JP4132616B2 - リキッドタンクとその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用空気調和装置等に組み込まれるリキッドタンクとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両用空気調和装置は、冷凍サイクル中の余剰冷媒の貯留、気液分離あるいは水分、塵埃の除去等を行うためのリキッドタンクを有しているが、このリキッドタンクは、多数の部品が詰納されたエンジンルームに設置されるので、小型化、軽量化され、配管の短縮化、容易化されたものが好ましい。
【0003】
このようなリキッドタンクは、例えば、従来から使用されているリキッドタンク(例えば、実開平5-52665号公報等参照)を天地逆にセットし、タンク本体部を細身にすることにより使用することもできるが、このようにすると種々の問題が生じる。
【0004】
例えば、図16に示すように、従来のリキッドタンクは、タンク本体部1の中央にインナーパイプ2が設けられているので、細身のタンク本体部1に従来と同様の外径寸法をもった入口管3と出口管4を使用すると、両管がヘッド部5に取付ける場合に相互に干渉を起こす虞がある。
【0005】
このような干渉を回避しつつ入口管3とインナーパイプ2をヘッド部5に連通する場合には、一旦、ヘッド部5に冷媒入口部6と連通する横穴7と、この横穴7と連通する縦穴8とを開設した後に、前記横穴7を封止手段9により封止しなければならないことになり、結果的に加工工数の増大を来たすのみでなく、コスト的に不利となる。
【0006】
また、細身で逆さのリキッドタンクとすれば、インナーパイプ2からタンク本体部1に吐出された冷媒が乾燥剤充填部30を通る場合に、インナーパイプ2が挿通している分、冷媒流通面積が狭められ、この狭められた乾燥剤充填部30を冷媒が全量流通するので、通路抵抗が大きくなり、所定冷媒で高性能の車両用空気調和装置を得ることが難しくなる。
【0007】
最近提案された、いわゆる逆さリキッドタンクとしては、例えば、特開平9-14799号公報、特開平10-300285号公報等がある。
【0008】
特開平9-14799号公報には、タンク本体部内に上下室を形成しないように乾燥剤充填部を設け、この乾燥剤充填部を挿通しないようにインナーパイプを配し、コンデンサ側からの冷媒をインナーパイプによりタンク本体部の上方に導き、乾燥剤充填部に冷媒を接触させ、下部の出口の設けたフィルタにより冷媒を浄化してエバポレータ側に流すようにしたものが開示されている。
【0009】
また、特開平10-300285号公報には、タンク本体部内に上下室を形成しないように乾燥剤充填部を設け、コンデンサ側から流入してくる冷媒の流れを妨げるように設けられた分離筒体により冷媒をタンク本体部の上方に導き、乾燥剤充填部に冷媒を接触させ、前記分離筒体の下部に開設された出口に設けたフィルタにより冷媒を浄化してエバポレータ側に流すようにしたものが開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前者のリキッドタンクは、インナーパイプを有しており、しかもタンク本体部内を乾燥剤充填部により上下室に仕切っていないので、気液混合冷媒の液相と気相との分離が円滑に行われず、部品点数が増大し、加工工数も増え、コスト的にきわめて不利となる。
【0011】
後者のリキッドタンクも、タンク本体部内を乾燥剤充填部により上下室に仕切っていないので、気液分離性が十分でなく、しかも流通抵抗も大きくエバポレータ側に流す冷媒量が不十分となる虞がある。
【0012】
そこで、本発明者らは、小型化、省スペース化を図った、いわゆる逆さリキッドタンクを得るために、まず、インナーパイプを乾燥剤充填部の上部室にまで導かなければならないという固定観念を破棄し、インナーパイプの廃止を前提として鋭意研究した結果、乾燥剤充填部を改良することにより、リキッドタンク本来の機能を発揮しつつ、内部に溜まった液冷媒を円滑に出口管に導くことができる本発明を完成するに至った。
【0013】
本発明の目的は、上記課題に鑑み、インナーパイプの廃止による構成の簡素化とコストの低減と、乾燥剤充填部による流通抵抗の増大防止と、内部に貯溜された液冷媒の円滑な流出と、により空気調和性能の向上を図るようにしたリキッドタンクとその製造方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、下記する手段により達成される。
【0015】
(1) 底部を上に開口部を下にセットされた有底筒状のタンク本体部と、冷媒入口部及び冷媒出口部が設けられ前記開口部を閉塞するヘッド部と、前記タンク本体部内を上部室と下部室とに仕切るように設けられかつ前記冷媒入口部よりタンク本体部内に流入した冷媒中の水分を除去する乾燥剤が設けられた乾燥剤充填部とを有するリキッドタンクにおいて、前記乾燥剤充填部は、前記上部室内に貯留された液冷媒を下部室に導く連通路を有することを特徴とするリキッドタンク。
【0016】
(2) 前記連通路は、乾燥剤充填部の外周面とタンク本体部の内周面との間に形成したことを特徴とするリキッドタンク。
【0017】
(3) 前記乾燥剤充填部は、多数のペレット状乾燥剤を上下からフィルタを介して挟持する、多数の小孔が開設された上蓋部材と下蓋部材とを有し、当該上蓋部材と下蓋部材の外形を多角形状とすることにより、断面円筒状の前記タンク本体部の内周面との間に連通路を形成したことを特徴とするリキッドタンク。
【0018】
(4) 前記上蓋部材及び/又は下蓋部材は、中央部が中高形状となるように構成したことを特徴とするリキッドタンク。
【0019】
(5) 前記乾燥剤充填部は、上部室と下部室とを連通する均圧パイプを有することを特徴とするリキッドタンク。
【0020】
(6) 前記ヘッド部は、冷媒出口部に外部から挿脱自在のフィルタを有することを特徴とするリキッドタンク。
【0021】
(7) 前記フィルタは、冷媒出口部に流入する冷媒の圧力により変形しないような剛性のあるメッシュ状の有底筒状部材により構成したことを特徴とするリキッドタンク。
【0022】
(8) 前記ヘッド部は、冷媒入口部からタンク本体部内に向かって所定長突出されたガイドパイプを有することを特徴とするリキッドタンク。
【0023】
(9) 端部に開口部を有する有底筒状のタンク本体部と、冷媒入口部及び冷媒出口部が設けられ前記開口部を閉塞するヘッド部と、前記タンク本体部内を上部室と下部室とに仕切るように設けられかつ前記冷媒入口部よりタンク本体部内に流入した冷媒中の水分を除去する乾燥剤が設けられた乾燥剤充填部とを有するリキッドタンクを製造する方法において、
前記乾燥剤充填部の乾燥剤を支持する、多数の小孔が開設されかつ外形が多角形状とされた上蓋部材の角部と断面円筒状の前記タンク本体部の内周面が当接した状態で、当該上蓋部材を前記タンク本体部内の所定位置まで挿入し、
当該上蓋部材の内の少なくとも対向する2箇所を治具により半径方向外方に突出することにより上蓋部材をタンク本体部にかしめ固定し、
前記上蓋部材に密着するようにフィルタを挿入し、
前記乾燥剤を充填し、フィルタを挿入した後、外形が多角形状とされた下蓋部材を挿入し、前記上蓋部材と同様に前記タンク本体部にかしめ固定し、
前記開口部に前記ヘッド部を取付けるようにしたことを特徴とするリキッドタンクの製造方法。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0025】
図1は本発明の一実施形態を示す縦断面図、図2は図1の2−2線に沿う矢視底面図、図3は図1の3−3線に沿う断面図、図4は図1の要部を示す拡大断面図であり、図16に示す部材と共通する部材には同一符号を付している。
【0026】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態に係るリキッドタンク20は、図1に示すように、内部にインナーパイプを有していない細身の、いわゆる逆さリキッドタンクである。
【0027】
このリキッドタンク20は、有底筒状のタンク本体部1と、このタンク本体部1の開口部21を閉塞するヘッド部5とを有し、これら両者は、アルミニウム等のような軽量で比較的成形容易な材料からなり、MIG溶接などにより接合されている。
【0028】
このタンク本体部1は、従来のものに比し細い外径dとされ、前記開口部21から底部22まで直状とされているので、コンデンサの側部に取付ける場合も、省スペースで、取付けも容易となる。
【0029】
ヘッド部5には、図1,2に示すように、それぞれタンク本体部1の軸線と平行な軸線を有するストレートな冷媒入口部23と冷媒出口部部24が離間して設けられ、冷媒入口部23には入口管3が、冷媒出口部部24には出口管4がそれぞれ連設されている。
【0030】
本実施形態では、インナーパイプが設けられていないので、細い外径dのヘッド部5でも、入口管3と出口管4が相互に干渉を起こすことなく、冷媒入口部23と冷媒出口部部24に連設でき、これら冷媒入口部23及び冷媒出口部部24もストレートであるため、機械加工も容易となる。
【0031】
なお、入口管3は、コンデンサから流下してきた、概して気液混合冷媒をタンク本体部1内に流入させるものであり、出口管4は、ガス冷媒あるいはタンク本体部1の底部に貯留した液冷媒をエバポレータ側に導くものである。
【0032】
前記冷媒出口部部24には、脱着自在にストレーナ25が設けられている。前記インナーパイプを廃止すると、入口管3から出口管4に直接流入し、乾燥剤充填部30をバイパスするバイパス冷媒の流れが生じるので、前記冷媒出口部部24にストレーナ25を設け、これによりバイパス冷媒に含まれる塵埃等の異物を除去している。このストレーナ25は、冷媒の出口側に設けられているので、外周部に異物を堆積する構造となり、フィルタリング機能に優れ、また寿命も長いものとなる。
【0033】
前記タンク本体部1の中間部には、タンク本体部1内を上部室1uと下部室1dとに仕切る乾燥剤充填部30が設けられている。この乾燥剤充填部30は、図3,4に示すように、多数の小孔Oが開設された上蓋部材31u及び下蓋部材31dと、これら両蓋部材31u,31d間に充填された、例えば、シリカゲルや合成ゼオライトなどのペレット状をした乾燥剤32と、グラスウールあるいはフェルト等からなるフィルタ33u,33dとからなり、前記入口管3からの気液混合冷媒中に含まれる水分を乾燥剤32により吸着除去し、このフィルタ33u,33dは、乾燥剤38が振動により破砕されるのを防止する緩衝材しての機能を有している。
【0034】
フィルタ33u,33dは、上蓋部材31uの下面と、下蓋部材31dの上面にそれぞれ設けられているが、上蓋部材31uの下面に設けられフィルタ33uは、断面逆U字状の上蓋部材31u内に収納されている。上蓋部材31u及び下蓋部材31dは、タンク本体部1の内周面に固定されているが、この固定については後に詳述する。
【0035】
特に、本実施形態の乾燥剤充填部30は、インナーパイプを廃止したので、このパイプの断面積だけ流通面積が増大されることになり、しかも、外周に、前記上部室1u内の液冷媒を下部室1dに導く連通路34を有している。
【0036】
この連通路34は、図3,4に示すように、断面円筒形のタンク本体部1内に、角部が円弧とされた正八角形の上蓋部材31u及び下蓋部材31dを固定することによりタンク本体部1の内周面との間で生じる隙間により形成されている。
【0037】
具体的には、連通路34の通路面積は、10mm2以上であることが好ましいが、前記隙間の距離は、乾燥剤の粒径である1.4mm未満とすることが好ましい。
【0038】
このようにすれば、乾燥剤充填部30の外周に略均等な間隔で生じる隙間が上部室1uと下部室1dとを均圧化する連通路34となるので、上部室1u内の液冷媒は、円滑に連通路34に流れ、下部室1dに導くことができる。しかも、この液冷媒をタンク本体部1の内周面に沿って落下させることになるので、上昇する冷媒に邪魔されることなく円滑に下部室1dに流すことにもなる。
【0039】
ただし、この連通路34は、円筒形断面のタンク本体部1内に多角形の上蓋部材31uを内接させるのみでなく、図5に示すように、タンク本体部1の内周面に形成した凹溝34aであってもよく、図6に示すように、上蓋部材31u及び下蓋部材31dの外周面に形成した凹溝34bでもよいが、いずれにしても、上部室1u内に貯留された液冷媒を下部室1dに導くものであればよい。
【0040】
次に、前記実施の形態の作用を説明するが、まずリキッドタンクの製法を説明した後に、前記作用を説明する。
【0041】
図7はリキッドタンクの製法を工程順に示す概略縦断面図、図8は図7(b)の要部拡大断面図、図9は図8の9−9線に沿う概略説明図である。
【0042】
まず、図7(a)に示すように、タンク本体部1の開口部21を下に、底部22が上になるように支持し、この状態で、図7(b)に示すように、タンク本体部1内に上蓋部材31uをカシメ治具40により圧入する。この上蓋部材31uの停止位置は、上部室1uが所定容積となる位置である。
【0043】
この上蓋部材31uは、正八角形をしている円弧状角部が、断面円筒形のタンク本体部1の内周面に当接した状態で、圧入されるので、全周当接するものに比し摩擦抵抗が小さく、円滑に圧入できる。
【0044】
次に、上蓋部材31uの円弧状角部における側壁sの一部をカシメ治具40により外方に突出させ、タンク本体部1にカシメる。
【0045】
ここに、カシメ治具40は、上蓋部材31uの側壁sを外方に突出させるものであればどのようなものであってもよいが、一例を示せば、図8に示すように、径方向に摺動可能とされた4つのポンチ部材41a,41b,41c,41dを、図9に示すように、相互に90°の角度で配置し、背中合わせとなるポンチ部材41a,41bあるいは41c,41dをばね部材42により半径方向内方に引っ張り、これらポンチ部材41a〜dの中心に拡開部材43を設けたものである。
【0046】
このカシメ治具40は、拡開部材43の上端が円錐台状に形成されているので、当該拡開部材43を油圧などにより上昇すると、前記円錐台状の斜面43aが前記ばね部材42のばね力に抗して4つのポンチ部材41a〜dを同時に径方向外方に突出させ、これにより上蓋部材31uの側壁sが部分的にタンク本体部1に食い込み、カシメが行なわれる。
【0047】
このカシメ後は、前記拡開部材42を下降させることにより4つのポンチ部材41a〜dがばね部材42のばね力により同時に引っ込むので、拡開部材42と共にポンチ部材41a〜dを取り出すことができる。
【0048】
このカシメ固定後、図7(c)に示すように、フィルタ33uを入れ、粒状の乾燥剤32を上方から適量落下し、さらに別のフィルタ33dを入れ、下蓋部材31dを圧入する。この下蓋部材31dは、図7(d)に示すように、前記上蓋部材31uと同様にカシメ治具40によりカシメ固定する。これにより乾燥剤充填部30が形成される。
【0049】
そして、図7(e)に示すように、ヘッド部5を開口部21に載置した状態で、MIG溶接を施し、タンク本体部1に取付ける。
【0050】
最後に、図7(f)に示すように、冷媒入口部23に入口管3の端部を、冷媒出口部部24に出口管4の端部をそれぞれ取付ける。
【0051】
かかる製法によれば、上蓋部材31等をカシメ固定しているので、接着剤やビスによるねじ止めなどに比し、作業性が極めて向上し、量産に適し、コスト的に有利となる。
【0052】
次に、前記作用を説明する。
【0053】
このようにして形成されたリキッドタンク20を冷凍サイクルに組み込み、コンプレッサを作動すると、コンデンサで凝縮された気液混合の冷媒が入口管3およびヘッド部5の冷媒入口部23を介してタンク本体部1の下部室1d内に流入する。
【0054】
この気液混合冷媒は、非常に不安定な冷媒であり、わずかな圧力変動によっても状態変化を起こす傾向があり、また、流速によっても下部室1d内での挙動が異なる。
【0055】
つまり、入口管3から下部室1d内に流入した冷媒の内、流速の早い冷媒は、飽和ガスのまま出口管4に流入する、いわゆるバイパス冷媒となるが、この中でも一部の冷媒は、ここでの圧力変動によってある程度液化し、下部室1d内に溜まる。この流速の早い冷媒は、比較的多量となるので、エバポレータに流入する冷媒量も増え、空気調和性能は向上する。
【0056】
また、流速の遅い冷媒は、乾燥剤充填部30内を通り、含有する水分が乾燥剤32により吸着除去されつつ上部室1u内に流れ、この乾燥剤充填部30を通るときの圧力変動により凝縮され液化し、上部室1u内に貯留される。
【0057】
この場合、本実施形態の乾燥剤充填部30は、インナーパイプを廃止することにより冷媒の流通面積が増大しているので、細身のタンク本体部1であっても前記冷媒は、比較的流通抵抗の影響を受けることなく、円滑に上部室1uに流入することになる。
【0058】
この上部室1uに貯留される冷媒量は、液面の水頭圧と入口管3からの入力圧力がバランスする量だけであるが、本実施形態では、乾燥剤充填部30の外周に連通路34が形成されているので、上部室1uと下部室1dとは均圧化され、液冷媒が連通路34を通り、下部室1dに流下する。
【0059】
この結果、本実施形態では、冷媒が必要な状態であるにもかかわらず、上部室1uに液冷媒が滞留し、落下しないという事態が生じることはないので、リキッドタンク内の液冷媒を必要に応じてエバポレータ側に流入させ、所定の空気調和性能を発揮することができる。特に、インナーパイプにより冷媒を積極的に上部室1uに導かなくても上部室1uにはある程度液冷媒は溜まるので、リキッドタンク本来の機能である冷凍サイクル内の循環冷媒量の調整もできる。
【0060】
(実施の形態2)
図10は本発明の第2の実施形態を示す縦断面図である。
【0061】
前記実施の形態1の冷媒入口部23は、ヘッド部5に単にストレートな開口を設けたものであるが、図10に示すように、この冷媒入口部23に該冷媒入口部23から乾燥剤充填部30の下面近傍まで突出されたガイドパイプ50を設けてもよい。
【0062】
このようにすれば、下部室1dに貯留された液冷媒に邪魔されることなく気液混合冷媒を下部室1dに流入させることができる。また、副次的ではあるが、乾燥剤充填部30の近傍で動圧がある冷媒の一部も乾燥剤充填部30を通って上部室1uに流すこともでき、浄化された冷媒の増大を図ることができる。
【0063】
(実施の形態3)
図11は本発明の第3の実施形態を示す縦断面図である。
【0064】
前記実施の形態では、乾燥剤充填部30の上蓋部材31uや下蓋部材31dは、単なる平板であるが、図11に示すように、上蓋部材31uを中高状のものとしてもよい。なお、乾燥剤充填部30内にも液冷媒が存在することもあるので、図中一点鎖線で示すように下蓋部材31dも中高状としてもよく、いずれか一方であってもよい。ここにおいても、図中一点鎖線で示すように前記ガイドパイプ50を設けてもよい。
【0065】
ここに、「中高状」とは、単に断面三角形状のもののみでなく、断面円弧状あるいは台状など、種々の形状を含むものである。
【0066】
このようにすれば、上部室1uに溜まった液冷媒が、中高状の上蓋部材31u等により乾燥剤充填部30の外周に設けられた連通路34に導かれ、より円滑に液冷媒を下部室1dに導きやすいものにすることができる。
【0067】
(実施の形態4)
図12は本発明の第4の実施形態を示す縦断面図である。
【0068】
前記実施の形態の乾燥剤充填部30は、上蓋部材31uと下蓋部材31dの間に乾燥剤32とフィルタ33u,33dが設けられたものであるが、図12に示すように、当該乾燥剤充填部30を貫通する均圧パイプ51を設けてもよい。
【0069】
このようにすれば、乾燥剤充填部30における流通抵抗をさらに低減し、上部室1uと下部室1dとの均圧化を促進でき、下部室1dからの気液混合冷媒を上部室1uに導き、また、液冷媒をより円滑に下部室1dに流下させることができる。なお、ここにおいても、前記ガイドパイプ50を、図上一点鎖線で示すように設けてもよいことはいうまでもない。
【0070】
【実験例】
以下、本発明と実験例と比較して説明する。
【0071】
リキッドタンクは、1.5mmの肉厚のアルミニウム板によりタンク本体部1を構成し、上部室1uと下部室1dが3:1の容積比となるように、長さ50〜60mmの乾燥剤充填部30で仕切ったものであるが、実験に使用したものは、下記の2種類である。
【0072】
1つは、図13に示すような、インナーパイプ2が設けられた逆さリキッドタンクであって、乾燥剤充填部30の外周には連通路34がないもの(以下、A)であり、他のものは、本発明に係る図1に示すリキッドタンク(以下、B)である。
【0073】
実験は、冷凍サイクル中を循環する冷媒は、代替冷媒を使用し、車両が100km/h走行時に相当する回転数でコンプレッサを回転して冷凍サイクルを運転した。この運転は、冷凍サイクル中の冷媒封入量を250g〜850gまで50gづつ変化させて行った。そして、このときの、前記A,Bの各リキッドタンクにおける上部室1uと下部室1dの冷媒貯溜状態を可視化して調べる一方、エバポレータの吹出し温度とサブクール量を測定し、前記可視化実験と比較した。
【0074】
まず、リキッドタンクAに関しては、封入量300gまでは下部室1dすら白濁しなかった。ここに、「白濁」とは、貯溜した液冷媒が泡立つ状態であり、気液混合状態になっていることをいい、ガス冷媒のみでなく、液冷媒も存在しているので、リキッドタンクが本来の機能である余剰冷媒の貯留や、気液分離機能を発揮し得る状態である。
【0075】
そして、350gで下部室1dが白濁を開始し、500gで上部室1uも下部室1dも白濁し、600gで下部室1dが液相となり、800gで上部室1uも下部室1dも全体が液相となった。
【0076】
このリキッドタンクAを使用している場合の冷凍サイクルのサブクール量は、図14に示すように、500gで2℃のサブクールが取れ、エバポレータの吹出し温度は、図15に示すように、400gで7℃となった。このサブクール量は前記可視化実験と略一致した。
【0077】
これに対しリキッドタンクBは、封入量300gまでは下部室1dすら白濁しなかったが、350gで下部室1dが白濁を開始し、450gで上部室1uの下部が液相となり、冷媒封入量の増加と共に液相の量が増え、750gで上部室1uも下部室1dも全体が液相となった。
【0078】
このリキッドタンクBを使用している場合の冷凍サイクルのサブクール量は、図14に示すように、450gで2℃のサブクールが取れ、エバポレータの吹出し温度は、図15に示すように、350gで7℃となった。このサブクール量も前記可視化実験と略一致した。
【0079】
このような比較実験から明らかなように、本発明に係る逆さリキッドタンクBと、インナーパイプを有し乾燥剤充填部30の外周に連通路34がないリキッドタンクAと比較すれば、本発明のものは、サブクールが少量の冷媒で取れ出し、同量の冷媒封入量でもエバポレータの吹出し温度が低温となり、空気調和性能の向上を図ることができることが判明した。
【0080】
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて種々変形することができる。例えば、上述した実施形態は、連通路34を上蓋部材31uと下蓋部材31dに形成しているが、本発明はこれのみでなく、上蓋部材31uと下蓋部材31dのいずれか一方のみに連通路34を形成してもよい。また、上蓋部材31uと下蓋部材31dの形状は、正八角形のみでなく、正多角形あるいは種種の形状を選択することができる。
【0081】
【発明の効果】
本発明によれば、請求項毎に次のような効果を奏する。
【0082】
請求項1に記載の発明によれば、インナーパイプを廃止し、乾燥剤充填部に、上部室内に貯留された液冷媒を下部室に導く連通路を形成したので、リキッドタンクの構成が簡素化し、乾燥剤充填部による流通抵抗の増大も防止でき、内部に貯溜された液冷媒の円滑な流出により空気調和性能の向上を図ることができ、しかもコストの低減も達成できる。
【0083】
請求項2に記載の発明によれば、前記連通路を乾燥剤充填部の外周に形成したしたので、上昇ガス冷媒により戻されることなく円滑に下部室に流下させることができる。
【0084】
請求項3に記載の発明によれば、乾燥剤を多角形状の上蓋部材と下蓋部材により挟持し、タンク本体部の内周面との間に連通路を形成したので、乾燥剤充填部の成形作業性が向上する。
【0085】
請求項4に記載の発明によれば、上蓋部材や下蓋部材を中高形状としたので、上部室での液冷媒が連通路に流れ易く、空気調和性能の向上に寄与する。
【0086】
請求項5に記載の発明によれば、乾燥剤充填部に、上部室と下部室とを連通する連通管を設けたので、上部室と下部室の均圧化が促進され、液冷媒が連通路に流れ易く、空気調和性能の向上に寄与する。
【0087】
請求項6,7に記載の発明によれば、ヘッド部の冷媒出口部に外部から挿脱自在とした所定のフィルタを設けたので、フィルタ自体の寿命が長くなり、しかもフィルタの交換が容易にできる。
【0088】
請求項8に記載の発明によれば、ヘッド部に、冷媒入口部から所定長突出したガイドパイプを設けたので、下部室内の液冷媒に邪魔されることなく、タンク本体部内に冷媒を供給できる。
【0089】
請求項9に記載の発明方法によれば、上蓋部材等をカシメ固定しているので、接着剤やビスによるねじ止めなどに比し、作業性が極めて向上し、量産に適し、コスト的に有利となる。しかも、タンク本体部2内には一方向から各部材を落とし込むので、作業性がよく、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す縦断面図である。
【図2】 図1の底面図である。
【図3】 図1の3−3線に沿う断面図である。
【図4】 図1の要部を示す拡大断面図である。
【図5】 連通路の変形例を示す概略図である。
【図6】 連通路の変形例を示す概略図である。
【図7】 リキッドタンクの製法を工程順に示す概略縦断面図である。
【図8】 図7(c)の要部拡大断面図である。
【図9】 図8の9−9線に沿う概略説明図である。
【図10】 本発明の第2の実施形態を示す縦断面図である。
【図11】 本発明の第3の実施形態を示す縦断面図である。
【図12】 本発明の第4の実施形態を示す縦断面図である。
【図13】 実験例として使用するリキッドタンクの断面図である。
【図14】 本発明と実験例と比較した実験結果を示す図である。
【図15】 本発明と実験例と比較した実験結果を示す図である。
【図16】 従来のリキッドタンクの断面図である。
【符号の説明】
1…タンク本体部、
1u…上部室、
1d…下部室、
3…入口管、
4…出口管、
5…ヘッド部、
20…リキッドタンク、
21…開口部、
22…底部、
23…冷媒入口部、
24…冷媒出口部部、
25…フィルタ、
30…乾燥剤充填部、
31u…上蓋部材、
31d…下蓋部材、
32…乾燥剤、
34…連通路、
40…治具、
50…ガイドパイプ、
51…均圧パイプ、
O…小孔。

Claims (9)

  1. 底部(22)を上に開口部(21)を下にセットされた有底筒状のタンク本体部(1)と、冷媒入口部(23)及び冷媒出口部(24)が設けられ前記開口部(21)を閉塞するヘッド部(5)と、前記タンク本体部(1)内を上部室(1u)と下部室(1d)とに仕切るように設けられかつ前記冷媒入口部(23)よりタンク本体部(1)内に流入した冷媒中の水分を除去する乾燥剤(32)が設けられた乾燥剤充填部(30)とを有するリキッドタンクにおいて、
    前記乾燥剤充填部(30)は、前記上部室(1u)内に貯留された液冷媒を下部室(1d)に導く連通路(34)を有することを特徴とするリキッドタンク。
  2. 前記連通路(34)は、前記乾燥剤充填部(30)の外周面と前記タンク本体部(1)の内周面との間に形成したことを特徴とする請求項1に記載のリキッドタンク。
  3. 前記乾燥剤充填部(30)は、多数のペレット状乾燥剤(32)を上下からフィルタ(33u、33d)を介して挟持する、多数の小孔(O)が開設された上蓋部材(31u)と下蓋部材(31d)とを有し、当該上蓋部材(31u)と下蓋部材(31d)の外形を多角形状とすることにより、断面円筒状の前記タンク本体部(1)の内周面との間に前記連通路(34)を形成したことを特徴とする請求項2に記載のリキッドタンク。
  4. 前記上蓋部材(31u)及び/又は下蓋部材(31d)は、中央部が中高形状となるように構成したことを特徴とする請求項3に記載のリキッドタンク。
  5. 前記乾燥剤充填部(30)は、前記上部室(1u)と下部室(1d)とを連通する均圧パイプ(50)を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のリキッドタンク。
  6. 前記ヘッド部(5)は、前記冷媒出口部(24)に外部から挿脱自在のフィルタ(25)を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のリキッドタンク。
  7. 前記フィルタ(25)は、前記冷媒出口部(24)に流入する冷媒の圧力により変形しないような剛性のあるメッシュ状の有底筒状部材により構成したことを特徴とする請求項6に記載のリキッドタンク。
  8. 前記ヘッド部(5)は、前記冷媒入口部(23)からタンク本体部内に向かって所定長突出されたガイドパイプ(50)を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のリキッドタンク。
  9. 端部に開口部(21)を有する有底筒状のタンク本体部(1)と、冷媒入口部(23)及び冷媒出口部(24)が設けられ前記開口部(21)を閉塞するヘッド部(5)と、前記タンク本体部(1)内を上部室(1u)と下部室(1d)とに仕切るように設けられかつ前記冷媒入口部(23)よりタンク本体部(1)内に流入した冷媒中の水分を除去する乾燥剤(32)が設けられた乾燥剤充填部(30)とを有するリキッドタンクを製造する方法において、
    前記乾燥剤充填部(30)の乾燥剤(32)を支持する、多数の小孔(O)が開設されかつ外形が多角形状とされた上蓋部材(31u)の角部と断面円筒状の前記タンク本体部(1)の内周面が当接した状態で、当該上蓋部材(31u)を前記タンク本体部内の所定位置まで挿入し、
    当該上蓋部材(31u)の内の少なくとも対向する2箇所を治具(40)により半径方向外方に突出することにより上蓋部材(31u)をタンク本体部にかしめ固定し、
    前記上蓋部材(31u)に密着するようにフィルタ(33u)を挿入し、
    前記乾燥剤(32)を充填し、フィルタ(33d)を挿入した後、外形が多角形状とされた下蓋部材(31d)を挿入し、前記上蓋部材(31u)と同様に前記タンク本体部(1)にかしめ固定し、
    前記開口部(21)に前記ヘッド部(5)を取付けるようにしたことを特徴とするリキッドタンクの製造方法。
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