JP4229342B2 - ノンリニア映像編集システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン放送に使用する映像編集システムに係り、特に、ランダムアクセスが可能な不揮発性のデジタルデータ記憶装置を用いたノンリニア映像編集システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、映像編集システムとして、長らくビデオテープレコーダ(VTR)が使用されてきた。VTRは、その記録媒体としてシーケンシャルアクセスを行う磁気テープを用いるため、あるシーンを録画した直後に、そのシーンを再生したいような場合に、テープ巻き戻しに伴う待ち時間が発生し、迅速な応答が困難であった。また、録画済みの映像の編集の際にも迅速な編集を行うには、シーケンシャルアクセスおよび低速な記録再生速度が支障となった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これに対して、近年、映像のデータ圧縮技術の進歩と相俟って、磁気ディスク装置(ハードディスク装置)のようなより高速なランダムアクセスの可能な記憶媒体を利用したいわゆるノンリニア映像編集システムが使用され始めている。
【0004】
ノンリニア映像編集システムにおいては、外部VTRや回線から一旦デジタイズしてディスク内に取り込んだ映像データについては、タイムラインと呼ばれる編集機能を用いて、迅速に、そのディスク内の映像の任意のシーンを切り出して組み合わせることにより、いわゆるカット編集を行うことができる。この際のシーンの「切り出し」は実際の映像データの複写を行う訳ではなく、単に、元の映像データの部分であるシーンを特定する情報、すなわちディスク上でのそのシーンの開始位置および終了位置の情報(通常、アドレス情報)を保持することにより、等価的に映像データの複写が行える。編集結果の再生時には、このシーン特定情報を参照して、元の映像データの対応する範囲の内容をディスクから読み出すことにより、再生が行われる。タイムライン上でのこのようなカットシーンを時系列に並べた映像データはパッケージと呼ばれる。したがって、一旦ディスクに取り込まれた映像データからカット編集を行うことは、極めて迅速かつ容易に実現される。
【0005】
外部から映像信号をデジタル化してディスク内に取り込むことを収録と呼ぶ。外部VTRから収録を行う1つの方式として、その映像信号全体を連続的にデジタイズするベタ収録編集方式がある。ベタ収録の場合には、ユーザは、デジタイズの指示を行った後は、他の作業に取りかかることができるが、収録が完了するまで、内部に取り込まれた映像データに基づいてシーンのカット編集を行うことができなかった。しかし、一旦収録が完了した後は、上記のシーンを特定する情報を操作するのみで編集を行うことができ、もはやデジタイズの時間は必要とされない。
【0006】
これに対して、ユーザが外部VTRを操作して必要な映像部分を見つけながら、それらの部分のみをリアルタイムに収録していくリアルタイム収録編集方式がある。この場合、必要な部分のみを確認しながらディスク内に映像データを格納するので、ディスクの容量を無駄に使用することが避けられ、また、不要な部分は早送りして飛ばすことができ、収録の終了時にパッケージも出来上がっている、という利点がある。しかし、取り込み対象のシーンについては、それを収録している間は、ノンリニア映像編集装置といえども、その時間を短縮することはできない。編集に要する総時間には、このシーンのデジタイズに要する時間(再生時間と同じ)の他に、ユーザが外部VTRの再生映像を確認しながら収録の対象となるシーンを探索する時間も含まれる。したがって、何箇所ものシーンを収録してパッケージを作成する場合には、シーンの探索時の操作および考慮の時間と、実際の各シーンの収録時間との総和が、編集に必要な総時間となる。特に迅速な編集が必要とされるニュース編集等の用途においては、この編集時間は極力短縮することが望ましい。
【0007】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、外部VTRからのリアルタイム収録編集方式とベタ収録編集方式とを自動的に切り替えることにより、編集に要する総時間を短縮することができるノンリニア映像編集システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によるノンリニア映像編集システムは、映像データと音声データとを格納する不揮発性のランダムアクセス記憶装置と、該ランダムアクセス記憶装置に対して外部のビデオテープレコーダ(VTR)から映像データおよび音声データをレコードとして収録する収録手段と、前記ランダムアクセス記憶装置に格納されている映像データおよび音声データから切り出された複数のカットシーンの各々の開始位置および終了位置を表わすシーン特定情報からなるプレイリストを作成するプレイリスト作成手段と、前記ランダムアクセス記憶装置に格納されたレコードを再生する内部再生手段と、外部のモニタへ出力する信号として、前記VTRの再生出力と前記内部再生手段の再生出力とを切り替える切替手段と、ユーザの指示に応じて、前記VTR、収録手段、プレイリスト作成手段、内部再生手段および切替手段を制御する制御手段とを備え、該制御手段は、前記VTRから順次複数のシーンを収録する際、ユーザの操作に応じて前記VTRを可変速再生するとともに該再生出力を前記外部のモニタへ出力するよう前記切替手段を制御し、ユーザによる第1のシーンの範囲の指定を受けてその第1のシーンの収録を実行するよう前記VTRおよび前記収録手段を制御して、当該第1のシーンのデータを含むレコードを前記ランダムアクセス記憶装置に格納し、かつ、第1のシーンのシーン特定情報をプレイリストに追加するよう前記プレイリスト作成手段を制御し、前記第1のシーンの収録が完了した後も前記VTRからの前記収録を継続して前記レコードの長さを伸張していくとともに、前記レコードに基づく前記内部再生手段の再生出力を前記外部のモニタへ出力するよう前記切替手段を制御し、以後、後続の他のシーンの収録がユーザにより指示されたときそのシーンが前記レコード内にある限り、そのシーンの収録を再度行うことなく、そのシーンの特定情報を前記プレイリストに追加するよう前記プレイリスト作成手段を制御することを特徴とする。
【0009】
この構成により、外部VTRからのリアルタイム収録編集方式とベタ収録編集方式とを自動的に効果的に切り替えることができ、その結果、編集に要する総時間を短縮することができる。
【0010】
なお、編集結果の再生時には、タイムライン再生手段によりプレイリストに基づいて前記複数のカットシーンがランダムアクセス記憶装置から順次的に読み出されて再生される。
【0011】
上記の制御手段の処理方式の切替は反復的に実行することができる。すなわち、前記制御手段は、前記レコードの収録を継続している間に、ユーザが新たな収録対象のシーンを探す際に前記レコードの最新収録位置を超えるような再生操作があったとき、前記レコードの収録を停止するとともに、前記VTRを再生制御してその再生出力を前記外部のモニタへ出力するように前記切替手段を制御し、ユーザの指示に従って前記VTRから新たなシーンの収録を行って新たなレコードを前記ランダムアクセス記憶装置に追加するとともに、この新たなシーンのシーン特定情報をプレイリストに追加するよう前記プレイリスト作成手段を制御し、その後、当該新たなシーンの収録が完了しても前記VTRから前記収録を継続して前記新たなレコードの長さを伸張していくとともに、前記新たなレコードに基づく前記内部再生手段の再生出力を前記外部のモニタへ出力するよう前記切替手段を制御し、以後、後続のさらに他のシーンの収録がユーザにより指示されたときそのシーンが前記新たなレコード内にある限り、そのシーンの収録を再度行うことなく、そのシーンの特定情報を前記プレイリストに追加するよう前記プレイリスト作成手段を制御する。
【0012】
前記制御手段は、前記ビデオテープレコーダの再生出力の収録を、前記指定範囲の開始位置より予め指定された時間だけ前の位置から開始することが好ましい。これにより、シーンの前にのりしろが設けられ、後に編集点を移動するような際に空白シーンが生じるのを防止することができる。
【0013】
ユーザによる前記内部再生手段の再生操作方法は、前記外部のVTRの再生操作方法と共通にすることが望ましい。これにより、ユーザは、操作の対象の違いを意識することなく、同一の再生操作で操作が行える。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体的な実施の形態について、図面により詳細に説明する。
【0015】
まず、図1に本発明が適用されたノンリニア映像編集システムの全体の概略構成を示す。このシステムは、中心にデジタル録画再生装置10を有する。デジタル録画再生装置10は、映像(ビデオ)データおよび音声(オーディオ)データをデジタル的に記憶する不揮発性のランダムアクセス記憶装置140を内蔵する。本実施の形態では、ランダムアクセス記憶装置140として、ハードディスク装置を用いる。デジタル録画再生装置10の前段には、複数台のVTRを接続できるセレクタ4を有する。また、電波による映像データを受信する受信装置(図ではマイクロ波受信装置を模擬的にパラボラアンテナで示している)も接続できる。セレクタ4の出力映像および受信装置の出力映像はそれぞれモニタ6c,6dで監視することができる。セレクタ4はデジタル録画再生装置10により制御される。デジタル録画再生装置10の後段には、2系統の出力およびセレクタ4の出力を選択的に切替出力するスイッチャ8およびこの出力に加工を施すためのスーパー・モザイク装置191およびオーディオフェーダ192が配置されている。デジタル録画再生装置10の2系統の出力映像はそれぞれモニタ6a,6bで監視できるようになっている。なお、これらのモニタ6a〜6dの全てが必須のものではない。また、スーパー・モザイク装置191およびオーディオフェーダ192も映像や音声の加工が必要な場合に用いればよい。
【0016】
デジタル録画再生装置10には、キーボード14、マウス16、およびディスプレイ12が接続される。マウス16の代わりにトラックボール等の任意のポインティングデバイスを用いることも可能である。ディスプレイ12、キーボード14およびマウス16は、GUI(Graphic User Interface)を援助するための装置であり、収録、編集および再生等の各種操作を表示ディスプレイ画面上で対話的に行うためのものである。
【0017】
さらに、デジタル録画再生装置10には操作コントローラ(操作部)18が接続される。ユーザは、後述するプロセッサの制御下で、操作コントローラ18により、デジタル録画再生装置10、スイッチャ8、スーパー・モザイク装置191、オーディオフェーダ192、外部VTR等を操作することができる。操作コントローラ18においても、マウス16やキーボード14を用いたGUIによる操作と殆ど同じ操作を行うことができる。操作コントローラ18特有の操作としては、ジョグ・シャトルダイアル18aによる再生速度の可変制御が可能である。このダイヤル18aの機能については後述する。
【0018】
デジタル録画再生装置10は、内部にランダムアクセス記憶装置140の他、後述するリソース171〜174を内蔵するとともに、ワイプ、ディゾルブ等の効果を実現するためのミックスエフェクト(M/E)カード180を内蔵している。
【0019】
図2に、デジタル録画再生装置10のハードウエア構成を示す。
【0020】
デジタル録画再生装置10には、本例では、17スロットのEISAバス110と、12スロットのデジタルビデオバス(CCIR601)130を備えている。EISAバス125のスロットには、プロセッサカード121、ディスプレイコントローラカード122、RS422インタフェースカード125が装着される。また、カードによっては、EISAバス125およびデジタルビデオバス130の両スロットにまたがって装着される。図示の例では、このようなカードは、ゲンロックリファレンスカード124、ディスクコントローラカード123、ビデオ入力インタフェースカード126、ビデオ出力インタフェースカード127、およびオーディオ入出力インタフェースカード128である。
【0021】
プロセッサカード121には、マイクロプロセッサ、RAM、入出力インタフェース等が搭載されている。このプロセッサカード121には、システム用のハードディスクドライブ160およびフロッピーディスク(フレキシブルディスク)ドライブ150が接続され、さらにキーボード14及びマウス16が接続される。ディスプレイコントローラカード122にはディスプレイコントローラが搭載され、ディスプレイ12の表示動作を制御する。
【0022】
ビデオ入力インタフェースカード126には、外部VTRからのビデオ入力が接続され、ビデオ出力インタフェースカード127から外部のモニタへのビデオ信号が出力される。また、オーディオ入出力インタフェースカード128では、外部VTRからのオーディオ入力および外部のスピーカへのオーディオ出力のインタフェースがとられる。これらの入出力インタフェースカードは増設することができる。
【0023】
デジタルビデオバス130には、入出力ビデオ信号を切り替えるビデオルータ133を内蔵している。ビデオルータ133は、プロセッサの制御下で、この例では、32入力の任意の入力を32出力の任意の出力へ切り替えることができる。
【0024】
ディスクコントローラボード123は、ビデオ用ハードディスクドライブ(ランダムアクセス記憶装置)140を制御する。この例では、SCSI−2FAST/WIDEバス135を介して4.2Gバイトのハードディスクを複数台(図の例では4台:計16.8Gバイト)制御している。ディスクコントローラボード123およびハードディスクドライブ(以下、単にディスクともいう)140は複数組増設することもできる。
【0025】
ゲンロックリファレンスインタフェースカード124には、内部クロックを外部の通常のNTSCまたはPALのブラックバースト信号にロックするためのものである。RS422インタフェースカード125は、操作コントローラ18を接続するためのインタフェースを提供する。
【0026】
図3に、ディスクコントローラカード123に搭載されるディスクコントローラ123aの構成を示す。これは、図2において、ディスクコントローラカード123を2枚実装した場合に相当する。1つのディスクコントローラ123aには、2つのチャンネルのために2個のJPEG(Joint Photographic Expert Group)圧縮/伸張チップ123b,123cを有している。より長時間の映像信号の収録のために、本例では、モーションJPEG圧縮技術を利用し、映像を圧縮してハードディスクに格納する。各チップには、1本のビデオ入出力チャンネルと、4本のオーディオ入出力チャンネルがあり、入力ビデオ信号およびオーディオ信号を圧縮してディスクに格納するとともに、この圧縮格納情報を伸張して出力することができる。
【0027】
本システムでは、図4に示すように、おのおのレコーダまたはプレーヤとして機能しうる複数(ここでは4個)の物理的なリソース(JPEG圧縮伸張部)171〜174を有する。これら4個のリソースはそれぞれAチャンネル〜Dチャンネルに対応し、また、これらのリソースの個数は、図3に示した圧縮/伸張チップの個数に対応する。ユーザの目的に応じてこれらのリソースを収録/再生あるいは編集等の異なる機能に割り当てることができる。本システムでは、このような論理的なビデオレコーダ(プレーヤ)を仮想レコーダあるいは仮想プレーヤ(または内部プレーヤ)と呼ぶ。図1の例では、リソース171をレコーダ専用に使用し、リソース172をレコーダとプレーヤに切り替え使用している。また、リソース173はプレーヤとタイムライン再生(編集)用に切り替えて使用し、リソース174はプレーヤ専用に使用している。各リソースは、ディスク140に対して独立にアクセスすることができる。また、ディスク140に対して、周知のストライピング等の手法により、見かけ上、書き込みと読み出しを同時に実行できるように構成されている。例えば、あるリソースで書き込み中のシーンデータを他のリソースで数秒の遅れで読み出すことができる。この数秒の遅れは、データの読み書きの相対的なずれを吸収するためのデータのバッファリングに相当する時間である。
【0028】
ここで、本明細書における「タイムライン」とは複数の映像シーン(および対応する音声シーン)を時間軸上で組み合わせるカット編集の機能またはそのための作業エリアを表わし、このカット編集により作成されるものが「プレイリスト」である。プレイリストにより定まるパッケージの再生はプレーヤではなくタイムライン(TL)に割り当てられたリソースにより再生される。したがって、このリソースを「TL:タイムライン」と称することもある。
【0029】
図5に、本実施の形態におけるディスプレイ12の画面上に表示される基本的な編集画面(ルートウインドウと呼ぶ)の一例を示す。この画面は本システムの初期画面であり、この骨格に相当する映像データはシステム用のディスクに格納されており、種々のデータおよびパラメータの内容が画面内の各種エリア内に可変表示されるようになっている。各種エリアとしては、画面上段の左から「シーン管理」エリア、「ステータス」エリア、「オーディオ・モニタ」エリア、画面中段に「タイムデータ」エリア、画面下段に「タイムライン」エリアがある。
【0030】
シーン管理エリアは、ディスク内に格納された映像データ(カセット、パッケージ等)の各種データを階層的に管理するためのものである。このエリアを参照しながら、目的のカセット(図1の仮想的な内部カセット141)やパッケージの選択、移動、複写、削除等が行える。シーン管理エリア内の右端には、シーン管理エリア内で選択されたパッケージ等の内容のリスト表示が行われるエリアがある。
【0031】
ステータスエリアは、上述したチャンネルA〜Dの現在の割当の対象(回線、VTR、TL、転送等)およびその状態(収録中、再生中、転送中等)を示している。図の例では、チャンネルAがVTRに、チャンネルBがTLに、チャンネルCが回線に、チャンネルDが転送に、それぞれ割り当てられている。
【0032】
オーディオ・モニタエリアは、オーディオの4つのトラックの現在の状態を示すためのエリアである。
【0033】
タイムデータエリアは、タイムライン編集の対象となる各種パラメータを表示するエリアである。基準トラックの表示部、およびTLにおける編集対象の現在位置(ポジション)、編集対象シーンのIN点、OUT点、デュレーション、スプリット、スピードが表示される。「スプリット」とは、通常、基準トラックである映像トラックのカット点が音声トラックのシーンのカット点に対してずれている量を示す。このエリアには、さらに、TLに対するソースとしてのデバイスの表示部(図ではデバイスPP1が選択されている)、およびそのデバイスにおける編集対象のシーンのIN点、OUT点、デュレーションが表示される。
【0034】
このエリアに下部には、現在TLに掛けられているパッケージを構成しているシーンのTL上のタイムコード、およびそのシーンの特定情報のリストを表示している。
【0035】
タイムデータエリアの右側には、任意のデータ等を捨てるためのゴミ箱が配置されている。
【0036】
タイムラインエリアは、与えられたパッケージの内容を時系列に表示するエリアであり、主としてこのエリアでタイムライン編集を行うことができる。タイムラインエリア内の表示は、タイムライン(時系列)表示とリスト表示とが切り替えられるようになっており、その指示はタイムラインエリアの左上にあるボタンで選択できる。図の例では、タイムライン表示が選択されている。タイムライン表示では、パッケージの先頭からの相対的な時間が時・分・秒・フィールド(またはフレーム)の形式の数値からなるタイムコードで示される。また、シーンの「上書き」および「割り込み」の選択ボタンも用意されている。時系列表示では、1本の映像のトラック(V)と、4本の音声トラック(A1〜A4)が表示される。図示しないが、各トラックの現在フォーカスされているシーンを強調して表示することが好ましい。Vトラック上の逆三角点は、現在の編集点の位置を示している。A4トラックの下にあるバー表示は、タイムラインの再生の進行状況を示している。このタイムラインエリア内の横軸の縮尺は右下の虫眼鏡アイコンで可変操作できる。このバー表示の下に、全体のパッケージのどれだけの割合のどの部分が表示されているかをスクロールバー表示している。このタイムラインエリアの最下段には、タイムラインの再生等を操作するためのボタン(<<、<、||、>、>>)およびシーンのフォーカスを移動させるための(シーンの頭だし)ボタン(|<、>|)が配置されている。また、コマ送りのためのボタン(−、+)、および後に詳述するVIEW指示のためのVIEWボタンもある。
【0037】
タイムラインエリアの右端には、各トラックの空白(ブランク)シーンの個数の表示部、および空白シーンの検索指示を行うボタンが配置されている。また、シーンの編集時に割り込みを行うか、上書きを行うかの選択ボタンも配置されている。
【0038】
ルートウインドウ画面の左上の枠部には、「ファイル」や「編集」等のプルダウンメニューが配置されている。「ファイル」のメニューからファイルの作成、保存、名称変更等の操作が行える。さらに、その下には、各種操作ボタンを並べたツールバーが配置されている。
【0039】
図6に、本実施の形態において用いる操作コントローラ18の一例の平面図を示す。
【0040】
操作コントローラ18の左上の18bは、右下のテンキー18vでユーザが入力したタイムコードなどの数値を表示する液晶表示部である。その下のキー群18cは、図5のタイムラインエリア内の操作対象のトラックを選択するためのものである。その下のEXECキーは、後述するタイムライン編集における収録の実行指示を行うためのキーである。INSERTキーおよびOVERWRITEキーは、図5のタイムラインエリア内の「上書き」「割り込み」と同じ機能を果たす。キー群18dは、操作の対象を選択するためのデバイス選択キーであり、「TL」はタイムライン、「P1」,「P2」は2台の外部VTR、「PP1」,「PP2」は2台の内部の仮想プレーヤを表している。キー群18eの中のVIEWキーは図5に示したVIEWボタンと同じである。キー群18dの下のMARKINキーとMARKOUTキーは、それぞれ、ユーザがモニタを見ながら所望のIN点およびOUT点をシステムに知らせるためのキーである。その下のALLSTOPキーは、操作や動作の中断を指示するためのキーである。
【0041】
操作コントローラ18の中央上段のキー群18hは、タイムライン編集において用いる編集キーである。その下のキー群18iは、カセットの選択や編集点またはシーンの頭出しを行うためのキーである。更にその下のキー群18jは、1倍速再生、静止画再生、タイムコードによるサーチのためのキーである。
【0042】
中央下部には可変速再生操作のためのダイヤル18aがあり、その上に、このダイヤル18aをシャトルダイヤルとして機能させるか、あるいは、ジョグダイヤルとして機能させるかを指示するためのキー18f,18gがある。シャトルダイヤルは、その回転角度に応じて再生速度を決定するものであり、傾きを大きくするほど再生速度が速くなる。傾きを0にすると再生が静止する。ジョグダイヤルはその回転の速さに応じて再生速度を決定するものであり、早く回転させるほど再生速度が速くなる。回転を停止すると再生が静止する。現在の再生の向きはインジケータ18kにより表示される。ユーザは、通常、ダイヤル18aの操作を、再生出力の接続されたモニタを見ながら行う。
【0043】
操作コントローラ18の右上のキー群18mは、図5等の画面の上に表示されるGUIポインタ(図示せず)の操作キーである。GUIポインタは、TABキー、SHIFTTABキーにより、後述するルートウインドウ内で順次各エリアにフォーカス(反転表示等)を移動し、そのエリア内でのフォーカスの移動を矢印キーにより行う。キー群18nのSETINキーはIN点を、SETOUTキーはOUT点をテンキーで数値入力したときの確定用のキーである。キー群18o,18pについては本発明に直接関係ないので説明を省略する。
【0044】
図7に、本実施の形態においてビデオ用ハードディスクドライブ140に格納される映像等のデータのフォーマットを示す。外部のVTRや回線からは、1トラック分の映像データ、4トラック分の音声データ、および1トラック分のタイムコード(TC)が組として、ハードディスクドライブ140内の仮想的な内部カセット(図1の141に対応)に格納される。なお、外部VTRからのタイムコードは、その外部VTRに装填された実カセット内の映像を撮影したカメラから生成され、映像とともにテープに記録されたものである。このタイムコードはオリジナルのタイムコードと呼ぶ。
【0045】
本明細書では、内部カセットに一度に書き込まれる連続した映像等の単位を「レコード」と呼ぶ。また、内部カセットに記録されたレコード内の着目した一部分を「シーン」と呼ぶ。このシーンは、タイムライン編集時にその開始位置であるIN点および終了位置であるOUT点の情報により特定される。このIN点およびOUT点のデータはディスクの中で一意に定まるアドレスであり、ここでは「フィールド番号(またはフレーム番号)」である。このIN点、OUT点のデータがユーザによりタイムコードで指定された場合には、対応するフィールド番号に変換(換算)される。
【0046】
図7の下段に示すように、このシーン特定情報を、タイムライン上で仮想的に時系列に並べることにより、シーンのカット編集が行える。このようなカット編集により出来上がったシーンの組合せがパッケージである。ただし、パッケージは、実際には、このような複数のシーンの映像データ等(音声データを含む)の実体データを順次連続して複写したものではない。このパッケージの実体は、前述したように単なるシーンを特定する情報の集合にすぎない。このようなシーン特定情報の集合を本明細書ではプレイリストと呼んでいる。編集の完成したパッケージは、「パッケージ登録」により、名称を付けて保存することができる。この登録したパッケージは、図示しないパッケージウインドウの中に格納される。また、シーン管理エリアで確認することもできる。
【0047】
図8に、このプレイリストの構成例を示す。プレイリストは、映像V、音声A1,A2,A3,A4の情報からなり、各面は、個々のシーンについて、そのシーンを格納した内部カセットのカセット名81、シーン名82、IN点83、OUT点84、デュレーション(IN点からOUT点までのシーンの長さ)85、再生速度86を規定している。図8では、理解しやすいように、IN点およびOUT点をタイムコードの形式(時:分:秒:フィールド)で示しているが、実際にシステムが保持するのはこれをディスク内アドレスとしてのフィールド数に換算したフィールド番号である。システムは、パッケージの再生時にこのプレイリストを参照して順次該当するシーンの指定された部分をディスクから読み出すことにより、あたかもそれらのシーンが組み合わされた1本のビデオテープを再生しているかのように機能する。このようなパッケージのカット編集は、映像データ等の実体的な複写(再生および記録)動作を伴うことなく、単にシーンの特定情報の組合せで実現される。したがって、ディスク内に既に存在するレコードに基づくパッケージの作成および修正は極めて迅速に行うことができる。
【0048】
さて、図9により、本発明における、VTRから映像等を収録する場合のシステムの概略構成および動作を説明する。この構成は図1の構成を抜粋したものである。但し、図9の切替器96は図1には図示されていない。切替器96は、VTR90からの再生出力とリソース173からの再生出力を切り替えてモニタ6aへ出力するものである。この切替器96によりVTR出力をモニタ6aで直接観察することができる。勿論、図1に示したようにVTR出力は、モニタ6aによらずモニタ6cによっても観察することができる。
【0049】
今、ユーザは、操作制御部(18,121)により、外部のVTR90内に装着された実カセットのテープ上の複数のシーンを、本システムのディスク140内に順次収録する場合を想定する。この場合、単に収録するだけでなく、シーンの編集も同時に行いプレイリストを作成する。本実施の形態では外部のVTRは同時に2台接続可能であり、システムではそれぞれ「P1」「P2」として区別する。
【0050】
図10のタイミング図により、本実施の形態での収録方式自動切替を説明するためのシステムの動作を説明する。
【0051】
まず、ユーザの操作としては、外部のVTR90(ここではP1とする)に目的の実カセットをセットする。ついで、操作コントローラ18のデバイス選択キー「P1」を選択する。これにより、切替器96がVTR側に切り替わる。さらに、ユーザは、ジョグまたはシャトルのキー18f,18gを押してダイヤル18aを操作することにより目的のシーン(シーンaとする)を捜し出す。シーンの開始位置の映像をモニタ上に表示した状態で操作コントローラ18の「MARKIN」ボタンを押す。これにより、シーンのIN点が定まる。次に、ダイヤル操作によりそのシーンaの終了位置の映像をモニタに表示した状態で操作コントローラ18の「MARKOUT」ボタンを押す。これにより、シーンのOUT点が定まる。このようにして、VTR90の収録対象シーンの範囲がシステムに認識される。
【0052】
次に、選択されているパッケージをタイムライン上で作成するために、操作コントローラ18のデバイス選択キー「TL」を押す。また、既存のパッケージに追加または上書きする場合には、そのパッケージを選択する。新たなパッケージを作成する場合には、メニュー(図示せず)でパッケージの新規作成を選択する。既存パッケージに対する編集の場合には、ユーザは、そのパッケージの編集箇所を特定する。
【0053】
以上は、図10の時点t0からt1の間に相当する。
【0054】
時点t1で、ユーザが操作コントローラ18の「EXEC」ボタンを押すことにより、当該シーンaのディスク140内への複写が開始される。時点t2でVTR制御は、ユーザによる操作からシステムによるノーマル速度再生に切り替わる。また、仮想レコーダ(R)によるデジタイズが開始される。この収録の開始位置は、VTRにセットされたテープ上のシーンaのIN点(タイムコードTC1)より予め定めた時間Δtだけ前の位置である。この時間Δt分のレコード部分は「のりしろ」と呼ばれ、後に編集点の移動などの場合に備えて予め指定された範囲より余分に取り込んでおく部分である。こののりしろを設けることにより、編集点を移動するような際に空白シーンが生じるのを防止することができる。のりしろの長さはユーザが可変設定できる。前後ののりしろの時間は同じにしたが、異なってもよい。図の例では、外部VTRからのタイムコードTC0は内部カセットのディスクアドレスAD10に相当する。以後、作成されるレコードの各部のアドレスとVTRのタイムコードとの対応はシステムにより保持される。
【0055】
時点t3以降もVTRのノーマル速度再生と仮想レコーダによるこの再生出力のデジタイズが継続される。すなわち、ベタ収録がなされる。
【0056】
通常、ユーザは、シーンの収録後はその収録したばかりのシーンを確認するので、この間にVTR再生出力の収録はタイムコードTC2よりもかなり先の位置まで進む。
【0057】
システムは時点t2以降、ベタ収録編集方式に制御を切り替える。ベタ収録編集方式では、ユーザが、確認作業の後、再度ダイヤル操作により次の収録対象となるシーンを探す際、システムはユーザに見せるVTRの再生出力と等価な再生出力として、現在収録中のレコードを内部プレーヤにかけて得られる再生出力を生成する。そのため、リソース173(P/TL)を内部プレーヤとして用い、切替器96をリソース173側へ切り換える。これにより、ユーザにはあたかも外部VTRを操作しているとみせかけて、システムはユーザの操作に従って内部プレーヤを制御する。この内部プレーヤのユーザ操作方法は、外部VTRのそれと全く同じにしておく。内部プレーヤの操作により既に収録済みのレコード内であれば、内部プレーヤの再生により新たな収録対象シーンを探すことができ、これに基づいてそのIN点とOUT点とを指定できる。
【0058】
ユーザが新たな収録対象シーンbのIN点およびOUT点を指定した後、時点t6でEXEC指示を行ったとする。ここで指定された範囲のシーンbは、時点t6より先の時点t4からt5の間に既に収録されているので、時点t6ではプレイリストにシーン特定データを追加するのみでシーンbの追加編集は完了する。
【0059】
その後、ユーザが再度ダイヤル操作により次の新たな収録対象シーンを探すために内部プレーヤを早送り再生したとする。このとき、内部プレーヤの再生位置が、現在収録中の最新のVTR再生位置に追いつき、追い越そうとした時点t7で、システムはVTRのノーマル速度再生を停止し、VTR操作をユーザに委ねる。同時に、切替器96をVTR側へ切り換える。また、時点t7でデジタイズも停止する。結局、ディスク内には時点t1から時点t7までの間に相当して、新たなレコードがアドレスAD10からAD15の間に記憶される。
【0060】
時点t7以降は、時点t0からの動作と同じであり、ユーザはVTR操作により次の収録対象シーン(シーンc)を特定する。次の時点t8でユーザがEXEC指示を行ったとき、時点t1と同様の動作が行われる。すなわち、外部VTRからのリアルタイム収録編集方式の動作が行われる。時点t10でシーンcの収録が完了した後も、時点t3の場合と同様に収録が継続され、このベタ収録により新たなレコード(アドレスAD16から)が伸張していく。時点t8からt9の間の領域はのりしろに相当する。このベタ収録は、ユーザの早送り再生操作による上記のような最新収録位置を追い越すような内部プレーヤの再生操作があるか、収録の終了指示があるまで続く。
【0061】
なお、図10の例では、第1のレコードの収録の途中で、ユーザによる内部プレーヤの再生位置が収録の最新位置を越える場合を示したが、越えない場合には、最後のシーンの編集まで内部プレーヤのみを利用して迅速なプレイリストの更新が行える。また、内部プレーヤの再生位置が収録の最新位置を越える場合にもすべてVTRからのリアルタイム収録編集方式の場合に比べて、編集に要する総時間が短縮される。
【0062】
図11に、図10の動作により得られたカセットa内のレコードの様子を示す。カセットaには、アドレスAD10からAD15までの第1のレコードと、アドレスAD16以降の第2のレコードが格納されている。実際に編集によりプレイリストに取り込まれるシーンa,b,cのIN点およびOUT点のデータは、それぞれ、AD11〜AD12、AD13〜AD14、AD17〜AD18である。シーンaの直前のAD10〜AD11の部分が前述したのりしろ部分である。このようなプレイリストの内容を図12に示す。
【0063】
ユーザは、このプレイリストで定義されるパッケージをタイムライン再生することができる。すなわち、これらのシーンがプレイリストで組み合わされた態様で映像および音声が連続的に再生される。
【0064】
図13に、図10で説明したような本実施の形態における収録方式の自動切替処理を実現する制御手順例を表すフローチャートを示す。この処理は、外部VTRからのタイムライン編集時に機能する。従来のリアルタイム収録編集方式と、本発明による自動切替方式のいずれかをユーザが選択できるようにしてもよい。
【0065】
図13の処理において、まず、ユーザの操作に従って、外部VTRを制御する(S11)。ついで、ユーザから収録対象のシーンのIN点およびOUT点の情報の入力を待機する(S12)。IN点およびOUT点の一方に代えて、シーンの長さであるデュレーションを数値で指定してもよい。その後、EXEC指示があった時点で(S13)、VTRのテープ上のIN点より前の位置からノーマル速度再生を開始する(S14)。ついで、IN点ののりしろ分だけ前の位置からデジタイズを開始し(S15)、内部カセットに新たなレコードとして収録していく(S16)。この際、指定されたシーンの範囲分のデジタイズが終了したら、プレイリストにそのシーンのシーン特定データを追加する。
【0066】
デジタイズを開始した後、ユーザの操作対象を外部VTRから内部プレーヤに切り替え、内部プレーヤに現在収録中の内部カセットを装填する(S17)。切替器96もP/TL側へ切り換える。そこで、ユーザの操作に従って内部プレーヤを制御する(S18)。
【0067】
ユーザによる終了指示があれば(S19)、VTRの再生および仮想レコーダによる収録をともに停止して(S20)、この処理を終了する。
【0068】
このユーザの操作中、内部プレーヤの再生が最新収録位置を越えるような操作がない限り(S21、No)、新たなシーンのIN点およびOUT点の入力があった後(S24)、EXEC指示に従い(S25)、プレイリストにそのシーンのシーン特定データを追加する(S26)。
【0069】
先のステップS19において、内部プレーヤの再生位置が最新収録位置を越えるようなユーザの操作があったとき(S19、Yes)、VTRのノーマル速度再生を停止する(S22)。ついで、制御対象のデバイスを内部プレーヤから外部VTRへ切り替え、かつ切替器96もVTR側へ切り替えて(S23)、最初のステップS11へ戻り、上記の手順を繰り返す。
【0070】
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発明の要旨を逸脱することなく種々の変形・変更を行うことが可能であることは、当業者には明らかであろう。
【0071】
【発明の効果】
本発明のノンリニア映像編集システムによれば、外部VTRからのリアルタイム収録編集方式とベタ収録編集方式とを自動的に切り替えることにより、編集に要する総時間を短縮することができる。したがって、本発明は、ニュース編集等、編集に要する時間に制約がある用途に利用して顕著な効果を奏する。
【0072】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像編集システムの概略構成を示す説明図である。
【図2】図1のシステム内のデジタル録画再生装置10の内部構成を示す構成図である。
【図3】図2の装置内のディスクコントローラ123aの内部構成を示す模式図である。
【図4】図1のシステム内のデジタル録画再生装置内のディスクと、レコーダまたはプレーヤとして機能しうる複数の物理的なリソース(資源)との関係を示す模式図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるディスプレイ12上に表示される基本的な編集画面(ルートウインドウと呼ぶ)の一例を示す中間調画像を示す図である。
【図6】図1のシステムにおいて用いられる操作コントローラの一例の平面図である。
【図7】本発明の実施の形態においてビデオ用ハードディスクドライブ140に格納される映像等のデータのフォーマットを示す図である。
【図8】本発明の実施の形態におけるプレイリストの構成例を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態における、VTRから映像等を収録する場合のシステムの概略構成および動作を説明するための図である。
【図10】本発明の実施の形態での収録方式自動切替を説明するためのシステムの動作を示すタイミング図である。
【図11】図10の動作により得られたカセットa内のレコードの様子を示す図である。
【図12】図10の動作により得られたプレイリストの内容を示す図である。
【図13】図10の収録方式の自動切替処理を実現する制御手順例を表すフローチャートである。
【符号の説明】
4…セレクタ、6…モニタ、8…スイッチャ、10…デジタル録画再生装置、12…ディスプレイ、14…キーボード、16…マウス、18…操作コントローラ、80…プレイリスト、90…外部VTR、96…切替器、110…EISAバス、121…プロセッサカード(RAM含む)、122…ディスプレイコントローラカード、123…ディスクコントローラカード、124…ゲンロックリファレンスカード、125…RS422インタフェースカード、126…ビデオ入力インタフェースカード、127…ビデオ出力インタフェースカード、128…オーディオ入出力インタフェースカード、130…デジタルビデオバス、133…ビデオルータ、135…SCSI−2バス、140…ビデオ用ハードディスクドライブ(ランダムアクセス記憶装置)、141…カセット、150…フロッピーディスクドライブ、160…システム用ハードディスクドライブ。
Claims (4)
- 映像データと音声データとを格納する不揮発性のランダムアクセス記憶装置と、
該ランダムアクセス記憶装置に対して外部のビデオテープレコーダ(VTR)から映像データおよび音声データをレコードとして収録する収録手段と、
前記ランダムアクセス記憶装置に格納されている映像データおよび音声データから切り出された複数のカットシーンの各々の開始位置および終了位置を表わすシーン特定情報からなるプレイリストを作成するプレイリスト作成手段と、
前記ランダムアクセス記憶装置に格納されたレコードを再生する内部再生手段と、
外部のモニタへ出力する信号として、前記VTRの再生出力と前記内部再生手段の再生出力とを切り替える切替手段と、
ユーザの指示に応じて、前記VTR、収録手段、プレイリスト作成手段、内部再生手段および切替手段を制御する制御手段とを備え、
該制御手段は、前記VTRから順次複数のシーンを収録する際、
ユーザの操作に応じて前記VTRを可変速再生するとともに該再生出力を前記外部のモニタへ出力するよう前記切替手段を制御し、
ユーザによる第1のシーンの範囲の指定を受けてその第1のシーンの収録を実行するよう前記VTRおよび前記収録手段を制御して、当該第1のシーンのデータを含むレコードを前記ランダムアクセス記憶装置に格納し、
かつ、第1のシーンのシーン特定情報をプレイリストに追加するよう前記プレイリスト作成手段を制御し、
前記第1のシーンの収録が完了した後も前記VTRからの前記収録を継続して前記レコードの長さを伸張していくとともに、前記レコードに基づく前記内部再生手段の再生出力を前記外部のモニタへ出力するよう前記切替手段を制御し、
以後、後続の他のシーンの収録がユーザにより指示されたときそのシーンが前記レコード内にある限り、そのシーンの収録を再度行うことなく、そのシーンの特定情報を前記プレイリストに追加するよう前記プレイリスト作成手段を制御する
ことを特徴とするノンリニア映像編集システム。 - 前記制御手段は、
前記レコードの収録を継続している間に、ユーザが新たな収録対象のシーンを探す際に前記レコードの最新収録位置を超えるような再生操作があったとき、前記レコードの収録を停止するとともに、前記VTRを再生制御してその再生出力を前記外部のモニタへ出力するように前記切替手段を制御し、ユーザの指示に従って前記VTRから新たなシーンの収録を行って新たなレコードを前記ランダムアクセス記憶装置に追加するとともに、この新たなシーンのシーン特定情報をプレイリストに追加するよう前記プレイリスト作成手段を制御し、
その後、当該新たなシーンの収録が完了しても前記VTRから前記収録を継続して前記新たなレコードの長さを伸張していくとともに、前記新たなレコードに基づく前記内部再生手段の再生出力を前記外部のモニタへ出力するよう前記切替手段を制御し、
以後、後続のさらに他のシーンの収録がユーザにより指示されたときそのシーンが前記新たなレコード内にある限り、そのシーンの収録を再度行うことなく、そのシーンの特定情報を前記プレイリストに追加するよう前記プレイリスト作成手段を制御する
ことを特徴とする請求項1記載のノンリニア映像編集システム。 - 前記制御手段は、前記ビデオテープレコーダの再生出力の収録を、前記指定範囲の開始位置より予め指定された時間だけ前の位置から開始することを特徴とする請求項1または2記載のノンリニア映像編集システム。
- ユーザによる前記内部再生手段の再生操作方法を、前記外部のVTRの再生操作方法と共通にしたことを特徴とする請求項1または2記載のノンリニア映像編集システム。
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Family Applications (1)
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| JP (1) | JP4229342B2 (ja) |
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1997
- 1997-11-11 JP JP32534997A patent/JP4229342B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH11146318A (ja) | 1999-05-28 |
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