JP4072823B2 - 門扉ヒンジ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として連続して地表に立設される線格子フェンス等のフェンスの一部を開閉可能とするための門扉を門柱に取付ける場合の門扉ヒンジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平6−280463号公報
従来、この種の門扉ヒンジは、例えば図3、図4の如く、門柱側ヒンジ部材61の取付片62が門柱6の正面に当接され、取付片62の長孔64からボルト65が門柱6に貫通され、ボルト端部に袋ナット66が螺合されることにより取付片62が門柱6に取付けられ、一方、ひじつぼとなされた門扉側ヒンジ部材71が門扉枠7に取付けられ、門柱側ヒンジ部材61のひじつぼ63上に門扉側ヒンジ部材71が載せられてヒンジ芯棒5が挿通されている。又、門柱側ヒンジ部材61はボルト65、袋ナット66を仮止め状態として取付片62が長孔64をガイドとして水平方向に摺動されることによりひじつぼ63の水平方向の位置の微調整が可能となされている。又、本出願人は特開平6−280463号に於いて、前記の問題を解決するため、門柱に取付けられた可動ヒンジ部材と門扉枠に取付けられた固定ヒンジ部材とが軸着されてなり、可動ヒンジ部材はひじつぼ側面に取付ボルトが突設され、門柱側面に挿入された取付ボルト基端側に位置決めナット、先端側に固定ナットがそれぞれ螺合されて両ナットにより門柱側面を挟んで取付けられ、位置決めナットの螺合位置によってひじつぼの水平方向の位置が調整可能となされ、固定ヒンジ部材は上記ひじつぼが取付ボルトを軸として回転しうる程度の間隔をおいて上下に相対する支持片を備えており、支持片間にひじつぼが挿入され、支持片とひじつぼにヒンジ芯棒が挿通されてなる門扉ヒンジを提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記した特開平6−280463号に於いて提案した方法に於いても門扉と門柱間の隙間の調整量が不足しており、門柱や門扉枠に丸形の管体を使用したときに門柱ヒンジ部材のみを支柱に対して位置を変えると、門柱と門扉枠の位置が前後にずれるという問題があった。
【0004】
そこで本発明者は従来の欠点に鑑み鋭意研究の結果、門扉と門柱間の隙間の調整量が十分で、隙間の調整をしても門柱と門扉枠の位置が前後にずれるという問題が発生しない門扉ヒンジを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明門扉ヒンジは、断面円形の門柱に取付けられた門柱ヒンジ部材と断面円形の門扉枠に取付けられた門扉ヒンジ部材とが回動可能に軸着されてなり、門扉ヒンジ部材はひじつぼ側面に取付板が設けられ、この取付板に長孔が設けられ、この長孔を貫通する固定部材により門扉枠に取り付けられており、門柱ヒンジ部材は長孔の設けられた取付板と前記ひじつぼがヒンジ芯棒を軸として回転しうる程度の間隔をおいて上下に相対する支持片が設けられ、門柱ヒンジ部材は取付板の長孔を貫通する固定部材により門柱に取り付けられており、前記支持片間にひじつぼが挿入され、支持片とひじつぼにヒンジ芯棒が挿通され、前記門柱ヒンジ部材は、取付板が断面円形の門柱に沿った円弧状で形成されると共に該取付板の一端より支持片が立上げられ、前記門扉ヒンジ部材は、取付板が断面円形の門扉枠に沿った円弧状で形成されると共に該取付板の端部が外方に折曲され、その折曲部の先端にひじつぼが設けられた門扉ヒンジであって、門柱に沿った円弧状の取付板に設けられた長孔により門柱ヒンジ部材を門柱に取付けると共に、門扉枠に沿った円弧状の取付板に設けられた長孔により門扉ヒンジ部材を門扉枠に取付け、加えて、門柱ヒンジ部材の取付板の一端より立上げられた支持片の先端部と門扉ヒンジ部材の取付板の端部が外方に折曲された折曲部の先端に設けられたひじつぼとに挿通されたヒンジ芯棒を軸として回動可能とすることにより、前記支持片と折曲部とが一直線になるように回動した状態と、前記支持片と折曲部とが交差するように回動した状態とで、門柱と門扉枠との隙間が変わるようにしたものであり、門扉ヒンジ部材と門柱ヒンジ部材の夫々に設けられた取付板の長孔の位置を調整して固定部材により門柱と門扉枠に取り付ければ、一方だけの調整に較べてほぼ2倍の調整量がえられるし、両方の調整量を同じにすることにより、門柱と門扉枠の前後の位置がずれることがない。本発明における固定部材としては、ボルトやリベットなどが適宜用いられる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明に付いて説明する。
図1は本発明門扉ヒンジの実施形態の一例を示す(イ)は正面図であり、(ロ)は平面図である。
図に置いて、1は門柱であり、この門柱1の側壁には門扉ヒンジ2が取り付けられている。この門扉ヒンジ2には門扉枠3が回動可能に取り付けられている。
【0007】
門扉ヒンジ2は門柱ヒンジ部材21と門扉ヒンジ部材22からなり、ヒンジ芯棒23を介して回動可能に連結されている。門柱ヒンジ部材21は長孔213が穿設された取付板211とこの取付板211の端部の上下縁部が折曲されて支持片212が設けられている。取付板211は門柱外壁の円弧面に沿うような円弧面となされている。
【0008】
門扉ヒンジ部材22は無底円筒形のひじつぼ222の側面に取付板221が設けられている。ひじつぼ222は前記門柱ヒンジ部材21に設けられた上下の支持片212の間隔よりも稍短くなされている。取付板221には長孔223が穿設されている。取付板221は門扉枠3外壁の円弧面に沿うような円弧面となされている。
【0009】
門扉ヒンジ部材22のひじつぼ222は門柱ヒンジ部材21の上下の支持片212間に挿入され、支持片212とひじつぼ222にヒンジ芯棒23が挿通され、門扉が門柱1に回動可能に取り付けられる。
【0010】
図2は本発明門扉ヒンジに於ける門柱と門扉枠との隙間の違いに対する対応例を示す平面図である。図に於いて(イ)は門柱1と門扉枠3の隙間が最小寸法のときを示し、(ロ)は門柱1と門扉枠3の隙間が最大寸法のときを示す。(イ)に於いては、門扉ヒンジ部材22の取付板221と門柱ヒンジ部材21の取付板211は長孔213の最も内側の位置で、支柱を貫通するボルト4で締着されている。(ロ)に於いては、門扉ヒンジ部材22の取付板221と門柱ヒンジ部材21の取付板211は長孔213の最も外側の位置で、支柱を貫通するボルト4で締着されている。支柱がこの例のように断面円形のとき、門柱ヒンジ部材21のみを長孔213により位置調整すると門柱ヒンジ部材21の奥行き方向の位置が門扉ヒンジ部材22の奥行き方向の位置が異なり、門柱1と門扉の通りが出ないという問題が発生するが、門柱ヒンジ部材21と門扉ヒンジ部材22を夫々位置を変えることにより、門柱1と門扉の隙間寸法に拘わらず通りを出すことができる。
【0011】
【発明の効果】
上述の如く、本発明門扉ヒンジは、断面円形の門柱に取付けられた門柱ヒンジ部材と断面円形の門扉枠に取付けられた門扉ヒンジ部材とが回動可能に軸着されてなり、門扉ヒンジ部材はひじつぼ側面に取付板が設けられ、この取付板に長孔が設けられ、この長孔を貫通する固定部材により門扉枠に取り付けられており、門柱ヒンジ部材は長孔の設けられた取付板と前記ひじつぼがヒンジ芯棒を軸として回転しうる程度の間隔をおいて上下に相対する支持片が設けられ、門柱ヒンジ部材は取付板の長孔を貫通する固定部材により門柱に取り付けられており、前記支持片間にひじつぼが挿入され、支持片とひじつぼにヒンジ芯棒が挿通され、前記門柱ヒンジ部材は、取付板が断面円形の門柱に沿った円弧状で形成されると共に該取付板の一端より支持片が立上げられ、前記門扉ヒンジ部材は、取付板が断面円形の門扉枠に沿った円弧状で形成されると共に該取付板の端部が外方に折曲され、その折曲部の先端にひじつぼが設けられた門扉ヒンジであって、門柱に沿った円弧状の取付板に設けられた長孔により門柱ヒンジ部材を門柱に取付けると共に、門扉枠に沿った円弧状の取付板に設けられた長孔により門扉ヒンジ部材を門扉枠に取付け、加えて、門柱ヒンジ部材の取付板の一端より立上げられた支持片の先端部と門扉ヒンジ部材の取付板の端部が外方に折曲された折曲部の先端に設けられたひじつぼとに挿通されたヒンジ芯棒を軸として回動可能とすることにより、前記支持片と折曲部とが一直線になるように回動した状態と、前記支持片と折曲部とが交差するように回動した状態とで、門柱と門扉枠との隙間が変わるようにしたものであり、門扉ヒンジ部材と門柱ヒンジ部材の夫々に設けられた取付板の長孔の位置を調整して固定部材により門柱と門扉枠に取り付ければ、一方だけの調整に較べてほぼ2倍の調整量がえられるし、両方の調整量を同じにすることにより、門柱と門扉枠の前後の位置がずれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明門扉ヒンジの実施形態の一例を示す(イ)は正面図であり、(ロ)は平面図である。
【図2】本発明門扉ヒンジに於ける門柱と門扉枠との隙間の違いに対する対応例を示す平面図である。
【図3】従来の門扉ヒンジの例を示す正面図である。
【図4】従来の門扉ヒンジの例を示す一部切り欠き平面図である。
【符号の説明】
1 門柱
2 門扉ヒンジ
21 門柱ヒンジ部材
211 取付板
212 支持片
213 長孔
22 門扉ヒンジ部材
221 取付板
222 ひじつぼ
223 長孔
23 ヒンジ芯棒
3 門扉枠
4 ボルト
Claims (1)
- 断面円形の門柱に取付けられた門柱ヒンジ部材と断面円形の門扉枠に取付けられた門扉ヒンジ部材とが回動可能に軸着されてなり、門扉ヒンジ部材はひじつぼ側面に取付板が設けられ、この取付板に長孔が設けられ、この長孔を貫通する固定部材により門扉枠に取り付けられており、門柱ヒンジ部材は長孔の設けられた取付板と前記ひじつぼがヒンジ芯棒を軸として回転しうる程度の間隔をおいて上下に相対する支持片が設けられ、門柱ヒンジ部材は取付板の長孔を貫通する固定部材により門柱に取り付けられており、前記支持片間にひじつぼが挿入され、支持片とひじつぼにヒンジ芯棒が挿通され、前記門柱ヒンジ部材は、取付板が断面円形の門柱に沿った円弧状で形成されると共に該取付板の一端より支持片が立上げられ、前記門扉ヒンジ部材は、取付板が断面円形の門扉枠に沿った円弧状で形成されると共に該取付板の端部が外方に折曲され、その折曲部の先端にひじつぼが設けられた門扉ヒンジであって、門柱に沿った円弧状の取付板に設けられた長孔により門柱ヒンジ部材を門柱に取付けると共に、門扉枠に沿った円弧状の取付板に設けられた長孔により門扉ヒンジ部材を門扉枠に取付け、加えて、門柱ヒンジ部材の取付板の一端より立上げられた支持片の先端部と門扉ヒンジ部材の取付板の端部が外方に折曲された折曲部の先端に設けられたひじつぼとに挿通されたヒンジ芯棒を軸として回動可能とすることにより、前記支持片と折曲部とが一直線になるように回動した状態と、前記支持片と折曲部とが交差するように回動した状態とで、門柱と門扉枠との隙間が変わるようにしたことを特徴とする門扉ヒンジ。
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