JP4054532B2 - 大口径銃砲用のストリップに形成された推進材料 - Google Patents

大口径銃砲用のストリップに形成された推進材料 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の背景】
本発明は、一般に中口径及び大口径の薬莢あり又は薬莢なしの銃砲システムにおける発射薬に関する。より特別には、本発明は、薬莢組立体内に装填される1回量の発射薬の構成に関する。構成、この場合は発射火薬の形状、密度及び配置は、現代の構成から出発する。
【0002】
薬莢内で携行される固体発射薬を使用する軍用品は、処理が容易であるため典型的に球状又は円柱状の顆粒の形で薬莢内で輸送される。燃焼速度、即ち発射薬を通って火炎前線の拡散する速度は、形状(即ち顆粒の穴空け)により、又は化学的(即ち抑制剤)手段により制御される。燃焼速度の変更及び逐次進行は、装填量の設計における重要な考慮事項である。発射薬の定量装填を与える別の技術は、円板状又は巻物状のコレイヤード(colayered)発射薬として知られるものの使用である。コレイヤード発射薬は、発射薬材料のシートから切られたプリカット発射薬要素の層の使用を記述する記述用語である。異なる発射薬をサンドウィッチ状に重ねたリング状又は穴空き円板の形のコレイヤード発射薬を使うことが知られている。「高速燃焼」発射薬と呼ばれるコレイヤード発射薬においては、適切な穴空き円板又はリング状に切られたシートストックが、2層の燃焼速度の遅い発射薬シートストックの間に挟まれる。コレイヤード発射薬シートの供給源は、型で切った環状リング又は未切断シートでコレイヤード発射薬を提供できるアライアント・テク・システムズである。
【0003】
コレイヤード発射薬は、巻かれた巻物状でも使用される。この構成においては、発射薬シートが巻物状に巻かれる。この巻物体は発射体のブームと長手方向で揃えられ、そして普通の技法であるが巻物体の端部から点火された場合は、火炎伝搬は本発明の火炎伝搬より制御困難であろう。巻物状の発射薬においては、燃焼伝搬の制御が困難であり、圧力波が兵器の破壊点を作る危険がある。このため、巻物形式の発射薬は、ここに与えられるストリップ状の実施例よりも明確化することが困難である。
【0004】
コレイヤード発射薬の欠点の一つは、積み重ねられた円板が限定された自然のアレージしか持たず、銃砲内で有害な圧力波を生ずる可能性のあるガス流への障壁を提供することである。これら有害な圧力波は、円板により与えられる阻止のため生ずる。本明細書の本発明は、ストリップ状の発射薬がストリップ間に十分な空間を許すため、ガス流に対する障壁を回避し又は最小にする。
【0005】
従来設計において使用された巻物状のコレイヤード発射薬の別の欠点は、リングの製造が大量の廃棄発射薬を生ずることである。長方形の発射薬シートから円板を切り出すことが材料の大きな周辺部又は廃棄を生ずるであろうことは公知である。発射薬シートは高価であり、材料の節約は、常に装填された薬莢の費用を比例して低下させるであろう。
【0006】
【発明の概要】
本発明の一態様は、シェルケーシング内でシェルの長手方向軸線と揃えられた方向に置かれた材料のストリップの使用である。プレスされシートに形成された発射薬化合物である材料のストリップは、シェルがその端部の上に立つ垂直方向に配置される円板状の発射薬と、参照のために比較したときのストリップ形状の一利点は、ストリップがより経済的に作られ、製造サイクルにおける製品の廃棄が少ないことである。巻物状の発射薬包装の発射薬シートがよく使用される。しかし、巻物の燃焼特性は円板の実施例又は現在の実施例と同様に予測できない。
【0007】
発明人は、本発明の開発において、ストリップ形式の発射薬がガンチャンバー(gun chamber)におけるより良好な燃焼事象を作るであろうことを見いだした。このため、発射薬のより良好でより完全かつより均一な燃焼速度が実現されるように発射薬材料のシートの形式の発射薬の弾薬筒を提供することが本発明の目的である。発射薬のストリップは、円板状、巻物状又は固体の棒状の燃料のいずれの公知の実施例よりもより効率的に燃焼するであろう。
【0008】
廃棄される発射薬のスクラップの量を最少にする効果的な方法により発射薬材料のシートから切り出される1回分の発射薬を提供することが本発明の別の目的である。
【0009】
使用されるシートが自立するであろうことも本発明の一利点である。発射薬シートの形状と配置とが自立する柱を構成するであろう。これにより、柱状の配列が輸送中又は扱い中に曲がり又は変位しないであろうという利点が生ずる。
【0010】
円板の配列に対するストリップの配列の別の利点は、ストリップを組み入れた実施例が、発射体のフィンを受け入れるように溝を持つであろうということである。
【0011】
本発明の更なる利点は、一般に垂直方向の柱におけるストリップの位置が、組立段階において発射薬材料の柱の上を薬莢が摺動できるであろうことである。これは、シェルの縁と発射薬の柱との間の干渉を少なくし、弾薬筒と発射薬との組立を明快かつ迅速になし得るので有利である。
【0012】
軸方向及び半径方向の効果的な火炎の伝搬と火炎の拡散経路とを提供するように、通路を提供しかつ発射薬内に適切な率のアレージを有する1回分の発射薬を提供することが本発明の別の目的である。
【0013】
公知の円板に勝る本発明に更なる利点は、ストリップが発射体ブームのフィンを跨ぐことができる点であり、これに反して、円板式の実施例では、発射体のブームから半径方向外向きに広がっているフィンを受け入れるために円板は内径が大きいように限定される。
【0014】
本発明の別の利点は、発射薬ストリップをブームの傾斜角度に追随するような輪郭とすることができ、通常の円板形式の実施例と比較して、より良い分布で弾薬筒内でより多数の発射薬又は同じ量の発射薬の使用ができることである。
【0015】
本発明の更なる利点は、これ自体がモジュール装薬での使用をうまく与えることである。即ち、ストリップは、例えば異なった銃砲システムにおける多種の可能な使用に適した形に容易に形作ることができる。
【0016】
基本的に、ここに説明される発明の目的は、大型軍用品における火炎の燃焼伝搬の改良である。これは、利用可能な挿入発射薬の生産の際の廃棄を無くすことにより発射薬の弾薬筒の生産費を低い費用にすることと同時に達成される。
【0017】
本発明のこれら及びその他の目的及び利点は以下の説明の理解と付属図面の調査とにより多くの分野の技術者に明らかとなるであろう。
【0018】
ここに与えられる本発明の好ましい実施例は、以下、図面及び「図面の詳細な説明」において説明される。特に注意のない限り、本明細書における用語及び表現は、適用可能な技術における通常の技術者の通常かつ慣例の意味を与えることが意図される。もし何かの用語又は表現に何か特別な意味を与えたい場合は、本明細書に明らかに述べられ、かつ特別な意味を定められるであろう。
【0020】
【図面の簡単な説明】
本発明は、付属図面と組み合わせて明細書を読むことにより理解されるであろう。
【0021】
図1の大口径銃砲弾10は、薬莢組立体11及び発射体12を備える。(本明細書及び幾つかの請求項において、用語「弾薬筒(cartridge)」ではなく、ときにはシェルケーシング(shell casing)が使用される。これらの用語は記述のためのものであり、1回量の軍用火薬が収容された容器を示す。この語の選択は、普通でない定義又は限定された定義を意図するものではない。)薬莢11の一部分は薬莢の内容物を示すために切除されている。薬莢組立体11は、弾薬筒壁13、スタブケース(stub case)14、点火装置15、及び発射薬16を備える。弾薬筒はチャンブレージ(chambrage)区域17を含むことができる。この好ましい実施例においては、発射薬16は4組の発射薬ストリップよりなる。発射薬ストリップの各組は、発射薬ストリップの各組の幅で比較したときに最も明瞭な異なった輪郭を持つ。好ましい実施例として4組の発射薬ストリップが記述されるが、4組より多いか又は少ない発射薬ストリップを使用することも意図される。
【0022】
スタブケース14は、薬莢組立体11の第1の端部23に置かれる。丸(ラウンド・round)の発射体12が薬莢組立体11のチャンブレージ17の外側に置かれる。
【0023】
弾薬筒10は、弾薬筒10の長さを走っている中心軸線C−Cを持つ。
【0024】
図2は、図1に示された弾薬筒の薬莢組立体11の切除部分に関係なく平面2−2を通る断面図である。発射体ストリップの特定の配置がこの図において明らかにされる。その他の配列及び形状も可能である。図3(3a−3c)は、数種の発射薬シート18を示す。発射薬材料のストリップは、調製されたこれら発射薬シートから切り出される。
【0025】
半径方向ストリップの第1のストリップの組19のストリップは、各が28で示されたストリップの長さ、及び29で示されたストリップの幅を持つ。半径方向ストリップの第1のストリップの組19のストリップの30として示された厚さが図2に示される。ストリップの長さ28は、ストリップの幅29よりも大きい。この実施例における全てのストリップの厚さは、ストリップの長さ又は幅よりも小さい。ストリップの厚さは、2.54mm(0.100インチ)から5.08mm(0.200インチ)の間の大きさである。より厚い又はより薄いストリップ、或いは説明された範囲外のストリップ厚も可能である。設計の必要性が実際の最適幅を指示するであろうが、この範囲の幅は設計の機能範囲に受け入れられるであろうと信じられる。
【0026】
第1のストリップの組19のストリップ50及び51のようなストリップは、最も幅広のストリップである。これらストリップは、一般に、図3aに示されるようであり、この図の右側に示されるように、多角形の鈍端部及び延ばされたテール部分を持つ。ストリップの長さと幅とは、そのストリップが包装され又は装填される弾薬筒に依存するであろう。
【0027】
第2のストリップの組20の52及び53のようなストリップは、第2の最も幅広のストリップである。これらは、第1の組の広幅のストリップの幅より僅かに狭い。例えば、ストリップ52及び53は、一般に平行な縁と半ば鈍い先端部分とを持つ。58のようなテール部分は、図3における上方輪郭である縮小部分を持つ。縮小部分59は、第1、第2及び第3のストリップの組のテール輪郭形状と同じ輪郭形状である。第4の組のストリップを除くすべてのテール部分は、事実上、弾薬筒がその第1の端部の上に立ったときに、詰められた弾薬筒の先端又は上端である。
【0028】
第3の半径方向ストリップの組21のストリップ54及び55のようなストリップは、第3の最も幅広のストリップである。これらのストリップは、より広いストリップより鈍くない先端部分を持つ。縮小域のテールの輪郭は、より広いストリップの縮小テール輪郭と同じである。
【0029】
第4の半径方向ストリップの組22のストリップ56及び57のようなストリップは、最も幅狭のストリップである。これらストリップは、全体としては異なる輪郭であるが他のストリップの組と類似であるように見えるものである。これら類似は、縮小輪郭59の傾斜部分60を含む。これらは、ストリップ先端の盛り上がり形状も含む。この盛り上がり形状61は、図3に見られるように、他の3種のストリップ輪郭の各に形成される。
【0030】
61のような盛り上がり輪郭の部分は、図1における区域61として全体的に見ることができる。ストリップの鈍端部分は、図1の区域62において全体的に見ることができる。
【0031】
上述のストリップは、通常はストリップの各側に平面を有するであろう。これは、ストリップが製造工程中にカレンダー掛けされるときは一面の選択であろう。或いは、ストリップは、点火特性、火炎伝搬、又はストリップの構造特性を強化し得る浮出しとし、或いは粗面又はパターン面を設けることができる。発射薬シートの円板状の実施例においては、円板は、浮出し面を有するようにプレスされ又はカレンダー掛けされることが多い。同様な技術が、上述のようにストリップに切られるように決められた発射薬シートの製造に使用することができる。
【0032】
図2に示される断面図において、発射体のブーム又はボーテル(boatel)25が、薬莢組立体11の中心軸線C−Cに沿って置かれる。フィン26がブーム25から半径方向に伸びる。弾薬筒は、弾薬筒11の中心軸線C−Cに沿って第1の端部から第2の端部に伸びる。図2において、フィン26と囲んでいるストリップとの間の相互関係を見ることができる。フィン26は、50及び51のような隣接した最も幅広のストリップの間に隙間を空けて置かれる。フィンの端部の外側に、図2においてフィンに隣接したストリップほど広くはない選択されたストリップが置かれる。
【0033】
上述の好ましい実施例を使用した大口径銃砲の弾薬筒10の製造の際は、スタブケース14のない弾薬筒11が、ブーム25及びフィン26を囲んで、発射体12の端部上に置かれる。典型的な生産環境においては、第1のストリップの組19の30個のストリップを提供するために15枚の発射薬シート18が使用される。これらは組立体の最も幅広のストリップである。第2のストリップの組20の42個のストリップを供給するために13枚の発射薬シート18が必要である。第3の半径方向ストリップの組21に要するものを提供するために発射薬の少なくも1枚以上の標準シートから6個のストリップを切ることができる。これらの数は、与えられた一つの製造実施例のみに関し、そして別の寸法のシート及び別のストリップ輪郭を有する種々のものとなし得ることは明らかである。
【0034】
上述のように、第1、第2、第3、及び第4のストリップの組は図3に示されうようにテーパーにされ、これにより、ストリップをホスト弾薬筒の形状と一致させることができる。本実施例においては、発射薬シート18は全て同じ厚さを有するので、第1、第2、第3、及び第4のストリップの組のストリップは、結局、同じ厚さである。種々のストリップを異なった厚さの発射薬シートの基本ストックから切り出せない理由はない。異なった厚さのストリップの組合せを有する本発明の実施例が意図される。
【0035】
パンチされた環状又は円板の形状と比較して、発射薬シート18から切り出されたストリップの形状のため、発射薬の廃棄面積の最小化が可能である。
【0036】
包装の組立体に戻り、弾薬筒が第1の端部23から組み立てられる点に注意すべきである。薬莢11は、装薬中は第1の端部23において開かれる。発射用材料の装薬後、弾薬筒の端部にスタブケース14が取り付けられる。弾薬筒の第2の端部24は、伸びたブームとフィン部分とを取り付け得る発射体を入れる。この組立体は、発射薬ストリップがブームとフィン部分のまわりに置かれるのを待っている保持用構造内で直立していると想定して戴きたい。
【0037】
半径方向ストリップは、ストリップのテール部分58が薬莢の第2の端部内に突き出ている状態でブームとフィンとのまわりに配置されるであろう。ストリップは、ブームに隣接適合するように密な輪郭を定めることができる。これは、フィン隙間を有し、従ってブームに密な輪郭にできない現在の具体例の円板実施例と対照的である。
【0038】
第1、第2、第3、及び第4のストリップの組は、薬莢11内でブーム25のまわりに置かれる。図1及び2に示されるように、第1、第2、第3、及び第4のストリップの組の各ストリップの長さは中心軸線C−Cと実質的に平行である。第1、第2、第3、及び第4のストリップの組の各ストリップの幅は、中心軸線C−C及び半径方向中心軸線と実質的に直角である。ストリップ間の間隙が通路31を作る。これらの隙間及び空虚部は、「アレージ」と呼ばれることがある。通路31は、発射体12のブーム25の付近から弾薬筒の壁13に半径方向に伸びる。通路31は、薬莢11の長さに沿って軸方向にも伸びる。このアレージが、火炎の伝搬及び管理された燃焼と発射薬ストリップの燃焼との促進に有利である。
【0039】
スタブケース14は、弾薬筒13がブームとフィンとのまわりに配列された発射薬ストリップ上で摺動された後、弾薬筒11の端部に置かれる。薬莢の発射薬ストリップ上での摺動は、ストリップ部材を適正に揃えることが容易であるため円滑な作業である。円板式の実施例では、円板は、弾薬筒を定位置に置くとき注意深く案内しなければならない一連の段階と同じ物を示す。スタブケース14は、第1、第2、第3、及び第4のストリップの組のストリップを覆う。点火装置15がスタブケース14内に設置される。点火装置15は、ストリップの集まりの先端の内側、即ち第1、第2、第3及び第4のストリップの先端部分の間に座る。
【0040】
作動時には、弾薬筒10が銃砲システムの中に置かれる。点火装置15への信号により、点火装置15は、点火装置15に隣接した発射薬16を点火させる。通路31のため、発射薬の点火は、点火装置15から弾薬筒の壁13に半径方向で迅速に移動でき、更に点火装置15に隣接した薬莢組立体11の第1の端部23から発射体12に隣接した薬莢組立体11の第2の端部24に軸方向で迅速な移動ができる。通路31は、点火装置15に隣接した最初に点火された発射薬が膨張し、そして通路31を経て発射体12に僅かの支障で、又は支障なしに通過することを許す。これが、有害な軸方向の圧力波を最小にしつつ発射体に圧力を提供するであろう。点火された発射薬は発射体12に力を加え、発射体を加速させ砲身から発射させる。薬莢組立体11は銃砲から取り出され、未発射の新しい弾薬筒と置き換えられる。
【0041】
図4は、本発明の別の実施例の断面図である。フィン41のある発射体のブーム40が、弾薬筒43の中心軸線に沿って置かれる。第1のストリップの組45は、図示のように第1のストリップの組45の幅が弾薬筒43の壁からテール40のフィン41に伸びるように置かれる。第2のストリップの組46は、第2のストリップの組の幅が弾薬筒43からフィン41に隣接してテール40に伸びるように置かれる。第3のストリップの組47は、図示のように第3のストリップの組47の幅が残っている空隙のある部分を満たすように置かれる。アレージが幾分か残り、これが火炎の伝搬を容易にする。第2のストリップの組46は最も広い幅を持つ。本実施例では、第1、第2、及び第3のストリップの組45、46、及び47の全てが同じ厚さ50を有して示される。第1、第2、及び第3のストリップの組のストリップの長さはこの図面では明らかでないが、これらは、一般に第1の実施例におけるようにスタブケースから薬莢の第2の端部に突き出るであろう。この実施例におけるように、ストリップの間に弾薬筒壁からブームへの通路、及び弾薬筒の後端から弾薬筒の前端への通路が形成される。
【0042】
本発明は、その最も基本的な実施例においては、ある長さとある幅とを有する発射薬材料の第1のストリップを備える。発射薬材料の長さは発射薬材料の幅よりも大きく、そして第1のストリップは平面図で見たときに平面である。最も多くの場合、いうまでもなく、複数のストリップを一緒に使用することが必要であろう。そして通常の場合は、各が平面よりなる発射薬材料の少なくも1個の追加ストリップが、発射薬材料の第1のストリップと組み合わせられて発射薬材料のストリップの組を形成する。大多数の実施例において平坦なストリップが非常に効果的であることが見いだされたが、発射薬材料のストリップは浮出し面を持つことができる。別の実施例においては、ストリップは長方形でないものであろう。これは例外的な状況ではなくてむしろ普通である。この実施例においては、発射薬材料の第1のストリップは、平面図で見られるように、第1のストリップの長さを定めている第1の縁、及び第1の縁に平行でない第2の縁を持つ。これら縁の少なくも一方は、側方又は側面図でなく平面図において、互いに異なる半径を定めるであろう。
【0043】
本発明の好ましい実施例がここに図示され説明されたが、請求項の範囲により定められた本発明の精神から離れることなく種々の変化及び変更をなし得ることが認められるであろう。例えば、ストリップの輪郭を曲線の全くない長方形ストリップのように単純にすることも疑い無く可能である。輪郭は、弾薬筒の利用可能な内部空間及び良好な火炎伝搬に要するアレージの量により決められることが理念である。別の例は、ストリップ状の発射薬が大口径銃砲のための予め形にされ統合された「使用待機状態」包装に包装された実施例である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 薬莢内部を示すために一部切除された大口径銃砲弾の斜視図である。
【図2】 図1に示された大口径銃砲弾の2−2を通る(図1の切除部分とは無関係の)断面図である。
【図3】 シート上に描かれたシートから切り取られるストリップの形状の輪郭線を有する発射薬シートの平面図である。
【図4】 本発明の別の実施例の断面図である。

Claims (19)

  1. 第1の端部と第2の端部とを有する薬莢であって、薬莢の第2の端部が発射体に隣接する前記薬莢、及び
    ある長さ、幅、及び厚さを有する強力な発射薬材料製の複数のストリップであって、薬莢内に異なった幅を持った複数のグループに分けて配置しかつ、複数のストリップの長さが弾薬筒の第1の端部から第2の端部に伸びている線と平行であり、前記複数のストリップの幅寸法を変えることにより自立して薬莢内に配置された前記複数のストリップを備えた発射体を発射するための発射薬システム。
  2. 前記複数のストリップが第1の複数のストリップと第2の複数のストリップとから成り、第1の複数のストリップが第2の複数のストリップより幅広である請求項1に説明された発射薬システム。
  3. 薬莢の第1の端部を覆っているスタブケースを更に備える請求項2に説明された発射薬システム。
  4. 第1の複数のストリップの長さ及び第2の複数のストリップの長さが発射体からスタブケースに伸びる請求項3に説明された発射薬システム。
  5. スタブケースから薬莢内に伸びている点火装置を更に備える請求項4に説明された発射薬システム。
  6. 薬莢が外壁と軸方向中心とを有し、第1の複数のストリップは、第1の複数のストリップの幅が薬莢の外壁から薬莢の軸方向中心に向かって半径方向に伸びるように置かれる請求項5に説明された発射薬システム。
  7. 発射体が弾薬筒内に伸びるテールを有し、第1の複数のストリップがテールに隣接する請求項6に説明された発射薬システム。
  8. 第1の複数のストリップと第2の複数のストリップとが、薬莢の軸方向中心のまわりで半径方向対称に置かれる請求項7に説明された発射薬システム。
  9. ある長さ、幅、及び厚さを有する強力な発射薬材料製の第3の複数のストリップであって、薬莢内に置かれかつ第3の複数のストリップの長さが弾薬筒の第1の端部から第2の端部に伸びている線と平行である前記第3の複数のストリップを備え、更に第2の複数のストリップが第3の複数のストリップより幅広である請求項8に説明された発射薬システム。
  10. 第1の複数のストリップと第2の複数のストリップとが薬莢の軸方向中心のまわりで半径方向対称に置かれる請求項6に説明された発射薬システム。
  11. ある長さ、幅、及び厚さを有する強力な発射薬材料製の第3の複数のストリップであって、薬莢内に置かれかつ第3の複数のストリップの長さが弾薬筒の第1の端部から第2の端部に伸びている線と平行である前記第3の複数のストリップを備え、更に第2の複数のストリップが第3の複数のストリップより幅広である請求項10に説明された発射薬システム。
  12. ある長さ、幅、及び厚さを有する強力な発射薬材料製の第3の複数のストリップであって、薬莢内に置かれかつ第3の複数のストリップの長さが弾薬筒の第1の端部から第2の端部に伸びている線と平行である前記第3の複数のストリップを備え、更に第2の複数のストリップが第3の複数のストリップより幅広である請求項2に説明された発射薬システム。
  13. ある長さ、幅、及び厚さを有する強力な発射薬材料製の第1の複数のストリップを作り、
    第1の端部と第2の端部とを有する弾薬筒内に第1の複数のストリップを置き、ここに第1の複数のストリップの長さは弾薬筒の第1の端部から第2の端部に伸びている線と平行であり、
    弾薬筒の第2の端部に最も密着して発射体を置き、
    ある長さ、幅、及び厚さを有する強力な発射薬材料製の第2の複数のストリップを作り、
    第1の端部と第2の端部とを有する弾薬筒内に第2の複数のストリップを置き、ここに 第2の複数のストリップの長さは弾薬筒の第1の端部から第2の端部に伸びている線と平行であり、
    第1の複数のストリップの幅は第2の複数のストリップの幅よりも広くなっている
    諸段階を含む発射薬システムの提供方法。
  14. 弾薬筒の第1の端部が開口しており、更に弾薬筒の第1の端部を覆う段階を更に含む請求項13に説明された方法。
  15. ある長さ、幅、及び厚さを有する強力な発射薬材料製の第3の複数のストリップを作り、
    第1の端部と第2の端部とを有する弾薬筒内に第3の複数のストリップを置き、ここに第2の複数のストリップの長さは弾薬筒の第1の端部から第2の端部に伸びている線と平行であるり、第2の複数のストリップの幅は第3の複数のストリップの幅よりも広くなっている
    諸段階を更に含む請求項14に説明された方法。
  16. 弾薬筒が外壁と第1の端部から第2の端部に伸びている中心線を有し、更に、第1の複数のストリップの幅、第2の複数のストリップの幅、及び第3の複数のストリップの幅が弾薬筒壁から中心線に向かって伸びる請求項15に説明された方法。
  17. 第1の複数のストリップ、第2の複数のストリップ、及び第3の複数のストリップが、中心線について半径方向対称である請求項16に説明された方法。
  18. 弾薬筒が、弾薬筒壁と第1の端部から第2の端部に伸びている中心線とを有し、更に、第1の複数のストリップの幅及び第2の複数のストリップの幅が弾薬筒壁から中心線に向かって伸びる請求項14に説明された方法。
  19. 第1の複数のストリップ及び第2の複数のストリップが中心線について半径方向対称である請求項18に説明された方法。
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