JP4053560B2 - 呼制御装置、グループ通信制御方法 - Google Patents
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Description
ところで、グループ通信では時間の経過とともに参加者が変動することが想定される。例えば、それまでグループ通信に参加していた端末がグループ通信から離脱する場合が考えられる。この場合は、離脱を希望する端末が呼制御装置30に離脱要求を送信する。すると、呼制御装置30は、離脱の受諾とともに、グループ通信を継続しているその他の端末に対して離脱の通知を行う。
ところで、グループ通信の途中で他の端末が新たに参加できるようにした技術が特許文献1に記載されている。また、グループ通信中での端末の参加及び離脱に関する技術が特許文献2に記載されている。
そのため発信側端末ユーザなど、サービス起動を要求するユーザから見ると、網および端末の機能向上に伴い、各ユーザが利用する端末の機能に差が発生するものの、着信側端末の能力の区別はできず、グループ通信を開始する際、あるいは通信中にサービスを追加する際に、着信側端末側で1台でも能力が揃っていなければ全ての着信側端末への呼び出しを行った上でエラー処理を発生させることによってのみ該当グループで利用できないサービスを知ることがある。またエラーを受信してもなお、エラーの原因となった端末の一定能力の推測は可能であるが、端末の機能向上が進み、端末の世代数が増えると正確な能力を把握することはできない。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は各端末を使用するグループ通信参加者が現在参加中の参加者間でどのようなサービスを利用可能であるか管理し、サービスの利便性を高めることを実現できる呼制御装置、グループ通信制御方法を提供することである。
前記通知手段による通知を再度行うことを特徴とする。このような構成によれば、グループ通信中に端末が離脱した場合や端末が新たに参加した場合でも、現在参加中の参加者間でどのようなサービスを利用可能であるかについて共有できる。
要するに本発明では、複数の端末が移動通信網を介して通信を行う際に、移動通信網が各端末の能力の比較を行うことで、能力の異なる端末間で共通に利用できる通信サービスを判定し、各端末へ通知することで複数端末間の通信における端末利用者の利便性向上を実現できる。
(グループ通信制御システムの構成例)
図1は、本発明による呼制御装置を利用して実現したグループ通信制御システムの構成例を示すブロック図である。同図において、グループ通信制御システムは、n個(nは3以上の整数)の端末11、12、…1nと、無線装置20と、呼制御装置30と、サービス制御装置40とから構成されている。
サービス制御装置40には、例えば図2に示されているように、グループ通信サービスの契約を行ったユーザの端末についての識別情報である端末IDと、契約中のサービスの内容を示す情報との対応テーブルが記憶されている。
図3は、図1中の呼制御装置の構成例を示すブロック図である。同図において、本例の呼制御装置は、上述したグループ通信管理テーブル300等、装置の動作に必要な情報を記憶するための記憶機能31と、端末の世代情報を取得し、取得した世代情報を記憶するための世代情報取得・保持機能32と、端末の世代情報に基づいてその端末の能力を検出するための能力検出機能33と、グループ通信管理テーブル300の作成、その内容の追加や削除等を行うテーブル制御機能34と、他の装置の通信を行って情報を授受したり着信を通知したりするための通信機能35とを含んで構成されている。なお、以上の機能については、実際には、CPUや記憶デバイス、通信デバイス等から構成される周知のサーバ装置によって実現される。
図1中の各端末の構成例について、図4を参照して説明する。同図において、各端末は、グループ通信を開始したり、離脱したり、ユーザを追加したりするための要求を送出する要求送出機能1aと、ユーザの操作などにより、指定した複数の通信相手の使用する端末との間で利用できるサービスを呼制御装置へ問い合わせたり、呼制御装置30から通知される、グループ内の全ユーザが共通に利用できるサービス機能に関する情報を通信中に確認するためのサービス制御機能1bと、各種情報を表示するための表示機能1cと、キー操作等によって情報を入力するための情報入力機能1dと、各種の情報を記憶するための記憶機能1eとを含んで構成されている。なお、以上の機能については、実際には、CPUや記憶デバイス、通信デバイス等から構成される周知のサーバ装置によって実現される。
呼制御装置30は、携帯電話機等の移動端末から送信される信号に含まれ、端末能力を区別することが可能な世代情報に対応する端末能力を示す情報と、端末を利用するユーザの加入者情報である端末IDとを対応付けて管理する。
各端末が他端末との通信に先立って移動通信網にログインなどを事前に行い、移動通信網が端末種別を特定できている状況において、ある端末から要求が送出されてグループ通信が開始される時には、呼制御装置30は通信グループ番号の配下にグループ通信に参加する全ユーザの加入者情報を配置し、新たに管理された各グループ通信参加ユーザの使用する端末の世代情報から各端末の能力を分析する。そして、その時点でのグループ通信において全端末、全ユーザが共通に利用可能なサービス機能を抽出する。そして、着信通知をトリガーとする着信処理が行われた後、通信グループ内の全ユーザが共通に利用できるサービス機能の内容を、その通信グループ内の全ユーザへ通知する。
図5〜図9を参照して、本例のシステムの動作例について説明する。ここでは、本システムの動作について、呼制御装置30が管理するテーブルの内容の変化と端末への通知とを中心に説明する。
図5に示されているように、本例では、3つの端末11〜13が存在し、端末13は端末11、12の世代より前の世代の端末とする。そして、端末11、12は5者によるグループ通信を可能とし、端末13は3者によるグループ通信を可能とし、これら端末11〜13の間でグループ通信が行われると想定する。
端末11のユーザは3者によるグループ通信であれば、いずれの端末も利用できるとの想定の上で、端末12、13を利用するユーザに対してグループ通信の開始要求を行う。このとき、端末11は自端末の世代情報を通知する(S21)。
呼制御装置30は、作成されたグループ管理テーブルの情報からグループ通信を行う全ての端末の世代情報が把握でき、それぞれのユーザの加入者情報とあわせて、この時点で成立した通信グループにおいて共通に利用可能なサービスを抽出することが可能となる。共通に利用可能なサービスを抽出するには、テーブル中の能力軸を順に見て行き、全てが「○」の能力(「×」の無い能力)を、共通の能力と判定すればよい。本例では、端末11、12、13の間では3者のグループ通信が可能であり、5者のグループ通信は不可能であることが判定できる。図中の網掛け部分が利用可能な端末とサービスとの抽出部分である。
呼制御装置30はこの判定結果を、その時点でのグループ構成における共通に利用可能なサービスとして端末11、12、13に通知する(S25)。
図6に移行し、ここで、一旦、端末13がグループ通信から離脱するため、離脱要求を送信する(S31)。すると、呼制御装置30はグループ参加者の減少を契機に、グループ管理テーブルの更新を行う(S32)。すなわち、端末13の参加状態が離脱を示し、その結果としてグループ内で共通に利用可能なサービスは端末13を除いた、端末11、12の間で再判定を行った結果としての、5者のグループ通信に変更される。このグループ管理テーブルの更新後、呼制御装置30は端末11、12にその旨を通知する(S33)。
図7に移行し、先に離脱した端末13が、再度このグループに再参加した場合には、以下のようになる。すなわち、端末13がグループ通信に参加するため、再参加要求を送信する(S41)。すると、呼制御装置30は上記とは逆に端末13の参加状態を参加に変更し、グループ管理テーブルの更新を行う(S42)。そして、呼制御装置30は、再度端末13を加えてグループ内で共通に利用可能なサービスを判定する。この判定結果、最初にグループ通信を開始したときと同様に、3者のグループ通信となる。このグループ管理テーブルの更新後、呼制御装置30は端末11、12にその旨を通知する(S43)。
もう一度、端末13が離脱した状態を想定し、ここで端末11から、端末14、15を新たにグループ通信メンバーとして追加する際の動作について説明する。なお、ここでは、端末14は5者のグループ通信に対応しており、端末15は3者のグループ通信にのみ対応しているとする。すると、これらの端末を同時に呼び出した場合、グループ通信を継続している端末11、12とあわせて4者のグループ通信を行うことになる。従って端末15は一旦呼び出しを受けるものの、その後サービス能力が一致しないために通信に参加できないことになる。
すると、呼制御装置30は、端末14、15の世代情報を以下のようにして取得する。すなわち、端末14、15が呼制御装置30に接続したことがあり、その際に呼制御装置30が端末14、15の世代情報を取得していればその取得した情報を用いる。これに対し、接続したことがなく、それを取得していない場合は、着信とは別の手段により端末14、15に問い合わせを行い情報を取得する(S52)。なお、SIP(Session Initiation Protocol)プロトコルが採用されている場合、SIP登録の時点で端末世代を網に通知すると、その後にグループ通信が行われ、通信終了後にはSIP登録を解除するのが通常である。しかし網側条件によっては、通信終了後もSIP登録を解除しない、あるいはSIP登録解除までに一定の猶予が取られることが考えられる。そのようにSIP登録が解除されていない状態の端末に対して、発信を行う際には網は着信側の世代を既知であるため問い合わせは不要である。
端末11が呼制御装置30から端末14、15の世代情報を取得することにより、端末11のユーザは最適な発信を選択することが可能となる。すなわち、端末11のユーザは、端末14を参加者に追加、端末15を参加者に追加、あるいは端末の追加を行わない、等を選択することが可能となる。この動作は、参加者を追加するときのみならず、グループ通信を開始する際にも適用可能である。
上述したグループ通信制御システムにおける、ユーザの操作例について、図10を参照して説明する。同図には、端末11の画面表示例が示されている。同図(a)の状態では、通信相手である端末12が画面に表示されている。そして、5者通話が可能とすると、空いている通信相手欄は4つである。
この状態において、空いている通信相手欄を選択し(同図(a))、機能ボタンを押下する(同図(b))。すると、同図(c)のように機能メニューが表示される。機能メニューには、「1.呼出」、「2.事前確認」、「3.相手参照入力」がある。ここでは、「3.相手参照入力」を選択する。
PoC(Push-to-Talk over Cellular)通信の発信方法には、アドホック型、事前作成型、チャット型が規定されているが、いずれの場合でも同様の操作によって端末を選択すればよい。なお、アドホック型とは通信の都度宛先を設定する発信方法、事前作成型とは事前に網側にグループ名(番号)とメンバの組み合わせを登録しておき、通信時にはグループ名(番号)を指定して発信する方法、チャット型とは事前に会議室名(番号)が周知されており、参加を希望するユーザが呼び出し無しで、会議室に対して発信をすることで入室者による通信を提供する発信方法である。
上記の説明においては3者グループ通信、5者グループ通信の2つの能力のみが端末世代間の違いとしているが、グループ管理テーブルの能力軸は将来の能力拡張に合わせて拡大することが可能である。例えば、グループ通信できるメンバーの追加機能、トランシーバ型通信であるPoC通信状態から、ミキシング型電話会議への切り替え機能、音声以外のメディア(テキスト、静止画、動画)を取り扱う機能、PoC通信と同時にWeb閲覧をグループで共有する機能等を、グループ管理テーブルの能力軸として追加することもできる。
また、グループ管理テーブルにおいては、グループ通信における最大参加者数に応じて端末軸の拡大も可能である。
上述した呼制御装置によって実現されるグループ通信制御方法について、図11を参照して説明する。同図において、端末からの要求があった場合(ステップS101)、以下の処理に移行する。この端末からの要求は、例えば、発信要求、参加要求、追加要求、離脱要求、である。
端末からの要求が離脱要求以外の要求である場合、呼制御装置30はサービス制御装置40に、その端末についてのサービス条件を問い合わせる(ステップS102→S103)。さらに、呼制御装置30は、端末の世代情報を確認し、世代情報が不明な端末については、その世代情報を取得する(ステップS104)。その後、呼制御装置30は、グループ管理テーブルの作成又はその内容の更新を行う(ステップS105)。ステップS102において、端末からの要求の内容が離脱要求である場合、ステップS103及びS104の処理を行わずに、ステップS105に移行してグループ管理テーブルの内容の更新を行う(ステップS102→S105)。
以上のようなグループ通信制御方法を採用すれば、複数の通信端末によるグループ通信に参加しようとする複数の通信端末に共通の能力を検出し、検出された共通の能力によってグループ通信を行うために複数の通信端末に着信通知を送信し、この着信通知を受けた通信端末によるグループ通信を実現できる。このグループ通信制御方法によれば、各端末を使用するグループ通信参加者が現在参加中の参加者間でどのようなサービスを利用可能であるかについて共有できるため、サービスの利便性を高めることができる。
本システムでは、ある端末が移動通信網を介して他の端末に対して通信を開始する際に、呼制御装置がサービス制御装置の情報を参照の上、各加入者のサービス条件を判定するとともに、各端末から端末の世代情報を受信し、これらを照合することにより、同じ通信に参加する全端末で共通に通信に利用可能なサービス機能を判定し、全端末へ通知する。また、通信の途中で通信の参加者数すなわち端末数に増減があった場合に、端末数増減後に継続されている通信に参加する全端末で共通に通信中に利用可能なサービス機能を同様に再判定し、変化があった場合には全端末へ通知する。このように制御することにより、複数端末間の通信における端末利用者の利便性向上を実現できる。
1b サービス制御機能
1c 表示機能
1d 情報入力機能
1e 記憶機能
11〜1n 端末
20 無線装置
30 呼制御装置
31 記憶機能
32 世代情報取得・保持機能
33 能力検出機能
34 テーブル制御機能
35 通信機能
40 サービス制御装置
100 移動通信システム
300 グループ通信管理テーブル
Claims (4)
- 複数の通信端末によるグループ通信に参加しようとする複数の通信端末に共通の能力を検出する能力検出手段と、前記能力検出手段によって検出された共通の能力によってグループ通信を行うために前記複数の通信端末に共通で利用可能なサービスの通知を行う通知手段とを含み、前記通知手段による通知を受けた通信端末によるグループ通信を実現することを特徴とする呼制御装置。
- 前記グループ通信を行っている最中に該グループ通信に参加の通信端末数に変化があった場合、前記能力検出手段は、前記通信端末数変化後の通信端末について共通の能力を再度検出し、
前記通知手段による通知を再度行うことを特徴とする請求項1記載の呼制御装置。 - 前記グループ通信に参加可能な通信端末の能力を管理する端末能力管理テーブルを更に含み、前記能力検出手段は前記端末能力管理テーブルの内容に基づいて前記複数の通信端末に共通の能力を検出することを特徴とする請求項1又は2記載の呼制御装置。
- 複数の通信端末によるグループ通信に参加しようとする複数の通信端末に共通の能力を検出する能力検出ステップと、前記能力検出ステップにおいて検出された共通の能力によってグループ通信を行うために前記複数の通信端末に共通で利用可能なサービスの通知を行う通知ステップと、前記通知ステップによる通知を受けた通信端末によるグループ通信を実現するステップとを含むことを特徴とするグループ通信制御方法。
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