JP4201592B2 - 車両用格納式補助ステップ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バス、ワンボックスカー等の車両のステップと地上面との間に配置される車両用格納式補助ステップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バス、ワンボックスカー等の車両の乗降口に設けられるステップは、地上面との間に乗降に支障を来す程の高低差を有しているため、ステップ下部に乗降側である前方へ張出自在な格納式補助ステップを設けて乗降時の高低差を解消している(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−18721号公報(図3、図5)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、障害者や老人にとっては、地上面から補助ステップまでが未だに高く、補助ステップへ踏み込むことが困難な課題を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題に鑑み、障害者等が使用する場合に補助ステップを上下二段の階段状に変形できる様にし、補助ステップの未変形状態では、従前の高さを保持して健常者が使用する場合と使い分けて上記課題を解決する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1〜8はバス、ワンボックスカー等の車両の乗降用の車両ステップ1の下部に支持され、車両ステップ1下部の格納位置Xと車両ステップ1下部前方の張出位置Yの間を移動自在に設けた補助ステップ2を示す。
そして、補助ステップ2は、そのフレーム2a上下の夫々に積層支持した上段及び下段ステップ3、4を、上下二段の階段状に変形する様に、相互に段違い平行に移動自在に設けている。
【0007】
補助ステップ2のフレーム2aは、左右一対の平行杆と該平行杆を左右端に固定した連結杆とから成り、フレーム2a左右の平行杆が車両ステップ1下部に設けた固定フレーム5の左右の夫々に取付けて成る同長の平行リンク6、6aにて支持され、車両ステップ1に対し常に平行移動する様に成しており、左右の前方リンク6上端の枢軸7は同軸と成している。
固定フレーム5の後方には、補助ステップ2の駆動源8が設けられ、該駆動源8は図示しない電動モータ及び減速装置を内蔵し、その下部より垂直に突出した駆動軸9にクランク10の基端を軸着し、該クランク10と、前方リンク6の枢軸7の中間部に突設した鉤状の腕部11とを自在継手12を介して連結し、クランク10の正逆回転により、前方リンク6の枢軸7が回転して平行リンク6、6aが揺動し、補助ステップ2(フレーム2a)を格納位置Xと張出位置Yとの間を平行移動する様に成している。
尚、駆動源8には、これに内蔵された電動モータと駆動軸9との連繋を遮断する操作切換レバー13を設け、補助ステップ2の張出時に駆動源8が故障した際、手動で補助ステップ2を格納できる様にしている。
【0008】
上段ステップ3は、その左右に設けた同長の平行リンク14、14aにより、又下段ステップ4は、その左右に設けた同長の平行リンク15、15aにより、フレーム2aに支持されており、図示例では、上段ステップ3の前方リンク14の下端枢軸と下段ステップ4の後方リンク15aの上端枢軸とを同軸と成している。
そして、下段ステップ4の前方リンク15に、該前方リンク15の上端枢軸16を機軸として突設した腕部17と、前方リンク15に対応した上段ステップ3の前方リンク14の適所とを第一連接杆18を介して枢着連結し、上段及び下段ステップ3、4が連動する様に成している。
又、フレーム2aに基端が枢着されたクランク19の先端と、下段ステップ4の後方リンク15aの適所(図示例では上端部位)とを第二連接杆20を介して枢着連結している。
尚、図示例では、前方リンク6の下端枢軸と、上段ステップ3の後方リンク14aの下端枢軸とは同軸で、この軸をクランク軸としてクランク19基端が軸着されており、かかるクランク軸に手動ハンドル21を取付けており、該手動ハンドル21(クランク19)の回転により上段及び下段ステップ3、4とが連動して平行運動する様に成している。
【0009】
上記の様に構成された上段及び下段ステップ3、4は、上下二段の階段状に変形した状態(以下、階段変形状態と称する。)では、腕部17と第一連接杆18とが伸長して、夫々の枢軸16、22、23が一直線上に並んだ時に腕部17と第一連接杆18の枢軸22が位置する死点Mを超えて位置すると共に、クランク19と第二連接杆20が折れ重なって、夫々の枢軸24、25、26が一直線上に並んだ時にクランク19と第二連接杆20の枢軸25が位置する死点Nを超えて位置する様に設定している(図7参照)。
一方、フレーム2aに上段及び下段ステップ3、4が一体的に積層された状態(以下、積層状態と称する。)では、腕部17と第一連接杆18とが上記とは逆に折れ、クランク19と第二連接杆20が上記とは逆に伸長して、夫々の枢軸24、25、26が一直線上に並んだ時に枢軸25が位置する死点Qを超えて位置する様に設定している(図8参照)。
又、フレーム2aには、下段ステップ4の上記各状態において、枢軸25が死点N、Qを超えた位置に対応して、クランク19の夫々に当接するストッパー27、28を設けている。
そして、上段及び下段ステップ3、4の積層状態で、夫々の前端面3a、4aがほぼ揃う様にして、地上面Gと車両ステップ1の中間部位に上段ステップ3上面が位置する様(車両ステップ1と補助ステップ2の蹴上げLを同一高さ)に設定し(図4参照)、又階段変形状態で、上段ステップ3はその前端面3aがフレーム2aの上方でこれの前端面2bに対応し、下段ステップ4はフレーム2aの下部前方へ張出し、地上面Gから車両ステップ1までの格段の蹴上げL1を同一高さに設定している(図6参照)。
【0010】
次に、第二実施例について図9〜15に基づき説明する。尚、上記第一実施例と同一又は相当部分には同じ符号を付し、説明は省略する。
この補助ステップ2は、車両ステップ1下部の右側又は左側(図10においては左側)に位置ずれした格納位置Xと車両ステップ1の下部前方の張出位置Yとの間を同一水平面上で平行移動する様に構成している。
そして、補助ステップ2には、その下面に積層支持した下段ステップ4を、補助ステップ2とで上下二段の階段状に変形する様に、補助ステップ2に対し段違い平行に移動自在に設けている。
【0011】
補助ステップ2は、車両ステップ1下部に設けた固定フレーム5の左右に固定軸29、29aの夫々を垂設し、該固定軸29、29aの夫々には、これを回転軸として回転半径が同一なアーム30、30aの基端部を枢着している。
アーム30、30aは、基端側が緩やかなカーブで下方へ傾斜し、先端側を水平と成した略J字状に形成して成り、アーム30、30aの先端部を補助ステップ2底部の左右に枢着して、車両ステップ1の下方に補助ステップ2を水平配置している。
【0012】
左側のアーム30の基端には、梃子杆31の基端を固定すると共に、固定フレーム5の中央に設けた駆動源8の駆動軸9に取付けたクランク10と梃子杆31の先端とを連接杆32を介して枢着連結し、駆動源8の作動により、梃子杆31、連接杆32を介して左側のアーム30の基端を正逆回転することで、アーム30、30aを平行運動させ、補助ステップ2を同一水平面上で格納位置Xと張出位置Yとの間を平行移動する様に成している。
尚、補助ステップ2の底部には、その張出状態及び格納状態に対応して、アーム30、30aを定位置で制止させるストッパー33、33a…を設けている。
又、アーム30、30aには、図10に示す補助ステップ2の張出状態で、その底部後方を支持する補助アーム34、34aを突設し、該補助アーム34、34aの先端には補助ステップ2底部を転動する支持ローラー35、35aを設け、右側の支持ローラー35aは、かかる位置で補助ステップ2底部に設けたホルダー36で抱持される様に成している。
ホルダー36は、補助ステップ2底部の後方において、支持ローラー35aの軌道上に配置され、隣接する二側壁を開放した略箱型に形成され、かかる開放側を支持ローラー35aの挿脱方向に対応させており、該支持ローラー35aをホルダー36内部に挿脱自在に設けている。
【0013】
下段ステップ4は、第一実施例と同様に、平行リンク15、15aにて補助ステップ2に支持され、補助ステップ2に基端が枢着されたクランク10の中間部位と、下段ステップ4の後方リンク15aの適所(図示例では、略中間部位)とを連接杆20を介して枢着連結しており、クランク10の先端は、手動ハンドル21と成している。
そして、下段ステップ4の補助ステップ2との階段変形状態及び積層状態の各状態において、クランク10と連接杆20の枢軸22が、該枢軸22の軌道上の死点N、Qを超えて位置する様に設定している(図14、15参照)。
【0014】
第二実施例では、補助ステップ2に下段ステップ4のみを取付けたものを示したが、第一実施例において、上段ステップ3、その平行リンク14、14a及び第一連接杆18を廃すると共に、フレーム2aに踏板を設けることにより、第二実施例と同様に、下段ステップ4の張出により、補助ステップ2との階段を構成しても良く、又第二実施例の補助ステップ2に第一実施例で示した上段及び下段ステップ3、4とこれに付随するリンク14、14a等の部材を取り付けて、上段及び下段ステップ3、4を階段状に変形する様に成しても良い。
【0015】
次に、補助ステップ2の動作について説明する。
補助ステップ2の格納状態においては、図2、9に示す様に、上段及び下段ステップ3、4(第二実施例では補助ステップ2と下段ステップ4)は、積層状態にあり、かかる状態では、図8、15に示す様に、下段ステップ4に後方リンク15aを介して連繋している第二連接杆20(第二実施例では連接杆20)とクランク19が伸長して、その枢軸25が死点Qを超えて位置しているため、下段ステップ4は落下せずにその積層状態を維持している。
そして、駆動源8の作動により、補助ステップ2を張出位置Yへ移動して車両ステップ1の下部前方に張り出させる(図4、11参照)。
この後、必要に応じ、第一実施例では、上段及び下段ステップ3、4を上下二段の階段状に変形し、第二実施例では、下段ステップ4を張出して補助ステップ2とで上下二段の階段状に変形する。
この変形に当たっては、手動ハンドル21を第一実施例では左回り、第二実施例では右回りに回転させる。
これにより第一実施例では、図6に示す様に、後方リンク15aが下段ステップ4の張出方向へ回転し、これに連動する前方リンク15に第一連接杆18を介して前方リンク14が上段ステップ3の張出方向へ回転し、上段及び下段ステップ3、4がフレーム2aの上下で段違い平行に移動し、車両ステップ1の下部前方で、上段及び下段ステップ3、4による上下二段の階段が構成される。
又、第二実施例では、上記と同様に、後方リンク15aが下段ステップ4の張出方向へ回転し、下段ステップ4が補助ステップ2の下部前方へ張出し、車両ステップ1の下部前方で、補助ステップ2と下段ステップ4による上下二段の階段が構成される(図13参照)。
尚、手動ハンドル21による上記回転は、腕部17と第一連接杆18とが伸長して、その枢軸22が死点Mを超えて位置(第一実施例のみ)すると共に、クランク19と第二連接杆20(第二実施例では連接杆20)が折れ重なって、その枢軸25が死点Nを超えて位置するまで行うことで上記階段変形を完了し、この状態が維持される。
又、上段及び下段ステップ3、4(第二実施例では補助ステップ2と下段ステップ4)を積層状態に変形させるには、手動ハンドル21を上記と逆の方向に回転させ、クランク19と第二連接杆20(第二実施例では連接杆20)の枢軸25が死点Qを超えて位置することで成し得る。
次に、駆動源8を作動させ、補助ステップ2を格納位置Xへ移動することにより、車両ステップ1下方に補助ステップ2が格納される。
【0016】
【発明の効果】
要するに本発明は、格納位置Xと張出位置Yの間を移動自在に設けた補助ステップ2であって、該補助ステップ2のフレーム2a上下の夫々に積層支持した上段及び下段ステップ3、4を、上下二段の階段状に変形する様に、相互に段違い平行に移動自在に設けたので、上段及び下段ステップ3、4を一体的に積層した補助ステップ2が張出された状態と、かかる状態より上段及び下段ステップ3、4を上下二段の階段状に変形した状態とに使い分けすることにより、地上から車両ステップ1までの段数を可変して、段数を増やさなくとも乗降できる健常者に限らず、障害者でも難なく乗降できる様にし、その乗降性の向上を図ることができる。
【0017】
上段及び下段ステップ3、4は連動する様に設けたので、上段及び下段ステップ3、4の変形操作が煩雑でなく容易に行うことができる。
【0018】
補助ステップ2の張出状態において、上段及び下段ステップ3、4の積層状態では、地上面Gから車両ステップ1の中間部位に上段ステップ3上面が位置する様に設定すると共に、上段及び下段ステップ3、4の階段変形状態では、地上面Gから車両ステップ1までの格段の蹴上げL1を同一高さに設定したので、前記積層状態及び階段変形状態の各状態において、格段の蹴上げL、L1が同長のため、歩幅を変えずに良好に乗降できる。
【0019】
上段及び下段ステップ3、4の夫々は、平行リンク14、14a、15、15aにてフレーム2aに支持され、下段ステップ4の前方リンク15に、該前方リンク15の上端枢軸16を機軸として突設した腕部17と、前方リンク15に対応した上段ステップ3の前方リンク14の適所とを第一連接杆18を介して枢着連結し、フレーム2aに枢着されたクランク19と、下段ステップ4の後方リンク15aの適所とを第二連接杆20を介して枢着連結したので、上段及び下段ステップ3、4相互を連動して常に平行に移動させることできる。
そして、上段及び下段ステップ3、4の階段変形状態において、腕部17と第一連接杆18の枢軸22、及びクランク19と第二連接杆20の枢軸25の夫々が、各枢軸22、25の軌道上の死点M、Nを超えて位置する様に設定したので、上記階段変形状態を強固にして安定的に維持でき、乗降時に上段及び下段ステップ3、4を踏み込んでもその変形が崩れることがなく安全である。
又、上段及び下段ステップ3、4の積層状態において、下段ステップ4に連繋している第二連接杆20とクランク19の枢軸25が、該枢軸25の軌道上の死点Qを超えて位置する様に設定したので、下段ステップ4は、落下することなく補助ステップ2下部における積層状態を安定的に維持できると共に、下段ステップ4がかかる状態を維持して階段状に変形しなければ、この下段ステップ4に連動する様に設けた上段ステップ3も同様に変形できないため、特に補助ステップ2の格納時において、車両の走行による振動で上段及び下段ステップ3、4が勝手に変形することがなく安全である。
【0020】
格納位置Xと張出位置Yの間を移動自在に設けた補助ステップ2であって、該補助ステップ2の下面に積層支持した下段ステップ4を、補助ステップ2とで上下二段の階段状に変形する様に、補助ステップ2に対し段違い平行に移動自在に設けたので、下段ステップ4を一体的に積層した補助ステップ2が張出された状態と、かかる状態より下段ステップ4を補助ステップ2とで上下二段の階段状に変形した状態とに使い分けることにより、健常者及び障害者等に対応して地上から車両ステップ1までの段数を可変させ、その乗降性を向上させることができる。
【0021】
下段ステップ4は、平行リンク15、15aにて補助ステップ2に支持され、補助ステップ2に枢着されたクランク19と、下段ステップ4の平行リンク15、15aの一方の適所とを連接杆20を介して枢着連結し、下段ステップ4の補助ステップ2との階段変形状態において、クランク19と連接杆20の枢軸25が、該枢軸25の軌道上の死点Nを超えて位置する様に設定したので、補助ステップ2との階段変形状態を強固にして安定的に維持でき、上記と同様なる効果を奏することができる。又、下段ステップ4の補助ステップ2との積層状態において、クランク19と連接杆20の枢軸25が、該枢軸25の軌道上の死点Qを超えて位置する様に設定したので、下段ステップ4は落下することなく補助ステップ2との積層状態を安定的に維持でき、上記と同様なる効果を奏することができる等その実用的効果甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】補助ステップの格納状態を示す平面図である。
【図2】同上側面図である。
【図3】補助ステップの張出状態を示す平面図である。
【図4】同上側面図である。
【図5】上段及び下段ステップの階段変形状態を示す平面図である。
【図6】同上側面図である。
【図7】上記階段変形状態における要部拡大断面図である。
【図8】上段及び下段ステップの積層状態における要部拡大断面図である。
【図9】第二実施例の格納状態を示す側面図である。
【図10】補助ステップの張出状態を示す平面図である。
【図11】同上側面図である。
【図12】補助ステップと下段ステップの階段変形状態を示す平面図である。
【図13】同上側面図である。
【図14】上記階段変形状態における要部拡大側面図である。
【図15】下段ステップの補助ステップとの積層状態における要部拡大側面図である。
【符号の説明】
1 車両ステップ
2 補助ステップ
2a フレーム
3 上段ステップ
4 下段ステップ
14、14a 平行リンク
15、15a 平行リンク
16 上端枢軸
17 腕部
18 第一連接杆
19 クランク
20 (第二)連接杆
22 枢軸
25 枢軸
G 地上面
L1 蹴上げ
M 死点
N 死点
Q 死点
X 格納位置
Y 張出位置
Claims (4)
- 車両ステップ下部の格納位置と車両ステップ下部前方の張出位置の間を移動自在に設けた補助ステップであって、該補助ステップのフレーム上下の夫々に積層支持した上段及び下段ステップを、上下二段の階段状に変形する様に、相互に段違い平行に移動自在に設けて成り、補助ステップの張出状態において、上段及び下段ステップの積層状態では、地上面から車両ステップの中間部位に上段ステップ上面が位置する様に設定すると共に、上段及び下段ステップの階段変形状態では、地上面から車両ステップまでの格段の蹴上げを同一高さに設定したことを特徴とする車両用格納式補助ステップ。
- 上段及び下段ステップの夫々は、平行リンクにて上記フレームに支持され、下段ステップの平行リンクの一方に、該リンクの上端枢軸を機軸として突設した腕部と、前記リンクに対応した上段ステップの平行リンクの一方の適所とを第一連接杆を介して枢着連結し、前記フレームに枢着されたクランクと、下段ステップの平行リンクの他方の適所とを第二連接杆を介して枢着連結し、上段及び下段ステップの階段変形状態において、腕部と第一連接杆の枢軸、及びクランクと第二連接杆の枢軸の夫々が、各枢軸の軌道上の死点を超えて位置する様に設定し、上段及び下段ステップの積層状態において、クランクと第二連接杆の枢軸が、該枢軸の軌道上の死点を超えて位置する様に設定したことを特徴とする請求項1記載の車両用格納式補助ステップ。
- 車両ステップ下部の格納位置と車両ステップ下部前方の張出位置の間を移動自在に設けた補助ステップであって、該補助ステップのフレーム上下の夫々に積層支持した上段及び下段ステップを、上下二段の階段状に変形する様に、相互に段違い平行に移動自在に設けて成り、上段及び下段ステップの夫々は、平行リンクにて上記フレームに支持され、下段ステップの平行リンクの一方に、該リンクの上端枢軸を機軸として突設した腕部と、前記リンクに対応した上段ステップの平行リンクの一方の適所とを第一連接杆を介して枢着連結し、前記フレームに枢着されたクランクと、下段ステップの平行リンクの他方の適所とを第二連接杆を介して枢着連結し、上段及び下段ステップの階段変形状態において、腕部と第一連接杆の枢軸、及びクランクと第二連接杆の枢軸の夫々が、各枢軸の軌道上の死点を超えて位置する様に設定し、上段及び下段ステップの積層状態において、クランクと第二連接杆の枢軸が、該枢軸の軌道上の死点を超えて位置する様に設定したことを特徴とする車両用格納式補助ステップ。
- 上段及び下段ステップは連動する様に設けたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の車両用格納式補助ステップ。
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