JP4040645B2 - ディスプレイパネル - Google Patents

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Description

本発明は、ディスプレイパネルに関し、特に、電界放射型ディスプレイ(FED:Field Emission Display)パネルに適用して有効な技術に関するものである。
電界放射型ディスプレイパネルは、電子を放出する電子源を数多く形成したカソードパネルと、蛍光体を塗布したアノードパネルとをギャップを介して対向配置した構造になっており、各画素に対応する電子源から放出された電子が蛍光体に当たることで発光し、画像を表示するものである。
電界放射型ディスプレイパネルの基本構造については、例えば、工業調査会発行の電子材料、2004年4月号、第94頁〜第102頁、「特集:若い技術者のための電子ディスプレイの基礎知識」(非特許文献1)に記載されている。
また、本発明に関連する公知文献としては、例えば特開平10−188857号公報(特許文献1)、並びに特開2000−231892号公報(特許文献2)がある。
特許文献1には、「フラットパネルにおいて、薄板パネルの背面に大気圧強度を保持するための補強板を一体化する構成とすることにより、パネルとしては厚いガラス板などを用いる必要がなくなり軽量化を図ることができると共に、有効画面領域にスペーサを設ける必要がなくなり、高精細化を実現できる」という技術が開示されている。
特許文献2には、「画像表示装置において、フェースパネルと、フェースパネル内面に形成された蛍光体スクリーンと、フェースパネルに対向して設けられ、フェースパネルとともに真空外囲器を形成する後部外囲器と、真空外囲器の内部に配置された基板と、基板上の前記蛍光体スクリーンに対向する面に形成された複数の電子放出素子とを具備する構成とすることにより、現在テレビやコンピュータディスプレイとして使用されている陰極線管などと比較して、高解像度化を達成することができる。さらに、パネル、および後部外囲器は従来の陰極線管で使用している技術と同一であり、容易にプレス成形をすることができるとともに耐大気圧強度も確保することができるので、支持部材が必要ではなく、安価なコストで製造することが可能となる」という技術が開示されている。
また、同特許文献2には、[0019]欄に記載されているように、「後部外囲器4を熱膨張率がガラスと概略一致するニッケル合金で形成し、外面には耐大気圧強度アップのためのリブ13を設けることにより、真空外囲器5をより薄型化、軽量化することが可能となる」という技術も開示されている。
特開平10−188857号公報 特開2000−231892号公報 工業調査会発行の電子材料、2004年4月号「特集:若い技術者のための電子ディスプレイの基礎知識」、第94頁乃至第102頁
電界放射型ディスプレイパネルでは、カソードパネルの電子源とアノードパネルの蛍光体との間のギャップを確保して真空封止する必要がある。多くの場合、アノードパネルとカソードパネルとの間に複数のスペーサを立てることで、大気圧によりギャップが潰れてしまうのを防いでいる。しかしながら、外部から見えない程度に薄いスペーサの製造及び配置・組み立てが難しいことや、スペーサがチャージアップして画像を乱す原因になるなどの課題があり、スペーサが不要、或いは少なくてよいディスプレイパネル構造が望まれている。
スペーサレスのディスプレイパネルを実現するためには、大気圧によりギャップが潰れてしまうのを防ぐ必要がある。ギャップの潰れは、アノードパネル及びカソードパネルを厚くし、大気圧に対する撓みを減少することで防ぐことができる。しかしながら、例えば32インチを越える大画面パネルにおいては、ディスプレイパネル自体が非常に重くなってしまう。
そこで、ディスプレイパネルの軽量化を図る手法として、ガラスよりも機械的強度が強い金属材などによる補強が有効である。アノードパネルは表示面であるため、透明にする必要があり、ガラスが必須である。一方、カソードパネルは製品時には見えない部分であるため、金属部材などによる補強が可能である。また、電子源の作成プロセスは繊細なため、カソードパネルには高平坦性のガラス基板を用いる必要がある。従って、ディスプレイパネルの軽量化は、カソードパネルの裏面側を金属部材で補強することが有効である。
しかしながら、パネル内部の真空引き(排気)時に基板に吸着した水分を取り除くなどの理由により、高温(例えば350℃程度)にする必要があるため、ガラス基板と金属補強との間に熱膨張差が発生し、破損するといった不具合が発生し易くなる。このことは、ディスプレイパネルの信頼性に影響するため、対策が必要である。
本発明の目的は、軽量化及び信頼性に優れたディスプレイパネルを提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
ディスプレイパネルにおいて、
主面と、前記主面とは反対側の裏面と、前記主面に設けられた電子源とを有するカソードパネルと、
蛍光体を有し、前記蛍光体と前記電子源とが離間して向かい合うように前記カソードパネルの前記主面に接着固定されたアノードパネルと、
前記カソードパネルと前記アノードパネルとで形成され、かつ前記蛍光体及び前記電子源が配置された第1のキャビティと、
周辺部と、前記周辺部で囲まれた中央部とを有し、前記周辺部が前記カソードパネルの前記裏面に接着固定され、前記中央部が前記カソードパネルの前記裏面から離間するカバー部材と、
前記カソードパネルと前記カバー部材とで形成された第2のキャビティと、
周辺部と、前記周辺部で囲まれた中央部とを有し、前記中央部が前記カバー部材の前記中央部に接合された補強パネルと、
前記カバー部材の前記周辺部と前記補強パネルの前記周辺部との間に介在された支持枠とを有し、
前記第1及び前記第2のキャビティの中は、外部よりも減圧されており、
前記補強パネルは、前記カバー部材にかかる大気圧により前記支持枠を介して前記カソードパネルに押し付けられている。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
本発明によれば、薄型化及び信頼性に優れたディスプレイパネルが得られる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。なお、発明の実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
図1乃至図4は、本発明の一実施例のディスプレイパネルに係る図であり、
図1は、ディスプレイパネルを組み込んだディスプレイ装置の外観構造を示す模式的斜視図、
図2は、ディスプレイパネルの外観構造を示す模式的平面図、
図3は、ディスプレイパネルの内部構造を示す図((a)は図2のa−a線に沿う模式的断面図,(b)は図2のb−b線に沿う模式的断面図)、
図4は、図3の展開図である。
なお、図4において、図面を見易くすめため、図3の排気管における部分の図示は省略している。また、図3((a),(b)及び図4において、カソードパネルに形成された配線は図示を省略している。
図1に示すディスプレイ装置30は、テレビセットに適用した例であり、筐体31、ディスプレイパネル1及びスピーカ32等を有する構成になっている。本発明のディスプレイパネル1は、テレビセット以外にも、パソコンやDVDなどのディスプレイ装置として適用可能である。
ディスプレイパネル1は、薄型で軽量なものであり、筐体31内に取り付けられ、ディスプレイパネル1のアノードパネルが筐体31の全面窓から平面状に露出されている。本実施例1のディスプレイパネル1は、例えば32インチを越える大画面パネルである。
ディスプレイパネル1の薄型化に伴って筐体31も薄型に形成されている。筐体31の内部には、電源、テレビチューナ、制御部などが納められ、ディスプレイパネル1に接続されている。筐体31の両側には、例えばスピーカ32が取り付けられている。
次に、ディスプレイパネル1について、図2乃至図4を用いて説明する。
図2に示すように、ディスプレイパネル1は、平面が方形状になっており、本実施例では例えば長方形になっている。ディスプレイパネル1は、図3((a),(b))及び図4に示すように、主に、アノードパネル2、蛍光体7、カソードパネル10、電子源11、カバー部材20、支持枠25、補強パネル27等を有し、更に、アノードパネル2とカソードパネル10とで形成されたキャビティ(真空室)14と、カソードパネル10とカバー部材20とで形成されたキャビティ(真空室)24とを有する構成になっている。
蛍光体7はアノードパネル2に設けられ、電子源11はカソードパネル10の主面10xに設けられている。アノードパネル2は、蛍光体7と電子源11とが離間して向かい合うようにカソードパネル10の主面10xに接着固定されている。蛍光体7及び電子源11は、互いに離間して向かい合う状態でキャビティ14の中に配置されている。キャビティ14の中は、外部よりも減圧されており、絶対真空ではないが概ね真空状態になっている。本実施例のディスプレイパネル1は、電子源11から放出された電子が蛍光体7に当たることにより、蛍光体7が発光して画像を表示する構成になっている。ディスプレイパネル1の表示面はアノードパネル2によって形成されている。
なお、電子源11は、図3((a),(b))及び図4では省略のため電子源の配置領域を一体として描いているが、実際は多数の電子源が二次元的に配列されている。また、蛍光体7においても、図3((a),(b))及び図4では省略のため蛍光体の配置領域を一体として描いているが、例えばカラーパネルの場合は、赤、緑、青の蛍光体が電子源に対応して二次元的に配列されている。
アノードパネル2及びカソードパネル10は、図2に示すように、平面が方形状になっており、本実施例では例えば長方形になっている。カソードパネル10は、アノードパネル2よりも大きい平面サイズになっている。
アノードパネル2は、透明なガラスで形成されている。本実施例のアノードパネル2は、これに限定されないが、例えば、図4に示すように、第1の面(表示面)3と、第1の面3とは反対側の第2の面(シール面)4と、第2の面4から第1の面3側に窪み、底に第3の面(蛍光体形成面)5を持つ凹部6と、第3の面5に設けられた蛍光体7とを有する構成になっている。即ち、アノードパネル2は、表示面となる第1の面3とは反対側の第2の面4側に、第2の面4から第1の面3側に窪む凹部6が設けられたキャップ形状になっている。
凹部6は、詳細に図示していないが、平面が方形状になっており、本実施例1では例えば長方形になっている。第2の面4は、凹部6を囲むようにして形成されている。即ち、アノードパネル2は、第1の面3及び第3の面5を含むベース部(表示部)2mと、第2の面4を含み、第3の面5を囲むようにして枠状に形成された脚部(スカート部)2nとを有する構成になっている。
カソードパネル10は、図3((a),(b))に示すように、互いに反対側に位置する主面10x及び裏面10yを有し、その主面10xに電子源11が設けられ、更に図示していないが配線が設けられている。カソードパネル10は平板状に形成されている。カソードパネル10の材料としては、電子源11や配線の形成が容易であること、アノードパネル2との線膨張係数の整合性などから、例えばガラスが用いられている。
アノードパネル2とカソードパネル10は、アノードパネル2の第2の面4とカソードパネル10の主面10xとの間に介在された接着材(封着材)13によって接着固定(固着)されている。キャビティ14は、アノードパネル2とカソードパネル10とを接着材13で固着することによって気密封止されている。接着材13としては、例えばガラスフリットが用いられている。
カバー部材20は、周辺部と、この周辺部で囲まれた中央部とを有し、周辺部がカソードパネル10の裏面10yに接着固定され、中央部がカソードパネル10の裏面10yから離間している。本実施例のカバー部材20は、例えば、図4に示すように、カソードパネル10の裏面10yから離間する第1の部分20aと、この第1の部分20aからカソードパネル10の裏面10yに向かって伸びる第2の部分20bと、この第2の部分20bから外側にカソードパネル20の裏面10yに沿って伸びる第3の部分20cとを有する皿形状の構成になっている。このような皿形状は、平板状の部材にプレス加工を施すことによって容易に形成することができる。
カバー部材20とカソードパネル10は、カバー部材20の第3の部分20cとカソードパネル10の裏面10yとの間に介在された接着材21によって接着固定(固着)されている。キャビティ24は、カバー部材20とカソードパネル10とを接着材21で固着することによって気密封止されている。キャビティ24の中は、外部よりも減圧されており、絶対真空ではないが概ね真空状態になっている。カバー部材20は、例えば可撓性を有する金属薄板で形成されている。カバー部材20の材料としては、ガラスとの熱膨張係数が近いものが望ましく、例えば鉄ニッケル合金、ステンレス(SUS430)等が用いられている。接着材21としては、例えばガラスフリットが用いられている。
補強パネル27は、平面が方形状で形成されており、本実施例では例えばアノードパネル2と外形サイズがほぼ同等の長方形になっている。補強パネル27は、周辺部と、この周辺部で囲まれた中央部とを有し、中央部がカバー部材20の第1の部分(中央部)20aに接合されている。補強パネル27とカバー部材20との接合は、例えばスポット溶接、ろう付け等によって行われている。
支持枠25は、カバー部材20の第3の部分20cと補強パネル27の周辺部との間に介在されている。支持枠25の外形は、アノードパネル2の外形とほぼ一致しており、支持枠25は、アノードパネル2の脚部2n(第2の面4)と平面的に重なる位置に配置されている。
支持枠25は補強パネル27に対しては接着固定しないが、カバー部材20に対しては接着固定してもしなくても良い。本実施例において、支持枠25は、カバー部材20の第3の部分20cに接着材26を介在して接着固定されている。支持枠25の材料としては、ガラスや、ガラスと熱膨張係数が近い金属等を用いることが望ましい。ガラスは金属よりも密度が低いので、ガラスを用いた方が軽量になる。
図3(b)に示すように、カソードパネル10には、カソードパネル10の主面10x側のキャビティ14と、カソードパネル10の裏面10y側のキャビティ24とを連結する貫通孔(通気孔)12が設けられている。この貫通孔12は、電子源11及び配線を避ける位置に配置されている。キャビティ24には、真空引きするための排気管28が連結されている。排気管28は、キャビティ14及び24の中を真空引きした後、キャビティ14及び24の中の真空状態を保持するように閉口されている。
キャビティ14及び24の中は、外部よりも減圧されている。この減圧によってカバー部材20に大気圧がかかり、カバー部材20が変形する。カバー部材20は、その中央部(第1の部分20a)が補強パネル27の中央部に接合されているため、大気圧によるカバー部材20の変形(主に第2の部分20bの変形)により、カソードパネル10に補強パネル27を引き寄せる力が補強パネル27に働く。一方、カソードパネル10と補強パネル27との間には、カバー部材20の第1の部分20a及び第2の部分20bを囲むようにして支持枠25が設けられているため、カソードパネル10に補強パネル27を引き寄せる力により、補強パネル27は、支持枠25を介してカソードパネル10に押し付けられて支持される。即ち、補強パネル27は、キャビティ24の中の真空引きに起因してカバー部材20にかかる大気圧により支持枠25を介してカソードパネル10に押し付けられている。
また、大気圧によりカバー部材20が変形してキャビティ24が潰れないように、支持枠25を介して補強パネル27によりカバー部材20を支持している。
電界放射型ディスプレイパネルの製造においては、電子源及び蛍光体が配置されたキャビティの中を真空引き(排気)する時、パネルに付着した水分を取り除くなどの理由により高温(例えば350℃程度)にする必要がある。
本実施例のディスプレイパネル1において、カバー部材20は、周辺部(第3の部分20c)がカソードパネル10に接着固定され、カソードパネル10から離間する中央部(20a)が補強パネル27の中央部に接合されている。補強パネル27は、キャビティ24の中の真空引きに起因してカバー部材20にかかる大気圧により支持枠25を介してカソードパネル10に押しつけられており、しかもカソードパネル10に対して接着固定されていない。このような構成にすることにより、上記のような熱処理が施されても、カバー部材20が変形することでカソードパネル10と補強パネル27との熱膨張差を吸収できるため、カソードパネル10とカバー部材20との接着部における破損を抑制することができる。また、カソードパネル10と補強パネル27との熱膨張差を吸収できるため、カソードパネル10に対して線膨張係数が異なる材料で形成された補強パネル27を用いて補強することができる。この結果、薄型化及び信頼性に優れたディスプレイパネル1が得られる。
本実施例のディスプレイパネル1は、カソードパネル10の表裏面(主面10x及び裏面10y)に、夫々真空引きされたキャビティ(14,24)が設けられている。このような構成にすることにより、厚さを薄くしてもカソードパネル10の撓みを抑制できるため、ディスプレイパネル1の軽量化及び薄型化を図ることができる。
カソードパネル10には、カソードパネル10の主面10x側のキャビティ14とカソードパネル10の裏面10y側のキャビティ24とを連結する(繋ぐ)貫通孔12が設けられている。このような構成にすることにより、キャビティ14、24のうち何れか一方のキャビティの中を排気管を通して真空引きすることにより、両者のキャビティの中を一括して減圧することができる。また、本実施例ではキャビティ24に排気管27を連結しているが、何れか一方のキャビティに排気管を連結することで両者のキャビティの中を真空引きすることができるため、2つのキャビティに夫々排気管を連結した場合と比較して構造を簡略化することができ、低コスト化を図ることができる。
本実施例のディスプレイパネル1は、アノードパネル2の接着部(脚部2n,第2の面4)と、支持枠25とが平面的に重なる位置に配置されているため、アノードパネル2及び補強パネル27が受ける大気圧がカソードパネル10の表裏面でつり合うため、カソードパネル10に大きな曲げ応力が発生しない。
ここで、補強パネル27は、軽量でかつ大気圧により曲げられても破壊しない曲げ剛性が高い構造及び材料で構成することが望ましい。構造としては、例えば、ハニカム構造体、リブ構造体、多孔質体、或いは布状の繊維を複数枚重ねた構造体にすることにより、その機能を達成することができる。また、材料としては、例えば、ステンレス(SUS430)、鋼板などを用いることで、その機能を達成することができる。
なお、本実施例では、カソードパネル10に貫通孔12を設け、2つのキャビティ(14,24)を合体させた例について説明したが、カソードパネル10には貫通孔12を設けず、2つのキャビティ(14,24)が夫々独立した構成にしてもよい。但し、この場合、2つのキャビティ(14,24)に夫々排気管を連結する必要があるため、構造が複雑になる。
一方で、電子源の性能確保の点から、キャビティ14内は高い真空度を保つことが望ましく、キャビティ14を独立にすることで、高い真空度を得やすくなる利点がある。よって、この場合、キャビティ24よりもキャビティ14の方が真空度が高いことが望ましい。
キャビティ24を真空引きするための排気管は、例えばカソードパネル10の裏面10yの一部分において、カバー部材20、支持枠25及び補強パネル27に切り欠き部を設け、本切り欠き部でカソードパネル10に通気孔を形成して排気管を取り付けることができる。
また、本実施例では、支持枠25を設けた例について説明したが、アノードパネル2のようにキャップ形状で補強パネル27を形成してもよい。この場合、支持枠25を省略でき、組み立て工程(製造)における部品数を削減できるため、製造歩留まり向上を図ることができる。
また、本実施例では、支持体25をカバー部材20の第3の部分20cに接着固定した例について説明したが、支持体25は接着固定しなくてもよい。要するに、補強パネル27がカソードパネル10に対して接着固定されていなければよく、カソードパネル10との熱膨張差によって平面方向に動く状態になっていればよい。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
本発明の一実施例であるディスプレイパネルを組み込んだディスプレイ装置の外観構造を示す模式的斜視図である。 本発明の一実施例であるディスプレイパネルの外観構造を示す模式的平面図である。 本発明の一実施例であるディスプレイパネルの内部構造を示す図((a)は図2のa−a線に沿う模式的断面図,(b)は図2のb−b線に沿う模式的断面図)である。 図3の展開図である。
符号の説明
1…ディスプレイパネル、2…アノードパネル、2m…ベース部、2n…脚部、3…第1の面(表示面)、4…第2の面(封着面)、5…第3の面(蛍光体形成面)、6…凹部、7…蛍光体、
10…カソードパネル、11…電子源、12…貫通孔(通気孔)、13…接着材、14…キャビティ、
20…カバー部材、21…接着材、24…キャビティ、
25…支持枠、26…接着材、27…補強パネル、28…排気管。

Claims (8)

  1. 主面と、前記主面とは反対側の裏面と、前記主面に設けられた電子源とを有するカソードパネルと、
    蛍光体を有し、前記蛍光体と前記電子源とが離間して向かい合うように前記カソードパネルの前記主面に接着固定されたアノードパネルと、
    前記カソードパネルと前記アノードパネルとで形成され、かつ前記蛍光体及び前記電子源が配置された第1のキャビティと、
    周辺部と、前記周辺部で囲まれた中央部とを有し、前記周辺部が前記カソードパネルの前記裏面に接着固定され、前記中央部が前記カソードパネルの前記裏面から離間するカバー部材と、
    前記カソードパネルと前記カバー部材とで形成された第2のキャビティと、
    周辺部と、前記周辺部で囲まれた中央部とを有し、前記中央部が前記カバー部材の前記カソードパネルの前記裏面に対向する面とは反対側の面の中央部に接合された補強パネルと、
    前記カバー部材の前記周辺部と前記補強パネルの前記周辺部との間に介在された支持枠とを有し、
    前記第1及び前記第2のキャビティの中は、外部よりも減圧されており、
    前記補強パネルは、前記カバー部材にかかる大気圧により前記支持枠を介して前記カソードパネルに押し付けられていることを特徴とするディスプレイパネル。
  2. 請求項1に記載のディスプレイパネルにおいて、
    前記カバー部材は、可撓性を有する金属薄板で形成されていることを特徴とするディスプレイパネル。
  3. 請求項1に記載のディスプレイパネルにおいて、
    前記カバー部材は、前記カソードパネルの前記裏面から離間し、かつ前記補強パネルに接合された第1の部分と、前記第1の部分から前記カソードパネルの前記裏面に向かって伸びる第2の部分と、前記第2の部分から外側に前記カソードパネルの前記裏面に沿って伸びる第3の部分とを有し、
    前記第3の部分は、前記カソードパネルの前記裏面と前記支持枠との間に介在され、かつ前記カソードパネルの前記裏面に接着固定されていることを特徴とするディスプレイパネル。
  4. 請求項1に記載のディスプレイパネルにおいて、
    前記カソードパネルは、ガラスからなる平面板で形成されていることを特徴とするディスプレイパネル。
  5. 請求項1に記載のディスプレイパネルにおいて、
    前記カソードパネルには、前記第1のキャビティと前記第2のキャビティとを連結する貫通孔が設けられていることを特徴とするディスプレイパネル。
  6. 請求項1に記載のディスプレイパネルにおいて、
    前記アノードパネルは、表示面である第1の面と、前記第1の面とは反対側の第2の面と、前記第2の面から前記第1の面側に窪み、底に第3の面を持つ凹部とを有し、
    前記蛍光体は、前記第3の面に形成されていることを特徴とするディスプレイパネル。
  7. 請求項1に記載のディスプレイパネルにおいて、
    前記支持枠は、前記カソードパネルと前記アノードパネルとが接着固定された部分と平面的に重なる位置に配置されていることを特徴とするディスプレイパネル。
  8. 請求項1に記載のディスプレイパネルにおいて、
    前記補強パネルは、ハニカム構造体、リブ構造体、多孔質体、或いは布状の繊維を複数枚重ねた構造体になっていることを特徴とするディスプレイパネル。
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