JP4034760B2 - 無線通信システム - Google Patents
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Description
A. van Zelst, R. van Nee, and G. A. Awater, ``Space Division Multiplexing (SDM) for OFDM System'', IEEE Proceeding of VTC-Spring 2000, pp. 6-10, 1998. D. Agrawal, V. Tarokh, A. Naguib, and N. Seshadri, ``Space-Time Coded OFDM for High Data-Rate Wireless Communication over Wideband Channels'', IEEE Proceeding of VTC '98, pp. 2232-2236, 1998. V. Tarokh, N. Seshadri, and A. R. Calderbank, ``Space-time codes for high data rate wireless communication: Performance criterion and code construction'', IEEE Trans. Information Theory, vol. 44, No. 2, pp. 744-765, March 1998.
また、本発明は、従来の技術に鑑み、種々の多値変調用の時空間符号方式を用いる伝送システムにおいて、回路の簡略化を図る無線通信システムを提供する。
前記無線送信機は、送信ビット列を複数のビット列に分割する分割手段と、前記分割された複数のビット列のうちのいくつかのビット列を空間分割多重方式で変調し、その他のビット列を時空間符号化方式で変調し、空間分割多重方式で変調された変調信号の信号点間の距離の大きさと時空間符号化方式で変調された変調信号の信号点間の距離の大きさとを調整して変調する変調手段と、空間分割多重方式で変調された変調信号と時空間符号化方式で変調された変調信号とを加算して送信する送信手段を具備し、
前記無線受信機は、前記空間分割多重方式及び前記時空間符号化方式のいずれかの方式に基づいて、受信した信号を復調する第1の復調手段と、前記受信した信号から伝送路状況を示す指標を推定する推定手段と、前記復調された信号を前記第1の復調手段で使用した方式で変調し、前記指標に基づいて前記受信した信号から前記復調された信号の方式とは異なる方式に対応する受信信号を抽出する抽出手段と、前記抽出された受信信号を前記第1の復調手段で採用した方式とは異なる方式で復調する第2の復調手段を具備することを特徴とする。
また、本発明の無線通信システムによれば、種々の多値変調用の時空間符号方式を用いる伝送システムにおいて、回路の簡略化を図ることができる。
2送信アンテナ、2受信アンテナのMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)システムによるQAM (Quadrature Amplitude Modulation)信号伝送を例に、以下、詳細に説明する。
4QAM:2ビット(a0、a1)を、4種類の複素数空間上の信号点にマッピング
16QAM:4ビット(a0、a1、b0、b1)を、16種類の複素数空間上の信号点にマッピング
64QAM:6ビット(a0、a1、b0、b1、c0、c1)を、64種類の複素数空間上の信号点にマッピング
256QAM:8ビット(a0、a1、b0、b1、c0、c1、d0、d1)を、256種類の複素数空間上の信号点にマッピング
ただし、a0、a1、b0、b1、c0、c1、d0、d1は、それぞれ、0、あるいは、1の値のビットである。
Ar=±8、Ai=±8j、(以下、j2=−1とする)
と決定しており、これらが、4QAMの信号点の実数成分と虚数成分となる。
Br=±4、Bi=±4j、
と決定しており、16QAMの信号点の実数成分と虚数成分は、
Ar+Br=±12、±4、
Ai+Bi=±12j、±4j、
と表示することができる。
Cr=±2、Ci=±2j、
と決定しており、64QAMの信号点の実数成分と虚数成分は、
Ar+Br+Cr=±14、±10、±6、±2、
Ai+Bi+Ci=±14j、±10j、±6j、±2j、
と表示することができる。
Dr=±1、Di=±1j、
と決定しており、256QAMの信号点の実数成分と虚数成分は、
Ar+Br+Cr+Dr=±15、±13、±11、±9、±7、±5、±3、±1、
Ai+Bi+Ci+Di=±15j、±13j、±11j、±9j、±7j、±5j、±3j、±1j、
と表示することができる。
本実施形態の無線通信システムは、16QAMの場合の例である。すなわち、16QAM信号点の実数成分と虚数成分は、A=(Ar、Ai)は大振幅の4PSK信号、B=(Br、Bi)小振幅の4PSK信号で表示することができる。
本実施形態では、(Ar、Ai)は誤り耐性が強いことを考慮してSDM(Space Division Multiplexing)で伝送し、(Br、Bi)は誤り耐性が弱いことを考慮してSTC(Space-Time Coding)で伝送する。
本実施形態では、無線送信機10では情報を含めて送信する情報ビット列(送信ビット列)は12ビット、(x1、x2、 ・・・ 、x12)とする。ただし、xi(i=1、2、・・・、12)は、0、又は1である。
A1(t)=±8±8j、A1(t+1)=±8±8j、
の4PSK信号を生成する。
A2(t)=±8±8j、A2(t+1)=±8±8j、
の4PSK信号を生成する。
B1(t)=±4±4j、B1(t+1)=±4±4j、
と、第2の系列の4PSK信号、
B2(t)=±4±4j、B2(t+1)=±4±4j、
を生成する。ただし、
B2(t)=−B1(t+1)*、B2(t+1)=B1(t)*、
の関係がある。ここで、()*は、()の複素共役を表す。
S. M. Alamouti, ``A simple transmitter diversity technique for wireless communications'', IEEE Journal on Selected Areas in Communications, (JSAC), vol. 44, no. 10, pp. 1451-1458, Oct. 1998.
に記載されている。なお、このAlamoutiの手法には限定されず、例えば、
D. Agrawal, V. Tarokh, A. Naguib, and N. Seshadri, ``Space-Time Coded OFDM for High Data-Rate Wireless Communication over Wideband Channels'', IEEE Proceeding of VTC’98. pp. 2232-2236, 1998.
に記載されているトレリス形式のSTCを適用してもよい。
加算器106は、4PSK−STC変調器103の第2の系列の出力及び第2の4PSK変調器104の出力を加算して、加算した信号を第2の送信アンテナ108に出力する。具体的には、加算器106は、ある時刻tでA2(t)+B2(t)、時刻t+1でA2(t+1)+B2(t+1)を第2の送信アンテナ108に出力する。そして、第2の送信アンテナ108が、ある時刻tでA2(t)+B2(t)、時刻t+1でA2(t+1)+B2(t+1)をそれぞれ送信する。
すなわち、各アンテナから時刻tと時刻t+1に送信される信号はそれぞれ、大振幅の4PSK信号と、小振幅の4PSK信号が合成された16QAM信号となっている。
u1(t)=h11(A1(t)+B1(t))+h21(A2(t)+B2(t))+n1(t)、
時刻tの第2の受信アンテナ202の入力は、
u2(t)=h12(A1(t)+B1(t))+h22(A2(t)+B2(t))+n2(t)、
時刻t+1の第1の受信アンテナ201の入力は、
u1(t+1)=h11(A1(t+1)+B1(t+1))+h21(A2(t+1)+B2(t+1))+n1(t+1)、
時刻t+1の第2の受信アンテナ202の入力は、
u2(t+1)=h12(A1(t+1)+B1(t+1))+h22(A2(t+1)+B2(t+1))+n2(t+1)、
と表される。なお、n1(t)、n2(t)、n1(t+1)、n2(t+1)は、それぞれ時刻t、t、t+1、t+1での互いに独立な白色ガウス雑音である。
u1(t)=h11A1(t)+h21A2(t)+v1(t)、ただし、v1(t)=h11B1(t)+h21B2(t)+n1(t)、
u2(t)=h12A1(t)+h22A2(t)+v2(t)、ただし、v2(t)=h12B1(t)+h22B2(t)+n2(t)、
u1(t+1)=h11A1(t+1)+h21A2(t+1)+v1(t+1)、ただし、v1(t+1)=h11B1(t+1)+h21B2(t+1)+n1(t+1)、
u2(t+1)=h12A1(t+1)+h22A2(t+1)+v2(t+1)、ただし、v2(t+1)=h12B1(t+1)+h22B2(t+1)+n2(t+1)。
A. van Zelst, R. van Nee, and G. A. Awater, ``Space Division Multiplexing (SDM) for OFDM System'', Proceeding of VTC-Spring 2000, pp. 6-10, 1998.
A1(t)とA2(t)の送信信号は16通り考えられるので、4PSK−MLD復調器204は、これらの候補をそれぞれA1(t)’、A2(t)’としたとき、u1(t)’、u2(t)’とu1(t)、u2(t)との差が最小となる候補A1(t)’、A2(t)’を送信信号と推定する。ここで、
u1(t)’=h11A1(t)’+h21A2(t)’、
u2(t)’=h12A1(t)’+h22A2(t)’、
である。この様にして4PSK−MLD復調器204はA1(t)とA2(t)を再生し、ビットを得る。
u1(t+1)’=h11A1(t+1)’+h21A2(t+1)’、
u2(t+1)’=h12A1(t+1)’+h22A2(t+1)’、
である。この様にして4PSK−MLD復調器204はA1(t+1)とA2(t+1)を再生し、ビットを得る。
以上のようにして、4PSK−MLD復調器204により第1の4PSK変調器102及び第2の4PSK変調器104で変調されたビットを得ることができる。
v1(t)=u1(t)−h11A1(t)−h21A2(t)
=h11B1(t)+h21B2(t)+n1(t)
=h11B1(t)−h21B1(t+1)*+n1(t)、
v2(t)=u2(t)−h12A1(t)−h22A2(t)
=h12B1(t)+h22B2(t)+n2(t)
=h12B1(t)−h22B1(t+1)*+n2(t)、
v1(t+1)=u1(t+1)−h11A1(t+1)−h21A2(t+1)
=h11B1(t+1)+h21B2(t+1)+n1(t+1)
=h11B1(t+1)+h21B1(t)*+n1(t+1)、
v2(t+1)=u2(t+1)−h12A1(t+1)−h22A2(t+1)
=h12B1(t+1)+h22B2(t+1)+n2(t+1)
=h12B1(t+1)+h22B1(t)*+n2(t+1)、
を得る。
4PSK−STC復調器211は、v1(t)、v2(t)、v1(t+1)、v2(t+1)に対し下記の演算を行う。
=h11 *h11B1(t)−h11 *h21B1(t+1)*+h11 *n1(t)
+h21h11 *B1(t+1)*+h21h21 *B1(t)+h21n1(t+1)*
=h11 *h11B1(t)+h21 *h21B1(t)+h11 *n1(t)+h21n1(t+1)*、
w1(t+1)*=−h21 *v1(t)+h11v1(t+1)*
=−h21 *h11B1(t)+h21 *h21B1(t+1)*−h21 *n1(t)+h11h11 *B1(t+1)*+h11h21 *B1(t)+h11n1(t+1)*
=h11 *h11B1(t+1)*+h21 *h21B1(t+1)*−h21 *n1(t)+h11n1(t+1)*、
w2(t)=h12 *v2(t)+h22v2(t+1)*
=h12 *h12B1(t)−h12 *h22B1(t+1)*+h12 *n2(t)+h22h12 *B1(t+1)*+h22h22 *B1(t)+h22n2(t+1)*
=h12 *h12B1(t)+h22 *h22B1(t)+h12 *n2(t)+h22n2(t+1)*、
w2(t+1)*=−h22 *v2(t)+h12v2(t+1)*
=−h22 *h12B1(t)+h22 *h22B1(t+1)*−h22 *n2(t)+h12h12 *B1(t+1)*+h12h22 *B1(t)+h12n2(t+1)*
=h12 *h12B1(t+1)*+h22 *h22B1(t+1)*−h22 *n2(t)+h12n2(t+1)*。
なお、前記のAlamoutiによるSTCは2送信アンテナに適用されるものであるが、4送信アンテナに適用するSTCについては、例えば、
V. Tarokh, H. Jafarkhani, and A. R. Calderbank, ``Space-Time Block Codes from Orthogonal Designs'', IEEE Trsns. Information Theory, vol. 45, no. 5, pp. 1456-1467, July 1999.
又は、
M. O. Damen, K. A. Meraim, and J. C. Belfoire, ``Diagonal Algebraic Space-Time Block Codes'', IEEE Trans. Information Theory, vol.48, n0.3, pp. 628-636, March 2002.
に記載されている手法により実現することができる。
このうち、後者の文献に記載されているSTCの復号には、例えば、
M. O. Damen, A. Chkeif, and J. C. Belfoire, ``Lattice Code Decoder for Space-Time Codes'', IEEE Communications Letter, vol. 4, no. 5, pp. 161-163, May 2000.
に記載されているSphere復号により容易に行うことができるが、このSphere復号は、無線受信機でのSDMの分離復調において、4PSK−MLD復調器の代わりに適用することもできる。
図4と図5に示したこれら両者を比較すると、伝送効率の観点では、前者の方がSDMに割り当てられるビット数が多いため伝送効率は良く優れているが、誤り耐性の観点では、後者の方がSTCに割り当てられるビット数が多いため優れている。
大振幅の4PSK信号を、A1(t)、A1(t+1)=±8±8j、
小振幅の4PSK信号を、B1(t)、B1(t+1)=±4±4j
とレベルを設定して、
±(12、or、4)±(12j、or、4j)、
のように均一な格子状の16QAM信号を設定したが、レベルの関係は、これには限定されない。例えば、
大振幅の4PSK信号を、A1(t)、A1(t+1)=±10±10j、
小振幅の4PSK信号を、B1(t)、B1(t+1)=±2±2j
とレベルを設定して、
±(12、or、8)±(12j、or、8j)、
のような不均一な格子状の16QAM信号を設定することも可能である。この場合、大振幅の4PSK信号の誤り耐性が強くなるが、小振幅の4PSKの誤り耐性は弱くなる。この設定は、SDMのMLD復調性能が悪いとき有効である。このように、伝送路状況に応じてレベルの関係を適応的に制御することにより、広範囲な伝送路状況で良好な伝送特性を確保することができる。
本実施形態は、伝送路状況に応じて適応制御を実行する無線通信システムを図6を参照して説明する。第1の実施形態では、16QAM伝送を、常にSDMとSTCの混合により伝送したが、本実施形態では、伝送路状況に応じて、例えば、信号対雑音比(SNR:Signal to Noise Ratio)に応じて全てSDMで伝送したり、SDMとSTCの混合により伝送したり、又は全てSTCで伝送したりする。
すなわち、無線送信機11では、第1の実施形態での第1の4PSK変調器102、4PSK−STC変調器103、第2の4PSK変調器104の代わりに、第1の16QAM、4PSK変調器140、16QAM、4PSK−STC変調器141、第2の16QAM・4PSK変調器142を備えている。この変更に伴い、無線送信機11では、第1の実施形態の無線送信機10と異なり、各変調器で16QAMの変調方式を採用することができる。
具体的には、制御器145及び制御器255は、時刻tと時刻t+1において、SNRが高く、低い誤り耐性が許容される場合は、16ビットの情報に対して全て高効率のSDM伝送が行われるように制御し、SNRが中程度で、中程度の誤り耐性が要求される場合は、12ビットの情報に対してSDMとSTCの混合伝送で実行し、SNRが低く、強い誤り耐性が許容される場合は、8ビットの情報に対して全てSTC伝送が行われるように制御する。
(1)無線受信機21が受信した受信信号のSNRが高いと判定された場合、(2)無線受信機21が受信した受信信号のSNRが中程度と判定された場合、(3)無線受信機21が受信した受信信号のSNRが低いと判定された場合、にわけて無線送信機11及び無線受信機21での変調方式及び復調方式を変更させる。ここでSNRの大きさは、第1及び第2の閾値(第1の閾値>第2の閾値)との比較により、上記の(1)から(3)のいずれかになるかが判定される。すなわち、制御器145は、SNRが第1の閾値よりも大きい場合は(1)と判定し、SNRが第1の閾値以下で、かつ第2の閾値よりも大きい場合は(2)と判定し、SNRが第2の閾値以下である場合は(3)と判定する。これら第1及び第2の閾値は、無線送信機11及び無線受信機21の性能を参照して適切に設定することが必要であり、実験又はシミュレーション等を参照して設定することが望ましい。
A1(t) =±(12、or、4)±(12、or、4)j、
A1(t+1)=±(12、or、4)±(12、or、4)j
の16QAM信号を生成する。同様に、ビット分割器101は、8ビット(x9、x10、 ・・・ 、x16)を、4ビットずつ、第2の16QAM・4PSK変調器142に入力し、第2の16QAM・4PSK変調器142は、
A2(t) =±(12、or、4)±(12、or、4)j、
A2(t+1)=±(12、or、4)±(12、or、4)j
の16QAM信号を生成する。そして、無線送信機11は、第1の送信アンテナ107から時刻tにA1(t)を、時刻t+1にA1(t+1)をそれぞれ送信する。また、無線送信機11は、第2の送信アンテナ108から時刻tにA2(t)を、時刻t+1にA2(t+1)をそれぞれ送信する。
B1(t) =±(12、or、4)±(12、or、4)j、
B1(t+1)=±(12、or、4)±(12、or、4)j
の第1系列の16QAM信号と、
B2(t) =±(12、or、4)±(12、or、4)j、
B2(t+1)=±(12、or、4)±(12、or、4)j
の第2系列の16QAM信号を生成する。ただし、
B2(t)=−B1(t+1)*、
B2(t+1)=B1(t)*、
の関係がある。このSTCは第1の実施形態と同様に、Alamoutiの方法に基づいている。そして、無線送信機11は、第1の送信アンテナ107から時刻tにB1(t)を、時刻t+1にB1(t+1)をそれぞれ送信する。また、無線送信機11は、第2の送信アンテナ108から、時刻tにB2(t)を、時刻t+1にB2(t+1)をそれぞれ送信する。
したがって、SNRに応じて、伝送効率と誤り耐性の適切なトレードオフが実現される。
本実施形態では、伝送路状況、例えばSNRに関わらず、最低限の4PSKの伝送が確保され、伝送路状況に応じて、伝送効率を高める無線通信システムを図7を参照して説明する。
(1)無線受信機21が受信した受信信号のSNRが低いと判定された場合、(2)無線受信機21が受信した受信信号のSNRが中程度と判定された場合、(3)無線受信機21が受信した受信信号のSNRが高いと判定された場合、(4)無線受信機21が受信した受信信号のSNRが(3)の場合よりもさらに高いと判定された場合、にわけて無線送信機11及び無線受信機21での変調方式及び復調方式を変更させる。ここでSNRの大きさは、第1、第2及び第3の閾値(第1の閾値>第2の閾値>第3の閾値)との比較により、上記の(1)から(3)のいずれかになるかが判定される。すなわち、制御器145は、SNRが第3の閾値以下の場合は(1)と判定し、SNRが第3の閾値よりも大きく、かつ第2の閾値以下である場合は(2)と判定し、SNRが第2の閾値よりも大きく、かつ第1の閾値以下である場合は(3)と判定し、SNRが第1の閾値よりも大きい場合は(4)と判定する。これら第1、第2及び第3の閾値は、無線送信機12及び無線受信機22の性能を参照して適切に設定することが必要であり、実験又はシミュレーション等を参照して設定することが望ましい。
A1(t) =±8 ±8j、
A1(t+1)=±8 ±8j
の第1系列の4PSK信号と、
A2(t)=±8 ±8j、
A2(t+1)=±8 ±8j
の第2系列の4PSK信号を生成する。ただし、
A2(t)=−A1(t+1)*、
A2(t+1)=A1(t)*
の関係がある。このSTCは第1の実施形態と同様に、Alamoutiの方法に基づいている。そして、無線送信機12は、第1の送信アンテナ107から、時刻tにA1(t)を、時刻t+1にA1(t+1)をそれぞれ送信する。また、無線送信機12は、第2の送信アンテナ108から、時刻tにA2(t)を、時刻t+1にA2(t+1)をそれぞれ送信する。
A1(t) =±8 ±8j、
A1(t+1)=±8 ±8j
の第1系列の4PSK信号と、
A2(t)=±8 ±8j、
A2(t+1)=±8 ±8j
の第2系列の4PSK信号を生成する。ただし、
A2(t)=−A1(t+1)*、
A2(t+1)=A1(t)*
の関係がある。次に、ビット分割器101は、4ビット(x5、x6、x7、x8)を、2ビットずつ、第1の4PSK・16QAM・64QAM変調器150に入力し、第1の4PSK・16QAM・64QAM変調器150は、
B1(t)=±4±4j、
B1(t+1)=±4±4j
の4PSK信号を生成する。同様に、ビット分割器101は、4ビット(x9、x10、x11、x12)を、2ビットずつ、第2の4PSK・16QAM・64QAM変調器152に入力し、第2の4PSK・16QAM・64QAM変調器152は、
B2(t)=±4±4j、
B2(t+1)=±4±4j
の4PSK信号を生成する。そして、無線送信機12は、第1の送信アンテナ107から時刻tにA1(t)+B1(t)を、時刻t+1にA1(t+1)+B1(t+1)をそれぞれ送信する。また、無線送信機12は、第2の送信アンテナ108から時刻tにA2(t)+B2(t)を、時刻t+1にA2(t+1)+B2(t+1)をそれぞれ送信する。すなわち、各アンテナから時刻tと時刻t+1に送信される信号は、それぞれ、大振幅の4PSK信号と、小振幅の4PSK信号が合成された16QAM信号となっている。
A1(t) =±8 ±8j、
A1(t+1)=±8 ±8j
の第1系列の4PSK信号と、
A2(t)=±8 ±8j、
A2(t+1)=±8 ±8j
の第2系列の4PSK信号を生成する。ただし、
A2(t)=−A1(t+1)*、
A2(t+1)=A1(t)*、
の関係がある。次に、ビット分割器101は、8ビット(x5、x6、 ・・・ 、x12)を、4ビットずつ、第1の4PSK・16QAM・64QAM変調器150に入力し、第1の4PSK・16QAM・64QAM変調器150は、
B1(t)=±(6、or、2)±(6、or、2)j、
B1(t+1)=±(6、or、2)±(6、or、2)j、
の16QAM信号を生成する。同様に、ビット分割器101は、8ビット(x13、x14、 ・・・ 、x20)を、4ビットずつ、第2の4PSK・16QAM・64QAM変調器152に入力し、第2の4PSK・16QAM・64QAM変調器152は、
B2(t)=±(6、or、2)±(6、or、2)j、
B2(t+1)=±(6、or、2)±(6、or、2)j、
の16QAM信号を生成する。そして、無線送信機12は、第1の送信アンテナ107から時刻tにA1(t)+B1(t)を、時刻t+1にA1(t+1)+B1(t+1)をそれぞれ送信する。また、無線送信機12は、第2の送信アンテナ108から時刻tにA2(t)+B2(t)を、時刻t+1にA2(t+1)+B2(t+1)をそれぞれ送信する。すなわち、各アンテナから時刻tと時刻t+1に送信される信号は、それぞれ、大振幅の4PSK信号と、小振幅の16QAM信号が合成された64QAM信号となっている。
A1(t)=±8 ±8j、
A1(t+1)=±8 ±8j、
の第1系列の4PSK信号と、
A2(t)=±8 ±8j、
A2(t+1)=±8 ±8j、
の第2系列の4PSK信号を生成する。ただし、
A2(t)=−A1(t+1)*、
A2(t+1)=A1(t)*、
の関係がある。次に、ビット分割器101は、12ビット(x5、x6、 ・・・ 、x16)を、6ビットずつ、第1の4PSK・16QAM・64QAM変調器150に入力し、第1の4PSK・16QAM・64QAM変調器150は、
B1(t)=±(7、or、5、or、3、or、1)±(7、or、5、or、3、or、1)j、
B1(t+1)=±(7、or、5、or、3、or、1)±(7、or、5、or、3、or、1)j
の64QAM信号を生成する。同様に、ビット分割器101は、12ビット(x17、x18、 ・・・ 、x28)を、6ビットずつ、第2の4PSK・16QAM・64QAM変調器152に入力し、第2の4PSK・16QAM・64QAM変調器152は、
B2(t)=±(7、or、5、or、3、or、1)±(7、or、5、or、3、or、1)j、
B2(t+1)=±(7、or、5、or、3、or、1)±(7、or、5、or、3、or、1)j
の64QAM信号を生成する。そして、無線送信機12は、第1の送信アンテナ107から時刻tにA1(t)+B1(t)を、時刻t+1にA1(t+1)+B1(t+1)をそれぞれ送信する。また、無線送信機12は、第2の送信アンテナ108から時刻tにA2(t)+B2(t)を、時刻t+1にA2(t+1)+B2(t+1)をそれぞれ送信する。すなわち、各アンテナから時刻tと時刻t+1に送信される信号は、それぞれ、大振幅の4PSK信号と、小振幅の64QAM信号が合成された256QAM信号となっている。
本実施形態では、種々の多値変調用の時空間符号を用いる方式を用いる伝送システムに対して、同等の伝送特性を4PSKのSTTCにより実現することにより、回路の簡略化を図ることができる。多値変調信号を複数の4PSK信号に分割することにより、回路が4PSK用のSTTC符号化・復号器だけで済み、また、この場合、状態数を増加しても、16、64QAM用STTCの場合のような、膨大な演算量とはならない利点があることを以下に説明する。
16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)信号を対象とした時空間符号化伝送を例に、以下、図8を参照しながら本実施形態について詳細に説明する。
(±1、±3)+(±1、±3)j
と表したとき、この複素数信号は、それぞれ2ビットのデータで定まる大振幅と小振幅の2個の4PSK信号、
±2±2j (大振幅)、
±1±1j (小振幅)
の加算で表すことができる。大振幅の4PSK信号を決定する2ビットデータは、小振幅の4PSK信号を決定する2ビットデータよりも伝送誤りを生じにくいという特徴がある。
A. van Zelst, R. van Nee, and G. A. Awater, ``Space Division Multiplexing (SDM) for OFDM System'', IEEE Proceeding of VTC-Spring 2000, pp. 6-10, 1998.
に示されているトレリス遷移の状態数が4で、かつ、2個の送信アンテナから送信するものを用いる。このSTTC符号化器の状態遷移を図9(a)に示す。
0、2、3、1、2、0
であるとき、第1の送信アンテナに入力する第1のSTTC出力フレームは、
0、0、2、3、1、2
そして、第2の送信アンテナに入力する第2のSTTC出力フレームは、
0、2、3、1、2、0
となる。このフレーム内の各整数信号を、それぞれ複素数信号に戻して、各アンテナから送信する。
u1 (k)= ±2 ±2j、u2 (k)= ±2 ±2j
をそれぞれ生成する。kは時刻を表す信号番号である。同様に、ビット分割器155は他方の2ビットデータを、第2のSTTC符号化器に入力して、第2のSTTC符号化器157が第1、第2の送信アンテナから送出する信号、
v1 (k)= ±1 ±1j、v2 (k)= ±1 ±1j
をそれぞれ生成する。すると、第1の送信アンテナ、第2の送信アンテナからの出力信号は、加算器105、106によって、それぞれ、
u1 (k)+ v1 (k)、u2 (k)+ v2 (k)
になる。
r(k)= h1 (u1(k) + v1(k)) + h2 (u2(k) + v2(k)) + n(k)
と表すことができる。ここで、h1、h2は、互いに無相関な複素ガウス信号とする。n(k)は付加雑音で複素ガウス信号である。送信信号には、情報信号とは別に、パイロット信号が多重されており、無線受信機23で、そのパイロット信号を受信して、伝送路推定器266により伝送路推定がなされ、h1、h2を正確に検出されたと仮定する。
第1のSTTC復号器267は、第1のSTTC符号化器156によって生成されたであろうSTTC信号の第1アンテナから送出する信号、第2アンテナから送出する信号を、それぞれ、p1(k)、p2(k)と想定する。p1(k)、p2(k)の候補は、それぞれ、±2±2j の4通りである。第1のSTTC復号器267は、
d1=|r(k) − h1 p1(k) − h2 p2(k)|2
を評価値として、d1が最小となるような、p1(k)、p2(k)の信号列をビタビアルゴリズムにより探索する。このことは、第1のSTTC符号化器156に入力した最も尤もらしい信号(すなわち、符号化される前のビット列)を探索していることに対応する。
u1 (k)= ±2 ±2j、u2 (k)= ±2 ±2j
になる。受信信号r(k)に含まれるu1(k)、 u2(k) 成分を、図8に示した、乗算器269、270、加算器271からなる伝送レプリカを使用して、
s(k) = r (k) − h1 u1(k) − h2 u2(k)
により、除去する。そして、第2のSTTC復号器273は、第2のSTTC符号化器157の出力信号に対する復号を行う。第2のSTTC復号器273は、第2のSTTC符号化器157によって生成されたであろうSTTC信号の第1の送信アンテナからの送信信号、第2の送信アンテナからの送信信号を、それぞれ、q1(k)、q2(k)と想定する。q1(k)、q2(k)の候補は、整数で表すと、それぞれ、0、1、2、3である。第2のSTTC復号器273は、
d2=|s(k) − h1 q1(k) − h2 q2(k)|2
を評価値として、d2が最小となるような、q1(k)、q2(k)の信号列をビタビアルゴリズムにより探索する。このことは、第2のSTTC符号化器157に入力したの最も尤もらしい信号(すなわち、符号化される前のビット列)を探索していることに対応する。
本実施形態は、64QAM伝送へ適用した実施形態を図10を用いて示す。すなわち、本実施形態では、第4の実施形態のように16QAM伝送にしか適用できないわけではないことの一例を示す。
(±1、±3、±5、±7) + (±1、±3、±5、±7)j
と表したとき、この複素数信号は、2ビットのデータで定まる大振幅、中振幅、そして、小振幅の3個の4PSK信号
±4 ±4j (大振幅)、
±2 ±2j (中振幅)、
±1 ±1j (小振幅)
の加算で表すことができる。振幅の大きな4PSK信号を決定する2ビットデータは、振幅の小さな4PSK信号を決定する2ビットデータよりも伝送誤りを生じにくいという特徴がある。
u1(k)+v1(k)+w1(k)、
u2(k)+v2(k)+w2(k)
になる。
r (k)= h1 (u1(k) + v1(k) + w1(k)) + h2 (u2(k) + v2(k) + w2(k)) + n(k)
と表すことができる。h1、h2は、互いに無相関な複素ガウス信号とする。n(k)は付加雑音で複素ガウス信号である。送信信号には、情報信号とは別に、パイロット信号が多重されており、無線受信機24で、そのパイロット信号を受信して、伝送路推定器266により伝送路推定がなされ、h1、h2を正確に検出されたと仮定する。
u1 (k)= ±4 ±4j、u2 (k)= ±4 ±4j
を再生する。受信信号r(k)に含まれるu1(k)、 u2(k) 成分を、
s(k) = r (k) − h1 u1(k) − h2 u2(k)
により、除去する。次に、第2のSTTC復号器276が、s(k)に対して、第2のSTTC符号化器157の入力信号を再生し、第5のSTTC符号化器278により、
v1 (k)= ±2 ±2j、v2 (k)= ±2 ±2j
を再生する。受信信号s(k)に含まれるv1(k)、 v2(k) 成分を、
t(k) = s (k) − h1 v1(k) − h2 v2(k)
により、除去する。次に、第3のSTTC復号器280が、s(k)に対して、第3のSTTC符号化器161の入力信号を再生する。以上により、本実施形態によれば、64QAM伝送においても、64QAM用のSTTC符号化器及び復号器を用いることなく、4PSK用のSTTC符号化器及び復号器によるSTTC伝送を実現することができる。
第4の実施形態では16PSK信号を2個の4PSK信号の合成とみなし、第2の実施形態では64QAM信号を3個の4PSK信号の合成とみなしたが、4PSKのみによる合成とみなすことに限定はされない。本実施形態では、この一例として、64QAM信号を4PSK信号と16QAM信号の合成と見なした場合の無線通信システムを図11を参照して説明する。
(±1、±3、±5、±7) + (±1、±3、±5、±7)j
と表したとき、この複素数信号は、2ビットのデータで定まる4PSK信号
±4 ±4j
と、4ビットのデータで定まる16QAM信号
(±2±1) + (±2±1)j
の加算で表すことができる。したがって、無線送信機15では、ビット分割器155が、送信ビット列を6ビット毎に分割し、さらにその6ビットを2ビットと4ビットに分割し、前者2ビットを4PSK用の第1のSTTC符号化器165に入力して符号化信号、
u1(k)、u2(k) = ±4 ±4j
を生成し、後者2ビットを16QAM用の第2のSTTC符号化器166に入力して符号化信号、
v1(k)、v2(k) = (±2±1) + (±2±1)j
を生成する。そして、第1送信アンテナからu1(k)+v1(k) を、第2送信アンテナからu2(k)+v2(k) を送信する。
第4、第5、第6の実施形態では、時空間符号化手法としてSTTCを用いたが、これには限定されない。本実施形態では、時空間符号として、STTCではなく、時空間ブロック符号(STBC:Space-Time Block Codes)を使用する一例を図12を参照して説明する。STBCについては、例えば、下記の文献に詳細に記載されている。
S. Alamouti, ``A simple transmitter diversity technique for wireless communications'', IEEE J. Select Areas. Commun., vol. 16, pp.1451-1258,. Oct. 1998.
本実施形態では、第4の実施形態での第1のSTTC符号化器156及び第3のSTTC符号化器268の代わりにそれぞれ第1のSTBC符号化器172及び第2のSTBC符号化器293、第1のSTTC復号器267の代わりにSTBC復号器290を用いる。
u1 (k)= ±2 ±2j、u2 (k)= ±2 ±2j
である。ところで、これらの信号と、x(k)の関係は、
u1(k) = x(k)、 u1(k+1) = x(k+1)、
u2(k) = −x(k+1)*、 u2(k+1) = x(k)*
となる。すなわち、連続する2個の4PSK出力信号x(k)、x(k+1)ごとに処理する。
v1 (k)= ±1 ±1j、v2 (k)= ±1 ±1j
をそれぞれ生成する。したがって、第1と第2の送信アンテナからはそれぞれ、
u1 (k)+ v1 (k)、u2 (k)+ v2 (k)
の出力信号が送信される。
r (k)= h1 (u1(k) + v1(k)) + h2 (u2(k) + v2(k)) + n(k)
と表すことができる。h1、h2は、フェージング利得で、互いに無相関な複素ガウス信号とする。n(k)は付加雑音で、複素ガウス信号である。送信信号には、情報信号とは別に、パイロット信号が多重されており、無線受信機23で、そのパイロット信号を受信して、伝送路推定器266により伝送路推定がなされ、h1、h2を正確に検出されたと仮定する。
y(k+1)* = −h2 * r(k) − h1 r(k+1)*
これらのy(k)、y(k+1)を4PSK復調器291で判定することにより、第1のビット列を再生する。すなわち、4PSK復調器291の出力信号が第1のビット列になる。
u1 (k)= ±2 ±2j、u2 (k)= ±2 ±2j
になる。これらの信号により、伝送路レプリカを使用して受信信号r(k)に含まれるu1(k)、 u2(k) 成分を、
s(k) = r (k) − h1 u1(k) − h2 u2(k)
により、除去する。そして、STTC復号器294が、s(k)に対して、STTC符号化器173出力信号に対する復号を行い、STTC符号化器173の入力信号を再生する。すなわち、無線受信機26では受信信号に対して、まず、第1のビット列をSTBC復号により再生し、受信信号から、第1のSTBC符号化器172に基づく信号成分を除去した後、第2のビット列をSTTC復号により再生している。
以上により、STTCとSTBCを組み合わせた16QAM信号の時空間符号化を実現できる。
本実施形態は、伝送路状況に応じて、伝送効率及び誤り耐性を制御する適応変調を適用する場合を図13を参照して説明する。
適応変調技術は、無線伝送で伝送路状況を観測して、伝送路状況が良好な場合は、例えば、64QAMによる効率伝送、伝送路状況が悪くなるにつれて16QAM、4PSK、と伝送効率を落として、その代わり、誤り耐性を高める、という技術である。
従来のSTTCで、適応変調を行う場合、STTCは64QAM、16QAM、4PSKごとに、符号化器、復号器の構成が異なり、それぞれに応じたものを備える必要がある。
ところで、第4、第5の実施形態で示したことから明らかなように、4PSK用のSTTC符号化器、復号器で、16QAM、64QAMに対するSTTC符号化・復号が可能であるので、これらの実施形態を応用して適応変調を実現する。
例えば、伝送路推定器144が、伝送路状態が雑音などで劣悪と判定した場合は、4PSKの符号化信号を送信するために、SW1−2とSW1−3をOffにして、第2のSTTC符号化器166及び第3のSTTC符号化器176の電源をOffにする。このときは、第1のSTTC符号化器165にのみ、送信ビットが供給され、第1のSTTC符号化器165の出力u1(k)、u2(k)だけが出力され、第1、第2のアンテナから、送信される。このようにして、無線送信機17は4PSKの符号化信号を送信する。
送信ビットに対する符号化信号は、パケットの情報フィールドに収められている。通常、送信信号はパケットの構造を有していることが多くので、パケット構造を有している場合にはこの符号化信号を含めることが可能である。また、パケットには各種の制御信号を収めるヘッダが存在する。このヘッダに、現在の送信信号が4PSK、16QAM、64QAMのいずれであるかの制御情報を含めておく。すると、無線受信機27は、このヘッダを参照して受信した信号がこれらのいずれかであるかを識別することができる。
Claims (7)
- 複数のアンテナから信号を送信する無線送信機と、該送信された信号を複数のアンテナで受信する無線受信機を具備する無線通信システムにおいて、
前記無線送信機は、
送信ビット列を複数のビット列に分割する分割手段と、
前記分割された複数のビット列のうちのいくつかのビット列を空間分割多重方式で変調し、その他のビット列を時空間符号化方式で変調し、空間分割多重方式で変調された変調信号の信号点間の距離の大きさと時空間符号化方式で変調された変調信号の信号点間の距離の大きさとを調整して変調する変調手段と、
空間分割多重方式で変調された変調信号と時空間符号化方式で変調された変調信号とを加算して送信する送信手段を具備し、
前記無線受信機は、
前記空間分割多重方式及び前記時空間符号化方式のいずれかの方式に基づいて、受信した信号を復調する第1の復調手段と、
前記受信した信号から伝送路状況を示す指標を推定する推定手段と、
前記復調された信号を前記第1の復調手段で使用した方式で変調し、前記指標に基づいて前記受信した信号から前記復調された信号の方式とは異なる方式に対応する受信信号を抽出する抽出手段と、
前記抽出された受信信号を前記第1の復調手段で採用した方式とは異なる方式で復調する第2の復調手段を具備することを特徴とする無線通信システム。 - 前記変調手段は、空間分割多重方式で変調された変調信号の信号点間の距離が時空間符号化方式で変調された変調信号の信号点間の距離よりも大きくなるように変調することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
- 前記変調手段は、空間分割多重方式で変調された変調信号の信号点間の距離が時空間符号化方式で変調された変調信号の信号点間の距離よりも小さくなるように変調することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
- 前記抽出手段は、
前記第1の復調手段の出力から前記送信手段の出力を再生する再生手段と、
前記再生手段の出力から前記送信手段の出力が伝送する伝送路状況を再現する再現手段と、
前記再現手段の出力を前記受信した信号から減算する減算手段を具備することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の無線通信システム。 - 前記無線送信機は伝送路状況を示す指標を取得する取得手段をさらに具備し、
前記変調手段は、該指標に基づいて、変調方式を変更することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の無線通信システム。 - 前記変調手段は、前記指標に基づいて、変調多値数を制御する制御手段をさらに具備することを特徴とする請求項5に記載の無線通信システム。
- 前記送信手段は、パイロット信号を多重して送信することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の無線通信システム。
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