JP4149149B2 - 光ディスク搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスク再生装置における光ディスク搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3(a)は従来の車載用光ディスク装置のシャーシ組立体を示す平面図、図3(b)はその側面図であり、図4はフィード板組立体の平面図である。図3および図4において、ロアシャーシ31の前部には、フィード板組立体が配置されている。フィード板組立体は、ローラ軸80の上に中央部から両端部に向けてテーパ状に形成されたゴムローラ81を被覆したフィードローラ82が、図の右側端部に圧入されたローラギヤ83が、駆動ギヤ66と噛み合うことにより回転駆動される。フィードローラ82は、板金製のフィード板84の両側板84a、84bに、ローラ軸80の両端部に挿入されたローラ軸受け85、86を介して回転可能に支持されている。フィード板84の両側板84a、84bには、ガイドピン87、88がそれぞれ外側方向に突設されており、また、立ち上がり片84c、84dには、支持軸89、90が加締めにより固定されている。そして、ロアシャーシ31前部の左右両側に設けられた立ち上がり片91、92に形成されたU字溝91a、92aに、フィード板組立体の支持軸89、90が乗せられるとともに、フィード板84の両側に下方に向けた折り曲げ部84e、84fと、ロアシャーシ31の折り曲げ部31e、31fとの間には、引っ張りコイルばね93、94が掛け渡されて、フィード板84を上方向に回動付勢して、ローラ軸80のローラギヤ83を駆動ギヤ66に噛み合わせている。駆動ギヤ66はギヤ列67、68、69を介してモータ70により駆動される。
【0003】
フィードローラ82とその上のアッパシャーシに固定されたディスク摺動板との間に挿入された光ディスクDは、モータ70によりフィードローラ82が回転することにより装置内に引き込まれ、また、モータ70が逆転することにより、装置の所定位置まで排出される。フィードローラ82は、ゴムローラ81が中央部が細く、両端部に行くにつれて拡径したテーパ状に形成されているので、操作者が光ディスクDを装置の片側に寄せて挿入しても、このゴムローラ81によって中央部に引き寄せられてセンタリングされるので、ディスク再生位置に正しく搬送することができる。また、光ディスクDとゴムローラ81との接触傷防止を兼ねている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種の車両用光ディスク再生装置は、設置スペースの制約からより一層の薄型化が要請されており、その場合に、フィードローラの太さが薄型化の鍵の一つになっている。フィードローラは、その直径に比べて軸方向の長さがかなり長く、光ディスクを搬送する際には光ディスクを押圧して、前後方向と押圧方向への力を受けながら回転するので、ある程度の太さがないと変形してしまい、フィードローラの直径を小さくする上で限界があった。また、ゴムローラはテーパ状に形成されているため、最小径部の肉厚を確保しなければならず、最小径部から所定の勾配を持たせると、最大径部の直径は自ずと決まるため、ゴムローラの直径を小さくする上でも限界があった。
【0005】
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、薄型化を可能にした光ディスク搬送装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の光ディスク搬送装置は、装置内に光ディスクを引き込むためにローラ軸にゴムローラを被せたフィードローラと、前記フィードローラの両端部を回転可能に支持する軸受部および前記フィードローラの中央部を前記光ディスクから離れて回転可能に支持するガイド部を有する支持板とを備え、前記フィードローラは前記ローラ軸の中央部に挿入されたスリーブを有し、前記スリーブは前記ガイド部に設けられた複数の突片に挿入され、前記突片の高さは前記スリーブの半径以上かつ前記スリーブの直径以下であるものであり、この構成により、ローラ軸を細くしても、その中央部に加わる圧力を支持板のガイド部で受けるので、ローラ軸の変形を防止することができ、フィードローラひいては装置全体を薄型化することができる。
【0007】
また、本発明の光ディスク搬送装置は、前記スリーブの両側に両端部に向けて拡径したテーパ状のゴムローラが被せられていることを特徴とするものであり、この構成により、テーパ状のゴムローラの長さを短くしても最小径部の肉厚を確保することができるので、ゴムローラ、ひいてはフィードローラおよび装置を薄型化することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態における車両用光ディスク搬送装置のフィード板組立体の平面図、図2(a)は図1のA−A線に沿う断面図、図2(b)は図1の右側面図である。図1および図2において、板金製の支持板であるフィード板1の両側部には、下方に折り曲げられた側板2、3が形成され、それぞれの後部側に軸受部である上部を開放した半円形の軸受溝4、5が形成され、前部の両側には、回転支軸6、7が絞り加工によりそれぞれ外側に突出して形成されている。また、フィード板1の中央部には、後方に向けてガイド部8が突出形成されている。このガイド部8は、後部に上方に向けて形成された突片8aと、この突片8aの両側にこの突片8aとの間に間隔dをおいて上方に向けて形成された突片8b、8cとを備えている。各突片8aと8b、8cとの幅dは、後述するフィードローラ9のスリーブ11の直径と略等しく、その高さhは、スリーブ11の直径以下、かつ半径以上の寸法を有する。
【0009】
フィードローラ9は、直径2mm程度の細いローラ軸10の上に、中央部に樹脂製のスリーブ11を被せ、スリーブ11の両側に両端部に向けて拡径したテーパ状のゴムローラ12、13を被せたものである。ローラ軸10の両端部には、樹脂製の円筒状の軸受14、15が挿入され、さらに他方の側の端部にはギヤ16が圧入されている。
【0010】
このようなフィードローラ9は、その中央部のスリーブ11をフィード板1のガイド部8の突片8aと8b、8cとの間に挿入し、その両端部の軸受14、15をフィード板1両側の軸受溝4、5に押し込むことにより、フィード板1に回転可能に取り付けられる。フィード板1は、光ディスク再生装置のロアシャーシの軸受部に回動可能に支持され、フィードモータからの回転力がギヤ列を介してギヤ16に伝達され、フィードローラ9が回転して、その上部に配置されたディスク摺動板と協働して光ディスクを装置内に引き込む。その際、フィードローラ9には前後方向および下方向への圧力が加わるが、フィードローラ9の中央部はガイド部8に支持されているので、変形することなく、ディスクを確実に搬送することができる。また、ガイド部8の突片8a、8b、8cの高さhは、スリーブ11の直径以下、かつ半径以上に設定されているので、搬送される光ディスクには接触せず、光ディスクの搬送を妨害することはない。
【0011】
このように、本実施の形態によれば、フィードローラ9の両端部を回転可能に支持するフィード板1の後部中央に、3つの突片8a、8b、8cからなるガイド部8を設け、フィードローラ9を、そのローラ軸10の中央部にスリーブ11を挿入し、このスリーブ11を介してフィード板1のガイド部8に支持したので、ローラ軸10を細くしても回転中に変形することがなく、このためフィードローラ9全体を細くでき、ひいては装置全体を薄型化することができる。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光ディスク搬送装置は、装置内に光ディスクを引き込むためにローラ軸にゴムローラを被せたフィードローラと、このフィードローラの両端部を回転可能に支持する軸受部およびフィードローラの中央部を光ディスクから離れて回転可能に支持するガイド部を有する支持板とを備えているので、ローラ軸を細くしても、その中央部に加わる圧力を支持板のガイド部で受けることができ、フィードローラおよび装置を薄型化することができるとともに、ガイド部の突片の高さは、スリーブの直径以下、かつ半径以上に設定されているので、搬送される光ディスクには接触せず、光ディスクの搬送を妨害することはない。
【0013】
また、本発明の光ディスク搬送装置は、フィードローラが、そのローラ軸の中央部に挿入されたスリーブを有し、スリーブの両側に両端部に向けて拡径したテーパ状のゴムローラを被せたので、テーパ状のゴムローラの長さを短くしても最小径部の肉厚を確保することができ、ゴムローラ、ひいてはフィードローラおよび装置を薄型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における光ディスク再生装置のフィード板組立体の平面図
【図2】(a)図1のA−A線に沿う断面図
(b)図1(a)の右側面図
【図3】(a)従来例における光ディスク再生装置のシャーシ組立体の平面図
(b)従来例における光ディスク再生装置のシャーシ組立体の右側面図
【図4】従来例における光ディスク再生装置のフィード板組立体の平面図
【符号の説明】
1 フィード板
2、3側板
4、5軸受溝
6、7回転支軸
8 ガイド部
8a、8b、8c 突片
9 フィードローラ
10 ローラ軸
11 スリーブ
12、13 ゴムローラ
14、15 軸受
16 ギヤ
Claims (2)
- 装置内に光ディスクを引き込むためにローラ軸にゴムローラを被せたフィードローラと、前記フィードローラの両端部を回転可能に支持する軸受部および前記フィードローラの中央部を前記光ディスクから離れて回転可能に支持するガイド部を有する支持板とを備え、前記フィードローラは前記ローラ軸の中央部に挿入されたスリーブを有し、前記スリーブは前記ガイド部に設けられた複数の突片に挿入され、前記突片の高さは前記スリーブの半径以上かつ前記スリーブの直径以下である光ディスク搬送装置。
- 前記スリーブの両側に両端部に向けて拡径したテーパ状のゴムローラが被せられていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001242430A JP4149149B2 (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | 光ディスク搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001242430A JP4149149B2 (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | 光ディスク搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003059150A JP2003059150A (ja) | 2003-02-28 |
| JP4149149B2 true JP4149149B2 (ja) | 2008-09-10 |
Family
ID=19072701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001242430A Expired - Lifetime JP4149149B2 (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | 光ディスク搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4149149B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005158153A (ja) * | 2003-11-26 | 2005-06-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | フィードローラと光ディスク搬送装置と光ディスク記録再生装置 |
-
2001
- 2001-08-09 JP JP2001242430A patent/JP4149149B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2003059150A (ja) | 2003-02-28 |
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