JP4179216B2 - ターボファンエンジン - Google Patents
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Description
(1)タービンにより駆動されるファンを先端側に備えたターボファンエンジンにおいて、上記タービンにより回転駆動されるようにしてあるディスクの前側に、表面に渦巻翼を一体に有するスピナーを着脱可能に取り付け、上記ディスクの外周部に、後部動翼を着脱可能に取り付け、上記分割された渦巻翼の後端部と、該渦巻翼の後端部に対応する後部動翼の前端部との間に所要の隙間を形成させるようにして、渦巻翼の後端縁部と、後部動翼 のベース寄り部分の前端縁部に、シール用緩衝材を設け、該渦巻翼と後部動翼によりファン1段動翼を形成してなる構成としてあるので、ファン1段動翼の回転に伴い、スピナー表面の渦巻翼により該スピナーの前面からも空気を吸込み、これを圧縮して後部動翼に供給することができるようになるため、エンジン前方の全面積をそのままファン1段動翼の空気流入面積とすることができて、ファン径及びケーシングの内径を大きくすることなくファン1段動翼の吸込流量を増大させることができる上に、更に、一部の後部動翼に破損が生じた場合には、該破損している後部動翼のみをディスクから取り外して新たな後部動翼に交換することができ、又、渦巻翼に破損が生じた場合には、スピナーと一体に取り外した後、新たな渦巻翼付きのスピナーを取り付けることで補修を行なうことができることから、整備性に優れたものとすることができる。又、上記渦巻翼の後端縁部と、後部動翼 のベース寄り部分の前端縁部に、シール用緩衝材を設けた構成により、ファン1段動翼を 構成する渦巻翼と後部動翼を分割構造にすることに伴う空気流の乱れを抑えることができ る。
(2)上記構成における渦巻翼の後端縁部と、後部動翼のベース寄り部分の前端縁部に、 シール用緩衝材を設けるようにした構成に代えて、渦巻翼の後端部と、後部動翼のベース 寄り部分の前端部における所要の単数又は複数個所に、上記渦巻翼と後部動翼に異なる翼 振動が生じた場合に互いにぶつかり合わせるための振動干渉用突起をそれぞれ設けるよう にした構成とすることにより、エンジン運転時に渦巻翼と後部動翼に翼振動が生じても、 該各渦巻翼と後部動翼の振動を、振動干渉用突起同士を互いに干渉させることで振動エネ ルギーを吸収することができ、このため、ファン1段動翼を構成する渦巻翼と後部動翼を 分割構造にしたことに伴う翼振動の増加を抑制することができる。
(3)タービンにより駆動されるファンを先端側に備えたターボファンエンジンにおいて、上記タービンにより回転駆動されるようにしてあるディスクの外周部複数個所に、軸心方向に延びる係合溝を設け、後部動翼のベース部に前後方向に延びるよう設けたダブテール部を、上記ディスクの係合溝に前方より嵌合させて着脱可能に取り付け、且つ上記ディスクの前側に、表面に渦巻翼を一体に有するスピナーを着脱可能に取り付けて、上記分割された渦巻翼の後端部と、該渦巻翼の後端部に対応する後部動翼の前端部との間に所要の隙間を形成させるようにして、渦巻翼の後端縁部と、後部動翼のベース寄り部分の前端縁 部に、シール用緩衝材を設け、該渦巻翼と後部動翼によりファン1段動翼を形成してなる構成とすることにより、上記(1)と同様の効果に加えて、ディスクに対するスピナーの着脱、及び、後部動翼の着脱をいずれもエンジン前方から行えるようになるため、整備性を更に向上させることができる。
(4)又、上記(3)の構成における渦巻翼の後端縁部と、後部動翼のベース寄り部分の 前端縁部に、シール用緩衝材を設けるようにした構成に代えて、渦巻翼の後端部と、後部 動翼のベース寄り部分の前端部における所要の単数又は複数個所に、上記渦巻翼と後部動 翼に異なる翼振動が生じた場合に互いにぶつかり合わせるための振動干渉用突起をそれぞ れ設けるようにした構成とすることにより、前記(2)と同様な効果が得られる。
(5)タービンにより駆動されるファンを先端側に備えたターボファンエンジンにおいて、上記タービンにより回転駆動されるようにしてあるディスクの外周部複数個所に、軸心方向に延びる係合溝を設け、後部動翼のベース部に前後方向に延びるよう設けたダブテール部を、上記ディスクの係合溝に前方より嵌合させて着脱可能に取り付け、且つ上記ディスクの前側に、表面に渦巻翼を一体に有するスピナーを着脱可能に取り付けて、上記分割された渦巻翼の後端部と、該渦巻翼の後端部に対応する後部動翼の前端部との間に所要の隙間を形成させるようにして、渦巻翼の後端縁部と、後部動翼のベース寄り部分の前端縁 部に、シール用緩衝材を設け、該渦巻翼と後部動翼によりファン1段動翼を形成してなり、更に、上記スピナーの後端部にリテーナを一体に設け、ディスクの係合溝に前方より挿入して係合させた後部動翼のダブテール部が前方へ変位するのを防止するようにした構成とすることにより、上記(3)と同様の効果に加えて、上記後部動翼の移動防止用のリテーナ部材を別途用意して取り付ける必要はなく、したがって、部材点数の削減化を図ることができると共に、整備作業に要する手間を削減できる。
(6)更に、上記(5)の構成における渦巻翼の後端縁部と、後部動翼のベース寄り部分 の前端縁部に、シール用緩衝材を設けるようにした構成に代えて、渦巻翼の後端部と、後 部動翼のベース寄り部分の前端部における所要の単数又は複数個所に、上記渦巻翼と後部 動翼に異なる翼振動が生じた場合に互いにぶつかり合わせるための振動干渉用突起をそれ ぞれ設けるようにした構成とすることによっても、前記(2)と同様な効果が得られる。
10a ゼロハブチップ比ファン(ファン)
12 ファン1段動翼
13 渦巻翼
14 後部動翼
15 ディスク
16 スピナー
17 ダブテール部
18 係合溝
23 リテーナ
24 シール用緩衝材
28 振動干渉用突起
G 隙間
Claims (6)
- タービンにより駆動されるファンを先端側に備えたターボファンエンジンにおいて、上記タービンにより回転駆動されるようにしてあるディスクの前側に、表面に渦巻翼を一体に有するスピナーを着脱可能に取り付け、上記ディスクの外周部に、後部動翼を着脱可能に取り付け、上記分割された渦巻翼の後端部と、該渦巻翼の後端部に対応する後部動翼の前端部との間に所要の隙間を形成させるようにして、該渦巻翼の後端縁部と、後部動翼の ベース寄り部分の前端縁部に、シール用緩衝材を設け、該渦巻翼と後部動翼によりファン1段動翼を形成してなる構成を有することを特徴とするターボファンエンジン。
- タービンにより駆動されるファンを先端側に備えたターボファンエンジンにおいて、上記タービンにより回転駆動されるようにしてあるディスクの前側に、表面に渦巻翼を一体 に有するスピナーを着脱可能に取り付け、上記ディスクの外周部に、後部動翼を着脱可能 に取り付け、上記分割された渦巻翼の後端部と、該渦巻翼の後端部に対応する後部動翼の 前端部との間に所要の隙間を形成させるようにして、該渦巻翼の後端部と、後部動翼のベ ース寄り部分の前端部における所要の単数又は複数個所に、上記渦巻翼と後部動翼に異な る翼振動が生じた場合に互いにぶつかり合わせるための振動干渉用突起をそれぞれ設け、該渦巻翼と後部動翼によりファン1段動翼を形成してなる構成を有することを特徴とするターボファンエンジン。
- タービンにより駆動されるファンを先端側に備えたターボファンエンジンにおいて、上記タービンにより回転駆動されるようにしてあるディスクの外周部複数個所に、軸心方向に延びる係合溝を設け、後部動翼のベース部に前後方向に延びるよう設けたダブテール部を、上記ディスクの係合溝に前方より嵌合させて着脱可能に取り付け、且つ上記ディスクの前側に、表面に渦巻翼を一体に有するスピナーを着脱可能に取り付けて、上記分割された渦巻翼の後端部と、該渦巻翼の後端部に対応する後部動翼の前端部との間に所要の隙間を形成させるようにして、該渦巻翼の後端縁部と、後部動翼のベース寄り部分の前端縁部 に、シール用緩衝材を設け、該渦巻翼と後部動翼によりファン1段動翼を形成してなる構成を有することを特徴とするターボファンエンジン。
- タービンにより駆動されるファンを先端側に備えたターボファンエンジンにおいて、上 記タービンにより回転駆動されるようにしてあるディスクの外周部複数個所に、軸心方向 に延びる係合溝を設け、後部動翼のベース部に前後方向に延びるよう設けたダブテール部 を、上記ディスクの係合溝に前方より嵌合させて着脱可能に取り付け、且つ上記ディスク の前側に、表面に渦巻翼を一体に有するスピナーを着脱可能に取り付けて、上記分割され た渦巻翼の後端部と、該渦巻翼の後端部に対応する後部動翼の前端部との間に所要の隙間 を形成させるようにして、該渦巻翼の後端部と、後部動翼のベース寄り部分の前端部にお ける所要の単数又は複数個所に、上記渦巻翼と後部動翼に異なる翼振動が生じた場合に互 いにぶつかり合わせるための振動干渉用突起をそれぞれ設け、該渦巻翼と後部動翼により ファン1段動翼を形成してなる構成を有することを特徴とするターボファンエンジン。
- タービンにより駆動されるファンを先端側に備えたターボファンエンジンにおいて、上 記タービンにより回転駆動されるようにしてあるディスクの外周部複数個所に、軸心方向 に延びる係合溝を設け、後部動翼のベース部に前後方向に延びるよう設けたダブテール部 を、上記ディスクの係合溝に前方より嵌合させて着脱可能に取り付け、且つ上記ディスク の前側に、表面に渦巻翼を一体に有するスピナーを着脱可能に取り付けて、上記分割され た渦巻翼の後端部と、該渦巻翼の後端部に対応する後部動翼の前端部との間に所要の隙間 を形成させるようにして、該渦巻翼の後端縁部と、後部動翼のベース寄り部分の前端縁部 に、シール用緩衝材を設け、該渦巻翼と後部動翼によりファン1段動翼を形成してなり、 更に、上記スピナーの後端部にリテーナを一体に設け、ディスクの係合溝に前方より挿入 して係合させた後部動翼のダブテール部が前方へ変位するのを防止するようにした構成を 有することを特徴とするターボファンエンジン。
- タービンにより駆動されるファンを先端側に備えたターボファンエンジンにおいて、上 記タービンにより回転駆動されるようにしてあるディスクの外周部複数個所に、軸心方向 に延びる係合溝を設け、後部動翼のベース部に前後方向に延びるよう設けたダブテール部 を、上記ディスクの係合溝に前方より嵌合させて着脱可能に取り付け、且つ上記ディスク の前側に、表面に渦巻翼を一体に有するスピナーを着脱可能に取り付けて、上記分割され た渦巻翼の後端部と、該渦巻翼の後端部に対応する後部動翼の前端部との間に所要の隙間 を形成させるようにして、該渦巻翼の後端部と、後部動翼のベース寄り部分の前端部にお ける所要の単数又は複数個所に、上記渦巻翼と後部動翼に異なる翼振動が生じた場合に互 いにぶつかり合わせるための振動干渉用突起をそれぞれ設け、該渦巻翼と後部動翼により ファン1段動翼を形成してなり、更に、上記スピナーの後端部にリテーナを一体に設け、 ディスクの係合溝に前方より挿入して係合させた後部動翼のダブテール部が前方へ変位す るのを防止するようにした構成を有することを特徴とするターボファンエンジン。
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| JP2004132825A JP4179216B2 (ja) | 2004-04-28 | 2004-04-28 | ターボファンエンジン |
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