JP4122131B2 - ディジタル音声/映像信号のようなディジタル信号の品質を、受信に際して評価するための方法とシステム - Google Patents

ディジタル音声/映像信号のようなディジタル信号の品質を、受信に際して評価するための方法とシステム Download PDF

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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放送ディジタル信号の品質を評価するための方法とシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
今日では、全ての種類のデータを送信することが、経済的文化的生活の重要事項となっている。
【0003】
ディジタル信号の送信の方向に傾きつつある送信技術の目的は、送信ネットワークの負荷を避けて、結果として最適に使用でき、その間、送信の高品質を保つように、符号化と圧縮そして復号と伸張によって、送信速度を減じることである。
【0004】
ディジタル信号送信の分野にさらに特化すると、例えば、ディジタルの音声/映像信号に対して、送信された信号の品質は、本質的に主観的な分析に基づいた概念である。従って、ディジタル音声信号あるいはディジタル音声/映像信号の場合には、この復号/符号化済み音声信号の主観的品質は、主観的試験を基にして評価される主観的品質である。これらの主観的試験は、本質的に、聴取者の1群に品質の査定を依頼することで、符号化−復号済み信号に、ある点数を割り当てることにある。
【0005】
さまざまな心理音響学モデルは、ディジタル音声信号にディジタル圧縮をかけるのに使用される技術の一部として開発された。これらのモデルによって、符号済みディジタル音声信号の主観的品質を評価する手段として与えられる、客観的な知覚的測定法も可能となった。
【0006】
これら全ての客観的な知覚的測定法は、同じ原則のもとに作用し、復号−符号化済み音声信号と元の信号とを比較することにある。元の信号は、符号化と圧縮を行う前のディジタル音声信号であり、また、基準信号として参照されるものである。上述の方法を適用するために、基準信号を持つことが必要であり、これは試験しようとするディジタル音声信号に、できるだけ正確に同期しなければならない。この種の制約は、例えばコーディング処理が論理的に評価されるように、あるいはディジタル音声信号またはディジタル音声/映像信号が発信もしくは放送されるときに、送信された符号化済み信号の客観的品質を評価するために、この後者の信号が発信される段階において、速やかにシミュレーションによって取り扱われる。この後者の場合、元の信号は必ず使用可能であり、かつ、符号化済み信号を作るのに使用される処理によって起こる遅延を決定することが可能であり、この符号化済み信号を再同期させる手段として与えることができ、この符号化済み信号は、試験すべき信号であり、基準信号である。しかし、これは、ディジタル音声信号またはディジタル音声/映像信号が、常に送信の間に受信されるとは限らない。今までのところ、ディジタル音声信号の場合に、放送信号の品質を査定する唯一の方法は、客観的な品質を決めるために、それを聞くことである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、送信品質を評価するために、また、より特化してディジタル音声信号またはディジタル音声/映像信号の場合に知覚的測定を行うために、放送ディジタル信号を受け取るとすぐに、これに処理を与えることで、上述の欠点を改善することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的は、元の信号からの送信であるディジタル信号放送の品質を評価する方法を与えることで達成され、この方法は、この元の信号の代表的基準信号を生成し、ディジタル信号と基準信号とを一緒にして放送することから成る。受信する場では、この方法は、受信した放送ディジタル信号と、受信した放送基準信号とを同期させ、距離値を計算し、一致点からのずれを示し、受信した放送基準信号から、受信した放送ディジタル信号を分離することから成る。この距離値は、ディジタル信号を受信したときに、品質値をこれに割り当てるための基準として使用することができる。
【0009】
本発明は、ヘルツ(Hertzian)または衛星チャネルによるディジタル信号送信の分野で使用することができ、特にテレビ信号やラジオ信号のような音声信号および/または音声/映像信号の場合に使用できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明と、本発明により提案されるディジタル信号の品質を受信時に評価するシステムのより詳細な説明が、添付する図面を参照して以下に行われる。
【0011】
受信時にディジタル信号の品質をを評価するのに使用される、本発明により提示される方法の、より詳細な記載が、図1を参照してここに与えられる。
【0012】
概して、本発明により提示される方法は、あらゆる種類のディジタル信号を含む用途に向くが、特に、より特化して、テレビ信号のようなディジタル音声/映像信号に向いており、従来より音声成分を含んでおり、本発明の目的に対して、ディジタル音声信号として見なされる。また、ディジタル映像信号の映像成分にも応用でき、本明細書においてさらに説明がされる。
【0013】
本発明によって、提示される方法は、その様な信号を放送するネットワーク上での応用に対して設計されており、従ってこのディジタル信号は、送信データを運ぶ初期の信号からの放送である。従って、このディジタル信号が送信あるいは放送されるネットワークは、このディジタル信号が送信ネットワークのヘッド(head)から放送されることができるようにし、このディジタル信号が、少なくとも一つの特定の受信地点から受信されることができるようにするヘルツあるいは衛星ネットワークのようなものである。この種のネットワーク上でヘルツおよび/または衛星チャネルによる送信に関するこの特徴は、従来技術から知られており、それゆえ詳細に記載はしない。
【0014】
従って、ネットワーク送信ヘッドの点から、最初の信号があり、これは送信される信号に対するベースバンド(base band)信号と、厳密に言うとディジタル信号とを含むことができ、また、ヘルツや衛星チャネルによって放送することによって送信が可能であるように、従来からの方法でディジタル化される。
【0015】
図1に図示され、本発明の方法で提示されるように、段階1000で、ネットワーク送信ヘッドには、soと示される最初の信号だけでなく、snで表される、厳密には、ディジタル信号がある。
【0016】
この同じ図1において、本発明により提示される方法は、段階1001で、srefと表される基準信号を生成することから成り、これは代表的な最初の信号である。代表的な最初の信号の意味するのは、基準信号は、少なくとも部分的に、この最初の信号もしくはそれに特有の特徴を再生成するということである。
【0017】
特に、基準信号は、この明細書の後で説明されるように標本化によって、あるいは実際の最初の信号から、あるいは上述のディジタル信号から得られ、ディジタル信号自身は、定義によって代表的な最初の信号である。
【0018】
基準信号srefが生成される段階の後、本発明により提示される方法によって、段階1002において、ディジタル信号snと基準信号srefとが一緒に放送される。
【0019】
ディジタル信号snと基準信号とを一緒に放送する処理の目的のために、後者は、例えば、放送しようとするディジタル信号を構成するディジタル・ストリームの中に挿入される。
【0020】
本発明により提示される方法を実行する基本的な試みにおいて、基準信号は、ディジタル信号snの或る標本からできていて、ディジタル信号のこれらの標本は、一定の時間セグメントあるいはディジタル信号のウィンドウを引継ぎ、かつ、放送しようとしているディジタル信号を構成するディジタル・ストリームの特定の位置に挿入される。
【0021】
従って、ディジタル信号が最初にディジタル・テレビ信号から成っている状況において、例えば、基準信号はMPEGフローの中に挿入され、例えば、送信データのために与えられるペイロード(payload)補助データビットを用いるが、これは限定を与えるものではない。
【0022】
従って、放射に際し、結果として生じるディジタル・ストリームから成る混成信号があり、これは、放送しようとするディジタル信号snを構成するディジタル・ストリームから成り、ここで基準信号srefが挿入される。
【0023】
これら全ての信号が、一旦、放送によって送信されてしまうと、本発明により提示される方法も、また受信時に、上述の放送ネットワークの受信地点において、上記のように放送されたディジタル信号と基準信号とを受信することから成る。
【0024】
従って、図1に示すように、受信済みの放送ディジタル信号snrと、srefrと表される受信済みの放送基準信号とが、段階2000の受信段階で利用可能である。
【0025】
明らかなことに、基準信号srefをディジタル信号snに挿入する、まさにその段階の故に、上述した段階2000で利用可能な、受信済みの放送ディジタル信号snrと、srefと表される受信済みの放送基準信号とは、十分に正確には同期させられないので、上述のディジタル信号の送信品質をすぐに評価することはできない。
【0026】
従って、図1に図示されるように、本発明により提示される方法は、受信済みの放送ディジタル信号snrが、srefrと表される受信済みの放送基準信号に同期させられる、段階2001を組み入れ、その後に、段階2002において、距離値が計算され、この距離値は、受信済みの放送ディジタル信号snrと、srefrと表される受信済みの放送基準信号とを分離する、一致点( identity )からの差分として定義される。この距離値は、図1において、Dと表される。
【0027】
距離値Dが計算される段階2002の後には、予め決定された基準に従った品質値Qが、上述した距離値Dの基準を基に割り当てられる段階2003が続く。
【0028】
本発明により提示される方法を実行する際に含まれる段階の特定の例を、以下に記述する。
【0029】
ディジタル信号の送信品質が、リアルタイムに不連続な評価処理によって決定されるような状況を考えると、段階1001では、基準信号が例えば任意のディジタル信号のシークエンスを生成することから成る。この任意のシークエンスは、好んで、最初の信号の一部を形成する。これらの条件の下で、距離値が計算される、すなわち受信済みの放送ディジタル信号を、受信済みの放送基準信号から分離するアイデンティティからのずれが計算される段階2002は、その後に、この受信済みの放送ディジタル信号と任意のシークエンスとの間に与えられる。図2(a)は、最初の信号が、上述の図面でSAと表される任意のシークエンスを生成させる段階1001aにおいて標本化される。
【0030】
もし、必要ならば、任意のシークエンスSAは、前もって分かっているシークエンスでもよく、これは、放送される前にメモリに記憶される。実際に、広告に使用される一般的なシークエンスや、ジングル(jingles)として知られる種類のシークエンスは、放送されるプログラム、従って前もって記憶しておくことができるプログラムの中で1日に数回使用される。そのような状況において、基準信号が送信される段階は、実際省くことができ、この場合に、段階2002で計算される距離値は、受信端におけるこの任意のシークエンスを含むメモリあるいは記録装置から決定することができる。
【0031】
他方、第2実施形態において、放送の間に送信されるディジタル信号の送信品質がリアルタイムに評価され、図2(b)で図示されるように、基準信号が生成される段階1001は、任意の期間にある一定の連続的なウィンドウやセグメントを横切る、段階1001a’における最初の信号もしくは好ましくはディジタル信号snを標本化することにあり、各ウィンドウは、図2(b)においてFiと表される。連続的なウィンドウは、図2(b)においてFi-1,Fi,Fi+1と表される。
【0032】
最初の信号あるいはディジタル信号snが標本化される段階1001a’の後には、M個のウィンドウの一つが選択される段階1001b’が続き、Mは、一定の全体数であり、基準信号srefを構成する。
【0033】
図2(b)で図示される例において、M=4の連続するウィンドウFi-M,Fi,Fi+Mの一つが次々にメモリに記憶され、従ってこれが基準信号srefを構成するような実行モードにおけるハッシュ(hashed)部によって示される。上述の時間セグメントかウィンドウが、ディジタル信号snと一緒にされて放送され、このディジタル信号と一緒に放送される基準信号を形成する。従って、限定的ではない例を通して、各ウィンドウFi-M,Fi,Fi+Mが、ディジタル信号snのディジタル・ストリームの中に挿入される。例えば、もし、信号がテレビ信号であれば、各ウィンドウは、これらのデータを送信するために与えられるペイロード補助データ・ビットを用いてMPEGフローの中に挿入される。
【0034】
上記の時間ウィンドウかセグメントの期間に関する限り、この期間は任意であり、例えばτi=40msに等しく取られる。
【0035】
受信済みの放送ディジタル信号snrと受信済みの放送基準信号srefrを分離する距離値Dが計算される段階2002の図3を参照し、受信済みの放送基準信号srefrと同期した受信済みの受信済みの放送ディジタル信号に計算処理が与えられる状況において、説明がなされる。これらの信号に同期させるのに使用される処理の詳細な記載は、図4を参照して本明細書の中の以降において与えられる。
【0036】
図3に戻って、受信済み放送ディジタル信号snrと、受信済み放送基準信号srefrが同期し、従って図3に図示するように一方では、受信済み放送基準信号srefrと同様に受信済み放送ディジタル信号snrを構成する連続的なウィンドウFi-M,Fi,Fi+Mのシークエンスを受け取ると仮定される。
【0037】
図3に図示される状況において、Mが図3で図示される例では4であるような基準信号がディジタル信号のM個のウィンドウの一つであるときに、同じ指標i−4,i,i+4が付いた、受信済み放送ディジタル信号のウィンドウに対応するM個の同一の連続的な基準値があり、Ri-4,Ri,Fi+4で表される。
【0038】
従って、受信済みで、Fi,Fi+1,Fi+2,Fi+3と表される放送ディジタル信号snrのウィンドウに対して、基準値Riは、上述の4個のウィンドウFiからFi+3で確認されるウィンドウFiに対応する。同じものが、先立つウィンドウと次のウィンドウと対応する基準値とに与えられる。
【0039】
図3を見ると、距離値Dが計算される段階2002は、受信済みの放送基準信号の対応する時間セグメントから受信した放送ディジタル信号の時間セグメントを分離する基本距離Dの計算を含む。これらの基本距離は、図3の中でdiと表され、計算済みの各基本距離は、受信済みの放送ディジタル信号snrの対応するウィンドウFiと同じ指標が付いている。
【0040】
最後に、全ての時間セグメントの基本距離diの平均時間は、距離Dの実際値を得るために計算される。図3に図示されるような、例えば、要素Fi-1からFi-5のような連続的なN個の要素に対して、2個の信号間の実際の距離は、
【数2】
Figure 0004122131
の式で与えられるであろう。
【0041】
従って、本発明によって提示される方法を実行することによって、シヌソイドやランプ(ramp)やパルスなどの試験信号の組を前もって定義する必要はない。ビデオ信号か音声信号か音楽信号であろうとも、いかなるディジタル信号も、客観的な感知測定を行うときに使用でき、例えば、かって基準信号は、評価しようとするディジタル信号に正確に同期させられた。
【0042】
本発明によって提示され、図2(b)と図3で図示される方法を実行する場合にさらに特化して、この場合は、基準信号を生成するために、ディジタル信号のM個の連続する時間セグメントからの一つの時間セグメントを基にして、ある連続する時間セグメントが一緒にかつ定期的に放送されるが、受信済みの放送ディジタル信号snrと受信済みの放送基準信号の間の距離値Dが次の式を証明する。
【数3】
Figure 0004122131
【0043】
この式において、
Nは、連続的な時間セグメントの数を表しており、そこで平均が計算される。
Mは、1より大きい全体数を表している。
基準信号は、ディジタル信号snのN個の時間セグメントやウィンドウの一つから成る。
【0044】
これらの条件の下で、評価済みの距離値Dは、比N/Mが十分に高いときは、信頼性を失わない。従って、もしM=4ならば、Nは、40より大きな値である。
【0045】
より詳細な記載が図4を参照して与えられ、例えば図3で図示される同期済み信号を得るために、図1における段階2001で、受信済みの放送ディジタル信号snrが、受信済みの放送基準信号srefrに正確に同期するさまが記載されている。
【0046】
上述の図面で図示したように、上述の信号に正確に同期する手段として本発明により提示される方法は、受信済みの放送ディジタル信号snr上において、この信号が基準信号srefrに同期する可能性のある範囲P、特にある基準Rjの値もしくはウィンドウや時間セグメントを定義することにある。指標jは、例えば図3の指標値i−4,i,i+4の一つに対応するこの指標値のいずれかを表している。
【0047】
実際には、指標Rjが付いた時間セグメントに対して、受信済みの放送ディジタル信号snr内に、全体として連続的な時間間隔あるいはセグメントFiで隔てられる範囲があり、それに対し受信済みの放送ディジタル信号snrの時間セグメントあるいはウィンドウFiの一つは、Rjの指標を付けた時間セグメントと最も同一でありそうなものを示している。図示的ではあっても限定的ではない例として、図4は、範囲Pを構成するFi-2,Fi-1,Fi,Fi+1の4個の時間ウィンドウを示している。上述の範囲Pを構成する連続的なウィンドウFiは、増加するのは明らかで、この場合、上述の範囲Pを構成する連続的なウィンドウの上位の数は、上位の計算能力を必要とするに過ぎない。連続するウィンドウの数は、例えば、50から100の間であろう。
【0048】
上述したものおよび図4で図示したものに近い同期の範囲Pから、本発明で提示される方法は、受信済みの放送ディジタル信号snrを、図4で図示したようにT0,T1,...Tk,...Tfと表記された連続する時間セグメントへと各時間の範囲の間に、細分することにある。これらの連続する時間セグメントは、δTkと表記される最大時間値分、シフトされ、その値は、受信済みの放送ディジタル信号snrと、受信済みの放送基準信号srefrとの間の、許される範囲で最も不確実な有効な同期に対応している。従って、同様な同期の範囲Pを通して、時間セグメントTkは、探査することのできるスライディング・ウィンドウ(sliding window)を構成する。
【0049】
本発明により提示される方法に従って、また、図4に図示される正確な同期処理を確実に与えるために、本方法は、受信済みのディジタル信号snrのシフトされたそれぞれの連続的時間セグメントTkと基準ウィンドウRj間の距離を計算することにある。対応する距離は、上述したものと同様な同期の範囲Pの各時間セグメントTkに対してdTkと表記される。よって、シフトされた各連続的な時間セグメントと基準信号Rjの間の距離を表す値の組は、上記の組を通して、距離の最小値を決定するために、フィルタをかける処理に適用される。この最小値は、min dTkと表記される。
【0050】
基準信号からの距離が最小であると計算された、受信済みの放送ディジタル信号の時間セグメントの分類は、次の式を基にした同期値として取られる。
min dTk==>is=k
ここで、isは、受信済みの放送ディジタル信号snrのウィンドウFiの同期上の分類を表している。
【0051】
距離を計算する目的のために、受信済みの放送ディジタル信号snrを受信済みの放送基準信号srefrから分離する同一性からのずれがあり、ディジタル信号を受信したときに品質値基準を割り当てることと、上述の同期処理を実行することの双方に使用され、距離値は、ディジタル音声信号の場合には、各連続的な時間セグメントと基準信号との間の知覚的距離から成るか、あるいは、全ての種類のディジタルやビデオディジタル信号にはよくあることであり更に一般的であるが、セグメントTkのような各連続的な時間セグメントと、同期処理の場合か図1の段階2002での距離計算の場合の基準値Rjとの間の内部相関関数における基準値単位ずれ値とから成る。
【0052】
図3に図示した例において内部相関関数を計算する目的に対して、内部相関関数を計算するのに使用される方法は、全体として従来からのものであり、基準信号は、例えば、基準ウィンドウRjと、同期処理を与えたときの関連する時間セグメントTkであるか、または、それぞれ、全ての時間セグメントまたはウィンドウFiと、同期基準時間値またはセグメントRiである。実際に、基準ウィンドウRi内の受信済みの放送ディジタル信号snrと受信済みの放送基準信号srefrとは、同じ数の標本から構成されており、従って、内部相関関数は、完全に従来からの定義によるものである。同じ事が、図4に図示される同期処理を実行するのに使用される、時間セグメントTkと基準時間セグメントあるいは時間ウィンドウRjに与えられる。
【0053】
概略を上述した内部相関関数を計算することと、さらに特化して、計算済みの距離が、例えばディジタル音声信号に対する感覚的な距離である場合とに加えて、距離値Dを計算するのに使用される実際の処理が、図5と併せてここでさらに詳細に記述される。
【0054】
この図において、少なくとも一つの受信済みの放送基準信号srefrの時間セグメントと、少なくとも一つの受信済みの放送ディジタル音声信号snrの時間セグメントとに対して、計算処理は、受信済みの放送基準信号からのスペクトル密度信号と受信済みの放送ディジタル音声信号からのスペクトル密度信号とを生成するために、段階2002a1で受信済みの放送基準信号srefrのスペクトル密度と、段階2002a2で受信済みの放送ディジタル信号snrのスペクトル密度を計算することにあり、これらは、dsrefrとdsnrとそれぞれ表される。
【0055】
評価しようとする特定の信号がディジタル音声信号である場合には、受信済みの放送ディジタル音声信号snrと(in barksな)受信済みの放送基準信号srefrの両方を計算することは、有利である。
【0056】
段階2002a1と段階2002a2に続いて、本発明で提示される方法は、スペクトル密度信号dsrefrとdsnrとに、周波数スペクトルを広める処理を与えることにあり、これにより、受信済みで広められた放送基準信号からスペクトル密度信号と、受信済みで広められた放送ディジタル音声信号からスペクトル密度信号とをそれぞれ生成し、これらの信号は、それぞれdsrefreとdsnreと表される。
【0057】
段階2002cにおいて、図5に図示される段階2002dにおいて得られた距離値Dを生成するために、受信済みで広められた放送基準信号のスペクトル密度信号dsrefreと、受信済みで広められた受信済みの放送ディジタル音声信号のスペクトル密度信号dsnreとの間で比較が行われる。
【0058】
上記の二つの信号のスペクトル密度を(in barks)に、計算することは、客観的な感知測定の原理で、評価の目的のためにディジタル音声信号を用いるときに、正当であるということを指摘しておきたい。これらの測定は、物理的な表現である音圧とレベルと時間とディジタル音声信号の周波数とを、音響的な表現と音力(sound force)とマスクレベルと時間と、上記の二つの信号の臨界的な帯域あるいはバーク(bark)、すなわち、比較に基づく評価しようとする基準信号とディジタル音声信号へと変換することに基づいている。この変換は、人間の聴覚システムをモデル化することによって実行され、モデル化処理は、聴覚感知に特有の周波数拡大処理に続くバーク(bark)領域でのスペクトル分析を実行することにある。
【0059】
そして、二つの信号の音響心理学的表現の間の距離は、計算することができる。この距離は、評価しようとする信号の品質に相互に関連させることができる。距離が小さく、評価しようとする信号が最初の信号に近ければ、それだけ、後者の放送品質は良くなるであろう。
【0060】
ディジタル音声信号を上述したように40msの時間セグメントに分割するために、標本化周波数Fe=48kHzで16ビットの解像度で標本化を行い、このセグメントはデータの32kビットで表される。他方で、バーク領域における、この時間セグメントのこのスペクトル表現は、768ビットで、即ち約42分の1で表される。実際に、1バークのスペクトル解像度と0Hzから15500Hzの周波数に渡って1から24バークの帯域を含む分析に対して、セグメントのスペクトル表現は、浮動小数点コーディングの目的のために各々32ビットの24点から成る。従って、上述した処理の概略を用いて、時間表現よりむしろこのスペクトル表現を送信するために、送信し放送される前に、バーク領域における基準信号のスペクトル密度を計算することが可能である。この場合には、基準信号を送信するのに必要な2進数の流量は、大幅に減らされ、上述の標本化周波数において標本化したステレオ信号に対して18kビット/秒の2倍で評価することができる。
【0061】
従って、本発明により提示される方法によって、基準信号を非常に遅い速度で送信することが可能となる。この送信は、遠隔通信ネットワークを通して、あるいは例えばディジタルテレビ信号を放送するという観点から直接に、あるいはDAB(デジタル音声方法)として知られるディジタル無線方法の種類のディジタル無線の放射である。この場合、周波数変換が放送基準信号と放送ディジタル音声信号とに与えられた後と、これらの信号のスペクトル密度が計算された後に、時間セグメント間で、内部相関関数の値の基礎距離が計算される。もしこの処理が少なくとも基準信号に関して行われ、基準信号を形成するために送信される必要があるデータを減らすために放射の実行がされれば、有利なことである。これは、今度は図6で図示されたように、受信し次第に距離Dが計算される処理を単純化し、これは、受信済みの放送基準信号のスペクトル密度を計算する必要が無くなるまで続き、このことは、図5の段階200a1を割愛することができることを意味している。
【0062】
今度は、図7から図10に移って、放送ディジタル信号の質を受信時に評価し、先に記載した処理の実行を可能にする手段として、本発明によって提示されるシステムのさらに詳細な説明がここで与えられる。
【0063】
一般的に言って、受信時に放送ディジタル信号の品質を評価するための本発明により提示されるシステムは、送信ネットワークに統合され、これを通して信号が放送される。明らかに、図面の明瞭さを保つために、送信ネットワーク自身に属する要素は、図7から図9に示されていない。
【0064】
しかし、本発明により提示される基準信号を生成し、放射装置の上流の放射端に位置し、図7から図8に参照番号1で示されるモジュールから成る。特に図7の参照番号Aから分かるように、ネットワークの放射ヘッドは、一般的なものであり、特にもし放送ディジタル信号がディジタルテレビ様の信号snでしかも制限的でなければ、MPEGの種類の符号化モジュールを備え、このモジュールは参照番号MCで示され、sncと表される符号化済みのディジタル音声信号を発する。
【0065】
図7から分かるように、受信時に放送ディジタル音声信号snの品質を評価するための、本発明により提示されるシステムは、またモジュール1も持っており、上述の基準信号の発生器であり、最初の信号から基準信号を生成し、最初の信号は本明細書の初めで述べられるディジタル音声信号である。
【0066】
同じ図1で図示されるように、受信時に評価をするシステムは、放射端において、モジュール1によって発せられる基準信号srefrを挿入するためのモジュール2を備え、これは、図7の参照番号MCにより示されるMPEG符号化モジュールによって発せされる符号化済みディジタル音声信号sncのディジタル・ストリームの中で基準信号を発生させる。基準信号srefrを符号化済みディジタル音声信号sncのディジタル・ストリームに挿入するモジュール2は、2進のフローが生成されるようにし従来からの放射手段によって放送することができ、これは図7に示されない。
【0067】
同じ図7に図示されるように、受信時に放送ディジタル音声信号の品質を評価するための、本発明により提示されるシステムは、基準信号を生成し、また、符号化済みディジタル音声信号sncを復号するモジュールを持ち、この復号モジュールは、MDECと表され、MPEG符号化プロトコルを用いて符号化されたディジタルテレビ信号に対してMPEG型の復号を行う。復号モジュールMDECは、再構成されたディジタル音声信号を発し、sn*と表される。
【0068】
図7に図示されるように、受信時に放送ディジタル音声信号の品質を評価するための、本発明により提示されるシステムは、有利なことに、符号化済みの放射信号の品質を演繹的に評価するための1aと示されるモジュールを持ち、この場合、明らかに演繹的に上記の符号化済み放射信号の品質の代表であるような、符号化済み放射信号の品質の代表的信号を発するために、評価モジュール1aは、再構成されたディジタル音声信号sn*と基準信号srefrとを演繹的に受信する。基準信号を生成するモジュール1と、演繹的に品質を実際に評価するモジュール1aとは、音声分析器を構成する。
【0069】
図8には、図7に示される基準信号生成モジュールの異なる実施形態が図示されており、さらに特化して、このモジュールは、ディジタルテレビ信号に対するMPEG符号化モジュールの下流で直接に動作する。この場合、全体のユニットは、図7で図示される実施形態に比較して単純化することができ、これは、図8に図示される装置は、図7を参照して上述した符号化済みディジタル音声信号sncに基づいて動作する。加えて、符号化済み放射信号の品質を演繹的に評価するためのモジュールは、システムを簡素化するために割愛することができる。これらの条件の下で、図8に図示された実施形態は、図7と合わせて説明したMPEG復号モジュールMDECを含み、このモジュールは、図7に図示したものと実質的に同じ方法の、再構成済みディジタル音声信号sn*を発する。この信号は、基準信号を発生する音声分析器の中のモジュール1によって、基準信号を挿入するのに使用されるモジュール2へ与えられる基準信号srefrを生成するのに使用され、上述のように、これは、符号化済みディジタル音声信号sncと、図7に関連して記載されたように、放送される2進フローを設定するために、そこに挿入され基準信号srefとを発する。
【0070】
本発明により提示され、図7と図8とに図示される装置を提供する目的のために、一方で、符号化済みディジタル音声信号sncと基準信号srefrとは、必須または、少なくともおおむね同期され、この同期は、符号化済みディジタル音声信号sncの2進ストリームの中に挿入され、かつ、上述した同期の可能性の範囲Pが本発明により提示される方法に従って定義されるのを認めるように、十分に正確な程度まで送信される。
【0071】
最後に、放送ディジタル音声信号の品質を受信時に評価する、本発明で提示されるシステムは、図9で図示されるように、送信ネットワークの受信点と放送ディジタル音声信号を送信するこの送信ネットワークの受信装置の下流の場所に、受信時に品質を評価するモジュールを持っている。
【0072】
さらに特化して、受信装置は、図9でsnrと表される、受信済みの符号化済みディジタル音声信号からなるディジタル・ストリームとsrefrと表される、受信済みの基準信号とを発する。
【0073】
従って、放送ディジタル音声信号の品質を評価するための、本発明により提示されるシステムは、上記の品質評価モジュールを構成する少なくとも一つのモジュールと、受信済みの符号化済みディジタル音声信号を復号するための予備モジュールとを持ち、この予備の復号モジュールMDECと表され、snr*と表される、受信済みの復号済み−符号化済みディジタル音声信号を発する。
【0074】
明らかに、もし放送ディジタル音声信号が、MPEG型の符号化済みのディジタルテレビ信号ならば、復号モジュールMDECは、snr*と表される、受信済みの復号済み−符号化済みディジタル音声信号を発するMPEG復号モジュールである。
【0075】
図9に図示される品質評価モジュールにも、また参照番号3で示されるモジュールがあり、受信済みの基準信号を抽出し、上記のディジタル・ストリームsnr,srefrを受信し、srefと表される制御基準信号を発する。加えて、放送ディジタル音声信号の送信品質を評価するためのモジュール4は、受信済みの符号化済みディジタル音声信号snr*と、制御基準信号srefrとを受信し、かつ、復号済み−符号化済みディジタル音声信号を制御基準信号から分離識別基準に基づいて、ディジタル音声信号の受信時に帰納的に品質値の代表的信号を発する。この信号は図9でQと表される。放送ディジタル音声信号の上記送信品質を評価するモジュール4は、もし評価しようとする符号化済みディジタル信号がディジタル音声信号であるなら、実際には音声分析器である。
【0076】
上記音声分析器4の、より詳細な説明は、図10を参照して、送信済みのディジタル信号が放送ディジタル音声信号である状況において行われる。この場合、図10に図示されるように、モジュール4は、制御基準信号のスペクトル密度を計算するためのモジュールを持ち、これは、制御基準信号のスペクトル密度の代表的信号を発し、このモジュールは参照番号40で示される。もし、放送によって送信されたディジタル信号がディジタル音声信号なら、計算モジュール40aはバークのスペクトル密度の計算に特化したモジュールであり、本発明により提示される方法の本明細書中に既述してある。
【0077】
同様に、モジュール4は、受信済みの復号−符号化済み信号snr*のスペクトル密度を計算するためのモジュール40bを持ち、これは、受信済みの復号−符号化済みディジタル信号snr*のスペクトル密度の代表的信号を発する。同様にして、もし、復号−符号化済みディジタル信号がディジタル信号snrであるなら、計算モジュール40bは、バークのスペクトル密度を計算することができるであろう。また、モジュール40aと40bの後に、ディジタル信号の品質を評価するためのモジュール41が続き、このモジュール41は、図10に図示したように、基準信号のスペクトル密度の代表的信号をスイッチ40cを介して受信する第1のスペクトル拡大モジュール410を持ち、この拡大モジュール410は、sd1と表される第1の計算済み距離信号を発する。第2のスペクトル拡大モジュール411が与えられ、これは、受信済みの復号−復号化済みディジタル信号のスペクトル密度の代表的信号を受信して、第2の計算済み距離信号sd2を発する。
【0078】
明らかに、正確な同期モジュール40dが第2のスペクトル拡大モジュール411と計算モジュールの出力との間で、切り換え部品40cと、ディジタル信号のスペクトル密度を計算するモジュール40bの出力とを介して、内部接続される。正確な同期モジュールは、スイッチ40cを適切な位置に切り換えて、そこに基準信号のスペクトル密度の代表的信号を与え、上記の2個の信号、つまり基準信号のスペクトル密度の代表的信号と、ディジタル信号のスペクトル密度の代表的信号との同期を、本発明により提示された方法の一部として図4を参照して説明されるものと似たやり方で行う。受信済みかつ同期化済みの復号−符号化済みディジタル信号が、第2のスペクトル拡大モジュール411に与えられる。
【0079】
最後に、モジュール41は、計算済みの第1および第2の信号sd1,sd2を受信する距離計算モジュール412を持ち、受信時の品質値の代表的信号を発し、この品質が後方のディジタル信号の品質である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明により提案される方法が、いかに実行されるかを図示した総観図である。
【図2】 (a)は、本発明により提案される方法を実行する際の特別な詳細について示しており、送信品質を別個にあるいは不連続に、リアルタイムで査定する図であり、(b)は、本発明により提案される方法を実行する際の特別な詳細について示しており、送信品質を実質的に連続的な方法で、リアルタイムで査定する図である。
【図3】 評価の対象である受信済みの放送ディジタル信号と、受信済みの放送基準信号との間の時間比率の具体例を図示したものであり、これらの2つの信号の間で連続的に計算される距離計算を可能にしている。
【図4】 受信済みの放送基準信号が、受信済みの放送ディジタル信号と正確に同期する手順を図示しており、例えば図3に図示されるように、この信号間で得られる時間比率を可能にしている。
【図5】 限定的では無いが、動作モードを示しており、ここにおいて、図1に図示される、受信済みの放送基準信号と受信済みの放送ディジタル信号の間の距離を計算する段階を組み込むことができる。
【図6】 図5で図示される動作モードの1変形例を示しており、それは、もし基準信号が、送信中に計算されるスペクトル密度信号であれば、実行されるものである。
【図7】 ディジタル信号を放送するための送信ネットワークにあり、送信端に位置し、第1実施形態と第2実施形態のそれぞれにおける、このディジタル信号の放送品質を受信時に評価するための装置を図示している。
【図8】 ディジタル信号を放送するための送信ネットワークにあり、送信端に位置し、第1実施形態と第2実施形態のそれぞれにおける、このディジタル信号の放送品質を受信時に評価するための装置を図示している。
【図9】 ディジタル信号を放送するための送信ネットワークにあり、送信端に位置し、このディジタル信号の放送品質を受信時に評価するための装置を図示している。
【図10】 図9から取った実行時の詳細を示している。
【符号の説明】
MC…MPEG符号化モジュール
MDEC…復号モジュール
1…基準信号生成モジュール
1a…品質評価モジュール
2…基準信号挿入モジュール
3…基準信号抽出モジュール
4…音声分析器
41…品質評価モジュール

Claims (16)

  1. 受信時に最初の信号から発せられた放送ディジタル信号の品質を評価する方法であって、
    発信時に
    −上記の最初の信号を代表する基準信号を生成し、
    −上記ディジタル信号と上記基準信号を一緒に放送し、
    受信時に
    −上記のディジタルと基準信号を具備する混成信号を、受信済みの放送基準信号として受信し、
    −受信済みの上記放送ディジタル信号と、受信済みの上記放送基準信号とを同期させ、
    −受信済みの上記放送ディジタル信号を、受信済みの上記放送基準信号から分離して、受信済みの上記放送ディジタル信号の時間セグメントを、対応する受信済みの上記放送基準信号の時間セグメントから分離して、基本距離を計算することによって一致点からの差分としての距離値を計算し、
    −上記距離値の基準に基づいて、受信時に上記ディジタル信号の品質値を割り当て
    上記の基準信号が挿入されている上記放送ディジタル信号を具備する混成信号を放送するために、上記の基準信号は上記ディジタル信号を生成するディジタル・ストリーム内に挿入される
    ことを特徴とする方法。
  2. 発信された放送ディジタル信号の品質の不連続評価をリアルタイムに実行するために、上記基準信号が生成される段階は、任意のディジタル信号のシークエンスを生成することにあり、上記の任意のディジタル信号のシークエンスも上記の最初の信号の一部を生成し、距離値を計算する上記の段階は、受信済みの上記放送ディジタル信号を、受信済みの上記放送基準信号から分離する、一致点からの差分として、受信済みの上記の放送ディジタル信号と上記の任意のシークエンスとの間に与えられることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 発信された放送ディジタル信号の品質の評価をリアルタイムに実行するために、上記の基準信号が生成される段階は、
    −上記の最初の信号を、個別の連続的な時間セグメントで標本化し、
    −ある連続的な時間セグメントを、上記基準信号を作る上記ディジタル信号と一緒に放送する
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 距離値を計算する上記の段階は、
    −受信済みの放送ディジタル信号の時間セグメントを、受信済みの放送基準信号の対応する時間セグメントから分離する基本距離を計算し、
    −全ての時間セグメントの基本距離の平均時間を計算する
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. ある連続的な時間セグメントを、上記基準信号を作る所与の数M個の連続的時間セグメントのうちの一つを基にして一緒に、定期的に放送するために、受信済みの上記放送ディジタル信号と上記基準信号との間の上記距離値は、次の式を証明し、
    Figure 0004122131
    この式において、
    Nは、連続的な時間セグメントの数を表し、
    Mは、1より大きい整数を表す
    ことを特徴とする請求項3記載の方法。
  6. 放送ディジタル信号の品質をリアルタイムに評価するために、上記の受信済みの放送ディジタル信号と上記の受信済みの放送基準信号が同期する可能性のある一定の時間範囲から、上記の受信済みの放送ディジタル信号と
    上記の受信済みの放送基準信号を同期させる上記段階は、
    −上記受信済みの放送ディジタル信号を、上記の受信済みの放送ディジタル信号と、上記の基準信号との間の同期の許容できる最大の効果的不確実さとに対応する最大時間値によってシフトされる連続的な時間セグメントへと、各時間範囲の間に、細分し、
    −受信済みの上記放送ディジタル信号と、上記基準信号との、シフト済みの各連続的時間セグメント間の距離を計算し、
    −上記基準信号によって計算された距離が最小になるような、上記受信済みの放送ディジタル信号の時間セグメントの種類を、同期値として維持する
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 上記の距離は、内部相関関数のユニット値へのずれであるか、または、シフト済みの各連続的時間セグメントと基準信号との間の、ディジタル音声信号の場合における感知的距離であることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 上記の最初の信号のある連続的時間セグメントから成る基準信号に対して、一定の時間値で、上記のシフト済みの連続的時間セグメントは、上記の一定の時間値に等しい時間値を持ち、上記の内部相関関数の値は、受信済みの放送ディジタル信号のシフト済み各連続的時間セグメントと、基準信号を構成する上記の最初の信号の上記のある連続的時間セグメントとの各々の間で計算されることを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 受信済みの上記放送ディジタル信号の少なくとも一つの時間セグメントに対して、上記の距離計算段階は、
    −受信済みの放送基準信号からと、受信済みの上記放送ディジタル信号からぞれぞれ、スペクトル密度信号を生成するために、受信済みの上記放送基準信号のスペクトル密度を計算し、
    −上記基準信号から拡大スペクトル密度信号と、受信済みの上記放送ディジタル信号から拡大スペクトル密度信号とをそれぞれ生成するために、各スペクトル密度信号に周波数拡大処理を与え、
    −受信済みの上記放送基準信号のスペクトル密度信号と、受信済みの上記放送ディジタル信号のスペクトル密度信号を、距離値を生成するために比較する
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  10. ディジタル音声信号により作られるディジタル信号に対して、上記の基準信号を生成する上記の段階は、
    −上記の最初の信号を、連続的な個別の時間セグメントによって標本化し、
    −標本化済みの各セグメントに対してスペクトル密度信号を生成するために、標
    本化済みの連続的な個別の各時間セグメントに対して、スペクトル密度を計算し、
    −上記基準信号を作るために、ディジタル音声信号と共に、標本化済みの各時間セグメントの上記スペクトル密度信号を放送し、それによって、上記基準信号を
    送信するのに必要なディジタル比率を減らすことのできる、
    ことを特徴とする請求項2記載の方法。
  11. 受信済みの上記放送基準信号の少なくとも一つの時間セグメントに対して、標本化済みの各セグメントの上記スペクトル密度信号によって
    実行される上記の距離計算段階は、
    −受信済みの上記放送ディジタル音声信号から、スペクトル密度信号を生成するために、受信済みの上記放送ディジタル音声信号のスペクトル密度を計算し、
    −上記基準信号から拡大スペクトル密度信号と、受信済みの放送ディジタル音声
    信号から拡大スペクトル密度信号とをそれぞれ生成するために、標本化済みの各時間セグメントの上記スペクトル密度信号によって作られる、受信済みの上記放送基準信号と、受信済みの上記放送ディジタル音声信号のスペクトル密度信号とに周波数拡大処理を与え、
    −受信済みの上記放送基準信号のスペクトル密度信号と、受信済みの上記放送ディジタル音声信号のスペクトル密度信号を、距離値を生成するために比較する
    ことを特徴とする請求項1あるいは10のいずれか一つに記載の方法。
  12. 放送ディジタル音声信号を発信するため装置の上流に、最初の信号を符号化して符号化済みディジタル信号を作る手段を含み、上記の最初の信号から発信された放送ディジタル音声信号を放送するための送信ネットワークの内部にあって、上記放送ディジタル音声信号の品質を受信時に評価するためのシステムであって、
    −上記の最初の信号から基準信号を生成する手段と、上記の符号化済みディジタル音声信号と上記の基準信号とを受信する手段と、
    −上記の放送ディジタル音声信号を生成することのできる、符号化済み発信信号を作るために、上記の基準信号を、上記の符号化済みディジタル信号のディジタル・ストリームの中に挿入する手段と
    を上流に少なくとも備えることを特徴とするシステム。
  13. さらに、
    −上記符号化済みディジタル信号を復号し、再構成されたディジタル信号を発する手段と、
    −符号化済み上記発信信号の品質を演繹的に評価する手段であり、上記の演繹的に評価する手段は、上記の再構成されたディジタル信号と上記の基準信号とを受信し、符号化済み上記発信信号の品質の代表的信号を発信する手段と
    を備えることを特徴とする請求項12記載の評価のシステム。
  14. 受信済みの符号化済みディジタル信号と受信済みの基準信号とによって作られるディジタル・ストリームを発信する、放送ディジタル信号を受信する装置を含み、最初の信号から発信された放送ディジタル音声信号を放送するための送信ネットワークの内部にあって、上記放送ディジタル信号の品質を受信時に評価するためのシステムであって、
    上記の放送ディジタル信号は、上記の最初の信号の代表的基準信号が挿入される符号化済みディジタル信号から作られ、
    上記システムは、上記の受信のための装置の下流に、少なくとも、
    −上記の受信済みの符号化済みディジタル信号を受信し、かつ、復号−符号化済みディジタル信号を発信する、上記の受信済みの符号化済みディジタル信号を復号するための予備手段と、
    −上記ディジタル・ストリームを受信し、かつ、制御基準信号を発信する、上記の受信済みの放送基準信号を抽出するための手段と、
    −上記の復号−符号化済みディジタル信号と上記の制御基準信号とを受信する、
    上記放送ディジタル信号の送信品質を評価するための手段であり、上記の復号−符号化済みディジタル信号を上記の制御基準信号から分離する、一致点からの差分としての距離値基準を与えることによって、受信時に帰納的に、上記のディジタル信号の品質値の代表的信号を配信するための手段と
    を備えることを特徴とするシステム。
  15. 上記の放送ディジタル信号の送信品質を評価するための上記手段は、少なくとも、
    −上記制御基準信号のスペクトル密度を計算し、上記制御基準信号のスペクトル密度の代表的信号を発信する手段と、
    −上記制御基準信号のスペクトル密度の上記代表的信号を受信し、第1の距離計算信号を発信する、第1のスペクトル拡大手段と、
    −上記の復号−符号化済みディジタル信号のスペクトル密度を計算し、上記の復号−符号化済みディジタル信号のスペクトル密度の代表的信号を発信する手段と、
    −上記の復号−符号化済みディジタル信号のスペクトル密度の上記代表的信号を受信し、第2の距離計算信号を発信する、第2のスペクトル拡大手段と、
    −第1および第2の距離計算信号を受信し、受信時に帰納的に、上記のディジタル音声信号の品質値の上記代表的信号を発信する距離計算手段と
    を備えることを特徴とする請求項14記載の評価するためのシステム。
  16. −基準信号から、前記基準信号を特徴付ける1組のパラメータを生成する段階と、
    −テスト・ポイントに送信する基準信号の符号化されたものを具備する送信ストリーム内に前記1組のパラメータを挿入する段階と、
    −送信ストリームからの前記1組のパラメータを前記テスト・ポイントで展開する段階と、
    −テスト信号から1組の対応パラメータを、前記テスト・ポイントで生成する段階と、
    −前記基準信号を表す1組のパラメータと前記テスト信号を表す1組のパラメータとを前記テスト・ポイントで同期させる段階と、
    −前記基準信号に関するテスト信号の劣化を表す画像品質レーティングを生成するために、2つの前記1組のパラメータを比較する段階と、
    を具備し、
    前記テスト信号は、前記送信ストリームに由来する基準信号の復号化されたものであること
    を特徴とする、基準信号に関するテスト・ディジタル信号の劣化をテスト・ポイントで測定するイン・サービス、リアルタイムの画像品質解析方法。
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