JP4054542B2 - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、給送ローラにシートを圧接するように回動自在に設けられた底板を備えたシート給送装置及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、特開平5−170347号公報に記載されているように、回動自在に設けられた底板を給送ローラ側に付勢し、底板上に積層状態で置いたシートを給送ローラに圧接させることにより、底板上のシートを最上位のものから順に一枚ずつ給送するシート給送装置がある。
【0003】
このようなシート給送装置では、底板上のシートの枚数が少なくなるに従い、付勢された底板が給送ローラ側に回動するため、底板上のシートは給送ローラに圧接される。この場合、底板に積載された最下位のシートが引きずり出されないように、シートに摩擦抵抗を付与する摩擦部材を底板の上面における給送ローラとの対向面付近、すなわち、回動可能な底板の自由端側の上面に配設することが知られている。
【0004】
この場合、給送ローラにより最上位のシートを確実に引き出し、このときに、最上位のシートのみが二枚目以下のシートに対してスリップしながら引き出され、底板上のシートの枚数が少なくなった場合において、最下位のシートが給送ローラのグリップ力を受けても摩擦部材から受ける摩擦抵抗により底板から引き出されないようにし、かつ、底板上のシートが一枚になった場合には、給送ローラが摩擦部材の摩擦抵抗よりも大きな引出力によってシートを引き出すようにする必要がある。
【0005】
そのために、給送時に給送ローラが底板上のシートに作用する引出力をFa、底板上のシート間に作用する摩擦抵抗をFb、底板の自由端側に配設した摩擦部材が底板上のシートに付与する摩擦抵抗をFcとすると、Fa>Fc>Fbの関係が成立するように設計されている。
【0006】
実際には、このように設計しても、シートの紙質、環境(温度や湿度等)、状態(静電気、シートの腰の強さ等)の変化により、底板から複数のシートが重なって引き出される、いわゆる重送が発生するので、底板の下流側の近傍に給送ローラとの間で重送を阻止する各種の分離手段を設けているが、この分離手段の負担を少しでも軽減してシートの分離性能を高めるために、さらに、底板上のシートを最後の1枚まで確実に給送するために、上記のFa>Fc>Fbの関係が求められている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、シートの紙質、環境(温度や湿度等)、状態(静電気、シートの腰の強さ等)の変化は、Fa,Fb,Fcに影響するが、他のパラメータによるFa,Fb,Fcの傾向は次のようになる。
【0008】
底板はシートの枚数が多いほど給送ローラに対する進出位置が下がり、底板を上方に付勢する底板付勢部材を圧縮するため、給送ローラが底板上のシートに作用する引出力Faは大きくなるが、その変化はそれほど大きくはない。
【0009】
これに対し、摩擦部材が底板上のシートに付与する摩擦抵抗Fcは、摩擦部材の摩擦係数のバラツキに左右され、さらに引出力Faに対応する給送ローラからの反力がシートを介して摩擦部材に作用するため、Fcのバラツキの変動要因は多くなる。これにより、FcのバラツキがFa,Fbのバラツキに比して大きく変化する。
【0010】
このようなことは、給送ローラを連続回転させる構成のなかで間欠的な給送動作を行わせるために、給送時は底板を給送ローラ側に進出させ、給送の合間では底板を給送ローラから退避させるようにした構成(特開平9−202475号公報参照)を採用した場合には、底板の回動支持部の遊びの大小などによって底板の進出位置が変動するなど、Fcのバラツキの要因がさらに増えてしまう。
【0011】
さらに、平面方向のシート給送装置の設置スペースを小さくするなどの目的のために、底板をその回動中心側から給送ローラ側に向かうに従い下方に向けて傾斜させた構成を採用した場合には、底板上のシートの枚数が増えるほど底板の傾斜が鉛直方向にさらにきつくなり、シートが自重により給送ローラと摩擦部材との間に突っ込むことになる。この突っ込み作用はシートのサイズが大きいほど顕著となり、シートの重送が発生し易くなるため、Fcの値を高めに設定しなければならない。すなわち、底板の傾き角に対応するFcの管理が非常に困難である。
【0012】
本発明の目的は、底板に積載されたシートを最後の1枚まで確実に分離して給送することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のシート給送装置は、回転駆動される給送ローラと、支点軸を中心として前記給送ローラに対する接離方向に回動自在に設けられシートが積層状態で載置される底板と、前記底板を前記給送ローラ側に付勢する底板付勢部材と、前記底板の上面における前記給送ローラとの対向面付近に配置されて前記底板上のシートに一定値以上の摩擦抵抗を付与する第一の摩擦抵抗付与手段と、前記底板の上面における前記第一の摩擦抵抗付与手段よりも給送方向上流側となる前記支点軸側であって、前記支持軸近傍に配置されて前記底板上のシートに一定値以上の摩擦抵抗を付与する第二の摩擦抵抗付与手段と、を備える。
【0014】
ここで、第一及び第二の摩擦抵抗付与手段がシートに付与する「一定値以上の摩擦抵抗」について定義する。「一定値以上」とは、特に摩擦抵抗を高める目的を有しない底板の平坦な表面にシートが自重のみで接触する条件でシートが底板から受ける摩擦抵抗を基準とし、その基準の摩擦抵抗を超える値である。
【0015】
したがって、底板付勢部材により底板を上昇させてシートを給送ローラに接触させた状態では、第一の摩擦抵抗付与手段は給送ローラからの反力をシートを介して受けてシートに一定値以上の摩擦抵抗を付与し、第二の摩擦抵抗付与手段はシートに一定値以上の摩擦抵抗を付与する。これにより、第一の摩擦抵抗付与手段による摩擦抵抗と第二の摩擦抵抗付与手段による摩擦抵抗との和により底板上のシートに付与する摩擦抵抗が設定される。これにより、底板上のシートの枚数により変化する給送ローラからの反力を受ける第一の摩擦抵抗付与手段により摩擦抵抗を控えめに設定して底板上のシートの枚数により変化する給送ローラからの反力の影響を少なくし、支点軸に近い位置に配設されているために底板付勢部材の押圧力を小さく受け、これに伴い給送ローラからの反力変動を受けにくい第二の摩擦抵抗付与手段により、シートに付与する摩擦抵抗を所望の値に設定することが可能となる。
更に、請求項1記載のシート給送装置は、前記底板が、前記支点軸側から前記給送ローラ側に向かうに従い下方に向けて傾斜されている。
したがって、平面方向のシート給送装置の設置スペースを小さくするなどの目的のために、底板をその回動中心側から給送ローラ側に向かうに従い下方に向けて傾斜させた構成を採用した場合には、底板上のシートの枚数が増えるほど底板の傾斜が鉛直方向にさらにきつくなり、シートが自重により給送ローラと摩擦部材との間に突っ込むことになるが、これに対抗して第一、第二の摩擦抵抗付与手段によってシートに付与する摩擦抵抗を設定することにより、シートの突っ込みを阻止することが可能となる。この場合、上述のように第一の摩擦抵抗付与手段による摩擦抵抗を控えめに設定し、給送ローラからの反力変動を受けにくい第二の摩擦抵抗付与手段により、シートに付与する摩擦抵抗を所望の値に設定することができるため、底板上のシートに付与する摩擦係数のバラツキを抑制することが可能となる。
【0016】
また更に、請求項1記載のシート給送装置は、前記第一の摩擦抵抗付与手段として、前記底板の表面に設けられてシートに接触する第一の摩擦部材が用いられている。
【0017】
したがって、第一の摩擦部材により底板上のシートに摩擦抵抗が付与される。また、第一の摩擦部材の材質、表面粗さなどの設定により第一の摩擦抵抗付与手段が実現される。
【0018】
また更に、請求項1記載のシート給送装置は、前記第二の摩擦抵抗付与手段として、前記底板の表面に設けられてシートに接触する第二の摩擦部材、及び、前記底板上のシートを該底板の表面に弾性的に押圧するシート押圧手段を有している。
【0019】
したがって、第二の摩擦部材により底板上のシートに摩擦抵抗が付与される。また、第二の摩擦部材の材質、表面粗さなどの設定により第二の摩擦抵抗付与手段が実現される。
【0021】
しかも、シート押圧手段により底板に対するシートの押圧力を得ることで、底板上のシートに摩擦抵抗が付与される。また、シート押圧手段は弾性部材の弾性係数、寸法形状などの設定により実現される。
【0023】
よって、シートに付与する摩擦抵抗は、シート押圧手段の押圧力及び第二の摩擦部材とシートとの摩擦の相乗効果により得られため、シート押圧手段と第二の摩擦部材との設計の自由度が大きくとれる。
【0024】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のシート給送装置において、前記給送ローラが前記底板上のシートを給送するときは前記給送ローラ側への前記底板の進出を許容しそのシートが下流側の搬送部材に受け渡されたときに前記底板を前記給送ローラから退避させる底板駆動手段を備える。
【0025】
したがって、給送ローラを連続回転させる構成を採用した場合でも、給送ローラに対する底板の進出及び退避動作によりシートを間欠的に給送することが可能となる。この場合、底板駆動手段を有しない構造に比して、底板の進出位置が変動する可能性が生じ、これにより、給送ローラからの反力の変動により第一の摩擦付与手段がシートに付与する摩擦抵抗の変化が大きくなる要因が増えるが、請求項1と同様に第一の摩擦抵抗付与手段による摩擦抵抗を控えめに設定し、給送ローラからの反力変動を受けにくい第二の摩擦抵抗付与手段により、シートに付与する摩擦抵抗を所望の値に設定することができるため、底板上のシートに付与する摩擦抵抗のバラツキを抑制することが可能となる。
【0028】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のシート給送装置において、給送時に前記給送ローラが前記底板上のシートに作用する引出力をFa、前記底板上のシート間に作用する摩擦抵抗をFb、前記第一の摩擦部材が前記底板上のシートに付与する摩擦抵抗をFc、前記第二の摩擦部材が前記底板上のシートに付与する摩擦抵抗をFd、特に摩擦抵抗を高める目的を有しない前記底板の平坦な表面にシートが自重のみで接触する条件でシートが前記底板から受ける摩擦抵抗Feとしたとき、Fa>(Fc+Fd+Fe)>Fbの関係に維持されている。
【0029】
したがって、給送ローラにより最上位のシートが引き出されるとき、最上位のシートが二枚目以下のシートに対してスリップし易くなる。また、底板上のシートが1枚の場合でも、そのシートは第一、第二の摩擦抵抗付与手段から付与される摩擦抵抗に抗して給送ローラにより引き出される。
【0030】
請求項4記載発明は、請求項3記載のシート給送装置において、FcとFdとの関係は、Fc>Fdに定められている。
【0031】
したがって、給送ローラにおけるシート分離作用が高められる。
【0032】
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4の何れか一記載のシート給送装置において、前記底板上から給送されるシートの重送を前記給送ローラとの間で阻止する分離摩擦部材を備える。
【0033】
したがって、底板から引き出せされたシートは、続いて分離摩擦部材から付与される摩擦抵抗に抗して給送ローラにより引き出される。
【0034】
請求項6記載の発明は、請求項1記載のシート給送装置において、前記シート押圧手段は、弾性を有するシート材により形成されている。
【0035】
したがって、シート押圧手段の構造を簡略化し、安価に作成可能となる。
【0036】
請求項7記載の発明は、請求項1記載のシート給送装置において、第一の摩擦部材と前記第二の摩擦部材との少なくとも一方はコルクにより形成されている。
【0037】
したがって、第一の摩擦部材や第二の摩擦部材を安価に作成することが可能となる。
【0038】
請求項8記載の発明は、請求項2,3,5の何れか一記載のシート給送装置において、第一の摩擦部材と前記第二の摩擦部材との少なくとも一方は樹脂によりにより形成されている。
【0039】
したがって、第一の摩擦部材や第二の摩擦部材を安価に作成することが可能となる。
【0040】
請求項9記載の画像形成装置は、請求項1ないし8の何れか一記載のシート給送装置と、前記シート給送装置により給送されたシートを受け継いで搬送するシート搬送部材と、前記シート搬送装置により搬送されるシートに画像を印刷するプリンタ部と、を備える。
【0041】
したがって、第一、第二の摩擦抵抗付与手段により底板上のシートに付与する摩擦抵抗を、底板上のシートの枚数の変化にさほど影響されることなく適正に設定できるため、シートの重送、不送りの発生を防止してシート画像を形成することが可能となる。
【0042】
【発明の実施の形態】
本は発明のシート給送装置の一実施の形態を図1ないし図4に基いて説明する。図1はシート給送装置Aの分解斜視図、図2は一部の縦断正面図、図3は底板駆動手段の構造を示す正面図、図4は底板駆動手段の動作を示す正面図である。図1に示すように、底板1はシートS(図2参照)が積載されるシート載置面2と左右一対の側板3,4とを有し、側板3,4に立設された支点軸5を介してフレーム6に上下方向に回動自在に支持されている。フレーム6は左右一対であるが、図1では側板3に対向するフレームは省略する。
【0043】
底板1は圧縮コイルスプリングを用いた底板付勢部材7(図2参照)により給送ローラ8側に付勢されている。底板1は両側に側板3,4を有し、この例では板金を用いてプレス加工により形成され、その表面はシートSに対して滑りのよい平坦面である。そして、底板1のシート載置面2の上面には、給送ローラ8との対向面付近に配置された第一の摩擦抵抗付与手段としての第一の摩擦部材9が設けられ、さらに、この第一の摩擦部材9よりも給送方向上流側となる支点軸5側に配置されて、それぞれ第二の摩擦抵抗付与手段としての第二の摩擦部材10及びシート押圧手段11が設けられている。これらの摩擦部材9,10はシートSに摩擦抵抗を付与するために、コルク或いはウレタン樹脂などの安価な材料により形成されている。シート押圧手段11は底板1に載置されるシートSを第二の摩擦部材10に弾性的に押圧するように弾性的に屈撓可能な弾性片により形成されている。
【0044】
図2に示すように、給送時に給送ローラ8が底板1上のシートSに作用する引出力をFa、底板1上のシートS間に作用する摩擦抵抗をFb、第一の摩擦部材9が底板1上のシートSに付与する摩擦抵抗をFc、第二の摩擦部材10が底板1上のシートSに付与する摩擦抵抗をFd、特に摩擦抵抗を高める目的を有しない底板1の平坦な表面にシートSが自重のみで接触する条件でシートSが底板1から受ける摩擦抵抗Feとしたとき、
Fa>(Fc+Fd+Fe)>Fb
の関係に維持されている。但し、FcとFdとの関係は、Fc>Fdである。
【0045】
ここで、第一の摩擦部材9はシートSに一定値以上の摩擦抵抗Fcを付与するが、この「一定値以上の摩擦抵抗Fc」とは、前述の摩擦抵抗Feを基準とし、その基準の摩擦抵抗Fe値を超える値である。また、第二の摩擦部材10はシート押圧手段11により押圧されたシートSに一定値以上の摩擦抵抗Fdを付与するが、この「一定値以上の摩擦抵抗Fdとは、上記と同様に、摩擦抵抗Feを基準とし、その基準の摩擦抵抗Fe値を超える値である。
【0046】
なお、第二の摩擦部材10の材質や表面の粗さなどの設定の仕方によっては、シート押圧手段11を省略しても、第二の摩擦部材10のみでシートSに一定値以上の摩擦抵抗を付与することができる。或いは、シート押圧手段11の設計により第二の摩擦部材10を省略しても、シート押圧手段11の圧力に対する底板1の反力でシートSに一定値以上の摩擦係数Fdを付与することができる。
【0047】
給送ローラ8はフレーム6に回転自在支持されたローラ軸12に固定的に嵌合され、このローラ軸12には給送ローラギヤ13が固定的に嵌合されている。この給送ローラギヤ13はモータ(図示せず)に駆動される駆動ギヤ14に噛合されている。
【0048】
本実施の形態は、給送ローラ8が底板1上のシートSを給送するときは底板付勢部材7による給送ローラ8側への底板1の進出を許容し、そのシートSが下流側のシート搬送部材(後述するレジストローラ)に受け渡したときに底板1を給送ローラ8から退避させる底板駆動手段15を備えている。
【0049】
この底板駆動手段15は、図3に示すように、ローラ軸12に回転自在に嵌合されたカム16と、マグネット17とを備えている。マグネット17は、カム16を一回転させる度にカム16を定位置で停止させるクラッチとしての機能をもつ。カム16は、外周の一部に係止爪18が形成されたカム板19と、このカム板19の一方の側面に形成されて半径方向に突出する突起20と、カム板の19の他方の側面に形成された押圧部21と、カムギヤ22とを一体に有する。このカムギヤ22の外周の一部には駆動ギヤ14との噛合を回避するための切欠23が形成されている。押圧部21は、底板1の一方の側板3に形成された突片3a(図1参照)を押圧し、カム16の一回転中に底板1を一回上下方向に往復させるような形状、すなわち、カム板19の回転中心からの半径が連続的に変化するカム形状に形成されている。
【0050】
図3に示すように、マグネット17は、コイル24とスプリング25によりカム板19側に付勢された可動鉄心26とよりなる。この可動鉄心26は、コイル24に通電したときにカム板19から離れ、コイル24への通電を遮断したときにスプリング25の付勢力によりカム板19側に回動してカム板19の外周面に当接し、カム板19の回転中に係止爪18の位置が可動鉄心26と対向する位置に達したときに、この係止爪18に係止されるように先端が屈曲されている。
【0051】
さらに、図3に示すように、カム16の突起20を時計方向に付勢し、カム16の係止爪18から可動鉄心26が外れたときにカム16全体を時計方向に起動する捩りコイルスプリング27が設けられている。カム16を起動するとカムギヤ22の切欠23も回転方向に移動し、カムギヤ22が駆動ギヤ14に噛合するので、その後は駆動ギヤ14の駆動力を受けてカム16が回転する。このカム16はマグネット17により1回転毎に停止され、その1回転毎に給送ローラ8に対して進出及び退避させる。すなわち、カム16に起動力を与える捩りコイルスプリング27、駆動ギヤ14も底板駆動手段15の構成部品として機能している。
【0052】
図4に示すように、給送ローラ8との間でシートSを分離する分離摩擦部材28が設けられている。この分離摩擦部材28は摩擦係数の高い材料により形成されてアーム29により支持されている。このアーム29はスプリング30により給送ローラ8側に付勢されて軸31を中心に回動自在に支持されている。
【0053】
次に、上記のシート給送装置Aが実装された画像形成装置Pの構成を図5に基いて説明する。画像形成装置Pは、シート給送装置Aにより給送されたシートを受け継いで搬送するシート搬送部材としてのレジストローラ100及び搬送ベルト101と、これらのレジストローラ100及び搬送ベルト101により搬送されるシートに画像を印刷するプリンタ部102とを有する。このプリンタ部102は、帯電器103により感光体104の表面を一様に帯電し、その帯電部分に光書き込み装置105によって形成された静電潜像を現像器106により現像し、その現像画像を転写器107によりシートに転写し、その転写画像を定着器108により定着し、次の画像を形成するために感光体104の表面をクリーニングユニット109により清掃するとともに、感光体104の外周を除電器110により除電する公知の電子写真方式の構成であるが、画像形成装置は電子写真方式の構成に限られるものではない。
【0054】
このような構成において、プリンタ部102への給送動作について説明する。画像形成装置Pにおいては、電源を投入するとシート搬送系のモータ(図示せず)が回転し、シート給送装置Aの駆動ギヤ14が常時回転し、給送ローラギヤ13が給送ローラ8とともに常時回転するが、印字スタート信号が入力されるまでは、画像形成装置P側のシート搬送系の回転部材は停止状態に維持される。この印字待機の状態では、図3に示すように、カム16は捩りコイルスプリング27により時計方向に付勢されていても、係止爪18にマグネット17の可動鉄心26が係止されているため、切欠23を駆動ギヤ14に対向させた定位置で停止状態に維持される。
【0055】
この状態では、図4(a)に示すように、カム16の押圧部21が半径の大きな部分で底板1の突片3aを押圧するため、底板1は給送ローラ8に対して下方の退避位置に位置し、底板1上のシートSは給送ローラ8から離反される。
【0056】
印字スタート信号が入力されると、プリンタ部102での画像形成動作が開始され、シート給送装置Aではマグネット17のコイル24に通電することで給送を開始する。コイル24に通電すると可動鉄心26がカム板19の係止爪18から外れるため、カム16は捩りコイルスプリング27の付勢力によって時計方向に起動される。捩りコイルスプリング27による起動力はカム16の1回転中の初期しかカム16に作用しないが、この初期の回転によりカムギヤ22が駆動ギヤ14に噛合されるため、カム16が時計方向に駆動される。
【0057】
これにより、図4(b)に示すように、押圧部21の半径の大きな部分が底板1の突片3aから離れていくため、底板1は底板付勢部材7の付勢力によって支点軸5を中心に給送ローラ8側に進出する。これにより、底板1上の最上位のシートSは給送ローラ8に接触し、常時回転する給送ローラ8により底板1上から引き出される。このときに、複数枚のシートSが引き出されたとしても、最上位のシートSのみが給送ローラ8により引き出され、二枚目以下のシートSは分離摩擦部材28の抵抗を受けて停滞する。すなわち、シートSの重送が防止される。
【0058】
カム16の1回転動作の後期の過程では、押圧部21は半径が次第に大きくなる部分で、底板1の突片3aを押圧するため、底板1は図4(c)に示すように下方の退避位置に向けて変位し、カム16が1回転したときに、図4(a)に示す退避位置に変位する。
【0059】
このように、カム16が1回転し始めた後の終了間際にはコイル24への通電が遮断されるため、可動鉄心26はスプリング25の付勢力によりカム板19側に復帰し先端がカム板19の外周に接触し、係止爪18が可動鉄心26の先端と一致する位置に達したときに、係止爪18と可動鉄心26との係止により、カム16が定位置で停止される。
【0060】
上述のように、印字スタート信号を入力する度にマグネット17を駆動してカム16を1回転させ、その過程で、底板1を進出位置に進出させて給送ローラ8により給送した後に底板1を退避位置に退避させて最上位のシートSを給送ローラ8から離反させることにより、給送ローラ8を常時回転させる構成を採用した場合でも、底板1上のシートSを間欠的に給送することができる。この場合、底板1を退避位置に退避させるタイミングは、少なくともシートSの先端が下流側の搬送部材であるレジストローラ100のニップ部に達したときである。
【0061】
給送時に給送ローラ8が底板1上のシートSに作用する引出力をFa、底板1上のシートS間に作用する摩擦抵抗をFb、第一の摩擦部材9が底板1上のシートSに付与する摩擦抵抗をFc、第二の摩擦部材10が底板1上のシートSに付与する摩擦抵抗をFd、特に摩擦抵抗を高める目的を有しない底板1の平坦な表面にシートSが自重のみで接触する条件でシートSが底板1から受ける摩擦抵抗Feとしたとき、
Fa>(Fc+Fd+Fe)>Fb
の関係に維持されているので、給送ローラ8により最上位のシートSが引き出されるとき、最上位のシートSが二枚目以下のシートSに対してスリップし易くなる。また、底板1上のシートSが1枚の場合でも、そのシートSは第一、第二の摩擦部材9,10から付与される摩擦抵抗(Fc+Fd)と底板1からシートSに付与する摩擦抵抗Feとの和の摩擦抵抗に抗して給送ローラ8により引き出される。これにより、底板1上のシートSを最後の1枚まで確実に分離して給送することができる。
【0062】
従来は、既に説明したように、Fa>Fc>Fbの設定を目標にしていたが、Fcは、第一の摩擦部材9の摩擦係数のバラツキに左右され、さらに引出力Faに対応する給送ローラ8からの反力がシートSを介して第一の摩擦部材9に作用し、このFcは底板1上のシートSの枚数、すなわち、底板1の位置の変化に基く底板付勢部材7の撓み量に応じて変化するため、Fcのバラツキの変動要因は多くなる。これにより、FcのバラツキがFa,Fbのバラツキに比して大きく変化する。
【0063】
しかし、本実施の形態によれば、底板1による摩擦抵抗Feに加えて第一の摩擦部材9による摩擦抵抗Fcと第二の摩擦部材10による摩擦抵抗Fdとの和により底板1上のシートSに付与する摩擦抵抗を設定するようにした。これにより、底板1上のシートSの枚数により変化する給送ローラ8からの反力を受ける第一の摩擦部材9の摩擦抵抗Fcを小さめに設定して底板1上のシートSの枚数により変化する給送ローラ8からの反力の影響を少なくし、支点軸5に近い位置に配設されているために底板付勢部材7の押圧力を小さく受け、且つ給送ローラ8からの反力変動を受けにくい第二の摩擦部材10により、底板1による摩擦抵抗Feに加えてシートSに付与する摩擦抵抗(Fc+Fd)を所望の値に設定することが容易である。
【0064】
また、本実施の形態は底板駆動手段15を備えているので、底板駆動手段15を有しない構造に比して、底板1の進出位置が変動する可能性が生じ、これにより、給送ローラ8からの反力の変動により第一の摩擦部材9がシートSに付与する摩擦抵抗Fcの変化が大きくなる要因が増えるが、このFcを小さめに設定し、給送ローラ8からの反力変動を受けにくい第二の摩擦部材10により、シートSに付与する摩擦抵抗Fdを所望の値に設定することにより、底板1を進出及び退避させる構造を採用しても、底板1による摩擦抵抗Feに加えて底板1上のシートSに付与する摩擦係数(Fc+Fd)のバラツキを抑制することができる。
【0065】
さらに、本実施の形態は、底板1のシート載置面2が、支点軸5側から給送ローラ8側に向かうに従い下方に向けて傾斜されているので、底板1上のシートSの枚数が増えるほど底板1の傾斜が鉛直方向にさらにきつくなり、シートSが自重により給送ローラ8と第二の摩擦部材9との間に突っ込むことになるが、上記のように、第一、第二の摩擦部材9,10がシートSに付与する摩擦抵抗(Fc+Fd)のバラツキを抑制することができるため、シートSの突っ込みを阻止することができる。
【0066】
さらに、FcとFdとの関係は、Fc>Fdに定められているので、給送ローラ8におけるシート分離作用を高めることができる。これにより、シート分離に関して、分離摩擦部材28の負担を軽減し、結果的にシート分離の信頼性を高めることができる。
【0067】
【発明の効果】
請求項1記載のシート給送装置によれば、底板の上面における給送ローラとの対向面付近に配置されて底板上のシートに一定値以上の摩擦抵抗を付与する第一の摩擦抵抗付与手段と、底板の上面における第一の摩擦抵抗付与手段よりも給送方向上流側となる底板の支点軸側に配置されて底板上のシートに一定値以上の摩擦抵抗を付与する第二の摩擦抵抗付与手段とを備えるので、底板付勢部材により底板を上昇させてシートを給送ローラに接触させた状態では、第一の摩擦抵抗付与手段は給送ローラからの反力をシートを介して受けてシートに一定値以上の摩擦抵抗を付与し、第二の摩擦抵抗付与手段はシートに一定値以上の摩擦抵抗を付与する。これにより、第一の摩擦抵抗付与手段による摩擦抵抗と第二の摩擦抵抗付与手段による摩擦抵抗との和により底板上のシートに付与する摩擦抵抗が設定される。したがって、底板上のシートの枚数により変化する給送ローラからの反力を受ける第一の摩擦抵抗付与手段の摩擦抵抗を控えめに設定して底板上のシートの枚数により変化する給送ローラからの反力の影響を少なくし、支点軸に近い位置に配設されているために底板付勢部材の押圧力を小さく受け、これに伴い給送ローラからの反力変動を受けにくい第二の摩擦抵抗付与手段により、シートに付与する摩擦抵抗を所望の値に設定することができる。したがって、底板上のシートに付与する摩擦抵抗のバラツキを抑制することが容易となり、底板上のシートを最後の1枚まで確実に分離して給送することができる。
更に、底板は、支点軸側から給送ローラ側に向かうに従い下方に向けて傾斜されているので、平面方向のシート給送装置の設置スペースを小さくするなどの目的のために、底板をその回動中心側から給送ローラ側に向かうに従い下方に向けて傾斜させた構成を採用した場合には、底板上のシートの枚数が増えるほど底板の傾斜が鉛直方向にさらにきつくなり、シートが自重により給送ローラと摩擦部材との間に突っ込むことになるが、これに対抗して第一、第二の摩擦抵抗付与手段によってシートに付与する摩擦抵抗を設定することにより、シートの突っ込みを阻止することができる。この場合、上述のように第一の摩擦抵抗付与手段による摩擦抵抗を小さめに設定し、給送ローラからの反力変動を受けにくい第二の摩擦抵抗付与手段により、シートに付与する摩擦抵抗を所望の値に設定することができるため、底板上のシートに付与する摩擦係数のバラツキを抑制することが容易となる。
【0068】
また更に、第一の摩擦抵抗付与手段として、底板の表面に設けられてシートに接触する第一の摩擦部材が用いられているので、第一の摩擦部材により底板上のシートに摩擦抵抗が付与される。この第一の摩擦部材の材質、表面粗さなどの設定により第一の摩擦抵抗付与手段を実現することができる。
【0069】
また更に、第二の摩擦抵抗付与手段として、底板の表面に設けられてシートに接触する第二の摩擦部材、及び、前記底板上のシートを該底板の表面に弾性的に押圧するシート押圧手段を有しているので、第二の摩擦部材により底板上のシートに摩擦抵抗が付与される。この第二の摩擦部材の材質、表面粗さなどの設定により第二の摩擦抵抗付与手段を実現することができる。
【0070】
しかも、シート押圧手段により底板に対するシートの押圧力を得ることで、底板上のシートに摩擦抵抗が付与される。このシート押圧手段は弾性部材の弾性係数、寸法形状などの設定により実現することができる。
【0071】
よって、シートに付与する摩擦抵抗は、シート押圧手段の押圧力及び第二の摩擦部材とシートとの摩擦の相乗効果により得られため、シート押圧手段と第二の摩擦部材との設計の自由度が大きくとれる。
【0072】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載のシート給送装置において、給送ローラが底板上のシートを給送するときは給送ローラ側への底板の進出を許容しそのシートが下流側の搬送部材に受け渡されたときに底板を前記給送ローラから退避させる底板駆動手段を備えるので、給送ローラを連続回転させる構成を採用した場合でも、給送ローラに対する底板の進出及び退避動作によりシートを間欠的に給送することができる。この場合、底板駆動手段を有しない構造に比して、底板の進出位置が変動する可能性が生じ、これにより、給送ローラからの反力の変動により第一の摩擦抵抗付与手段がシートに付与する摩擦抵抗の変化が大きくなる要因が増えるが、請求項1と同様に第一の摩擦抵抗付与手段による摩擦抵抗を小さめに設定し、給送ローラからの反力変動を受けにくい第二の摩擦部材により、シートに付与する摩擦抵抗を所望の値に設定することができるため、底板上のシートに付与する摩擦抵抗のバラツキを抑制することが容易となる。
【0074】
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載のシート給送装置において、給送時に給送ローラが底板上のシートに作用する引出力をFa、底板上のシート間に作用する摩擦抵抗をFb、第一の摩擦抵抗付与手段が底板上のシートに付与する摩擦抵抗をFc、第二の摩擦抵抗付与手段が前記底板上のシートに付与する摩擦抵抗をFd、特に摩擦抵抗を高める目的を有しない底板の平坦な表面にシートが自重のみで接触する条件でシートが底板から受ける摩擦抵抗Feとしたとき、Fa>(Fc+Fd+Fe)>Fbの関係に維持されているので、給送ローラにより最上位のシートが引き出されるとき、最上位のシートが二枚目以下のシートに対してスリップし易くなる。また、底板上のシートが1枚の場合でも、そのシートは第一、第二の摩擦抵抗付与手段から付与される摩擦抵抗に抗して給送ローラにより引き出される。したがって、底板上のシートを最後の1枚まで分離して給送する動作の確実性をさらに高めることができる。
【0075】
請求項4記載発明は、請求項3記載のシート給送装置において、FcとFdとの関係は、Fc>Fdに定められているので、給送ローラにおけるシート分離作用を高めることができる。これにより、シート分離に関して、給送ローラの下流側に配設される分離摩擦部材の負担を軽減し、結果的にシート分離の信頼性を高めることができる。
【0076】
請求項5記載の発明によれば、請求項1ないし4記載のシート給送装置において、底板上から給送されるシートの重送を給送ローラとの間で阻止する分離摩擦部材を備えるので、底板から引き出せされたシートは、続いて分離摩擦部材から付与される摩擦抵抗に抗して給送ローラにより引き出される。したがって、底板上から複数枚のシートが重なって引き出されたとしても、分離摩擦部材の摩擦抵抗により重送を防止することができる。
【0077】
請求項6記載の発明によれば、請求項1記載のシート給送装置において、シート押圧手段は、弾性を有するシート材により形成されているので、シート押圧手段の構造を簡略化し、安価に作成できる。
【0078】
請求項7記載の発明によれば、請求項1記載のシート給送装置において、第一の摩擦部材と第二の摩擦部材との少なくとも一方はコルクにより形成されているので、第一の摩擦部材や第二の摩擦部材を安価に作成することができる。
【0079】
請求項8記載の発明によれば、請求項1記載のシート給送装置において、第一の摩擦部材と第二の摩擦部材との少なくとも一方は樹脂により形成されているので、第一の摩擦部材や第二の摩擦部材を安価に作成することができる。
【0080】
請求項9記載の画像形成装置によれば、請求項1ないし8の何れか一記載のシート給送装置を備えるので、第一、第二の摩擦抵抗付与手段により底板上のシートに付与する摩擦抵抗を、底板上のシートの枚数の変化にさほど影響されることなく適正に設定できるため、シートの重送、不送りの発生を防止してシート画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるシート給送装置の分解斜視図である。
【図2】シート給送装置の一部の縦断正面図である。
【図3】底板駆動手段の構造を示す正面図である。
【図4】底板駆動手段の動作を示す正面図である。
【図5】シート給送装置を実装した画像形成装置の概略構成を示す説明図である。
【符号の説明】
A シート給送装置
S シート
1 底板
5 支点軸
7 底板付勢部材
8 給送ローラ
9 第一の摩擦抵抗付与手段、第一の摩擦部材
10 第二の摩擦抵抗付与手段、第二の摩擦部材
11 第二の摩擦抵抗付与手段、シート押圧手段
15 底板駆動手段
28 分離摩擦部材
100,101 シート搬送部材
102 プリンタ部
Claims (9)
- 回転駆動される給送ローラと、
支点軸を中心として前記給送ローラに対する接離方向に回動自在に設けられシートが積層状態で載置される底板と、
前記底板を前記給送ローラ側に付勢する底板付勢部材と、前記底板の上面における前記給送ローラとの対向面付近に配置されて前記底板上のシートに一定値以上の摩擦抵抗を付与する第一の摩擦抵抗付与手段と、
前記底板の上面における前記第一の摩擦抵抗付与手段よりも給送方向上流側となる前記支点軸側であって、前記支持軸近傍に配置されて前記底板上のシートに一定値以上の摩擦抵抗を付与する第二の摩擦抵抗付与手段と、を備え、
前記底板は、前記支点軸側から前記給送ローラ側に向かうに従い下方に向けて傾斜されており、
前記第一の摩擦抵抗付与手段は、前記底板の表面に設けられてシートに接触する第一の摩擦部材を有し、
前記第二の摩擦抵抗付与手段は、前記底板の表面に設けられてシートに接触する第二の摩擦部材、及び、前記底板上のシートを該底板の表面に弾性的に押圧するシート押圧手段を有しているシート給送装置。 - 前記給送ローラが前記底板上のシートを給送するときは前記給送ローラ側への前記底板の進出を許容しそのシートが下流側の搬送部材に受け渡されたときに前記底板を前記給送ローラから退避させる底板駆動手段を備える請求項1記載のシート給送装置。
- 給送時に前記給送ローラが前記底板上のシートに作用する引出力をFa、前記底板上のシート間に作用する摩擦抵抗をFb、前記第一の摩擦部材が前記底板上のシートに付与する摩擦抵抗をFc、前記第二の摩擦部材が前記底板上のシートに付与する摩擦抵抗をFd、特に摩擦抵抗を高める目的を有しない前記底板の平坦な表面にシートが自重のみで接触する条件でシートが前記底板から受ける摩擦抵抗Feとしたとき、Fa>(Fc+Fd+Fe)>Fbの関係に維持されている請求項1又は2記載のシート給送装置。
- FcとFdとの関係は、Fc>Fdに定められている請求項3記載のシート給送装置。
- 前記底板上から給送されるシートの重送を前記給送ローラとの間で阻止する分離摩擦部材を備える請求項1ないし4の何れか一記載のシート給送装置。
- 前記シート押圧手段は、弾性を有するシート材により形成されている請求項1記載のシート給送装置。
- 前記第一の摩擦部材と前記第二の摩擦部材との少なくとも一方はコルクにより形成されている請求項1記載のシート給送装置。
- 前記第一の摩擦部材と前記第二の摩擦部材との少なくとも一方はコルクにより形成されている請求項1記載のシート給送装置。
- 請求項1ないし7の何れか一記載のシート給送装置と、前記シート給送装置により給送されたシートを受け継いで搬送するシート搬送部材と、前記シート搬送部材により搬送されるシートに画像を印刷するプリンタ部と、を備える画像形成装置。
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