JP4133741B2 - 作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、ロータリ耕耘機等の整地機能を有する作業機に関するものである。
従来、整地機能を有する作業機としてロータリ耕耘機があり、該ロータリ耕耘機は、トラクタの後部に3点リンク機構を介して昇降自在に装着される機枠と、この機枠の下部に左右方向の軸心廻りに回転自在に設けられた爪軸に多数の耕耘爪を取り付けてなるロータリ耕耘部と、このロータリ耕耘部を覆う耕耘カバーとを備えている。
前記耕耘カバーは、ロータリ耕耘部の上方を覆う主カバーと、ロータリ耕耘部の後方を覆う後部カバーとを備え、後部カバーの下端側に圃場を整地する整地部が設けられている。
前記耕耘カバーとして、後部カバーの整地部から左右方向外側方に突出する延長整地部を備えると共に、この延長整地部が、整地部から左右方向外側方に突出する延長姿勢から整地部の上方に重ね合わされるように位置する不使用姿勢に姿勢変更可能となるように回動自在とされているものがあり、この種のロータリ耕耘機にあっては、延長整地部と整地部とに亘る引張コイルバネを備えており、この引張コイルバネは、延長姿勢では、延長整地部を不使用姿勢側から延長姿勢側へと回動させる方向に付勢し、不使用姿勢では、延長整地部を延長姿勢側から不使用姿勢側へと回動させる方向に付勢するように付勢力が切り替わるように設けられており、これによって、延長整地部を延長姿勢と不使用姿勢とに姿勢保持できるように構成されている(特許文献1等参照)。
特開平5−207801号公報 実公昭62−19125号公報 実公昭60−18001号公報
前記従来のロータリ耕耘機にあっては、引張コイルバネの付勢力が切り換わることにより延長整地部が延長姿勢と不使用姿勢とに姿勢保持されるように構成されているので、耕耘中において、延長整地部が土壌からの押圧力により突き上げられて回動して不使用姿勢となる惧れがある。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑みて、延長整地部が土壌からの押圧力により突き上げられて回動しても不使用姿勢とはならない作業機を提供することを目的とする。
本発明が前記目的を達成するために講じた技術的手段は、圃場を整地する整地部と、この整地部から左右方向外側方に延出する延長整地部とを備え、延長整地部は、整地部から左右方向外側方に延出する延長姿勢から整地部の上方側に位置する不使用姿勢に姿勢変更可能となるように回動自在とされている作業機において、
前記延長整地部を不使用姿勢から延長姿勢へと回動する方向に常に付勢する付勢手段と、延長整地部を延長姿勢から不使用姿勢へと姿勢変更させるように遠隔操作するケーブルと、このケーブルの移動を規制して延長整地部を折畳み位置に保持させる保持手段とを備えていることを特徴とする。
また、ケーブルの一端側に備えた押動部材を延長整地部側に備えたケーブル係合部に接当させ、ケーブルの他端側を引っ張ることにより延長整地部を不使用姿勢へと回動させるように構成し、これら押動部材とケーブル係合部とは、延長整地部が接地面側からの外力によって不使用姿勢側に回動する際には離反するように接離自在とされているのがよい。 また、ロータリ耕耘部の後方を覆う後部カバーの下端側に整地部が設けられ、後部カバーの下端側の側部には、切欠き部が形成されていると共に該切欠き部を塞ぐ閉鎖カバーが着脱自在に設けられ、この閉鎖カバーに延長整地部が支持されているのがよい。
また、延長整地部が延長姿勢から整地部の上方側に重ね合わされるように回動中心廻りに反転して不使用姿勢とされるように、ケーブルをガイドするケーブルガイドを設けるのがよい。
また、延長整地部の回動中心廻りに回動自在な回動部材を備え、この回動部材に、ケーブルの一端側が連結されると共に延長整地部側に備えたケーブル係合部に接当する押動部材と、ケーブルを延長整地部の回動中心廻りにガイドするケーブルガイドとを備え、ケーブルを引っ張って回動部材を回動させて押動部材によってケーブル係合部を押圧することにより、延長整地部を延長姿勢から不使用姿勢へと回動させるように構成するのがよい。
付勢手段は捩りコイルバネによって構成され、該捩りコイルバネを延長整地部の回動中心となる支軸に套嵌するのがよい。
本発明によれば、延長整地部を不使用姿勢から延長姿勢に回動する方向に常に付勢する付勢手段を備えているので、延長整地部が土壌からの押圧力により突き上げられて回動しても不使用姿勢とはならない。
また、延長姿勢から不使用姿勢へと姿勢変更させるように遠隔操作するケーブルと、このケーブルの移動を規制して延長整地部を折畳み位置に保持させる保持手段とを備えていることにより、作業機が、例えば、トラクタの後方に装着されるものであれば、オペレータがトラクタの運転席に乗ったまま、延長整地部を延長姿勢と不使用姿勢とに遠隔操作により姿勢変更可能とすることができる。
また、ケーブルの一端側に備えた押動部材を延長整地部側に備えたケーブル係合部に接当させ、ケーブルの他端側を引っ張ることにより延長整地部を不使用姿勢へと回動させるように構成し、これら押動部材とケーブル係合部とは、延長整地部が接地面側からの外力によって不使用姿勢側に回動する際には離反するように接離自在とれていることにより、延長整地部が地面側からの外力によって押圧されて回動しても、ケーブルは押し引きされることはなく、該ケーブルの損傷を防止することができる。
また、ロータリ耕耘部の後方を覆う後部カバーの下端側に整地部が設けられ、後部カバーの下端側の側部には、切欠き部が形成されていると共に該切欠き部を塞ぐ閉鎖カバーが着脱自在に設けられ、この閉鎖カバーに延長整地部を支持することにより、閉鎖カバーを取り外す際に延長整地部も一緒に取り外せ、至便である。
また、ケーブルをガイドするケーブルガイドを設けることにより、延長整地部が延長姿勢から整地部の上方側に重ね合わされるように回動中心廻りに反転した不使用姿勢に姿勢変更できる。
また、延長整地部の回動中心廻りに回動自在な回動部材を備え、この回動部材に、ケーブルの一端側が連結されると共に延長整地部側に備えたケーブル係合部に接当する押動部材と、ケーブルを延長整地部の回動中心廻りにガイドするケーブルガイドとを備え、ケーブルを引っ張って回動部材を回動させて押動部材によってケーブル係合部を押圧することにより、延長整地部を延長姿勢から不使用姿勢へと回動させるように構成することにより、ケーブルの損傷を防止することができると共に、延長整地部が延長姿勢から整地部の上方側に重ね合わされるように回動中心廻りに反転した不使用姿勢に姿勢変更できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図2において、1はトラクタの後部に三点リンク機構を介して昇降自在に装着されるロータリ耕耘機(作業機)である。
このロータリ耕耘機1は、中央のギヤケースから左右にサポートアーム2を突設し、一方のサポートアーム2の左右方向外端側に伝動ケース3の上部を固定すると共に、他方のサポートアーム2の左右方向外端側にサイドフレームの上部を固定して門型に主構成された機枠4を有する。
この機枠4のギヤケースにはトップマスト5が上方突出状に固定され、このトップマスト5にはトップリンク取付ブラケット6が設けられ、このトップリンク取付ブラケット6の前端側にトップリンクの後端側が連結される。
また、機枠4の左右各サポートアーム2にはロワーリンク取付ブラケット7が固定され、このロワーリンク取付ブラケット7の前端側に連結ピンを介してロワーリンクの後端側が連結される。
また、機枠4の下部には、伝動ケース3とサイドフレームとの下部間に左右方向の軸心廻りに回動自在に支持された爪軸8と、この爪軸8に取り付けられた多数の耕耘爪9とを有するロータリ耕耘部10が設けられている。
なお、トラクタのPTO軸からPIC軸11を介してギヤケースに入力された動力は、ギヤケース内の動力伝達機構、サポートアーム2内の伝動軸、伝動ケース3内の動力伝達機構を経て爪軸8に伝達されて該爪軸8が、例えば、矢示A方向に回転駆動されるように構成されている。
また、機枠4には、ロータリ耕耘部10を覆う耕耘カバー12が支持されている。
この耕耘カバー12は、ロータリ耕耘部10の上方側を覆う主カバー13と、ロータリ耕耘部10の後方側を覆う後部カバー14と、ロータリ耕耘部10の上部の左右両側を覆う前後一対の側部カバー15F,15Rとを備えている。
後部カバー14は、その上端側が主カバー13の後端側に支軸16を介して左右方向の軸心廻りに回動自在に支持されている。
また、主カバー13の後部上面側と、後部カバー14の背面側の上下中途部とに亘って弾下ロッド17が設けられ、この弾下ロッド17に套嵌される弾下用のコイルバネによって、後部カバー14がロータリ耕耘部10側に向けて付勢されるように構成されている。
後部カバー14は、ロータリ耕耘部10の後方を覆う主要部14aと、後部カバー14の下端側に位置していて圃場に接地して該圃場を整地する整地部14bとを有する。
図3に示すように、本実施の形態にあっては、後部カバー14の下端側の左右両側には、主要部14aの下端側の左右両側部から整地部14bの左右両端側に亘って切り欠かれた、左右方向外方及び下方に開放状の切欠き部18が設けられていると共に、この切欠き部18を塞ぐ着脱自在な閉鎖カバー19を有し、本実施の形態では、後部カバー14は、切欠き部18を有する主体側と、閉鎖カバー19とから構成されており、前記閉鎖カバー19は、後部カバー14の主要部14aの下端側左右方向外端側の一部及び整地部14bの左右方向外端側の一部を構成している。
なお、前記閉鎖カバー19は、ロータリ耕耘機1に培土器等を取り付けるときに取り外される。
また、閉鎖カバー19は、後部カバー14の主体側と一体形成されていてもよい。
左右各閉鎖カバー19の下端部の背面側には、パイプ材等からなる差込み部材20が左右方向に設けられ、この差込み部材20の左右方向内方側は、小径に形成されて差込み部20aとされていると共に閉鎖カバー19から左右方向内方に突出している。
一方、後部カバー14の主体側の整地部14b下端側は、図9aに示すように、背面側に円弧状に折り返されると共に端部が背面側に重合固定されており、この折返し部分21の左右両側に、前記閉鎖カバー19の差込み部材20の差込み部20aが差し込まれる筒部材からなる被差込み部材22が挿入されて固定されている。
また、図3及び図9(b)に示すように、閉鎖カバー19の背面上部にはブラケット23が固定され、このブラケット23には、レバー24が左右方向の軸心廻りに回動自在に取り付けられ、このレバー24には、後部カバー14の主体側に設けられたフック部材25に引っ掛けられるバネ材からなる引掛け部材26が設けられている。
前記構成のものにあっては、差込み部20aを被差込み部材22に差し込んでから、レバー24を起こした状態で引掛け部材26をフック部材25に引っ掛けた後、レバー24を倒すことにより、閉鎖カバー19が後部カバー14の主体側に対して着脱自在に取り付けられている。
図1〜図7に示すように、後部カバー14の下端側の左右両側には、整地部14bから左右方向外側方に突出して該整地部14bと共に圃場を整地する延長整地部27が設けられている。
この延長整地部27は、図6(a)に示すように整地部14bから左右方向外側方に突出する延長姿勢と、この延長姿勢から図6(b)に示すように整地部14bの上方側に重ね合わされるように位置する不使用姿勢とに姿勢変更可能(開閉可能)とされている。
本実施の形態では、前記閉鎖カバー19に延長整地部27が取り付けられており、延長整地部27は閉鎖カバー19と共に、後部カバー14の主体側から取り外される。
閉鎖カバー19の下部側背面には該閉鎖カバー19に固定された上下一対の固定ブラケット28が設けられ、延長整地部27の背面側には揺動ブラケット29が固定され、この揺動ブラケット29は支軸30を介して前記固定ブラケット28に回動自在に支持されており、前記支軸30廻りに揺動ブラケット29を回動させることで、延長整地部27が支軸30廻りに略180°反転して該延長整地部27が延長姿勢と不使用姿勢とに姿勢変更自在とされている。
前記揺動ブラケット29は、延長整地部27の背面に固定された固定壁29bと、この固定壁29bの上下両端部から後方側側に延設された後、左右方向内方側に延設された上下一対のアーム部29aとを備え、前記一対のアーム部29aの後部側の左右方向内方側が前記一対の固定ブラケット28の対向方向内側に夫々配置されており、一対の固定ブラケット28及び一対のアーム部29aを貫通する支軸30によって揺動ブラケット29が固定ブラケット28に回動自在に支持されており、これによって延長整地部27が支軸30廻りに回動自在とされて姿勢変更自在とされている。
前記揺動ブラケット29の一方のアーム部29a(下側のアーム部29a)の対向方向内側には回動部材31が配置されており、この回動部材31には前記支軸30が挿通されている。
この回動部材31には、支軸30に套嵌された筒部材32の一端側が固定され、この筒部材32の他端側は他方のアーム部29a(上側のアーム部29a)の対向方向内側近傍に位置していると共に、該筒部材32の内部に支軸30が貫通された支持壁33が設けられ、これによって、回動部材31の位置決めが図られていると共に回動部材31及び筒部材32が支軸30に軸心廻りに回動自在に支持されている。
前記筒部材32(支軸30)には、捩りコイルバネ等からなる付勢手段34が套嵌されており、この捩りコイルバネ34の一端側は、上側のアーム部29aに設けられたバネ掛け孔35に挿通されて掛止され、捩りコイルバネ34の他端側は、下側の固定ブラケット28に設けられたバネ掛け部36に掛止されており、この捩りコイルバネ34の付勢力によって、延長整地部27が、該延長整地部27を不使用姿勢から延長姿勢に回動させる方向(開方向)に常時付勢されており、これによって、延長整地部27が地面側からの外力(反力)によって押圧されて回動しても、該延長整地部27が不使用姿勢とはならないように構成されている。
また、前記回動部材31には、延長整地部27が延長姿勢にあるときに、揺動ブラケット29のアーム部29aの左右方向内方側に接当する押動部材37が設けられている。
この押動部材37は、ピン等から構成されていて、上下に突出状となるように回動部材31を貫通して該回動部材31に固定されており、この押動部材37の上側突出部分にはボーデンケーブル38(プルケーブル)のインナーケーブル39の一端側が連結部材42を介して押動部材37の軸心廻りに相対回動自在に連結されており、押動部材37の下側突出部分は揺動ブラケット29のアーム部29a下部側の左右方向内方側に接当している。
また、下側の固定ブラケット28には、ボーデンケーブル38のアウターケーブル40の一端側を取り付けるアウター取付部41が設けられており、このアウター取付部41にアウターケーブル40が取付機構43を介して長さ方向位置調整自在に取り付けられている。
また、回動部材31の上側の面(アーム部29aの対向側の面)には、前記支軸30を中心とする略円弧状に形成されていてインナーケーブル39をガイドするケーブルガイド44が設けられている。
前記構成のものにあっては、延長整地部27が延長姿勢にあるときにあっては、インナーケーブル39が略円弧状のケーブルガイド44に巻き掛けられていて、この状態からインナーケーブル39を引っ張ると、インナーケーブル39の一端側に連結された押動部材37が揺動ブラケット29を押圧しながら回動部材31が支軸30廻りに回動して揺動ブラケット29を支軸30廻りに回動させ、延長整地部27を不使用姿勢へと回動させる延長整地部27を閉じる。
前記揺動ブラケット29の、押動部材37が接当する部位がインナーケーブル39の一端側が係合するケーブル係合部45とされている。
ところで、インナーケーブル39によって揺動ブラケット29を直線的に引っ張って延長整地部27を不使用姿勢へと回動させるように構成すると、揺動ブラケット29(延長整地部27)を180°反転をさせることができないが、本実施の形態にあっては、支軸30(揺動ブラケット29及び延長整地部27の回動中心)を中心とする円弧状のケーブルガイド44を備えた回動部材31を設けていることにより、インナーケーブル39を引っ張って揺動ブラケット29(延長整地部27)を回動させる際において、インナーケーブル39は直線的に引っ張られるのではなく、支軸30を中心とする円弧線上を移動するように引っ張られることで押動部材37の引張方向が変化し、これによって、延長整地部27を略180°反転させることができるのである。
また、延長整地部27の不使用姿勢において、インナーケーブル39の前記引張力を解除すると、付勢手段の付勢力によって、延長整地部27が延長姿勢へと姿勢変更される。
なお、ケーブルガイド44は、前記構成のものに限定されることはなく、1本又は複数本のピンによってガイドするようにしてもよい。
また、延長姿勢において、整地部14bの左右方向外端部に延長整地部27の左右方向内端部が接当することにより延長整地部27を不使用姿勢から延長姿勢へと回動させる方向の回動動作が規制されるように構成されていると共に、延長姿勢において、回動部材31が閉鎖カバー19に固定状に設けられたストッパ46に接当することにより、回動部材31の、不使用姿勢から延長姿勢へと回動させる方向の回動動作が規制されるように構成されている。
また、前記構成において、インナーケーブル39の一端側を揺動ブラケット29に連結(直結)しても延長整地部27の反転操作を行うことは可能であるが、インナーケーブル39の一端側を揺動ブラケット29に連結していると、耕耘中に、土壌からの外力(反力)によって延長整地部27が押圧されて回動したときに、インナーケーブル39が押し引きされることとなり、インナーケーブル39が損傷する惧れがあるが、本実施の形態では、インナーケーブル39の一端側が揺動ブラケット29(延長整地部27側)に連結されていなく、揺動ブラケット29とは分離されている押動部材37に連結されていて(揺動ブラケット29等の延長整地部27側に対して非連結状態とされていて)、インナーケーブル39の一端側が揺動ブラケット29(延長整地部27側)に対して接離自在とされているので、図7に示すように、延長整地部27が地面からの外力(反力)によって押圧されて回動しても、インナーケーブル39は押し引きされることはなく、インナーケーブル39の損傷を防止できる。
図2及び図10〜図14に示すように、トップマスト5には、延長整地部27を遠隔操作する操作レバー47が、左右の各延長整地部27に対応して左右一対設けられている。
前記トップマスト5は、板材からなる左右一対の構成部材5aで構成されており、前記操作レバー47はトップマスト5の各構成部材5aの対向方向内側(左右方向内方側)に配置されている。
トップマスト5の上下方向中途部には、左右方向の軸心を有する枢軸48が左右の構成部材5a間に亘って設けられており、この枢軸48に前記各操作レバー47の下部側前部が軸心廻りに回動自在で且つ軸心方向に移動不能に支持されていると共に各操作レバー47は左右方向に撓むように可撓性を有し、操作レバー47は回動支持部分を支点として左右に揺動可能とされている。
左右各操作レバー47の下部側後部には、上部側に左右同じ側に位置するボーデンケーブル38のインナーケーブル39を連結するケーブル連結部49が設けられ、下部側に接当部50が設けられている。
また、トップマスト5の各構成部材5aには、各操作レバー47の下方側に位置するケーブルステー51が後方側に突出状に固定され、このケーブルステー51の後端側に、左右同じ側に位置するボーデンケーブル38のアウターケーブル40が取付機構43を介して長さ方向位置調整自在に取り付けられている。
そして、操作レバー47を、図2に実線で示す位置から仮想線で示す位置に揺動させる(引き起こす)ことにより、インナーケーブル39が引っ張られて延長整地部27が延長姿勢から不使用姿勢へと姿勢変更操作されるように構成されている。
また、操作レバー47の接当部50は、延長整地部27が延長姿勢にあるときにおいて、ケーブルステー51の上面側に接当して、該操作レバー47の回動規制がなされるようになっている。
また、トップマスト5の各構成部材5aの背面側には、左右各操作レバー47を、図2に仮想線で示す、延長整地部27を不使用姿勢に操作した位置にロックするロック部材52(保持手段)が設けられている。
このロック部材52は、トップマスト5の構成部材5aの背面側に固定される固定板部52aと、この固定板部52aの左右方向内端側の下部から後方に延設されたロック片52bとを有する。
延長整地部27が不使用姿勢にあるときにおいて、図12に実線で示すと共に図14に示すように、操作レバー47を、固定板部52aの左右方向内端側下部(ロック片52b基部側近傍)の前側に接当させることにより、操作レバー47の下方への揺動を規制することができる。
また、この状態において、操作レバー47を、ロック片52bの左右方向外方側に位置させることにより、ロック片52bにより操作レバー47が左右方向内方側に揺動するのが規制され、操作レバー47のロック部材52からの外れ止めが図られている。
なお、操作レバー47はトップマスト5を構成する構成部材5aの内側に位置しているので、該構成部材5aによって、操作レバー47の左右方向外方側への揺動も規制されている。
また、この操作レバー47のロック状態から図11及び図12に仮想線Bで示すように、操作レバー47を若干前方側に揺動させて操作レバー47をロック片52bの左右方向外側方から前方側に位置ズレさせると共に操作レバー47を左右方向内方側に揺動させるように撓ませることにより、操作レバー47がロック部材52から外れ、該操作レバー47を下方に揺動操作することができる。
なお、操作レバー47を、延長整地部27を不使用姿勢に操作した位置にロックする場合は、前記の逆の操作を行う。
前記操作レバー47は、ロータリ耕耘機1を上昇させることにより、トラクタの運転席から操作可能とされていて、延長整地がトラクタの運転席上から遠隔操作可能とされている。
本発明は前記実施の形態に限定されることはなく、種種設計変更可能である。
また、本実施の形態では、作業機としてサイドドライブ式のロータリ耕耘機を例示したが、センタードライブ式のロータリ耕耘機又はその他の作業機であってもよい。
延長整地部の取付部分を下側から見た図である。 ロータリ耕耘機の側面図である。 耕耘カバーの側部下部を背面側から見た図である。 延長整地部の取付部分の背面拡大図である。 延長整地部の取付部分の側面図である。 延長整地部の姿勢変更状態を示す図であり、(a)は延長姿勢を示し、(b)は不使用姿勢を示す。 延長整地部が地面からの外力によって回動した状態を示す図である。 回動部材、筒部材、押動部材、ケーブルガイドを示す図である。 後部カバーの下部及び閉鎖カバーの側面図である。 ロータリ耕耘機の簡略背面図である。 操作レバー取付部分の側面図である。 操作レバーのロック部分の側面図である。 延長整地部の操作機構の背面概略構成図である。 操作レバーのロック部分を背面側から見た図である。
符号の説明
10 ロータリ耕耘部
14 後部カバー
14b 整地部
18 切欠き部
19 閉鎖カバー
27 延長整地部
31 回動部材
34 付勢手段
37 押動部材
39 インナーケーブル
44 ケーブルガイド
45 ケーブル係合部
52 ロック部材(保持手段)

Claims (4)

  1. 圃場を整地する整地部(14b)と、この整地部(14b)から左右方向外側方に延出する延長整地部(27)とを備え、この延長整地部(27)は、前記整地部(14b)から左右方向外側方に延出する延長姿勢から前記整地部(14b)の上方側に重ね合わされる不使用姿勢に姿勢変更可能となるように回動自在とされている作業機において、
    前記延長整地部(27)を不使用姿勢から延長姿勢へと回動する方向に常に付勢する付勢手段(34)と、前記延長整地部(27)を延長姿勢から不使用姿勢へと姿勢変更させるように遠隔操作するケーブル(39)と、このケーブル(39)の移動を規制して前記延長整地部(27)を折畳み位置に保持させる保持手段(52)とを備えており、
    前記ケーブル(39)が前記延長整地部(27)を延長姿勢から不使用姿勢へと姿勢変更させるときに前記ケーブル(39)を前記延長整地部(27)の回動中心廻り略円弧状にガイドするべく、前記ケーブル(39)を巻き掛けた略円弧状のケーブルガイド(44)を備えていることを特徴とする作業機。
  2. 前記整地部(14b)に対して前記延長整地部(27)を回動自在に支持する支軸(30)に回動部材(31)を回動自在に設け、この回動部材(31)に前記ケーブルガイド(44)を設けていることを特徴とする請求項1に記載の作業機。
  3. 前記回動部材(31)に前記ケーブル(39)の一端側に備えた押動部材(37)を連結し、この押動部材(37)を前記延長整地部(27)側に備えたケーブル係合部(45)に接当させ、前記ケーブル(39)の他端側を引っ張ることにより前記回動部材(31)を回動しながら前記延長整地部(27)を不使用姿勢へと回動させるように構成し、これら押動部材(37)とケーブル係合部(45)とは、前記延長整地部(27)が接地面側からの外力によって不使用姿勢側に回動する際には離反するように接離自在とされていることを特徴とする請求項2に記載の作業機。
  4. ロータリ耕耘部(10)の後方を覆う後部カバー(14)の下端側に前記整地部(14b)が設けられ、前記後部カバー(14)の下端側の側部には、切欠き部(18)が形成されていると共にこの切欠き部(18)を塞ぐ閉鎖カバー(19)が着脱自在に設けられ、この閉鎖カバー(19)に固定ブラケット(28)が固定され、この固定ブラケット(28)に前記延長整地部(27)に設けた揺動ブラケット(29)が支持されると共に前記ケーブル(39)のアウターケーブル(40)が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業機。
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