JP4042776B2 - 攻撃検知装置および攻撃検知方法 - Google Patents
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Description
さらに、本発明によるアクセス制御装置は、プロセスを実行させながら、少なくともファイル入出力と、プロセス生滅と、に係るイベントを記憶するイベント記憶手段と、イベント間の因果関係を分析してリンク付けを行うイベント管理手段と、検査対象であるイベントおよびそのリンクを所定のルールと照合することにより攻撃を検知する攻撃検知手段と、検知された攻撃に基づきアクセスを制限するプロセッサと、を有することを特徴とする。イベント記憶手段は、さらにネットワーク入出力に係るイベントを記憶することを特徴とする。
また、本発明による攻撃防御システムの攻撃検知装置は、クライアントからのアクセス受信に伴って生成されるプロセスの親子関係を判定する判定手段と、前記親子関係を有する各プロセスが予め定義された所定の関係を有するか否かを判定することで攻撃の有無を検知する攻撃検知手段と、を有することを特徴とする。前記予め定義された所定の関係は、ネットワークドメインを含むアクセス元に関する制約条件およびアクセスを処理するプロセスまたはその親子関係に関する制約条件を含むことを特徴とする。
図1は、本発明による攻撃防御システムの概略的ブロック図である。本発明による攻撃防御システムは、基本的に、ファイアウォール装置1およびおとり装置2を有し、インターネット3と内部ネットワーク4との境界にファイアウォール装置1が設置されている。内部ネットワーク4は、WWW(World-Wide Web)などのサービスを提供する1個以上のサーバ装置401を含む。ここではインターネット3に攻撃元ホスト301が想定されている。
1.1)構成
図2は、本発明の第1実施形態による攻撃防御システムのファイアウォール装置1およびおとり装置2の構成を示すブロック図である。ファイアウォール装置1は、外部通信インタフェース100でインターネット3と接続され、第1の内部通信インタフェース104で内部ネットワーク4と接続される。
INTRUSION:(SRC:${SOURCE_IP_ADDRESS}、DST:*、PROC:DROP)
といった記述が行ごとに攻撃種別ごとに列挙されている。この記述のうち「${SOURCE_IP_ADDRESS}」の部分が、後述するように、おとり装置2からのアラートに記載された情報(攻撃パケットのソースIPアドレス)で置き換えられる変数である。
1.2.1)パケットフィルタリング
図7は、本発明の第1実施形態による攻撃防御システムの動作を示すフローチャートである。まず、ファイアウォール装置1において、インターネット3から内部ネットワーク4へ向けたIPパケットを外部通信インタフェース100で捉えた後、当該IPパケットをパケットフィルタ101へ転送する(ステップA1)。
次に、誘導部103では、パケットフィルタ101で受理されたIPパケットに対して、そのディスティネーションIPアドレスと予め設けられた誘導リストとを参照し、転送すべき内部通信インタフェース(104あるいは105)を決定する(ステップA3)。具体的には、図5に示すような誘導リストと、ディスティネーションIPアドレスとを照合し、合致するものがある場合には、第2の内部通信インタフェース105を介して当該IPパケットをおとり装置2へ転送する。合致するものがない場合には、第1の内部通信インタフェース104を介して内部ネットワーク4へ当該IPパケットを伝達する。
IPパケットを受信後、おとり装置2は、偽のサービスとして、WWWやTelnetなど1つ以上の任意のものを提供する。ただし、本実施形態においては、通信プロトコルさえ適切に処理すれば十分であり、実際のサービスで行われるような、ファイルシステムへのアクセスやデータベース処理などは一切行わなくともよい。具体的には、例えば、Telnetサービスの場合であれば、Login/Passwordプロンプトへの任意の入力に対して、すべてログインを許可し、ユーザに偽のメッセージを応答するような偽装シェルを起動するようにしてもよい。
次に、おとり装置2の攻撃検知部202では、プロセッサ201から通知される処理状況について、正常動作定義との照合を行い、攻撃の有無を判定する(ステップA6)。正常動作定義とは、おとり装置2上で提供されるサービスの正しい振舞いに関する条件の集合である。具体的には、例えば、WWWサービスに対して「WWWサービスに対応するプロセスは自ら他のサーバ装置にネットワークアクセスをすることはない」というような条件や、「/usr/local/www/logsディレクトリ以外にファイルを書き込むことはない」というような条件などの集合である(詳しくは、図12参照)。これらの各条件と通知された処理状況とを照合し、合致しない条件を少なくとも1つ検出した際に、「攻撃あり」と判断する。
・「探査」:ポートスキャンやバナー攻撃などのいわゆる「フィンガープリンティング」
・「侵入」:トロイの木馬やアカウントの追加などのバックドア設置
・「破壊」:Ping Of Deathなどのサービス不能攻撃
などを指す。その方法の一例として、正常動作定義の中の各条件について、違反時に想定される攻撃種別を予め併記しておけばよい。例えば、前記した「/usr/local/www/logsディレクトリ以外にファイルを書き込むことはない」という条件に違反するような攻撃については、バックドア設置の可能性が高いので、「侵入」を示す識別子を当該条件に併記しておく。
最後に、ファイアウォール装置1における防御ルール判定部107では、制御インタフェース106を介しておとり装置2から受信したアラートを参照し、防御ルールを用いてアクセス制御ルールを生成し、アクセス制御リスト管理部102へ当該アクセス制御ルールを追加するよう指示する(ステップA8)。
(SRC:${SOURCE_IP_ADDRESS}、DST:1.2.3.4、PROC:DROP)
と記述されている場合、「${SOURCE_IP_ADDRESS}」の箇所は、アラートに記載されたソースIPアドレスで置換され、
(SRC:12.34.56.78、DST:1.2.3.4、PROC:DROP)
といった完全な形式のアクセス制御ルールに変換される。そして、当該アクセス制御ルールは、アクセス制御リスト管理部102内の更新処理部1023へ伝達され、アクセス制御リストデータベース1021に適切に追加される。同じソースIPアドレスおよびディスティネーションIPアドレスの組をもつアクセス制御ルールが既にアクセス制御リストデータベース1021に登録されている場合には、更新処理部1023は、新たに追加されたアクセス制御ルールが有効になるように適切にアクセス制御リストデータベース1021を更新する。たとえば、アクセス制御リストデータベース1021の検索スキャン方向の先頭に位置するように追加される。
第1実施形態のファイアウォール装置1では、誘導部103において、誘導リストとディスティネーションIPアドレスとの照合結果により、おとり装置2へ誘導する方法を用いている。このために、内部ネットワーク4の既存の構成を一切変更することなく、おとり装置2を設置可能となる。さらに、誘導リストに含めるIPアドレスとして、内部ネットワーク4における未使用のIPアドレス群を記載することで、1台のおとり装置2で、内部ネットワーク4上に複数のおとり装置2を設置するのと同じ効果が得られる。
図9〜図11は第1実施形態の具体的動作例を説明するためのネットワーク構成図であり、図12はおとり装置2における攻撃検知動作を説明するための模式図である。
「GET /default.ida?NNNNNNNNNNNNN(200バイト程度の繰り返し)…%u0000%u00=a HTTP/1.1」といった文字列から始まる、非常に大きなメッセージをWWWサービスに対して入力し、いわゆる「バッファオーバーフロー」を引き起こすことで、任意のコマンドを実行しようとする。この際、一般的なワームは、ワーム自身のコードをディスク上のシステム領域にコピーした後、当該コードを実行するようなコマンドを発行する。したがって、ワームの侵入時に、プロセッサ201は、システム領域へファイルの書き出しが行われたこと、あるいは、当該ファイルの実行が行われたことを攻撃検知部202に伝達することになる。このとき、同時に、おとり装置2が受け付けた入力IPパケットのコピーも併せて伝達する。
「WRITE、C:¥Inetpub¥wwwroot¥_vti_log¥*;INTRUSION」(「C:¥Inetpub¥wwwroot¥_vti_logディレクトリ以下にのみファイル書き出しを行う」の意)
に違反する。このとき、攻撃検知部202は、当該条件の「;」以下を参照し、INTRUSION(侵入)カテゴリに属する攻撃があったと判定する。
INTRUSION:(SRC:${SOURCE_IP_ADDRESS}、DST:*、PROC:DROP) ・・・(1)
といった記述が行ごとに列挙されている。ここで、アラートの入力を受けた防御ルール判定部107は、防御ルールの定義ファイルを行ごとに参照し、「INTRUSION」カテゴリに対応する防御ルールである式(1)を抽出する。そして、アクセス制御ルールの雛型に対して、当該アラートに記載されたソースIPアドレス「12.34.56.78」(すなわち攻撃元ホストのIPアドレス)によって、「${SOURCE_IP_ADDRESS}」を置換し、
(SRC:12.34.56.78、DST:*、PROC:DROP)
・・・(2)
というアクセス制御ルールを生成する(「DST:*」は任意のディスティネーションIPアドレスに適合する)。そして、当該アクセス制御ルールをアクセス制御リスト管理部102へ伝達する。
(SRC:12.34.56.78、DST:*、PROC:ACCEPT)
・・・(3)
当該更新処理以降、検索部1022がソースIPアドレス「12.34.56.78」を含む入力を受けた場合には、式(3)ではなく式(2)を検索結果として出力する(図13参照)。
2.1)構成
図15は、本発明の第2実施形態による攻撃防御システムのブロック図である。本実施形態のファイアウォール装置5は、図2に示す第1実施形態におけるファイアウォール装置1に信頼度管理部502を加え、さらに誘導部103に代えて、信頼度に依存してパケット誘導方向を決定できる誘導部501を有する。以下、図2に示すシステムと同じ機能ブロックについては、同一参照番号を付して詳細な説明は省略する。
図16は、本発明の第2実施形態による攻撃防御システムの動作を示すフローチャートである。
誘導部501は、入力IPパケットに含まれる情報のうち少なくともソースIPアドレスを信頼度管理部502へ出力し、当該IPアドレスに対する信頼度を取得する(ステップC1)。信頼度管理部502はIPアドレスとその信頼度との組の集合を保持し、IPアドレスを入力すると、それに対応する信頼度を出力することができる。具体的には、例えば、「1.2.3.4:10」などのように、「<IPアドレス>:<信頼度>」といった形式をなす行で構成されるテキストファイルを用いることができる。
誘導部501は、取得した信頼度に応じて、当該IPパケットの転送先を決定する(ステップC3)。信頼度cの評価処理の好適な一例としては、予め誘導部501にあるしきい値Tを設定しておき、信頼度cとしきい値Tとの比較結果(大小関係)を評価する。
図16のステップC2における信頼度の更新方法は、上述した式(4)の他に、別の方法もある。次式(5)に示すように、誘導部501からの入力の一部に、入力IPパケットpのバイト数L(p)を含めておき、その逆数1/L(p)を加算するようにしても良い。
図19〜図21は、本実施形態による攻撃防御システムの具体的な動作を説明するためのネットワーク構成図である。
図22は、本発明の第3実施形態による攻撃防御システムのファイアウォール装置の概略的構成を示すブロック図であり、図23は、その一例を示す詳細なブロック図である。本実施形態のファイアウォール装置6は、ファイアウォール装置1における誘導部103に加えて、図5に示す第2実施形態の誘導部501および信頼度管理部502を有する。
4.1)構成
図24は、本発明における第4実施形態による攻撃防御システムのファイアウォール装置の一例を示すブロック図である。本実施形態よるファイアウォール装置7は、図15のファイアウォール装置5における信頼度管理部502に代えて、信頼度管理部701が接続されている。その他の機能ブロックは、図15のものと同じであるから、同一参照番号を付して説明は省略する。
基本的には、入力IPパケットをフィルタリングし、おとり装置2または内部ネットワーク3へ誘導するまでの処理は、第2実施形態のファイアウォール装置5と同一である(図16のステップA1〜A2、C1〜C3、A4〜A8)。ただし、本実施形態の信頼度管理部701は、パケットの処理と並行して、以下にあげるような信頼度管理処理を行う。
以上の処理に並行して、複製処理部7012は定期的に(例えば1日ごとに)リアルタイム信頼度データベース7011の全内容を走査しながら、各項目を長期信頼度データベース7013へコピーしていく。このとき、最終更新時刻を参照して、所定の期間(例えば1週間)以上、更新処理が行われなかった項目について、当該項目をリアルタイム信頼度データベース7011から削除する処理を行っても良い。
また、更新処理部7014は、定期的に(例えば1日ごとに)長期信頼度データベース7013の全内容を走査しながら、各項目の最終更新時刻を参照して、所定の期間(例えば1週間)以上、更新が行われなかった項目については、その信頼度を所定の値だけ減算する。もしくは、単に削除しても良い。
以上のような動作を行うことで、リアルタイム信頼度データベース7011の記憶容量を抑えることができるので、SDRAMなど、低容量で高速な記憶デバイスを用いることができる。一方、長期信頼度データベース7013はアクセス頻度が少ないので、ハードディスクデバイスなど、大容量で低速な記憶デバイスを用いることができる。
本発明の第5実施形態として、図23に示す第3実施形態の信頼度管理部502に代えて、上述した第4実施形態の信頼度管理部701を用いたファイアウォール装置を構成することができる。基本的な構成は図23と同じであり、信頼度管理部701の構成及び動作は、図24、図25および第4実施形態の項で説明した通りであるから、ここでは省略する。
6.1)構成
図26は、本発明の第6実施形態による攻撃防御システムのファイアウォール装置9を示す概略的ブロック図である。ファイアウォール装置9では、第1実施形態のファイアウォール装置1における誘導部103に代えて、バッファ9011およびICMP監視部9012を有する誘導部901が設けられている。本実施形態では、第1実施形態のように誘導リストを設けることなく、ICMPパケットを利用して同様の機能を実現できる。なお、簡略化のために、図26では他の機能ブロックの表示が省略されている。
図27は本実施形態によるファイアウォール装置9の動作を示すフローチャートである。まず、第1実施形態のファイアウォール装置1と同様に、外部通信インタフェース100を介してインターネット4から受信した入力IPパケットについて、パケットフィルタ101によるフィルタリングを行う(ステップA1、A2)。
7.1)構成
図28は、本発明の第7実施形態による攻撃防御システムのファイアウォール装置10を示す概略的ブロック図である。このファイアウォール装置10は、上述した第2〜第5実施形態によるファイアウォール装置における防御ルール判定部107およびアクセス制御リスト管理部102に代えて、有効期限付き防御ルール判定部1001および有効期限付きアクセス制御リスト管理部1002を設けている。
本実施形態における攻撃防御システムの動作を、具体的な例を挙げながら詳細に説明する。
・・・ (6)。
・・・(9)。
図30は、本発明の第8実施形態による攻撃防御システムの概略的構成図である。第8実施形態では、単一のおとり装置2に代えて、2台以上のおとり装置2を含むおとりクラスタ21が設けられている。
第9実施形態のファイアウォール装置は、第1〜第8実施形態における誘導部に加えて、出力パケット誘導部を有する。出力パケット誘導部は、内部ネットワーク3からインターネット4へ向けて送信される出力IPパケットに対して、上述したパケットフィルタリングおよびおとり装置への誘導処理を行う。
上記第1〜第9実施形態の説明では機能ブロック構成を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、ソフトウエアにより同一の機能を実現することもできる。
上記第1〜第10実施形態では、ファイアウォール装置とおとり装置とが別ユニットになった攻撃防御システムを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ハードウエア的に1ユニットで構成することもできる。1ユニットは、取り扱いが容易であり小型化し易いというメリットがある。
12.1)構成
図33は、本発明の第12実施形態によるおとり装置のブロック図である。本実施形態におけるおとり装置37は、第1〜第10実施形態におけるおとり装置2の攻撃検知部202に代えて、イベント管理部3701および攻撃検知部3702を備える。
図34は、本発明の第12実施形態によるおとり装置37の動作を示すフローチャートである。
まず、ファイアウォール装置1から転送された入力IPパケットを受けて、プロセッサ201上の偽サービスを提供するためのプログラムが動作する。第1〜第10実施形態におけるおとり装置2とは異なり、この偽サービス提供は正規のサービス提供と全く同じように、ネットワーク入出力・プロセスの生成と停止(プロセス生滅)・ファイル入出力を行うものとする。
イベントの伝達を受けたイベント管理部3701では、まず所定のイベント種別判定ルールに従って、イベント種別を判定する(ステップF2)。イベント種別判定ルールは、少なくともネットワーク入出力・プロセス生滅・ファイル入出力を区別できれば十分である。たとえば、プロセッサ201が伝達するイベントの名前と、イベント種別との対応関係を定めたテーブル(図35参照)を予め用意しておき、イベントが伝達されるたびに当該テーブルを検索して、イベント種別を導けばよい。
そして、イベント管理部3701は、前記イベントをキューに格納する(ステップF3)。キューは1本でもよいが、並列処理や後段の処理を簡単にするために、複数本を備えてもよい。ここでは、たとえば、イベント種別ごとに1本ずつのキューを備えるものとする(図36参照)。この場合、前記イベント種別判定ルールによって求められたイベント種別について、対応するキューを選択し、その最後尾に前記イベントを追加する。
さらに、イベント管理部3701は、最後にキューに追加したイベント(カレントイベント)について、所定のリンク付けルールにしたがって、関連イベントとの間にリンク付けを行う(ステップF4)。リンク付けルールは、少なくともイベントの発生源となったプロセスの生成イベントから、当該イベントへのリンクを生成できれば十分である(図43参照)。関連イベントとのリンク付けを入力した攻撃検知部3702は、DT定義にしたがって攻撃の有無を判定する(ステップF5〜F7)。詳しくは後述するが、関連イベントとのリンク付けとDT定義に記載された各ルールとの照合を行い、合致するルールがあるか否かを判定し(ステップF6)、合致するルールがあれば(ステップF5のY)、さらに攻撃であるかどうかを判定する(ステップF7)。攻撃があれば、ただちにアラームを生成し、ファイアウォール装置1に送信する(ステップF8)。以下、さらに詳細に説明する。
図37を参照しながら、より具体的な例として、もっとも基本的なリンク付けルールを示す。
その後、イベント管理部3701は、前記カレントイベントと、そのコンテキストとの組(イベント−コンテキスト対)を攻撃検知部3702へ出力する。図38に示すように、コンテキストとは、カレントイベントに付加された全ての順方向リンクおよび逆方向リンクの集合を指す。
図39に、予め定められたドメイン−タイプ制約付きの正常動作定義(以下、DT定義という。)の一例を示す。イベント−コンテキスト対の入力を受けた攻撃検知部3702は、DT定義にしたがって攻撃の有無を判定する(図34のステップF5)。
(ドメイン−タイプ制約つきルールの構成要素)
DT定義内の各ドメイン−タイプ制約つきルールは、少なくとも、
(1)ドメイン−タイプ制約(以下、DT制約)
(2)イベント制約
(3)判定値
という構成要素をもつ。
・ドメイン制約:「133.203.1.128」。
ドメイン制約は、例えば、IPアドレスの集合として記述できる。具体的には、1つのIPアドレスを10進3桁の数の4組「xxx.yyy.zzz.www」として記述し、「.」で区切ってIPアドレス集合の要素を列挙する。またその便法として、「xxx.yyy.zzz.www/vvv」(vvvはビットマスク)などの表記を許してもよい。あるいは、正規表現を用いることもできる。
また、タイプ制約は、例えば、実行形ファイル名に関する正規表現をもちいて記述できる。また、実行形ファイル名の連結によって、プロセスの親子関係を表現できるようにして、その正規表現を用いてもよい。
DT制約の判定において、前記イベント−コンテキスト対との比較を行うが、その方法について、詳細に説明する。
以上のようにして、イベント−コンテキスト対とDT定義に記載された各ルールとの照合を繰り返し行い、(1)DT制約および(2)イベント制約の全てに合致するかどうかを確認する(図34のステップF6)。もし、両方の制約に合致するルールが1つも無い場合は、デフォルト値として予めDT定義内に設定された判定値を採用する。
本実施形態におけるおとり装置37は、プロセッサ201が発生するイベントについて、イベント管理部3701でイベント間の因果関係の分析と履歴管理を行っている。これを用いて、攻撃検知部3702でアクセス元ホストや、サブシステムの呼び出し関係などを含めた、より詳細な正常動作定義が可能となる。これにより、複雑なサブシステム構成をもつサーバに対する攻撃検知性能を向上させると共に、保守作業の誤検知を低減させることができる。
本実施形態におけるおとり装置37の動作を具体例を用いて説明する。
まず、おとり装置37のプロセッサ201上で、偽サービスとしてWWWサーバが動作しているものとする。そして、そのコンテンツ領域を、"C:\Inetpub\wwwroot" ディレクトリ以下とする。また、WWWサーバのサブシステムとして、以下の2つのCGIモジュールを備えるものとする。
(パス名:"C:\Inetpub\scripts\regist.exe")
(B)出力CGI:顧客データベースの内容をHTMLに変換し、ブラウザ
から閲覧するCGI
(パス名:"C:\Inetpub\scripts\view.exe")。
具体的な動作の一例として、外部ネットワーク3上のクライアント(133.201.57.2)から、内部ネットワーク4上のWWWサーバに対する不審アクセスがあって、それが正常である場合のおとり装置37の動作例を示す。
例えば、
(C−1)コンテンツ領域に対するファイル入出力
(C−2)データベース操作のためのファイル入出力
を行う。
プロセッサ201上のWWWサーバが、不審アクセスを受信した直後、プロセッサ201からイベント管理部3701に、イベント3501が伝達される(図41参照)。
次に、プロセッサ201上のWWWサーバは前記不審アクセスの要求データを処理するために、子プロセスを生成する。一般に複数のアクセスを並行処理するサーバは、このように個々のアクセスに対する要求データ処理と応答処理を子プロセス側で行う。ただし、逐次的にアクセスを処理するサーバもあり、こうした場合には、直ちに要求データの処理に移る。また、子プロセスの代わりに子スレッドを作る場合もあるが、本例ではスレッドと厳密な意味でのプロセスとを同等に、「(広義の)プロセス」として扱う。
次に、プロセッサ201上のWWWサーバの子プロセスは前記不審アクセスの要求データを処理する。ここでは、まず、当該要求データが「GET /HTTP/1.0」である場合の動作例を示す。
ALLOW
12.4.2.4)データベース操作
別の要求データの例として、「GET /cgi-bin/regist.exe?name=someoneHTTP/1.0」である場合の動作例を示す。
この要求データに対して、前記子プロセスは、まず、前記登録CGIを起動して、新たな孫プロセスを生成する。また、URLパラメータ「name=someone」は環境変数「QUERY_STRING」に格納されているものとする。
続けて、前記登録CGIがデータベース出力を行う。本例では、登録CGIが操作するデータベースを「C:\data\client.db」ファイルとする。
C:\data\client.db; ALLOW
12.4.3)動作例2
具体的な動作の別の例として、外部ネットワーク3上のクライアント(133.201.57.2)から、内部ネットワーク4上のWWWサーバに対する不審アクセスがあって、それが攻撃である場合を示す。
(C−1)コンテンツ領域に対する不正ファイル書き出し
(C−2)データベースに対する不正アクセス
などを行う。
WWWサーバまたはそのサブシステム(登録CGI・出力CGI)などに脆弱性が存在するものとする。今、登録CGIに脆弱性が存在し、「GET/cgi-bin/regist.exe?path=C:\Inetpub\wwwroot\default.htm&data=abcd」というアクセスがあった場合に、コンテンツ領域内のファイル「C:\Inetpub\wwwroot\default.htm」に対して、データ「abcd」が書き込まれるものとする。
そして、攻撃検知部3702は、攻撃元ホスト「133.201.57.2」を含むアラームを直ちに生成して、前記ファイアウォール装置1へ送信する。
10.56.192.0/24、 ^<ftpd.exe>+$、 FILE_WRITE、 C:\Inetpub\wwwroot\.*; ALLOW
以下のルール(図39のルール8)により、攻撃であると判定される。
12.4.3.2)データベースへの不正アクセス
WWWサーバまたはそのサブシステム(登録CGI・出力CGI)などに脆弱性が存在するものとし、「GET /cgi-bin/..%c1%c9../data/client.db HTTP/1.0」というアクセスによって、前記顧客データベースを窃取されるものとする。
そして、攻撃検知部3702は、攻撃元ホスト「133.201.57.2」を含むアラームを直ちに生成して、前記ファイアウォール装置1へ送信する。
13.1)構成
図50は、本発明の第13実施形態におけるファイアウォール装置のブロック図である。本実施形態におけるファイアウォール装置51は、第2実施形態におけるファイアウォール装置5の誘導部503および信頼度管理部502に代えて、仮想サーバ部5101および信頼度管理部5102を備える。
図52は、第13実施形態におけるファイアウォール装置33のフローチャートである。
図52において、まず、ファイアウォール装置33がインタネット3上のあるホストから新たな接続を要求する入力IPパケットを受信して、第2実施形態におけるファイアウォール装置5と同様に、パケットフィルタ101とアクセス制御リスト管理部102とによって、その通過を認められた場合には、仮想サーバ5101の接続管理部5101は、前記ホストとの間に仮の接続を確立する(ステップG1)。
その後、前記インタネット3上のホストから内部ネットワーク4上のサーバに対する要求データを受信する(ステップG2)。そして、接続管理部5201は、当該要求データを第1入力バッファ5202と第2入力バッファ5204とに伝達して、一時格納する(ステップG3)。
そして、前記要求データを信頼度管理部5102に入力し、その信頼度cを取得し(ステップG4)、所定の閾値Tと比較を行う(ステップG5)。
もし、c≧Tであれば(ステップG5のY)、前記要求データを信頼できるものと判定し、第1入力バッファ5202と、第2入力バッファ5204とに、要求データの転送を指示する(ステップG6−1)。この指示を受けた第1入力バッファ5202は、直ちに格納ずみ要求データを、第1の内部通信インターフェース104を介して、内部ネットワーク4上のサーバに転送する。同様に、第2入力バッファ5104は、格納ずみ要求データを、第2の内部通信インターフェース105を介して、おとり装置2に転送する。
その後、第1の内部通信インターフェース104を介して、内部ネットワーク4上のサーバから応答データを受信したとき、第1出力バッファ5203は当該応答データを一時格納し、接続管理部5201に応答のあった旨を伝える(ステップG7−1)。
接続管理部5201は、第1出力バッファ5203からデータ受信を伝達された後、直ちに前記ホストに向けて、第1出力バッファ5203に格納された応答データを転送する(ステップG8−1)。
一方、ステップG5の後、c<Tであれば(ステップG5のN)、前記要求データを不審であると判定し、第2入力バッファ5204のみに、要求データの転送を指示する(ステップG6−2)。第2入力バッファ5204は、この指示を受けて、直ちに第2の内部通信インターフェース105を介して、おとり装置2へ前記要求データを転送する。
そして、おとり装置2は第2実施形態と同様にして、攻撃の有無を判定する(ステップG7−2)。
攻撃があった場合には(ステップG7−2のY)、その旨を伝えるアラームを生成して、ファイアウォール装置51へ送信する。制御インタフェース106を介して、当該アラームを受信したファイアウォール装置33は、第2実施形態におけるファイアウォール装置5と同様に、防御ルール判定部107から、信頼度管理部5102に前記ホストから攻撃のあったことを伝達すると共に、アクセス制御リスト管理部102にアクセス制御ルールの更新を指示して、前記接続を遮断する(ステップG8−3)。
一方、所定のタイムアウト時間内に攻撃が検知されなかった場合には(ステップG7−2のN)、信頼度管理部5102は接続管理部5201へアラームを伝達する。接続管理部5201は、当該アラームを受けて、第1入力バッファ5202へ格納済み要求データの転送を指示する(ステップG8−2)。
第13実施形態におけるファイアウォール装置51によれば、1回の接続について、複数の要求データr(1)、 r(2)、...、 r(n) があって、その途中のある要求データr(i) が不審とされるような場合、おとり装置2で当該要求データr(i) に対するサーバ動作から攻撃が検知されなかったとき、r(i) は内部ネットワーク4上の正規サーバへ必ず転送されるので、r(1)〜r(n) の全要求データが正しい順序で正規サーバに到達することを保証できる。
13.4.1)構成
図54を参照すると、本実施例は、インターネット3上のFTPクライアント302と、内部ネットワーク4上のFTPサーバ402と、ファイアウォール装置51と、おとり装置2とから構成される。
FTPクライアント302は、FTPサーバ402に向けて、要求データを順次送信するが、本実施例では、FTPクライアント302が、
1)匿名ログイン
2)ファイルアップロード
を行う場合の、ファイルウォール装置51の動作例を示す。
まず、FTPクライアント302は、FTPサーバ402へのログインに先立って、所定のTCP接続を確立するため、FTPサーバ402に向けてSYNパケットを送信する。
次に、FTPクライアント302は、FTPサーバ402へ向けて、匿名ログインを行うための要求データを送信する。
匿名ログインを完了したFTPクライアント302は、ファイルアップロードを行う。FTPサービスにおけるファイルアップロードは、以下の形式のコマンドを要求データに含めることで行われる。
(B)r3−2:「PUT XXXXXXXX・・・<シェルコード>」。
まず、FTPクライアント302から要求データr3−1が送信された場合を示す。
次に、FTPクライアント302から不正な要求データr3−2が送信された場合を示す。
図58に示すように、内部ネットワーク4上のサーバ(例えばFTPサーバ402)からおとり装置2へ少なくともファイルシステムの内容を複写するミラーリング装置5901をさらに備えてもよい。
図59は、本発明の第15実施形態におけるファイアウォール装置の概略的構成図である。本実施形態におけるファイアウォール装置62は、第13実施形態におけるファイアウォール装置51の仮想サーバ5101の前段に暗号処理部6201を備える。
上記第1〜第15実施形態では、誘導部(または仮想サーバ部)、防御ルール判定部、パケットフィルタ、および、アクセス制御リスト管理部が一つのユニットになったファイアウォール装置を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。
・少なくとも誘導部(または仮想サーバ部)および防御ルール判定部を有するスイッチ装置。
17.1)構成
図61は、本発明の第17実施形態による攻撃防御システムの概略的構成図である。本実施形態における攻撃防御システムは、ファイアウォール装置80と、サーバ装置401と、複数のおとり装置2(1)〜2(k)から構成されるおとりクラスタ21と、から構成される。
図63は、本発明の第17実施形態による攻撃防御システムの動作を示すフローチャートである。ファイアウォール装置80がサーバ装置401へ向かうパケットpを受信すると、誘導部8001は、まず入力パケットpの少なくともヘッダを信頼度管理部502へ出力し、パケットpに対する信頼度τ[p]を受け取る(ステップI1)。
上述したように、おとりサーバに必須信頼度を割り当てておき、この必須信頼度に応じて、様々な重要度をもつコンテンツの配置・非配置を決定することができる。これにより、おとりサーバ上で被害が発生した場合でも、予め想定したレベル以下に抑制することができる。
これまで述べてきた実施形態における信頼度管理部は、おとり装置2からのアラートに基づいて信頼度を調整するものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、外部の一般的な攻撃検知システムから攻撃検知通知に基づいて信頼度調整を行うこともできる。これにより、他のサイトで発生した攻撃事例を基に予防的な防御を行うことが可能となる。
図64は、本発明の第18実施形態による攻撃防御システムの概略的構成図である。本実施形態における攻撃防御システムは、ファイアウォール装置81と、内部ネットワーク8103および外部ネットワーク8104上にある1つ以上の攻撃検知システムAD1〜ADNと、を備える。
図65は、本発明の第18実施形態による攻撃防御システムの動作を示すフローチャートである。まず、アラート変換部8102は、外部ネットワークまたは内部ネットワーク上にある各種攻撃検知システムからアラートを受信すると、当該アラートの構文を解釈する(ステップJ1)。上述したように受信アラートは送信元の攻撃検知システムに依存した構文をもっているため、アラート変換部8102内に備えられた攻撃検知システムごとの解釈モジュールを適切に選択し、選択された解釈モジュールにより受信アラートの構文を解釈する。解釈モジュールの選択にあたっては、たとえば、アラートの送信元IPアドレスを基に攻撃検知システムの種類を特定すればよい。そして、解釈結果から、少なくとも攻撃パケットの送信元IPアドレスと宛先IPアドレスとを抽出する(ステップJ2)。
第1〜第18実施形態におけるファイアウォール装置では、信頼度管理部を内部に有していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、信頼度管理部を別ユニットで構成することもできる。これにより、ファイアウォール装置が多数存在する場合にも、少数の信頼度管理用ユニットでファイアウォール装置の動作を制御できるようになり、運用コストが低減するというメリットがある。
図66は、本発明の第19実施形態による攻撃防御システムの概略的ブロック図である。本実施形態による攻撃防御システムは、ファイアウォール装置85と、信頼度管理サーバ装置86と、少なくとも1つのおとり装置2もしくは攻撃検知システムを備えている。ファイアウォール装置85は、少なくとも誘導部8501および管理サーバ接続部8502を有する。誘導部8501は、外部ネットワークから受信した入力IPパケットを管理サーバ接続部8502へ渡して信頼度を取得し、入力IPパケットを内部ネットワーク上のサーバ装置401またはおとり装置2へ転送する。
図67は、本発明の第19実施形態による攻撃防御システムの動作を示すフローチャートである。ファイアウォール装置85は、まず、新たに外部ネットワークから受信した入力IPパケットを誘導部8501へ転送する(ステップK1)。
100 外部通信インタフェース
101 パケットフィルタ
102 第1のアクセス制御リスト管理部
1021 アクセス制御リストデータベース
1022 検索処理部
1023 更新処理部
103 誘導部
1031 アドレス変換部
104 第1の内部通信インタフェース
105 第2の内部通信インタフェース
106 制御インタフェース
107 防御ルール判定部
2 おとり装置
21 おとりクラス
201 プロセッサ
2011 ファイルシステム
202 攻撃検知部
3 インターネット
301 攻撃元ホスト
302 通常のホスト
4 内部ネットワーク
401 サーバ装置
5 ファイアウォール装置
501 誘導部
502 信頼度管理部
5021 外れ値検知部
6 ファイアウォール装置
7 ファイアウォール装置
701 信頼度管理部
7011 リアルタイム信頼度データベース
7012 複製処理部
7013 長期信頼度データベース
7014 更新処理部
8 ファイアウォール装置
9 ファイアウォール装置
901 誘導部
9011 バッファ
9012 ICMP監視部
10 ファイアウォール装置
1001 防御ルール判定部
1002 アクセス制御リスト管理部
21 おとりクラスタ
37 第2のおとり装置
3701 イベント管理部
3702 第2の攻撃検知部
4101 ドメイン−タイプ制約つき正常動作定義ファイル
3501 第1のイベント
3601 第2のイベント
3801 第3のイベント
3901 第4のイベント
4001 第5のイベント
4101 第6のイベント
4901 第7のイベント
5001 第8のイベント
51 第8のファイアウォール装置
5101 仮想サーバ部
5102 第3の信頼度管理部
5201 接続管理部
5202 第1入力バッファ
5203 第1出力バッファ
5204 第2入力バッファ
5205 第2出力バッファ
62 第9のファイアウォール装置
6201 暗号処理部
303 FTPクライアント
402 FTPサーバ
4021 ファイルシステム
6901 ミラーリング装置
7001 ファイアウォール装置
7002 スイッチ装置
80 ファイアウォール装置
8001 誘導部
8002 サーバ管理部
8003 参照表
81 ファイアウォール装置
8101 信頼度管理部
8102 アラート変換部
8501 誘導部
8502 管理サーバ接続部
86 信頼度管理サーバ装置
Claims (33)
- 攻撃防御システムの攻撃検知装置において、
プロセスの実行において、少なくともネットワーク入出力、ファイル入出力、および、プロセス生滅に係るイベントを記憶するイベント記憶手段と、
前記イベント記憶手段に記憶されたイベント間の因果関係を分析して、リンク付けを行うイベント管理手段と、
検査対象であるイベントおよびそのリンクを所定のルールと照合することにより攻撃を検知する攻撃検知手段と、
を有することを特徴とする攻撃検知装置。 - 前記攻撃検知手段は、前記ルールを判定するにあたり、前記リンクを走査して、少なくとも、検査対象であるイベントの発生源となったプロセスの生成イベントと、イベントの発生原因となったネットワーク受信イベントと、を抽出することを特徴とする請求項1に記載の攻撃検知装置。
- 前記ルールは、ネットワークドメインを含むアクセス元に関する制約と、アクセスを処理するプロセスまたはその系列に関する制約と、を記述したことを特徴とする請求項1または2に記載の攻撃検知装置。
- 攻撃防御システムの攻撃検知方法において、
プロセスを実行させながら、少なくともネットワーク入出力と、ファイル入出力と、プロセス生滅と、に係るイベントを抽出し、
抽出されたイベントをイベント記録手段に記憶し、
前記抽出されたイベントと前記イベント記憶手段に既に記憶されたイベントとの間の因果関係を分析して、リンク付けを行い、
検査対象であるイベントおよびそのリンクを所定のルールと照合することにより攻撃を検知する、
ことを特徴とする攻撃検知方法。 - 所定のルールを判定するにあたり、前記リンクを走査して、少なくとも、検査対象であるイベントの発生源となったプロセスの生成イベントと、イベントの発生原因となったネットワーク受信イベントとを抽出することを特徴とする請求項4に記載の攻撃検知方法。
- 前記ルールは、ネットワークドメインを含むアクセス元に関する制約と、アクセスを処理するプロセスまたはその系列に関する制約と、を記述したことを特徴とする4または5に記載の攻撃検知方法。
- コンピュータに、攻撃防御システムの攻撃検知を実行させるためのプログラムにおいて、
プロセスを実行させながら、少なくともネットワーク入出力と、ファイル入出力と、プロセス生滅と、に係るイベントを抽出し、
抽出されたイベントをイベント記録手段に記憶し、
前記抽出されたイベントと前記イベント記憶手段に既に記憶されたイベントとの間の因果関係を分析して、リンク付けを行い、
検査対象であるイベントおよびそのリンクを所定のルールと照合することにより攻撃を検知する、
ステップを有することを特徴とする攻撃検知プログラム。 - 所定のルールを判定するにあたり、前記リンクを走査して、少なくとも、検査対象であるイベントの発生源となったプロセスの生成イベントと、イベントの発生原因となったネットワーク受信イベントとを抽出するステップを有することを特徴とする請求項7に記載の攻撃検知プログラム。
- 前記ルールは、ネットワークドメインを含むアクセス元に関する制約と、アクセスを処理するプロセスまたはその系列に関する制約と、を記述したことを特徴とする7または8記載の攻撃検知プログラム。
- プロセスを実行させながら、少なくともファイル入出力と、プロセス生滅と、に係るイベントを記憶するイベント記憶手段と、
前記イベント記憶手段に記憶された一のイベントと前記イベント記憶手段に既に記憶されているイベントとの間で因果関係を分析し、少なくとも、当該一のイベントとその発生源となったプロセスの生成イベントとのリンク付けを行うイベント管理手段と、
を有することを特徴としたアクセス履歴記録装置。 - 前記イベント記憶手段は、さらにネットワーク入出力に係るイベントを記憶することを特徴とした請求項10に記載のアクセス履歴記録装置。
- プロセスを実行させながら、少なくともファイル入出力と、プロセス生滅と、に係るイベントを記憶するイベント記憶ステップと、
前記記憶された一のイベントと既に記憶されているイベントとの間で因果関係を分析し、少なくとも、当該一のイベントとその発生源となったプロセスの生成イベントとのリンク付けを行うイベント管理ステップと、
からなることを特徴としたアクセス履歴記録方法。 - 前記イベント記憶ステップは、さらにネットワーク入出力に係るイベントを記憶することを特徴とした請求項12に記載のアクセス履歴記録方法。
- コンピュータに、
プロセスを実行させながら、少なくともファイル入出力と、プロセス生滅と、に係るイベントを記憶するイベント記憶ステップと、
前記記憶された一のイベントと既に記憶されているイベントとの間で因果関係を分析し、少なくとも、当該一のイベントとその発生源となったプロセスの生成イベントとのリンク付けを行うイベント管理ステップと、
を実行させることを特徴としたアクセス履歴記録プログラム。 - 前記イベント記憶ステップは、さらにネットワーク入出力に係るイベントを記憶することを特徴とした請求項14に記載のアクセス履歴記録プログラム。
- プロセスの実行において、少なくともネットワーク入出力、ファイル入出力、および、プロセス生滅に係るイベントを記憶するイベント記憶手段と、
前記イベント記憶手段に記憶されたイベント間の因果関係を分析して、リンク付けを行うイベント管理手段と、
検査対象であるイベントおよびそのリンクを所定のルールと照合することにより攻撃を検知する攻撃検知手段と、
検知された攻撃に基づきアクセスを制限するプロセッサと、
を有することを特徴としたアクセス制御装置。 - 前記イベント記憶手段は、さらにネットワーク入出力に係るイベントを記憶することを特徴とした請求項16に記載のアクセス制御装置。
- 前記攻撃検知手段は、前記ルールを判定するにあたり、前記リンクを走査して、少なくとも、検査対象であるイベントの発生源となったプロセスの生成イベントと、イベントの発生原因となったネットワーク受信イベントと、を抽出することを特徴とする請求項16または17に記載のアクセス制御装置。
- 前記ルールは、ネットワークドメインを含むアクセス元に関する制約と、アクセスを処理するプロセスまたはその系列に関する制約と、を記述したことを特徴とする請求項16〜18のいずれか一項に記載のアクセス制御装置。
- プロセスを実行させながら、少なくともファイル入出力と、プロセス生滅と、に係るイベントを記憶し、
イベント間の因果関係を分析してリンク付けを行い、
検査対象であるイベントおよびそのリンクを所定のルールと照合することにより攻撃を検知し、
攻撃を検知したときにアクセスを制限する、
ことを特徴としたアクセス制御方法。 - さらにネットワーク入出力に係るイベントを記憶することを特徴とした請求項20に記載のアクセス制御方法。
- 所定のルールを判定するにあたり、前記リンクを走査して、少なくとも、検査対象であるイベントの発生源となったプロセスの生成イベントと、イベントの発生原因となったネットワーク受信イベントとを抽出することを特徴とする請求項20または21に記載のアクセス制御方法。
- 前記ルールは、ネットワークドメインを含むアクセス元に関する制約と、アクセスを処理するプロセスまたはその系列に関する制約と、を記述したことを特徴とする請求項20〜22のいずれか一項に記載のアクセス制御方法。
- コンピュータに、
プロセスを実行させながら、少なくともファイル入出力と、プロセス生滅と、に係るイベントを記憶するステップと、
イベント間の因果関係を分析してリンク付けを行うステップと、
検査対象であるイベントおよびそのリンクを所定のルールと照合することにより攻撃を検知するステップと、
攻撃を検知したときにアクセスを制限するステップと、
を実行させることを特徴としたアクセス制御プログラム。 - 前記イベントを記憶するステップは、さらにネットワーク入出力に係るイベントを記憶することを特徴とした請求項24に記載のアクセス制御プログラム。
- 所定のルールを判定するにあたり、前記リンクを走査して、少なくとも、検査対象であるイベントの発生源となったプロセスの生成イベントと、イベントの発生原因となったネットワーク受信イベントとを抽出することを特徴とする請求項24または25に記載のアクセス制御プログラム。
- 前記ルールは、ネットワークドメインを含むアクセス元に関する制約と、アクセスを処理するプロセスまたはその系列に関する制約と、を記述したことを特徴とする請求項24〜26のいずれか一項に記載のアクセス制御プログラム。
- 攻撃防御システムの攻撃検知装置において、
クライアントからのアクセス受信に伴って生成されるプロセスの親子関係を判定する判定手段と、
前記親子関係を有する各プロセスが予め定義された所定の関係を有するか否かを判定することで攻撃の有無を検知する攻撃検知手段と、
を有することを特徴とする攻撃検知装置。 - 前記予め定義された所定の関係は、ネットワークドメインを含むアクセス元に関する制約条件およびアクセスを処理するプロセスまたはその親子関係に関する制約条件を含むことを特徴とする請求項28に記載の攻撃検知装置。
- 攻撃防御システムの攻撃検知方法において、
クライアントからのアクセス受信に伴って生成されるプロセスの親子関係を判定し、
前記親子関係を有する各プロセスが予め定義された所定の関係を有するか否かを判定することで攻撃の有無を検知する、
ことを特徴とする攻撃検知方法。 - 前記予め定義された所定の関係は、ネットワークドメインを含むアクセス元に関する制約条件およびアクセスを処理するプロセスまたはその親子関係に関する制約条件を含むことを特徴とする請求項30に記載の攻撃検知方法。
- コンピュータを、
クライアントからのアクセス受信に伴って生成されるプロセスの親子関係を判定する判定手段と、
前記親子関係を有する各プロセスが予め定義された所定の関係を有するか否かを判定することで攻撃の有無を検知する攻撃検知手段と、
を有する攻撃検知装置として機能させるためのプログラム。 - 前記予め定義された所定の関係は、ネットワークドメインを含むアクセス元に関する制約条件およびアクセスを処理するプロセスまたはその親子関係に関する制約条件を含むことを特徴とする請求項32に記載のプログラム。
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