JP4013152B2 - 運動量変換バンド - Google Patents
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Description
*バンドの形状は、輪形状でもバンドの両端が互いに係止する構造でもよい。
*ラッチ機構手段は、回転が係止してロック状態になるよう突部、穴、欠部等で衝合して止まる機構で、ひとつの実施例としてつめ車とつめでなるラチェット機構やドーボ機構等で構成できる。つめ車の衝合するつめは外周側や内周側に設けて構成してよい。
*蓄電池は、ニッケル・カドミウム蓄電池(ニッカド蓄電池)やリチウムイオン蓄電池やニッケル水素蓄電池等で実施できる。特にリチウムイオン蓄電池はメモリー効果が無いため、継ぎ足し充電が可能で最も実施しやすい。蓄電池は予め本発明の構成に含めて実施してもよいし、本発明を構成する蓄電池ホルダーに後から市販の蓄電池を挿脱して収納するように実施してもよい。
*蓄電池の充電完了の検知方法は、蓄電池の電圧を検出する方法や、電流を検出する方法や、その他の方法でもよい。
*センサは、回動する振り子が光センサの光軸を遮る透過型光センサや光軸を反射する反射型光センサでもよいし、また振り子が接点(コンタクト)をON/OFFする構造等で実施してよい。
*バンドの係止手段は、止めバンドや面ファスナー(登録商標マジックテープ)等で実施できる。
*渦巻きばねは、炭素鋼材料やステンレス鋼材料で形成でき、定荷重渦巻きばねや定トルク渦巻きばね等で構成できる。
*報知手段は、LED、ブザー、電子音、液晶表示やその他で実施してよい。また報知する蓄電池の充電状態は、フル充電の完了に対して何分の1まで充電したかの経過状態を表示することや、また蓄電池の蓄電残量で携帯電話機の可能な連続通話時間を表示するように構成してもよい。
*収納部は、バンド体の一部に構成しても、バンド体と別体にしてバンド体に着脱できるように構成してもよい。また収納部を透明に形成してもよい。
*本発明の構成に、時計表示機能を具備して構成してもよく、また音楽再生機能や電話機能や他の機能を具備して構成してもよい。
この実施例の構成で、図16に図示する腕を振り上げ振り下ろす運動をすると、その運動に追従して振り子2に回動する力が加わり、図16(a)まで腕を振り上げる迄には、振り子2の重心2aに加わる力は慣性力+遠心力を加えた上方への加速度が増した力が加わり、図16(e)まで腕を振り下ろす迄には、振り子2の重心2aに加わる力は慣性力+遠心力+重力を加えた下方への加速度が増した合計する力が加わる。このためいずれも腕の振りに追従する力が振り子2に加わるが、腕を振り下ろす方向には腕と振り子2の重量が余分に加わるため、その分振り子2に加わるトルクは大きくなる。特に重力加速度より大きな加速度で腕を振り下ろせば、腕を振り下ろす間、ストッパー7aによって振り子2を押し下げる力が働き続け、振り子2の重心に接線方向へ回転させる力が大きく働く。そしてストッパー7aを振り子2の最先端に設ければ、下方に押し下げる力を最大限に伝達することができる。図1(b)でB地点に到達後に再び腕を振り上げる動作によって振り子2がA方向に回動しても、前述の軸継手4b、4bは1方向のみに伝動する構成になっているため、そのA方向への回動によってつめ車4dに逆の回転力が及ぶことはない。つめ車4dが振り子2の回動によって回転すると、つめ車4d内に内蔵した渦巻きばね6が巻かれると同時に、小歯車4a2が回転し、小歯車4a2と噛合する大歯車4a1が矢印の方向に回転する。大歯車4a1上のつめ車4dとカム4gとは一体的に連結して支軸4fに遊嵌しており、図2(c)に示すようにラチェット機構部4Aをなすつめ4eが、ハサミ形ばね4cの働きで常に下向きの力が加わって、つめ4eとつめ車4dとが係止し、つめ車4dとカム4gは矢印の方向にしか回転しない。そして大歯車4a1とつめ車4dは軸継手4b、4bを介在して連結しており、圧縮ばね4c1が常に大歯車4a1を押圧しているため、前述の軸継手4b、4bの働きで図3(a)の矢印の方向には、大歯車4a1とつめ車4d及びカム4gが一体的に回転するが、図3(b)の矢印の方向では、軸継手4b、4bの働きでつめ車4dはどちらの方向にも回転しない。振り子2の回動でつめ車4dと小歯車4a2が回転し、小歯車4a2と噛合する大歯車4a1が回転すると、同時にカム4gが大歯車4a1と同じ角速度で回転する。カム4gの周側面の一部に凸部4hを形成しており、つめ4eは引張りばね4cで常に下向きに引張られており、カム4gが回転して図3(a)から図3(b)の状態になると、凸部4hがつめ4eを図のように押し下げ、図3(b)の状態ではつめ4eがつめ車4dとの係止状態から解除されると同時に、つめ車4dと小歯車4a2は図の矢印方向に回転し始める。この時つめ車4dと軸継手4b、4bと振り子2も連結したまま図1(b)のA方向に回転するが、図4(b)に図示するように、ストッパー7aはハサミ形ばね4c3の適当な力によって、逆コの字状に直立しており、前記係止状態のラッチが解除してA方向に回転する振り子2によって、ストッパー7aに振り子2の側端部が到達すると、ストッパー7aが押されて回転すると同時に、図4(c)に示すように振り子2の下面をストッパー7aが上方へ押し上げる。そして振り子2が上方に上がると、その状態で前記の軸継手4b、4bが互いに接面から離れてその係止状態が外れるため、つめ車4dは完全にフリーな状態になり、内蔵する渦巻きばね6の復元力で一機につめ車4dと小歯車4a2を回転させ、同時に発電機歯車4a3を回転させて交流発電機3A(又は直流発電機3B)が発電を始める。そして渦巻きばね6が元の巻かれてない状態になるまで、交流発電機3A(又は直流発電機3B)が回転を続けて発電する。ここで発電機3が渦巻きばね6の復元力で加速的に回転しようとすると、その分自己誘導作用が大きく働き、結果的に定回転で回転しようとして、発電量を一定に保とうと働く。尚、交流発電機3Aは3相交流発電機で構成してもよい。尚、ストッパー7aはある一定以上力が加わらないと回転しないようになっており、また図4(c)の状態になると、振り子2がストッパー7aと押え板17の間に挟持されるようになり、圧縮ばね4c1の働きでその状態を保持するようになる。
図3(c)の状態になると、凸部4hが図の位置まで回転しており、同時につめ4eは元の位置まで押し上げられ、つめ4eとつめ車4dとは再び係止状態になる。つめ4eが係止状態になる時には、渦巻きばね6は元に戻った状態になり、発電機3が回転している間は、図3(b)の状態を保つ。大歯車4a1と小歯車4a2のギヤ比を適当に設定してよく、またカム4gに形成する凸部4hも1箇所に限らず2箇所以上形成してもよく、それによって腕を振る所定の回数毎にラッチ状態を解除して発電機3を回転させることができる。さらに凸部4hの幅も適当に設定してよく、それによってラッチ解除の状態を所定の回数の間に設定できる。この構成において、ラッチ解除後の発電機3が回転する回転数や速度はその都度一定に保たれることになる。
そしてこの手首(腕)を振り上げる動作と振り下ろす動作を連続して行うと、渦巻きばね6に回転する復元力が逐次蓄えられる。
本実施例の構成で、振り子2の支軸4fに例えばゼンマイばねを設けて、自力で図1(b)のA地点に回動して戻るように構成することもできる。本実施構成では、携帯用の電子機器で電源を充電する携帯電話機や音楽再生器やデジタルカメラ用の蓄電池8を収納する蓄電池ホルダー12を設けており、蓄電池8を蓄電池ホルダー12に抜き差して収納することができる。収納した状態で蓄電池8は充電可能状態になる。この構成で特に携帯電話機用の蓄電池8を収納する場合においては、本特許願の出願時に通信会社としては、vodafone、TU−KA、NTTDoCoMo、au等あり、また携帯電話機メーカーにあっては、NEC、京セラ、サンヨー電機、ソニーエリクソン、東芝、ノキア、パナソニック、富士通、カシオ計算機、ケンウッド、シャープ、デンソー、日本無線、パイオニア、日立製作所、三菱電機等があり、携帯電話機内に収納する蓄電池8の形状も多種多様である。また蓄電池8単体で収納するもの、蓄電池8が携帯電話機の裏蓋と一体になって収納するもの(電池パックと称される)等あり、蓄電池8を蓄電(充電)する+、−の充電端子の配置位置も様々である。そのため本発明の1実施構成として、図10に示すように、ひとつの蓄電池ホルダー12で複数社の蓄電池8を収納して充電できるように、最大公約数的に並べて配置した複数の充電端子12a、12a・・・12aを各蓄電池8の電極端子に対応する位置に配置した構成にしている。この構成で例えば充電端子12aを付勢材で押圧するようにも構成でき、各蓄電池8を蓄電池ホルダー12に収納した際、必要な充電端子12aのみが蓄電池8の電極端子に接面して通電と充電ができる。また本発明の他の実施構成として、蓄電池ホルダー12とは別体のアダプター12bを用意し、アダプター12bを蓄電池8と蓄電池ホルダー12との間に介在させて通電し充電する構成にもできる。アダプター12bは予め各蓄電池8の電極端子の配置に対応する接面端子を設けており、その接面端子がアダプター12bを蓄電池ホルダー12内に収納した際、蓄電池8の電極端子と蓄電池ホルダー12の充電端子12aとが導通するように設けて構成しており、この構成によっていかなる蓄電池8もアダプター12bを介在して構成することで充電が可能である。尚、本実施構成を前実施構成と組合せて設ける構成にしてもよい。
本発明の構成で、実際の手の振りの運動に合わせて、振り子2の回動範囲を可変設定することもでき、手の振りの運動に追従したつめ車4dの回転運動にと効率良く変換して発電できる。尚、この振り子2の回動範囲を例えばストッパー7,7aを設けた基台4dを回動できる構成にして可変設定できるようにしてもよい。また振り子2の回動幅や振り子2の長さも、運動の種類に応じて適当に可変して構成してよい。また蓄電池8への蓄電(充電)も電圧/電流検出判定回路13で効率良く制御して適度に蓄電(充電)するように構成できる。蓄電池8への蓄電(充電)は、急速に行うよりも時間をかけて行う方がよく、例えば電圧/電流検出判定回路13で蓄電池8への蓄電(充電)を定電圧に制御して、蓄電(充電)するようにも構成できる。その1実施例としてはツェナーダイオードを回路内に設けて実施することもできる。また蓄電池8の用途、種類によっては充電完了電圧Vsが異なるため、充電完了電圧Vsを適当に可変設定できる構成にしてもよい。また内蔵した電池15の代わりに蓄電池8を電源にして本発明を実施してもよい。また蓄電池8を主電源用の蓄電池8と副電源用の蓄電池8とを並列に設けておき、例えば携帯電話機の予備電源として主電源用の蓄電池8を抜き出してる間、副電源用の蓄電池8が報知手段10の電源として働かせることもできる。
また本発明の構成に、時計表示機能やその他音楽再生機能や電話機能を具備して構成してもよい。またカード式の記憶媒体を各実施例の構成に挿脱して装備できる構成にしてもよく、そのカード式の記憶媒体を装備することで、例えばパルス計数部5で計数した歩数の推移、累積を携帯電話機やPDAの画面で確認することができ、また音楽再生用(MP3プレーヤー)の記憶媒体として機能させる構成にもできる。カード式の記憶媒体としては、パナソニック社のSDメモリカードやソニー社のメモリースティック等で実施できる。
1A : 収納部
1a : 留めバンド
1b : 面ファスナー
2 : 振り子
2a: 重心
3 : 発電機
3A: 交流発電機
3B: 直流発電機
3a: 起電部
3b : 磁性体
4 : 伝動部
4A: ラチェット機構部
4a : 歯車
4a1 : 大歯車
4a2 : 小歯車
4a3 : 発電機歯車
4b : 軸継手
4c : ばね
4c1 : 圧縮ばね
4c2 : 引張りばね
4c3 : ハサミ形ばね
4d : つめ車
4e : つめ
4f : 支軸
4g : カム
4h : 凸部
5 : パルス計数部
6 : 渦巻きばね(ゼンマイ)
7、7a : ストッパー
8 : 蓄電池
9 : 整流部
10 : 報知手段
10a : LED
10b : 液晶表示
11 : コネクタ
12 : 蓄電池ホルダー
12a : 充電端子
12b : アダプター
13 : 電圧/電流検出判定回路
14 : センサ
15 : 電池
16 : 基台
17 : 押え板
Claims (9)
- 手首や足首に装着するバンドにおいて、バンド(1)にウォーキング、ジョギング、ランニング等の運動に追従して回動する振り子(2)を、該振り子(2)の回動幅を手首や足首を振り上げて振り下ろす運動に追従して繰り返し回動する回動範囲にして設け、前記振り子(2)の回動に連動して一方向に回転して回転毎に係止するラッチ機構と、前記振り子(2)の回動に連動し該ラッチ機構により一方向に回転して巻かれる渦巻きばね(6)と、前記振り子(2)の回動に連動し該ラッチ機構を解除するラッチ解除機構を設け、該ラッチ解除機構が作動することで前記渦巻きばね(6)の復元力が働いて回転する発電機(3)と、該発電機(3)の発電する電気を蓄える蓄電池(8)を設けたことを特徴とする運動量変換バンド。
- 手首や足首に装着するバンドにおいて、バンド(1)にウォーキング、ジョギング、ランニング等の運動に追従して回動する振り子(2)を、該振り子(2)の回動幅を手首や足首を振り上げて振り下ろす運動に追従して繰り返し回動する回動範囲にして設け、前記振り子(2)の回動に連動して一方向に回転して回転毎に係止するラッチ機構と、前記振り子(2)の回動に連動し該ラッチ機構により一方向に回転して巻かれる渦巻きばね(6)と、前記振り子(2)の回動に連動し該ラッチ機構を解除するラッチ解除機構を設け、該ラッチ解除機構が作動することで前記渦巻きばね(6)の復元力が働いて回転する発電機(3)と、該発電機(3)の発電する電気を蓄える別体の蓄電池(8)を挿脱して収納する蓄電池ホルダー(12)を設けたことを特徴とする運動量変換バンド。
- 前記バンドに、蓄電池(8)の充電状態を報知する報知手段(10)を設けた請求項1又は2記載の運動量変換バンド。
- 前記バンドに、振り子(2)の振りを検出し、該検出した信号をパルス信号として計数するパルス計数部(5)を設け、該パルス計数部(5)で計数したパルス数に応じて報知手段(10)を作動させるようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の運動量変換バンド。
- 前記バンドに、蓄えた蓄電池(8)の電力を外部に送るコネクタ(11)を設けた請求項項1〜4のいずれか1項に記載の運動量変換バンド。
- 前記蓄電池ホルダー(12)に、少なくとも2種以上の蓄電池(8)を挿脱して収納し充電する充電端子(12a)を設けた請求項2記載の運動量変換バンド。
- 前記蓄電池ホルダー(12)に、少なくとも2種以上の蓄電池(8)を挿脱して収納する別体のアダプター(12b)を設けた請求項2又は6記載の運動量変換バンド。
- 前記バンドに、時計表示機能を具備した請求項1〜7のいずれか1項に記載の運動量変換バンド。
- 前記バンドに、挿脱して装備する記憶媒体を具備した請求項1〜8のいずれか1項に記載の運動量変換バンド。
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