JP4205205B2 - ショックセンサ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ショックセンサに関し、特に、電線に積った雪と強風によって発生する電線の揺動、又は、雪が落下した後の電線の揺動による衝撃の有無を電源を用いることなく表示するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種のギャロッピング(すなわち、電線に積った雪が強風によって発生する電線が揺れ、鉄塔に衝撃を与えること)及びスリートジャンプ(電線に積った雪が落下し、電線がはねた時に鉄塔に衝撃を与えること)の発生の有無の検出には、作業者が定期的に鉄塔を見廻って鉄塔に衝撃が加わった痕跡があるか否かを探していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のギャロッピング及びスリートジャンプの検出方法は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。すなわち、作業者が山奥にある各鉄塔に近付き、直接目で確認することは、雪深い状態では大変な労苦を伴うものであった。
【0004】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、ギャロッピング及びスリートジャンプの発生を鉄塔からはるかに離れた位置からでも確認することができるようにしたショックセンサを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によるショックセンサは、ケーシングの上部内壁に設けられ磁性体を磁気吸引する磁石と、前記ケーシングの下部に形成された開口と、前記開口の内側に設けられた受け皿に接続したストッパを持った底板と、前記底板を前記ケーシングに接続するための帯体とを備え、外部衝撃により前記磁性体が落下し前記受け皿に乗ることにより、磁性体の重みにより受け皿が下がりストッパが引込み、前記帯体が前記ケーシング外に吊り下げられる構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明によるショックセンサの好適な実施の形態について説明する。
まず、図1から図3において符号1で示されるものは全体形状が箱形をなし下部に開口2を有するケーシングであり、このケーシング1の上部内壁1aには鋼球等からなる磁性体2を磁気吸引するための磁石3が設けられている。
前記開口1bの内側には、受け皿5に接続され板ばねよりなるストッパ4aを有する底板4が載置されており、このストッパ4aは上方の前記磁性体2が落下し受け皿5に乗ることによってこの重さで曲折しこの開口1bからはずれて底板4が下方に落下できるような構成である。
【0007】
前記底板4上には、前述の全体形状がほぼ半球状をなす受け皿5が接続されていると共に、前記上部内壁1aに一端6aが接続され旗の作用をなす色付きの帯体6の他端6bは前記底板4に接続されている。
【0008】
次に、動作について述べる。まず、図1のように、帯体6をケーシング1内で縮ませた状態で内設し、このケーシング1を電線の鉄塔(図示せず)に取付け、電線に積雪が発生して、前述のギャロッピング及びスリートジャンプが発生した場合、それによって生じる外部衝撃によって磁性体2が磁石3から離れて下方に落下すると、図2で示すように、磁性体2の重さにより受け皿5が下がりストッパ4aが曲折して内側に引込み、底板4はケーシング1の開口1bから下方へ落下する。同時に、図4に示すように、帯体6も下方に吊下げられた状態となってケーシング1外に出るため、この帯体6の有無を鉄塔から離れた位置から見ることにより、ギャロッピング及びスリートジャンプ発生の有無を確認することができる。
【0009】
また、図5及び図6は図1〜図4における底板4とストッパ4aの他の形態を示すもので、底板4が中空状となり、その中空部5a内に前記受け皿5の支持棒5aがばね5bを介して作動自在に設けられている。この支持棒5aの下端には軸支部5cを介して左右方向に一対のアーム30,31が前記中空部5a内に設けられ、この各アーム30,31が前記ストッパ4aを構成している。
従って、前述の状態で、受け皿5上に磁性体2が落下すると、その重みによって図6で示すように、各アーム30が曲折し、各アーム31が矢印の方向に引込み、底板4が開口1bからはずれて下方へ落下し、帯体6が垂れ下がって表示される。
【0010】
また、図7及び図8は他の実施の形態を示すもので、底板4の突出部5eに受け皿5の基部5fが軸支部35を介して軸支されており、この基部5eの下端には長手形状のストッパ4aが軸支部36を介して作動自在に軸支されている。
従って、前述の状態で、受け皿5上に磁性体2が落下して乗ると、図8で示すように、その重みで受け皿5が回動し、ストッパ4aが内方へ引込まれて底板4が下方へ落下する。
【0011】
さらに、図9及び図10は、他の実施の形態を示すもので、底板4がほぼ断面U状に形成され、この底板4の端部の軸支部40には、爪状のストッパ4aを有する受け皿5が回動自在に設けられ、この軸支部40に設けられたトーションばね41の一端41aはこの受け皿5に係合し、その他端41bは底板4の底面4gに係合している。また、前記ストッパ4aはケーシング1の開口1aの段部1aAに係合している。
従って、前述の状態で、磁性体2が受け皿5上に落下すると、図10で示すように、トーションばね41のばね力に抗して受け皿5が回動するため、ストッパ4aが段部1aAからはずれ、底板4が下方へ落下する。
【0012】
【発明の効果】
本発明によるショックセンサは、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。すなわち、ギャロッピング又はスリートジャンプによる外部衝撃によって落下する磁性体によりストッパを解除させて底板を落下させ、帯体を吊下げるようにしたため、鉄塔からはるかに離れた位置から鉄塔への衝撃の有無を確認することができ、鉄塔の保守作業を極めて容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるショックセンサを示す断面構成図である。
【図2】図1の要部を示す構成図である。
【図3】図2の動作状態を示す構成図である。
【図4】図1の動作図である。
【図5】図1の他の形態を示す構成図である。
【図6】図5の動作図である。
【図7】図1の他の形態を示す構成図である。
【図8】図7の動作図である。
【図9】図1の他の形態を示す構成図である。
【図10】図9の動作図である。
【符号の説明】
1 ケーシング
1a 上部内壁
2 磁性体
1b 開口
3 磁石
4 底板
4a ストッパ
5 受け皿
6 帯体
Claims (1)
- ケーシング(1)の上部内壁(1a)に設けられ磁性体(2)を磁気吸引する磁石(3)と、前記ケーシング(1)の下部に形成された開口(1b)と、前記開口(1b)の内側に設けられた受け皿(5)に接続されたストッパ(4a)を持った底板(4)と、前記底板(4)を前記ケーシング(1)に接続するための帯体(6)とを備え、外部衝撃により前記磁性体(2)が落下して前記受け皿(5)に乗り、磁性体(2)の重みにより受け皿(5)が下がることによって前記ストッパ(4a)が引込み底板(4)が落下し、前記帯体(6)が前記ケーシング(1)外に吊り下げられる構成としたことを特徴とするショックセンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14322898A JP4205205B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | ショックセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14322898A JP4205205B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | ショックセンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11337566A JPH11337566A (ja) | 1999-12-10 |
| JP4205205B2 true JP4205205B2 (ja) | 2009-01-07 |
Family
ID=15333889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14322898A Expired - Fee Related JP4205205B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | ショックセンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4205205B2 (ja) |
-
1998
- 1998-05-25 JP JP14322898A patent/JP4205205B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11337566A (ja) | 1999-12-10 |
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