JP4100630B2 - Uml設計方法 - Google Patents

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Description

本発明は、UML(Unified Modeling Language)設計方法に関する。
高性能かつ多機能な処理をワンチップに集積したシステムオンチップ(System on a Chip、以下SoCとする)の需要が、近年急速に高まりつつある。SoCの設計においては、大規模かつ複雑な構成を持つSoCを、短期間かつ低コストで開発しなければならないという、相反する要求を解決することが要求されてきている。
ところで、システム開発においては、設計対象の要求仕様に基づくシステム仕様の分析および抽象化を精度よく行うことにより、アーキテクチャ設計を的確に行う必要がある。そこで、アーキテクチャ設計を的確かつ効率的に行うため、対象システムを抽象化するUMLを用いたシステムの設計手法が開発されている。
UMLは、OMG(Object Management Group)の標準として1997年に最初のバージョンが採択された。UMLは、ソフトウェアシステムやソフトウェアシステム以外のシステム(たとえば、ビジネスプロセスなど)の設計の最上流工程において、設計対象の抽象化、視覚化、仕様決定、およびそれらに係るドキュメントの作成を行う設計手法である。UMLは、プログラミング言語やデータベーススキーマの様に、システム定義を厳密に取り扱うだけでなく、システムを抽象化して概略レベルで取り扱うことによって、複雑なシステムをより簡単に取り扱うことができるという特徴を有している。
ここで、上記UMLをSoCに適用することにより、最適な設計パラメータを追求するアーキテクチャ設計を実現することが試みられている。
例えば、SoCの設計を行うことができる市販のUMLベースのツールには、唯一キャッツ(CATS)社のクロスモデリンク(XModelink)がある。このツールは、UMLモデルからSystemCコードを自動生成し、SystemCシミュレータを実行しながら仕様の確認を行うことができる仕組みを提供している。
しかし、クロスモデリンクは、UMLモデルからプログラムコードを自動生成することができ、実装を考慮したシステム設計への橋渡しを可能とするが、UMLモデルから性能評価モデルを生成することによってアーキテクチャ設計を支援する機能を有していない。
そこで、UMLモデルから設計対象システムの性能評価モデルを自動的に生成することができる性能評価モデル生成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この性能評価モデル生成装置は、UMLモデル解析部と、性能評価モデル生成部と、性能評価モデル生成部により生成された性能評価モデルを格納する性能モデル格納部と、で構成されている。この性能評価モデル生成装置は、入力されたUMLモデルをUMLモデル解析部で解析し、UMLモデル解析部による解析結果から性能評価モデルを生成し、性能評価モデル生成部により生成された性能評価モデルを蓄積記録する。このことによって、設計対象システムの性能評価モデルを自動生成することができ、システムの設計の都度、性能評価モデルを容易に作成することができる。
特開2001−318812号公報
しかしながら、上記の性能評価モデル生成装置は、UMLモデルをもとに性能評価モデルを自動生成して性能評価を蓄積するが、その性能評価の表示は、前記性能評価モデル生成装置と連携しない外部の性能評価ツールを利用して行なわれる。このため、ソフトウェアとハードウェアとを含むシステム全体を見通しながら、最適な設計パラメータを追求するアーキテクチャ設計を行うことができない場合がある。
本発明は、UMLモデル上で、ソフトウェアとハードウェアとを含むシステム全体を見通しながら、最適な設計パラメータを追求するアーキテクチャ設計を行うことができるUML設計方法を提供することを目的とする。
本発明は、設計パラメータが格納されたプロファイルを用いて対象システムをUMLモデル化して設計を行うUML設計方法であって、ステレオタイプおよびタグ付き値を設計パラメータとしてプロファイルに格納し、その格納されたステレオタイプおよびタグ付き値を対象システムのUMLモデルにアノテーションし、そのアノテーションされたステレオタイプおよびタグ付き値を、UMLモデルを構成する各クラスに関連付けて、この関連付けられたステレオタイプ、タグ付き値、およびUMLモデルをGUI(Graphical User Interface)に表示することを特徴とするUML設計方法である。
このUML設計方法によれば、例えば、SoC設計に必要なステレオタイプおよびタグ付き値を、UMLモデルを構成する各クラスに関連付け、この関連付けられたステレオタイプ、タグ付き値、およびUMLモデルを構成する各クラスをGUIに表示する。これにより、UMLモデル上で、対象システム全体を見通しながら、最適な設計パラメータを追求するアーキテクチャ設計を行うことができる。
本発明によれば、システム設計に関し、UMLモデル上で、ステレオタイプおよびタグ付き値をUMLモデルの各クラスに関連付けて、この関連付けられたステレオタイプ、タグ付き値、およびUMLモデルを構成する各クラスをGUIに表示する。これにより、UMLモデル上で、対象システム全体を見通しながら、最適な設計パラメータを追求するアーキテクチャ設計を行うことができ、UMLを用いたシステム設計の精密化、効率化を図ることができる。
以下、本発明のUML設計方法をSoCの開発に適用したUML設計コンピュータシステムの実施形態を図面に基づいて説明する。ここで、SoCとは、例えば、ファイバーチャネル(以下、FCとする)から信号を受信し、その信号を変換してシリアルATアーキテクト(以下、SATAとする)から送信に出力するプロトコルコンバータである。
[UML設計コンピュータシステムのハードウェア構成]
図1に示すように、UML設計コンピュータシステム100は、CPU、RAM、およびROMから構成される制御回路10と、この制御回路に接続されたストレージデバイス20と、この制御回路に接続されたディスプレイ30と、この制御回路に接続された入力装置40と、で構成されている。
ストレージデバイス20は、ハードディスク装置で構成され、プロファイル20a、シミュレーションログ蓄積部20b、モデルプロファイル20c、および性能評価蓄積部20dを含む。ストレージデバイス20は、所定のインターフェイスを介して制御回路10と接続され、制御回路10との間で双方向の通信が可能である。
プロファイルは、RT−UMLで定義されるものであって、UMLモデルの時間制約や資源制約に関するパラメータを格納する。しかし、SoCの設計など特定の問題領域で必要なプロファイルは、RT−UMLでは定義されていない。このため、この特定の問題領域で必要なプロファイルを用意する必要がある。プロファイルは、この特定の問題領域のために定義される固有の、時間制約や資源制約に関するパラメータであるステレオタイプおよびタグ付き値を格納する。
ディスプレイ30は、CRTやLEDのディスプレイ装置で構成される。ディスプレイ30は、所定のインターフェイスを介して制御回路10と接続され、制御回路10から送信される信号に基づいて画面表示を行う。
入力装置40は、キーボード40aおよびマウス40bで構成される。ユーザがキーボード40aの操作およびマウス40bの操作を介してマウスポインタを移動させることにより、性能表示GUI30aに表示された性能指標が変更され、この変更された性能指標に基づく性能評価の再計算の指示が、制御回路10に入力される。入力装置40は、所定のインターフェイスを介して制御回路10と接続され、制御回路10へ所定の信号を送信する。
制御回路10は、UMLモデル生成部11、アノテーション部12、シミュレーション実行部13、性能評価モデル生成部14、性能評価部15、性能表示部16、およびフィードバック制御部17から構成される。
UMLモデル生成部11は、SoCの各構成要素(例えば、CPU、メモリ、バス、および各種周辺装置などのハードウェア、各種プロトコルエンジンなどのソフトウェア)を概念的にオブジェクト化し、その各オブジェクトをそれらの関連を示して表示するUMLクラス図を生成する。
アノテーション部12は、UMLモデル生成部11によって生成されたUMLクラス図に含まれる各オブジェクトに対して、プロファイル20aに格納されたSoCの設計に必要な時間制約や資源制約に関するパラメータを読み出して注釈する。
なお、SoCの設計では、クロック、バス幅、メモリサイズ、バッファサイズ、処理レイテンシ、優先度などハードウェアリソースを表すステレオタイプとタグが必要となる。
シミュレーション実行部13は、アノテーションされたクラス図に基づいて、C++やSystemCなどの実行可能コードを生成し、その実行可能コードを実行することによってSoCの作動のシミュレーションを行う。そのシミュレーション結果は、シミュレーションログ蓄積部20bに蓄積記録される。
性能評価モデル生成部14は、UMLクラス図を分析してSoCの各構成要件の性能指標(以下、性能指標とする)を取得し、その性能指標をモデルプロファイル20cに蓄積記録する。そして、その性能指標に基づき性能評価モデルを生成する。
なお、シミュレーション実行部13および性能評価モデル生成部14は、ともにSoCの性能評価を行うが、シミュレーション実行部13はシミュレーションベースの性能評価を行い、性能評価モデル生成部14はモデルベースの性能評価を行う、という違いがある。
性能評価部15は、シミュレーション実行部13によって得られたシミュレーション結果、または性能評価モデル生成部14によって生成された性能評価モデルに基づき、SoC全体の性能評価(以下、性能評価とする)を計算して、その性能評価をSoCの各構成要素の性能指標とともに性能評価蓄積部20dに蓄積記録する。なお、シミュレーション結果に基づく性能評価は、シミュレーションログ蓄積部20bに蓄積記録されるシミュレーションログから取得される。また、性能評価モデルに基づく性能評価は、性能評価モデルを駆動した出力として取得される。
性能表示部16は、性能表示GUI30aを起動させる。この性能表示GUI30aは、性能評価蓄積部20dに蓄積記録された性能指標および性能評価を表示する。この性能指標には、例えば、バスの占有率やコンテンション、メモリのRead/Writeの速さ、キャッシュやプロセッサの使用率およびスループット、チップサイズ、消費電力などがある。
フィードバック制御部17は、ユーザによるキーボード40aの操作およびマウス40bの操作を介したマウスポインタの移動により、変更された性能指標に基づく性能評価の再計算の指示が入力されると、この変更された性能指標をプロファイル20aに書き込んで、プロファイル20aに既に格納された性能指標を更新する。そして、その変更された性能指標がアノテーション部12によってUMLクラス図に含まれる各オブジェクトに注釈され、その注釈に基づきシミュレーション実行部13または性能評価モデル生成部14、および性能評価部15の処理を経て性能評価が得られ、性能表示GUI30aに表示される性能評価が更新される。
[UML設計コンピュータシステムの制御回路の動作]
図2を参照して、UML設計コンピュータシステムの制御回路10の動作を説明する。
先ず、制御回路10のUMLモデル生成部11は、SoCの各構成要素を概念的にオブジェクト化し、その各オブジェクトをそれらの関連を示して表示するUMLクラス図を生成する(ステップS11)。
続いて、制御回路10のアノテーション部12は、UMLモデル生成部11によって生成されたUMLクラス図に含まれる各オブジェクトに対して、プロファイル20aに格納されたSoCの設計に必要な時間制約や資源制約などの非機能要件を読み出して注釈する(ステップS12)。
続いて、制御回路10は、性能評価を行う方法として、シミュレーションによる性能評価(シミュレーションベース)または性能評価モデルによる性能評価(性能評価モデルベース)のいずれがユーザにより選択されたかを判定する(ステップS13)。シミュレーションベースが選択されたと判定するときはステップS14へ移り、性能評価モデルベースが選択されたと判定するときはステップS16へ移る。
ステップS14で、制御回路10のシミュレーション実行部13は、アノテーションされたクラス図に基づいて実行可能コードを生成し、その実行可能コードを実行することによってSoCの作動のシミュレーションを行う。そして、そのシミュレーション結果をシミュレーションログ蓄積部20bに蓄積記録する(ステップS15)。
一方、ステップS16で、制御回路10の性能評価モデル生成部14は、UMLクラス図を分析してSoCの各構成要件の性能指標を取得し、その性能指標をモデルプロファイル20cに蓄積記録する。そして、その性能指標に基づき性能評価モデルを生成する(ステップS17)。
続いて、制御回路10の性能評価部15は、シミュレーション実行部13によって得られたシミュレーション結果、または性能評価モデル生成部14によって生成された性能評価モデルに基づき、SoCの各構成要素およびSoC全体の性能評価を計算する(ステップS18)。シミュレーション結果に基づく性能評価として、例えば、バスの使用率は、シミュレーションログ蓄積部20bに蓄積されているバスマスタ(SoCの構成要素のうちバスを介して情報の転送を行う構成要素)のバス転送時間を足し合わせて、その値をシミュレーション時間で除算することによって得られる。また、性能評価モデルに基づくSoCの性能評価として、例えば、モデルプロファイル20cに蓄積されている各性能指標にマルコフ過程などの確率モデルを適用し、得られた結果の線形和を取る方法によって生成される。
続いて、その性能評価をSoCの各構成要素の性能指標とともに性能評価蓄積部20dに蓄積記録する(ステップS19)。
続いて、制御回路10の性能表示部16は、性能評価蓄積部20dに蓄積記録された性能指標および性能評価をGUI30aに表示する(ステップS20)。
続いて、制御回路10は、ユーザによるキーボード40aの操作およびマウス40bの操作を介したマウスポインタの移動により、変更された性能指標に基づく性能評価の再計算の指示が入力されたかどうかの判定を行う(ステップS21)。この判定がYESのときステップS22へ処理を移し、NOのとき本処理を終了する。
続いて、ステップS22では、制御回路10のフィードバック制御部17は、プロファイル20aに格納される性能指標を、変更された性能指標で更新する。この処理が終了すると、ステップS12へ処理を移す。
[RT−UMLのステレオタイプとタグ付き値の使用例]
図3は、RT−UMLのステレオタイプとタグ付き値の使用例を示す図である。
ユーザは、組込、リアルタイム、ネットワークシステムの開発をUMLで行うことができる。これらの分野のシステムは、イベント駆動、並列処理、分散処理を必要とする上に、処理の遅延時間、スループット、信頼性などに関しての厳しい条件をクリアしなければならない。RT−UMLは、それらの分野のシステムの設計をUML上で行うために必要な要件をプロファイルで提供する。
しかし、特定問題領域については、上記RT−UMLのプロファイルに定義されていない要件があるため、RT−UMLは、その特定問題領域における固有のステレオタイプおよびタグ付き値をプロファイルに定義する機能を提供する。
例えば、SoCの設計では、クロックレート、バス幅、メモリサイズ、バッファサイズ、処理レイテンシ、優先度などハードウェアリソースを表すステレオタイプとタグ付き値が必要となる。ドメイン固有のUMLモデル作成に必要となるステレオタイプとタグ付き値、およびとその解釈は、プロファイルに記述される。
図3には、プロファイル51、52、53が表示されている。各プロファイルには、ステレオタイプ51aおよびタグ付き値51b、ステレオタイプ52aおよびタグ付き値52b、およびステレオタイプ53aおよびタグ付き値53bが記述されている。
図3の例は、InstanceAおよびInstanceBの間での通信の例を示す。InstanceAは、プロファイル51の<<RT stimulus>>のステレオタイプ51aとそのタグ付き値51bに従って、時刻0ミリ秒から時刻1.5ミリ秒の間にInstanceBへhello Msg(hello Message)を送信完了する。そして、InstanceBは、hello Msgの受信後、プロファイル52の<<RT action>>のステレオタイプ52aとそのタグ付き値52bに従って、時刻2ミリ秒から時刻11ミリ秒の間にInstanceAへack Msg(acknowledge Message)を送信する。さらに、InstanceBは、プロファイル53の<<RT stimulus>>のステレオタイプ53aとそのタグ付き値53bに従って、時刻4.7ミリ秒から時刻10.2ミリ秒の間にInstanceAへack Msg(acknowledge Message)を送信完了する。
[UMLによるSoC(例えば、プロトコルコンバータ)のノードのクラス図]
図4は、UMLによるSoC(例えば、プロトコルコンバータ)のノードの各クラスの上下関係を示すクラス図である。
図4では、SoC(例えば、プロトコルコンバータ)のクラスの中でも、中心的なクラスであるノードとなるクラスが示されている。そのようなクラスをカプセルという。図4では、<<Capsule>>と表示されるクラスと<<Protocol>>と表示されるクラスが表示されている。
図4の矢印61は、汎化を表わす。汎化は、あるクラスからサブクラスが派生されるという概念を表わす。汎化は、サブクラスから親クラスへ向かう矢印で示され、サブクラスは親クラスから派生されたことを示す。図4の矢印61の例では、DDR memoryがSlave Baseに汎化されることを示す。
図4の矢印62は、ライフタイムが同一のクラスのコンポジションを表わす。コンポジションは、全体と部分の関係を表わす概念であり、ライフタイムが同一であるとは、全体のクラスが消滅すると部分のクラスも消滅するということを表わす。コンポジションは、全体のクラスから部分のクラスへ向かう矢印で示される。サブクラスは親クラスの部分であることを示す。図4の矢印62の例では、FC to SATAが全体のクラスであり、FCtoSATA Transactionが部分のクラスであることを示す。
なお、図4において、本発明を適用したUML設計コンピュータシステムにおけるSoC(例えば、プロトコルコンバータ)の設計では、PLB BUSとAMBA BUSは選択的であり、いずれか一方が選択されて表示される。
[Master Baseクラスの構成の詳細を示すクラス図]
図5は、図4に示されるMaster Baseクラスの構成の詳細を示すクラス図である。
図5によると、FPE(Fiber cannel Protocol Engine)、SSC(Sector Size Converter)、CE(Compression Engine)、XE(XOR Engine)、SPE(SATA Protocol Engine)のクラスは、全てMaster Baseクラスに汎化されることがわかる。
[UMLによるSoCの各クラスの連係関係を示すクラス図]
図6は、UMLによるSoC(例えば、プロトコルコンバータ)のノードの各クラスの連係関係を示すクラス図である。図6は、SoC(例えば、プロトコルコンバータ)のクラス図を、図4のノードのクラス図から視点を変えて表示したものである。図6は、UMLによるSoC(例えば、プロトコルコンバータ)のノードの各クラスの連係関係を示す。
プロファイル71には、PLB BUSのステレオタイプ71aおよびタグ付き値71bが格納されている。
[UMLによるSoC(例えば、プロトコルコンバータ)のシーケンス図]
図7は、UMLによるSoC(例えば、プロトコルコンバータ)のノードの各クラスの時系列の相互作用を示すシーケンス図である。
図7のシーケンス図は、SoC(例えば、プロトコルコンバータ)の動的な関係をモデル化した図である。図7に示される全てのクラスおよび各矢印で示されるRead/Writeの入出力は、性能評価シミュレーションの実行および性能評価モデルの作成に関係する。各矢印で示されるRead/Writeの入出力の、矢印の始点および終点が接続されている各長矩形は、各クラスの実際の動作手順を時系列に沿って配置したものであり、上の方が相対的に早い時刻を表している。各クラスは、前記矢印の方向で、Bus+RAMに向かって、その近傍に記されたReadまたはWriteの動作を行う。この各長矩形には、プロファイルに格納されるステレオタイプおよびタグ付き値がアノテーションされている。また、図7において、斜線で網掛けされた各方形は、その領域に含まれる各クラスの上記実際の動作手順の反復を示している。その各方形の右下隅に表示される数値は、その反復の回数を表わす。このシーケンス図に従った各クラスの動作を前提として、性能評価シミュレーションの実行および性能評価モデルの作成が行われ、SoC(例えば、プロトコルコンバータ)の性能評価を得ることができる。
[UMLによるクラス図から性能表示GUI30aに表示させるクラスを選択させる方法のイメージ図]
図8は、UMLによるSoC(例えば、プロトコルコンバータ)のクラス図から、シミュレーションベースの性能指標および性能評価を表示する性能表示GUI30aに表示させるクラスを選択させる方法のイメージ図である。
図8を参照すると、ディスプレイ30の表示画面上で、図6のイメージを表示する表示画面30bと図9の性能表示GUI30aを並列に表示されている。マウス40b(図1参照)の操作によるマウスポインタ109の移動およびクリック操作により、ユーザは、表示画面30bから任意のクラスを選択して、その選択したクラスをドラッグアンドドロップによって、性能表示GUI30aに表示させる。このようにして、性能表示GUI30aに表示させるクラスが選択されると、性能表示GUI30aには、後述の図9に示すように、選択されたクラスの性能指標の入力表示と、その性能指標に基づく性能評価の出力表示と、が表示される。
なお、クラスを性能表示GUI30aに配置すると、性能表示部16(図1参照)は、性能評価蓄積部20d(図1参照)を参照して、それらのクラスの性能指標およびそれらのクラスにより構成させる全体システムの性能評価を取得して、性能表示GUI30aに表示する。その後、クラスの種類およびクラスの構成を変更しない限り、性能指標蓄積部20dに再びアクセスする必要はない。性能表示GUI30aを使った性能指標の変更、性能評価の再取得および出力、性能表示GUI30a上での性能評価の再表示、確認という流れでアーキテクチャ設計が進む。
[性能表示GUI30aのイメージ図]
図9は、性能表示GUI30aのイメージ図である。なお、図9は、シミュレーションベースでSoCの性能評価を行った場合の性能表示GUI30aの表示イメージであるが、性能評価モデルベースでSoCの性能評価を行った場合もほぼ同様な表示がなされる。
図8に示した方法で、図5に示したクラス図から選択され、性能表示GUI30aへドラッグアンドドロップされた各クラスは、機能ブロック101、バス102、およびメモリ103として、図9に図示されるように配置される。各機能ブロック101、バス102、およびメモリ103は、それぞれに対応する各クラスの性能指標を表示する。機能ブロック101には、FC1、SC、CE、XOR、SATA1、SATA2、およびSATA3が含まれる。
先ず、性能表示GUI30aにおける性能指標の入力表示について説明する。
機能ブロック101のうち、例えば、FC1の遅延時間は入力表示101aで示され、スライダーコントロール101bを操作することによってその値の変更が可能である。スライダーコントロール101bの移動は、予め指定されている所定値の範囲で可能である。機能ブロック101のFC1の遅延時間を、推定値、変更値、または固定値とするかは、ラジオボタン101cまたはチェックボックス101dによって、ユーザの任意で設定可能である。なお、その他の機能ブロック101の遅延時間も、FC1と同様である。
バス102のバスクロックは入力表示102aで示され、スライダーコントロール102bを操作することによってその値の変更が可能である。スライダーコントロール102bの移動は、予め指定されている所定値の範囲で可能である。バス102のバスクロックを固定値とするかどうかは、チェックボックス102dによって、ユーザの任意で設定可能である。また、バス102のバス幅は、ラジオボタン102cによって、ユーザの任意で設定可能である。
メモリ103のウェイト時間は入力表示103aで示され、スライダーコントロール103bを操作することによってその値の変更が可能である。スライダーコントロール103bの移動は、予め指定されている所定値の範囲で可能である。メモリ103のウェイト時間を固定値とするかどうかは、チェックボックス103dによって、ユーザの任意で設定可能である。
SoC(例えば、プロトコルコンバータ)への入力データレートの指定は入力表示104aで示され、スライダーコントロール104bを操作することによってその値の変更が可能である。スライダーコントロール104bの移動は、予め指定されている所定値の範囲で可能である。入力データレートを固定値とするかどうかは、チェックボックス104dによって、ユーザの任意で設定可能である。
次に、性能表示GUI30aにおける性能評価の出力表示について説明する。
凡例表示105は、性能表示GUI30aにおける性能評価の出力表示の凡例を示す。例えば、出力表示106のR/SおよびW/Sの表示の右側のインジケータは、各機能ブロック101の遅延時間を示し、その横方向の長さが遅延時間の絶対値を表わす。ここで、遅延時間は性能指標の1種である。この遅延時間の内訳は、凡例表示105が示す通りであり、右からウェイト時間、転送時間、計算時間を表わす。そしてそれらの横方向の長さが、それぞれの時間の絶対値を表わす。このようにインジケータでグラフィカルに表示することによって、各機能ブロック101の遅延時間を直感的に分かりやすく表示することができる。
性能評価出力表示107は、各機能ブロック101、バス102、およびメモリ103にそれぞれ設定され性能表示GUI30aに表示されている各性能指標に基づく、SoC(例えば、プロトコルコンバータ)の全体の性能評価としての遅延時間を示す。
再計算ボタン108は、各スライダーコントロールを操作して各性能指標を変更した後に押下されると、フィードバック制御部17(図1参照)が、変更された性能指標によってプロファイルのタグ付き値を更新する。そして、アノテーション部12、シミュレーション実行部13または性能評価モデル生成部14、性能評価部15、性能表示部16(いずれも図1参照)が順次作動して、更新されたタグ付き値に基づき性能評価が再計算される。
なお、性能表示GUI30aにはマウスポインタ109が表示され、マウス40bの操作によるマウスポインタ109の移動およびクリック操作により、ユーザは、各スライダーコントロール、各ラジオボタン、各チェックボックス、再計算ボタン108の操作を行うことができる。
また、性能評価モデルベースによる性能評価を性能表示GUI30aに表示する場合、各スライダーコントロールによる各性能指標の変更のみのときは、再計算ボタン108の押下操作を行うことなく、変更された各性能指標に基づく性能評価が表示されるが、機能ブロックおよび機能ブロック構成が変更されたときには、再計算ボタン108の押下操作を行うことにより、変更された各性能指標に基づいて性能評価が更新される。なお、性能評価モデルベースによる性能評価を性能表示GUI30aに表示する場合、性能表示GUI30a画面上の表示R/S、W/S、Latency by Simulationは、それぞれR/M、W/M、Latency by Modelと表示される。
なお、シミュレーション結果および性能評価モデルによる性能指標および性能評価を蓄積記録し、最新の性能評価と過去の性能評価との比較を行う機能を備えていてもよい。これにより、UMLモデル上で、ソフトウェアとハードウェアとを含むシステム全体を見通しながら、最適な設計パラメータを追求するアーキテクチャ設計をより効率的に行うことができる場合がある。
本発明のUML設計方法によれば、要求分析や要求分析に基づくシステム分析から、性能解析結果を使ったアーキテクチャ設計まで、一貫してUMLモデル上で行うことができる。
また、性能表示GUI30aにおいて、性能評価出力表示107の表示内容を考慮しつつ各機能ブロックに対応する出力表示106を見ることによって、どの機能ブロック101がボトルネックとなってSoC(例えば、プロトコルコンバータ)の全体の性能評価としての遅延時間を長くしているかを見極めることができる。このことにより、機能ブロック101を、ハードウェアで実現する機能ブロックとソフトウェアで実現する機能ブロックに切り分ける(パーティショニングする)ことが容易となる場合がある。
今日ではハードウェア単独で動作するシステムは稀で、ハードウェアとソフトウェアが協調して動作するのが普通である。UMLモデル上では、ハードウェアもソフトウェアも同じ記法で記述でき、シームレスな設計が可能である。本発明のUML設計方法によれば、ハードウェアとソフトウェアを区別しない抽象度の高いモデルからアーキテクチャ探索を進めながら、次第にモデルを詳細化していく段階で、ハードウェアで実現する機能とソフトウェアで実現する機能に切り分ける(パーティショニングする)ことが容易にできる場合がある。
UMLには、UMLプロファイルが用意されており、さらに、特定問題領域においてUMLのモデルを作成するために、拡張された方法が提供されている。例えば、ステレオタイプを使えば、役割や用法上の違いなどをモデル要素に修飾することができるようになり、また、タグ付き値を使えば、時間制約や資源制約に代表される非機能用件をモデル要素に加えることができる。これらの機能は、ユーザが独自のモデル要素や制約事項を独自に定義するための仕組みを提供しており、拡張性に優れていると言い得る。
あるASICの設計例では、マスタユニットのバス獲得権の優先度、処理ユニットの処理時間の違いを吸収するためのバッファのサイズ、データ圧縮ユニットでの圧縮率の劣化が計全体の処理時間に及ぼす影響を、設計時に確認するには、ハードウェア記述言語を使って実装レベルの詳細な記述をする必要があった。そのため、設計がかなり進んだ段階において初めて確認できるのが実情であった。しかし、本発明のUML設計方法は、設計の初期段階で、それらを定量的に確認する手段を提供した。
以上の実施形態によると、以下の各項目に示すUML設計コンピュータシステム、UML設計方法、およびそれを記録したコンピュータ読取可能記憶媒体が実現される。
(1) 設計パラメータが格納されたプロファイルを用いて対象システムをUML(Unified Modeling Language)モデル化して設計を行うコンピュータシステムであって、前記プロファイルに、特定問題領域についてのステレオタイプおよびタグ付き値を設計パラメータとして格納して、プロファイルを設定する特定問題領域プロファイル設定手段と、前記プロファイルに含まれる設計パラメータを、前記対象システムのUMLモデルに付与する設計パラメータ付与手段と、前記プロファイルに含まれる設計パラメータと前記UMLモデルとを関連付けて、この関連付けられた前記設計パラメータおよび前記UMLモデルをGUI(Graphical User Interface)に表示するGUI表示手段と、を備えたことを特徴とするコンピュータシステム。
(2) (1)に記載のコンピュータシステムにおいて、前記ステレオタイプおよび前記タグ付き値が、RT−UML(Real Time Unified Modeling Language)で設定されることを特徴とするコンピュータシステム。
(3) (1)に記載のコンピュータシステムにおいて、前記ステレオタイプおよび前記タグ付き値が、前記対象システムの処理の時間制約および該対象システムの資源制約に関する設計パラメータを含むことを特徴とするコンピュータシステム。
(4) (1)に記載のコンピュータシステムにおいて、前記UMLモデルに付与された前記設計パラメータに基づいて性能評価モデルを作成して該性能評価モデルから前記対象システムの性能指標を取得する第1性能指標取得手段、および、前記設計パラメータに基づいて前記UMLモデルのシミュレーションを行って該シミュレーション実行結果から前記対象システムの性能指標を取得する第2性能指標取得手段のうち少なくとも一方と、前記取得した性能指標を蓄積記憶する性能指標蓄積記憶手段と、を備えたことを特徴とするコンピュータシステム。
(5) (4)に記載のコンピュータシステムにおいて、前記対象システムのアーキテクチャ設計に必要な前記性能指標が前記性能指標蓄積記憶手段から選択されると、前記GUI表示手段が、前記選択された性能指標および全ての前記性能指標に基づく前記対象システムのパフォーマンスを、視覚的かつ定量的に表示することを特徴とするコンピュータシステム。
(6) (5)に記載のコンピュータシステムにおいて、前記GUI表示手段が、前記表示される性能指標を変更できるGUI要素を有し、前記性能指標が前記GUI要素で変更されると、この変更された性能指標に対応して、前記プロファイルに格納された前記設計パラメータを変更するフィードバック手段を備えたことを特徴とするコンピュータシステム。
(7) 設計パラメータが格納されたプロファイルを用いて対象システムをUML(Unified Modeling Language)モデル化して設計を行うUML設計方法であって、前記プロファイルに、特定問題領域についてのステレオタイプおよびタグ付き値を設計パラメータとして格納して、プロファイルを設定するステップと、前記プロファイルを用いて、前記設計パラメータを前記対象システムのUMLモデルに付与するステップと、前記プロファイルを用いて、前記設計パラメータと前記UMLモデルとを関連付けて、この関連付けられた前記設計パラメータおよび前記UMLモデルをGUI(Graphical User Interface)に表示するステップと、を備えたことを特徴とするUML設計方法。
(8) (7)に記載のUML設計方法において、前記ステレオタイプおよび前記タグ付き値が、RT−UML(Real Time Unified Modeling Language)で設定されることを特徴とするUML設計方法。
(9) (7)に記載のUML設計方法において、前記ステレオタイプおよび前記タグ付き値が、前記対象システムの処理の時間制約および該対象システムの資源制約に関する設計パラメータを含むことを特徴とするUML設計方法。
(10) (7)に記載のUML設計方法において、前記UMLモデルに付与された前記設計パラメータに基づいて性能評価モデルを作成して該性能評価モデルから前記対象システムの性能指標を取得する第1性能指標取得ステップ、および、前記UMLモデルのシミュレーションを行って該シミュレーション実行結果から前記対象システムの性能指標を取得する第2性能指標取得ステップのうち少なくとも一方と、前記取得した性能指標を蓄積記憶するステップと、を備えたことを特徴とするUML設計方法。
(11) (10)に記載のUML設計方法において、前記対象システムのアーキテクチャ設計に必要な前記蓄積記憶された性能指標が選択されると、前記GUIが、前記選択されたそれぞれの性能指標および全ての前記性能指標に基づく前記対象システムのパフォーマンスを、視覚的かつ定量的に表示することを特徴とするUML設計方法。
(12) (11)に記載のUML設計方法において、前記GUI表示手段が、前記表示される性能指標を変更できるGUI要素を有し、前記性能指標が前記GUI要素で変更されると、この変更された性能指標に対応して、前記プロファイルに格納された前記設計パラメータを変更するステップを備えたことを特徴とするUML設計方法。
(13) (7)から(12)のいずれかに記載のUML設計方法を実行するプログラムを記録したコンピュータ読取可能記録媒体。
本発明は、SoCに代表されるハードウェアとソフトウェアを複雑に組合せて構成されるASIC(Application Specific Integrated Circuit)システムの最上流工程の設計に適用可能であるばかりでなく、多数のソフトウェアモジュールによって構成されるアプリケーションソフトウェアシステムの最上流工程の設計にも適用可能である。
本発明のUML設計コンピュータシステムのハードウェア構成を示す図である。 本発明のUML設計コンピュータシステムの制御回路の動作を示すフローチャート図である。 RT−UMLのステレオタイプとタグ付き値の使用例を示す図である。 UMLによるSoC(例えば、プロトコルコンバータ)のノードの各クラスの上下関係を示すクラス図である。 Master Baseクラスの構成の詳細を示すクラス図である。 UMLによるSoC(例えば、プロトコルコンバータ)のノードの各クラスの連係関係を示すクラス図である。 UMLによるSoC(例えば、プロトコルコンバータ)のノードの各クラスの時系列の相互作用を示すシーケンス図である。 UMLによるSoC(例えば、プロトコルコンバータ)のクラス図から、性能指標および性能評価を表示する性能表示GUI30aに表示させるクラスを選択させる方法のイメージ図である。 性能指標および性能評価を表示する性能表示GUI30aの表示イメージ図である。
符号の説明
10 制御回路
16 性能表示部
17 フィードバック制御部
20 ストレージデバイス
20a プロファイル
20d 性能評価蓄積部
30 ディスプレイ
30a 性能表示GUI30a
40 入力装置

Claims (7)

  1. 設計パラメータが格納されたプロファイルを用いて対象システムをUML(Unified Modeling Language)モデル化して設計を行うコンピュータシステムであって、
    前記プロファイルに、特定問題領域についてのステレオタイプおよびタグ付き値を設計パラメータとして格納して、プロファイルを設定する特定問題領域プロファイル設定手段と、
    前記プロファイルに含まれる設計パラメータを、前記対象システムのUMLモデルに付与する設計パラメータ付与手段と、
    前記UMLモデルに付与された前記設計パラメータに基づいて性能評価モデルを作成して該性能評価モデルから前記対象システムの性能指標を取得する第1性能指標取得手段および前記設計パラメータに基づいて前記UMLモデルのシミュレーションを行って該シミュレーション実行結果から前記対象システムの性能指標を取得する第2性能指標取得手段のうち少なくとも一方と
    前記取得した性能指標を蓄積記憶する性能指標蓄積記憶手段と、
    前記プロファイルに含まれる設計パラメータと前記UMLモデルとを関連付けて、この関連付けられた前記設計パラメータおよび前記UMLモデルをGUI(Graphical User Interface)に表示するGUI表示手段とを備え
    前記GUI表示手段が、前記表示される性能指標を変更できるGUI要素を有し、前記性能指標が前記GUI要素で変更されると、この変更された性能指標に対応して、前記プロファイルに格納された前記設計パラメータを変更するフィードバック手段を有し、
    前記対象システムのアーキテクチャ設計に必要な前記性能指標が前記性能指標蓄積記憶手段から選択されると、前記GUI表示手段が、前記選択された性能指標および全ての前記性能指標に基づく前記対象システムのパフォーマンスを、視覚的かつ定量的に表示することを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 請求項1に記載のコンピュータシステムにおいて、
    前記ステレオタイプおよび前記タグ付き値が、RT−UML(Real Time Unified Modeling Language)で設定されることを特徴とするコンピュータシステム。
  3. 請求項1に記載のコンピュータシステムにおいて、
    前記ステレオタイプおよび前記タグ付き値が、前記対象システムの処理の時間制約および該対象システムの資源制約に関する設計パラメータを含むことを特徴とするコンピュータシステム。
  4. 少なくとも制御回路、記憶装置、およびGUI(Graphical User Interface)を備えるコンピュータシステムで用いられ、設計パラメータが格納されたプロファイルを用いて対象システムをUML(Unified Modeling Language)モデル化して設計を行うUML設計方法であって、
    前記制御回路が、前記プロファイルに、特定問題領域についてのステレオタイプおよびタグ付き値を設計パラメータとして格納して、プロファイルを設定するステップと、
    前記プロファイルを用いて、前記設計パラメータを前記対象システムのUMLモデルに付与するステップと、
    前記UMLモデルに付与された前記設計パラメータに基づいて性能評価モデルを作成して該性能評価モデルから前記対象システムの性能指標を取得する第1性能指標取得ステップおよび前記UMLモデルのシミュレーションを行って該シミュレーション実行結果から前記対象システムの性能指標を取得する第2性能指標取得ステップのうち少なくとも一方と、
    前記取得した性能指標を前記記憶装置に蓄積記憶するステップと、
    前記プロファイルを用いて、前記設計パラメータと前記UMLモデルとを関連付けて、この関連付けられた前記設計パラメータおよび前記UMLモデルをGUIに表示するステップとを実行し、
    前記GUIが、前記表示される性能指標を変更できるGUI要素を有し、前記性能指標が前記GUI要素で変更されると、この変更された性能指標に対応して、前記プロファイルに格納された前記設計パラメータを変更するステップを行っており、
    前記対象システムのアーキテクチャ設計に必要な前記蓄積記憶された性能指標が選択されると、前記GUIが、前記選択されたそれぞれの性能指標および全ての前記性能指標に基づく前記対象システムのパフォーマンスを、視覚的かつ定量的に表示することを特徴とするUML設計方法。
  5. 請求項4に記載のUML設計方法において、
    前記ステレオタイプおよび前記タグ付き値が、RT−UML(Real Time Unified Modeling Language)で設定されることを特徴とするUML設計方法。
  6. 請求項4に記載のUML設計方法において、
    前記ステレオタイプおよび前記タグ付き値が、前記対象システムの処理の時間制約および該対象システムの資源制約に関する設計パラメータを含むことを特徴とするUML設計方法。
  7. 請求項4から6のいずれかに記載のUML設計方法を実行するプログラムを記録したコンピュータ読取可能記録媒体。
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