JP4175018B2 - 自動製氷機の駆動装置とその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は冷蔵庫等に搭載される自動製氷機の駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、冷蔵庫に搭載される自動製氷機の駆動装置には、特開2001−304733号公報に開示されているような、モータの回転を減速歯車で製氷皿に伝達し、所定の回転位置で製氷皿に捻りを与えて離氷させるものが広く普及しており、以下図面を参照しながら説明する。
【0003】
図7は従来の自動製氷機の駆動装置を示す断面図であり、1は駆動装置であり、外郭を形成する上ケース2と下ケース3で囲まれた内部にはモータ4が配置され、モータ4の回転は減速歯車5によって出力軸6に伝達される。
【0004】
出力軸6は製氷皿(図示せず)に連結されており、製氷皿を回転させて所定の位置で捻りを与えて離氷させる。
【0005】
出力軸6は減速歯車5の最終段であるカム歯車7に成形されており、カム歯車7の回転位置をスイッチ8で検出することで製氷皿の位置を認識する。
【0006】
スイッチ8はプリント基板9にハンダ付けによって固定された状態で下ケース3に保持されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら近年、地球環境保護の観点からハンダに含まれる鉛等の環境負荷物質を極力ゼロにする取組みが活発化しており、スイッチを固定するプリント基板のハンダも対象であり、新たなスイッチの固定方法を確立する必要がある。
【0008】
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、プリント基板へのハンダ付けに依らずに確実にスイッチを固定することができる自動製氷機の駆動装置とその製造方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の発明は、氷を生成した製氷皿に捻りを与えて離氷させる自動製氷機の駆動装置において、前記製氷皿の位置検出をするスイッチの電極リードにコードを結合させ、前記スイッチを保持部材より突出した片持梁にスナップフィットで拘束した後に前記コードを前記保持部材上に集合させ、前記駆動装置の各部品を収納するケースに予め設けた軸に、前記保持部材に予め設けた嵌合孔を嵌合させることで、前記ケースにより前記スイッチを所定位置に固定するものであり、スイッチとコードを集積させた保持部材を軸に嵌合させるだけでスイッチが所定の位置に収まるので、作業性が向上する。
【0010】
次に、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記スイッチの外周にスナップフィットで前記スイッチを拘束する片持梁を、一方向を除いて突出させ、前記スイッチの外周のうち前記片持梁を突出させない一方向に、前記スイッチの電極リードを貫通させる切欠きを設けたものであり、片持梁が突出していない一方向からスイッチを平面方向に挿入するだけで、前記スイッチが保持部材に装着されるので、スイッチの組み込みが容易である。また、プリント基板へハンダ付けする必要がなく、環境負荷物質である鉛の使用を抑制することができる。
【0011】
次に請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記保持部材の板厚方向に前記片持梁を突出させると共に、前記片持梁が突出した前記保持部材の表面方向とは反対の裏面方向に、前記スイッチの2つの電極リードを導出し、前記保持部材の裏面方向に導かれた前記スイッチの2つの電極リードを隔離する隔壁を前記保持部材より突出させたもので、前記保持部材に保持されたスイッチの電極リードが隔壁によってお互いを電気絶縁し、水適が付着しても水滴が電極リード間を架橋することはなく、結露水による短絡を防止するので信頼性が向上するものである。
【0012】
次に請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、前記隔壁は、前記保持部材を前記ケースに収納する際に板厚方向の位置決めとなるものであり、板厚方向の撓みを防止してスイッチの位置を安定させる共に、隔壁とケースで囲まれた空間に電極リードが収納された状態となるので、電極リードが移動してお互いに接触することを防止でき、信頼性が向上するものである。
【0013】
次に請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、前記スイッチは、一つの壁面からボタンを突出させ、且つ前記ボタンとは反対側の壁面から前記電極リードを突出させた構成とし、前記保持部材の片持梁には、前記スイッチのボタン側壁面を押さえる掛り爪を設けて前記スイッチがボタン側へ抜けないようにしたものであり、スイッチが掛り爪により確実に拘束され、ボタン方向の位置ずれを防止するので確実な動作を実現できる。
【0014】
次に請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明において、前記保持部材に、前記スイッチが前記片持梁の拘束から着脱できる着脱ゲートを設け、前記保持部材を前記ケースに収納した際に、前記着脱ゲートが前記ケースの壁によって塞がれることを特徴とするものであり、着脱ゲートを設けることで保持部材へのスイッチ装着が容易となり作業性を向上させ、保持部材をケースに収納した後はスイッチがケースの壁によって着脱ゲート方向への移動を規制するのでスイッチの位置が安定する。
【0015】
次に請求項7に記載の発明は、氷を生成した製氷皿に捻りを与えて離氷させる自動製氷機の駆動装置において、前記製氷皿の位置検出をするスイッチの電極リードにコードを結合させ、前記スイッチを、保持部材より平面方向の一方向を除いて突出した片持梁に、前記一方向より挿入し、その後に前記コードを前記保持部材上に集合させ、前記駆動装置の各部品を収納するケースに予め設けた軸に、前記保持部材に予め設けた嵌合孔を嵌合させることで、前記片持梁のない一方向を前記ケースにより塞ぎ、前記スイッチの位置ずれを規制して所定位置に固定するものであり、片持梁が突出していない一方向からスイッチを平面方向に挿入するだけで保持部材に装着されるので、スイッチの組み込みが容易であり、スイッチとコードを集積させた保持部材を軸に嵌合させるだけでスイッチが所定の位置に規制され、固定されるので、組み立て作業性が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1は本発明による自動製氷機の駆動装置の実施の形態1の周辺を示す正面図、図2は同実施の形態の内部を示す斜視図、図3は同実施の形態の内部部品を示す要部斜視図、図4は同実施の形態の保持部材上の部品を示す斜視図、図5は同実施の形態の保持部材上の部品を収納したケースを示す斜視図、図6は同実施の形態のスイッチ組込前の保持部材を示す斜視図である。
【0017】
図1において、10は自動製氷機であり、給水されて氷を生成する製氷皿11と、製氷皿11を回転させ捻りを与えて離氷させる駆動装置12と、製氷皿11の下方にあって離氷された氷を蓄える貯氷箱13と、駆動装置12に駆動され貯氷箱13内の氷量を検知する検氷レバー14とで構成されている。
【0018】
図2において、15は駆動装置12の外郭を成す本体であり、ケース16とカバー17から成る。(なお、図2ではカバー17は2点鎖線により外形だけを示し、内部を透視したように画いている。)ケース16とカバー17は、カバー17に設けられた梁17aがケース16に設けられた爪16aに掛かることで合体し、さらにネジ穴18に沿ってタッピンネジで締め付ける。
【0019】
19はモータであり、シャフト19aを有し、シャフト19aには矩形状の連結板20が圧入固定されている。(図4参照)
21は連結板20によってモータ19の回転を伝達されるウォーム歯車であり、回転軸の一端をケース16に設けられた軸受に支持される。(図3参照)
22はウォーム歯車21から回転を伝達されるウォームホイール歯車であり、その回転軸はウォーム歯車21の回転軸と垂直である。(図3参照)
23はウォームホイール歯車22に同軸で一体的に形成された第1ピニオン歯車であり、ウォームホイール歯車22と同速度で回転する。(図3参照)
24は第1ピニオン歯車23の回転を伝達される第1歯車であり、25は第1歯車24に同軸で一体的に形成された第2ピニオン歯車であり、第1歯車24と同速度で回転する。
【0020】
26は第2ピニオン歯車25の回転を伝達される出力歯車であり、回転軸に沿って本体15の内部からカバー17の外側へ出力軸27を突出させている。
【0021】
出力歯車26はケース16の内底面から鉛直方向に突出する軸16b(図5参照)と、出力軸27が貫通するカバー17に設けられた軸受穴17bによって回転自由に支持されている。
【0022】
なお、出力歯車26の端面には検氷軸操作カム、スイッチ操作カムが設けられているが、いずれも図示していない。
【0023】
30は検氷軸操作カムに従って回動する検氷軸であり、検氷軸30の一端は検氷軸操作カムに従うカムフォロー30aを成し、他端は本体15の外部に出て検氷レバー14が接続されるジョイント30bを成す。
【0024】
31はスイッチ操作カムに従って変位するスイッチレバー(図3参照)であり、スイッチ操作カムに従うカム用突起31aと、後述のスイッチを操作する操作用突起31b、氷量不足時に検氷軸30のカムフォロー30aが当接して動作を阻止する阻止用突起31cと、ケース16に支持される軸31dから成る。
【0025】
32はスイッチレバー31によって操作されるスイッチであり、スイッチ本体32aと、スイッチレバー31の操作用突起31bとの当接によって接点を開閉させるボタン32bと、2本の電極リード32cから成る。(図6参照)
ボタン32bはスイッチ本体32aの一面から鉛直方向に突出し、2本の電極リードはボタン32bと反対側の面から突出している。
【0026】
33はスイッチ32を位置決めする保持部材であり、板状に成形された保持部材33には板厚方向に突出しスイッチ32を拘束する片持梁34を有し、片持梁34の先端は垂直方向に張り出た掛り爪34aが設けられている。
【0027】
片持梁34はスイッチ本体32aの4側面のうちの3側面に対向して3本が延び出てボタン32b側の面に至り、掛り爪34aをかけることでスイッチを保持部材33に拘束している。
【0028】
片持梁34に向かい合っていない側が、スイッチ32を片持梁34の拘束に対して着脱させる着脱ゲート35を形成している。(図4、図6参照)
スイッチ本体32aを支える保持部材33の平面部には2本の電極リード32cを貫通させる切欠き36(図6参照)を設け、切欠き36は着脱ゲート35に向かって一端を開放している。
【0029】
保持部材33には片持梁34以外に電極リード32cに結合されたコードを集合させて結束するクランプ37が設けられており、ケース16のコード出口近傍に位置する。これで、スイッチ32とコードを保持部材上に集積できる。
【0030】
図4、図6において、保持部材33はモータ19を保持するモータ保持部38を有し、モータ保持部38はモータ19本体が収まる枠38aと、モータ19の本体端面をスナップフィットでつかむ爪38bから成る。
【0031】
さらに、保持部材33にはケース16に設けられた軸16bに嵌合する嵌合孔39が設けられており、嵌合孔39をケース16の軸16bに沿わせて挿入していくことで保持部材33はケース16内に位置決めされて収納される。
【0032】
さらに、保持部材33には片持梁34と反対側の面に互いに対向する隔壁40が鉛直方向に突出しており、隔壁40はスイッチ32の電極リード32cの電気絶縁として機能し、且つ保持部材33をケース16内に収納した際に底面に対する位置決めとしての機能も発揮する。
【0033】
また、隔壁40は保持部材33の補強リブとしても働き、板厚方向の撓みを防止しスイッチ位置を安定させる。
【0034】
41は電極リード32cに結合されたコードであり、電極リード32cとコード41の芯線41aを重ねた部分に黄銅製の連結材42で囲みかしめることで機械的にも電気的にも結合が完了する。
【0035】
本実施の形態では、スイッチ32の電極リード32cにあらかじめコード41を結合させた状態で、スイッチ32のスイッチ本体32aを保持部材33の片持梁34の着脱ゲート35から挿入すると、電極リード32cは切欠き36の開口端から進入することが可能であり、スイッチ32の片持梁34への装着を妨げることはない。
【0036】
スイッチ32が片持梁34に拘束された状態で電極リード32cを保持部材33の隔壁40内に挟み込むように折り込むと、コード41は保持部材33のクランプ37側へ導かれる。
【0037】
なお、モータ19にもモータコード43が接続されているので、本実施の形態では保持部材33にモータコード43用の第2クランプ44を設けており、モータコード43は第2クランプ44で一端結束されたのち、クランプ37でコード41と共に結束されて、ケース16のコード出口へ導かれている。
【0038】
以上のように構成された実施の形態1について、その動作を説明する。
【0039】
製氷皿11に給水された水が凍結し氷が生成されると、モータ19は制御部(図示せず)から給電を受け正回転(モータシャフト19a側からみて時計方向回転)する。モータ19の回転はウォーム歯車21、ウォームホイール歯車22、第1ピニオン歯車23、第1歯車24、第2ピニオン歯車25、出力歯車26を介して出力軸27に伝わる。
【0040】
出力軸27の回転は製氷皿11に伝達され、製氷皿11は水平位置(原点位置)から回転をし始め、130°回転したところで製氷皿11のコーナーに当接片(図示せず)が当り、出力軸27は160°まで回転するが製氷皿11のコーナーが回転阻止されるので製氷皿11は30°捻れて氷を放出する。(これを離氷という)
出力軸27は0°〜160°まで回転するが、出力歯車26の端面に設けられたスイッチ操作カムにスイッチレバー31のカム用突起31aが従動し、軸31dを中心に操作用突起31bが回動し、スイッチ32のボタン32aが操作されるので所定の位置で信号を発生する。
【0041】
本実施の形態では、貯氷箱13内に氷量が不足している場合は、出力軸が0°〜80°まではHi信号を出力し、以後Lo信号を出力し、160°で再びHi信号を出力する。
【0042】
また、貯氷箱13内に氷量が十分有る場合は、出力軸が0°〜45まではHi信号を出力し、以後Lo信号を出力し、160で再びHi信号を出力する。
【0043】
なお、スイッチ32はボタン32aをスイッチレバー31の操作用突起31bで押されたときにLo信号を出力し、ボタン32aから操作用突起31bが離れたときにHi信号を出力する。
【0044】
貯氷箱13内に氷が不足しているときは、検氷レバー14が貯氷箱13内の深くまで進入するので、検氷軸30の回動角が大きくなり、カムフォロー30aの一部がスイッチレバー31の阻止用突起31cを押え込み、操作用突起31bがボタン32bを押さえないようにすることで、Hi信号の出力範囲が氷量十分時に比べて長くなるようにしている。
【0045】
スイッチレバー31の操作用突起31bは、スイッチ32のボタン32bへの当接・離脱を繰り返すが、スイッチ32は片持梁34によって保持部材33に拘束されているので、スイッチ本体32が位置ずれすることはなく、その上、保持部材33は片持梁34の反対側に2つの電極リード32bを絶縁する隔壁40を設けており、これがケース16の底面に対する位置決めの機能を果たし、保持部材33が位置ずれすることない。
【0046】
また、ケース16の軸16bに保持部材33の嵌合孔39が嵌合しているので保持部材33が平面方向に位置ずれすることもなく、スイッチ32の位置は常に安定している。
【0047】
以上のように、本実施の形態における自動製氷機の駆動装置は、給電用の2本の電極リード32cを有し製氷皿11の位置を検出するスイッチ32と、スイッチ32を位置決めする保持部材33と、これらの部品を収納するケース16、カバー17とで構成し、保持部材33にスイッチ32の電極リード32cを貫通させる切欠き36と、スイッチ32をスナップフィットで拘束する片持梁34とを設けた構成とするもので、片持梁34を撓ませながらスイッチ32を装着することにより、スイッチ32は、スナップフィットで保持部材33に固定される。したがって、プリント基板へのハンダ付けに依らずにスイッチを固定できるのでハンダを廃止でき、環境負荷物質である鉛の使用を回避できる。
【0048】
また、プリント基板、ハンダを使用しないことから、金属と樹脂との熱膨張係数の差によるハンダ剥れ、プリント基板のパターン切れ等の問題を完全に解消するので、従来に比較して信頼性が向上する。
【0049】
また、保持部材33の板厚方向に前記片持梁34を突出させると共に、片持梁34が突出した保持部材33の表面方向とは反対の裏面方向にスイッチ32の2つの電極リード32cを導出し、電極リード32cの取り出し方向とは逆方向に電極リード32cに接続されるコード41を導くよう切欠き36に電極リード32cを貫通させることにより、切欠き36を利用してスイッチ32を引っ張らない方向にコード41をコンパクトに整理できる。
【0050】
そして、保持部材33の板厚方向に片持梁34を突出させると共に、片持梁34が突出した方向とは反対の方向にスイッチ32の2つの電極リード32cを隔離する隔壁40を突出させたので、保持部材33に拘束されたスイッチ32の電極リード32cが隔壁40によってお互いを電気絶縁し、水適が付着しても電極リード32c間を架橋することはなく、結露水による短絡の可能性が低く電気絶縁性、耐結露信頼性が向上する。
【0051】
そして、隔壁40は、保持部材33をケース16に収納する際に板厚方向の位置決めとなるものであり、隔壁40とケース16で囲まれた空間に電極リード32cが収納された状態となるので、電極リード32cが移動してお互いに接触することを防止でき、より信頼性が向上する。
【0052】
また、隔壁40が保持部材33の補強リブとして働き、板厚方向の撓みを防止するので、スイッチ位置が安定する。
【0053】
そして、ケース16には底面に対し鉛直方向に突出した軸16bを設け、保持部材33には軸16bの外周と嵌合する嵌合孔を設け、軸16bに嵌合孔39を嵌合させて保持部材33を位置決めしたので、保持部材33が軸16bと直交する方向の移動を規制でき、スイッチ32の位置ずれを防止しスイッチ位置を安定させる。
【0054】
そして、保持部材33は電極リード32cに接続されたコード41を集合させて保持するクランプ37を有するものであり、スイッチ32とコード41を保持部材33上に集積できるので小型化が図れる。
【0055】
そして、スイッチ32はひとつの壁面から鉛直方向にボタン32aを突出させ且つボタン32aとは反対側の壁面から電極リード32cを突出させた構成とし、保持部材33の片持梁34には、スイッチ32のボタン32a側の壁面を押さえる掛り爪34aを設けてスイッチ32がボタン32a側へ抜けないようにしたので、スイッチ32は、掛り爪34aによって確実に拘束され、ボタン32a方向の位置ずれを防止し確実な動作を実現する。
【0056】
そして、保持部材33にスイッチ32が片持梁34の拘束から着脱できる着脱ゲート35を設ける。すなわち片持梁34を、スイッチ32の外周に対して一方向には敢えて設けず平面方向に開放し、この部を着脱ゲート35とすることにより、開放された一方向から平面方向に挿入すれば保持部材33へのスイッチ32の装着が容易となり、作業性が向上する。また、保持部材33を、ケース16に収納した際に着脱ゲート35がケース16の壁で塞がれるようにしたので、スイッチ32の着脱ゲート35方向への移動が規制され、スイッチ位置が安定する。
【0057】
そして、スイッチ32の電極リード32cにコード40を結合させ、スイッチ32を保持部材33において、スナップフィットで片持梁34に拘束した後に、コード41を保持部材33上に集合させ、ケース16に予め設けた軸16bに、保持部材33に予め設けた嵌合孔39を嵌合させることでスイッチ32を所定位置に固定することができる。したがって、スイッチ32とコード41を集積させた保持部材33を、軸16bに嵌合させるだけという単純な組立で、スイッチ32が所定の位置に収まり、作業性が向上する。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に記載の発明は、氷を生成した製氷皿に捻りを与えて離氷させる自動製氷機の駆動装置において、前記製氷皿の位置検出をするスイッチの電極リードにコードを結合させ、前記スイッチを保持部材より突出した片持梁にスナップフィットで拘束した後に前記コードを前記保持部材上に集合させ、前記駆動装置の各部品を収納するケースに予め設けた軸に、前記保持部材に予め設けた嵌合孔を嵌合させることで、前記ケースにより前記スイッチを所定位置に固定するものである。これによって、スイッチとコードを集積させた保持部材を軸に嵌合させるだけでスイッチが所定の位置に収まるので、組み立て作業性を向上することができる。
【0059】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記保持部材に、前記スイッチの外周にスナップフィットで前記スイッチを拘束する片持梁を、一方向を除いて突出させ、前記スイッチの外周のうち前記片持梁を突出させない一方向に、前記スイッチの電極リードを貫通させる切欠きを設けたものである。これによって、片持梁が突出していない一方向からスイッチを平面方向に挿入するだけで保持部材に装着されるので、スイッチの組み込みが容易であり組み立て作業性を向上することができる。また、プリント基板へハンダ付けする必要がなく、環境負荷物質である鉛の使用を抑制することができる。
【0060】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記保持部材の板厚方向に前記片持梁を突出させると共に、前記片持梁が突出した前記保持部材の表面方向とは反対の裏面方向に、前記スイッチの2つの電極リードを導出し、前記保持部材の裏面方向に導かれた前記スイッチの2つの電極リードを隔離する隔壁を前記保持部材より突出させたもので、前記保持部材に保持されたスイッチの電極リードが隔壁によってお互いを電気絶縁し、水適が付着しても水滴が電極リード間を架橋することはなく、結露水による短絡を防止するので、電気絶縁性、耐結露耐久性が向上するものである。
【0061】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、前記隔壁は、前記保持部材を前記ケースに収納する際に板厚方向の位置決めとなるものであり、板厚方向の撓みを防止してスイッチの位置を安定させる共に、隔壁とケースで囲まれた空間に電極リードが収納された状態となるので、電極リードが移動してお互いに接触することを防止でき、信頼性が向上するものである。さらに、保持部材が隔壁によって補強され、板厚方向の撓みが抑制されるのでスイッチの位置が安定する。
【0062】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、前記スイッチは、一つの壁面からボタンを突出させ、且つ前記ボタンとは反対側の壁面から前記電極リードを突出させた構成とし、前記保持部材の片持梁には、前記スイッチのボタン側壁面を押さえる掛り爪を設けて前記スイッチがボタン側へ抜けないようにしたものであり、スイッチが掛り爪により確実に拘束され、ボタン方向の位置ずれを防止するので確実な動作を実現できる。
【0063】
次に請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明において、前記保持部材に、前記スイッチが前記片持梁の拘束から着脱できる着脱ゲートを設け、前記保持部材を前記ケースに収納した際に、前記着脱ゲートが前記ケースの壁によって塞がれることを特徴とするものであり、着脱ゲートを設けることで保持部材へのスイッチ装着が容易となり、作業性を向上させ、保持部材をケースに収納した後は、スイッチがケースの壁によって着脱ゲート方向への移動を規制するのでスイッチを安定して固定できる。
【0064】
次に請求項7に記載の発明は、氷を生成した製氷皿に捻りを与えて離氷させる自動製氷機の駆動装置において、前記製氷皿の位置検出をするスイッチの電極リードにコードを結合させ、前記スイッチを、保持部材より平面方向の一方向を除いて突出した片持梁に、前記一方向より挿入し、その後に前記コードを前記保持部材上に集合させ、前記駆動装置の各部品を収納するケースに予め設けた軸に、前記保持部材に予め設けた嵌合孔を嵌合させることで、前記片持梁のない一方向を前記ケースにより塞ぎ、前記スイッチの位置ずれを規制して所定位置に固定するものであり、片持梁が突出していない一方向からスイッチを平面方向に挿入するだけで保持部材に装着されるので、スイッチの組み込みが容易であり、また、スイッチとコードを集積させた保持部材を軸に嵌合させるだけでスイッチが所定の位置に規制され、固定されるので、組み立て作業性を向上し、組み立て品質を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による自動製氷機の駆動装置の実施の形態1の周辺を示す正面図
【図2】 同実施の形態の内部を示す斜視図
【図3】 同実施の形態の内部部品を示す要部斜視図
【図4】 同実施の形態の保持部材上の部品を示す斜視図
【図5】 同実施の形態の保持部材上の部品を収納したケースを示す斜視図
【図6】 同実施の形態のスイッチ組込前の保持部材を示す斜視図
【図7】 従来の自動製氷機の駆動装置を示す断面図
【符号の説明】
10 自動製氷機
11 製氷皿
12 駆動装置
16 ケース
16b 軸
32 スイッチ
32b ボタン
32c 電極リード
33 保持部材
34 片持梁
34a 掛り爪
35 着脱ゲート
36 切欠き
37 クランプ
39 嵌合孔
40 隔壁
41 コード
Claims (7)
- 氷を生成した製氷皿に捻りを与えて離氷させる自動製氷機の駆動装置において、前記製氷皿の位置検出をするスイッチの電極リードにコードを結合させ、前記スイッチを保持部材より突出した片持梁にスナップフィットで拘束した後に前記コードを前記保持部材上に集合させ、前記駆動装置の各部品を収納するケースに予め設けた軸に、前記保持部材に予め設けた嵌合孔を嵌合させることで、前記ケースにより前記スイッチを所定位置に固定することを特徴とする自動製氷機の駆動装置。
- 前記保持部材に、前記スイッチの外周にスナップフィットで前記スイッチを拘束する片持梁を、一方向を除いて突出させ、前記スイッチの外周のうち前記片持梁を突出させない一方向に、前記スイッチの電極リードを貫通させる切欠きを設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動製氷機の駆動装置。
- 前記保持部材の板厚方向に前記片持梁を突出させると共に、前記片持梁が突出した前記保持部材の表面方向とは反対の裏面方向に、前記スイッチの2つの電極リードを導出し、前記保持部材の裏面方向に導かれた前記スイッチの2つの電極リードを隔離する隔壁を、前記保持部材より突出させたことを特徴とする請求項1または2に記載の自動製氷機の駆動装置。
- 前記隔壁は、前記保持部材を前記ケースに収納する際に板厚方向の位置決めとなることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の自動製氷機の駆動装置。
- 前記スイッチは、一つの壁面からボタンを突出させ、且つ前記ボタンとは反対側の壁面から前記電極リードを突出させた構成とし、前記保持部材の片持梁には、前記スイッチのボタン側壁面を押さえる掛り爪を設けて前記スイッチがボタン側へ抜けないようにしたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の自動製氷機の駆動装置。
- 前記保持部材に、前記スイッチが前記片持梁の拘束から着脱できる着脱ゲートを設け、前記保持部材を前記ケースに収納した際に、前記着脱ゲートが前記ケースの壁によって塞がれることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の自動製氷機の駆動装置。
- 氷を生成した製氷皿に捻りを与えて離氷させる自動製氷機の駆動装置において、前記製氷皿の位置検出をするスイッチの電極リードにコードを結合させ、前記スイッチを、保持部材より平面方向の一方向を除いて突出した片持梁に、前記一方向より挿入し、その後に前記コードを前記保持部材上に集合させ、前記駆動装置の各部品を収納するケースに予め設けた軸に、前記保持部材に予め設けた嵌合孔を嵌合させることで、前記片持梁のない一方向を前記ケースにより塞ぎ、前記スイッチの位置ずれを規制して所定位置に固定することを特徴とする自動製氷機の駆動装置の製造方法。
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