JP4137728B2 - ブリッジ装置、及び該装置のブリッジ処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のネットワークをレイヤ2レベルで接続するブリッジ装置、及び該装置のブリッジ処理方法に関し、なかでも特にネットワーク上のループを検出し、また、このようなループを論理的に切断する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
ブリッジ装置とは、複数のネットワークをレイヤ2レベルで接続する装置のことである。ブリッジ装置を用いて拡張したネットワークにおいて、工事ミスなどによりネットワーク上にループができた場合、フレームが延々とネットワーク上を廻り続け、正常な通信が行えなくなる。この問題を解決するための従来技術として、スパニング・ツリー・プロトコルがある(例えば、非特許文献1参照。)。
【0003】
スパニング・ツリー・プロトコルは、ブリッジ装置同士がBPDU(Bridge Protocol Data Unit)というフレームを定期的に交換し合い、ネットワーク上のループを監視し、万一、ループを検出した場合には、ループの原因となっているポートをブロッキング状態(フレームを中継しない状態)に遷移させることにより、論理的にループのない状態を維持し続けるものである。
【0004】
【非特許文献1】
IEEE(アメリカ電子電気技術者学会)802.1D
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年、通信サービス事業者が、地理的に分散した複数のネットワークをレイヤ2レベルで透過的に接続するサービスを提供している。特に、イーサネット・フレームを転送するサービスのことを広域イーサネット・サービスと呼ぶ。
【0006】
このような通信サービスを提供するためのプラットフォームとして、通信サービス事業者は自営の広域ネットワークを使用する。その際、その中では、スパニング・ツリー・プロトコルを使用することができない。
【0007】
なぜなら、スパニング・ツリー・プロトコルを使用すると、顧客トラフィックに含まれるスパニング・ツリー・プロトコルのBPDUのフレームを通信サービス事業者内のブリッジ装置が処理してしまい、すべてのフレームをレイヤ2レベルで透過するという本来のサービスが提供できなくなるからである。
【0008】
したがって、通信サービス事業者内の各ブリッジ装置には、スパニング・ツリー・プロトコルの機能を停止しておくこと、また、顧客トラフィックに含まれるBPDUを通常のデータ・フレームと同じように中継することが要求される。
このように、近年のネットワーク環境では、必ずしもスパニング・ツリー・プロトコルが使えるわけではない。その場合、工事ミスなどによりネットワーク上に生じるループに対して極めて弱いシステムであることが問題である。
【0009】
本発明は、この問題を解決するためになされたものである。すなわち、本発明の目的は、スパニング・ツリー・プロトコルを使用せずに、ネットワーク上のループを検出し、また、このループ検出時に、ポートをブロッキング状態に遷移させることにより、ネットワーク上に生じたループを論理的に切断する機能を持つブリッジ装置及びその処理方法を提供するところにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
無限周回するループのあるネットワークでは、従来のブリッジ装置では、そのブリッジ装置内のアドレス学習テーブルにおいて、アドレス学習エントリのポート遷移が多発する。
【0011】
本発明では、逆に、ブリッジ装置において、アドレス学習テーブルにおけるアドレス学習エントリのポート遷移の発生頻度をポート毎に監視することで、ループの検出を行い、検出したポートをブロッキング状態(フレームを中継しない状態)に遷移させ、ネットワーク上に生じたループを論理的に切断し、ネットワークのダウンを回避する。このようにして、スパニング・ツリー・プロトコルを使うことなしに、ブリッジにおいてループの検出および論理的な切断を行う。
【0012】
具体的には、本発明によるループ検出および切断機能を持つブリッジ装置は、アドレス学習テーブルにおけるアドレス学習エントリのポート遷移の発生を検出するための第1ステップと、この発生回数をポート毎に記録するためのカウンタテーブルと、前記第1ステップでアドレス学習エントリのポート遷移を検出した際の遷移する前のポートと遷移した後のポートの双方について、前記カウンタテーブルのカウンタ値を1ずつ加算する第2ステップと、前記カウンタテーブルを常時監視し、あらかじめ指定された閾値に達した場合に、ネットワーク上にループがあると認識し、そのポートをブロッキング状態に遷移させる第3ステップと、前記カウンタテーブル内のカウンタ値を定期的にリセットするための第4ステップと、前記第3ステップによりポートをブロッキング状態に遷移させた場合、その内容を、コンソールメッセージ、SYSLOGパケット、SNMPトラップパケットを使って管理者に報告する第5ステップと、ブロッキング状態に移行したポートを管理者のオペレーションにより復帰させるためのコマンドと、ブロッキング状態に遷移させたポートについて、前記カウンタテーブル内のカウンタ値の一定期間内の増加量が、あらかじめ設定された上限値に達しなくなったことを確認した場合に、ループが取り除かれたものと判断し、自動的にポートのブロッキング状態を解除し復帰させる第6ステップを具備することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面を用いながら説明する。
【0014】
図1および図2は、本発明によるループ検出および切断機能を持つブリッジの動作を説明するためのネットワーク構成図である。図中のブリッジ20が、本発明のブリッジに該当する。図1はループのない正常なネットワーク構成を示し、図2は、図1のネットワーク構成において工事ミスが発生しループのある異常なネットワークに移った状態を示している。
【0015】
まず、図1のネットワーク構成を説明する。パソコンが2台ずつ接続されたネットワークが4つ存在し、各ネットワーク(11a、11b、11c、11d)がブリッジ装置20に接続されている。この例では、VLAN(VirtualLocal Area Network)技術を使用し、ブリッジ装置20は、ネットワーク11aとネットワーク11bをレイヤ2レベルで接続し、また、ネットワーク11cとネットワーク11dもレイヤ2レベルで接続している。
【0016】
すなわち、ネットワーク11aとネットワーク11bがレイヤ2レベルでグループ化されたVLAN13aと、ネットワーク11cとネットワーク11dがレイヤ2レベルでグループ化されたVLAN13bが存在し、VLAN13aとVLAN13b間のレイヤ2レベルでの通信は遮断されている。つまり、パソコン10a、パソコン10b、パソコン10c、パソコン10d間の相互通信が可能であり、同様に、パソコン10e、パソコン10f、パソコン10g、パソコン10h間の相互通信が可能である。
【0017】
図2は、図1のネットワーク構成において、工事ミスによりリンク(短絡経路)14が出現し、ネットワークにループが発生した状態を示している。この場合、ブリッジ装置20がポート12aとポート12b間のフレーム中継を続けてしまうと、フレームがネットワーク上をループ(無限周回)し続け、VLAN13a内での正常な通信が行えない状態に陥り、また、ブリッジ装置20内ではアドレス学習エントリのポート遷移が多発し過負荷状態となり、フレーム中継パフォーマンスの低下につながり、ループが生じているVLAN13aとは無関係のVLAN13bの通信にも悪影響を与える。
【0018】
図3は、本発明によるループ検出および切断機能を持つブリッジ装置20の機能ブロック図である。比較のために、従来型のブリッジ装置200の機能ブロック図を図4に示す。図3と図4を比較してわかるように、本発明のために新しく追加した機能ブロックは、アドレス学習テーブル監視部31、カウンタテーブル32、ループ検出/切断部33、カウンタリセット部34、自動復帰制御部35、切り替えスイッチ36である。
【0019】
ポート12a〜ポート12dは、ブリッジ装置とネットワークとの接続点であり、フレームを送受信するためのインタフェースである。アドレス学習処理部21は、それぞれのポート(12a、12b、12c、12d)からフレームを受信したときに動作し、アドレス学習テーブル22に、受信フレームの送信元アドレスと受信ポートの情報を記録する。
【0020】
例えば、図1において、パソコン10aがフレームを送信すると、ブリッジ20は、ポート12aからこのフレームを受信するため、パソコン10aのアドレスと受信ポート12aの情報をアドレス学習テーブル22に登録する。
【0021】
このようにして、図1において、すべてのパソコンがフレームを送信した場合、ブリッジ20のアドレス学習テーブル22は図5のような状態になる。図1のようにループのない正常なネットワークの場合、ブリッジ20が、各パソコンからのフレームを受信するポートは、パソコン毎に固定されるため、アドレス学習テーブル22は図5の状態で安定する。
【0022】
アドレス学習テーブル22は、図5に示す通り、どのノードがどのポートの先に接続されているかを記憶するための領域であり、アドレス学習エントリ25の集合である。
【0023】
フォワーディング処理部23は、ポート12a〜12dからフレームを受信したときに、そのフレームの宛先アドレスがアドレス学習テーブル22に登録されているかどうかを調べ、中継先のポートを決定し、決定したポートからフレームを送信する。
【0024】
このとき、無駄なフレーム中継処理を省いている。例えば、パソコン10aがパソコン10b宛に送信したフレームは、アドレス学習テーブル22を参照することで、フレームを受信したポート12aの先に宛先となるノードが存在していることを判断できるので、フレームの中継を行わず廃棄を行う。
【0025】
エージング処理部24は、アドレス学習テーブル22において、一定期間アップデートされなかったアドレス学習エントリ、すなわち、時間が経過し信頼性の低くなったアドレス学習エントリを削除するためのものである。
【0026】
古くなった情報を保持し続けていると、次のような通信障害を生じることがある。例えば、図1において、パソコン10bをネットワーク11a側からネットワーク11b側へと物理的に移動した場合を考える。
【0027】
図6にこのときのイメージ図を示す。このとき、ブリッジ20がアドレス学習テーブル22に記憶しているパソコン10bがポート12a側に存在するという古い誤った情報を保持し続けていると、パソコン10aがパソコン10bに送信したフレームをネットワーク11b側へ中継しないため、通信が成立しない。
【0028】
この場合、パソコン10bが、移動後、最初のフレームを送信した時点で、ブリッジ20はアドレス学習テーブル22の内容を正しい情報に書き直すことができ、パソコン10aがパソコン10b宛へ送信したフレームを正しくポート12b側へ中継するようになり、通信が成立する。このような通信障害をなくすために、エージング処理部24により、古くなった情報を削除する必要がある。
【0029】
次に、本発明によるブリッジが、ループを検出するための手段として使用するアドレス学習エントリのポート遷移について説明する。例えば、図2に示すようなループのあるネットワーク構成において、パソコン10aがブロードキャスト・フレーム(同一VLAN内の全ノード宛のフレーム)を送信した場合について説明する。
【0030】
なお、ブロードキャスト・フレームを受信したブリッジは、VLANでグループ化されている他のポートすべてに中継しなければならない。
【0031】
図2に示すように、パソコン10aによって送信されたブロードキャスト・フレームは、経路15を通り、ブリッジ20のポート12aおよびポート12bの双方に到着する。ブリッジ20は、ポート12aからこのフレームを受信したとき、アドレス学習テーブル22に、パソコン10aのアドレスと、そのポート情報としてポート12aを記録し、ポート12bへフレームを中継する。
【0032】
同様に、ポート12bからこのフレームを受信したとき、アドレス学習テーブル22に、パソコン10aのアドレスと、そのポート情報としてポート12bを記録し、ポート12aへフレームを中継する。なお、リンク14によりネットワーク11aとネットワーク11bが接続されたことにより、ポート12aから送信したフレームは再びポート12bへ到着し、同様に、ポート12bから送信したフレームもポート12aへ到着する。
【0033】
以後、この繰り返しで、ブリッジ20は何度も何度も同じフレームを中継するとともに、アドレス学習テーブル22では図7に示すようなアドレス学習エントリのポート遷移が多発する。
【0034】
図7は、パソコン10aのアドレスを持ったアドレス学習エントリ25のポート情報をポート12aからポート12bに書き換えたり、ポート12bからポート12aへ書き換えたりしている様子を示したものである。このように、ループのあるネットワークでは、アドレス学習エントリのポート遷移が多発する。本発明では、このようなアドレス学習エントリのポート遷移の発生状況を見て、逆に、ループ検出を行い、またネットワーク上に生じたループを論理的に切断するものであり以下に詳述する。
【0035】
アドレス学習テーブル監視部31は、本発明のために、新しく追加した機能ブロックである。このアドレス学習テーブル監視部31は、アドレス学習テーブル22におけるアドレス学習エントリのポート遷移の発生状況を監視し、その発生回数をカウンタテーブル32にポート毎に記録する。その具体的な動作としては、アドレス学習エントリのポート遷移を検出する毎に、遷移する前のポートと遷移した後のポートの双方のポートについて、カウンタテーブル32内のカウンタ値を1ずつ加算する。
【0036】
このカウンタテーブル32も、本発明のために、新しく追加した機能ブロックである。このカウンタテーブル32は、アドレス学習エントリのポート遷移の発生回数をポート毎に記録するための記憶領域であり、ポート毎にカウンタ値を持っている。図8は、このカウンタテーブル32を説明するためのの一例を示す図である。図8からわかるように、ポート12cとポート12dはカウント値が「0」であるのに対し、ポート12aとポート12bはリンク14によりループが生じているためにカウンタ値が「18」「21」というように逐次加算された状態になっている。
【0037】
次に、ループ検出/切断部33も、本発明のために、新しく追加した機能ブロックである。このループ検出/切断部33は、常時、カウンタテーブル32を監視し、カウンタ値があらかじめ設定された閾値に達した場合に、ループ発生と判定し、そのポートをブロッキング状態(フレームを中継しない状態)に遷移させることで、ネットワーク上に生じたループを論理的に切断する。また、コンソールメッセージ、SYSLOGパケット、SNMPトラップパケットを使って、管理者にループを検出したことを告知する機能も有している。なお、管理者はネットワークに発生したループを取り除いたのち、コマンドを使ってブロッキング状態に遷移したポートを復旧させることができる。
【0038】
次に、カウンタリセット部34も、本発明のために、新しく追加した機能ブロックである。このカウンタリセット部34は、定期的に、カウンタテーブル32のカウンタ値を0にリセットするためのものである。これによりループ検出/切断部33は、アドレス学習エントリのポート遷移の発生状況を、単位時間あたりの発生回数、すなわち発生頻度で認識することができる。
【0039】
アドレス学習エントリのポート遷移は、図6のようにループでなくパソコンを移動した場合にも発生するため、より正確にループの発生を検出するためには、発生頻度を用いなければならない。
【0040】
次に、自動復帰制御部35も、本発明のために、新しく追加した機能ブロックである。自動復帰制御部35は、切り替えスイッチ36により、無効にすることも有効にすることもできる。切り替えスイッチ36により、自動復帰制御部35を有効にすることで、ブロッキング状態に遷移させたポートを、自動的に復帰させることができる。
【0041】
ただし、その自動復帰を行う場合は、ブロッキング状態に遷移させたポートでもアドレス学習処理を継続しておき、カウンタリセット部32はブロッキング状態に遷移しているポートに関しては、カウンタ値のリセットを行わないように設定しておく必要がある。
【0042】
この状態で、自動復帰制御部35は、一定期間の前後で測ったカウンタ値をそれぞれ、図示しないメモリ部に格納し、格納したそれぞれのカウンタ値の差を演算することにより、増加量を計算する。その計算した増加量があらかじめ設定された上限値を下回っている場合には、ループが取り除かれているものと判断して、自動的に、そのポートのブロッキング状態を解除し再びフレーム中継に復帰させる。
【0043】
本発明によるブリッジ20は、以上述べたようなループ検出および切断機能を持つため、図1から図2のようにループのあるネットワーク構成に移行した場合でも、いち早く、ポート12aおよびポート12bにおいてループの検出を行うことができ、ポート12aとポート12bをブロッキング状態に遷移させ、論理的にループのないネットワークを維持することができる。また同時に、アドレス学習エントリのポート遷移の多発も防ぎ、ブリッジ20は過負荷状態にならないため、ループの発生していないVLAN13bのフレーム中継処理のパフォーマンス低下も回避できる。更にまた、図2から図1のようにループのない正常な状態に戻ったときに、自動的にポートのブロッキング状態を解除し、フレーム中継を再開することもできる。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、スパニング・ツリー・プロトコルが使用できないネットワーク環境に設置されるブリッジにおいても、スパニング・ツリー・プロトコルを使用することなく、工事ミスなどによるネットワークのループを検出し、また、ループを論理的に切断することができる。
【0045】
これにより、フレームのループを回避し、ネットワークがダウンするのを防ぐことができるとともに、ブリッジがアドレス学習テーブル内のアドレス学習エントリのポート遷移の多発による過負荷状態になることが回避でき、ループとは無関係のネットワークのフレーム中継処理に悪影響を及ぼすこともない。
また、本発明は、ループのある状態からループのない状態に戻った場合に、これを自動的に検出し、フレーム中継を再開することもできる。
【0046】
更にまた、本発明は、アドレス学習エントリのポート遷移の発生頻度を基準としてループを検出するため、ノードを移動することによって一時的に発生するアドレス学習エントリのポート遷移を検出してもループと誤認識することがない。更にまた、本発明は、従来型のブリッジが持つアドレス学習機能を利用し、ループを検出するため、実装が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ループのないネットワーク構成図。
【図2】ループのあるネットワーク構成図。
【図3】本発明によるループ検出および切断機能を持つブリッジ装置の機能ブロック図。
【図4】従来型のブリッジ装置の機能ブロック図。
【図5】アドレス学習テーブルを説明するための説明図。
【図6】パソコンの移動例を示す例示図。
【図7】アドレス学習テーブルにおけるアドレス学習エントリのポート遷移を説明するための説明図。
【図8】カウンタテーブルを説明するための説明図。
【符号の説明】
10 パソコン
11 ネットワーク
12 ポート
13 VLAN
14 リンク
15 経路
20 ブリッジ
21 アドレス学習処理部
22 アドレス学習テーブル
23 フォワーディング処理部
24 エージング処理部
25 アドレス学習エントリ
31 アドレス学習テーブル監視部
32 カウンタテーブル
33 ループ検出/切断部
34 カウンタリセット部
35 自動復帰制御部
36 切り替えスイッチ
Claims (9)
- 複数からなるネットワークを相互に接続するブリッジ装置であって、
前記ネットワークに接続されている端末装置からの送信元アドレスと受信したポート番号とを対応させて記録するアドレス学習テーブルと、
該アドレス学習テーブルに記録した前記送信元アドレスに対する前記ポート番号の遷移状況を監視し、前記ポート番号の遷移の都度、遷移した回数を計数するアドレス学習テーブル監視部と、
前記アドレス学習テーブル監視部において計数した計数値に基づいてポート毎に該計数値を記録するカウンタテーブルと、
該アドレス学習テーブル監視部において計数した計数値に基づいて、前記ネットワーク上の短絡経路により生じたループを検出し、前記ネットワーク上の前記短絡経路により生じた前記ループを検出した後に、前記ループが生じているポートをブロッキング状態に遷移させて前記ループを論理的に切断するループ検出/切断部と、
を備えるブリッジ装置。 - 前記ループ検出/切断部は、前記カウンタテーブルに記録した前記計数値があらかじめ設定された閾値に達した場合に、前記ネットワーク上の前記短絡経路により生じた前記ループを検出するとともに、前記ループが生じているポートをフレームを中継しないブロッキング状態に遷移させて前記ループを論理的に切断することを特徴とする請求項1に記載のブリッジ装置。
- 更に、前記カウンタテーブルの前記計数値を定期的にリセットするカウンタリセット部を具備することを特徴とする請求項1または2に記載のブリッジ装置。
- 更に、前記ブロッキング状態に遷移させたポートについて、
前記カウンタテーブル内のカウンタ値の一定期間内の増加量が、あらかじめ設定された上限値に達しなくなったことを確認した場合に、ループが取り除かれたものと判断し、自動的にポートの前記ブロッキング状態を解除し復帰させることを特徴とする請求項1または2に記載のブリッジ装置。 - 複数からなるネットワークを相互に接続し、前記ネットワークに接続されている端末装置からの送信元アドレスと受信したポート番号とを対応させて記録するアドレス学習テーブルを有するブリッジ装置のブリッジ処理方法において、
前記アドレス学習テーブルに記録した前記送信元アドレスに対する前記ポート番号の遷移状況を監視し、前記ポート番号毎に遷移した回数を計数する計数ステップと、
計数した計数値に基づいて、前記ネットワーク上の短絡経路により生じたループを検出する検出ステップと、
からなることを特徴とするブリッジ処理方法。 - 更に、前記ネットワーク上の前記短絡経路により生じた前記ループを検出した後に、前記ループが生じているポートをフレームを中継しないブロッキング状態に遷移させて前記ループを論理的に切断する切断ステップと、からなることを特徴とする請求項5に記載のブリッジ処理方法。
- 前記検出ステップは、前記計数ステップにおいて計数した計数値をカウンタテーブルに記録する記録ステップと、前記カウンタテーブルに記録した前記計数値があらかじめ設定された閾値に達した場合に、前記ネットワーク上の前記短絡経路により生じた前記ループが生じていることを判定して検出する判定ステップと、からなることを特徴とする請求項6に記載のブリッジ処理方法。
- 更に、前記記録ステップにおいて前記カウンタテーブルに記録した前記計数値を定期的にリセットするリセットステップと、からなることを特徴とする請求項7に記載のブリッジ処理方法。
- 更に、前記ブロッキング状態に遷移させたポートについて、前記カウンタテーブル内のカウンタ値の一定期間内の増加量が、あらかじめ設定された上限値に達しなくなったことを確認した場合に、ループが取り除かれたものと判断し、自動的にポートの前記ブロッキング状態を解除し復帰させる自動復帰ステップと、からなることを特徴とする請求項7に記載のブリッジ処理方法。
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