、電気的に接続する方法としては、上記本体102と上記電子ペーパ101の両方に無線通信機能(例えばIRDAやBluetooth等に沿った通信機能)を備える方法がある。
【0022】
また、本発明にかかる電子ペーパ101は、本体102から取り外すことが可能である。そこで、電子ペーパ101が装着されている接続端子21にのみ表示用データを転送するために、以下に説明する着脱検知手段30を上記本体102に設けるようにしてもよい。
【0023】
すなわち、図10(a)に示すように、本体102側の接続端子21は、当該本体102の所定位置に固定された状態で配列されている。また、第一の記憶手段105には、本体102側の各接続端子21を識別するための番号(以下「接続端子識別番号」という)が、その配列順序とともに記憶されている。
【0024】
上記接続端子識別番号の決め方は特に限定されるものではないが、電子ペーパファイルの表紙31から離れるに従って大きな番号とするのが好ましい。すなわち、ここでは図10(b)に示すように、表紙31に最も近い位置にある接続端子21の接続端子識別番号を“1”、表紙31に2番目に近い位置にある接続端子21の接続端子識別番号を“2”、表紙31に3番目に近い位置にある接続端子21の接続端子識別番号を“3”、表紙31に4番目に近い位置にある接続端子21の接続端子識別番号を“4”としている。
【0025】
そこで、上記着脱検知手段30は、電子ペーパ101が装着されている接続端子21を検知(後述する)すると、このように検知した接続端子21の接続端子識別番号を第一の記憶手段105から取得する(図11、S111)。例えば、接続端子識別番号が“1”の接続端子21と接続端子識別番号が“3”の接続端子21とに電子ペーパ101が装着されている場合、上記着脱検知手段30は、この接続端子識別番号“1”及び“3”を第一の記憶手段105から取得する
ことになる。
【0026】
そして、上記着脱検知手段30は、このように取得した接続端子識別番号“1”及び“3”の接続端子21について、その接続順序を識別するための番号(以下「接続順序識別番号」という)を付与する(図11、S112)。すなわち、ここでは、表紙31に最も近い位置にある接続端子21(つまり、接続端子識別番号“1”の接続端子21)と、表紙31に3番目に近い位置にある接続端子21(つまり、接続端子識別番号“3”の接続端子21)とに電子ペーパが装着されている。したがって、上記着脱検知手段30は、装着されている電子ペーパ101が表紙31に最も近いことを意味する接続順序識別番号“C1”を接続端子識別番号“1”の接続端子21に付与する(後述する)とともに、装着されている電子ペーパ101が表紙31に2番目に近いことを意味する接続順序識別番号“C2”を接続端子識別番号“3”の接続端子21に付与することになる。
【0027】
さらに、上記着脱検知手段30は、上記のように接続順序識別番号“C1”及び“C2”を付与した旨を第一の記憶手段105に記憶しておくとともに(図11、S113)、これら接続順序識別番号“C1”及び“C2”を上記第一の表示制御手段106に通知しておく。これによって、この通知を受けた第一の表示制御手段106は、これら接続端子識別番号“1”及び“3”の接続端子21に表示用データを転送する。このようにすれば、電子ペーパが接続されていない接続端子21へ表示用データを送信すること(表示漏れ)なく、表紙に近い電子ペーパから順に表示用データを表示することができる(図11、S114)。
【0028】
なお、上記の説明では「接続順序識別番号を接続端子21に付与する」と表現しているが、このように接続順序識別番号を付与する具体的方法は特に限定されるものではない。例えば、第一の記憶手段105に記憶されている接続端子識別番号“1”〜“4”のうち、電子ペーパ101が装着されている接続端子21の接続端子識別番号“1”及び“3”についてのみ、その対応する記憶領域にフラグを立てることで、上記接続順序識別番号“C1”を接続端子識別番号“1”の接続端子21に付与するとともに、上記接続順序識別番号“C2”を接続端子識別番号“3”の接続端子21に付与したこととみなしてもよい。
【0029】
以下、電子ペーパ101が装着されている接続端子21を上記着脱検知手段30が検知する技術について説明する。
【0030】
まず、図12に示すように、上記本体102に着脱検知手段30を設け、この着脱検知手段30から2つの“1”信号を各接続端子21に出力する。このとき、電子ペーパ101が接続端子21に装着されていると、当該2つの“1”信号は、電子ペーパ側にある接続端子13を介して、電子ペーパの表示駆動部12にあるアンドゲート33に入力される。そして、このアンドゲート33から“1”信号を上記接続端子13と上記接続端子21とを介して上記着脱検知手段30に返すようにする。このようにすれば、着脱検知手段30は、電気信号の出力先の接続端子21に電子ペーパ101が接続されていることを検知することができる。
【0031】
また、図13に示すように、本体102の背板103の内面に押しボタン34を設けた構成としても、上記と同様の効果を得ることができる。すなわち、所定の接続端子21に電子ペーパ101が装着されると同時に、当該電子ペーパ101によって押しボタン34が押下されるようにしておく。このようにすれば、着脱検知手段30は、この押しボタン34が押下されたことによって、所定の接続端子21に電子ペーパ101が装着されたことを検知することができる。
【0032】
あるいは、図14に示すように、接続端子21の突出方向に光を発するフォトカプラ35を本体102に設け、この光の反射光量をもとに、着脱検知手段30が電子ペーパ101の脱着を検知する構成としてもよい。すなわち、接続端子21に電子ペーパ101が装着されていると、フォトカプラ35から発せられた光は、電子ペーパ101によって反射される。従って、上記着脱検知手段30は、フォトカプラ35が一定の反射光量を受け取ったことを認識すると、当該接続端子21に電子ペーパ101が装着されていることを検知するようになっている。
【0033】
以上では、本体側の接続端子21が上記背板103に固定されている構造について述べたが、この接続端子21は、以下に説明するように回転できると便利である。
【0034】
すなわち、図15に示すように、所定長さの円筒形の可動軸片50の上下端部に、他の可動軸片50の上下端部と相互に回転自在に接続可能な差込部50a・50bを設ける。この可動軸片50の内周面には、図16(b)に示すように、周方向に次第に幅が広くなる反射部53が描かれており、また、この可動軸片50の外周の軸方向には、本体側の接続端子21が配設されている。そして、このように構成された可動軸片50を相互につなぎ合わせると接続体52が形成されることになる。
【0035】
一方、図17に示すように、フォトカプラ54は、上記反射部53と対向するように、上記可動軸片50内の素子固定軸55に固定されている。また、この素子固定軸55は、上記接続体52に挿入された状態で軸端片56に固定されている。さらに、この軸端片56は、上記接続体52の上下端と回転自在に固定されており、また、上記背板103の内面に固定されている。なお、軸端片56を背板103の内面に固定する手段および素子固定軸55の両端を軸端片56の両端に固定する手段は、本発明の本質ではないので、ここでは詳しい説明を省略する。
【0036】
さて、上記のように接続体52が背板103に取り付けられた状態では、各フォトカプラ54は同じ方向に光を出射する。また、この状態で、各可動片50に取り付けられた接続端子21の向きを揃えると、各接続端子の内面に描かれた反射部53も、その内周に沿った軸方向に同じ幅を示すことになる。これによって、上記各可動軸片50の回転角(即ち、各電子ペーパ101の回転角)に対応する信号をフォトカプラ54が出力することになるのはいうまでもない。
【0037】
以上では、各可動軸片50が相互に直接接続される構成について説明したが、図19に示すように、各可動軸片50の間に中間固定片57を介在させると、更に安定して接続体52を背板103に取り付けることができる。
【0038】
即ち、中間固定片57に対して各可動片50の差込部50a・50bを回転自在に差し込み、これら可動片50からなる接続体52を得る。そして、この接続体52を上記と同様に軸端片56で背板103に固定するとともに、上記中間固定片57でも背板103に固定しておく。なお、この場合の素子固定軸55は上記と同様の構成(図17参照)でもよいが、図20に示すように、各中間固定片57あるいは軸端片56から素子固定軸55を各可動片50の内部に突出させるように構成してもよい。
【0039】
ここで、図21に示すように、上記フォトカプラ54に代えてバリアブル抵抗70を使用するようにしても、各電子ペーパの回転角を得ることができる。即ち、可動軸片50の回転を妨げないようにドーナツ上のバリアブル抵抗70を素子固定軸55に固定し、このドーナツ上のバリアブル抵抗70に接する可動端子71を各可動軸片50の内面に備えるようにする。このようにすれば、上記接続端子21を同じ方向に向けた時に各バリアブル抵抗70が同じ値を出力することになるので、各電子ペーパの回転角が得られることになる。
【0040】
尚、上記の説明では、反射部53を可動軸片50の内周面に描くこととしているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、可動軸片50が透明な材質で作られている場合は、反射部53を可動軸片50の外周面に描いても同様の効果が得られる。
【0041】
さて、上記のようにフォトカプラ54又はバリアブル抵抗70を使用することで本体側の各接続端子21の回転角が得られると、この回転角は、本体102にある位置検知手段36によって着脱検知手段30に通知されるようになっている。これによって、着脱検知手段30は、電子ペーパ101が装着されている接続端子21を検知した後、上記通知内容に基づいて、当該検知された接続端子21に接続順序識別番号を付与するようになっており、以下その動作を詳しく説明する。
【0042】
なお、以下では、図17(a)(b)に示すように、上側の軸端片56に最も近い位置にある接続端子21の接続端子識別番号を“1”、上側の軸端片56に2番目に近い位置にある接続端子21の接続端子識別番号を“2”、上側の軸端片56に3番目に近い位置にある接続端子21の接続端子識別番号を“3”、上側の軸端片56に4番目に近い位置にある接続端子21の接続端子識別番号を“4”として説明する。また、これら接続端子識別番号“1”〜“4”は、その配列順序とともに上記第一の記憶手段105に記憶されていることを前提とする。
【0043】
まず、上記したように、着脱検知手段30は、上記位置検知手段36から回転角を通知された後、電子ペーパ101が装着されている接続端子21を検知する。もちろん、位置検知手段36が回転角を得る動作と、電子ペーパ101が装着されている接続端子21を着脱検知手段30が検知する動作との開始順序は限定されるものではない。すなわち、これら動作は、並行して行われてもかまわない(図18、S181及びS182)。
【0044】
次いで、着脱検知手段30は、上記のように検知した接続端子21の接続端子識別番号を第一の記憶手段105から取得する。例えば、接続端子識別番号が“1”の接続端子21と接続端子識別番号が“3”の接続端子21とに電子ペーパ101が装着されている場合、上記着脱検知手段30は、この接続端子識別番号“1”及び“3”を第一の記憶手段105から取得することになる。
【0045】
そして、上記着脱検知手段30は、このように取得した接続端子識別番号“1”及び“3”の接続端子21について、その接続順序識別番号を付与する(図18、S183)。ただし、ここでは可動軸片50が回転する構成を想定しているので、当該接続順序識別番号の付与処理は、以下に説明するように、上記位置検知手段36から通知された回転角に基づいて行う。
【0046】
例えば、接続端子識別番号が“2”の接続端子21、接続端子識別番号が“1”の接続端子21、接続端子識別番号が“4”の接続端子21、接続端子識別番号が“3”の接続端子21の順に、その回転角が小さい旨の通知を着脱検知手段30が位置検知手段36から受けている場合について説明する。すなわち、この場合の着脱検知手段30は、装着されている電子ペーパ101が表紙31に最も近いことを意味する接続順序識別番号“C1”を接続端子識別番号“1”の接続端子21に付与するとともに、装着されている電子ペーパ101が表紙31に2番目に近いことを意味する接続順序識別番号“C2”を接続端子識別番号“3”の接続端子21に付与することになる。
【0047】
さらに、上記着脱検知手段30は、上記のように接続端子識別番号“C1”及び“C2”を付与した旨を第一の記憶手段105に記憶しておくとともに(図18、S184)、これら接続端子識別番号“C1”及び“C2”を上記第一の表示制御手段106に通知しておく。これによって、この通知を受けた第一の表示制御手段106は、これら接続端子識別番号“1”及び“3”の接続端子21に表示用データを転送する。このようにすれば、電子ペーパが接続されていない接続端子21へ表示用データを送信すること(表示漏れ)なく、表紙に近い電子ペーパから順に表示用データを表示することができる(図18、S185)。
【0048】
ところで、以上で述べた電子ペーパ101側の接続端子13は、電子ペーパ101の所定の位置に固定されているので、電子ペーパ101は、当該接続端子13と対応した位置にある本体側の接続端子21にのみ接続することが可能である。したがって、図22(a)(b)に示すように、複数の接続端子21が本体102の縦方向に対してそれぞれ異なる位置に設けられている場合は、この本体側の各接続端子21に接続可能な位置に接続端子13を持つ電子ペーパ101を用意しなければならないという不具合があった。そこで、このような不具合を解決するために、以下の構成を採用するようにしてもよい。
【0049】
すなわち、図23に示すように、電子ペーパ101側の端部に、表示用データを転送するために必要な数のリード40を縦方向に平行に配設しておく。
【0050】
一方、図24に示すように、上記可動軸片50から、電子ペーパ101をその厚み方向に弾性で挟み込む2枚の挟み板41を当該可動軸片50の径方向に突設しておく。そして、この挟み板41の内面に、電子ペーパ101に設けた平行リ−ド40のそれぞれと先端が当接する導出リ−ド42を設け、この導出リ−ド42を本体内の導出リ−ド42に導くように構成する。
【0051】
ここで、各接続端子21を構成する導出リ−ド42の数は、電子ペーパ側の平行リ−ド40の数と同じであり、また、当該導出リ−ド42は、その先端のみで上記平行リ−ド40と電気的に接続可能な接点43を持っている。そして、この本体側の接続端子21にある挟み板41で電子ペーパ側の接続端子13を両側から挟み込むことで、各平行リ−ド40a・b・c・dと各接点43a・b・c・dとが接するようになっている。これによって、上記第一の表示制御手段106によって転送された表示用データが、接点43a・b・cを介して所定の接続端子13に流れるようになるのはいうまでもない。
【0052】
また、上記のように着脱検知手段30が通知した接続順序識別番号に基づいて第一の表示制御手段106が表示処理を行うと、電子ペーパ101が装着されている接続端子21の接続順序識別番号が当該電子ペーパ101に表示されるようにしてもよい。このように接続順序識別番号を電子ペーパ101に表示すれば、当該電子ペーパ101を本体102から取り外した後でも、ユーザは、この接続順序識別番号を見ることで、電子ペーパ101に表示されている表示用データの順番を容易に判別することができる。
【0053】
ところで、ある接続端子21に装着されていた電子ペーパ101を取り外し、異なる接続端子21に当該電子ペーパ101を装着すると、表示用データがページ順に表示されない場合がある。このような不具合を解決するためには、本体102に備えられた第一の記憶手段105に表示用データを記憶しておくとともに、上記着脱検知手段30が電子ペーパ101の着脱を常に監視するように設定しておけばよい。
【0054】
即ち、着脱検知手段30は、電子ペーパ101が接続端子21に装着されたこと又は電子ペーパ101が接続端子21から取り外されたことを検知すると、上記のように、電子ペーパ101が装着されている接続端子21の接続順序識別番号を第一の表示制御手段106に通知する。これによって、第一の表示制御手段106は、第一の記憶手段105から表示用データを読み出し、上記のように通知された接続順序識別番号に基づいて表示処理を行う。
【0055】
なお、ここでは、本体102に備えられた第一の記憶手段105に表示用データを記憶しておくこととしているが、電子ペーパ101に備えられた第二の記憶手段105b・c・dに表示用データを記憶しておくようにしても同様の効果が得られる。すなわち、表示用データが記憶されている第二の記憶手段105b・c・dが電子ペーパ101にある場合、第一の表示制御手段106は、この第二の記憶手段105b・c・dから表示用データを取得して、上記のように表示処理を行うようにしてもよい。
【0056】
また、本体102に上記位置検知手段36が備えられている場合、この位置検知手段36は、着脱検知手段30と連動することによって、上記のように接続順序識別番号を接続端子21に付与するとともに、この接続順序識別番号を第一の表示制御手段106に通知することになるのはいうまでもない。
【0057】
さらに、本体102に図示しない所定のボタンを設け、このボタンをユーザが押下したときに、上記着脱検知手段30または上記位置検知手段36が作動するようにしてもよい。あるいは、電子ペーパファイルの電源投入時や電子ペーパの表示を一旦クリアにした時に、上記着脱検知手段30または上記位置検知手段36が作動するようにしてもよい。
【0058】
ここで、上記表示部121は、図3に示すように、所定の表示媒体を備えた表示シートAと、この表示シートAを照明するための発光シートBとからなり、以下その生成手順について説明する。
【0059】
まず、上側のベースフィルムA2上にITO電極(行電極)A3を形成するとともに、下側のベースフィルムA6上にITO電極(列電極)A5を形成し、この列電極A5の上に表示媒体(例えば強誘電性高分子液晶)A4を一定の厚みで塗布する。次いで、この行電極A3と列電極A5とが相互に向き合い且つマトリクス状となるように貼り合わせ、更に、上記表示媒体A4の分子を所定の配向とした後、偏光板A1・A7で両側から挟んで貼り合わせる。これによって、表示シートAが生成されることになる。
【0060】
これに対し、上記発光シートBは、その全面が一様に発光すればよいため、上側のベースフィルムB1上に共通電極(陽極)B2を形成するとともに、下側のベースフィルムB6上に共通電極(陰極)B5を形成し、この共通電極B5の上に、絶縁層B3を用いて所定のパターンで発光媒体(例えば有機エレクトロルミネセンス)B4を形成した後、この共通電極B2と共通電極B5とが相互に向き合うように貼り合わせて生成する。
【0061】
最後に、発光シートBが表示シートAを照明するよう、上記のように生成した発光シートBを表示シートAの下側に貼り合わせる。
【0062】
尚、表示シートAで使用する表示媒体A4は、上記のような不揮発性の材料に限定する必要はない。例えば、正電荷を有する粒子に結合する色素材料と、負電荷を有する粒子に結合する物質(pHが当該色素材料と逆の物質)等とを内蔵したマイクロカプセルを上記表示媒体A4として採用することもできる。このようなマイクロカプセルの構造は、特表平11−502950号公報に詳しい。
【0063】
ここで、画素の白黒表示は、以下に説明するシャッター機能を利用したマトリクス制御によって行う。すなわち、表示シートAの列電極A5・行電極A3間に所定電圧を印加すると、光を透過しない方向に表示媒体A4の分子の配向が変化し(シャッターがONとなり)、この列電極A5及び行電極A3によって特定される画素が黒く表示される。一方、上記所定電圧(以下「正電圧」という)の逆電圧を印加した場合は、光を透過する方向に表示媒体A4の分子の配向が変化し(シャッターがOFFとなり)、この画素は白く表示される。
【0064】
一方、発光シートBの共通電極B2・B5間に電圧を印加すると、発光媒体B4の全面が発光して表示シートAを照明する。すなわち、発光媒体B4が発光すると、この光を透過する白画素(シャッターがOFFとなっている画素)が点灯するようになっている。
【0065】
なお、上記したように発光媒体B4は所定のパターンで形成するようにしているため、発光シートBの共通電極B2・B5をマトリクス状の個別電極(すなわち行電極及び列電極)とし、この個別電極毎に印加する電圧を変えれば、例えばタイトル領域など、強調したい領域のみを照明することが可能となる。
【0066】
また、発光シートBをモノカラーで発光させる場合は全面一様に単色の光源を配置しておけばよいが、フルカラーで発光させる場合はマトリクス状にRGB(RedGreenBlue)の光源を配置しておく。フルカラーであっても全面一様に発光させる場合は、上記のように個別電極とするまでもなく共通電極B2・B5であってもかまわない。
(実施の形態1)
まず、本体側の接続端子21が固定された状態で配列されている電子ペーパファイル100の電源を投入すると、上記着脱検知手段30が起動する。そして、この着脱検知手段30によって、接続端子21における電子ペーパ101の着脱状況がページ数認識手段303に通知されるようになっている。
【0067】
ここで、上記ページ数認識手段303は、上記着脱検知手段30からの通知を受けたことによって、何ページの電子ペーパ101が本体102に装着されているかを認識する(図4、S1)。なお、着脱検知手段30が、電子ペーパ101が装着されている接続端子21の接続順序識別番号を第一の表示制御手段106に通知する点は上記した通りである。
【0068】
一方、図15に示すように、上記可動軸片50に接続端子21が接続されている場合、この電子ペーパファイルの電源が投入されると、上記着脱検知手段30と上記位置検出手段36とが起動する。そして、このように起動した着脱検知手段30は、電子ペーパ101の着脱状況をページ数認識手段303に通知するとともに、上記のように付与した接続順序識別番号を第一の表示制御手段106に通知する。
【0069】
以下、上記接続端子識別番号が1から5の接続端子21に電子ペーパが装着されていることを前提に説明する。また、電子ペーパファイルの電源が投入されると、上記第一の表示制御手段106によって、上記第一の記憶手段105に記憶されている表示用データが、その先頭ページから順に電子ペーパ101に表示される設定となっていることを前提とする。
【0070】
すなわち、電子ペーパファイルの電源が投入されると、第一の表示制御手段106は、接続端子識別番号1から5の接続端子に装着されている電子ペーパ101に対して上記表示用データの1〜5ページを表示することになる。なお、別のページを閲覧するには、上記ページ指定手段108に含まれる改ページボタン302を用いて所望のページ番号を上記ページ表示手段107に表示させればよい。
【0071】
ここで、初期設定では、上記改ページボタン302(例えば前進キー302aと後退キー302bからなる)を1回押すと上記改ページ手段が起動し、上記表示部121に表示される表示用データが1ページ分前進又は後退するようになっている。例えば、1〜5ページ迄が上記表示部121に表示されている状況下、2〜6ページ迄を上記表示部121に表示させたい場合は、まず、上記改ページボタン302aを1回押す(図4、S2)。
【0072】
この際、改ページ手段は、表示用データの最初又は最終ページのみが電子ペーパ101に表示されているか否か判断し(図4、S3)、最初又は最終ページのみが表示されていると判断すると、上記前進キー302a又は後退キー302b押す行為を無効にする(図4、S6)。ここでは、電子ペーパ101には、1から5ページが表示されているので、上記前進キー302aを押す行為は有効となり、これによって上記ページ番号指定手段107には“2”が表示されることに
なる。
【0073】
次いで、ユーザは、上記のように“2”が表示されたことを確認したら(図4、S4)、上記ページ指定手段108に含まれる転送ボタン310を押す(図4、S5)。これによって、上記ページ表示手段107に表示されたページ番号(ここでは「2」)が上記第一の表示制御手段106に転送されることになる。
【0074】
そこで、第一の表示制御手段106は、上記表示用データの2から6ページまでを第一の記憶手段105から取得し、必要に応じてドットデータに変換した後、電子ペーパにある表示用ドライバ122に転送する。これによって、上記表示用データの2から6ページが電子ペーパ101に表示されることになるのはいうまでもない。
【0075】
尚、図5に示すように、(n−4)ページ(n:最終ページ番号)から(n)ページが電子ペーパ101に表示された状態で前進キー302aを押すと、この電子ペーパ101には、(n−3)ページから(n)ページが表示される結果、1ページの電子ペーパ101には何も表示されない状態となる。
【0076】
また、ここでは、ページ表示手段107を確認したのち転送ボタン310を押すことで、電子ペーパ101に表示されるページの前進後退を行うことしているが、上記改ページボタン302を押すと、電子ペーパ101に表示されるページの前進後退が自動的に行われるようにしてもよい。
【0077】
次いで、上記ページ指定手段108に含まれるモード変換ボタン301を押すと、改ページボタン302のモードが変換し、ページ番号の表示モードが変わる。そこで、ユーザが上記ページ指定手段108に含まれるテンキー304を用いて閲覧したいページ番号を直接入力すると、上記改ページ手段が起動して以下の処理を行う(図4、S7)。
【0078】
すなわち、改ページ手段は、入力されたページ番号が上記n以下であるか否かを判断する(図4、S8)。そして、このページ番号が上記n以下である場合は、当該ページ番号がページ表示手段107に表示されることになり(図4、S9)、反対にnを越える場合は、改ページ手段によって当該ページ入力操作が無効とされる(図4、S10)。
【0079】
そして、所望のページ番号がページ表示手段107に表示されていることを確認した時点でユーザが上記転送ボタン310を押すと(図4、S5)、このページ番号を先頭とする5ページ分のデータが上記第一の表示制御手段106に転送される。この後、所望の表示用データが上記表示部121に表示されるまでの処理は、初期状態の改ページボタン302を用いてページ番号を指定した場合と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0080】
更に、上記モード変換ボタン301を2回続けて押すと改ページ手段が起動し、つづいて上記改ページボタン302を1回押すと、電子ペーパ101に表示される表示用データのページ番号が装着ページ数分前進又は後退するようになっている。
【0081】
すなわち、上記モード変換ボタン301を2回続けて押すと、上記着脱検知手段30が起動して、接続端子21における電子ペーパ101の着脱状況を検知する。そして、上記ページ数認識手段303は、この着脱状況に基づいて、現在何枚の電子ペーパが装着されているかを認識する。
【0082】
つづいて上記改ページボタン302を1回押すと(図4、S11)、上記改ページ手段は、現在表示されているページから装着ページ数分(ここでは5ページ分)前進又は後退した状態で、表示対象となるページがあるか否かを判断する(図4、S12)。そして、表示対象となるページがあると判断した場合は、上記装着ページ数分前進又は後退した後に、電子ペーパ101のトップページに表示されるページ番号がページ表示手段107に表示される。一方、表示対象となるページが無いと判断した場合、上記改ページボタン302を押す行為は改ページ手段によって無効とされる(図4、S13)。
【0083】
そして、所望のページ番号がページ表示手段107に表示されていることを確認した時点でユーザが上記転送ボタン310を押すと(図4、S14→S5)、このページ番号を先頭とする5ページ分のデータが上記第一の表示制御手段106に転送される。この後、所望の表示用データが上記表示部121に表示されるまでの処理は、初期状態の改ページボタン302を用いてページ番号を指定した場合と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0084】
このように、1回改ページボタン302を押すことで、現在表示されているページの続きが表示部121に表示されるようにしているため、迅速に表示用データを閲覧することができる。
【0085】
又、上記モード変換ボタン301を3回続けて押すと、上記改ページ手段が起動するようになっており、この状態で改ページボタン302を1回押すと、何ページ分前進又は後退するかを上記テンキー304で指定することができる(図4、S15)。このように指定したページ番号はページ表示手段107に表示されるので(図4、S16)、ユーザは、所望のページ番号が指定できたことを確認したら、上記ページ指定手段108に含まれる確定ボタン311を押す(図4、S17)。以降の動作(図4、S18→S19→S20→S5、S18→S19→S21)は、上記(図4、S11→S12→S14→S5、S11→S12→S13)と基本的に同じであるため、ここでは詳しい説明を省略する。
【0086】
尚、改ページボタンを1回押ことで前進又は後退するページ数は、装着された電子ペーパ101のページ数の範囲内であっても範囲外であっても構わない。すなわち、改ページボタンを1回押ことで前進又は後退するページ数が、装着された電子ペーパ101のページ数の範囲内であれば、新たに表示されたページと以前から表示されていたページの一部とを見比べながら、閲覧を進めて行くことができる。一方、改ページボタンを1回押ことで前進又は後退するページ数が、装着された電子ペーパ101のページ数の範囲外であれば、上記範囲内である場合より高速にページ送りをすることができる。
【0087】
ところで、現在閲覧しているページと、このページと連続しないページとを見比べたい場合がある。このような場合は、以下の手順を実行することによって、図6に示すように、これらページを隣り合った電子ペーパ101に表示すると見比べ易い。
【0088】
まず、上記ページ指定手段108に含まれる表示用選択ボタン305押すと(図7、S51)、表示選択手段が作動するようになっており、表示用データを表示させたい電子ペーパ101のページを上記テンキー304を用いて指定することができるようになる(図7、S52)。もちろん、上記モード変換ボタン301を例えば4回押すことによって、上記表示選択ボタン305を押すことと同様の機能を果たすことができるようにしてもよい。
【0089】
次いで、表示選択手段は、上記のように指定したページが電子ペーパ101の装着ページ数を越えるか否かを判断する(図7、S53)。そして、電子ペーパ101の装着ページ数を越えると判断した場合は、当該ページ指定操作を無効とし(図7、S54)、一方、電子ペーパ101の装着ページ数を越えないと判断した場合は、上記のように指定したページ番号をページ表示手段107に表示する(図7、S55)。
【0090】
これによって、所望の電子ペーパ101のページ番号がページ表示手段107に表示されていることを確認したユーザが上記確定ボタン311を押すと(図7、S56)、表示用データを表示する電子ペーパ101のページが確定されることになる。
【0091】
次に、閲覧したい表示用データのページが上記テンキー304を用いて入力されると(図7、S57)、上記表示選択手段は、このように入力されたページ番号が上記n以下であるか否かを判断する(図7、S58)。そして、上記n以下であると判断した場合は、上記のように入力されたページ番号をページ表示手段107に表示し(図7、S59)、一方、上記n以下でないと判断した場合は、当該ページ入力操作を無効にする(図7、S60)。
【0092】
そこで、ユーザは、上記ページ表示手段107に所望のページが表示されていれば、上記確定ボタン311を押す(図7、S61)。これによって、表示用データの所望のページが所定の電子ペーパ101に表示されることになる。
【0093】
続けて、他の電子ペーパ101に上記表示用データの他のページを表示させる場合は(図7、S62)、上記表示選択ボタン305を押す(図7、S51)。なお、その後の処理は上記と同様であるため、ここでは詳しい説明を省略する。
【0094】
最後に、上記ページ指定手段108に含まれる終了ボタン306が押されると(図7、S63)、第一の表示制御手段106は、表示用データを第一の記憶手段105から取得し、必要に応じてドットデータに変換した後、電子ペーパ101にある表示用ドライバ122に転送する。
【0095】
このように、現在閲覧しているページと、このページと連続しないページとを見比べたい場合は、これらページを隣り合った電子ペーパ101に表示することができる。尚、このように隣り合った電子ペーパ101に所定のページを表示した場合、その他の電子ペーパ101に表示するページは特に限定されるものではない。すなわち、図6に示すように、表示用データの2ページと10ページとを隣り合った電子ペーパ101に表示するようにした場合、この10ページ以降は、3ページと4ページが続くようにしてもよいし、あるいは、11ページと12ページが続くようにしてもよい。
【0096】
以上のように、本発明によると、電子ペーパファイルにある記憶手段に所望の表示用データが記憶されていれば、フラッシュメモリやCD−ROM等の記録媒体を所持しなくても、あるいは、インターネットに接続できない環境であっても、所望の表示用データを閲覧することができる。
【0097】
また、本発明によると、膨大なページ数の電子ペーパを電子ペーパファイルに装着しておかなくても、百科辞典データや論文集データのように膨大なサイズのデータの全部を電子ペーパに表示することが可能となるため、電子ペーパファイルの操作性が向上する。
【0098】
更に、本発明では、本体だけでなく電子ペーパにも信号授受手段を備えているので、所定の記憶媒体の規格に変更があった場合の対応が容易である。すなわち、所定の記憶媒体の規格に変更があっても、この規格に対応した電子ペーパ1枚を用意することで、当該記録媒体にある表示用データを閲覧することができる。
【0099】
尚、上記第一の記憶手段105に表示用データが記憶されていない場合は、表示用データが記憶されている記録媒体(例えばCD−ROM)やインターネット等から、本体信号授受手段104を介して表示用データを取得してもよい。もちろん、このように取得した表示用データは、上記第一の記憶手段105に入力して記憶しておくのが好ましい。
【0100】
また、上記の説明では、ページ表示手段107は、改ページボタン302やテンキー304を用いて指定されたページ番号を表示することとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、ページ表示手段107は、電子ペーパ101に表示される全ての表示用データのページ番号を表示するようにしてもよい。
【0101】
さらに、上記の説明では特に言及していないが、改ページボタン302やテンキー304を用いて指定されたページ番号が表示用データの総ページ数を超える場合は、その旨をユーザに通知するための警告音やエラーメッセージを出力するようにしてもよい。
(実施の形態2)
本実施の形態は、ページ指定手段108を用いて指定したページが電子ペーパ101の表示部121に表示される点は上記実施の形態1と同様であるが、ページ指定手段108が本体102に配設されてない点が上記実施の形態1と異なる。
【0102】
すなわち、上記ページ指定手段108は、図8に示すように、電子ペーパ101の端部(即ち、電子ペーパファイル100や電子ペーパ101を支える手の位置)に配設する。このように配設しても、ページ指定手段108を用いてページ番号を指定する方法は実施の形態1と同様である。
【0103】
しかし、電子ペーパファイル100や電子ペーパ101を支えた状態で指を動かすことによって改ページが可能になるという利点がある。また、上記表示部121の表示用データが表示されない面にページ指定手段108を配設すれば、例えば人指し指のみを動かすことで改ページが可能になる。
【0104】
更に、上記ページ表示手段107を電子ペーパ101に配設すれば、視線を電子ペーパ101から動かさなくても、正しくページが指定されているか否かを確認することができるので目が疲れない。したがって、ユーザは、集中して表示用データを閲覧することができる。
【0105】
更に、上記ページ指定手段108として以下の技術を採用するようにしてもよい。
【0106】
例えば、電子ペーパ101の表示部121にデジタイザ機能と手書文字認識手段とを採用するようにしてもよい。即ち、所定の筆記用具や指等で上記表示部121に所望のページ番号をなぞり、ここでなぞった位置をデジタイザ機能によって認識する。そして、このように認識した位置をもとに上記手書文字認識手段が文字認識を行うことによって、ページ番号を認識するようになっている。
【0107】
あるいは、上記電子ペーパ101がソフトウエア・キーボードの機能を備える場合には、この機能をページ指定手段108として活用するようにしてもよい。
【0108】
更には、携帯電話などの外部端末を接続するための手段を電子ペーパファイル100に備えてもよい。このようにすれば、外部端末が備えたテンキー等を用いて所望のページ番号を指定することができる。
【0109】
同様に、電子ペーパファイル100に無線通信機能を持たせてもよい。このようにすれば、この電子ペーパファイルから離れた所に位置する無線通信機能を持った携帯端末のテンキー等を用いて所望のページ番号を指定することができる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、図9に示すように、上記本体102と物理的に接続されていない電子ペーパ101に、ユーザが希望する表示用データを表示する場合について説明する。
【0110】
まず、ユーザが上記本体102の電源を投入すると、この本体102にある電子ペーパ検知手段109は、自動的に或いはユーザの指示に基づいて、遠隔操作が可能な通信ソースに基づく信号(電波や超音波等)を出力できるようになっている。一方、各電子ペーパ101側も、上記本体102側からの指示に応じて或いは自らの状態に応じて、必要な信号を本体102に返すことができるようになっている。
【0111】
また、特定の本体102とそれに使用する電子ペーパ101との関連付けが、上記第一の記憶手段105と、各電子ペーパ101b・c・d側の第二の記憶手段105b・c・dとに予め書き込まれているものとする。この関連付けは、例えば、本体側102及び各電子ペーパ101b・c・dに識別番号(ID)を付すことによってなされるものとする。
【0112】
なお、上記識別番号は、上記接続端子識別番号であってもよいし、あるいは、電子ペーパ101がROMを備える場合は当該ROMに記憶された製造番号であってもよい。このように関連付けするのは、ある本体102との関連で使用される電子ペーパ101が他の本体102から発せられる電波等に無差別に反応しないようにするためである。
【0113】
以下の説明では、電子ペーパファイル100の電源がONになってから或いは電源がONになる前に、各電子ペーパ101b・c・dが本体102のコネクタから外されている場合を想定し、また、通信ソースとして電波を使用する場合を例示する。なお、ここで使用される電波は、例えばBluethooth等の規格に沿った電波を用いることができる。
【0114】
まず、電子ペーパファイル100の電源が投入されると、または、いずれかの電子ペーパ101が本体102から外され或いは本体102に装着されると、本体102は、上記関連付けに基づいて各電子ペーパ101の識別番号を取得する。尚、ここでは、上記電子ペーパ検知手段109は3枚の電子ペーパ101b・c・dの識別番号を検知できたものとする。
【0115】
次に、番号付与手段110は、上記電子ペーパ検知手段109が検知した識別番号に基づいて、電子ペーパ番号150(EP1からEP3)を電子ペーパ101b・c・dに割り当てる。なお、この電子ペーパ番号150(EP)を割り当てる方法としては、例えば、上記識別番号の文字コードの小さい順に、電子ペーパ番号150を1から順に割り当てるようにする方法がある。もちろん、ここでいう識別番号に上記接続端子識別番号を採用した場合、ここでいう電子ペーパ番号150には上記接続順序識別番号を採用することもできる。
【0116】
そして、上記本体102と上記電子ペーパ101b・c・dとが電気的に接続された状態になると、上記電子ペーパ検知手段109は、3枚の電子ペーパを検知したことを上記第一の表示制御手段106に通知する。これによって、第一の表示制御手段106は、例えば最初から3ページ分の所定の表示用データを上記第一の記憶手段105から取得するようになっている。
【0117】
続いて、本実施の形態における第一の表示制御手段106は、上記のように取得した表示用データのうち最初のページにあたる表示用データを、上記電子ペーパ番号150(EP1)の電子ペーパ101(ここでは、電子ペーパ101bとする)に上記本体信号授受手段104を介して送信するようになっている。即ち、ここでは、1ページ目の表示用データが送信されることになる。
【0118】
以下同様に、上記第一の表示制御手段106は、上記電子ペーパ番号150(EP2,3)の電子ペーパ101に、2ページ目・3ページ目の表示用データを送信するようにする。尚、上記本体102と物理的に接続されていない所望の電子ペーパ101に、本体102にある表示用データを転送するには、例えば以下のようにする。
【0119】
即ち、上記のように関連付けられた各電子ペーパ101の識別番号(ID)を上記本体102のページ指定手段108に予め記憶させて、当該IDが記憶された電子ペーパ101の中から所望の転送先をボタン等で選定するという方法がある。
【0120】
次いで、上記第一の表示制御手段106から送信された1ページ目の所定の表示用データは、電子ペーパ101bにある本体信号授受手段104bによって受信される。これによって、本体信号授受手段104bによって受信された1ページ目の表示用データは、電子ペーパ101bにある第二の記憶手段105bに記憶されるとともに、電子ペーパ101bにある第二の表示制御手段106bに読み出される。そして、第二の表示制御手段106bは、1ページ目の所定の表示用データを必要に応じてドット形式に変換し、電子ペーパ101bの表示部121bに表示する。同様に、2ページ目・3ページ目の表示用データは、上記第一の表示制御手段106から電子ペーパ101c・dに送信され、この電子ペーパ101c・dの表示部121c・dに表示されるようになる。
【0121】
また、ユーザが、実施の形態1又は2に記載したページ指定手段108に含まれる改ページボタン302等を用いることで、4ページ以上からなる表示用データの中からユーザが表示を希望する表示用データを上記3枚の電子ペーパ101b・c・dに表示することができるようになる。
【0122】
例えば、上記3枚の電子ペーパ101b・c・dに1〜3ページ目までの表示用データが表示されている状況下、この電子ペーパ101b・c・dに2〜4ページまでの表示用データを表示させたい場合について説明する。
【0123】
まず、ユーザが上記改ページボタン302aを押下したのち転送ボタン310を押下すると、実施の形態1に記載のように、上記第一の表示制御手段106は、第一の記憶手段105から2から4ページ目までの表示用データを取得する。そして、第一の表示制御手段106は、先頭のページにあたる表示用データ(ここでは、2ページ目の表示用データ)を電子ペーパ101bに送信するとともに、3ページ目・4ページ目の表示用データを電子ペーパ101c・dに送信する。
【0124】
上記においては表示用データの内容は考慮されていないが、上記電子ペーパ101の識別番号(ID)または上記電子ペーパ101に表示されている表示用データの内容を特定する文章ID(上記表示用データのファイル名やページ番号等)に基づいて、表示用データを転送するようにしてもよい。例えば、文章IDが電子図書の種類を表す場合、本体102は、上記第一の記憶手段105に記憶されている電子図書と異なる種類の電子図書が表示されている電子ペーパ101には、当該表示用データを送信しないようにする。
【0125】
また、上記第二の記憶手段105b・c・dを上記第一の記憶手段105の拡張メモリとして使用することもできる。例えば、記録媒体やインターネット等から大容量の表示用データを取得した場合、この表示用データを上記第一の記憶手段105に格納できない場合がある。この場合は、当該第一の記憶手段105に格納できないデータを上記第二の記憶手段105b・c・dに格納するようにしてもよい。
【0126】
更に、上記のように記録媒体やインターネット等から上記表示用データを取得する際に、上記第一の記憶手段105又は第二記憶手段105b〜dのいずれの記憶手段に当該表示用データを格納するかは、ユーザが選択できるようにしてもよい。また、ユーザの選択によって、当該表示用データを複数の記憶手段に記憶させるようにしてもよい。
【0127】
また、ユーザが、本体102に設けられた図示しない押しボタンを押下することで、上記電子ペーパ検知手段109は、電子ペーパ101の識別番号(ID)を検知するようにしてもよい。
(実施の形態4)
ところで、上記電子ペーパファイルは、ディスプレイに代表される従来の表示装置とは異なり、携帯可能かつノート状の構成を成す。このため、閲覧又は編集を目的とする文書の使用態様は、例えばパーソナルコンピュータにて当該文書を表示・編集し、一旦紙に出力(印刷)してから該印刷物を携帯するといった従来の使用態様ではなく、上記目的とする文書を電子ペーパファイルに保存し、この電子ペーパファイル自体を携帯するといった使用態様となることが予想できる。
【0128】
このような使用態様では、紙製のノート(以下、単に「ノート」という場合は紙製のノートをいう)への書き込み(編集)と同様の編集方法が求められる。ここでいう編集方法とは、文字データに対する振り仮名や注釈の書き込み、さらには、文字コードでは管理できない図柄の挿入(上書き)や移動等の方法をいう。
【0129】
しかしながら、例えば文字と振り仮名とが密接に関連しているように、上記文字データと書き込みデータとは密接に関連している。このため、上記編集時(特に移動時)には、上記文字データと書き込みデータ(画像データ)とを同時に処理する必要がある。
【0130】
さらに、上記電子ペーパファイルは、複数の電子ペーパを備えているため、ある電子ペーパに表示されているデータを編集した場合は、その編集内容と関連性の強いデータを表示している他の電子ペーパにも、当該編集内容を同時に反映させる必要がある。
【0131】
そこで、本実施の形態では、所定の編集を複数のページに渡って反映可能とし、また、関連性の強い文字データ及び画像データを同時に編集でき、さらに、各ページ間の編集作業を容易にした電子ペーパファイルを提供するために、以下の手段を採用している。
【0132】
すなわち、図29に示すように、本実施の形態における電子ペーパファイル100は、本体信号授受手段104及び表示発光制御手段23を背板103に備えた本体102と、表示駆動部12及び表示部121を備えた電子ペーパ101とが、物理的・電気的に接続されて構成される。ここでいう表示発光制御手段23とは、上記本体信号授受手段104より受信した表示用データを所定ビットのデータとして当該電子ペーパ101に転送すると共に、上記発光シートBの発光制御をも行う手段をいう。なお、その他の構成要素については、上記実施の形態1から3と同じであるため、ここでは詳しい説明を省略する。
【0133】
次に、図25を用いて、表示用データが表示部121に表示される仕組みを説明する。 まず、表示用データが格納されたメモリカード41が本体信号授受手段104に接続されると、当該表示用データは本体信号授受手段104によって読みだされ、表示発光制御手段23に送信される。これによって、表示発光制御手段23は、上記表示用データを文字データと画像データとに分別し、一旦、表示駆動部12を構成する文字記憶手段42と画像記憶手段43とに記憶する。
【0134】
なお、上記文字データは、例えばASCIIコード等の文字コードであり、また、上記画像データは、例えばビットマップのデータである。この文字データと画像データの分別方法は、上記表示用データの型式によって異なるため、ここでは説明を省略する。
【0135】
続いて、上記表示発光制御手段23は、上記文字記憶手段42に格納されている文字データを画素データに変換し、さらに位置データを付加して表示用ビットデータとし、電子ペーパ101を構成する表示用ドライバ122に送信する。
【0136】
なお、上記画素データは、表示部121を構成する各画素に対応する色データや濃度データで構成される。また、上記位置データは、上記表示部121を構成する各画素のアドレス、例えばx座標(L1行配線)及びy座標(L2列配線)で表される。
【0137】
さて、上記表示用ドライバ122は、上記表示用ビットデータを受信すると、この表示用ビットデータより画素データ及び位置データをデコードすることによって、当該表示用ビットデータの画素情報と、当該画素の位置とを認識する。続いて、表示用ドライバ122は、このように認識した画素の位置に対応する列配線L2及び行配線L1に、当該デコードされた画素データに対応した電圧を出力することで、表示部121の所定の位置に上記文字データを表示する。
【0138】
また、上記表示発光制御手段23は、上記画像記憶手段43に記憶されている画像データも同様に画素データに変換して位置データを付加し、電子ペーパ101を構成する表示用ドライバ122に送信することで、上記文字データと同様、画像データを表示する。
【0139】
このように、電子ペーパ101の表示駆動部12に上記文字記憶手段42及び画像記憶手段43を設ければ、当該電子ペーパ101を本体102より取り外した場合でも、上記文字データ及び画像データを電子ペーパ101上で独立して管理することが可能である。ただし、上記文字記憶手段42及び画像記憶手段43は、必ずしも上記電子ペーパ101上に設ける必要はなく、本体102上に設けてもよい。又、上記文字記憶手段42及び画像記憶手段43への入力(編集)の反映を上記メモリカード41に対しても行うことで、元となる表示用データを編集することも可能である。
【0140】
続いて、上記電子ペーパ101上での文字データ及び画像データの入力(編集)処理について説明する。
【0141】
まず、上記電子ペーパ101に表示されている内容を編集するための一態様としては、図30に示すように、透明シート44を用いた態様が考えられる。この透明シート44は、タブレット・デジタイザ・タッチパネル等で使用されている電磁誘導方式や静電結合方式等による座標検出手段である。
【0142】
すなわち、図30に示す電子ペーパ101では、デジタイザ機能を備えた透明シート44(即ち、筆記具が接触した位置を検出可能である機能を備えた透明シート44)を表示部121の上面に備える。これによって、ユーザの希望する文字又は図柄を当該透明シート44の上に筆記具(例えばペンのように先端部の尖った物)で描くと、この筆記具と透明シート44との接触点の位置を当該透明シート44がデジタイザ機能を用いて検出し、表示発光制御手段23に送信するようになっている。
【0143】
但し、上記と同様の位置指定が可能であれば、必ずしもデジタイザ機能を用いる必要はない。例えば、マウスに代表されるポインティングデバイス等を用いて上記位置指定をしても同様の効果が得られる。
【0144】
そして、上記表示発光制御手段23は、編集内容に対応する色データや濃度データと、上記接触点の位置に対応する画素の位置データとを基に、上記画像記憶手段43に記憶されている画像データを更新する。なお、ここでいう編集内容とは、ユーザが書き込みを行う場合に予め設定した色・濃度・表現方法(表現方法とは、例えば、ブラシや筆等での書き込みをイメージさせるための方法)等の内容をいう。
【0145】
以降は、上記本体信号授受手段104から画像データを受信した場合と同様である。
【0146】
以上のような入力処理により、上記画像記憶手段43に格納されている画像データと、表示部121の表示とを更新することができる。
【0147】
又、文字データを入力する場合には、予めユーザが入力を希望する位置を上記筆記具等を用いて指定する。このように指定された位置は、上記同様、透明シート44から表示発光制御手段23に送信されるようになっている。
【0148】
続いて、ユーザがソフトウェアキーボード又は別途接続したキーボードを用いて所定の文字を入力すると、表示発光制御手段23は、この入力文字を文字データとして受信する。そして、このように受信した文字データを、上記のように指定された位置の情報を用いて、文字記憶手段42に記憶されている文字データに挿入する。
【0149】
以後、上記本体信号授受手段104から画像データを受信した場合と同様に、上記電子ペーパ101の表示を更新する。尚、上記画像データ及び文字データを各記憶手段へ反映する処理は、記憶手段の制御に関する処理であり本発明とは直接関連しない処理であるため、ここでは詳しい説明を省略する。
【0150】
以上により、上記電子ペーパ101上にて直接表示内容を編集することが可能である。また、上記文字記憶手段及び画像記憶手段を電子ペーパ101に設けることにより、上記電子ペーパ101を取り外した場合でも、文字データ及び画像データを独立した電子データとして保持することが可能となる。
【0151】
続いて、図25、図26(a)、図26(b)を参照しながら、上記電子ペーパ101上での文字データ及び画像データの削除(編集)処理について説明する。
【0152】
図26(a)は、上記電子ペーパファイル100を簡易的に表したものであり、この電子ペーパファイル100は、3枚の上記電子ペーパ54〜56を備えている。尚、当該電子ペーパ54〜56は、図25に示した電子ペーパ101と同一の機能を有する。また、各電子ペーパ54〜56には、それぞれ文字記憶手段54−2、55−2、56−2及び画像記憶手段54−3、55−3、56−3が設けられ、さらに連続したページに対応する文字データ及び画像データがそれぞれの表示部に表示されているものとする。尚、図26(b)は、図26(a)における文字記憶手段55−2の内部のイメージ図である。
【0153】
まずユーザは、以下に説明するように、文字データを削除しようとする領域60を指定する。すなわち、電子ペーパ55における領域60を指定する場合、まず当該領域60の左上の端点61を上記筆記具14を用いて押下する。続いて透明シート44を押圧した状態で当該領域60の右下の端点62まで筆記具14を用いてなぞると、上記端点61と端点62とを結ぶ線を対角線とする矩形領域60が表示部121に現れる。上記端点62から筆記具14を離すと領域60が確定し、端点61と端点62の画素の位置データが表示発光制御手段23に送信される。
なお、以下の説明では、上記領域60を指定した後の当該領域60の上部に位置する領域を「領域70」といい、下部に位置する領域を「領域71」という。
【0154】
さて、上記表示発光制御手段23は、上記領域60を認識すると、当該領域60に対応する文字記憶手段55−2を参照し、上記領域60に含まれる文字データを得る。
【0155】
続いて、ユーザが例えば上記電子ペーパ55上に表示される編集メニューより「削除」を選択すると、上記表示発光制御手段23を構成する編集手段は、当該領域60に対応する文字データ(図26(b)の領域M60)を上記文字記憶手段55−2より削除する。
【0156】
以上により、文字記憶手段55−2内の所定のデータは削除されるが、当該削除後に以下の処理を実行するようにしてもよい。
【0157】
即ち、削除した領域60を空白のままにする場合、上記編集手段65は、上記記憶手段55−2に記憶されている、領域70に対応する文字データの後部に、上記削除した領域60に対応する行数だけ改行コードを挿入する。また、上記記憶手段55−3に記憶されている、領域70に対応する画像データの後部に、上記削除した領域60に対応する範囲の空白データを挿入する。ここで空白データとは、何も表示を行わない場合に挿入されているデータであり、画像データの形式によっては、データを挿入する必要がない場合もある。
【0158】
以上により、上記領域60を削除した場合には、当該領域60は何も表示されていない状態となる。この機能は、所定の電子ペーパを取り外して他のユーザに渡す場合に有効である。
【0159】
次に、削除した領域60に後続の文字データを移動する場合、上記編集手段65は、上記記憶手段55−2に記憶されている、領域70に対応する文字データ(図26(b)の領域M70)の後部に、領域71に対応する文字データ(図26(b)の領域M71)を配置する。これによって、文字記憶手段55−2内で、領域71に対応する文字データ(図26(b)の領域M71)が上部に移動することになる。
【0160】
続いて、上記編集手段65は、上記電子ペーパ56の文字記憶手段56−2の先頭部分から、上記削除された領域60に対応する文字データと同量の文字データをコピー(削除)し、上記電子ペーパ55の文字記憶手段55−2に記憶されている文字データの後部(図26(b)の領域M72)に追加する。
【0161】
以上により、上記電子ペーパ55の文字記憶手段55−2では、上記領域60に対応する文字データ(図26(b)の領域M60)が削除され、連続する文字データ(図26(b)の領域M72)が他の電子ペーパより追加される。
【0162】
上記電子ペーパ56における文字記憶手段56−2でも、削除された領域(図26(b)の領域M72)に対して上記と同様の処理が行われ、複数の電子ペーパ上の文字記憶手段が更新されることになる。さらに、上記画像データについても同様の処理を行うことで画像データを移動することが可能である。
【0163】
上記各々の文字記憶手段42及び画像記憶手段43の内容が更新されると、上記表示発光制御手段23は、当該文字記憶手段の内容を表示に反映させるため、上述した表示用ドライバ122にそれぞれの文字記憶手段42及び画像記憶手段43の内容を位置データと共に送信する。
【0164】
以上で、削除した領域60に後続の文字データ及び画像データを移動することが可能であるとともに、複数ページにわたって処理を行うことができる。このようにすれば、処理を容易にすることが可能である。例えば、本体102に上記文字記憶手段42及び画像記憶手段43を設け、これら記憶手段に、上記移動(編集)処理を行った後に電子ペーパ上の表示を更新するようにすることで、電子ペーパ毎に独立した記憶手段に対して移動処理をする必要がなくなる。
【0165】
また、メモリカード41に対して直接編集をした場合も同様に処理を容易にすることができる。但し、この場合は、電子ペーパを取り外したときに、当該電子ペーパ毎に独立した記憶手段を持たないために文字データ及び画像データが失われてしまうことになる。
【0166】
尚、上記文字データの削除と画像データの削除とを独立して行う(即ち、別々の削除機能として提供する)ことにより、文字データのみ又は画像データのみを削除するといったことも可能である。
【0167】
続いて、図25、図27(a)、図27(b)、図28(a)、図28(b)を参照しながら、上記電子ペーパ101上での文字データ及び画像データの移動(編集)処理について説明する。
【0168】
図27(a)も、上記電子ペーパファイル100を簡易的に表したものであり、この電子ペーパファイル100も、3枚の上記電子ペーパ54〜56を備えている。また、ここでも、上記削除処理の場合と同様、連続したページに対応する文字データ及び画像データがそれぞれの表示部に表示されているものとする。さらに、電子ペーパ55の最後尾には、文字データ及び画像データについてのページめくりを示す改ページコード79が挿入されているものとする。尚、図27(b)は、図27(a)における文字記憶手段56−2の内部のイメージ図である。
【0169】
まずユーザは、文字データを移動しようとする領域80を指定する。この指定は、上記削除処理の場合と同様、当該領域80の左上の端点81と領域80の右下の端点82とを押下することで行われ、これによって、上記端点81及び端点82の画素の位置データが表示発光制御手段23に送信されるようになっている。
【0170】
さて、上記表示発光制御手段23は、上記領域80を認識すると、当該領域80に対応する文字記憶手段55−2を参照することによって、上記領域80に含まれる文字データを得る。
【0171】
続いて、ユーザが例えば上記電子ペーパ55上に表示される編集メニューより「移動」を選択すると、上記表示発光制御手段23を構成する編集手段65は、当該領域80に対応する文字データを上記文字記憶手段55−2より削除する。但し、この文字データは、上記文字記憶手段55−2からは削除されるが、図示しない作業メモリに一旦保存される。この作業メモリとしては、例えば本体102や電子ペーパ101に設けられたものを用いてもよいし、上記文字記憶手段54−2〜56−2や画像記憶手段54−3〜56−3内で空いている領域を選択して使用してもよい。
【0172】
以上により、文字記憶手段55−2内の領域80に対応する文字データは削除されるが、この削除後に、削除した領域80を空白のままにする場合と、削除した領域80に後続の文字データ及び画像データを移動する場合とがあるのは上述した削除処理と同様である。ここでは、ユーザが上記2つの場合を選択可能とし、当該選択された内容に従って、上述した削除処理と同様の処理を行う。
【0173】
以上により、上記領域80に対応する文字データは文字記憶手段55−2より削除され、作業メモリに一旦保存される。
【0174】
続いて、ユーザが希望する移動先の位置を上記筆記具等を用いて指定する。このように指定された位置は、上記同様透明シート44より表示発光制御手段23に送信されるようになっている。
【0175】
次に、ユーザが例えばメニューから「貼り付け」を選択すると、上記編集手段65は、上記作業メモリに保存されている上記領域80に対応する文字データを読み出し、上記筆記具等を用いて指定された位置(領域)に対応する文字記憶手段(ここでは56−2とする)に張り付ける。この張り付け時の文字記憶手段56−2のイメージ図が図27(b)である。
【0176】
張り付け前の、所定の領域に対応する文字データM72及びM73に対して、当該領域80に対応する文字データM80が当該文字記憶手段56−2の先頭部に挿入された場合、上記文字データM72の上部に上記文字データM80が挿入され、これによって、上記文字データM72は上記文字データM80の下部に位置する。また、上記文字データ80と等量である文字データM73は、文字記憶手段56−2から削除される。但し、例えば続きのページを表示する電子ペーパが有れば、上記同様、当該電子ペーパの文字記憶領域の先頭部に上記文字データM73を移動させることになる。
【0177】
上記文字データに対応する処理と同様の処理が画像データに対しても行われ、文字データ及び画像データの各記憶手段上での移動の処理が完了する。そして、このように各記憶手段上での移動の処理が完了すると、上記編集手段65はその旨を上記表示発光制御手段23に送信する。
【0178】
続いて、上記表示発光制御手段23は、当該各記憶手段に記憶されている表示用データに所定の処理を行い、上述したように表示用ビットデータとして表示用ドライバ122に送信する。以後、上記本体信号授受手段104から画像データを受信した場合と同様に電子ペーパ上に表示を行う。但し、上記削除処理や移動処理をメモリカード41に反映させるか否かはユーザが決定できるものとする。
【0179】
以上の処理により、以下に示すような2通りの領域の移動が可能である。即ち、移動元である領域80の表示を空白のままにする場合には、図28(a)に示すように、電子ペーパ55の領域71の位置は保たれたまま、電子ペーパ56の上部に領域80の表示が移動し、当該電子ペーパ56の上部にあった領域72は、上記領域80の下部に移動することになる。
【0180】
また、移動元である領域80に後続の文字データ及び画像データを移動する場合には、図28(b)に示すように、電子ペーパ55の領域71は領域70の直下に位置し、最後尾の改ページコード79にて改ページされる。また、電子ペーパ56の上部に領域80の表示が移動し、当該電子ペーパ56の上部にあった領域72は、上記領域80の下部に移動することになる。
【0181】
尚、上記移動処理における移動元の表示用データを削除せずに移動することで、所定領域のデータのコピーが可能となるのは言うまでもない。
【0182】
ここで、上記電子ペーパがそれぞれ全く異なる表示用データを表示可能である場合、例えば、一つの本体に接続された電子ペーパAが1ページ目を表示し、電子ペーパBが100ページ目を表示するといった機能を備えている場合には、移動元の表示用データと移動先の表示用データとを物理的に異なるページに表示することにより、移動を容易に行うことが可能である。さらに、上記電子ペーパを両面表示可能とすることで、例えば見開きの左右ページに移動元と移動先の表示用データを表示することが可能となり、さらに一層移動が容易になる。尚、上記両面表示は、2枚の電子ペーパの裏面を相互に張り合わせることで実現することができる。
【0183】
以上のように、本実施の形態によると、所定の電子ペーパ上の表示内容に対して直接入力・削除・移動等の編集をすることが可能となり、さらに、この編集に基づいて別ページの内容も自動的に変更することが可能になる。これによって、ノートに書き込むという慣れ親しんだ視覚及び感覚を保ったままの編集が可能となるのはいうまでもない。
【0184】
また、複数の電子ペーパ(例えば連続したページや見開きのページ)に、編集元及び編集先のページを表示することで、一層編集を容易にすることを可能としている。
【0185】
なお、本実施の形態では、可動軸片50が回転する構成については特に言及していないが、このような回転構成を採用した場合にも、本実施の形態で説明した編集機能を実現できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる電子ペーパの概略図
【図2】 ページ指定手段を示す図
【図3】 電子ペーパの表示部のデバイス構成図
【図4】 ページ番号の指定動作を示すフローチャート
【図5】 改ページボタン押下後に表示される表示内容を示した図
【図6】 所定の電子ペーパに所定の表示用データを表示した状態を示す図
【図7】 所定の電子ペーパに所定の表示用データを表示する動作を示すフローチャート
【図8】 電子ペーパにページ指定手段が備えられた状態を示す図
【図9】 電子ペーパと本体が物理的に離れている状態を示す図
【図10】 本体側の接続端子が本体に固定されている状態を示す図
【図11】 接続順序識別番号を付与する動作を示すフローチャート
【図12】 本体側の接続端子における電子ペーパの着脱状態を検知する方法の説明図
【図13】 本体側の接続端子における電子ペーパの着脱状態を検知する方法の説明図
【図14】 本体側の接続端子における電子ペーパの着脱状態を検知する方法の説明図
【図15】 回転型構造を採用した本体の外観図
【図16】 本体の接続端子の位置を検出する方法を示した図
【図17】 接続体内にフォトカプラを配設したことを示す図
【図18】 接続順序識別番号を付与する動作を示すフローチャート
【図19】 中間固定片を用いたことを示す図
【図20】 中間固定片に素子固定軸を配設した図
【図21】 本体の接続端子の位置を検出する方法の説明図
【図22】 本体側の接続端子が縦方向に対して異なる位置に設けられたことを示す図
【図23】 電子ペーパ側の接続端子の形状を示す図
【図24】 本体側の接続端子の形状を示す図
【図25】 本発明に係る電子ペーパファイルの概略を示すブロック図
【図26】 本発明に係る電子ペーパファイルの編集(削除)処理を示す図
【図27】 本発明に係る電子ペーパファイルの編集(移動)処理を示す図
【図28】 本発明に係る電子ペーパファイルの移動例を示す図
【図29】 電子ペーパファイルの概略構造を示す図
【図30】 筆記具及び透明シートを用いた電子ペーパ編集作業時のイメージ図
【符号の説明】
30 着脱検知手段
36 位置検知手段
40 リード
41 挟み板
42 導出リード
50 可動軸片
52 接続体
100 電子ペーパファイル
101 電子ペーパ
102 本体
104 本体信号授受手段
104b,c,d 信号授受手段
105 第一の記憶手段
105b,c,d 第二の記憶手段
106 第一の表示制御手段
106b,c,d 第二の表示制御手段
107 ページ表示手段
108 ページ指定手段
109 電子ペーパ検知手段
110 番号付与手段
302 改ページボタン
303 ページ認識手段
Claims (34)
- 表示部での表示機能を有したシート状のフレキシブルな表示媒体である電子ペーパと当該電子ペーパを複数枚装着することができる本体とからなる電子ペーパファイルであって、
上記電子ペーパ上に表示がされる表示用データを記憶する記憶手段と、
上記表示用データにおける所望のページについての指定を受けるページ指定手段と、
上記表示用データを上記記憶手段から取得して、その表示用データに基づく表示を上記電子ペーパの面上に行う表示制御手段と、
を備え、
さらに、物理的な接続機能と電気的な接続機能とを併せもった一対の接続端子の一方を上記電子ペーパが備えたとともに、その接続端子の他方を具備した接続部材を複数配列接続させて成る接続体を上記本体が所定位置に固定させて備えたことによって、各電子ペーパが上記本体に対し着脱可能とされ、
また、さらに、上記他方の側の接続端子における上記電子ペーパの着脱状況を検知する着脱検知手段を備えて、上記表示制御手段が、上記ページ指定手段にて指定を受けた所望のページ及びそれに連続した別のページについての表示用データを上記記憶手段から取得して、その表示用データに基づく表示を一の上記電子ペーパ上及びそれに続くものとして上記着脱検知手段にて装着が検知された別の電子ペーパ上に行うことを特徴とする電子ペーパファイル。 - 上記本体に装着されている電子ペーパの数を装着ページ数として認識するページ数認識手段をさらに備えた請求項1に記載の電子ペーパファイル。
- 上記一対の接続端子は、その一方を上記電子ペーパが当該端部に備えたとともに、その接続端子の他方を具備した上記接続部材である可動軸片をそれが回転自在になるように軸方向に複数接続させて成る上記接続体を上記本体が備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子ペーパファイル。
- 上記他方の側の接続端子の回転位置を検知する位置検知手段をさらに備えた請求項3に記載の電子ペーパファイル。
- 上記着脱検知手段は、一対となった上記接続端子の接続順序を識別するための番号である接続順序識別番号を、上記電子ペーパの着脱状況又は上記位置検知手段にて検知された上記他方の側の接続端子の回転位置の少なくとも1つに基づいて各接続端子に付与することを特徴とする請求項1又は4に記載の電子ペーパファイル。
- 上記表示制御手段は、上記着脱検知手段が付与した接続順序識別番号に基づいて上記表示用データの表示処理を行うことを特徴とする請求項5に記載の電子ペーパファイル。
- 上記ページ指定手段は、上記表示用データにおけるページを所望ページ分前進させまたは後退させるための指示を受ける改ページ手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子ペーパファイル。
- 上記着脱検知手段を、上記他方の側の接続端子に上記電子ペーパの側の接続端子が接続されたとき、当該電子ペーパファイルの電源が投入されたとき、上記電子ペーパ上の表示をリセットしたとき、又は上記改ページ手段が起動したときに、起動することを特徴とする請求項1または7に記載の電子ペーパファイル。
- 一対の上記接続端子は、その一方の接続端子が上記電子ペーパにその端部に平行に配設された平行リードからなり、
また、その他方の接続端子が、該電子ペーパをその表裏両面から挟み込む挟み板と、この挟み板の内に設けた導出リードとからなることを特徴とする請求項1に記載の電子ペーパファイル。 - 上記ページ指定手段にて指定された所望のページについての上記表示用データに基づく表示を、複数枚の上記電子ペーパのいずれに表示させるかの選択を受ける表示選択手段をさらに備えた請求項1に記載の電子ペーパファイル。
- 上記電子ペーパは、その所定位置に上記ページ指定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子ペーパファイル。
- 上記ページ指定手段は、上記表示部の端部に備えられたことを特徴とする請求項1に記載の電子ペーパファイル。
- 上記ページ指定手段は、上記ページ指定手段にて指定された所望のページについての上記表示用データに基づく表示がされる面とは異なる面上に備えられたことを特徴とする請求項1に記載の電子ペーパファイル。
- 上記ページ指定手段によって指定されたページを示す番号を表示するページ表示手段をさらに備えた請求項1に記載の電子ペーパファイル。
- 上記ページ表示手段は、上記電子ペーパ上の所定位置に備えられたことを特徴とする請求項14に記載の電子ペーパファイル。
- 上記ページ指定手段は、上記本体に対して遠隔操作が可能なものであることを特徴とする請求項1に記載の電子ペーパファイル。
- 上記ページ指定手段は、上記電子ペーパに対して遠隔操作が可能なものであることを特徴とする請求項1に記載の電子ペーパファイル。
- 上記ページ指定手段は、上記表示部に表示されるソフトキーボードが用いられることによって所望のページについての指定を受けることを特徴とする請求項1に記載の電子ペーパファイル。
- 上記表示部は、デジタイザ機能を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子ペーパファイル。
- 上記記憶手段は、少なくとも上記電子ペーパが備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子ペーパファイル。
- 上記電子ペーパが、上記表示用データを所定の記録媒体から取得して、上記記憶手段へ入力する信号授受手段をさらに備えた請求項20に記載の電子ペーパファイル。
- 上記本体が、当該本体から所定の域内にある電子ペーパを検知する電子ペーパ検知手段をさらに備えた請求項3に記載の電子ペーパファイル。
- 上記記憶手段は、一の電子ペーパを特定できる識別番号を記憶することを特徴とする請求項20に記載の電子ペーパファイル。
- 上記表示用データの所定ページの転送先を特定できる電子ペーパ番号を、一の電子ペーパを特定できる識別番号に基づいて、上記電子ペーパに付与する番号付与手段をさらに備えた請求項22に記載の電子ペーパファイル。
- 上記表示制御手段は、上記本体が備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子ペーパファイル。
- 上記表示制御手段は、上記電子ペーパが備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子ペーパファイル。
- 上記記憶手段を上記本体及び上記電子ペーパが備えた電子ペーパファイルであって、
上記本体及び上記電子ペーパにそれぞれ設けられた信号授受手段を介すことによって、上記本体に備えられた第一の記憶手段に記憶されている上記表示用データ、上記電子ペーパに備えられた第二の記憶手段に記憶されている上記表示用データを、上記本体と上記電子ペーパとが相互に送受信することを特徴とする請求項1に記載の電子ペーパファイル。 - 上記信号授受手段は、インターネットにて上記表示用データを受信することを特徴とする請求項27に記載の電子ペーパファイル。
- 上記電子ペーパの表示面における所望の位置又は領域についての指定を受ける位置指定手段と、
上記記憶手段が記憶する上記表示用データのうち、所望の上記ページにつき上記位置指定手段によって指定された所望の上記位置又は領域に対応したデータを、編集して更新する編集手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子ペーパファイル。 - 上記記憶手段は、文字データ及び画像データで構成された上記表示用データについて、その文字データ及び画像データをそれぞれ独立した編集が可能に管理して記憶することを特徴とする請求項29に記載の電子ペーパファイル。
- 上記編集手段は、上記表示用データにおいて、上記位置指定手段によって指定された所望の上記位置又は領域に対応したデータを削除したとき、その削除したデータが占めていた部分に、その削除したデータの後に続いていたデータを移動することを特徴とする請求項29に記載の電子ペーパファイル。
- 上記編集手段は、上記表示用データにおいて、上記位置指定手段によって指定された所望の上記位置又は領域に対応したデータを削除したとき、その削除したデータが占めていた部分を、空白を表わすデータで維持することを特徴とする請求項29に記載の電子ペーパファイル。
- 上記編集手段は、上記表示用データにおいて、上記位置指定手段によって指定された所望の上記位置又は領域に対応したデータを他の位置又は領域に対応した部分へ移動したとき、その移動の対象となったデータが占めていた部分に、その移動の対象となったデータの後に続いていたデータを移動することを特徴とする請求項29に記載の電子ペーパファイル。
- 上記編集が、上記指定した領域に対応する表示用データの移動であるとともに、
上記編集手段は、上記表示用データにおいて、上記位置指定手段によって指定された所 望の上記位置又は領域に対応したデータを他の位置又は領域に対応した部分へ移動したとき、その移動の対象となったデータが占めていた部分を、空白を表わすデータで維持することを特徴とする請求項29に記載の電子ペーパファイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001317320A JP3999958B2 (ja) | 2000-10-16 | 2001-10-15 | 電子ペーパファイル |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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