JP4068079B2 - データ伝送方式 - Google Patents
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Description
図1はこの発明の実施の形態1乃5によるデータ伝送方式の構成を示すブロック図である。この構成は、伝送データを光信号にして光ファイバを用いて伝送し被制御機器21〜2Nの制御を行うデータ伝送方式について例示したものであるが、この発明は電線を用いた場合においても同様に適用できるものである。
制御装置1は、被制御機器21〜2Nにおいて、例えば各種スイッチ切替、フィルタ選択、パラメータ切替等の制御を行わせ、かつ被制御機器21〜2Nの状態を入手するための伝送データの送受信を行う手段である。被制御機器21〜2Nのそれぞれは、例えばアンテナ素子を用いて受信した信号の通過帯域フィルタの切り替えを行うものであるが、この例は発明を特定するものではない。被制御機器21〜2N内の被制御機器5は、この例では受信器を表す。I/F変換部3は、光信号で入力される伝送データを電気信号に変換し、かつ被制御機器5の設定状態や状況を表す伝送データの電気信号を光信号に変換し伝送路に出力する機能と、シリアルデータを被制御機器5に与えるパラレルデータに変換し、被制御機器5からのパラレルデータをシリアルデータに変換する機能を有する手段であり、光I/Fカードのような名称で呼ばれている。
制御装置1から伝送データ4aが出力されると、被制御機器21〜2Nのそれぞれは、ストローブSTBが“H”の状態になるとフレーム区切り信号FRMを数え出す。自己の位置を示すフレーム区切り信号FRMが来ると、制御データDT上の対応フレームの設定データ(設定1、設定2…設定Nのうちの該当するデータ)の取り込みを行う。対応フレームに設定データが存在する場合、取り込まれた設定データは、パラレルデータに変換されて受信器(被制御部)5に送られ、その内容に従って被制御部5は所定の設定を行う。その後、ストローブSTBが“L”の状態になると、被制御機器21〜2Nは、フレーム区切り信号FRMを数え、自己の位置を示すフレーム区切り信号FRMが来ると、制御データDT上の対応フレーム(状態1、状態2…状態Nのうちの該当フレーム)内に自己の状態データを挿入する。これらの動作を被制御機器21〜2Nで順次行うことにより出力された伝送データ4bは制御装置1へ向けて伝送される。
なお、設定動作を行う時以外はクロック信号CLKを停止することでノイズ低減を行うようにしてもよい。
被制御機器が、例えば1段増えてN+1段となった場合、制御データDTを構成する設定データと状態データの各フレームをN+1個に増やす。ストローブSTBの長さもその分伸び、フレーム区切り信号FRMの数も増えるように設定される。逆に、被制御機器が減らされN−1段となった場合、制御データDTの設定データと状態データの各フレームはN−1個に減じ、ストローブSTBの長さもその分短くなり、フレーム区切り信号FRMの数も減じる。
なお、上記動作例では、制御ループ上にある被制御機器の接続順が設定データの送付順序と一致させるようにして説明してきたが、この被制御機器の接続順は必ずしも設定データの送付順序と一致させなくてもこの発明は適用できる。すなわち、各被制御機器でフレーム区切り信号FRMの識別位置を予め決めておけば、送付順序は制限されない。したがって、物理的な配置に制約を持たずに被制御機器を増減させることができる効果が得られる。
図3は実施の形態2に係る伝送データを説明するタイムチャートである。
図3(A)は上記実施の形態1の場合について示したもので、伝送データを構成している制御データのフレーム長(設定1、設定2…設定Nのビット数kおよび状態1、状態2…状態Nのビット数mに相当する。)を固定している。図3(B)はこの実施の形態2の例を示している。データフレーム長は固定長にせず、必要に応じた値(全てが異なる場合もあり、一部が同じ値となる場合もある。)に設定する。例えば設定データのフレームをビット数k1,k2,…kn、状態データのフレームをm1,m2,…,mnなどユニークな値に設定にする。
被制御機器21〜2Nが同一のタイプでない場合、設定や状態を表すデータ量が異なる場合がある。したがって、このような場合、実施の形態2のように設定データおよび状態データの少なくとも一方のフレーム長を選択設定できるようにすることで、制御装置側はハードウェアを作り変えることなく対応可能となる。
図4は実施の形態3に係る伝送データのタイムチャートである。
この図は、制御データDTにおいて、設定データ「設定2」(および「状態2」)には有効/無効のフラグが「有効」に設定され、その他の設定データには有効/無効のフラグが「無効」に設定された場合を示している。この場合、例えば「設定1」には有効/無効のフラグが「無効」であるため、対応する被制御機器21の設定は実行(上書き)されないが、有効/無効のフラグが「有効」である「設定2」は対応する被制御機器22の設定が実行(上書き)される。制御データDT内に有効/無効のフラグを設けない場合は、変更が無くともすべての設定を毎回逐一送信しないと、それまでの設定がクリアされてしまうことになり、伝送制御上の無駄が多くなる。なお、設定された状態は、状態2として制御装置1に伝送される。
したがって、制御データDT内に有効/無効のフラグを設けることにより、被制御機器22のみ設定を更新したい場合に、被制御機器22〜被制御機器2Nのすべてのデータを伝送することなく、更新すべき個所だけフラグを「有効」とし設定データを伝送すれば、所定の被制御機器のみを制御することが可能となる。
図5は実施の形態4に係る伝送データのタイムチャートである。
実施の形態1乃至3ではストローブSTBが“L”時に制御データDTが被制御機器21〜2Nの出力の状態データを伝送していたが、この実施の形態4ではこの状態データの伝送を行わないようにしている。すなわち、ここでは制御データDTは状態データのフレームを有せず、被制御機器21〜2Nを制御する設定データのみの片方通信を行う。被制御機器の設定だけを対象とした場合に対応するものである。
また、被制御機器21〜2Nのうち所定の複数台、例えば2段目から4段目の機器22〜24に同一設定「設定2」を行う場合、被制御機器22〜24はいずれも同一段数のフレーム区切り信号FRM、すなわち2番目の信号を検出するように予めセットしておく。すると、所定の複数台の被制御機器はいずれも設定データ「設定2」を取り込むので、同一設定を行うことが可能になる。片方通信による制御であって同一設定を対象とする被制御機器が多い場合、このように制御データDTに対して被制御機器を並列動作させることができるので、制御装置側での伝送データの構成設定の簡略化が図れる。
さらに、この場合に加え、設定データのフレーム内に同一段数内での被制御機器を識別するための識別ビットを設けておくようにする。例えば設定データ「設定2」のフレーム内にある識別ビットの設定が「0」であった場合は、これら3台の被制御機器がすべて設定データ「設定2」を取り込むが、識別ビットの設定が「4」であった場合は、これら3台のうちの被制御機器24だけが設定データ「設定2」を取り込むといった制御が可能となる。したがって、同一段数のフレーム設定機器を、必要に応じてまとめて、もしくは個別に設定することが可能となる。
図6は実施の形態5に係る伝送データのタイムチャートである。
上記実施の形態1ではフレーム区切り信号FRMを計数することにより設定データのフレームの取り込み動作と状態データのフレームの挿入動作を行っていたが、この実施の形態5ではフレーム区切り信号FRMを用いない信号構成としている。ここでは、フレーム区切り信号FRMの代わりにタイムスロット(信号の時間の区切り)を用いて設定データと状態データのフレームを認識するようにしたものである。そのための条件として、設定データと状態データの長さはそれぞれ一定もしくは整数倍の関係に設定される。タイムスロットの検出は、被制御機器21〜2Nにおいて、ストローブSTBの立ち上がりからクロック信号CLKを計数することにより行われる。
この実施の形態5によれば、実施の形態1の場合からフレーム区切り信号FRMの信号線を削減できることになる。
図7は実施の形態6によるデータ伝送方式の構成を示すブロック図である。
ここでは、図1の構成と比べると、方路切替部7を備え、被制御機器が方路切替部7を介して制御ループ構成を変更できるように構成されている。
この場合、制御データDTにおいて最初の設定データのフレームを方路切替動作に割り当てる。方路切替部7は、被制御機器のI/F変換部3と同様な動作を行うもので、自己の設定データを受信すると、その内容に従って被制御機器201〜20Nのグループを制御ループに加えるか、除くかの設定を行う。制御ループに加えた場合、他の被制御機器211〜21Mのグループと制御ループを構成し、伝送データが送られ実施の形態1で述べたと同様の動作を行う。一方、方路切替部7で、被制御機器201〜20Nのグループを除く設定が行われた場合、伝送データは方路切替部7から直接被制御機器211〜21Mのグループだけの制御ループに送られ、これらの被制御機器211〜21Mに対する設定を順次行うことになる。
したがって、この実施の形態6のような構成にすることで、常時制御する被制御機器と必要に応じて制御する被制御機器とに分けて編成することができる。このことにより全数制御する時間がない場合などに対応可能となる。
Claims (8)
- 制御装置から出力された伝送データが複数の被制御機器を一巡して戻る制御ループを形成し、
前記伝送データは、
前記制御装置および前記複数の被制御機器の動作の基準となるクロック信号と、
前記複数の被制御機器に対応してビット列で表した設定データと状態データの各フレームからなる制御データと、
制御データ上の設定データの取り込み個所と状態データの挿入個所を表すストローブと、
制御データ上のフレームの区切りを示すフレーム区切り信号を有し、
前記複数の被制御機器のそれぞれは、ストローブが設定データの取り込み個所を示す状態にあるとき自己の位置を示すフレーム区切り信号を検出すると、制御データから対応フレームの設定データを取り込んで所定の設定を行い、その後、ストローブが状態データの挿入個所を示す状態にあるとき自己の位置を示すフレーム区切り信号を検出すると、制御データ上の対応フレームに自己の状態データを挿入し前記制御ループを介して前記制御装置へ向けて伝送することを特徴とするデータ伝送方式。 - 設定データおよび状態データの少なくとも一方のフレーム長は、各被制御機器に対応して決められたビット数で設定されていることを特徴とする請求項1記載のデータ伝送方式。
- 制御データ内に有効/無効のフラグが設けられ、当該有効/無効のフラグの指定に応じて対応する被制御機器が設定データを取り込み要求された設定を行うようにしたことを特徴とする請求項1記載のデータ伝送方式。
- 制御データは、状態データのフレームを有しないようにしたことを特徴とする請求項1記載のデータ伝送方式。
- 被制御機器のうち所定の複数台は、同一段数のフレーム区切り信号を検出するように予めセットされていることにより、前記所定の複数台が同一設定データを取り込むようにしたことを特徴とする請求項4記載のデータ伝送方式。
- 設定データは、そのフレーム内に同一段数内の被制御機器を識別するための識別ビットを設けており、識別ビットによる指定に応じて同一段数内の被制御機器が設定データを取り込んで要求された設定を行うようにしたことを特徴とする請求項5記載のデータ伝送方式。
- 設定データと状態データの長さをそれぞれ一定もしくは整数倍の関係に設定し、フレーム区切り信号の代わりに、クロック信号を計数することによりタイムスロットを検出し設定データと状態データのフレームを認識するようにしたことを特徴とする請求項1記載のデータ伝送方式。
- 複数の被制御機器を少なくとも2つのグループに分け、一方のグループを含んだ制御ループ内に他方のグループを加えるか除くかの方路切り替えを行う方路切替部を備え、当該方路切替部の方路切替動作の設定は設定データのフレームに割り当てられていることを特徴とする請求項1記載のデータ伝送方式。
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