JP4143659B2 - プリンタユーティリティ手段による制御方法および情報処理装置 - Google Patents

プリンタユーティリティ手段による制御方法および情報処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、印刷システムに関し、特に印刷装置の状態を取得する仕組みに関する。
従来、ホストコンピュータ上に、印刷を制御するプリンタドライバと、プリンタのメンテナンスを制御するプリンタユーティリティとを組み込んだ印刷システムが知られている。このような印刷システムでは、ユーザはプリンタドライバによって印刷データを生成してプリンタに送信をする。一方、例えばインクジェットプリンタのヘッドのクリーニングや位置の調整などのメンテナンスをしたり、搭載されたインクやバッテリの残量、プリンタの動作モードなどプリンタの各種状態を確認する、プリンタユーティリティが知られている(特許文献1)。プリンタユーティリティはホストコンピュータで実行される。
このようなプリンタドライバとプリンタユーティリティを備えた印刷システムでは、プリンタユーティリティがプリンタドライバと連動して組み込まれる場合とそうでない場合とがある。例えば、Macintosh(登録商標)等の、特定のオペレーティングシステムでは、プリンタユーティリティとプリンタドライバとが別の単体のモジュールとしてホストコンピュータ上に組み込まれている。この場合には、ユーザがプリンタユーティリティを起動して所望の機能を選択すると、プリンタユーティリティはプリンタと直接データの送受信を行い、各種処理を実行する。
特開平10−301728号公報
プリンタユーティリティとプリンタドライバとが別のモジュールとしてホストコンピュータに組み込まれる場合、プリンタドライバが印刷処理を開始するとプリンタのインタフェースをオープンしてプリンタとデータの送受信を行う。印刷処理が完了するとインタフェースをクローズする。インタフェースがオープンされてからクローズされるまでの間、インタフェースはプリンタドライバによって占有された状態になり、他のプロセスがプリンタにアクセスすることはできない。よって、プリンタドライバが印刷処理を実行しているときにプリンタユーティリティはプリンタの状態を取得できない。このため、ユーザは印刷中にプリンタに搭載されたインクやバッテリの残量、プリンタの動作モードを確認できない。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、プリンタドライバが印刷処理を実行しているときでも、プリンタユーティリティ手段によってプリンタの状態をより確実に確認できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は以下のような構成を備える。すなわち、印刷装置からのステータスを取得できるプリンタドライバが稼働する情報処理装置に設けられた、前記印刷装置からのステータスを取得する機能を備えたプリンタユーティリティ手段による制御方法であって、
前記印刷装置からステータスを取得するためのインタフェースの状態を判定する判定工程と、
前記判定工程において前記インタフェースの状態が占有状態でなければ、前記インタフェースを介して前記印刷装置のステータスを取得し、
前記判定工程において前記インタフェースの状態が占有状態であれば、前記プリンタドライバにより取得及び格納された前記印刷装置のステータスを取得する取得工程とを有する。
本発明によれば、プリンタドライバが印刷中のときでも、プリンタユーティリティによってプリンタの状態をより確実に確認できる。
[第1実施形態]
本発明を実現する第1の実施形態を図に従って詳細に説明する。図1は、本発明の実施の一形態に係る印刷システムの構成を示す図である。図1において、データ処理装置01はプリンタの制御を行う。ここではパーソナルコンピュータ(以下、PCと略す)であり、オペレーティングシステムとしてMacOS(登録商標)Xを想定している。オペレーティングシステムは図1には示していないが、PC01の資源、たとえばPC01内の各ブロックはオペレーティングシステムにより管理されている。ここで、PC01は一般的な情報処理装置が備えるハードウェア構成を有している。具体的には、所謂、CPU、ROM、ハードディスク、RAM,各種デバイスコントローラを備える。CPUは、ROMのプログラム用ROMに記憶された、或いはハードディスクからRAMにロードされたOSやアプリケーション等のプログラムを実行する。後述する各フローチャートの処理はこのプログラムの実行により実現できる。また、RAMは、CPUの主メモリ、ワークエリア等としても機能する。また、キーボードや、CRTディスプレイや、各種データを記憶するハードディスク(HD)やフレキシブルディスク(FD)等におけるデータアクセスを制御するディスクコントローラ(DKC)等も備える。また、接続されたプリンタとの間の信号の交換を制御する通信制御部等も備える。
PC01は、アプリケーション02、プリンタドライバ03、I/F(インタフェース)制御部04、プリンタステータス格納部05、プリンタユーティリティ06、プリンタユーティリティ情報格納部07によって構成される。ユーザがアプリケーションで作成したデータの印刷を要求すると、プリンタドライバはアプリケーションで作成されたデータを受け取り、印刷データに変換した後、I/F制御部を経てプリンタに送信する。その後、プリンタが印刷処理を完了するまでプリンタの状態を監視する。この間、プリンタドライバ03はI/F制御部04を経てプリンタから取得したステータスを、プリンタステータス格納部05に定期的に保存する。一方、プリンタユーティリティ06はユーザからの要求に応じて、制御コマンドをI/F制御部04を経てプリンタに送信する。またプリンタユーティリティ06は、I/F制御部04を経てプリンタから取得したステータスに基づきプリンタの状態を表示する。プリンタユーティリティ06は必要に応じて各種処理の実行後にプリンタから取得したステータスに基づく情報を自身が管理するプリンタユーティリティ情報格納部07に保存する。
PC01はコンピュータであるから、CPU、メモリ、ファイルストレージ、ディスプレイ及びキーボード等のヒューマンインターフェースを備えている。プリンタドライバ03やプリンタユーティリティ06は、いずれもファイルストレージに格納され、メモリに展開されてCPUにより実行されるプログラムである。
図1中の通信インタフェース10、11、12、13は、各々PC01とプリンタ20、25,30、35とを接続する。ここでは、通信インタフェース10,11,12はローカルインタフェースであるところのUSB(Universal Serial Bus)を想定している。また、通信インタフェース13はイーサネット(登録商標)等のネットワークインタフェースも想定している。また、無線通信としてIEEE802.11等も想定している。またFireWire(登録商標)も利用できる。また、プリンタの種類及び接続台数については特に問わない。ここでは同じモデル名称のインクジェットプリンタが2台ずつあり、プリンタAは2台ともUSBで、プリンタBは各々USBとイーサネット(登録商標)でPCに接続された環境を想定している。個々のプリンタはI/F制御部21、印刷制御部22、印刷部23によって構成される。プリンタはI/F制御部21を経て、印刷データ及び制御コマンドの受信やプリンタのステータスの送信などを行う。印刷制御部22は、PC01から送信された印刷データ及び制御コマンドに基づき印刷部23を制御する。
<プリンタドライバによる印刷処理>
図2は、印刷時のプリンタドライバ03の処理の流れを示す。S101にて、印刷を行わせるプリンタとのインタフェースのオープンを試みる。
S102において、インタフェースがビジー状態でオープン処理を失敗したか否かを判定する。ビジー状態でオープンできなかったと判定すると、一定時間待機した後(S103)、S101に戻りインタフェースのオープンをリトライする。S102において、インタフェースがビジー状態でなく、オープンできたと判断すると、S104に進む。
インタフェースがオープンされると、クローズされるまでそのインターフェースはプリンタドライバ03による占有状態になり、他のソフトウエアはオープンすることはできない。例えば、この専有状態で他のプロセスが当該インタフェースのオープンを試みると、インターフェースがビジー状態であることを示す値が返却される。
S104では、プリンタに対して返却ステータスを指定するコマンドを送信する。次にS105で、アプリケーション02が印刷を要求したデータをオペレーティングシステムから取得する。そして、S106において、印刷要求データがあると判断すると、取得したデータに基づき印刷データを生成する(S107)。そして、プリンタに送信すると(S108)、S109に進む。一方S106において印刷要求データが無いと判断するとS109に進む。
S109では、プリンタからステータスを取得する。S110では前回プリンタから取得して保存しておいたステータスを、プリンタステータス格納部05から検索する。プリンタドライバ03は、プリンタのモデル名称、通信インタフェース、プリンタ固有の値(シリアル番号等)に基づき、プリンタステータス格納部05の中から、検索条件(キー)に該当するステータスを検索する。検索条件とは、ステータスに関連づけて保存されているプリンタのモデル名称、通信インタフェース、プリンタ固有の値が、ステップS101でオープンしたインターフェースにより接続されたプリンタのそれら値と一致することである。検索方法の詳細については後述する。
S111において、検索条件に該当するステータス(後述のステータス保存ファイル)があると判断すると、ステータスと共に保存されている保存日時を取得し(S112)、その保存日時と現在の日時とを比較(S113)する。S114において前回ステータスを保存してから5秒以上経過しているか否かを判定する。前回ステータスを保存してから5秒以上経過していると判断すると、S109で取得したステータスをプリンタステータス格納部05に保存して(S115)、S116に進む。取得したステータスは、プリンタのモデル名称と、通信インタフェースと、プリンタ固有の値と、保存日時として現在の日時と対応付けたステータス保存ファイルとして保存される。ここでは、プリンタ固有の値として、通信インタフェースがUSBの場合はシリアル番号、イーサネット(登録商標)の場合はMACアドレス、IEEE1394の場合はGUIDと対応付けて保存する。そしてこれらのインタフェース識別子によりインタフェースを一意に特定することができる。つまりインタフェース識別子はインタフェースを一意に特定可能にするキーの役割をする。ここでGUIDとは、Global Unique IDの略である。ステータス保存ファイルのデータ構成については後述する。また、S109で取得したステータスに係るプリンタに係るステータス保存ファイルが、プリンタステータス格納部05に既に保存されている場合、そのステータス保存ファイルは、新たなステータス保存ファイルで上書きされる。すなわち、同じプリンタのモデル名称、通信インタフェース、プリンタ固有の値に対応したステータスが保存されている場合は、そのステータス及び保存日時を上書き保存する。
一方S114において5秒以上経過していないと判断すると、S109で取得したステータスを保存することなくS116に進む。本実施形態では取得したステータスを保存するか否かを前回ステータスを保存してからの経過時間が5秒以上か否かによって判断しているが、判断する基準となる時間は5秒でなくとも、たとえば適当な所定の時間を基準としても構わない。また経過時間に関わらず、プリンタからステータスを取得したときは常にステータスを保存することとしても良い。その場合にはS114の判定は常に「YES」である。また、ステータスを保存した日時とそこからの経過時間に基づきステータスを保存するのではなく、前回保存したステータスとプリンタから取得したステータスを比較し、ステータスが変化しているときにステータスを保存しても良い。保存されるステータスには、インク残量情報が含まれている。
さてS111において該当する保存ステータスが無いと判断すると取得したステータスを保存して(S115)、S116に進む。S116において、プリンタから取得したステータスに基づき、印刷処理が終了していないと判断するとS105に戻る。印刷処理が終了したと判断するとS117に進み、インタフェースをクローズして、終了する。
<プリンタユーティリティ>
図3は、プリンタユーティリティ06が起動して各種機能を実行するための画面を表示するまでの処理の流れを示す。ユーザがプリンタユーティリティ06を起動するとプリンタ選択画面を表示する(S201)。本画面には、PC01に接続されたプリンタが通信インタフェースごとに列挙され、この画面でユーザによる通信インタフェース及び操作対象となるプリンタの選択を、プリンタユーティリティ06は受け付ける(S202)。本画面の詳細については後述する。次にS203に進み、プリンタユーティリティの各種機能を実行するための画面を表示すると、起動処理を終了する(S204)。本画面において、ユーザはクリーニングやヘッド位置調整を実行することや、プリンタに搭載されたインクタンクの状態を表示させて、そのインク残量を確認することができる。プリンタユーティリティ06は、ユーザによる実行する機能の選択をその画面において受け付ける。本画面の詳細については後述する。
図4は、図3のS201において表示するプリンタ選択画面である。プリンタ選択画面50は、通信インタフェース選択ポップアップメニュー51、プリンタリスト表示部52、キャンセルボタン53、OKボタン54によって構成される。通信インタフェース選択ポップアップメニュー51によって、使用するインタフェースを、USB、Firewire、ネットワークの中から選択することができる。プリンタリスト表示部52には、通信インタフェース選択ポップアップメニュー51で指定された通信インタフェースによってPCに接続されているプリンタが表示される。ユーザは、表示されたプリンタの中から、使用するプリンタとして何れか一つを選択することができる。
本実施形態ではインターフェースとしてUSBを選択すると、USBケーブルによってPC01に接続された2台のプリンタAと1台のプリンタBが、プリンタリスト表示部52に表示される。インターフェースとしてネットワークを選択すると、イーサネット(登録商標)ケーブルによってPC01に接続された一台のプリンタBがプリンタリスト表示部52に表示される。
キャンセルボタン53が押されるとプリンタユーティリティ06を終了する。OKボタン54が押されると、選択されているプリンタに基づき、プリンタユーティリティ06の各種機能を実行するための画面が表示される。本画面の詳細については後述する。OKボタン54は、プリンタリスト表示部52においてプリンタが選択されていないときは選択できない。
図5は、図3のS203において表示されるプリンタユーティリティ06の各種機能を実行するための実行機能選択画面60である。実行機能選択画面60は、終了ボタン61、クリーニング実行ボタン62、強力クリーニング実行ボタン63、ノズルチェックパターン印刷実行ボタン64、ヘッド位置調整実行ボタン65、インク残量の確認実行ボタン66によって構成される。終了ボタン61が押されると、プリンタユーティリティ06を終了する。クリーニング実行ボタン62が押されると、プリンタユーティリティ06は、プリンタに対してノズルのクリーニングを指示する。強力クリーニング実行ボタン63が押されると、プリンタユーティリティ06は、プリンタに対してクリーニングより強力なノズルのクリーニングを指示する。ノズルチェックパターン印刷実行ボタン64が押されると、プリンタユーティリティ06は、プリンタに対してノズルの状態をユーザがチェックするためのパターンの印刷を指示する。ヘッド位置調整実行ボタン65が押されると、プリンタユーティリティ06は、プリンタに対してプリントヘッドの取り付け位置の誤差を補正するためのパターンの印刷を指示する。インク残量の確認実行ボタンが66押されると、プリンタユーティリティ06は、プリンタが搭載するインクの残量を表示するための画面を表示する。本画面の詳細については後述する。
図6は、図5に示す実行機能選択画面60でインク残量の確認実行ボタン66が押されたときに表示される、インクの残量を表示するためのインク残量表示画面である。インク残量表示画面70は、閉じるボタン71、更新ボタン72、インク残量表示部73によって構成される。閉じるボタン71が押されると、プリンタユーティリティ06は、本画面を閉じて、図5に示す画面に戻る。更新ボタン72が押されると、プリンタユーティリティ06は、プリンタからインクの残量を示すステータスを取得し、そのステータスに基づいたインクの残量を再度インク残量表示部73に表示する。また、確認実行ボタン66が押されてインク残量表示画面70を表示するときも、更新ボタン72が押されたときと同様に、プリンタユーティリティ06は、プリンタから取得したステータスに基づいたインクの残量をインク残量表示部73に表示する。
<メンテナンス処理>
図7は、プリンタユーティリティ06においてメンテナンス機能を実行したときの処理の流れを示す。すなわち、図5に示す実行機能選択画面60において、クリーニングや強力クリーニング、ノズルチェックパターン印刷、ヘッド位置調整機能を実行したときの処理の流れを示す。
S301にて、ユーザによる所望のメンテナンス機能の実行指示を受けつける。実行指示があるとS302に進む。S302では、図2のS202で選択されているインターフェースのオープンを試みる。本実施形態では、プリンタドライバがあるインターフェースを用いて印刷中のとき、当該インタフェースをオープンできない。インタフェースはプリンタドライバ03の処理を実行するプロセスによって占有状態になっており、ビジー状態になる。S303において、インタフェースがビジー状態でオープン処理を失敗したか否かを判定する。インタフェースがビジー状態でなく、オープンできたと判断すると、S304に進む。
S304では、選択されているプリンタに対して返却ステータスを指定するコマンドを送信する。S305では、プリンタに対してS301で指示されたメンテナンス機能の実行を指示する制御コマンドを送信する。
次に、プリンタのステータスを取得して(S306)、取得したステータスに含まれるプリンタの動作状態を示す情報に基づきメンテナンス処理の終了を監視する(S307)。そして、S308において、メンテナンスが終了したと判断すると、インタフェースをクローズして(S309)、終了する。S308において、メンテナンスが終了していないと判断すると、S306に戻る。
S303においてインタフェースがビジー状態でオープンできなかったと判断すると、S311に進む。そして、印刷中のためメンテナンス機能を実行できない旨をたとえば表示によってユーザに通知した後に、終了する。
<インク残量確認処理>
図8は、プリンタユーティリティにおいてプリンタの状態を確認する機能を実行したときの処理の流れを示す。すなわち、図5に示す実行機能選択画面において、インク残量の確認実行ボタン66が押されて、インク残量表示機能を実行したときの処理の流れを示す。
S401にて、インク残量表示機能の実行の指示を受け付けると、S402に進む。S402では、選択されているインタフェースのオープンを試みる。S403において、インタフェースがビジー状態でオープン処理を失敗したか否かを判定する。ここでインタフェースがビジー状態である場合とは、図4を介してユーティリティに選択されたプリンタとプリンタドライバにより利用されているプリンタが一致し、利用対象のインタフェースも一致する場合である。インタフェースがビジー状態でなく、オープンできたと判定するとS404に進む。S404では、プリンタに対して返却ステータスを指定するコマンドを送信する。次に、プリンタのステータスを取得して(S405)、インタフェースをクローズする(S406)。
そして、S407において、取得したステータスに含まれるインク残量を示す情報を取得し、その情報をプリンタユーティリティ情報格納部07に保存する(S408)。取得したインク残量情報は、ステータス情報の送信元のプリンタのモデル名称、通信インタフェース、プリンタ固有の値と対応付けた残量保存ファイルとして保存される。ここでは、プリンタ固有の値として、通信インタフェースがUSBの場合はシリアル番号、イーサネット(登録商標)の場合はMACアドレス、IEEE1394の場合はGUIDと対応付けて保存する。残量保存ファイルのデータ構成については後述する。また、S405で取得したステータスに係るプリンタに係る残量保存ファイルが、プリンタユーティリティ情報格納部06に既に保存されている場合、その残量保存ファイルは、新たな残量保存ファイルで上書きされる。すなわち、既に同じプリンタのモデル名称、通信インタフェース、プリンタ固有の値に対応したインク残量情報が保存されている場合は、そのインク残量情報及び保存日時を上書き保存する。
S409に進むと、取得したインク残量を示す情報に基づいて、図6に示す画面を表示する。そして処理を終了する。
一方、S403において、インタフェースがビジー状態でオープンできなかったと判断すると、S410に進む。S410では、図3のS202で選択された通信インタフェースの仕様(種類)に基づいて、ビジー状態でプリンタのステータスが取得可能か否かを判定する。このS410の判定により後述のS412及びS413の処理を切り分けることができる。本実施形態では、通信インタフェースがUSB又はIEEE1394等のローカルインタフェースのときビジー状態でプリンタのステータスが取得できないと判定する。また、イーサネット(登録商標)等のネットワークインタフェースのとき取得できると判定する。ビジー状態でのイーサネット(登録商標)によるステータスの取得は、UDP(User Datagram Protocol)チャンネルによって行う(S412)。ビジー状態でないときは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)チャンネルによって行う(S405)。TCP/IPによるステータス取得のほうが、プリンタからの応答がより保証されているので、この方式を用いるほうが望ましい。また、インタフェースの仕様(種類)がFireWire等であった場合には、S612でNoと判定する。なお、後述の図10、図11には、FireWire(登録商標)について、ステータスの保存様子が詳しく記載されていない。しかし、USB等の場合と同様に、プリンタモデル、通信インターフェースの種類、インタフェースシリアル番号等がステータスと対応付けられて記憶されている。
S411において、ステータスが取得できると判断すると、上に説明したUDPの方式によりプリンタからステータスを取得する(S412)。S407に進む。S411において、ステータスが取得できないと判断すると、プリンタドライバ03が保存したステータスをプリンタステータス格納部05から検索する(S413)。ここで、プリンタユーティリティ06は、図3のS202で選択されたプリンタのモデル名称、通信インタフェース、プリンタ固有、インタフェースシリアル番号の値を検索条件とする。そして、検索条件を元にプリンタステータス格納部05の中から該当するステータスを検索する。例えば、現在選択されているインタフェースがUSBインタフェースの場合、まず、図4の51の選択で図11のKey303が決定され、更に、図4の52で選択されたプリンタによってKey305が決定される。ここで、Key303及びKey305とKey203及びKey205は、図4を介してユーティリティに選択されたプリンタとプリンタドライバにより利用されているプリンタが一致する場合に対応する。従って、S403でビジー状態と判定された場合に、ユーティリティはインタフェース識別子であるところのKye(シリアル番号)に基づいて、プリンタドライバが保持するステータス(図10)から適切なステータスを検索することができる。なお更なる検索方法の詳細については後述する。
S414において、プリンタドライバ05が保存した、該当するステータス保存ファイルがあると判断すると、それに含まれるステータスを取得する(S415)。そして、S407に進む。一方、S414において、プリンタドライバが保存したステータスが無いと判断すると、S416に進む。S416において、プリンタユーティリティ06が前回保存したインクの残量情報を検索する。プリンタユーティリティ06は、選択されているプリンタのモデル名称、通信インタフェース、プリンタ固有の値を検索条件(キー)として、プリンタユーティリティ情報格納部07の中から該当するインクの残量情報を検索する。検索方法の詳細については後述する。S417において、前回保存した情報があると判断すると、情報を取得して(S418)、S409に進む。前回保存した情報が無いと判断すると、印刷中のためプリンタからインクの残量情報を取得できない旨を通知して(S419)、終了する。
図9は、図7のS311又は図8のS419において、印刷中のためプリンタユーティリティの各種機能を実行できないことをユーザに通知するためのエラー通知画面である。エラー通知画面100は、メッセージ表示部101とOKボタン102によって構成される。メッセージ表示部101には、ユーザに通知する内容が表示される。OKボタン102が押されると、図5に示す画面に戻る。
このように図4のフローチャートにより、プリンタドライバとプリンタユーティリティの使用インタフェースが競合し得るような環境下でも、ユーティリティはより適確なプリンタステータスを取得することができる。また、S411の処理でインタフェースの種類に従い、プリンタドライバにより取得及び格納された印刷装置ステータスを取得するか否かを切り分けるので、可能な限りプリンタのリアルタイムなステータスを取得できる。また、S418で、プリンタドライバがプリンタステータス格納部05に格納するステータスを取得できない場合にもステータス取得できるので、例えば、プリンタドライバをインストールしなおした場合にもステータス取得を行える。また、S413でインタフェースシリアル番号に基づき必要なステータスを検索しているので、同じPCに設けられた2つのUSBインタフェースに同モデルのプリンタが接続されていても適確なステータスを取得することができる。
<ステータス保存ファイル>
図10は、図2のS115で、プリンタステータス格納部05に保存するステータス保存ファイルのデータ構成の一例を示す。データは特定の情報にアクセスするためのキー(Key)と情報を格納する値(Value)とによって構成される。格納される各々の情報には固有なKeyが割り当てられ、Keyに基づいてValueを参照することによって必要な情報を取得することができる。Valueは、さらにその中に、より低階層のKeyとValueととの関連づけを含む。これにより、複数のキーを用いて、各キーの値に該当するValueを階層的に検索可能となっている。
ステータス保存ファイル1001は、第1階層のKey201(プリンタのモデル名称)と、Key201の値(モデル名称)ごとに対応したValue202(モデル名称ごとに対応した情報)で構成される。Value202(モデル名称ごとに対応した情報)は、Key203(通信インタフェース)とValue204(通信インタフェースごとに対応した情報)で構成される。Value204(通信インタフェースごとに対応した情報)は、Key205(プリンタ固有の値(インタフェースシリアル番号))とValue206(プリンタ固有の値毎に対応した特定の情報)で構成される。プリンタ固有の値として、USBではシリアル番号、IEEE1394ではGUID、イーサネット(登録商標)ではMACアドレスが格納される。また、本実施形態では、プリンタ固有値に対応した情報は、情報の属性を示す識別情報と、その属性ごとの値とで構成される。情報の属性は、ここではプリンタのステータスとその保存時間であり、これら属性を識別情報がKey207となる。また対応するValue207は、属性ごとに対応する値(ステータスおよび保存時間)が格納される。
プリンタドライバ03及びプリンタユーティリティ06は、まず選択された、あるいは使用しているプリンタのモデル名称をKey201として指定し、プリンタステータス格納部05のファイルの中から、該当するモデルに対応する情報202を取得する。次に取得した情報202に対して、選択された、あるいは使用している通信インタフェースをKey203として指定し、対応該当する通信インタフェースに対応する情報204を取得する。更に取得した情報204に対して、プリンタ固有の値をKey205として指定し、該当する情報206を取得する。情報206には、操作対象のプリンタのステータス及びその保存時間が、それぞれの属性識別情報に対応付けられて保存されている。そこで、操作対象のプリンタのステータス及びその保存時間を読み取って取得する。このように、プリンタドライバ03及びプリンタユーティリティ06は、モデル名称、通信インタフェース、プリンタ固有の値、情報の属性値をKeyとして順に用いる。こうすることで、階層的に情報が格納されたステータス保存ファイルの中から、操作対象のプリンタのステータス及びその保存時間を取得する。図2のS110、図8のS413では、このようにして保存されたステータス情報を取得する。また、図2のS115では図10の形式でステータス情報を保存する。
<インク残量保存ファイル>
図11は、プリンタユーティリティ情報格納部07に保存するインク残量保存ファイルのデータ構成の一例を示す。プリンタステータス格納部05に保存するファイルと同様に、データは特定の情報にアクセスするためのKeyと情報を格納するValueによって構成される。データは、プリンタのモデル名称とモデル名称に対応した複数の情報を格納するKey301とValue302で構成される。モデル名称に対応した各情報は、通信インタフェースと通信インタフェースに対応した複数の情報を格納するKey303とValue304で構成される。更に各情報は、プリンタ固有の値とそのプリンタの特定の情報を格納するKey305(インタフェースシリアル番号)とValue306で構成される。本実施形態では、特定の情報として、インクの色とその残量レベルを示す複数のKey―Valueのセット(Key307、Value308)が格納される。プリンタユーティリティは、モデル名称、通信インタフェース、プリンタ固有の値、インクの色をKeyとして順に用いて、階層的に情報が格納されたデータの中から操作対象のプリンタが搭載する各色のインク残量レベルを取得する。
図11のインク残量保存ファイルの構成は、図10のステータス保存ファイルと、Value306の内容において相違しているが、その他の構造は同じである。Value306には、情報の属性としてインクの色が、各属性値に対応する残量として満量に対するパーセンテージが保存されている。したがって、キーを用いた検索の方法は同じである。
以上の構成及び手順により、本実施形態の印刷システムによれば、ドライバとユーティリティとが互いに独立したプログラムモジュールであっても、現在印刷に使用されているプリンタのインク残量を、プリンタユーティリティにより表示することができる。表示されるインク残量は、使用中のプリンタから得られた最新の情報に基づいているために、実用上十分な信頼性がある。
また、本実施形態ではインク残量の監視を行っているが、たとえば用紙やトナー、電池の残量、ライセンスされた複製数の残量など、その他の消耗品など数量に制約のあるものの残量監視にも本発明を適用できる。
なお、印刷装置からステータスを取得するためのインタフェースの状態を判定する判定工程(判定手段)はステップS403,S503に相当する。
前記判定工程(手段)において前記インタフェースの状態が占有状態でなければ、前記インタフェースを介して前記印刷装置のステータスを取得する工程(手段)は、ステップS405に相当する。
前記判定工程(手段)において前記インタフェースの状態が占有状態であれば、前記プリンタドライバにより取得及び格納された前記印刷装置のステータスを取得する取得工程(取得手段)は、ステップS413−S415に相当する。
[第2実施形態]
本発明を実現する第2の実施形態を図に従って詳細に説明する。本発明の第1の実施形態では、プリンタユーティリティにおいてインク残量表示機能を実行したときにプリンタからステータスを取得できない場合、プリンタドライバが保存したステータスを検索する。そしてプリンタドライバが保存したステータスがないときは、プリンタユーティリティが前回保存した情報からインク残量を表示するための情報を取得していた。第2の実施形態では、プリンタドライバが保存したステータスがないとき、又はプリンタドライバが保存したステータスを取得できるがその情報が古いときは、プリンタドライバが新たなステータスを保存するまで待機する。待機後にその新たなステータスからインク残量を表示するための情報を取得する。
印刷システムの構成、プリンタユーティリティにおいて表示する各種画面、プリンタステータス格納部05に保存するファイルのデータ構成については、第1の実施形態と同様である。また、インク残量表示機能を実行したときの処理の流れを除く、プリンタドライバ及びプリンタユーティリティの各種処理の流れについても、第1の実施形態と同様である。
図12は、プリンタユーティリティにおいてプリンタの状態を確認する機能を実行したときの処理の流れを示す。すなわち、図5に示す実行機能選択画面60において、インク残量の確認ボタン66が押されてインク残量表示機能を実行したときの処理の流れを示す。なお、図12に示される各ステップの処理は、S515乃至517、S519を除き、基本的には、図8で説明した各ステップと同様のものとする。
S501にて、インク残量表示機能の実行指示を受け付けると、S502に進む。S502では、選択されているインタフェースのオープンを試みる。S503において、インタフェースがビジー状態でオープン処理を失敗したか否かを確認する。インタフェースがビジー状態でなく、オープンできたと判断すると、S504に進む。S504では、プリンタに対して返却ステータスを指定するコマンドを送信する。次に、プリンタのステータスを取得して(S505)、インタフェースをクローズする(S506)。そして、S507において、取得したステータスに含まれるインク残量を示す情報を取得し、その情報に基づいて図6に示す画面を表示すると、終了する。
S503において、インタフェースがビジー状態でオープンできなかったと判断すると、S510に進む。S510では、図3のS202で選択された通信インタフェースの仕様に基づいて、ビジー状態でプリンタのステータスが取得可能か否かを判定する。本実施形態では、通信インタフェースがUSB又はIEEE1394のときビジー状態でプリンタのステータスが取得できないと判定し、イーサネット(登録商標)のとき取得できると判定する。ビジー状態でのイーサネット(登録商標)によるステータスの取得は、UDP(User Datagram Protocol)チャンネルによって行う。ビジー状態でないときは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)チャンネルによって行う。
S511において、ステータスが取得できると判断すると、プリンタからステータスを取得して(S512)、S507に進む。S511において、ステータスが取得できないと判断すると、選択されているプリンタ及びインターフェースに該当する、プリンタドライバが保存したステータスをプリンタステータス格納部05から検索する(S513)。検索処理につていは、第1の実施形態と同様である。S514において、プリンタドライバが保存した、検索条件に該当するステータスが無いと判断すると、S519に進む。そして、プリンタドライバがステータスを保存するまで待機した後にS502に戻る。本実施形態では、プリンタドライバがステータスを保存するまでの待機時間の一例として1秒間待機することとしているが、待機時間は他の値でも構わない。
S514において、プリンタドライバが保存した該当するステータスがあると判断すると、S515に進む。S515において、プリンタドライバがステータスを保存した日時を取得し、ステータスの保存日時と現在の日時を比較する(S516)。S517において、ステータスが保存された日時から現在までの経過時間が一定時間未満であり、ステータスに含まれる情報が、ほぼ現在のプリンタの状態を示すものと判断すれば、そのステータスを取得して(S518)、S507に進む。S517において、ステータスが保存された日時から現在までの経過時間が一定時間以上であれば、プリンタドライバがステータスを保存するまで待機し(S519)、S502に戻る。本実施形態では、ステータスの情報が現在のプリンタの状態を示すものか否かを判断するための基準となる経過時間の一例として、ステータスが保存されてからの経過時間が3秒以上か否かによって判断する。しかし、判断するための基準となる時間は任意の値で構わない。
以上の構成及び手順により、本実施形態の印刷システムによれば、ドライバとユーティリティとが互いに独立したプログラムモジュールであっても、現在印刷に使用されているプリンタのインク残量を、プリンタユーティリティにより表示することができる。さらに表示されるインク残量情報が、現在時刻から一定時間以内に得られたものであることが保証されているために、インク残量の信頼性が高い。また、プリンタドライバによりプリンタとのインターフェースが専有されている場合であっても、プリンタドライバにより最新のステータスが取得されるまで待機するために、確実に信頼性の高いインク残量情報を取得できる。
[第3実施形態]
本発明を実現する第3の実施形態を図に従って詳細に説明する。本発明の第1の実施形態では、プリンタユーティリティにおいてメンテナンス機能を実行したときにプリンタドライバが印刷中でインタフェースがビジー状態だった場合、印刷中のためメンテナンス機能を実行できない旨を通知して処理を終了していた。第3の実施形態では、インタフェースがビジー状態であっても、印刷処理が一定時間内に終了すると判断できるときは、印刷が終了するまで待機し、その後メンテナンス機能の実行をリトライする。
印刷システムの構成、プリンタユーティリティにおいて表示する各種画面、プリンタステータス格納部05及びプリンタユーティリティ情報格納部07に保存するファイルのデータ構成については、本発明の第1の実施形態と同様である。また、メンテナンス機能を実行したときの処理の流れを除く、プリンタドライバ03及びプリンタユーティリティ06の各種処理の流れについても、本発明の第1の実施形態と同様である。
図13は、プリンタユーティリティにおいてメンテナンス機能を実行したときの処理の流れを示す。すなわち、図5に示す実行機能選択画面60において、クリーニングや強力クリーニング、ノズルチェックパターン印刷、ヘッド位置調整機能を実行したときの処理の流れを示す。なお、図13に示される各ステップの処理は、S616、S619乃至S621を除き、基本的には、図8で説明した各ステップと同様のものとする。
S601にて所望のメンテナンス機能の実行を指示すると、S602に進む。S602では、インタフェースのオープンを試みる。S603において、インタフェースがビジー状態でオープン処理を失敗したか否かを確認する。インタフェースがビジー状態でなく、オープンできたと判断すると、S604に進む。
S604では、プリンタに対して返却ステータスを指定するコマンドを送信し、S605では、プリンタに対してS601で指示されたメンテナンス機能の実行を指示する制御コマンドを送信する。次に、プリンタのステータスを取得して(S606)、取得したステータスに含まれるプリンタの動作状態を示す情報に基づきメンテナンス処理の終了を監視する(S607)。そして、S608において、メンテナンスが終了したと判断すると、インタフェースをクローズして(S609)、終了する。S608において、メンテナンスが終了していないと判断すると、S606に戻る。
一方、S603においてインタフェースがビジー状態で、オープンできなかったと判断すると、S611に進む。S611では、図3のS202で選択された通信インタフェースの仕様に基づいて、ビジー状態でプリンタのステータスが取得可能か否かを判定する。本実施形態では、通信インタフェースがUSB又はIEEE1394のときビジー状態でプリンタのステータスが取得できないと判定し、イーサネット(登録商標)のとき取得できると判定する。ビジー状態でのイーサネット(登録商標)によるステータスの取得は、UDP(User Datagram Protocol)チャンネルによって行う。ビジー状態でないときは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)チャンネルによって行う。
S612において、ステータスが取得できないと判断すると、選択されているプリンタおよびインターフェースに該当する、プリンタドライバ03が保存したステータスを、プリンタステータス格納部05から検索する(S614)。検索処理につていは、本発明の第1の実施形態と同様である。S615において、プリンタドライバが保存した検索条件に該当するステータスが無いと判断すると、S621に進む。そして、プリンタドライバがステータスを保存するまで待機した後にS602に戻る。本実施形態では、プリンタドライバがステータスを保存するまでの待機時間の一例として1秒間待機することとしているが、待機時間は任意の値で構わない。
S615において、プリンタドライバが保存した、検索条件に該当するステータスがあると判断すると、ステータスの保存時間を取得し(S616)、プリンタドライバが保存したステータスを取得して(S617)、S618に進む。S612において、ステータスが取得できると判断すると、プリンタからステータスを取得して(S613)、S618に進む。
S618では、取得したステータスに含まれる総印刷ページ数や処理中のページ番号等の印刷状況を示す各種情報に基づき、印刷終了までの時間を算出する。プリンタドライバ03が保存したステータスに基づき印刷終了までの時間を算出する場合は、ステータスの保存日時も考慮して算出する。たとえば、保存されたステータスに基づいて印刷終了までの所要時間を算出する。その所要時間から、ステータスの保存日時と現在時刻との時間差を差し引いた値を、印刷終了までの時間とする。
S619において、印刷終了までの時間が一定時間以上であれば、印刷中のためメンテナンス機能を実行できない旨を通知し(S620)、終了する。S619において、印刷終了までの時間が一定時間未満であれば、S622に進み、印刷終了までの時間待機した後、S602に戻る。本実施形態では、印刷終了まで待機するか否かを判断するための基準となる時間の一例として、印刷終了までの時間が1分未満か否かによって判断することとしているが、判断するための基準となる時間は任意の値で構わない。
以上の構成及び手順により、プリンタドライバがインターフェースを専有しているプリンタを対象とするユーティリティが、ドライバによる専有が終了するまで待機することで、使用中のプリンタのメンテナンスが行いやすい。このため、メンテナンスしないままプリンタを放置することで、プリンタに障害が生ずる可能性を低減することができる。
以上、本発明の実施形態では、印刷システムの構成要素の一つであるプリンタとしてインクジェットプリンタを想定したが、この例に限られることなく、ファクシミリ装置や複写機を含む任意の印刷装置であってもよい。また電子写真方式を採用したプリンタに適用することもできる。
更にまた、本発明の実施形態における印刷システムとは、単体の装置ではなく、PCとプリンタとが特定のインタフェースを介して接続された構成をとっている。しかし、この例に限られることなく、このようなPCとプリンタの機能が一体となった装置一体型の印刷システムであってもよい。
なお本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。また本発明の目的は、前述の実施形態の機能を実現するプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体およびプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、本発明には、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた場合についても、本発明は適用される。その場合、書き込まれたプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
本実施形態の一形態に係る印刷システムの構成を示す図である。 印刷時のプリンタドライバの処理の流れを示す図である。 プリンタユーティリティが起動して実行機能選択画面を表示するまでの処理の流れを示す図である。 プリンタユーティリティのプリンタ選択画面を示す図である。 プリンタユーティリティの実行機能選択画面を示す図である。 プリンタユーティリティのインク残量表示画面を示す図である。 プリンタユーティリティのメンテナンス機能を実行したときの処理の流れを示す図である。 プリンタユーティリティのインク残量表示機能を実行したときの処理の流れを示す図である。 エラー通知画面を示す図である。 プリンタドライバ用のステータス保存ファイルのデータ構成を示す図である。 プリンタユーティリティ用の情報保存ファイルのデータ構成を示す図である。 プリンタユーティリティのインク残量表示機能を実行したときの処理の流れを示す図である。 プリンタユーティリティのメンテナンス機能を実行したときの処理の流れを示す図である。
符号の説明
01 データ処理装置(PC)
02 アプリケーション
03 プリンタドライバ
04 I/F制御部
05 プリンタステータス格納部
06 プリンタユーティリティ
07 プリンタユーティリティ情報格納部
10 通信インタフェース(USB)
11 通信インタフェース(USB)
12 通信インタフェース(USB)
13 通信インタフェース(イーサネット(登録商標))
20 プリンタ
21 I/F制御部
22 印刷制御部
23 印刷部
25 プリンタ
30 プリンタ
35 プリンタ

Claims (11)

  1. 印刷装置からのステータスを取得できるプリンタドライバが稼働する情報処理装置に設けられた、前記印刷装置からのステータスを取得する機能を備えたプリンタユーティリティ手段による制御方法であって、
    前記印刷装置からステータスを取得するためのインタフェースの状態を判定する判定工程と、
    前記判定工程において前記インタフェースの状態が占有状態でなければ、前記インタフェースを介して前記印刷装置のステータスを取得し、
    前記判定工程において前記インタフェースの状態が占有状態であれば、前記プリンタドライバにより取得及び格納された前記印刷装置のステータスを取得する取得工程とを有することを特徴とする制御方法。
  2. 前記取得工程は、前記プリンタドライバにより取得及び格納された前記印刷装置のステータスを取得できない場合に、自身により以前に取得し格納した前記印刷装置のステータスを取得することを特徴とする請求項1に記載の制御方法。
  3. 前記判定工程において前記インタフェースの状態が占有状態である場合、前記取得工程は、インタフェースの種類に従い、前記プリンタドライバにより取得及び格納された前記印刷装置のステータスを取得するか否かを切り分けることを特徴とする請求項1又は2に記載の制御方法。
  4. 前記取得工程は、ネットワークインタフェースの場合には前記印刷装置からのステータスを取得し、ローカルインタフェースの場合には、前記プリンタドライバにより取得及び格納された前記印刷装置のステータスを取得することを特徴とする請求項3に記載の制御方法。
  5. 前記プリンタドライバは、インタフェースを一意に特定可能なインタフェース識別子と印刷装置から取得したステータスとを対応付けて格納し、前記取得工程は、前記インタフェース識別子に基づき、格納されたステータスを検索することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の制御方法。
  6. 印刷装置からのステータスを取得できるプリンタドライバが稼働する情報処理装置であって、
    前記印刷装置からステータスを取得するためのインタフェースの状態を判定する判定手段と、
    前記判定手段において前記インタフェースの状態が占有状態でなければ、前記インタフェースを介して前記印刷装置のステータスを取得し、
    前記判定手段において前記インタフェースの状態が占有状態であれば、前記プリンタドライバにより取得及び格納された前記印刷装置のステータスを取得する取得手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記取得手段は、前記プリンタドライバにより取得及び格納された前記印刷装置のステータスを取得できない場合に、自身により以前に取得し格納した前記印刷装置のステータスを取得することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記判定手段において前記インタフェースの状態が占有状態である場合、前記取得手段は、インタフェースの種類に従い、前記プリンタドライバにより取得及び格納された前記印刷装置のステータスを取得するか否かを切り分けることを特徴とする請求項6又は7に記載の情報処理装置。
  9. 前記取得手段は、ネットワークインタフェースの場合には前記印刷装置からのステータスを取得し、ローカルインタフェースの場合には、前記プリンタドライバにより取得及び格納された前記印刷装置のステータスを取得することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記プリンタドライバは、インタフェースを一意に特定可能なインタフェース識別子と印刷装置から取得したステータスとを対応付けて格納し、前記取得手段は、前記インタフェース識別子に基づき、格納されたステータスを検索することを特徴とする請求項6乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. 請求項6乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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