JP4157151B2 - ガスライター - Google Patents
ガスライター Download PDFInfo
- Publication number
- JP4157151B2 JP4157151B2 JP2007173976A JP2007173976A JP4157151B2 JP 4157151 B2 JP4157151 B2 JP 4157151B2 JP 2007173976 A JP2007173976 A JP 2007173976A JP 2007173976 A JP2007173976 A JP 2007173976A JP 4157151 B2 JP4157151 B2 JP 4157151B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lighter
- gas
- nozzle
- operating lever
- lighter body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Lighters Containing Fuel (AREA)
Description
本発明は、ライター本体に貯留された燃料ガスを必要時に簡単な操作で外部へ放出させることのできるガスライターに関するものである。
現在、家庭ゴミの分別廃棄が推進されているなか、ゴミ収集車の爆発事故が後を絶たず、その原因の一つとして、化粧品スプレー等の各種エアゾール容器の一般ゴミへの混入のほか、いわゆる使い捨て式のガスライターの混入を指摘する声もある。
従来、エアゾール容器に関しては、その内容物を簡単な操作で外部へ放出させ得るガス抜き装置やガス抜き方法が多数提案されている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、一方のガスライターに関しては、そのガス漏れを防止する提案がある程度であった(例えば、特許文献2参照。)。
特開平8−264958号公報
特開平10−89685号公報
本発明は、従来のガスライターに上記のような問題があったことに鑑みて為されたもので、廃棄時にライター本体に貯留された燃料ガスを簡単な操作でガス抜きすることのできる構造簡素で安価なガスライターを提供することを技術的課題とする。
本発明は、燃料ガスが貯留されたライター本体と、前記ライター本体に配設され、上部に設けたノズルを該ライター本体に対し引き上げたとき、該ノズルから前記燃料ガスを噴出させるバルブ機構と、一端側に前記ノズルと係合する係合部を備える一方、他端側に押圧部を備え、該係合部と該押圧部との間で前記ライター本体に揺動可能に支承され、該押圧部を押圧して該係合部を上昇させることで前記ノズルを引き上げて燃料ガスを噴出させる作動レバーと、前記ライター本体に配設され、前記ノズルから噴出させた燃料ガスに点火する点火手段と、前記ライター本体に配設され、前記ノズルの周囲を囲むカバーと、を含んで成るガスライターであって、
前記作動レバーの係合部側を支えることで該係合部の上昇状態を維持し得る上昇維持手段を備え、
前記ライター本体が、
有底筒状のタンク部材と、該タンク部材の上端に固着された蓋部材と、該蓋部材の上部に取り外し可能に固定され、外縁に引掛け溝または引掛け突起を有する中間部材と、から構成され、
前記上昇維持手段が、
前記ライター本体の蓋部材に螺合され、ねじ進退移動することにより前記ノズルのガス噴出量を調整する螺合部材と、前記螺合部材の周囲に取り外し可能に被嵌されたリング部と、該リング部の外周に突設され、前記カバーまたはライター本体に設けた調整操作開口部を通って前記中間部材の外面に突出する突起部とから成り、該突起部を該調整操作開口部において横方向へ移動させることで前記螺合部材をねじ進退移動させる操作部材と、から構成され、
前記中間部材を前記蓋部材に対し上方移動させることによって、該中間部材で操作部材の突起部を前記螺合部材に対し上昇させ、該上昇させた操作部材で前記作動レバーの係合部を上昇させてガス抜きすることを特徴とする。
前記作動レバーの係合部側を支えることで該係合部の上昇状態を維持し得る上昇維持手段を備え、
前記ライター本体が、
有底筒状のタンク部材と、該タンク部材の上端に固着された蓋部材と、該蓋部材の上部に取り外し可能に固定され、外縁に引掛け溝または引掛け突起を有する中間部材と、から構成され、
前記上昇維持手段が、
前記ライター本体の蓋部材に螺合され、ねじ進退移動することにより前記ノズルのガス噴出量を調整する螺合部材と、前記螺合部材の周囲に取り外し可能に被嵌されたリング部と、該リング部の外周に突設され、前記カバーまたはライター本体に設けた調整操作開口部を通って前記中間部材の外面に突出する突起部とから成り、該突起部を該調整操作開口部において横方向へ移動させることで前記螺合部材をねじ進退移動させる操作部材と、から構成され、
前記中間部材を前記蓋部材に対し上方移動させることによって、該中間部材で操作部材の突起部を前記螺合部材に対し上昇させ、該上昇させた操作部材で前記作動レバーの係合部を上昇させてガス抜きすることを特徴とする。
本発明に係るガスライターによれば、至って簡単な操作でライター本体に貯留された燃料ガスを外部へ放出させることができるので、ガスライターを廃棄する際、その使用者自身が簡単にガス抜きすることができ、例えばゴミ収集車の爆発事故等の防止にも寄与できる。しかも、その構成が頗る簡素であり、現在汎用されているガスライターに対して簡単な改良を加えるだけで製造することができ、ガス抜き可能なガスライターを極めて安価に市場に提供することができる。
以下、本発明に係るガスライターの実施形態について、図1〜図4を参照しながら詳しく説明する。
本実施形態のガスライター10は、図1及び図2に示すように、燃料ガスが貯留されたライター本体1と、この燃料ガスをノズル21から噴出させるバルブ機構2と、このバルブ機構2を開閉操作するための作動レバー3と、ノズル21から噴出させた燃料ガスに点火する点火手段4と、ノズル21の周囲を囲むカバー5と、ガス抜き時に作動レバー3を支えてノズル21のガス噴出状態を維持する上昇維持手段6と、から構成されている。
ライター本体1は、図2に示すように、有底筒状のタンク部材11と、このタンク部材11の上端に気密状態に固着された蓋部材12と、この蓋部材12の上部に固定された中間部材13とから成り、周知のガスライターと同様の構成を採用している。この蓋部材12の上部外周縁には複数の係止凸部120が形成されている一方、中間部材13の下部内周縁には係止突起130が形成されており、この係止突起130を係止凸部120の下側に係止することによって、中間部材13を蓋部材12に固定している。そして、タンク部材11と蓋部材12とから形成された空間にブタンガス等の燃料ガスが液相状態で貯留されている。
バルブ機構2は、上記ライター本体1の蓋部材12を上下に貫通して配設されており、燃料ガスの噴出開閉操作、及びガス噴出量の調整操作を行い得る周知のガスライター用バルブ機構を採用している。つまり、バルブ機構2は、図2に示すように、その上部に設けられたノズル21をバルブ内のコイルばね22の付勢力に抗して引き上げることによって、ノズル21の下方に設けられた弁体23を弁座24から上昇させる。このことで、バルブ機構2を開いてノズル21から燃料ガスを噴出させる。
そしてまた、ライター本体1の蓋部材12には、螺合部材61が螺合されており、この螺合部材61を上下方向にねじ進退移動させることによって、弁座24の下方に配設されたフィルタ25の圧縮度合を適宜に変更してノズル21からのガス噴出量の調整を行う。この螺合部材61の上部には、公知のバルブ機構と同様、操作部材62が取り外し可能に被嵌されている。つまり、螺合部材61の上部外周には、多数の歯溝611が形成されている一方、操作部材62は、この歯溝611と噛合する相方歯溝621を内周に備えたリング部622と、リング部622の外周に突設された突起部623とから構成されている。この操作部材62の突起部623を横方向(水平方向)に移動させることによって、螺合部材61を上下方向へねじ進退移動させてノズル21からのガス噴出量を調整するのである。なお、操作部材62が螺合部材61に被嵌されているとき、操作部材62の突起部623は、ライター外面に突出している。
作動レバー3は、上記バルブ機構2のノズル21をライター本体1に対して引き上げることによって、バルブ機構2を開いてノズル21から燃料ガスを噴出させるものであり、周知のガスライターと同様の構成を採用している。つまり、作動レバー3は、図2及び図3に示すように、一端側にノズル21の小径部211と係合するスリット311を有する係合部31を備える一方、他端側には押圧部32を備えている。そして、この係合部31と押圧部32との間に設けられた軸部33においてライター本体1に揺動可能に支承されている。ライター本体1の中間部材13の上部には、互いに対向する一対の支柱14が立設されており、作動レバー3は、これら支柱14間に挟まれるようにして、各支柱14に開設された軸受孔141に軸部33が軸支されて支承されている。この作動レバー3の押圧部32を下方へ押圧操作して係合部31側を上昇させることによって、ノズル21を引き上げて燃料ガスを噴出させる。なお、この作動レバーは、必ずしも軸部33で軸支されている必要はなく、例えば、作動レバーの係合部31と押圧部32との間において、ライター本体の突起部分に単に載置されて揺動可能に支承されていても良い。
点火手段4は、上記ノズル21から噴出させた燃料ガスに点火するものであり、周知のヤスリ式の点火手段を採用している。つまり、点火手段4は、ヤスリ車41と、このヤスリ車41の両側に固着され、上記一対の支柱14の間に軸支された横車42と、コイルばね43で付勢されてヤスリ車41の下部周面に圧接された発火石44とから構成されている。この横車42を介してヤスリ車41を回転操作することによって、発火石44を発火させて燃料ガスに点火する。なお、この点火手段として、周知の圧電式点火手段を採用することも勿論可能である。
カバー5は、ノズル21の周囲を囲むようにライター本体1の中間部材13上に配設されている。カバー5は、金属板材を二つ折り状態にプレス加工して形成されており、図1(a)、(b)に示すように、湾曲した背部51と、背部51からそれぞれ延びて互いに対向する一対の翼片部52とから構成されている。カバー5の各翼片部52には、カバー内側へ向けて突出した凸部521が形成されており、各凸部521を各支柱14の外側面に形成された凹部142(図3参照)に嵌合させることによってカバー5が中間部材13上に配設されている。また、カバー5の背部51には、上記バルブ機構2の操作部材62の突起部623を通してこの突起部623をライター外面に突出させるとともに、突起部623のガス流量調整のための横方向(水平方向)への移動を許容する調整操作開口部511が開設されている。そして、この調整操作開口部511の上方には、突起部623の上方への移動を許容するガス抜き操作開口部512が、調整操作開口部511と連通して開設されている。
なお、これら調整操作開口部511及びガス抜き操作開口部512は、必ずしもカバー5の背部51に形成されている必要はなく、調整操作開口部511及びガス抜き操作開口部512のいずれか一方或いは両方を、カバー5の下方にあるライター本体1の中間部材13に形成するようにしても良い。ガスライターの製造コスト、デザイン等を考慮して種々の設計変更が可能である。
上昇維持手段6は、ガス抜き時に、作動レバー3の係合部31側の下方に挿入可能に配設されている。本実施形態の上昇維持手段6は、上記バルブ機構2の螺合部材61と、螺合部材61に取り外し可能に被嵌された操作部材62とから構成されている。このようにガスライター10においては、螺合部材61及び操作部材62は、バルブ機構2を構成すると同時に、ガス抜き時には、上昇状態の作動レバー3を支えてノズル21のガス噴出状態を維持する上昇維持手段6として作用する。
次に、本実施形態のガスライター10のガス抜き操作について説明する。
本実施形態のガスライター10のガス抜きをする場合、まず、図4に示すように、カバー5のガス抜き操作開口部512において操作部材62の突起部623を上方移動させることによって、操作部材62のリング部622を螺合部材61から外す。そしてそのまま、リング部622を作動レバー3の係合部31と螺合部材61との間へ挿入する。このことで、上昇状態の作動レバー3の係合部31側をリング部622で支えることができ、ノズル21のガス噴出状態を維持して燃料ガスを外部へ放出させるのである。
なお、操作部材62の突起部623を上方移動させてリング部622を挿入する操作は、ノズル機構2に内装されたコイルばね22の付勢力に抗して行う必要があるので、ガス抜きするには、ある程度以上の力を加えて突起部623を積極的に上方移動させなければならない。したがって、意図しないときに、突起部623が簡単に上方移動してしまって燃料ガスが放出されてしまう恐れもない。
また、ガス抜き操作を行う際、作動レバー3の押圧部32を片方の親指等で押圧して係合部31を予め上昇させておきながら、他方の手で突起部623を上方移動させてリング部622を作動レバー3と螺合部材61との間へ挿入するようにしても良い。この場合には、作動レバー3の押圧部32の押圧操作と、突起部623の上方移動操作との両操作を意識して同時に行う必要があるため、意図しないときに燃料ガスが放出されてしまう恐れもない。
このように、本実施形態のガスライター10によれば、操作部材62の突起部623を上方移動させるだけの至って簡単な操作でライター本体1に貯留された燃料ガスを外部へ放出させることができる。したがって、ガスライターを廃棄する際、その使用者自身が簡単にガス抜きすることができ、例えばゴミ収集車の爆発事故等の防止にも寄与することができる。
しかも、本実施形態のガスライター10にあっては、ノズル21のガス噴出状態を維持する上昇維持手段6を、汎用されているバルブ機構2の螺合部材61と操作部材62とから構成しており、そして、カバー5にガス抜き操作開口部512を形成するだけで簡単に製造することができるので、ガス抜き可能なガスライターを構造の複雑化を伴うことなく極めて安価に市場に提供することができる。
以上、本発明に係るガスライターについて代表的な実施形態を説明したが、本発明に係るガスライターはその他の形態でも実施することができる。
例えば、上記実施形態では、ガス抜き時に作動レバー3の係合部31側を支えてノズル21のガス噴出状態を維持する上昇維持手段として、螺合部材61及び操作部材62を利用しているが、図5〜図7に示すガスライター20のように、上昇維持手段を螺合部材61と操作部材62と段部63とから構成しても良い。
段部63は、ガス抜き時にその上部に操作部材62の突起部623を載置するものであり、図6に示すように、ライター本体1の中間部材13に設けられている。この実施変形例では、ガス抜き操作の円滑化のため、段部63の端部に斜面部631を設けている。また、ガスライター20におけるカバー5には、図5に示すように、その調整操作開口部511の側方に、突起部623の段部63上への移動を許容するガス抜き操作開口部513が、調整操作開口部511と連通して形成されている。
しかして、ガスライター20のガス抜きをする場合、操作部材62の突起部623を、カバー5の調整操作開口部511から更にガス抜き操作開口部513へ移動させることによって、図7に示すように、突起部623を段部63上へ載置する。このことで、上昇状態の作動レバー3の係合部31側を操作部材62で支えることができ、ノズル21のガス噴出状態を維持して燃料ガスを外部へ放出させるのである。
なお、ガスライター20において、操作部材62の突起部623を段部63上に移動させる操作は、ノズル機構2に内装されたコイルばね22の付勢力に抗して行う必要があり、しかも、段部63の側壁632を乗り越えなければならないので、意図しないときに燃料ガスが放出されてしまう恐れもない。これら段部63及び側壁632の高さや斜面部631の傾斜角度等については、ガス抜き作業の操作性、安全性等を考慮して種々の設計変更が可能である。また、作動レバー3の押圧部32を片方の親指等で押圧して係合部31を予め上昇させておきながら、他方の手で突起部623を移動させて操作部材62を作動レバー3の係合部31の下方に挿入しても良いことは、上記実施形態と同様である。
このように、ガスライター20は、中間部材13に段部63を設け、カバー5にガス抜き操作開口部513を形成するだけで簡単に製造することができるので、上述したガスライター10と同様、構造の複雑化を伴うことなく極めて安価に市場に提供し得る。なお、このガスライター20においては、操作部材62の突起部623を中間部材13に設けた段部63上に載置してガス抜きしているが、突起部623を載置する段部を、中間部材13に設ける代わりに、上記カバー5のガス抜き操作開口部513に設け、このガス抜き操作開口部513に設けた段部上に突起部623を載置してガス抜きを行うようにしても良い。
更にまた、図8〜図11に示すガスライター30のように、ガス抜き時に作動レバー3の係合部31側を支える上昇維持手段を、螺合部材61と操作部材62と挿入凸部64とから構成しても良い。
挿入凸部64は、ガス抜き時に上部に作動レバー3の係合部31側が載置されるものであり、図9及び図10に示すように、螺合部材61の上部に設けられている。この実施変形例では、ガス抜き操作の円滑化のため、挿入凸部64の端部に斜面部641を設けている。また、ガスライター30のカバー5には、図8に示すように、その調整操作開口部511の側方に、突起部623のガス抜き操作時の移動を許容するガス抜き操作開口部514が調整操作開口部511と連通して形成されている。
しかして、ガスライター30のガス抜きをする場合、操作部材62の突起部623を、カバー5の調整操作開口部511から更にガス抜き操作開口部514へ移動させることによって、図11に示すように、挿入凸部64を作動レバー3の係合部31側の下方へ挿入する。このことで、上昇状態の作動レバー3の係合部31側を挿入凸部64で支えることができ、ノズル21のガス噴出状態を維持して燃料ガスを外部へ放出させる。
なお、ガスライター30において、操作部材62の突起部623を移動させて挿入凸部64を作動レバー3の下方へ挿入する操作は、ノズル機構2に内装されたコイルばね22の付勢力に抗して行う必要があり、しかも、作動レバー3が挿入凸部64の側壁642を乗り越えなければならないので、意図しないときに燃料ガスが放出されてしまう恐れもない。これら挿入凸部64及び側壁642の高さや斜面部641の傾斜角度等については、ガス抜き作業の操作性、安全性等を考慮して種々の設計変更が可能である。また、作動レバー3の押圧部32を片方の親指等で押圧して係合部31を予め上昇させておきながら、他方の手で突起部623を移動させて挿入凸部64を作動レバー3の係合部31の下方に挿入しても良いことは、上記実施形態と同様である。
このように、ガスライター30は、螺合部材61に挿入凸部64を設け、カバー5にガス抜き操作開口部514を形成するだけで簡単に製造することができるので、構造の複雑化を伴うことなく極めて安価に市場に提供し得る。なお、ガスライター30においては、螺合部材61の上部に挿入凸部64を設けているが、代わりに操作部材62のリング部622の上部に挿入凸部を設け、このリング部622に設けた挿入凸部を作動レバー3の係合部31側の下方へ挿入してガス抜きを行うようにしても良い。
更にまた、図12及び図13に示すガスライター40のように、ガス抜き時に作動レバー3の係合部31側を支える上昇維持手段を、差込挿入片65から構成しても良い。
差込挿入片65は、図12に示すように、ライター本体1のタンク部材11の下部に形成された凹部111内に、破断部651を介して切り離し可能に取り付けられている。そして、ガスライター40のカバー5には、その調整操作開口部511の上方に、差込挿入片65をライターの外側から作動レバー3の係合部31側の下方へ挿入可能な差込開口部515が形成されている。この差込開口部15は、必ずしも調整操作開口部511と連通している必要はなく、また、カバー5の翼片部52に開設されていても良い。
しかして、ガスライター40のガス抜きをする場合には、まず、破断部651を破断してタンク部材11の下部から差込挿入片65を切り離す。そして、図13に示すように、切り離した差込挿入片65をカバー5の差込開口部515からライターの内部へ差し込むことによって、差込挿入片65を作動レバー3の係合部31と螺合部材61との間に挿入する。このことで、上昇状態の作動レバー3の係合部31側を差込挿入片65で支えることができ、ノズル21のガス噴出状態を維持して燃料ガスを外部へ放出させる。
このガスライター40においては、切り離した差込挿入片65を差込開口部515から差し込むことによって、はじめてガス抜きを行うことができるので、意図しないときに燃料ガスが放出されてしまう恐れもない。上記実施形態と同様、作動レバー3の押圧部32を片方の親指等で押圧して係合部31を予め上昇させておきながら、他方の手で差込挿入片65を作動レバー3の係合部31の下方に挿入するようにしても良い。
このように、ガスライター40は、差込挿入片65をライター本体1に切り離し可能に取り付け、カバー5に差込開口部515を形成するだけで簡単に製造することができるので、ガス抜き可能なガスライターを構造の複雑化を伴うことなく極めて安価に市場に提供し得る。しかも、ガス抜き時に作動レバー3の係合部31側を支える上昇維持手段が、差込挿入片65だけで構成することができるので、螺合部材61や操作部材62等は必ずしも必要でなく、ガス流量調整手段を持たないバルブ機構を備えたより安価なガスライターとして製造することもできる。なお、この差込開口部515は、必ずしもカバー5に成形されている必要はなく、ライター本体1に形成しても良い。
更にまた、図14〜図16に示すガスライター50のように、ガス抜き時に作動レバー3の係合部31側を支える上昇維持手段を、折曲挿入片66から構成しても良い。
折曲挿入片66は、図14及び図15に示すように、その一端661がカバー5の背部51に折り曲げ可能に連結され、他端662側が作動レバー3の係合部31側の下方へ挿入可能に配設されている。ここでは、折曲挿入片66を調整操作開口部511の上方に設けているが、勿論これに限定されるものではなく、折曲挿入片をカバー5の翼片部52に設けても良く、ライター本体1の中間部材13に設けても良い。
しかして、ガスライター50のガス抜きをする場合には、まず、作動レバー3の押圧部32を片方の親指等で押圧して係合部31を予め上昇させておく。次いで、図16に示すように、折曲挿入片66をライター外側から内側へ押し込むことによって、他端662側を作動レバー3の係合部31と螺合部材61との間に挿入する。このことで、上昇状態の作動レバー3の係合部31側を折曲挿入片66で支えることができ、ノズル21のガス噴出状態を維持して燃料ガスを外部へ放出させる。
このガスライター50においては、作動レバー3の押圧部32の押圧操作と、折曲挿入片66の積極的な折り曲げ操作との両操作を同時に行う必要があるため、意図しないときに燃料ガスが放出されてしまう恐れもない。なお、作動レバー3の係合部31と螺合部材61との間に挿入された折曲挿入片66は、必ずしもその下部が螺合部材61と当接している必要はなく、折曲挿入片66の一端661の連結部を介してカバー5によって作動レバー3の上昇状態を支えるようにしても良い。
このように、ガスライター50は、折曲挿入片66をカバー5またはライター本体1に設けるだけで簡単に製造することができるので、ガス抜き可能なガスライターを極めて安価に市場に提供し得る。また、ガス抜きするにあたって、螺合部材61や操作部材62等は必ずしも必要でなく、ガス流量調整手段を持たないバルブ機構を備えたより安価なガスライターとして製造することもできる。
更にまた、図17及び図18に示すガスライター60のように、ガス抜き時に作動レバー3の係合部31側を支える上昇維持手段を、螺合部材61と操作部材62とライター本体1の中間部材13とから構成しても良い。
ガスライター60のライター本体1は、上述した実施形態と同様、タンク部材11と、タンク部材11の上端に固着された蓋部材12と、蓋部材12の上部に固定された中間部材13とから構成されている。そして、蓋部材12の上部外周縁に係止凸部120が形成されている一方、中間部材13の下部内周縁に係止突起130が形成されており、この係止突起130が係止凸部120の下側に係止されて中間部材13が蓋部材12に取り外し可能に固定されている。また、この中間部材13の外縁には、引掛け溝133が形成されている。
しかして、ガスライター60のガス抜きをする場合、中間部材13の引掛け溝133にコインやマイナスドライバー等を引っ掛けて、図18に示すように、係止凸部120と係止突起130との係止状態を外して中間部材13を蓋部材12に対し上昇させる。ここで、操作部材62の突起部623は中間部材13の外面よりも突出しているので、この中間部材13の上昇移動によって、突起部623を介して操作部材62が、蓋部材12に螺合された螺合部材61に対し上昇することになる。この操作部材62の上昇移動によって、作動レバー3の係合部31側を上昇させ、ノズル21から燃料ガスを外部へ放出させるのである。
なお、図18においては、蓋部材12に対する中間部材13の上昇移動を誇張して図示していることから、ガス抜き状態において蓋部材12の係止凸部120と中間部材13の係止突起130とが完全に離れた状態が図示されている。しかし実際のガス抜き時においては、中間部材13の係止突起130が蓋部材12の係止凸部120の上部に当接することになり、また、中間部材13と蓋部材12との摩擦抵抗によって、上昇状態の作動レバー3の係合部31側を支えることができるので、ガス抜き状態が維持される。また、図18では、中間部材13の片側だけを持ち上げて中間部材13を傾斜させて上昇させているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、中間部材13の両側を上昇させるようにしても良い。
このように、ガスライター60は、中間部材13に引掛け溝133を形成するだけで、簡単に製造することができるので、構造の複雑化を伴うことなく極めて安価に市場に提供することができる。なお、ガスライター60においては、中間部材13に引掛け溝133を設ける代わりに中間部材13に引掛け突起を形成しても良い。コインやドライバーの先端を用いて中間部材13を上昇できれば足り、種々の設計変更が可能である。
更にまた、図19及び図20に示すガスライター70のように、作動レバー3の押圧部32側を支えることで押圧部32の押圧状態を維持し得る押圧維持手段7を設け、この押圧維持手段7により作動レバー3を介してノズル21の引き上げ状態を維持してガス抜きしても良い。
ガスライター70では、押圧維持手段7を差込挿入片71から構成している。差込挿入片71は、図19に示すように、ライター本体1のタンク部材11の下部に形成された凹部111内に、破断部711を介して切り離し可能に取り付けられている。
しかして、ガスライター70のガス抜きをする場合には、まず、破断部711を破断してタンク部材11の下部から差込挿入片71を切り離す。そして、図20に示すように、切り離した差込挿入片71を、作動レバー3の押圧部32側と、点火手段4を構成する横車42との間に挿入する。このことで、押圧状態の作動レバー3の押圧部32側を差込挿入片71で支えることができ、ノズル21のガス噴出状態を維持して燃料ガスを外部へ放出させる。
このように、ガスライター70は、差込挿入片71をライター本体1に切り離し可能に取り付けるだけで簡単に製造することができるので、ガス抜き可能なガスライターを構造の複雑化を伴うことなく極めて安価に市場に提供し得る。しかも、押圧維持手段7が差込挿入片71だけで構成することができるので、螺合部材61や操作部材62等のガス流量調整手段を持たないバルブ機構を備えたより安価なガスライターとして製造することもできる。
更にまた、図21〜図23に示すガスライター80のように、ガス抜き時に作動レバー3の押圧部32側を支える押圧維持手段を、ライター本体1に揺動可能に配設されたカバー8から構成しても良い。
カバー8は、上記実施形態のガスライター10と同様、金属板材を二つ折り状態にプレス加工して形成され、湾曲した背部81と、背部81からそれぞれ延びて互いに対向する一対の翼片部82とから構成されている。カバー8の各翼片部82には軸受孔820が開設されている一方、中間部材13に立設された各支柱14の外側面には軸部143が設けられており、この軸受孔820と軸部143とが嵌合することによって、カバー8がライター本体1に対して回動可能に配設されている。また、カバー8の各翼片部82には、カバー内側へ向けて突出した第一凸部821と第二凸部822とが形成されている一方、中間部材13には、これら第一凸部821及び第二凸部822とそれぞれ着脱可能に嵌合し合う第一凹部131と第二凹部132とが形成されている。更にまた、カバー8の各翼片部82には、カバー内側へ向けて突出する押圧突起823が設けられている。
しかして、ガスライター80は、通常使用時には、図21に示すように、カバー8の第一凸部821が中間部材13の第一凹部131と嵌合しており、ノズル21の周囲を囲んでいる。そして、ガス抜きをする場合には、まず、図22に示すように、第一凸部821と第一凹部131との嵌合を外してカバー8を作動レバー3の押圧部32の方向へ揺動させる。そして、図23に示すように、カバー8の押圧突起823で作動レバー3の押圧部32を押圧しながら、第二凸部822を第二凹部132に嵌合させる。こうして、作動レバー3の押圧部32の押圧状態を維持してノズル21から燃料ガスを外部へ放出させるのである。
このガスライター80においては、カバー8の第一凸部821と第一凹部131との嵌合を外してカバー8を揺動させる必要があるため、意図しないときに燃料ガスが放出されてしまう恐れもない。なお、この実施変形例では、カバー8に軸受孔820を開設し、中間部材13の支柱14に軸部143を設けているが、勿論これに限定されるものではなく、カバー8に軸部ないし軸凸部を設け、支柱14に軸受孔ないし軸受凹部を設けるようにしても良い。揺動可能なカバー8を各位置に固定するために設けらている第一凸部821と第一凹部131、第二凸部822と第二凹部132とにおいても同様、その凹凸関係を逆にして設けても良い。
このように、ガスライター80は、カバー8を揺動可能に構成し、その固定手段を設けるだけで簡単に製造することができるので、ガス抜き可能なガスライターを極めて安価に市場に提供することができる。ガス抜きするにあたって、螺合部材61や操作部材62等のガス流量調整手段を持たないバルブ機構を備えたより安価なガスライターとして製造することもできる。
本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものである。また、同一の作用又は効果が生じる範囲内で、何れかの発明特定事項を他の技術に置換した形態で実施しても良く、また、一体に構成されている発明特定事項を複数の部材から構成しても、複数の部材から構成されている発明特定事項を一体に構成した形態で実施しても良い。
10、20、30、40、50、60、70、80;ガスライター
1 ライター本体
11 タンク部材
12 蓋部材
13 中間部材
133 引掛け溝
2 バルブ機構
21 ノズル
3 作動レバー
31 係合部
32 押圧部
4 点火手段
5 カバー
511 調整操作開口部
512、513、514 ガス抜き操作開口部
515 差込開口部
6 上昇維持手段
61 螺合部材
62 操作部材
622 リング部
623 突起部
63 段部
64 挿入凸部
65 差込挿入片
66 折曲挿入片
7 押圧維持手段
71 差込挿入片
8 カバー
1 ライター本体
11 タンク部材
12 蓋部材
13 中間部材
133 引掛け溝
2 バルブ機構
21 ノズル
3 作動レバー
31 係合部
32 押圧部
4 点火手段
5 カバー
511 調整操作開口部
512、513、514 ガス抜き操作開口部
515 差込開口部
6 上昇維持手段
61 螺合部材
62 操作部材
622 リング部
623 突起部
63 段部
64 挿入凸部
65 差込挿入片
66 折曲挿入片
7 押圧維持手段
71 差込挿入片
8 カバー
Claims (1)
- 燃料ガスが貯留されたライター本体と、
前記ライター本体に配設され、上部に設けたノズルを該ライター本体に対し引き上げたとき、該ノズルから前記燃料ガスを噴出させるバルブ機構と、
一端側に前記ノズルと係合する係合部を備える一方、他端側に押圧部を備え、該係合部と該押圧部との間で前記ライター本体に揺動可能に支承され、該押圧部を押圧して該係合部を上昇させることで前記ノズルを引き上げて燃料ガスを噴出させる作動レバーと、
前記ライター本体に配設され、前記ノズルから噴出させた燃料ガスに点火する点火手段と、
前記ライター本体に配設され、前記ノズルの周囲を囲むカバーと、
を含んで成るガスライターであって、
前記作動レバーの係合部側を支えることで該係合部の上昇状態を維持し得る上昇維持手段を備え、
前記ライター本体が、
有底筒状のタンク部材と、
該タンク部材の上端に固着された蓋部材と、
該蓋部材の上部に取り外し可能に固定され、外縁に引掛け溝または引掛け突起を有する中間部材と、
から構成され、
前記上昇維持手段が、
前記ライター本体の蓋部材に螺合され、ねじ進退移動することにより前記ノズルのガス噴出量を調整する螺合部材と、
前記螺合部材の周囲に取り外し可能に被嵌されたリング部と、該リング部の外周に突設され、前記カバーまたはライター本体に設けた調整操作開口部を通って前記中間部材の外面に突出する突起部とから成り、該突起部を該調整操作開口部において横方向へ移動させることで前記螺合部材をねじ進退移動させる操作部材と、
から構成され、
前記中間部材を前記蓋部材に対し上方移動させることによって、該中間部材で操作部材の突起部を前記螺合部材に対し上昇させ、該上昇させた操作部材で前記作動レバーの係合部を上昇させてガス抜きすることを特徴としたガスライター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007173976A JP4157151B2 (ja) | 2007-07-02 | 2007-07-02 | ガスライター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007173976A JP4157151B2 (ja) | 2007-07-02 | 2007-07-02 | ガスライター |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004300589A Division JP4002266B2 (ja) | 2004-10-14 | 2004-10-14 | ガスライター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007285697A JP2007285697A (ja) | 2007-11-01 |
| JP4157151B2 true JP4157151B2 (ja) | 2008-09-24 |
Family
ID=38757633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007173976A Expired - Fee Related JP4157151B2 (ja) | 2007-07-02 | 2007-07-02 | ガスライター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4157151B2 (ja) |
-
2007
- 2007-07-02 JP JP2007173976A patent/JP4157151B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2007285697A (ja) | 2007-11-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP3228229B1 (fr) | Autocuiseur à securité ameliorée | |
| JPH0335971Y2 (ja) | ||
| JP2014532599A (ja) | エアゾールディスペンサ | |
| EP0919171B1 (fr) | Porte-filtre pour cafetière du type expresso | |
| JPH05256448A (ja) | 安全装置付ガスライター | |
| US5897307A (en) | Disposable lighter having a safety function of preventing unwanted ignition | |
| JP4157150B2 (ja) | ガスライター | |
| JP2007248049A (ja) | ガスライター | |
| JP4002266B2 (ja) | ガスライター | |
| JP2007285697A (ja) | ガスライター | |
| JP2007285696A (ja) | ガスライター | |
| JP2007248048A (ja) | ガスライター | |
| US20180273281A1 (en) | Liquid containers with ports | |
| JP7162990B2 (ja) | 吐出容器 | |
| US6129543A (en) | Gas lighter with safety device | |
| JP4485758B2 (ja) | 液体噴出ポンプ | |
| JP7296801B2 (ja) | 吐出器 | |
| WO2006079881A1 (en) | A combustion device | |
| JP4899216B2 (ja) | エアゾール容器 | |
| US20090108026A1 (en) | Airpot Lid Assembly | |
| JP4947517B2 (ja) | エアゾール容器 | |
| US20040152030A1 (en) | Gas lighter | |
| JP5533356B2 (ja) | 飲料の抽出用のドリッパーとこれを用いた飲料自動抽出器 | |
| CN217852431U (zh) | 一种锅具 | |
| JP4004746B2 (ja) | エアゾール式液体噴出容器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070809 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080611 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718 Year of fee payment: 3 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |