JP4133741B2 - 作業機 - Google Patents
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Description
前記耕耘カバーは、ロータリ耕耘部の上方を覆う主カバーと、ロータリ耕耘部の後方を覆う後部カバーとを備え、後部カバーの下端側に圃場を整地する整地部が設けられている。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑みて、延長整地部が土壌からの押圧力により突き上げられて回動しても不使用姿勢とはならない作業機を提供することを目的とする。
前記延長整地部を不使用姿勢から延長姿勢へと回動する方向に常に付勢する付勢手段と、延長整地部を延長姿勢から不使用姿勢へと姿勢変更させるように遠隔操作するケーブルと、このケーブルの移動を規制して延長整地部を折畳み位置に保持させる保持手段とを備えていることを特徴とする。
また、延長整地部の回動中心廻りに回動自在な回動部材を備え、この回動部材に、ケーブルの一端側が連結されると共に延長整地部側に備えたケーブル係合部に接当する押動部材と、ケーブルを延長整地部の回動中心廻りにガイドするケーブルガイドとを備え、ケーブルを引っ張って回動部材を回動させて押動部材によってケーブル係合部を押圧することにより、延長整地部を延長姿勢から不使用姿勢へと回動させるように構成するのがよい。
また、延長姿勢から不使用姿勢へと姿勢変更させるように遠隔操作するケーブルと、このケーブルの移動を規制して延長整地部を折畳み位置に保持させる保持手段とを備えていることにより、作業機が、例えば、トラクタの後方に装着されるものであれば、オペレータがトラクタの運転席に乗ったまま、延長整地部を延長姿勢と不使用姿勢とに遠隔操作により姿勢変更可能とすることができる。
また、ロータリ耕耘部の後方を覆う後部カバーの下端側に整地部が設けられ、後部カバーの下端側の側部には、切欠き部が形成されていると共に該切欠き部を塞ぐ閉鎖カバーが着脱自在に設けられ、この閉鎖カバーに延長整地部を支持することにより、閉鎖カバーを取り外す際に延長整地部も一緒に取り外せ、至便である。
また、延長整地部の回動中心廻りに回動自在な回動部材を備え、この回動部材に、ケーブルの一端側が連結されると共に延長整地部側に備えたケーブル係合部に接当する押動部材と、ケーブルを延長整地部の回動中心廻りにガイドするケーブルガイドとを備え、ケーブルを引っ張って回動部材を回動させて押動部材によってケーブル係合部を押圧することにより、延長整地部を延長姿勢から不使用姿勢へと回動させるように構成することにより、ケーブルの損傷を防止することができると共に、延長整地部が延長姿勢から整地部の上方側に重ね合わされるように回動中心廻りに反転した不使用姿勢に姿勢変更できる。
図2において、1はトラクタの後部に三点リンク機構を介して昇降自在に装着されるロータリ耕耘機(作業機)である。
このロータリ耕耘機1は、中央のギヤケースから左右にサポートアーム2を突設し、一方のサポートアーム2の左右方向外端側に伝動ケース3の上部を固定すると共に、他方のサポートアーム2の左右方向外端側にサイドフレームの上部を固定して門型に主構成された機枠4を有する。
また、機枠4の左右各サポートアーム2にはロワーリンク取付ブラケット7が固定され、このロワーリンク取付ブラケット7の前端側に連結ピンを介してロワーリンクの後端側が連結される。
また、機枠4の下部には、伝動ケース3とサイドフレームとの下部間に左右方向の軸心廻りに回動自在に支持された爪軸8と、この爪軸8に取り付けられた多数の耕耘爪9とを有するロータリ耕耘部10が設けられている。
また、機枠4には、ロータリ耕耘部10を覆う耕耘カバー12が支持されている。
この耕耘カバー12は、ロータリ耕耘部10の上方側を覆う主カバー13と、ロータリ耕耘部10の後方側を覆う後部カバー14と、ロータリ耕耘部10の上部の左右両側を覆う前後一対の側部カバー15F,15Rとを備えている。
また、主カバー13の後部上面側と、後部カバー14の背面側の上下中途部とに亘って弾下ロッド17が設けられ、この弾下ロッド17に套嵌される弾下用のコイルバネによって、後部カバー14がロータリ耕耘部10側に向けて付勢されるように構成されている。
後部カバー14は、ロータリ耕耘部10の後方を覆う主要部14aと、後部カバー14の下端側に位置していて圃場に接地して該圃場を整地する整地部14bとを有する。
また、閉鎖カバー19は、後部カバー14の主体側と一体形成されていてもよい。
左右各閉鎖カバー19の下端部の背面側には、パイプ材等からなる差込み部材20が左右方向に設けられ、この差込み部材20の左右方向内方側は、小径に形成されて差込み部20aとされていると共に閉鎖カバー19から左右方向内方に突出している。
一方、後部カバー14の主体側の整地部14b下端側は、図9aに示すように、背面側に円弧状に折り返されると共に端部が背面側に重合固定されており、この折返し部分21の左右両側に、前記閉鎖カバー19の差込み部材20の差込み部20aが差し込まれる筒部材からなる被差込み部材22が挿入されて固定されている。
前記構成のものにあっては、差込み部20aを被差込み部材22に差し込んでから、レバー24を起こした状態で引掛け部材26をフック部材25に引っ掛けた後、レバー24を倒すことにより、閉鎖カバー19が後部カバー14の主体側に対して着脱自在に取り付けられている。
この延長整地部27は、図6(a)に示すように整地部14bから左右方向外側方に突出する延長姿勢と、この延長姿勢から図6(b)に示すように整地部14bの上方側に重ね合わされるように位置する不使用姿勢とに姿勢変更可能(開閉可能)とされている。
本実施の形態では、前記閉鎖カバー19に延長整地部27が取り付けられており、延長整地部27は閉鎖カバー19と共に、後部カバー14の主体側から取り外される。
前記揺動ブラケット29は、延長整地部27の背面に固定された固定壁29bと、この固定壁29bの上下両端部から後方側側に延設された後、左右方向内方側に延設された上下一対のアーム部29aとを備え、前記一対のアーム部29aの後部側の左右方向内方側が前記一対の固定ブラケット28の対向方向内側に夫々配置されており、一対の固定ブラケット28及び一対のアーム部29aを貫通する支軸30によって揺動ブラケット29が固定ブラケット28に回動自在に支持されており、これによって延長整地部27が支軸30廻りに回動自在とされて姿勢変更自在とされている。
この回動部材31には、支軸30に套嵌された筒部材32の一端側が固定され、この筒部材32の他端側は他方のアーム部29a(上側のアーム部29a)の対向方向内側近傍に位置していると共に、該筒部材32の内部に支軸30が貫通された支持壁33が設けられ、これによって、回動部材31の位置決めが図られていると共に回動部材31及び筒部材32が支軸30に軸心廻りに回動自在に支持されている。
この押動部材37は、ピン等から構成されていて、上下に突出状となるように回動部材31を貫通して該回動部材31に固定されており、この押動部材37の上側突出部分にはボーデンケーブル38(プルケーブル)のインナーケーブル39の一端側が連結部材42を介して押動部材37の軸心廻りに相対回動自在に連結されており、押動部材37の下側突出部分は揺動ブラケット29のアーム部29a下部側の左右方向内方側に接当している。
また、回動部材31の上側の面(アーム部29aの対向側の面)には、前記支軸30を中心とする略円弧状に形成されていてインナーケーブル39をガイドするケーブルガイド44が設けられている。
前記揺動ブラケット29の、押動部材37が接当する部位がインナーケーブル39の一端側が係合するケーブル係合部45とされている。
なお、ケーブルガイド44は、前記構成のものに限定されることはなく、1本又は複数本のピンによってガイドするようにしてもよい。
また、延長姿勢において、整地部14bの左右方向外端部に延長整地部27の左右方向内端部が接当することにより延長整地部27を不使用姿勢から延長姿勢へと回動させる方向の回動動作が規制されるように構成されていると共に、延長姿勢において、回動部材31が閉鎖カバー19に固定状に設けられたストッパ46に接当することにより、回動部材31の、不使用姿勢から延長姿勢へと回動させる方向の回動動作が規制されるように構成されている。
前記トップマスト5は、板材からなる左右一対の構成部材5aで構成されており、前記操作レバー47はトップマスト5の各構成部材5aの対向方向内側(左右方向内方側)に配置されている。
トップマスト5の上下方向中途部には、左右方向の軸心を有する枢軸48が左右の構成部材5a間に亘って設けられており、この枢軸48に前記各操作レバー47の下部側前部が軸心廻りに回動自在で且つ軸心方向に移動不能に支持されていると共に各操作レバー47は左右方向に撓むように可撓性を有し、操作レバー47は回動支持部分を支点として左右に揺動可能とされている。
また、トップマスト5の各構成部材5aには、各操作レバー47の下方側に位置するケーブルステー51が後方側に突出状に固定され、このケーブルステー51の後端側に、左右同じ側に位置するボーデンケーブル38のアウターケーブル40が取付機構43を介して長さ方向位置調整自在に取り付けられている。
また、操作レバー47の接当部50は、延長整地部27が延長姿勢にあるときにおいて、ケーブルステー51の上面側に接当して、該操作レバー47の回動規制がなされるようになっている。
また、トップマスト5の各構成部材5aの背面側には、左右各操作レバー47を、図2に仮想線で示す、延長整地部27を不使用姿勢に操作した位置にロックするロック部材52(保持手段)が設けられている。
延長整地部27が不使用姿勢にあるときにおいて、図12に実線で示すと共に図14に示すように、操作レバー47を、固定板部52aの左右方向内端側下部(ロック片52b基部側近傍)の前側に接当させることにより、操作レバー47の下方への揺動を規制することができる。
なお、操作レバー47はトップマスト5を構成する構成部材5aの内側に位置しているので、該構成部材5aによって、操作レバー47の左右方向外方側への揺動も規制されている。
また、この操作レバー47のロック状態から図11及び図12に仮想線Bで示すように、操作レバー47を若干前方側に揺動させて操作レバー47をロック片52bの左右方向外側方から前方側に位置ズレさせると共に操作レバー47を左右方向内方側に揺動させるように撓ませることにより、操作レバー47がロック部材52から外れ、該操作レバー47を下方に揺動操作することができる。
前記操作レバー47は、ロータリ耕耘機1を上昇させることにより、トラクタの運転席から操作可能とされていて、延長整地がトラクタの運転席上から遠隔操作可能とされている。
本発明は前記実施の形態に限定されることはなく、種種設計変更可能である。
また、本実施の形態では、作業機としてサイドドライブ式のロータリ耕耘機を例示したが、センタードライブ式のロータリ耕耘機又はその他の作業機であってもよい。
14 後部カバー
14b 整地部
18 切欠き部
19 閉鎖カバー
27 延長整地部
31 回動部材
34 付勢手段
37 押動部材
39 インナーケーブル
44 ケーブルガイド
45 ケーブル係合部
52 ロック部材(保持手段)
Claims (4)
- 圃場を整地する整地部(14b)と、この整地部(14b)から左右方向外側方に延出する延長整地部(27)とを備え、この延長整地部(27)は、前記整地部(14b)から左右方向外側方に延出する延長姿勢から前記整地部(14b)の上方側に重ね合わされる不使用姿勢に姿勢変更可能となるように回動自在とされている作業機において、
前記延長整地部(27)を不使用姿勢から延長姿勢へと回動する方向に常に付勢する付勢手段(34)と、前記延長整地部(27)を延長姿勢から不使用姿勢へと姿勢変更させるように遠隔操作するケーブル(39)と、このケーブル(39)の移動を規制して前記延長整地部(27)を折畳み位置に保持させる保持手段(52)とを備えており、
前記ケーブル(39)が前記延長整地部(27)を延長姿勢から不使用姿勢へと姿勢変更させるときに前記ケーブル(39)を前記延長整地部(27)の回動中心廻り略円弧状にガイドするべく、前記ケーブル(39)を巻き掛けた略円弧状のケーブルガイド(44)を備えていることを特徴とする作業機。 - 前記整地部(14b)に対して前記延長整地部(27)を回動自在に支持する支軸(30)に回動部材(31)を回動自在に設け、この回動部材(31)に前記ケーブルガイド(44)を設けていることを特徴とする請求項1に記載の作業機。
- 前記回動部材(31)に前記ケーブル(39)の一端側に備えた押動部材(37)を連結し、この押動部材(37)を前記延長整地部(27)側に備えたケーブル係合部(45)に接当させ、前記ケーブル(39)の他端側を引っ張ることにより前記回動部材(31)を回動しながら前記延長整地部(27)を不使用姿勢へと回動させるように構成し、これら押動部材(37)とケーブル係合部(45)とは、前記延長整地部(27)が接地面側からの外力によって不使用姿勢側に回動する際には離反するように接離自在とされていることを特徴とする請求項2に記載の作業機。
- ロータリ耕耘部(10)の後方を覆う後部カバー(14)の下端側に前記整地部(14b)が設けられ、前記後部カバー(14)の下端側の側部には、切欠き部(18)が形成されていると共にこの切欠き部(18)を塞ぐ閉鎖カバー(19)が着脱自在に設けられ、この閉鎖カバー(19)に固定ブラケット(28)が固定され、この固定ブラケット(28)に前記延長整地部(27)に設けた揺動ブラケット(29)が支持されると共に前記ケーブル(39)のアウターケーブル(40)が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業機。
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